本記事では、20代で未経験の職種・業界への転職を考えている方へ向けて、仕事選びのポイント、未経験で転職する際の注意点、実際の転職の手順とおすすめの転職エージェントまで網羅的に解説します。
特に下記ようなことを考えているのであれば、同じような気持ちで転職を成功させた人の体験談も掲載しているので、参考になるはず。
「自分に合う仕事に転職したい」
「この仕事で30代、40代とやっていけるのか?」
「自分が成長している時間がない、スキルアップできる仕事をしたい」
「もっと実績を積まないと、転職は難しいのでは?」
「でも、未経験の職種に挑戦するなら、少しでも早く転職した方が良いのかな?」
20代の転職者のうち、9割は未経験領域への転職
まず、勇気の出るデータをお見せしますね。
以下は、20代前半・20代後半で転職をする人の、職種(仕事内容)と業界(事業内容)に関して、未経験か同じかを調べたグラフです。これをみると、同業種×同職種は20代前半でたった8.8%、20代後半でも10.4%です。
そして、注目すべきは異業種×異職種の100%全くの未経験で転職するケースが20代前半で52%、後半でも39%いるということです。
(データ引用元:リクルートエージェント転職決定社データ分析)
20代で転職する人のほとんどが未経験ですので、そもそも採用側や転職支援サービス側も、20代は未経験で当たり前。という認識です。そのため、「3年頑張るべき」「すぐに辞めたら不利になる」という考えは持たなくて大丈夫です。
転職しよう!と思ったタイミングが転職すべき時です。
20代におすすめしたい、未経験でも目指せる職種
20代での転職はそもそも自分に合う仕事探しからスタートする人も多いと思います。そこで、自己分析をしてから、自分の特性に合う職種を探していくステップを踏んでみましょう!
20代の適職探しは自己分析から始めよう!
「自分に合う仕事」を分解していくと、「好き」「上手」の2つの切り口から考えることができます。
まずは「好き」についてです。もちろん、辛い瞬間や嬉しい瞬間など瞬間で言えば喜怒哀楽はあるものの、通常時に苦だと感じないことが重要です。例えば、こんな目線で考えるとどうでしょうか?
- 仕事をしていて楽しいと思える
- 仕事をしていて時間があっという間に過ぎる
- 基本的には仕事は憂鬱だと感じない
- 仕事自体は苦ではない
例えば、筆者はライターという、文章を書く仕事ですが、文章を書いている間は時間を忘れて集中することができます。今までの生活や仕事の中で、時間を忘れて夢中になったものを思い出し、要素分解をすると良いでしょう。
次に、「上手」についてです。以下に当てはまる事柄を考えてみてください。
- 他の人は苦労しているが自分は苦労しなかったこと
- 子供の頃、大人に褒められたこと
- 努力を惜しまずに取り組めること
上記のように、自分が得意なことや上手なことを見つけ、そこから探していく方法です。筆者の場合は、周りの友達が苦労している長文をスラスラとかけていたので、文章を書くことが上手だったとも言えます。
この2つの領域が重なる事柄が自分に合う仕事といえます。
診断ツールを使ってみて!
上記のように自己分析する方法と合わせて使って欲しいのが、転職支援サービスが提供している適職診断ツールです。
未経験での募集が多く、採用されやすい職種を紹介していきます。上記の診断でよく出てきた適職と照らし合わせながら考えてみてください。
20代男性が未経験でも目指しやすい職種
- 営業職
- 販売職
- マーケティング職
- エンジニア職
- 介護職
- 配送業
求人として多いのは営業です。ただ、営業といっても、個人か法人か、訪問かオンラインか、など働き方や活かせるスキルが様々なので、人と関わることが好きであれば、自分に合うスタイルを探しやすいです。また、営業から業界の深い知識がつけば、次の転職での幅が広がるためおすすめです。
人と話すよりも黙々と作業をしたり、考えたりする方が好きなのであれば、エンジニア職やトラックドライバーなどの配送業などもあります。エンジニア職は向き不向きや学ぶ必要はありますが、20代であれば未経験からスタートも可能です。
20代女性が未経験でも目指しやすい職種
- 営業職
- 販売職
- 広報
- 事務職
- マーケティング職
- コールセンター
女性の場合、事務やコールセンターなどの求人が多いです。また、会社の顔として活動するケースも多い広報は20代女性を積極採用している企業も多いです。
求人情報から見る、20代未経験の募集が多い職種
男女ではなく、純粋に未経験の募集が多い職種を見ていきましょう。リクナビNEXTでは「未経験者歓迎」の求人を絞ることができます。2023年7月時点では約5500件の20代未経験歓迎の求人がありました。特に多い職種は以下のような件数です。
職種 | 件数 |
---|---|
営業 | 1684件 |
事務・管理 | 1177件 |
企画・マーケティング | 282件 |
サービス・販売 | 831件 |
ファッション・インテリア | 54件 |
ゲーム開発 | 14件 |
Web制作 | 104件 |
ITエンジニア | 324件 |
広告・グラフィックデザイン | 60件 |
教育・公務員 | 187件 |
医療・介護 | 153件 |
研究・メーカー | 96件 |
機械エンジニア | 386件 |
建築・土木 | 604件 |
20代で未経験転職を成功させるまでの5ステップ
ざっくりでも「こんな仕事をやってみたい」と考えるものができれば、いよいよ具体的な活動に入りましょう!
このパートでは、20代で未経験転職を成功させるまでの具体的なステップを5つご紹介します。転職活動の開始から内定までの全体像、それぞれのステップにおけるポイントを把握してください。
在職中の方であれば、転職活動に3か月程度を見込んでおくと良いでしょう。
活動スタート | 【ステップ1】転職エージェント登録 |
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~2週間 | 【ステップ2】キャリアの棚卸し 【ステップ3】応募先を選ぶ |
~1か月 | 【ステップ4】書類選考対策 |
~3か月 | 【ステップ5】面接対策 選考→内定へ |
それぞれのステップとポイントを解説します。
ステップ1|転職エージェントに登録する
まずは転職エージェントに登録しましょう。20代の未経験転職なら「マイナビAGENT」「doda」「ハタラクティブ」がおすすめです。
その他にも多数の転職エージェントが存在するため、選び方のポイントをご紹介します。
- 20代や未経験の転職支援実績が豊富
- 自分が挑戦したい業界や職種の転職支援に強い
- 自分が転職活動をする地域の求人を扱っている
- 公開されている求人の条件が希望に近いものが多い
- 応募書類の添削や面接指導を実施している
なお、転職エージェント選びと同じくらい大切なのが、担当のキャリアアドバイザーとの相性です。
馬の合わないアドバイザーが担当になると、活動がスムーズに進まないばかりか、思わぬすれ違いで転職チャンスを見逃す危険性すらあります。
初めは複数の転職エージェントに登録し、自分と相性の良いキャリアアドバイザーを見つけましょう。違和感がある場合は、キャリアアドバイザーの交代を申し出てください。それでも合わないと感じるなら、その転職エージェント自体の登録を解除しましょう。
最初から相性の良い転職エージェント、キャリアアドバイザーを見つけるのは困難です。ぜひ複数社登録して、「この人に転職支援を任せたい」と思えるアドバイザーを見つけてください。
オススメ1|マイナビAGENT
20代の転職者からの評価が高いのは、株式会社マイナビが運営する「マイナビAGENT」です。マイナビは新卒採用の支援も積極的に行っており、若年層のキャリア支援を強みにしています。
未経験歓迎の求人数 | 3,295件(2023年3月) |
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特徴 | ・2023年 オリコン顧客満足度調査 転職エージェント 第1位 ・業界ごとに専任のアドバイザーがサポート ・転職サイトなどで培った幅広いノウハウあり |
良い点 | ・初めての転職も親身にサポートしてもらえる ・応募書類の書き方を指導してもらえる ・全国の求人に応募できる |
注意点 | ・職務経験がない場合は登録を断られる可能性あり |
初めての転職で不安が大きい方、転職の手順がわからない方、地方にお住まいの方などは、マイナビAGENTがおすすめです。
オススメ2|doda
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する大手転職エージェントです。エージェントサービスのほか、企業から直接スカウトが届くダイレクト・ソーシングや、転職サイト、転職フェアなど、幅広いサービスを展開しています。
未経験歓迎の求人数 | 6,959件(2023年3月) |
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特徴 | ・登録者の過半数が20代以下 ・転職サイトなどで培った幅広いノウハウあり ・無料の転職支援ツールが豊富 |
良い点 | ・未経験歓迎の求人を多く紹介してもらえる ・サイト登録すれば企業からスカウトをもらえる場合がある ・イベントを活用して転職ノウハウを学べる |
注意点 | ・キャリアカウンセリングまでに時間がかかる場合がある |
「未経験歓迎」を明記している求人に応募したい方、転職イベントでノウハウを学びたい方、フェアやダイレクトサービスで企業と直接つながりたい方は、dodaがおすすめです。
オススメ3|ハタラクティブ
ハタラクティブは、レバレジーズ株式会社が運営する20代や第二新卒などの若年層向け転職エージェントです。職務経歴の短い方、フリーターの方なども幅広く支援しています。
未経験歓迎の求人 | 2,135件 |
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特徴 | ・未経験歓迎の求人が約8割 ・書類通過率96%以上、内定率80%以上 ・大手企業の求人取り扱いが多い |
良い点 | ・職務経験が短くてもしっかりサポートしてもれる ・面談回数が多く親身にサポートしてもらえる ・企業訪問などで得たリアルな情報を提供してもらえる |
注意点 | ・高年収の求人が少ない |
職務経歴が短い方、これまでのキャリアに自信がない方、企業情報に精通したアドバイザーから支援を受けたい方は、ハタラクティブを活用してください。
20代の未経験転職で転職エージェントを活用すべき理由
20代は未経験での転職が有利である一方、転職ノウハウが少ない時期でもあります。自分一人での転職活動は、時間や手間がかかるだけでなく、自分の望む転職を叶えられない危険性が高いでしょう。転職活動に慣れていない20代こそ、転職エージェントの力を借りることが大切です。
転職エージェントにサポートしてもらうべき理由は、以下3つです。
- キャリアカウンセリングを通じて自分の強みを把握し、仕事選びの基準が明確になる
- プロによる求人紹介を受けられるので、幅広い求人に出会い、転職先の選択肢が広がる
- 応募書類の添削や面接指導などにより、内定確率が上がる
転職エージェントを活用すれば、転職の戦略作りから実際の入社まで一気通貫で支援してくれます。しかも、すべてのサービスが原則無料。闇雲に転職活動を進めるより、プロに伴走してもらう方が効率的かつ効果的です。
ステップ2|キャリアアドバイザーとキャリアの棚卸しをする
転職エージェントの担当キャリアアドバイザーと面談をし、キャリアの棚卸しをします。
キャリアの棚卸しをする目的は、以下3つです。
- これまでの業務経験から、転職活動でアピールできる強みを見つける
- 今後目指すキャリアのイメージを整理する
- 転職に求める条件を明確にする
20代前半で職務経歴が短い場合などは、人となりや業務に臨む姿勢などから強みを見つけます。20代後半になれば、ビジネスマンとしての基礎的なポータブルスキルをアピールできるよう、整理してください。
キャリアの棚卸しは、自分一人で行うよりも、第三者の助言を得ながら進める方が効率的です。自分では気づかなかった視点を得ることもできます。
転職活動の軸を明確にするため、必ずアドバイザーとキャリアの棚卸しを実施してください。
ステップ3|業界×職種×企業のポイントで応募先を選ぶ
転職活動の軸が決まったら、いよいよ実際に応募する企業を選びます。
「今の仕事が合わないから違う職種に変わりたい」「自分に向いている仕事を探したい」といった漠然としたイメージだけでは、無数にある求人から応募先を選べません。
キャリアの棚卸しで整理した自分の強みやキャリアイメージ、条件面をベースに、求人票を絞り込みましょう。加えて20代の未経験転職で仕事探しをするときは、「業界」「職種」「企業」の3つの軸で探すと効率的です。
未経験でも採用してもらいやすい業界、自分の強みを生かせる職種、人材育成に注力する企業の3つの視点から、以下のように応募先を絞り込みます。
- 採用ニーズの高い物流業界 × 営業経験を生かせる × Off-JTに力を入れている企業
- 人材不足が顕著なホテル業界 × コミュニケーション力を生かせる × 未経験採用の実績が豊富な企業
業界・業種・企業選びのポイントを具体的に解説します。
業界選びのポイント|人手不足で採用ニーズの高い
人手不足が顕著な企業は、未経験でも若くてキャッチアップの早い人材の採用に積極的です。特に以下の業界は、未経験でも応募しやすい傾向にあります。
- 福祉・介護
- 運送・物流
- 宿泊
- 飲食
業界も業種も未経験だと、入社の難易度が上がります。挑戦したい未経験の職種がある方は、未経験歓迎の業界を探すと良いでしょう。
職種選びのポイント|自分の経験や強みを生かせる
未経験の職種にチャレンジする場合、直接的でなくても自分の経験や強みを生かせるものを選ぶと、選考通過率が上がります。転職後に挫折してしまうリスクも減らせるでしょう。
経験・強みを生かした未経験職種への挑戦は、以下のようなパターンです。
- 飲食店の接客業で培ったホスピタリティを武器に、介護士になる
- 保育園での保護者対応の経験を生かして、子育て世代向けの生命保険営業の仕事に就く
- 住宅販売の営業経験をもとに、インテリアコーディネーターを目指す
業界を問わずに生かせるポータブルスキルや、業務で接してきたお客様の分類、扱ってきた商材などから、挑戦する職種を検討してください。
企業選びのポイント|人材育成に注力して働きやすい企業
せっかく未経験で入社しても、仕事についていけない、ブラックすぎて続けられない、となると早期離職してしまうリスクがあります。人材育成に力を入れている企業、労働環境が劣悪でない企業を選びましょう。
人材育成と労働環境の面で、チェックしてほしい企業の特徴は以下の通りです。
【人材育成面】
- 入社後のオリエンテーションや研修がきちんと設けられている
- メンター制度や1on1面談など、個を重視した制度がある
- OJT(業務を通した教育)だけでなくOff-JT(業務から離れた研修)も実施している
制度関係は、会社のwebサイトや求人票などで調べられる場合が多いでしょう。一方で、未経験入社した社員の活躍状況は、キャリアアドバイザーに確認してもらうことをおすすめします。
【労働環境面】
- 平均残業時間が業界水準と比べて多すぎない
- 年間休日数が業界水準と比べて少なすぎない
- 有給休暇の取得率が高い
残業時間や有給取得率などは、求人票に記載されている場合があります。しかし、正式な残業時間と捉えられていない「サービス残業」などの実態は、求人票から把握できません。労働環境の実情も、キャリアアドバイザー経由で確認しましょう。
採用のプロによる解説も併せて読んでみてください。
ステップ4|書類選考対策をする
未経験職種の場合、書類選考を通過できるかが大きな関門になります。直接的にアピールできる経験が少ない中で、「ポテンシャルの高い人材」「当社でも活躍が期待できる人材」と思われる記載が大切です。
応募企業や職種ごとに効果的な書類を提出できるよう、キャリアアドバイザーと事前に相談しましょう。
特に以下の点でアピールすると効果的です。
- 業務から得た気づきや学びを記載する(=ポテンシャルの高さをアピール)
- 交渉力などのポータブルスキルを発揮したエピソードを書く(=汎用性の高さをアピール)
- 取得した資格や現在勉強している分野に関する記述をする=(向上心の高さをアピール)
転職エージェントによっては、キャリアアドバイザーが企業へ推薦文を提出したり、事前に電話などでアピールしてくれたりする場合もあります。キャリアアドバイザーから積極的にプッシュしてもらえるよう、依頼してください。
ステップ5|面接対策をする
20代・未経験OKの求人はポテンシャル採用であるため、人柄を重視する傾向にあります。「成長意欲があり、活躍が期待できる人材」と思ってもらえるよう、面接で好印象を残すことが大切です。
特に多数採用の求人は1回の面接のみで選考結果が決定する場合もあるため、一発勝負だと思って気合を入れてください。
キャリアアドバイザーから面接のイロハを習ったり、模擬面接を受けたりして、徹底的に面接対策をしましょう。
面接時に特に気をつけたいのは、以下の点です。
- 服装や髪型などに清潔感がある
- 挨拶など基本的な社会人マナーが身に着いている
- 大きくはっきりとした声で、自信をもって話す
- 相手の話によく耳を傾ける
- わからないことは素直に「わからない」と伝える
面接官は、求職者の態度から誠実さや素直さ、意欲などを観察しています。これまでの経歴に自信がなくても、今後ますます活躍したいという前向きな姿勢をアピールしましょう。
20代で未経験転職をした人たちの体験談
未経験で転職を進めていく全体像がわかったところで、実際に未経験転職を成功させた20代に、体験談やエピソードを聞いてきましたので、まとめて紹介します。

Q:転職を決意した理由は?
営業をやってみたくて自分の市場価値を上げるため。 給与も低かったのでなるべく給与の高い業界にいきたかったので。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
希望の業界で働く知り合いがいたので、相談にのってもらいアドバイスをもらったことでスムーズに選考が進みました。また応募書類を転職エージェントと一緒になって添削に時間をかけたりしていたので書類の突破率も高かったです。
Q:転職して満足していますか?
満足しています。 BtoBの営業をやりたかったのもあり、仕事における人脈もかなり広がったので。 人と関わることが好きで営業職が向いてるなと実感したので。 また給与も上がり働き方もフレキシブルになったので満足しています。

Q:転職を決意した理由は?
元々興味があって、実際に就職したらその興味が明確に「やりたい」に変わったため。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
現職の棚卸で、「どんな意図を持ってどんな動きをしたか」を戦略として自分の言葉で語れるようにした。 また、未経験だったが実際に広告のラフなども作って面接で提案した。
Q:転職して満足していますか?
実際に「やりたかった」ことができるようになったのでまずそこに満足しているが、業界大手に転職できたのでさらに満足感がある。

Q:転職を決意した理由は?
学生時代に塾講師のアルバイトをし、やりがいを感じた経験から、再度挑戦したいと思った。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
面接で聞かれる質問をネットで調べたりして、100以上の質問とそれに対する回答を練って全て暗記して臨んだ。
Q:転職して満足していますか?
満足しています。未経験ではありますが基本的なところは就活をしていた期間で準備できて今ので概ね問題ありませんでした。

Q:転職を決意した理由は?
今より年収アップが期待できそうだったからです。さらに仕事も自分向きだと思ったからです。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
転職エージェントに登録して待っているだけで優良求人をわんさか紹介してくれましたので良かったと思います。
Q:転職して満足していますか?
見事に年収アップを果たしたので転職の結果には満足しています。仕事も自分に向いている仕事で本当に良かったです。

Q:転職を決意した理由は?
子どもたちと関わっていくことはとても好きで、一人ひとりの成長を一緒に感じていくことにすごくやりがいを感じていましたが、残業や持ち帰りの仕事等がとても多く、体調を崩しかけることが度々あり、転職を決めました。昔から人と関わることが好きだったので接客の仕事をしてみたいと思ったのがきっかけです。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
当たり前のことなのですが、自分で応募したブランドのコンセプト等、自分と関連付けるために企業のことについて調べて研究をよくしました。また接客業ですので、身なりにはすごく気を付けました。「私服で来てください」とのことでしたので、できるだけそのブランドイメージに合った服装で行くことも大切だったのかなと感じます。あとは、表情にも気を付けました。
Q:転職して満足していますか?
満足しています。理由は、たくさんのお客様と関わっていく中で「あなたに選んでもらって本当によかった」や「この前買った服すごくよかったよ」と声をかけていただける喜びを感じているからです。失敗してしまうこともありますが、それ以上にお客様との関りが私を成長させてくれるので満足しています。

Q:転職を決意した理由は?
元々、旅行・宿泊業界に興味があったが、「好き」を仕事にしてしまうと嫌いになってしまう気がしてメーカーに就職した。 しかし、仕事をしていく上で「好き」じゃないと楽しくないと思い、転職を決意。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
まず、必要になる語学の勉強を転職活動と並行して実施した。 あとは面接の際に「どうしてこの業界に就きたいか」という熱意をしっかりと担当者に伝えた。
Q:転職して満足していますか?
最初は知識も背景も全くない状態からのスタートだったので大変でしたが、やはり好きなことだったので身になるのが最初に勤めていた会社よりも速かったように感じています。 ホテル業界はシフトが不規則だったりと、今までの生活リズムとは異なる環境にはなりましたが、楽しく仕事ができて満足しています。

Q:転職を決意した理由は?
以前の職場での事務職は、毎日の仕事内容がほぼ同じで、環境があまり刺激的ではなかったため、自己成長の機会を逃していると感じました。そのため、新たなチャレンジを求め、未経験の職種に挑戦することを決意しました。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
私は未経験で即戦力にはなれないかもしれませんが、学びへの貪欲さと過去の経験から得た教訓に基づくアピール、そして素直で飾らない人間性に焦点を当てて面接に臨みました。これらの要素が好印象を与えたと感じています。
Q:転職して満足していますか?
未経験での転職には大変満足しています。最初は右も左もわからない状態からのスタートでしたし、厳しい業界での挑戦もありましたが、その分自身のスキルと経験の幅が大きく広がりました。未経験でもある程度のレベルまで成長することができるという自信がつきました。苦労したことも多かったですが、それが私の成長に繋がったと感じています。
対象者:20代で未経験業種または未経験職種に転職した経験のある人
取得時期:2023年7月
【年代別】20代前半・20代後半で変わる未経験転職のポイント
次に、年齢別の注意点を解説します。
20代前半と後半では、企業が求職者に求めるものが異なります。未経験者を採用する企業側の視点に立って、選考対策を実施しましょう。
20代前半の方|ポテンシャルの高さを見せる
20代前半の未経験募集は、人柄や今後の伸びしろなどを重視するポテンシャル採用がほとんどです。業務経験の多さが問われない代わりに、「これから成長して活躍できるか」が最も問われる内容といえます。
20代前半の方の面接では、以下の点に注意してください。
- 自分と異なる意見にも素直に耳を傾ける姿勢を見せる
- 困難に立ち向かう覚悟を見せる
- 前職や現職に対するネガティブな発言を繰り返さない
新しいことに挑戦する際には、素直さやタフさが必要です。周囲の人や環境を悪くいう他責発言はマイナスに捉えられるので、ポジティブに仕事に臨む姿勢を見せましょう。
20代後半の方|ビジネスマンとしての実績を見せる
20代後半の未経験募集は、ビジネスマンとしての基礎力や一定の実績を求められます。未経験職種への応募だとしても、これまでの経験を応用できる可能性や、ポータブルスキルの高さを見せる必要があります。
20代後半の方の面接では、以下の点に注意してください。
- 業務経験の中で得た学びを「強み」として語る
- コミュニケーション能力や課題解決力など、汎用性の高いポータブルスキルをアピールする
- 自分のキャリアプランをベースに明確な志望動機を伝える
単にポテンシャルが高いだけでなく、すでにビジネスで一定の成果を残したこと、思い付きではなく明確なビジョンの中で未経験転職することをアピールしてください。
【男女別】20代の未経験転職でおさえるべきポイント
次に、男性・女性別で注意すべきポイントをお伝えします。
性別によって転職活動に差が出ることはありません。一方で、今後のキャリアや生活を考えたときに、男女で気にする内容が異なる場合もあります。それぞれの傾向をもとに、ポイントを解説します。
男性の方|キャリアプランを明確にしておく
転職市場において、20代男性の未経験採用ニーズは高い傾向にあります。企業としては、今後長く活躍してくれそうな若い人材を、早めに確保しておきたいという狙いがあります。
未経験の応募でも、複数の内定を獲得できる可能性があるでしょう。「自分が将来どんなふうに働きたいか」のキャリアプランを考えて、入社企業を決定することが大切です。
「なんとなく楽しそうだから」「面接官の雰囲気が良さそうだったから」というあいまいな理由で転職先を決めてしまわないよう、しっかりと転職の基準を決めておきましょう。
女性の方|ライフプランを考慮して転職先を選ぶ
女性のキャリアを考えるうえで、ライフプランの見通しは大切です。今すぐに結婚・出産の予定はなくても、今後自分がどのような生活を送っていきたいか、転職を機に考えておくと良いでしょう。
最近では、性別に関係なく役職者を選出する企業、活躍する女性社員が増えています。将来自分が希望する働き方を想像し、転職先を決定してください。
まとめ:20代の未経験転職はプロの支援が必須!
20代は、前半・後半ともに未経験で転職できるチャンスが大きくあります。ただし、転職ノウハウや転職市場を把握できていない場合が多く、転職エージェントの支援が成功の鍵です。
労働力人口の減少により、今後も売り手市場が続くと予想されます。転職の選択肢が増える一方で、適切に自分をアピールしたり、転職軸を明確にしたりすることがより重要となります。たくさんの求人を知り、自分の強みや希望を整理したうえで、「業界」「職種」「企業」の3つの軸で、転職先を選んでください。
せっかく未経験転職した後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することのないよう、転職エージェントを活用して企業の実態把握にも努めてください。