リクルートダイレクトスカウトの評判と口コミ!特徴・注意点・登録の流れを紹介

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス人材に特化したヘッドハンティングサイトとして、2014年からサービスを開始しています。

その後も多くの求職者にサービスを提供し続け、2022年オリコン顧客満足度調査の転職スカウトサービス部門で1位を獲得するなど、着実に実績を積み上げているサービスです。

今回はリクルートダイレクトスカウトの強み・口コミ・上手に活用するためのポイントなどをまとめました。利用を検討している方はぜひ読んでください。

リクルートダイレクトスカウトの特徴・強み

まずリクルートダイレクトスカウトの特徴・強みを3つ紹介します。

特徴・強み① 年収600万円以上のハイクラス求人に特化している

リクルートダイレクトスカウトの最大の特徴・強みは、「年収600万円以上のハイクラス求人に特化している」という点です。

一部例外もありますが、リクルートダイレクトスカウトがメインで取り扱っているのは、年収600万円以上のハイクラス求人です。中には、年収2,000万円を超えるような求人も存在し、転職決定時の年収は平均900万円以上と、非常に高い水準となっています。

求人数も常時10万件前後を保有しており、さらなる年収アップやキャリアアップを目指している人にとっては、うってつけの転職スカウトサービスと言えるでしょう。

特徴・強み② 幅広い業界・職種の求人を取り扱っている

リクルートダイレクトスカウトの2つ目の特徴・強みは、「幅広い業界・職種の求人を取り扱っている」という点です。

一般的なハイクラス転職サービスは、コンサルティング業界や幹部候補といった、もともと年収の高い業界・職種の求人に偏りがちですが、リクルートダイレクトスカウトは様々な業界・職種の求人を取り扱っています。

というのも、リクルートダイレクトスカウトは、業界No.1の求人数(2022年12月時点で59万件以上)を誇るリクルートエージェントの母体でもある、リクルート社が運営しているからです。リクルート社独自のネットワークやパイプがあるからこそ、ハイクラス転職サービスでありながら、幅広い求人の取り扱いを実現させているのです。

特徴・強み③ 担当ヘッドハンターを選べる

リクルートダイレクトスカウトの3つ目の特徴・強みは、「担当ヘッドハンターを選べる」という点です。

転職スカウトサービスにおいては、利用者側から担当者を選べないのが一般的です。そのため、担当者のスキルや相性の良し悪しによっては、満足のいくサービスを受けられないケースも珍しくありません。

その点、リクルートダイレクトスカウトであれば、担当業種・職種や業界経験年数などで検索をかけ、気になった人を選んで相談することが可能です。

リクルートダイレクトスカウトには、約3,000名のヘッドハンターが在籍しているため、相性の合う人もきっと見つかるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの良い評判

リクルートダイレクトスカウトの良い評判

前章でリクルートダイレクトスカウトの特徴と強みについてご紹介しましたが、実際にリクルートダイレクトスカウトを利用した人の評判や口コミが気になる人も多いかと思います。

そこで本章では、リクルートダイレクトスカウトの良い評判をご紹介します。

良い評判① 求人の質が高い

リクルートダイレクトスカウトの口コミを調べた結果、求人の質の高さを評価する口コミが多くありました。

職場環境や給与に満足出来ず、いろいろな転職サイトを調べましたが理想の求人が見つからずに困っていました。複数の転職サイトを比較する中でリクルートダイレクトスカウトの存在を知り、高収入な仕事が多いことに興味を惹かれて利用してみました。
単に収入が多いだけではなく仕事の専門性が高いことから、やりがいのある仕事を探すには最適です。レベルの高い仕事なので求人数が少ない欠点はありますが、転職の条件に妥協したくない人には最適なサイトと言えます。
(引用:みん評

他のサイトにも数社登録しているのですが、比べてみるとこちらのサイトは、やはり全体的にスペックが高めの求人が多いです。
ただ自分としては、今より高みの消費財系の仕事を目指しているので、こういうサイトでしっかりと情報収集していくつもりです。
リクルートが運営しているので、信頼できるかなという気がしています。
(引用:みん評

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化していることもあり、求人の質の高さには定評があるようです。

そのため、年収だけでなく求人の質にもこだわりたい人には、特におすすめの転職スカウトサービスと言えるでしょう。

良い評判② 担当ヘッドハンターの質が高い

リクルートダイレクトスカウトの口コミの中には、担当ヘッドハンターの質の高さを評価する口コミも多く見られました。

ハイクラスな求人が多いそうなので自分には難しいかなという不安もありました。
それでも登録して2週間ほどでちょうど私の望んでいたような企業を紹介されました。その後はヘッドハンターの方の尽力もありトントン拍子で話が進み内定獲得から転職の運びとなりました。その間手数料などすべて無料というのもありがたかったですね。
前の会社より時間的にもゆとりが生まれ年収もアップ、いい転職が出来ました。
(引用:みん評

多くのコンサルタントの中から自分の市場価値を最大限に高めてくれる担当者を選定できる点は、大リーグの代理人と同様で非常に重要です。有利に転職を進めていくための情報やいい案件を提供してもらえて非常に助かりました。転職先にこだわりたい方、納得できる会社が見つかるまでじっくりと活動したい方に向いているのではないでしょうか。
(引用:みん評

リクルートダイレクトスカウトは、母体がリクルート社ということもあり、担当ヘッドハンターの質の高さにも定評があるようです。また、担当ヘッドハンターを選べる点も、利用者からは好評のようです。

そのため、担当ヘッドハンターの質や相性を重視する人にも、おすすめの転職スカウトサービスと言えるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの悪い評判

リクルートダイレクトスカウトの悪い評判

続いて、リクルートダイレクトスカウトの悪い評判をご紹介します。

悪い評判① 全体的にハードルが高い

リクルートダイレクトスカウトの口コミを調べた結果、全体的にハードルが高い点を指摘する口コミが多くありました。

20代後半で転職を希望していますが、このサイトでは自分にはかなりハードルが高いと感じました。確かに掲載されている企業は誰でも知っているような一流企業が多く、もし採用されればそれなりの収入は得られると思います。しかし自分の学歴や現在の仕事の内容からすると、恐らく鼻にもかけられないことでしょう。
(引用:みん評

出ている求人はすべてが高収入の仕事ばかり。年収1,000万とかザラですね。でも求めている人物像の理想が高く、自分には到底無理でした。
(引用:ランクルー

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス求人に特化していることもあり、人によってはハードルが高いと感じてしまうことがあるようです。

ただ、現時点ではハードルが高いと感じても、徐々にキャリアアップを重ねていけば、将来的にリクルートダイレクトスカウト経由で希望の求人が見つかる可能性はあります。これを機に、キャリアプランを見直してみてもいいでしょう。

悪い評判② ミスマッチが発生する

リクルートダイレクトスカウトの口コミの中には、ミスマッチが発生する点を指摘する口コミも散見されました。

紹介される求人は多少ミスマッチの場合もありました。基礎的なサポートはほとんどないので、転職時にどのあたりまでサポートが必要か、といった事を自分の中ではっきりさせていた方が良さそうです。
(引用:ベストワーク

いくつか年収1,000万円以上の求人案件も紹介してくれましたが、私のキャリアでは荷が重すぎる気がしてお断りしました。
(引用:みん評

リクルートダイレクトスカウトは基本的にスカウトが中心であり、転職エージェントのように担当アドバイザーがつかないため、場合によってはミスマッチの求人を紹介されることもあるようです。

ただ、転職スカウトサービスの性質上、ある程度のミスマッチが生じるのは致し方ない部分でもあり、リクルートダイレクトスカウトだけに限った話ではありません。

なるべく自分の希望に合う求人を見つけたいのであれば、転職サイトや転職エージェントも併用した方がいいでしょう。

リクルートダイレクトスカウトを利用するときの注意点

リクルートダイレクトスカウトを利用するときの注意点

リクルートダイレクトスカウトの利用を検討しているのであれば、登録前に知っておくべき注意点がいくつか存在します。

そこで本章では、リクルートダイレクトスカウトを利用するときの注意点について解説します。

注意点① 現在の年収によってはスカウトが届きにくい

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化している関係上、現在の年収によってはスカウトが届きにくい点に注意が必要です。具体的には、現在の年収が600万円未満の人は、スカウトが届きにくい傾向があります。

リクルートダイレクトスカウト経由で応募をかける企業の多くは、即戦力の人材を求めています。そのため、現在の年収も判断基準の1つとしてチェックされ、年収が600万円未満であると、企業の採用基準をクリアするのがどうしても難しくなってしまうのです。

そのため、年収基準を満たさない場合には、「リクルートエージェント」や「doda」といった、転職エージェントも併用して転職活動を進めるのがいいでしょう。

注意点② スピード転職には適さない

リクルートダイレクトスカウトは、基本的にスカウトを待つ形になるため、スピード転職にはあまり適さないと言えます。

ハイクラス求人は、転職市場全体で見ても希少な部類に入ります。そのため、十分なスキルや経歴を持っている人であっても、タイミングによってはマッチングする求人がない(スカウトが届かない)ケースも十分に起こり得ます。

リクルートダイレクトスカウトには、一般的な転職エージェントサービスのような求人検索・応募機能
も搭載されていますが、ハイクラス求人という性質上、1~2週間で転職が決まることはそれほど多くないでしょう。

もちろんタイミングが合えば、スピード転職も可能でしょうが、「一刻も早く転職したい」と考えている人は、転職サイトや転職エージェントも併用して転職活動を進めることをおすすめします。

注意点③ ベンチャー企業の求人が少ない

リクルートダイレクトスカウトは、大手企業や有名企業をメインに取り扱っている関係上、ベンチャー企業の求人は少ない傾向があります。

そのため、ベンチャー企業への転職も視野に入れている人は、注意が必要です。

ベンチャー企業の求人も見たいのであれば、「ビズリーチ」などの他の転職スカウトサービスや、「リクルートエージェント」などの転職エージェントサービスの方が適していると言えるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトを上手に活用するポイント

リクルートダイレクトスカウトを上手に活用するポイント

せっかくリクルートダイレクトスカウトに登録するのであれば、なるべく上手に活用して、効率的に転職活動を進めたいと考える人も多いでしょう。

そこで本章では、リクルートダイレクトスカウトを上手に活用するポイントについて解説します。

ポイント① レジュメをしっかりと作り込む

スカウトの数を増やしたいのであれば、レジュメ(履歴書・職務経歴書)をしっかりと作り込むことが重要です。

基本的にスカウト担当者は、登録者のレジュメを基にスカウトメールを送るかの判断をします。そのため、レジュメの情報が少なかったり古かったりすれば、スカウトの対象に選ばれることが難しくなります。

スカウトの数を増やすためには、キーワードを意識してレジュメを作成するといいでしょう。例えば、『マネジメントスキル』をアピールする場合には、「人材育成のための『コーチングスキル』に長けている」というように、具体的なキーワードを入れておくと、スカウト担当者の目にも留まりやすくなります。

ポイント② 希望条件をしっかりと入力する

スカウトの数を増やすためには、希望条件をしっかりと入力することも大切です。

というのも、希望条件があいまいであると、スカウト担当者も求人にマッチするのかの判断がしづらくなるからです。例えば、希望業種が1つしか選択されていないと、その他の業種からのスカウトは届きにくくなる可能性があります。

スカウトを多く受け取りたいのであれば、希望条件は詳細に記載しておきましょう。もし譲れない条件がある場合には、希望条件欄の「その他」の項目に、あらかじめその詳細を記載しておくことをおすすめします。

ポイント③ 定期的にサイトへログインする

重要なスカウトメールを見逃さないためにも、サイトへは定期的にログインすることを推奨します。

ハイクラス求人は、募集がすぐに埋まることも珍しくなく、返信の遅れが致命的になる可能性もあるため、定期的にサイトをチェックすることは大切です。

また、担当ヘッドハンターによっては、利用者の最終ログイン日付をチェックしていることがあります。定期的にサイトへログインしていれば、転職意欲が高いことのアピールにもなり、担当ヘッドハンターの対応優先度が上がる効果も期待できるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトを利用する流れ

最後に、リクルートダイレクトスカウトを利用する流れについてご紹介します。

具体的には、以下の通りです。

リクルートダイレクトスカウトのサービスの流れ

①まずは公式サイトから、無料の会員登録を行いましょう。

②続いて、登録情報の入力とレジュメの作成を行います。レジュメ内の個人を特定する情報は匿名状態で表示されますが、レジュメを公開したくない企業がある場合には、個別に設定することも可能です。

③レジュメの登録後は、あとはスカウトを待つだけです。スカウトを届きやすくするため、登録情報やレジュメは定期的に見直すことをおすすめします。

④興味のあるスカウトメールが届いたら、返信をしましょう。なお、求人によっては予定よりも早く募集が終了することがあるため、なるべく早めに返信することを推奨します。