30代で転職はもう遅い?
どの転職エージェントを使えばよいかわからない
転職エージェントとの上手な付き合い方を知りたい
このように、転職活動やエージェント利用に関して悩む30代の方が多くいらっしゃいます。
近年では、30代で転職する方の数が増加しています。30代は自分を売り込みやすい、転職チャンスが大きい時期といえます。これまでのキャリアを生かしてより良い条件で転職したい方、未経験の職種に挑戦したい方にとって、30代の今が転職の頑張りどきです。
転職で自分の希望を叶えたいなら、サポート実績が豊富な転職エージェントの複数利用が有効です。
この記事では、企業の採用責任者として30代のポテンシャル採用や即戦力採用までを担当してきた筆者が、30代におすすめしたい転職エージェントを紹介します。転職エージェントを最大限活用する方法や、利用してはいけないNG転職エージェントの特徴も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
サービス名 | 特におすすめの方の特徴 |
---|---|
リクルートエージェント | ・すべての30代におすすめ ・転職意向を固めた段階でまず登録 |
doda | ・転職先の選択肢を広げたい方 ・企業からのスカウトも受けたい方 |
エン エージェント | ・転職先の選択肢を広げたい方 ・適性検査の結果に基づいた支援を受けたい方 |
JACリクルートメント | ・ハイクラス求人に挑戦したい方 ・業界動向に詳しい担当から支援を受けたい方 |
LHH転職エージェント | ・ハイクラス求人に挑戦したい方 ・グローバル企業に転職したい方 |
パソナキャリア | ・ハイクラス求人に挑戦したい方 ・首都圏以外にお住まいの方 |
マイナビAGENT | ・女性サポート特化チームから支援を受けたい方 ・女性活躍求人や働きやすい求人を紹介してほしい方 |
ビズリーチ | ・企業やヘッドハンターからスカウトを受けたい方 ・ハイクラス求人に挑戦したい方 |
リクルートダイレクトスカウト | ・企業やヘッドハンターからスカウトを受けたい方 ・ハイクラス求人に挑戦したい方 |
AMBI | ・企業やヘッドハンターからスカウトを受けたい方 ・年収400万円以上の30代前半の方 |
30代は転職チャンス大!適切な転職エージェント選びが成功のカギ
30代は今後のキャリアを見据えた転職活動に最も適した時期です。
これまでの業務経験を生かしたキャリアアップ転職が狙えるほか、今までに派遣社員やアルバイトなどで就業していた方にとっても、正社員として採用されるチャンスのある年代といえます。
40代以降での転職は以前よりも増えているとはいえ、未経験の業界や職種にチャレンジしたり、初めての正社員転職をしたりするのは、依然としてハードルが高い状況です。今後の自分の生活やキャリアを見据えたうえで、30代のうちに理想の働き方を手に入れられるよう、動き始めることが大切です。
30代での転職者は増加している!
以前は「35歳転職限界説」など、30代での転職は難しいという通説がありました。しかし、労働者の働き方や価値観、労働人口やビジネス環境の変化などから、30代で転職を成功させる方の数は増え続けています。
一般社団法人 日本人材紹介事業協会では、株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント・パーソルキャリア株式会社・株式会社リクルートキャリアの人材紹介大手3社による転職紹介人数を、毎年調査しています。
この調査によると、2022年上半期の31~40歳の転職者人数の合計は、2018年上半期に比べて約2,800人増加していることがわかります。
(出典:一般社団法人 日本人材紹介事業協会「公表資料 人材紹介大手3社 転職紹介実績の集計結果」をもとに作図)
人生100年時代といわれる今日、脂の乗った30代はむしろ転職最盛期といえるでしょう。
30代で未経験職種への転職は厳しい?
30代で未経験職種への転職は難しいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際には異業種に転職する30代の割合は、30代転職者全体の過半数となっています。
転職エージェントサービス「doda」を運営するパーソルキャリア株式会社では、異業種転職に関する調査結果を発表しました。この調査によると、年代別に異業種転職をした方の割合は30~34歳で65.0%、35~39歳で64.3%となり、30代の転職者の内半数以上が異業種転職をしていることがわかります。
(出典:doda「異業種転職を受け入れる可能性の高い業種は?【最新調査】」)
20代と比べると異業種転職者の割合はやや減少しているものの、30代での異業種転職が決して珍しくないことがお分かりいただけるでしょう。
【鉄則】転職エージェントの特徴を理解して利用するサービスを選ぶ
30代の転職を成功させるには、これまでの経歴や転職の希望をしっかりと把握したうえで適切なサポートをしてくれる、転職エージェントの力を借りるのが鉄則です。
転職エージェントの利用には、以下のメリットがあります。
【転職エージェントを利用する10のメリット】
- 転職市場を把握するプロの目線で、自分の強みやアピールを見つけてくれる
- 転職活動の悩みに対してプロの視点からアドバイスをくれる
- 転職活動のモチベーションを上げてくれる
- 一般的に公開されていない条件の良い求人を紹介してくれる
- 応募先企業の社風や求める人材像などを把握したうえで、求人を紹介してくれる
- 応募先企業の書類選考や面接の傾向を把握したうえで、通過率アップの対策を指南してくれる
- 応募者の強みやポテンシャルの高さなどを、企業に直接アピールしてくれる
- 書類の応募や面接日程の調整など、転職活動の事務作業を代行してくれる
- 年収や入社時期などの内定条件を、応募者に代わって企業と交渉してくれる
- 現職の退職交渉などについてアドバイスをもらえる
転職エージェントを活用すれば、上記のサービスをすべて無料で受けることができます。
転職エージェントを活用するポイントは、各社の強み・弱みを理解したうえで、自分にとって最適なサービスを複数利用することです。複数のサービスを併用することで、各社の弱みをカバーしつつ、強みを最大限に取り入れることができます。
おすすめの組み合わせは、保有求人数の多い「総合型転職エージェント」1・2社と、自分のニーズに合った「特化型転職エージェント」1・2社の併用です。おすすめの総合型転職エージェントと特化型転職エージェントを紹介するので、参考にしてください。
30代の転職必勝法は「リクルートエージェント+α」の複数エージェント登録
(出典:リクルートエージェント公式サイト)
30代におすすめの総合型転職エージェントは、「リクルートエージェント」です。転職活動をする30代の方なら、まず登録すべきサービスです。
【30代がリクナビエージェントに登録すべき理由】
- 公開求人数約38万件、非公開求人数約27万件と、業界最多の求人数から転職先を検討できる
- 全国の多様な業界・職種の求人をカバーしている
- ハイクラスなキャリアアップ転職も未経験職種への転職も対応している
- 丁寧な応募書類の添削や面接対策などで、初めての転職者も安心してサポートを受けられる
- 登録者の約4分の1が30代で、多くの30代に選ばれている
リクルートエージェントは、営業やバックオフィス、技術職など、幅広い職種の求人を取り扱っています。企業の採用担当者にこまめに連絡を取ってくれる担当者が多く、企業サイドから見ても信頼できる転職エージェントです。
まずはリクルートエージェントに登録し、幅広い求人と丁寧なサポートを受けられる体制を整えてください。そのうえで、リクルートエージェントだけではカバーできないニーズを満たすために、これから紹介するおすすめ9社も併用すると良いでしょう。
30代におすすめの転職エージェント9選
リクルートエージェントは取り扱い求人数が多く万能型である一方で、課題もあります。
【リクルートエージェントを利用する上での課題】
- 「特にこの職種に強い」「この業界に特化している」などの尖った特徴がない
- サポート期間が原則3か月に限られている
- 企業によっては業界特化型の転職エージェントにしか求人を出さない場合がある
これらの課題を解消するために、リクルートエージェントと他のエージェントを併用することが大切です。
ここからは、リクルートエージェントとぜひ併用してほしい30代におすすめの転職エージェントを、ニーズ別に9選ご紹介します。
1.求人数を補う|doda
(出典:doda公式サイト)
リクルートエージェントだけではカバーしきれない求人に出会うために、同じような総合型転職エージェントを併用しましょう。
パーソルキャリア株式会社が提供する「doda」は、「担当アドバイザーからの求人紹介」「転職サイトを見て自分で応募」「企業からのスカウト」の3つの方法で、転職先の選択肢を広げられる優れたサービスです。doda1つだけでも多くの求人をカバーできるため、ぜひ登録してください。
【dodaの特徴】
- 保有求人数が約22万8千件と豊富
- 転職サイトから自分で応募できる
- 企業から直接スカウトが届く場合がある
- キャリアタイプ診断や年収査定など、豊富な診断ツールを利用できる
リクルートエージェントとdodaでは、それぞれ異なる求人を保有していることが多くあります。両方を併用することで、自分の選択肢を大きく広げられるでしょう。
2.求人数を補う|エン エージェント
転職先の選択肢を増やすサービスとして、エン・ジャパン株式会社が運営する「エン エージェント」もおすすめです。約15,000件の非公開求人を保有しており、他の転職エージェントや転職サイトなどでは出会えない求人を紹介してもらえる可能性があります。
【エン エージェントの特徴】
- 幅広い業界・職種の求人を取り扱う
- 登録者の41%が30代
- 適性検査「3E-p」を受けられる
エン エージェントに登録すると受けられる適性検査「3E」は、採用選考の一環として多くの企業が利用しています。私が所属していた企業でも採用選考として3Eを活用していましたが、かなり正確に応募者の特性がわかる印象です。ぜひ一度受検して、自分の強みや課題を確認してみましょう。
エン エージェントは、「3E-p」を受けるだけでも登録する価値のあるサービスです。上手に活用すれば、非公開求人で応募の選択肢を広げつつ、自分の強み・課題を理解して、選考通過率も上げることができるでしょう。
3.ハイクラス求人を探す|JACリクルートメント
(出典:JACリクルートメント公式サイト)
年収やポジションの高い求人に挑戦する際は、「両面型」のハイクラス特化エージェントの活用が必須です。
「両面型」とは、企業と求職者の両方を1人のコンサルタントが仲介するスタイルです。ハイクラス転職の場合、「自分の専門性を異なる分野で発揮したい」「経営者のビジョンに共感できる成長企業で管理職として働きたい」など転職に対するニーズが明確で具体的である場合がほとんどです。そのため、ハイクラス転職には企業と直接リレーションを深めている両面型のコンサルタントによる支援が向いています。
リクルートエージェントは分業型の転職エージェントであるため、両面型のハイクラス専門転職エージェントも併用しましょう。
両面型のハイクラス転職エージェントなら、「JACリクルートメント」がおすすめです。2019年~2023年のオリコン顧客満足度調査 ハイクラス・ミドルクラス転職で5年連続第1位を獲得しており、「ハイクラス転職といえばJAC」といっても過言ではありません。
【JACリクルートメントの特徴】
- 年収600万円以上の求人を豊富に取り扱う
- 技術職などのプロフェッショナル求人や、役員・管理職の求人を多数保有
- イギリスやアメリカ、ドイツ、東南アジアなどにグループ会社があり、グローバル求人に強い
- 利用者アンケートで「知人・友人にJACを勧めたい方」が94.7%と、満足度が高い
私は採用担当としてJACリクルートメントのお世話になっていましたが、とにかく対応が丁寧です。ハイクラス求人を取り扱っているだけあり、業界理解や求職者との密なコミュニケーションに長けており、信頼のおける転職エージェントだと感じます。
何らかの業務でプロフェッショナルとして活躍されている方、明確な意図をもってキャリアアップ転職をしたい方には、ACリクルートメントを強くおすすめします。
4.ハイクラス求人を探す|LHH転職エージェント(旧:Spring転職)
(出典:LHH転職エージェント公式サイト)
アデコグループであるLHH Japanが運営する「LHH転職エージェント」も、JACリクルートメント同様にハイクラス求人を多数取り扱う「両面型」の転職エージェントです。約3万件以上の公開求人のうち、7千件以上が年収1,000万円以上と、高年収の求人を多く保有しています。
【LHH転職エージェントの特徴】
- 世界60の国と地域に5,000か所以上の拠点を構え、グローバルな求人紹介が可能
- 幅広い業界・職種の求人を保有
- 大手上場企業やメガベンチャーなどの求人も取り扱う
(出典:LHH転職エージェント公式サイト)
今よりも年収を上げたい方、業界や企業理解の深いコンサルタントに支援してもらいたい方は、LHH転職エージェントを活用しましょう。
5.ハイクラス求人を探す|パソナキャリア
(出典:パソナキャリア公式サイト)
「パソナキャリア」は、両面型と分業型の両方のメリットを併せ持つ「バランス型」のハイクラス向け転職エージェントです。通常、両面型の転職エージェントは1人のコンサルタントが求職者と企業の両方を支援するため、紹介できる求人は企業が集まる首都圏に集中しがちです。
一方パソナキャリアは全国に拠点を構え、幅広い求人を取り扱いつつ、業界理解や専門性への対応も実現しています。
(出典:パソナキャリア「未来を拓く、想像以上の提案をきっかけはパソナキャリア」)
【パソナキャリアの特徴】
- 47都道府県に営業拠点を持つ
- 全国の幅広い業界・職種の求人を取り扱う
- 年収600~1,200万円の求人が多い
- 30~45歳の支援実績が最も多く、30代の転職サポートのノウハウがある
地方でハイクラス転職をしたい方、日本に本社を置く大手企業に転職したい方は、ぜひパソナキャリアに登録してください。
6.女性向けのサポートを受ける|マイナビAGENT
(出典:マイナビAGENT公式サイト)
女性ならではの悩みに寄り添ったサポートを受けたい方は、「マイナビAGENT」がおすすめです。女性の転職に特化した専門のチームから、自分のニーズに合った転職活動のサポートを受けられます。
【マイナビAGENTの特徴】
- 全国の幅広い業界・職種の求人を取り扱う
- 女性の転職支援に強みを持つキャリアアドバイザーからサポートを受けられる
- 女性活躍企業やワークライフバランスを目玉にした求人を紹介してもらえる
- 登録者の約4分の1が30代
(出典:マイナビAGENT公式サイト)
30代(特に前半)の女性で、ライフスタイルやキャリアプランに合った職場で働きたい、派遣社員から正社員を目指したいという方は、マイナビAGENTにも登録してみましょう。
7.スカウトを受ける|ビズリーチ
(出典:ビズリーチ公式サイト)
これまでキャリアを積んできた30代の方なら、自分から求人に応募するだけでなく、企業からのスカウトを受けられる体制も整えましょう。「ビズリーチ」なら、企業の経営者や採用担当者、企業から求人を任されたヘッドハンターなどから、直接スカウトを受け取れます。
【ビズリーチの特徴】
- 登録者の37.7%が30代で最も多い
- 求人の3分の1以上が年収1,000万円以上
- 会員登録は無料(すべての求人・スカウトを閲覧するには有料サービスの利用が必要)
私も採用担当者としてハイクラス人材を採用する際は、ビズリーチを活用していました。いきなり面接をするのではなく、双方を知るための「カジュアル面談」から始めることが多く、「まずはどんな企業・求人なのか話を聞いてみたい」というくらいの気持ちで面談に応じてOKです。
無料登録であっても、企業からスカウトを受けることは可能です。スカウトされた場合、いきなり企業の担当者と直接話すことができるので、積極的に活用しましょう。
また、ビズリーチは職務経歴を登録することで企業からスカウトが届くため、自分の転職市場価値を知ることができます。今後のキャリアを考えるうえで、転職を迷っている段階から無料登録だけ済ませ、常に情報収集をすると良いでしょう。
8.スカウトを受ける|リクルートダイレクトスカウト
(出典:リクルートダイレクトスカウト公式サイト)
完全無料でスカウトサービスを利用したい方には、「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。人材業界最大手のノウハウとリレーションを生かし、通常の求人サイトなどでは出会えない大手企業などからスカウトを受けられる可能性があります。
【リクルートダイレクトスカウトの特徴】
- 年収800~2,000万円の求人が多い
- 年齢や現在年収などの登録条件がない
- サービス利用期限がない
転職エージェントの「リクルートエージェント」は、通常3カ月間しかサポートを受けられません。一方「リクルートダイレクトスカウト」は中長期のキャリア形成支援を目的としたサービスであるため、利用期間に制限がないのが特徴です。まずはリクルートダイレクトスカウトに登録して自分の転職市場を確認し、転職意向が固まった段階でリクルートエージェントにも登録すると効果的です。
スカウトサービスに登録しても、所属企業に転職活動をしていることは通常伝わりません。「そろそろ転職かな?」と頭によぎったら、リクルートダイレクトスカウトに登録しましょう。
9.スカウトを受ける|AMBI
(出典:AMBI公式サイト)
30代前半の方なら、スカウト型の求人サイト「AMBI」もおすすめです。登録者の97%が34歳以下で、現在年収400万円以上の方だけが登録可能です。
【AMBIの特徴】
- 採用時の決定年収平均は525万円
- 大手上場企業からメガベンチャーまで幅広い企業が導入
- 求人企業の特集記事などを多く掲載
企業の採用意図や今後の事業展開、求める人材像などを記載した取材記事を多数掲載しており、企業理解を深めたうえで応募したい方に適しています。企業やヘッドハンターからスカウトが届く可能性もあり、登録して損のないサービスです。
転職エージェントと上手に付き合う5つのコツ
転職エージェントは、同時に複数の求職者を担当しています。積極的な求職者には時間をかけて丁寧に対応する一方、転職意向が弱いと判断した求職者の対応がおろそかになる可能性もあります。
せっかく転職支援のプロに力を借りるなら、最大限メリットを享受できるよう、意識した付き合い方が大切です。転職エージェントを活用するために、以下2点を心得ましょう。
【転職エージェントを活用するための心得】
- 転職活動のパートナーとしての信頼関係を築く
- 転職活動の主体はあくまでも自分であると心得る
転職エージェントに候補者の情報を確認すると、正確に状況を把握しておらず、「求職者としっかりと関係構築ができていないんだな」と感じることがあります。一方、転職エージェントをうまく活用している求職者ほど、担当者が候補者のことを詳細に把握し、適切に企業へアプローチしています。転職エージェントとの関係作りは、求職者が企業に自分をアピールする上でも重要です。
転職エージェントを活用する具体的なコツを5つ紹介するので、参考にしてください。
コツ1|複数の転職エージェントを試してみる
転職エージェントの利用は基本的に無料で、解約してもペナルティはありません。お試しと思って、最初は複数のサービスを併称してみましょう。実際に使ってみて合わないと感じれば、解約するだけです。
併用する際には、特徴の異なるサービスを利用するようにしてください。
【転職エージェントの併用例】
- 総合型エージェント+職種特化型エージェント
- 総合型エージェント+年齢別の特化型エージェント
- 両面型エージェント+片手型エージェント
特徴の異なる転職エージェントを5,6社試してみて、最終的には2社程度に絞り込むと良いでしょう。
英会話教室やジムなどと契約するとき、最初は複数社の無料体験に参加してから自分に合ったサービスを絞り込みますよね?同じ感覚で、転職エージェントも複数社使ってみて、自分に合うものを選んでください。
コツ2|退職理由や転職状況は正直に話す
担当のキャリアアドバイザーと強固な信頼関係を築くために、退職理由や転職活動の状況は、正直に伝えてください。キャリアアドバイザーが正確な情報を把握していないと、企業に誤った情報が伝わったり、選考スケジュールに不都合が生じる可能性があります。
求職者がネガティブに捉えがちな以下のような情報も、キャリアアドバイザーには正直に話しましょう。
- 休職期間や無職の期間とその理由
- 各社の退職理由
- 応募している企業の数や状況
採用担当としてキャリアアドバイザーから直接聞いた求職者情報と、面接時に本人から聞いた情報がまったく異なることが稀にあります。理由はどうあれ企業サイドからすると不安要素になるので、キャリアアドバイザーに話す内容と自分で企業に伝える内容は、一致させるようにしてください。
コツ3|キャリアアドバイザーへの要望や不満も率直に伝える
キャリアアドバイザーのサポートに対する要望や不満も、率直に伝えてください。自分の希望をきちんと伝えられない場合、キャリアアドバイザーにとって良いと思われる求人を無理に勧められたり、対応にストレスを感じて転職活動自体が嫌になってしまう可能性があります。
サポートに関して、以下の点を明確に伝えましょう。
- 連絡の頻度や方法、時間帯
- 理想の条件と、妥協したくない最低限の条件
- 希望と異なる求人を紹介されたときのフィードバック(何が、どのように希望と異なるか)
求職者が希望と異なる企業に転職して早期離職した場合、転職エージェントは企業に紹介フィーの一部を返還する場合がほとんどです。転職エージェントにとっても求職者が長く勤められる企業を紹介することが重要なので、遠慮せずに要望を伝えてください。
コツ4|転職活動に前向きな姿勢を見せる
キャリアアドバイザーは同時に複数の求職者を担当しているため、より積極的に自分の支援をしてもらえるよう、転職活動への前向きな姿勢を示すようにしましょう。
転職エージェントは、求職者の採用決定時に初めて企業から報酬を得られる成果報酬型のビジネスです。転職する意欲が高い人を優先するのは、当然のことといえます。
以下のようなNG行動を避け、積極性をアピールするとよいでしょう。
【転職エージェントとの付き合い方NG例】
- キャリアアドバイザーの連絡に対する返信が遅い/ない
- 専用アプリなどにログインしていない
- 積極的に要望を伝えない
キャリアアドバイザーとしても、より良い転職に向けて真摯に取り組んでいる人ほど応援したくなるものです。前向きな姿勢を行動で示しましょう。
コツ5|エージェントが持っている情報を積極的に引き出す
転職エージェントは、応募先企業の内情などを詳しく把握している可能性があります。企業選びや選考通過率アップの材料として、転職エージェントが持っている情報を積極的に引き出してください。
特に、両面型の転職エージェントは企業との強固なコネクションを持っている傾向が強く、内情をよく把握している可能性があります。自分から積極的に質問して、企業情報を入手しましょう。
【転職エージェントだからこそ知り得る情報】
- 最近力を入れている事業や新しいプロジェクト
- 経営者や採用担当の人柄
- 社風や従業員の雰囲気
- 現在の採用状況
- 過去の採用者の傾向
- 面接内容や選考で重視していること
特に両面型の転職エージェントは、頻繁に企業を訪問して最新の状況を把握する傾向があります。また採用担当側も、会社にマッチする人材を紹介してもらえるよう転職エージェントと密なコミュニケーションを心掛けています。転職エージェントだからこそ知り得る情報を把握している可能性があるので、積極的に話を聞き出してください。
こんな転職エージェントには要注意!すぐ利用中止すべきエージェントの特徴3選
最後に、利用してはいけない転職エージェントやキャリアアドバイザーの特徴を3つご紹介します。
サポートレベルの低い転職エージェントや、馬の合わないキャリアアドバイザーに支援してもらっても、転職活動が進まないばかりかチャンスを逃すリスクもあります。これから紹介する3つに当てはまる転職エージェントやキャリアアドバイザーは、すぐに利用を中止しましょう。
特徴1|話を聞かない・一方的
自分の意図を汲み取ってくれないキャリアアドバイザーは、求職者の希望よりも「早く転職させること」に注力している可能性があります。
求職者側から丁寧に要望を伝えたり、フィードバックをしたりしているにもかかわらず、一方的に合わない求人を大量に紹介するキャリアアドバイザーは、すぐに交代してもらいましょう。
特徴2|連絡が遅い・雑
連絡や返信が遅いキャリアアドバイザーは、担当者数が多すぎてフォローの手が回っていない可能性あります。
また、対応が雑なキャリアアドバイザーは、大切な面接日程の調整をミスしたり、連絡漏れしたりして、転職の機会を失うリスクがあります。
改善が見られない場合は、早めに担当の交代を申し出ましょう。
(吹き出し)
実際、面接日程を求職者に伝え忘れる、誤った日時を伝えるなどのミスを繰り返す転職エージェントが稀にいます。求職者本人に非はなくても、企業サイドからすると「縁がないのかな」と感じてしまうこともあります。当たり前の対応がきちんとできないと感じる担当者は、すぐに交代してもらいましょう。
特徴3|内定を辞退させてくれない
「キャリアアドバイザーから内定辞退はできないと言われた」という口コミが稀に見られますが、これは完全にアウトです。新卒就職でも中途転職でも、内定辞退ができない状況はあり得ません。
早く転職先を決めてサポートを終えたい、企業側に説明するのが面倒など、キャリアアドバイザー側の自分本位な理由で「できない」と伝えている可能性があります。早々に担当を変えるか、転職エージェント自体の契約を終了してください。
30代での転職は遅くない!これからのキャリアを見据えて悔いのない転職を
人生100年時代、30代での転職は決して珍しくありません。むしろ30代は、自分を売り込むのにもっとも適した年代といえます。
求人数の多い総合型の転職エージェントを活用して転職の選択肢を広げるとともに、複数のサービスを併用して成功確率を上げましょう。
転職エージェントは理想の転職を叶えるための手段と心得て、自分が主導権を握ってうまく付き合うことが大切です。