スカウト・ヘッドハンティング型の転職サービス「dodaX」を利用して転職活動しています。
この記事は、dodaXって実際どうなの?という部分をズバッと正直に書いているので、これから登録しようか迷っている人の参考になると思います。
職業 Webマーケティング(管理職)
大学卒業後、新卒で大手家電量販店に就職。販売スタッフ・店長・エリアマネージャーを経験し、Web業界へ転職。現職に不満はないが、新しい環境でチャレンジしたい気持ちと、自分のスキルが他社でも通用するのかを知りたいと考え転職活動を開始。
正直イマイチ!求人のレベルが高すぎてスカウトされない。ヘッドハンターが少ない可能性あり
まずdodaXを1ヶ月使った感想を正直に言うと、イマイチ!微妙でした!!
私の職歴・スキルが足りなかったのか、dodaXに登録しているエージェント(ヘッドハンター)が少ないのかわかりませんが、スカウトが1件だけで転職活動が進みませんでした。(残念)
良かった点
- なし(スカウトが1件では良いと言うほうが嘘)
イマイチだと思った点
- スカウトが1件しかこなかった。(利用エージェントが少ない?、私の職歴・スキル不足?)
- 自分からヘッドハンターをスカウトできない(どんなエージェントが利用しているのかわからない)
- 求人を検索できない(どんな企業はdodaXに求人を出しているのかわからない)
同じスカウト型ならビズリーチの方がよさそう
ヘッドハンティング型のdodaXを利用して散々な結果だったんですが、正直、同じヘッドハンティング型のサービスならビズリーチの方が良いと思いました。
ビズリーチはヘッドハンティング型の大手で、年収500〜1,000万円超のハイクラス転職向けのサービスです。「こんな人材どこで見つけた!ビズリーチ!」というCMも流れているので知っている方も多いと思います。
dodaXとビズリーチに同じ職歴・スキルで登録したところ、dodaXはスカウト1件だけでしたが、ビズリーチは40件ものスカウトをもらうことができました。(↓一部抜粋)

スカウトが多く届くほど自分に合う転職先を見つけやすくなるので、単純にビズリーチの方がいいと私は感じました。人によってはdodaXの方がスカウト多くなることもあるかも・・・?
あと、スカウトが多い以外の機能面もビズリーチの方が優れていると思います。
dodaXにはなくてビズリーチにある機能がこちら。
- 求人検索(直接応募できる)
- ヘッドハンター検索(自分からエージェントにアプローチできる)
別にたいした機能じゃなくね?と思う人もいると思いますが、それは大きな間違いです。
今回の私のように登録したけどスカウトが届かない場合、dodaXだと他に転職先を探す手立てがありません。つまりdodaXで転職できる可能性はほぼゼロに近いってことです。行き止まりです。
ビズリーチの場合、ビズリーチに登録している企業を検索できる求人検索機能があるので、万が一スカウトが0件でも転職活動を続ける・進めることができます。
この違いは大きすぎると実際に使ってみて思いました。
あと、ヘッドハンターを探せる機能がある・ないの違いについても、実際に利用してみると意外と大きな差だなと気づくと思います。
スカウトをしてもらえるのは受け身で転職活動を進められるので楽なのでいいんですが、性格が合わないヘッドハンターや価値観がズレているヘッドハンターからのスカウトもあります。
違和感のある人と一緒に転職活動を進めたくないと思っても、ヘッドハンターを選べないのであればしょうがありません。ですが、ビズリーチだったらヘッドハンターを検索して自分からオファーすることができます。
自分の性格や転職の価値観・大切にしたいことなどに共感してくれそうなヘッドハンターを探すことができるんです。dodaXは検索できないので、イマイチだなと思うヘッドハンターでも関わっていくしかない。
スカウト数や機能面からビズリーチの方が、個人的にはお勧めだなと使ってみて思いました。
担当が付いて相談できる・求人紹介してくれる転職エージェントも併用するといい
あと、dodaX・ビズリーチのヘッドハンティング型とパソナキャリア・JACリクルートメントの担当がつくエージェントのどちらにも登録して思ったのは、併用した方がスムーズに転職活動を進められると感じました。
ヘッドハンティング型の良いところは、スカウトしてくれるので受け身でも転職活動を進められるところです。
逆に悪いところを言うと、スカウトがなければ転職活動が進まない、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策をやっていない部分だと思います。
あと、担当がつかないので面談調整や給与交渉などを自分でやるのもデメリットかもしれません。
担当がつくエージェント場合、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策、面談調整・給与交渉などをやってくれます。
あと、自分の希望条件を伝えればそれにあった企業を提案してくれるのと、自分では考えてもいなかった業界・職種の提案やもっとこうしたら転職活動がうまくいくといったアドバイスもくれます。
悪いところでいえば、担当を挟まないと求人が紹介されないといったところでしょうか。(あまり悪いところがないのが正直な感想)
私の場合、そもそも転職するべきかの相談をしたかったのと、履歴書や職務経歴書の書き方に不安があったので添削してほしかったり、面接対策もしてほしかったりしました。
なので、ヘッドハンティング型よりも担当がつくエージェントの方が向いていました。
ヘッドハンティング型か担当がつくエージェントのどちらかに絞るのではなく、私としては併用するのがいいかなと思います。
実際、エージェントに添削してもらった職歴・履歴書をビズリーチに登録してスカウトもらったので、2つのサービスをうまく活用すれば転職活動の成功率が上がると感じます。
dodaXに登録してスカウトが届くまでの体験談
dodaXに登録してから転職するまでの流れは以下です。
- 基本情報を入力(5分)
- 職務要約、職務経歴、スキルを入力(10分)
- スカウト待つ
- 気になるスカウトと連絡を取る
- 面談〜内定
dodaXという名前は聞いたことありませんでしたが、同じヘッドハンティングのビズリーチを調べていて知りました。
ターゲット層も年収800万円〜のハイクラス向けということで、ビズリーチと同じようにたくさんスカウトされると期待して登録しました。
登録は13個の質問+職務要約・希望条件を入力する|ビズリーチと同じ内容を聞かれる
最初に言っておくと、dodaXに登録する内容はビズリーチと全く同じ内容を入力・回答していきます。
なので、すでにビズリーチに登録している人は、マイページからコピペしてくればすごく簡単に登録できます。おそらく全部で5分もあれば終わると思います。
まだビズリーチを利用していない人は、dodaXの登録が終わったらビズリーチにも登録するといいと思います。
同じヘッドハンティング型ですが、dodaXとビズリーチでは出会えるヘッドハンター(求人)が違うので選択肢が広がりやすいです。
基本情報で入力する項目は以下の13個。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 電話番号
- 住まいの都道府県
- 語学力(TOIECなど)
- 最終学歴
- 転職経験の有無
- 転職の希望時期
- 直近の在籍企業
- 業種
- 職種
- 業務内容
基本情報はポチポチ選択していく内容がほとんどで、回答に困ることはありません。すぐ思い出せない質問は、最終学歴の卒業年月日や直近の在籍企業の入社日くらいです。
その辺りを事前に調べておけばスムーズに登録できます。
↓登録の流れが全く同じ
基本情報の入力が完了すると詳細情報の入力に進む。
詳細情報は簡単にいうと、年収や業種などの希望条件や今までの保有資格・どんな働き方をしたいかなどを入力する。
詳細情報は以下の項目。
- 直近の年収
- マネジメント経験(人数)
- 今までに経験した業種・職種
- 職務経歴
- 希望年収・業種・職種・勤務地
- 興味のある働き方(上場企業がいい、新規事業に携わりたいなど)
- 保有資格・免許・表彰経験
- これまでの職務要約(200〜400文字程度)
ここで登録された情報をみてヘッドハンター(エージェント)がスカウトしてくるから、登録といえど重要な部分です。
あとで変更もできますが、最初からスカウトをしてもらいたいなら、めんどくさがらずに入力することをお勧めします。
職務要約・職務経歴書の入力完了!あとはスカウトを待つだけ
登録したらスカウトを待つだけです。
私はビズリーチに登録してから1ヶ月で40人からスカウトされました。全く同じ内容を登録したので、そこそこdodaXでもスカウトされるのかなとドキドキ・ワクワクして待機しました。
登録して1ヶ月、、、ビズリーチでスカウト40件に対して1件だけの厳しい結果に
dodaXに登録して1ヶ月経った結果は、、、なんとスカウト1件だけ!(ビズリーチと違いすぎて困惑)
ビズリーチで40人からスカウトされたのと同じ職務経歴・職務要約・スキルなどを入力しているにもかかわらずスカウト1件。。。(2ヶ月経っても1件でした、残念)
スカウト1件だけの証拠がこちらです。。。

dodaXがビズリーチと比べてスカウト数が少ない理由
なんでdodaXとビズリーチでスカウト数に大きな違いがでたのか考えてみました。おそらくこの2つの理由が関係しているかなと思います。
- ビズリーチと比べてdodaXを利用しているヘッドハンター(利用業者)が少ない
- dodaXを利用しているヘッドハンターが求める条件に私のスキル不足・希望年収が合っていない
ヘッドハンター(利用業者)が少ないかも
ビズリーチでは40人からスカウトされて、dodaXで1人だけだったのは、そもそもビズリーチとdodaXを利用しているヘッドハンター(エージェント)の数に大きな違いがあるのではと思いました。
ビズリーチは登録している全ヘッドハンターを見ることができます。検索してみると、約4,000名のヘッドハンターがいることがわかります。
この4,000名のヘッドハンターのうち、私の職務経歴やスキル・職務要約といった登録情報をみて良さそうと感じてくれた人が声をかけてきてくれます。
ビズリーチでは4000名のうち40名からスカウトされたので、約1%がスカウトしてくれたことになります。
dodaXは登録しているヘッドハンターを公開していないので何名いるのか不明ですが、スカウト1件だけだったので、ビズリーチでのスカウト率1%から計算するとヘッドハンターは100人程度しかいないかもしれません。
こちらはdodaXのトップページに掲載されていたヘッドハンターの方です。一覧を見るで8名しか表示されなかったけど、さすがにそんな少ないはずがないと思います。
私の職歴・スキルではスカウトが1件だけで希望が叶う転職先を見つけることができませんでしたが、転職者のスキル・経歴によっては満足のいくスカウトが届く可能性はあると思います。
ですが、明らかにビズリーチよりもスカウト数が少なかったので、スカウト型で転職活動をするなら、dodaXだけに絞らないでビズリーチも併用した方がいいと感じました。(登録に必要な情報も同じで手間が掛からないし)
私のスキル不足・希望年収が合っていない
ビズリーチで40件もスカウトされたけど、dodaXで1件だけという悲しい結果は、私のスキル・経歴・希望年収などの条件が、dodaXを利用しているエージェントの目に掛からなかった可能性もあります。
私はWebマーケティングのディレクター、年収700万円です。
dodaXの求人実績(本当かどうか不明)には、年収800〜2,000万円の転職が実現したと載っています。職種でいうとエンジニア・経営管理あたりが多いみたいです。
このことからdodaXのターゲットは、年収800万円〜2,000万円程度のエンジニア系・経営幹部系のガチハイクラス層なのではと予想できます。
そう考えると私の年収700万円でWebディレクターはdodaXのターゲットではないのかもしれません。
dodaXにいるヘッドハンターが求めるスキル・年収帯でないためにスカウト1件という結果になったのはあり得ます。
年収500〜700万円クラスの人はdodaXに登録してもスカウトが届かない可能性があることを覚悟した方がいいかもしれません。
そのくらいの年収ゾーンの人はビズリーチの方がよさそうです。私がスカウト40件もらったので間違いないと思います。
dodaXの欠点・イマイチな点|スカウトを待つ以外に転職活動を進める方法がないのが使いにくい
dodaXを利用してみて、これは使いにくい!イマイチだ!と感じたことがあったので書いておきます。同じヘッドハンティング型のビズリーチと比較しての感想です。
以下2点がdodaXは使いにくいと思いました。
- 求人を検索することができない
- ヘッドハンターを自分から探すことができない
求人を検索することができない
dodaXはヘッドハンティング型なので、登録したあとはスカウトを待つだけです。
スカウトを待つだけでもいいんですが、スカウトが届かなかったり、スカウトされた内容がズレていると転職活動が進まないのが問題としてあります。(今回のdodaXを利用した私のような感じ)
一方、同じヘッドハンティング型のビズリーチは、スカウトを待つだけでなく自分から気になる企業を探す・直接応募できる機能が付いています。
なので、最悪スカウトが1件も来なかったとしても転職活動を進めることができます。
dodaXには求人検索機能がありません。なので、スカウトが来なければ転職活動が1ミリも進まない。。。
ビズリーチではスカウトをもらって話を進めることができたので、企業を検索できる機能・直接応募できる仕組みのありがたさを実感することはなかったです。
ですが、dodaXでスカウト1件だけで転職活動が進まなくて求人検索できなくて不便だなと感じました。(どうすりゃいいのという絶望感も味わいました)
dodaXは登録・利用のすべてが無料なので、とりあえず登録してみるのもありだと思いますが、スカウトが来ないと完全終了という危険性もあることを理解しておいた方がいいなと思いました。(ビズリーチを保険がわりに併用することをお勧めします)
ヘッドハンターを自分から探すことができない
これもビズリーチと比較して使いにくいと感じたことなのですが、dodaXはどんなヘッドハンターが在籍しているのかを検索することができません。
ビズリーチはヘッドハンターを担当業種・経験年収・スコア・語学力などで検索することができます。
経歴や自己PRも公開されているので、自分の希望を叶えてくれそうなヘッドハンターを探すこともできます。
気になるヘッドハンターがいたら、自分から逆スカウトすることだってできます。(dodaXは検索できないため、ヘッドハンターをスカウトすることができない)
ヘッドハンターをヘッドハントしないとしても、どんなヘッドハンターがdodaXにいるのかわからないのはちょっと不安。
ヘッドハンターが少なくて公開するとサービスにマイナスイメージがついちゃうことを避けているかもしれないけど不安。
スカウトされた数が少ないことと、ヘッドハンターの検索や求人検索などの機能面も含めて、正直なところビズリーチより劣っているように思いました。
私がdodaXでスカウトされて紹介された求人例
とりあえず1件ではありますがスカウト来たので話を聞いてみました。
私の職歴と希望条件、得意な分野などを一通りヒアリングされて、その場でいくつか求人を紹介してくれました。
どの求人もなんとなく社名を聞いたことのある大企業だったので、ハイクラス転職と謳っているだけあるなと感じました。
- 東証1部上場企業でのコンテンツ(ホワイトペーパー、PR記事、セールス資料など)の制作・ディレクション業務
- 大手ベンチャー企業での各プロダクトのマーケター・PM・セールスとコミュニケーションを取り、見込み客へ届けるコンテンツ企画・制作
- ベンチャー企業での時事に合ったコンテンツ、ニーズのあるコンテンツをフックに集客|Webディレクター
年収700〜1,000万円ほどで条件提示されたので、今よりも悪化することはなさそうでした。
採用までの道のりは、1次・2次・最終面接をクリアする必要があって、エージェント経由でも採用は簡単じゃなさそう。
効率よく転職を進めるためにも2〜3社に同時に応募してもOKとのこと。転職者のためでもあるが、採用されることでエージェント側も手数料が入るので、その提案もよくあること。
気になる求人があれば遠慮なく応募しちゃいましょう。(念の為、同時応募OKなのかは担当に確認した方がいい)
エージェントから提案された企業が自分の条件とかけ離れていないことを考えると、やはりビズリーチよりもdodaXに登録しているエージェントが少ないのかもしれない。