この記事ではマイナビエージェントの特徴や口コミ評判や注意点などをまとめて紹介しています。
登録するか迷っている人は参考にしてください。
マイナビエージェントの特徴・強み
「マイナビエージェント」は、大手人材広告企業として有名なマイナビ社が運営している転職エージェントサービスです。
マイナビエージェントは転職エージェントサービスとしては後発組ですが、運営元のマイナビ社は50年弱の歴史(1973年創業)を持っており、独自のコネクションを活かした独占求人も数多く保有しており、20代を中心に着実に支持を集めています。
そんなマイナビエージェントの特徴・強みを3つご紹介します。
特徴・強み① 20代や第二新卒の転職に強い
マイナビエージェントの最大の特徴・強みは、「20代や第二新卒の転職に強い」という点です。
事実、2021年12月に実施されたGMOリサーチの調査において、マイナビエージェントは『20代の転職エージェント満足度No.1』を獲得しています。
マイナビエージェントが20代や第二新卒の転職に強い理由としては、運営元のマイナビ社が古くから新卒採用支援事業を展開してきたこともあり、独自のノウハウを有しているからです。
さらに、多くの企業から「マイナビ社は若年層の採用に強い」と認知されているため、若年層を対象とした求人も集まりやすいのです。
そのため、20代や第二新卒の人であれば、マイナビエージェントは登録必須の転職エージェントの1つと言っても過言ではないでしょう。
特徴・強み② 地方の求人に強い
マイナビエージェントの2つ目の特徴・強みは、「地方の求人に強い」という点です。
多くの転職エージェントは、首都圏や都市部の求人に集中しがちですが、マイナビエージェントは地方の求人も豊富に取り扱っています。
というのも、マイナビエージェントは全国各地に拠点と担当者を配置しており、地方企業とも強いパイプを築いているからです。
そのため、地方への転職を希望する場合であっても、マイナビエージェントであれば、隠れた優良企業や勢いのあるベンチャー企業まで、幅広く求人を紹介してもらえるでしょう。
特徴・強み③ サポートに期限がない
マイナビエージェントの3つ目の特徴・強みは、「サポートに期限がない」という点です。
一部の転職エージェントでは、面談や選考対策などのサポートに期限が設けられており、期限を過ぎると基本的にサポートを受けられなくなります。
その点、マイナビエージェントであればサポートに期限がないため、自分のペースでじっくりと転職活動を進めることが可能です。
マイナビエージェントの良い評判
前章でマイナビエージェントの特徴と強みについてご紹介しましたが、実際にマイナビエージェントを利用した人の評判や口コミが気になる人も多いかと思います。
そこで本章では、マイナビエージェントの良い評判をご紹介します。
良い評判① 対応が丁寧である
マイナビエージェントの口コミを調べた結果、担当者の対応の丁寧さや親切さを評価する口コミが多くありました。
担当は若い人で少し不安でしたが丁寧に対応してくれました。初めての転職だったからなのか、前職の仕事内容の他にもバイト経験や大学の学部を選んだ理由なども聞かれました。面接でも何回か聞かれたので話す練習になりました。私は技術職希望だったのですが、思うような求人は少なく退会しましたが、20代半ばで「転職したいなー」と軽く思ってる人にはお勧めのエージェント会社だと思います。強要されないので気軽に面談に行けると思いますよ。
(引用:みん評)
いくつかの転職サービスを使いましたがあっさりしているコンサルの方が多く求人はたまに送られてくるものの、エントリーしても書類でダメっていう感じが続いてました。
それからマイナビエージェントに登録したんですが、親切さにビックリしました。職務経歴書をしっかり作り直してくれ、私の希望条件である安定企業っていう点をしっかり照らし合わせて求人を紹介してくれました。
(引用:みん評)
マイナビエージェントは、若年層や転職経験の少ない人をターゲットにしていることもあり、サポートの丁寧さや親切さには定評があるようです。
そのため、20代の人や初めての転職で不安を抱えている人には、特におすすめの転職エージェントと言えるでしょう。
良い評判② 求人の質が高い
マイナビエージェントの口コミの中には、求人の質の高さを評価する口コミも多く見られました。
結論としては、優良な求人が多い転職エージェントではないでしょうか。複数のサイトに登録していましたが、応募したいと思えるような企業の求人が一番多かったです。
(引用:みん評)
求人数こそ劣りますが、無駄に情報量が多くなく混乱することなくじっくり応募できました。
また、面接前や面談後には多すぎると思うけど電話をくださりとても助かりました。
面接日程の段取りもとてもスムーズに行き、3ヶ月ほど転職活動していましたが、登録してから3週間ほどで内定をいただくことができました。
(引用:みん評)
マイナビエージェントは、全国にマイナビ独自のコネクションを広げていることもあり、保有している求人の質には定評があるようです。
そのため、求人の数よりも質を重視する人におすすめです。
マイナビエージェントの悪い評判
続いて、マイナビエージェントの悪い評判をご紹介します。
悪い評判① 担当者から急かされる
マイナビエージェントの口コミを調べた結果、担当者から結論を急かされる点を指摘する口コミが多くありました。
担当者の方は、親身になって聞いてくださりとても熱意がある良い方でした。ただ熱意が強く、成績などもあるのか、「内定を頂けるようにお礼状を出しませんか。ただ、出してしまうと内定は断れません」とのことで、迷う企業もあったので検討すると返事をしましたが、その後お礼状の事で担当者の方と企業担当の方から何度も何度も連絡があり、促された。
(引用:みん評)
担当がじぶんのとこの案件に就職させようとしつこく説得してくる
自分の適性や応募企業の雰囲気などをよく考えて辞退したのに、なんで決めないんだと、ひどいと30分位電話で説得してくる。
(引用:みん評)
丁寧なサポートに定評があるマイナビエージェントですが、中には自身の成績のために強引な対応をしてくる担当者も存在するようです。
ただ、担当者の当たり外れは、どの転職エージェントを利用しても起こり得ることです。
もし質の悪い担当者に当たってしまったり、担当者との相性が合わないと感じたりした場合には、遠慮なく担当者の変更を申し出ましょう。
悪い評判② 対応が遅い
マイナビエージェントの口コミの中には、求人紹介や返信などの対応の遅さを指摘する口コミも散見されました。
目当ての募集先に面接を取り付けてもらうために初めて登録してから、面接まで結局4週間かかった。自分が土日休みではないので活発に動ける時間がマイナビの人と違い、その上担当からのメールの返信もいちいち遅いのでスムーズに運ばなかった。
(引用:みん評)
最初の面談に行った時期とこちらの転職希望時期が少し離れていたので、後日再度面談を…とのことだったのですが、その際にも担当者のほうからこちらの都合を聞いてきたにも関わらず、こちらからの連絡には1週間以上返信無し。こちらから返信を催促してやっと連絡がきました。
(引用:みん評)
レスポンスの早さにも定評があるマイナビエージェントですが、中には対応が遅いと感じる人もいるようです。
対応が遅いことの原因として、担当者から転職意欲が低いと判断されている可能性があります。転職意欲の低い人間は、どうしても対応を後回しにされることが多いため、転職意欲が高いことを担当者に再度アピールしてみましょう。
また、ただ単に担当者の対応が雑で、それが原因で対応が遅れているケースも考えられるため、必要に応じて担当者の変更も検討してみましょう。
マイナビエージェントを利用するときの注意点
マイナビエージェントの利用を検討しているのであれば、登録前に知っておくべき注意点がいくつか存在します。
そこで本章では、マイナビエージェントを利用するときの注意点について解説します。
注意点① 他の大手転職エージェントに比べると、求人数は少ない
マイナビエージェントの求人数は、非公開求人も含めて約4万件と豊富ですが、他の大手転職エージェントに比べると求人数自体は少ない点に注意が必要です。
■大手転職エージェントの求人数
転職エージェント | 求人数(非公開求人含む) |
---|---|
リクルートエージェント | 約59万件 |
doda | 約21万件 |
マイナビエージェント | 約4万件 |
(※2022年12月時点)
マイナビエージェントは求人の数よりも質を重視しているため、他の大手転職エージェントと比較すると、求人数の部分では少し見劣りしてしまうのは、ある意味致し方ない部分ではあります。
より多くの求人情報を集めて選択肢を広げたい人であれば、「リクルートエージェント」や「doda」といった、他の転職エージェントも併用して転職活動を進めるのがいいでしょう。
注意点② 中年層の転職には向かない
マイナビエージェントは、20代や第二新卒といった若年層(20代~30代前半)の転職に注力していることもあり、中年層(30代後半~60代前半)の人の転職には向いていないと言えます。
そのため、35歳以上の人やハイキャリアの求人を探している人は、マイナビエージェントに登録しても希望の求人がなかなか見つからない可能性があります。場合によっては、登録を断られるケースもあるため、注意が必要です。
中年層の人であれば、他の大手転職エージェントや「ビズリーチ」などの特化型転職エージェントを活用した方がいいでしょう。
マイナビエージェントを上手に活用するポイント
せっかくマイナビエージェントに登録するのであれば、なるべく上手に活用して、効率的に転職活動を進めたいと考える人も多いでしょう。
そこで本章では、マイナビエージェントを上手に活用するポイントについて解説します。
ポイント① 転職意欲の高さをアピールする
前述の通り、担当者から転職意欲が低いと判断されてしまうと、対応を後回しにされる可能性があります。そのため、転職意欲の高さをアピールすることが大切となります。
具体的には、面談で「希望の転職先が見つかれば、すぐにでも転職したい」旨を伝えたり、こちらから定期的に担当者に連絡を入れたりして、積極性をアピールしていきましょう。
転職エージェント側としても、転職意欲の高い人間に求人を紹介した方が雇用契約の成立に繋がりやすいため、転職意欲の高さをアピールすれば、優先して求人を紹介してもらえる可能性が高くなります。
ポイント② 推薦状を確認する
転職エージェント経由で求人に応募する際は、担当者が企業向けに推薦状を書いてくれますが、推薦状は事前に確認するようにしましょう。
というのも、中には職務経歴書の内容を書き写しただけのような、雑な推薦状を作成する担当者も存在するからです。
いい加減な推薦状では、かえって選考で不利になる可能性があります。そのような事態を避けるためにも、推薦状は事前に確認させてもらいましょう。
ポイント③ 複数の転職エージェントに登録する
マイナビエージェントだけでも十分な求人数がありますが、できれば転職エージェントは複数社に登録することをおすすめします。
というのも、複数の転職エージェントに登録すれば、単純に選択肢が増えるだけでなく、別の視点で転職ノウハウを学べたり、他と比較することで担当者の良し悪しを判断しやすくなったりするからです。
転職エージェントは全て無料で利用できるため、転職活動を効率的に進めたいのであれば、複数の転職エージェントに登録しておきましょう。
マイナビエージェントを利用する流れ
最後に、マイナビエージェントを利用する流れについてご紹介します。
具体的には、以下の通りです。
①まずは公式サイトから、申し込みを行いましょう。申し込み自体は3分程度で完了します。申し込みから5営業日以内に連絡がきますので、そこで面談の日程を決めましょう。
②キャリアアドバイザーとの面談によって、今後の方針を決定していくことになるため、面談時は自分の希望をしっかりと伝えましょう。なお、面談は電話やオンラインでも可能です。
③面談の内容を基に、求人の紹介を受けられます。面談当日にそのまま求人を紹介してもらえるケースもあれば、後日にメールや電話で紹介を受けるケースもあります。
④気になる求人には、積極的に応募していきましょう。マイナビエージェントは応募書類の添削も行ってくれるため、書類選考に不安がある人は事前に添削してもらいましょう。
⑤書類選考に通過したら、いよいよ面接です。マイナビエージェントでは、模擬面接などの面接対策も入念に行なってくれるので、自信を持って面接に臨めます。
⑥面接に合格したら、晴れて内定です。マイナビエージェントは年収交渉や入社日調整といった、内定後のサポートも充実しているため、転職が初めての人でも安心です。