「何かしらの不満があり、転職を考えている。どうせなら、別の仕事にチャレンジしようと考えている」
「未経験からでもやってみたい仕事がある」
上記のような人に対して、未経験での転職について1から100まで丸っと解説していきます。
具体的には下記の4つについて解説しています。
- 年収をダウンさせず転職をするための知識
- 自分に合う天職を見つけるポイント
- 未経験転職を進める具体的なステップ
- 内定につなげる求人を探すコツ
また、年代ごとの違いや各年代で未経験転職をした人の体験談の紹介もしています。
情報量も多いので、自分が読みたい項目から読んでみてくださいね。
【事前知識】未経験での転職には3つの種類がある
業種 | 「事業内容」のことです。医療・ゲーム・WEB・メーカー・商社など。 ※業界ともいう。 |
---|---|
職種 | 「仕事内容」のことです。エンジニア・デザイナー・営業・事務など。 |
上記の組み合わせによって、未経験の転職といえど、以下の3つのパターン+同業での転職を含め、全部で4つに分けることができます。
- 同じ業種の未経験職種への転職
(同業種×異職種) - 同じ職種の未経験業種への転職
(異業種×同職種) - 業種も職種も未経験での転職
(異業種×異職種) - 同業他社への転職
(同業種×同職種)
上記は採用をする側では当たり前の認識ですが、私たち求職者にとっては意外と意識していない部分です。なので、未経験歓迎の求人では、業種と職種、どちらの未経験を指しているのかを確認することも大切です。ただ、一般的には「職種未経験」を未経験転職と指すことが多いです。
【データで解説】未経験で転職する人が8割、実は難しくない!
未経験転職で3つ+同業で4種類に分けることができる転職の種類ですが、実際に転職をした人の割合のデータをお見せします。
割合 | 割合 |
---|---|
異業種×異職種 | 36.1% |
異業種×同職種 | 33.8% |
同業種×異職種 | 10.5% |
同業種×同職種 | 19.6% |
データ元:リクルートプレスリリース
上記の通り、職種も業種も未経験という人が36%、何かしらの未経験領域への転職でみると8割と、想像よりも多いことがわかります。職種を基準に見ると、未経験職種への転職が約47%、同職種が53%とほぼ半々です。
企業の採用担当も「未経験で当たり前」と考える時代
上記のような状況から、企業側も未経験または職種が近ければ積極的に採用するのが当たり前になってきています。結論、未経験での転職は当たり前の時代であり、企業・採用側もそれを基準に考えているため、未経験転職は難しいという常識は今は無くなってきています。
実は、業種も職種も違う完全な未経験転職はここ10年で10%ほど増えています。もしかしたら、親世代(50〜70代)にとっては未経験転職は難しいものという認識が強いかもしれません。ですが、近年はITの発展によって、新しい職業が増えていることもあり、未経験でも転職しやすい時代になってきています。
”未経験歓迎”の求人は多くないからこそ、幅広く見よう
ここまで、どのくらいの人が未経験で転職しているかをみてきましたが、続いてどのくらい未経験OKの求人があるかの解説です。
割合 | 求人件数 |
---|---|
異業種・異職種歓迎 | 約1万件 |
異業種歓迎 | 約1.5万件 |
異職種歓迎 | 約1.2万件 |
未経験歓迎の表記なし | 15万件以上 |
上記から、結果的に未経験でも採用はしているが、完全なる未経験者を積極採用をしている企業は多くないということがわかります。また、未経験歓迎の表記がない企業の応募条件を見てみると「近しい経験があればOK」という企業は多いです。
例えば、「マーケティング」という職種で考えると、SNSマーケ、広告運用、リサーチャー、コンテンツマーケとさまざまです。ですが、必須要件には「何かしらのマーケティング」と記載されている場合、上記のうちどの職業でも応募は可能です。
上記のように、近しい経験を活かせる職種を目指すことで、未経験転職の幅は格段に広がります。
経験を活かす「プチ未経験転職」であれば年収もキープorアップしやすい
特に、20代後半〜30代以上で、今の仕事・職場の不満を解消したいために転職をするのであれば、今までの経験を少しでも活かせる求人に応募していく方が年収もダウンせず転職できる可能性が高まります。
実際の求人データでは、完全未経験を対象とした求人の年収は300万円〜350万円、高くても400万円までがアッパーの求人が多数派でした。
ですが、「近しい経験がある」程度までに広げていくとほとんどが年収500万前後になり、経験により800万以上の求人もかなり増えます。
割合 | 300万以上 | 500万以上 | 800万以上 | 1000万以上 |
---|---|---|---|---|
未経験歓迎あり | 97% | 60% | 15% | 7% |
未経験表記なし | 100% | 95% | 56% | 24% |
※2023年7月に大手転職サイトのdodaで公開求人数を調べた結果
このデータを見ても明らかな違いがありますよね。
過去の経験やスキルを活かして転職ができれば、年収のダウン幅は抑えることができますし、現状の年収が300〜400万円台なのであれば、逆に年収アップするケースも十分あります。
ですので、自分で求人を探すときに「未経験」に絞ってしまわず、職種は違っても分類が同じ求人で検索をしていく方法も試してみてください。
未経験転職の4ステップ
ここからは具体的に転職を進めるステップを解説していきます。
もし、まだ転職すべきか決めきれていないのであれば、先にこちらの記事を読んでみてください。
未経験転職でのポイントは、どの業種・職種にするかと自己分析です。逆に言えば、この2つのポイントをクリアできれば、あまり悩まずに転職活動を進めることができるはずです。
ステップ1:どの業種・どの職種に行くか決める
未経験転職には業種・職種に応じて3パターンがあると説明しましたが、その中でも有利になる未経験転職のポイントが2つあります。
- 業種か職種のどちらかは同じ求人を選ぶ
- ポータブルスキルを活かせる求人を選ぶ
以下にそれぞれの未経験転職のパターンを記載しました。
業種 未経験 |
【例】個人向けの不動産営業から、IT系の法人営業へ転職 業種が同じため、仕事内容が近しいことが多く、今までの経験もスキルも活かしやすく最も転職がスムーズなパターン。 |
---|---|
職種 未経験 |
【例】不動産営業から不動産事務へ転職 業界知識が活かせるため、業務に必要なスキルアップのみに集中できる。スキルは活かせないものの、経験は活かせるため、応募できる求人先は多い。 |
業種も職種も 未経験 |
【例】法人営業からWEBデザイナーへ転職 スキルも経験も全く違うため、イチから学びスタートする。この3つの中では最も難しい転職になるため、後述するポータブルスキルやヒューマンスキルを活かす。 |
転職したい理由別にどのパターンがおすすめかチェック!
上記のうち、どれに当てはまるか考えるために、転職したい理由別に紹介します。
▼業界未経験での転職をおすすめしたい人
前提として、仕事内容自体は同じでも良いけど…
- 会社の将来性に不安を感じている
- 給与が上がらない
- 業界ならではのルールに不満がある
- シフト制から土日休みが良いなど働く環境を変えたい
上記に当てはまる場合、業界を変えて「同職種・異業種」で転職先を探すのがおすすめです。業種・業界を変える一番のメリットは、給与面や労働環境の変化です。市場規模が変われば給料が変わりますし、取引相手が変われば、環境も変わります。
▼業種未経験での転職をおすすめしたい人
前提として、取り扱う商材や働き方自体は同じでも良いけど…
- 仕事内容自体が合わないと感じていた人
- やりたい仕事、職業が決まっている人
- 全く違う仕事にチャレンジしたい
- 将来性のある職業が良い
職業自体に不満を抱えている場合、まずは同じ業界の異業種からスタートして、その後同業種・異業界へ目指すステップを踏むと良いです。
▼業界も業種での転職をおすすめしたい人
- 行きたい会社が決まっている人
- やりたいことが決まっている人
- 先に説明した2つのすべてに当てはまった人
- 全く新しい仕事にチャレンジしたい人
既に自分はこれをやるんだ!と決まっている場合や、全てが嫌でリセットしたいと思っている場合、異業種・異業界での転職にチャレンジするしか他ありません。
ここに当てはまる人は、ステップ2の自己分析をきちんと行ってみてください。
▼同じ業界・業種で良いパターン
実は、わざわざ難易度が高い未経験転職をしなくても良いケースがあります。仕事自体は好きで楽しかったが、それ以外のことが要因で転職や退職を考えているケースです。
- 今の会社では評価されない
- 人間関係に問題がある
- 通勤時間がしんどい
仕事自体は好きなのであれば、業種や業界は大きく変えず、会社選びの方に重心を置いて求人を探すのがおすすめです。
ここに当てはまるのであれば、実務経験のみでも転職活動はスムーズに行くと思いますので、ステップ3へ進んでください。
▼まとめ
業種を変える | 【メリット】
【デメリット】
|
---|---|
職種を変える | 【メリット】
【デメリット】
|
業界も業種も変える | 【メリット】
【デメリット】
|
変えない | 【メリット】
【デメリット】
|
ステップ2:キャリアコンサルタントと自己分析をしていく
未経験転職を成功させるにあたって、分析と研究も重要です。以下のような手順で考えていくと良いです。
- 自分が持っているスキル、経験、特性を分析し、再認識する
- 自分が仕事に求める条件をまとめる
- 上記で出した分析結果をもとに、行きたい企業の特徴を考える
上記の3つを読んで、なるほど!と思った場合、自己分析をして求人を探すフェーズに進んで大丈夫です。
ですが、何となくはわかるけど、具体的に行動ができないなと思った場合、キャリアコンサルタントと一緒に上記の自己分析を行なってみてください。
キャリアコンサルタントに相談をするには、転職エージェントに登録するのが最も早いです。
転職エージェントは無料で使うことができるのですが、初回のヒアリングで今までの経験や転職したい理由、どういった企業で働きたいのかをじっくりと深掘りしてくれます。
大体1時間〜1時間半ほどかかるのですが、質問と回答を繰り返していくことによって、自分の中でふわふわとしていた転職の解像度が上がっていくはずです。
また、転職エージェントのコンサルタントには相性もありますので、1人目でイマイチ自己分析に繋がらなかったなと思う場合、複数のエージェントに登録して別の方とお話をしてみてください。
以下に、各転職エージェントの得意分野をまとめていますので、参考にしてください。
doda |
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マイナビ AGENT |
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リクルート エージェント |
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各業者の紹介はこちら
- どんな業界で働きたい?
- どんな仕事(職業)が良い?
- 自分が持っているスキルは?
- 今までにどんな経験をしてきた?
- 自分が成果を出せる領域は何?
- 働き方や待遇などで譲れない希望はある?
- 数年後にどうなりたいかキャリアプランはどう?
ステップ3:求人を探し、応募を進めていく
求人の探し方は3つの方法があります。
- 転職エージェントに紹介してもらう
- スカウトを待つ
- 自分で求人検索をして応募する
未経験の場合、間口を広くとるほうが良いため、時間があるかぎり上記を並行して進めるのがおすすめです。
おすすめの流れとしては、エージェントと一緒に自己分析をし自己PRをまとめ、職務経歴書を作りチェックをしてもらう。その自己PRと職務経歴書をスカウト型の転職サイトに登録してスカウトを待つ方法です。
スカウト形の転職サイトの一覧はこちら。
サービス名 | 特におすすめの人 |
---|---|
doda | ・多くの企業からスカウトを受けたい方 ・働くメンバーとの相性を重視する方 |
リクナビNEXT | ・地方で転職する方 ・幅広い業界・職種で転職を検討している方 |
ミイダス | ・スキルや行動特性に合った企業のスカウトを受けたい方 ・自分の転職市場価値を把握したい方 |
ビズリーチ | ・現在年収が500万円以上の方 ・責任のあるポジションで働きたい方 |
リクルートダイレクトスカウト | ・大手企業からスカウトを受けたい方 ・管理職や役員を目指す方 |
JACリクルートメント | ・管理職や専門性の高い業務に就きたい方 ・グローバル企業に転職したい方 |
マイナビ転職 | ・20代の方 ・地方で転職する方 |
AMBI | ・20代の方 ・現在年収が400万円以上の方 |
Wantedly | ・企業のビジョンやパーパスを重視する方 ・働くメンバーとの相性を重視する方 |
・国内外の大手企業で転職したい方 ・働くメンバーとの相性を重視する方 |
ここまではそこまで時間がかからないので、やっておいて損はありません。もし時間に余裕があれば、自分で求人を探して自己応募も進めていきましょう。
よりたくさんのスカウトをもらいたい場合、以下の記事が参考になります。
ステップ4:面接対策を取ろう
面接は、自分が企業が求める人材であることを伝える場です。未経験転職の場合、過去の実績や成果より、どういった思考で問題を解決していったかといったプロセスをより重要視される傾向があります。
面接官はプロセスのヒアリングをする中で、性格や考え方、価値観などを判断し、自社との相性を見極めていきます。
そのため、面接に行く企業のことをきちんと理解し、この企業ではこうした人材が求められていると予測をし、その人材に当てはまるエピソードを準備するのが基本の面接対策です。
「そうはいっても、どうやって予測してエピソードを出せば…」
確かに、ちょっと難しいですよね?当サイトでは、人事・採用のプロとして活躍されている曽和さんのノウハウをまとめた記事がありますので、そちらを読んでいくと、上記をより具体的に理解できるようになっています。
未経験でも採用されやすい職種とは?
ここからは職種や業種を決めれない方や、とにかく内定が欲しいと考えている方に向けて、具体的にどのような企業が未経験者を積極的に採用しているか、データをもとに紹介します。
以下はリクルートエージェントで異職種・異業種の転職をしたデータです。
▼異職種・異業種での転職が多いケース
参考:2021年8月5日にリリースされた株式リクルートのデータ
- 販売・接客
- マーケティング
- オフィスワーク、事務
- 企画
上記の4つは未経験採用が多い職種です。
販売や接客はコミュニケーション力など、元々持っている素質の影響が多い職種です。マーケティングやオフィスワークは覚えることはあるものの、経験がなくともできる仕事の領域がある職種です。
一方で未経験転職が難しい職種として、経理や財務は資格や専門知識が必要ですし、人事や営業は経験が成果に直結しやすいため、経験者の転職が7割を超えています。
実際、未経験転職は一括りにされてしまうが、職種で考えていくと、難しい・厳しいの基準は大きく変わることがわかります。
採用されやすい未経験歓迎の求人を見つけるコツ
では、もう一歩深掘りして、自分が採用されやすい求人を見分けるコツを解説をしていきます。ポイントは2つです。
ポイント1:求人のターゲットを見極めるべし
企業側目線での話をしますね。企業は求人媒体に費用を払って求人を掲載しています。つまり、「求人広告」を制作し出稿しているのですが、そこで考えるのが、どんな人に向けて作るかのターゲットの設定です。
求人内容を深掘りして読み解いていくと、「企業側が応募してほしい人材像」を考えていくことができます。企業が応募してほしい人材は、それだけ選考に通過しやすいとも言えます。
(実例)
詳細URL:doda.jp
上記を求める人材に置き換えてみてみると、
- 事務職を希望する女性
- 積極的に質問したり自発的なコミュニケーションが取れる人
- 自ら考えて効率化の提案などもできる人
上記を満たす人であれば、未経験でも採用したい。という意図が理解できます。
また、詳細を見てみると下記のような記載があります。
- 100%女性スタッフで事務職専門
- 平均年齢25歳、第二新卒歓迎で20代を積極採用している
- 80%が未経験
上記の求人へ男性や30代・40代が応募してもなかなか内定はもらえないことはわかると思います。
もう一つ例を見てみましょう。
(実例)
詳細URL:doda,jp
デザインはどちらかといえば男性的で、写真も男性の比率が多くなっています。男性の育児休暇の取得推進、転勤なし、安定した給与、昇給という目線からも、家庭を持つ30代の男性へアプローチしているような印象ですよね。
となれば、この求人に応募してほしいのは下記のようなタイプの人と伝わります。
- 長く働きたいと考えている人
- 安定した給与に魅力を感じてくれる人
- 家庭も大切にしている男性
この求人に20代の第二新卒の女性が応募してもなかなか内定にはつながらないと思います。
上記のように、企業が求めている人材の意図がわかりやすい求人を探し、自分に当てはまるものに応募していくのが未経験から内定をもらうポイントの1つです。
ポイント2:企業のホームページから内面が自分と合うかチェック
求人情報には主に仕事の内容しか記載されておらず、内面的にどういった価値観、性格の人を求めているのかを読み解くのは難しいです。
ですが、過去の経験やスキルを考慮しない未経験転職の場合、社風にあっている人物かどうか、性格や価値観も重要視されます。
そこをチェックするには、企業ホームページや新卒採用のページを分析してみてください。
(実例)
リクルートの新卒採用2024のページを例に解説します。
URL:https://www.recruit.co.jp/employment/students/
上記を見ていくと、リクルートが求める人材は以下のような人だと推測できます。
- 好奇心が強い人
- チームで動ける人
- 仕事への熱量が高く夢中になれる人
- 自ら積極的に発信、行動ができる人
これらはページの中にどんな言葉が使われているかで、イメージを固めていけます。
上記のような人材を求めているのに、真逆である几帳面で慎重でとにかく真面目、ルールをきちんと守り、個人主義で仕事を進めるタイプだとなかなか内定に繋げられないです。
新卒採用は完全にポテンシャル採用です。既卒採用であっても未経験枠であればこちらもやはりポテンシャル採用になるため、土台となる求めるポテンシャルは大きく変わることはないです。
こうした、求めるポテンシャルの大元は企業理念やミッション・ビジョン・バリューからきています。
リクルートの企業理念やビジョンを見ていくと、
- 新しい価値を作る
- 大切なことに夢中になる
- より速く実現する
- 好奇心が情熱を生む
上記のようなメッセージが含まれています。これは先ほど新卒採用のページで分析した「〇〇な人」の部分と共通している部分です。
このように、会社の価値観から求める人材像を分析していくことによって、自分に合う合わないを知ることができ、さらに面接時に伝えるべきエピソードの準備にも繋げていくことができます。
年代による未経験転職の違い
続いて、年代によっても未経験転職の難易度や求人に差がある点を説明していきます。
20代はポテンシャル採用が多く、自己PRの作り方が大切
20代であれば未経験であることを気にしないで転職を進めても大丈夫です。特に第二新卒と言われる25歳前後であれば、新卒での就活と近しい感覚で問題ありません。
実際の求人を見ていても、「未経験歓迎」と未経験者をターゲットに作られている求人求人は、多くが35歳以下の年齢制限を設けているものがほとんどです。これは、会社の中枢を担う社員の育成のため、若年層を採用したいと考えている企業が多いからです。
特に気にすることなく転職を進めても問題ありませんが、以下の記事で、実際に20代で未経験転職した人の声を含めて詳しく解説しています。
また、第二新卒の年齢に当てはまる方は、こちらの第二新卒向きの記事も参考になるはずです。
もちろん、転職エージェントに登録して助言をもらうのもありです。20代に強い転職エージェントの情報はこちらの記事で読めます。
30代は過去の経験を活かせる企業探しが重要
一般的に30代は「中途採用」の枠になるため、即戦力を求められます。そのため、今までの経験やポータブルスキルを活かした転職が必須です。
自分で自由に求人を見て選んで応募していくよりも、自分の経験やスキルを伝えた上で、活かせる職場を探してくれる転職エージェントを活用していくのが成功のコツです。
30代におすすめしたい転職エージェントのまとめはこちら。
また、30代で未経験転職した人のエピソードはこちらで読むことができます。
40代以降はキャリアによって大きく道が変わる
採用側の考えとして、こんなこともあります。
「教育担当が年下になるため、人によってはやりづらさを感じるのではないだろうか?」
「今まで触れたことのない、全くの新しい技術をすんなり覚えられるだろうか?」
「やはり体力的に40代だと難しいことがあるのではないだろうか?」
20代が持っていて、40代が持っていないものをカバーするものが、知識や経験です。そう考えると、今までの知識や経験を活かすことができない未経験の仕事を探す場合、以下のようなことは覚悟しないといけません。
- 若い世代に混じって研修を受けて仕事をする
- 仕事内容的には誰でもできるような簡単な仕事
- 新人世代と変わらない給与で仕事をしていく
ちょっと悲しいですよね。ですので、40代での転職は今までの社会人経験を活かせる職場探しをしてみることをおすすめしています。
「自分の経験を活かせる職場」にピンとこないのであれば、まずは転職エージェントに登録して自分に合う求人を探してきてもらうのがおすすめです。
他、実際に40代で未経験転職した人の声も含めて、詳しくはこちらの記事で解説していますので、40代の方は読んでみてください。
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