OfferBox(オファーボックス)の 評判や活用術をご紹介!大学2・3年生の就活初心者におすすめ

私は大学3年生からOfferBox(オファーボックス)を活用し、数社から内定をいただきました。10か月で就職活動を終えた私が、ユーザー目線でおすすめの就活サイトをお伝えしていきます。

24年卒 女子大生

24年卒 女子大生

座右の銘は『明日から頑張ろう』

怠惰な私が早期内定をもらえた秘訣をお話します!

まずは、私が就活生時代に活用していた「オファー型就活サイト」からおすすめの3つをご紹介!

ランキング サイト名 こんなあなたにおすすめ おすすめポイント
1

OfferBox(オファーボックス)

『長く使えるサイトに登録したい』
就職活動シーズンに入ったばかりの大学3年生

・就活生の3人に1人が利用する人気の高さ
・圧倒的な登録企業数
・感覚的に操作できるサイトデザイン
2 iroots(アイルーツ)のロゴ

iroots(アイルーツ)
『オファーは量より質が大事!』
とにかくいい企業と出会いたい大学3年生
・完全審査制で厳選された優良企業のみが登録
・ユニコーン企業と数多く出会える
・精密な性格・価値観診断
3 dodaキャンパス(デューダキャンパス)のロゴ

dodaキャンパス(デューダキャンパス)
『就職活動何かしてみたい!』
まだまだ就職活動とは縁遠い大学1・2年生
・低学年向けのオファー・イベントが充実
・オファーの受信率99%!(※プロフィールを80%以上登録している場合)
・カウンセラーと1対1の相談会も実施

特におすすめしたい「オファー型就活サイト」は、以下の3つです。

・OfferBox(オファーボックス)

・iroots(アイルーツ)

・dodaキャンパス(デューダキャンパス)

実際に、私はこの3つのサービスを活用して、それぞれから内定を獲得することができました!

他にも就活生時代に登録していたサイトを2つご紹介します。どの就活サイトにも違った特徴がありますので、おすすめポイントを参考にしてみてください。

ABABA(アババ)のロゴ
ABABA(アババ)
『そろそろ就職活動も終盤!』
最終選考まで進んだ大学3・4年生
・最終面接まで進んだ実績が評価される
・大幅に選考フローをカットできる
・登録後はLINEで完結
キミスカのロゴ

キミスカ
『オファーは質より量が大事!』
とにかく数をこなしたい大学3年生
・とにかくオファーがたくさん届く
・3種類のオファーで企業の本気を判断できる
・模擬試験の受験や学習コンテンツも提供
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自分のスタイルに合った就活サイトを活用してみましょう!

この記事では、そのなかでも就職活動を始めようと考えている大学3年生に向けてオファー型就活サイト「OfferBox(オファーボックス)を紹介していきます。

OfferBoxは、大学3・4年生または大学院1・2年生向けの就活サイトです。低学年の方や既卒者の方は、今回おすすめすることができませんのでご注意ください。

就活生から評判の良いOfferBoxのメリットやデメリット、活用するための極意などについてお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。

OfferBox(オファーボックス)を利用して内定を獲得した私の体験談

24年卒 女子大生

実際にOfferBoxを利用して内定をいただいた、私の就職活動についてお話しします。OfferBoxで内定をもらいたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

私がOfferBoxに登録したのは大学3年生の4月、本格的に就職活動を始めようと考えたことがきっかけでした。登録したての頃はオファーが届くこと自体が嬉しくて、企業情報もろくに確認せず受諾してしまっていました。その結果、1日に複数社のイベントが重なってしまい、体力的にも精神的にもかなり大変でした。また、せっかく選考に進んでも企業への理解不足や志望動機のあやふやさから、落とされてしまうことが多々ありました。私の場合、自分のやりたいことが決められないまま就職活動を進めていたため、軸がブレブレで将来のビジョンが全く想像できませんでした。

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そこでOfferBox経由で、今までイベントに参加した企業のなかで興味を持った企業とその共通点に着目してみました。すると、『働き方をよくする仕事』『新しいことにチャレンジできる環境』という2つの軸が見えてきました。

そして、2つの軸をもとに自分の興味と照らし合わせ、ITと人材の業界に絞って就職活動を進めていくことに決めました。その後、OfferBox経由で某IT企業から複数日のインターンシップに招待され、そこで出会った学生・社員の皆さんや社風、事業内容に惹かれ選考に進み、大学3年生の2月に無事内々定を獲得することができました。

この記事では、何の目標もなく就職活動を始め内定を獲得した私が、ユーザー目線でOfferBoxについてご紹介していきます。私のつらく苦しかった就職活動の経験が、あなたのお役に立てることを願っています...。

これだけは知ってほしい!オファー型就活サイト「OfferBox(オファーボックス)」の魅力3選

OfferBox(オファーボックス)のTOP画像

「OfferBox(オファーボックス)」は、大学生向けに企業側から求人のオファーが届くスカウト型の就活サイトです。登録している企業数は、なんと16,488社以上!(※2023年11月時点現在)

たくさんの就活生に利用されていて、24卒では登録学生数が242,000人を突破しました。

学部卒の方は、大学2年生の2月1日から登録することが可能でオファーは4月1日から解禁されます。

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つまり... オファー解禁前の今こそOfferBoxに登録する最高のタイミングです!

本章では、就活生の3人に1人が利用するOfferBoxの特徴について詳しく紹介していきます。

OfferBox(オファーボックス)の魅力3選

プロフィールであなたらしさを企業にアピールできる

OfferBoxがほかの就活サイトと大きく異なるところは、「プロフィールの作成」です。

プロフィールの作成は、“企業にあなたの魅力を知ってもらいオファーを受け取る” オファー型就活サイトならではの特徴です。プロフィールでは、さまざまな側面からあなたらしさをアピールすることができます。

また、登録時には「オファーに関するリクエスト」を設定することができ、自分の就活スタイルに合わせてオファーを厳選することも可能です。利用開始時は、希望条件や内容にこだわらず多くのオファーを受け取り、就職活動の終盤には自分のキャリア軸や興味のある業界、選考のフェーズに絞った活用をおすすめします。

詳しくは、プロフィール作成の極意でお伝えしていますので参考にしてみてください。

登録企業は大手からベンチャーまで 幅広い選択肢がある

『興味のある企業が登録していないなら意味がないじゃん』と感じたそこのあなた!

OfferBoxには、業界・企業規模ともにさまざまな企業が登録しています。文理問わず幅広い業界の企業が揃っているところが魅力で、情報通信・サービス・食品など就活生に人気な業界の企業も利用しています。

そのため、就活生の以下のようなニーズに対応することができます。

・大手企業で働きたい

・ベンチャー企業で働きたい

・地方で働きたい

・大手企業で働きたい

登録企業のうち14%が上場企業、さらに東証プライムに上場している企業のうち51%がOfferBoxを利用しているため(※2022年3月時点現在)『とにかく大手企業で働きたい』という就活生におすすめです。

・ベンチャー企業で働きたい

登録している企業の規模は、大手からベンチャー企業まで多種多様なため『ベンチャー企業で一から会社をつくりあげる喜びを感じたい』という就活生のニーズを満たすことができます。

・地方で働きたい

登録企業は47都道府県それぞれにあるため、そのまま地元に残ったりUIJターンをしたりして、『地方で働きたい』と考えている就活生にぴったりです。

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就活生のいろんなニーズに合わせて就職活動ができますね。

独自の適性診断で客観的な自己分析が可能

ここまでの説明で、OfferBoxの魅力についてお伝えしてきました。しかし、将来やりたいことや自分の適性が分からず、就職活動に対して消極的な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方に紹介したいのが、OfferBox独自の無料の自己分析ツール「適性診断 AnalyzeU+」です。考え方や行動のパターンにまつわるいくつかの質問に回答することで、自分の適性を明らかにすることができます。

「適性診断 AnalyzeU+」が特に優れているところは、診断結果がグラフとして表示されること!診断結果は、社会人基礎力11項目・次世代リーダー力14項目をはじめとして、役割思考タイプ・認知思考スタイル・職種適性の計28項目で評価されます。

診断結果から自分では気づけなかった強みや弱みが一目瞭然となり、さらに自己分析が深まります。この結果をもとに自己PRのエピソードを考えることで、ESやプロフィールを説得力のあるものにすることが可能でしょう。

経験者が語るOfferBox(オファーボックス)を利用すべき方

OfferBox(オファーボックス)のおすすめポイント

本章では、先ほどお伝えした3つの魅力を踏まえ、ぜひともOfferBoxの利用をおすすめしたい方の特徴をお伝えしていきます。

就職活動で何をしたらいいのかわからない方

まずは、就職活動をまだ始めていない・始めたばかりの方です。

OfferBoxは、プロフィールの作成や適性診断の結果から自己分析を深めるのに最適なサイトです。

まずは登録してみて、適性診断や企業からのオファーといった客観的な視点から自分を評価してもらうことにより、新たな気づきを得られることでしょう。「自分のやりたいこと」という主観的な意見と「向き不向き」という客観的な意見をすり合わせることで、あなたの力を十分に発揮できる環境が見つかると思います。

また、自分のやりたいことが見つからない場合にも、オファーが届いた企業の説明会やインターンシップ、選考等に進むことで、自分の興味や特徴について発見があるかもしれません。

何をしたらいいのかわからないけど、就職活動を始めたい方には特におすすめしたいです。

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就職活動のスタートダッシュにぴったりなサービスだと言えます。

幅広い業界・企業のことを知りたい方

続いては、多業界・多企業に興味のある方です。

業界・企業研究に時間がかかることはもちろん、他の学生より多くESの提出や選考への参加が求められますが、OfferBoxはそんな興味の幅が広い就活生にも最適なサイトです!

OfferBoxの提供する就活コラムや、オファーしてくれた企業が開催する業界・企業研究セミナーを通じて、効率的に業界研究を進めることができます。さらに、オファーのなかには選考フローをある程度免除してくれる場合もあり、ESや選考の負担を軽減することが可能です。詳しくは特別な選考フローやイベントへの参加が可能でお伝えしていますので参考にしてみてください。

複数の業界・企業を同時並行で就職活動を勧めたい方には特におすすめしたいです。

自分の経験やスキルを就職活動で活かしたい方

最後に、自分の経験やスキルを武器に就職活動を進めたい方です。

OfferBoxは、企業に対する志望動機ではなく、大学までの経験や語学力などのスキル・適性といったあなただけの魅力が評価されオファーが届きます。

留学やインターンシップといった特別な経験だけではなく、アルバイトや部活・サークル活動といった活動についても「PREP」の構成を満たしていれば、十分に武器として通用します。PREPについて、詳しくはプロフィール作成の極意でお伝えしていますので参考にしてみてください。

ありのままの自分を評価してもらい、就職したい方には特におすすめしたいです。

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特別な経験がなくても、オファーを受け取ることは可能です!

経験者が語るOfferBox(オファーボックス)を利用すべきでない方

OfferBox(オファーボックス)のおすすめできないポイント

一方で、OfferBoxの利用をおすすめできない方の特徴も紹介していきます。

将来やりたいことがすでに決まっている方

希望の業界・企業等がすでに決定している方は、OfferBoxの利用に向いていない可能性が高いです。

OfferBoxは特定の業界や企業から、確実にオファーを受け取れるサービスではありません

自分の興味や志望する企業がすでに固まっている方にとっては、希望に沿ったオファーがなかなか届かずもどかしく感じられるでしょう。また、興味のない企業から受け取ったオファーへの対応は、限りある時間の無駄遣いになってしまいます。

特定の業界・企業のインターンシップや選考フローに進みたい方には、直接企業のリクルーティングサイトに登録することをおすすめします。

自己PRよりも志望動機で勝負したい方

また、自己PRより志望する企業に対する思いや自分のビジョンといった志望動機を重視する方にも、OfferBoxの利用は向いていない可能性が高いと言えるでしょう。

OfferBoxは企業が学生のアピールポイントと自己PRの一部のみを閲覧し、オファーをします。

オファーを受け取り、選考に進んだ場合には志望動機が問われることもありますが、志望動機の熱量がオファーの段階で伝わることはありません。自分とマッチするのかどうか、毎回オファーしてくれた企業について調べる必要があり、負担になる可能性が高いです。

志望動機で勝負したい方も同じく、直接企業のリクルーティングサイトに登録することをおすすめします。

大学をすでに卒業した既卒者の方

最後に、既卒者の方はOfferBoxの利用ができません

現在、OfferBoxは新卒者専用のオファー型就活サイトとなっています。

そのため、大学3・4年生または大学院1・2年生のみが登録することができます。2024年2月現在では、24年卒・25年卒・26年卒の学生が利用可能です。

中途転職の方には、以下の記事にておすすめのサイトを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

OfferBox(オファーボックス)を利用するメリット

OfferBox(オファーボックス)を利用するメリット

本章では、実際にOfferBoxを利用して感じたメリットを紹介していきます。

企業の規模や業界を問わず 様々な企業と出会えるチャンス

特徴でもお伝えした通り、OfferBoxには多種多様な企業が登録しています。

【企業規模 × 業界・業種 × 勤務地】の組み合わせから、自分の希望に沿った企業を見つけることが可能ですし、オファーをきっかけに新たな企業に出会うチャンスもあります。

業界研究をしていると、以下のような課題に直面することがあります。

・「 to C 」を生業とする企業に偏ってしまう

・大手企業ばかりに目が行ってしまう

しかし、大学生でも知っているような有名な「 to C 」の企業や大手企業は、志望する学生数が多くなかなか選考に進むことができません

その結果、就職活動を経験した先輩からは

『大手企業ばかり受けていて内定がもらえなかった』

『せっかく第一志望の企業の選考に進んだのに、選考慣れしていなくて通過できなかった』

という声を聞きます。

「to C」を生業とする企業に偏ってしまう

OfferBoxから、オファーを受け取ることで「to B」の仕事について知るきっかけとなるでしょう。また、オファーを受諾して参加した説明会やインターンシップなどのイベントを通じて、その企業についてだけではなく業界全体への理解も深めることができます。

大手企業ばかりに目が行ってしまう

日本の中小企業の割合は99%と非常に高く、ほとんどの企業が中小であると言っても過言ではありません。大手企業に限定せず、興味のある業界の中小・ベンチャー企業を知る意味でも、OfferBoxの利用は非常に効果的であると言えます。

出会うはずのなかった企業との偶然の出会いが、OfferBoxの魅力の1つだと言えます。

特別な選考フローやイベントへの参加も可能

OfferBoxでは時に、特別な選考フローやイベントへ招待されることがあります。

企業が学生に送れるオファーの数に限りがあるため、企業担当者はできるだけオファーを承諾してもらえるように、自社のとマッチしそうな学生に厳選してオファーします。

つまり、オファーを受け取った時にはすでに「自社で活躍できる素養がある」と認められている可能性が高いと言えます。そのため、ESや一次面接といった適性を判断する選考フローを免除して、インターンシップや採用の選考に参加できることがあります。

ほかにも、個人面談や限定開催の説明会、仕事体験などオファーを受け取った方限定のイベントに招待されることもあります。

他の学生より有利に就職活動を進めるうえで、OfferBoxは有効だと言えます。

就活コラムやイベントで就職活動への疑問を解消できる

OfferBoxでは、企業からのオファーのほかにも就活生に向けたサービスを提供しています。

・就活コラム

・イベント

就活コラムは、就活ノウハウ・自己分析・インタビュー・企業/業界研究・OfferBox活用法の5つの観点から記事が投稿されています。就職活動やOfferBoxについて疑問に感じたことをキーワード検索できるため、自分の欲しい情報がすぐに見つかるところが魅力です。また、ユーザー就活体験談として過去OfferBoxを利用していた先輩が、どのように就職活動をしていたのかを知ることもできます。

イベントでは、Zoomでのライブ配信を活用して自己PRや志望動機の書き方、面接のコツといった就職活動の悩みを解消することができます。基本的にカメラ・マイクオフで参加できるため、通学時間やご飯の最中といったすきま時間を有効活用するのにおすすめです。

OfferBoxを活用し効率的に情報を得ることで、就職活動にまつわる知識を身につけることができると言えます。

OfferBox(オファーボックス)を利用するデメリット

OfferBox(オファーボックス)を利用するデメリット

続いて、実際にOfferBoxを利用して感じたデメリットを紹介していきます。

プロフィール作成に時間がかかる

OfferBoxの利用を開始するには、プロフィールの作成を完了させる必要があります。作成にはだいたい、30分から1時間半ほど要しますが、就職活動を始めたばかりだともっと長くかかるでしょう。

就職活動を始めたての段階で急に自己PRや過去のエピソードなどを求められても、うまく書けないのは当たり前のことだと思います。

そこでおすすめしたいのが登録する事柄を確認し、登録する内容をざっくりメモに書き留めておくことです。メモを活用することで、登録するためにまとまった時間を確保することなく、5~10分のすきま時間を活用し穴埋めしていくことで作成が可能です。

詳しいプロフィールの書き方については、本記事の後半で紹介するプロフィール作成の極意OfferBoxの提供する就活コラムを参考にしてみてください。

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OfferBoxに登録した・したいと思っていても活用できない就活生の多くは、
この段階でつまづいてしまっています!

興味のない企業からもオファーが届く

登録企業の多いOfferBoxでは、時に興味のない企業からオファーが届くことがあります。

企業の規模も業界・職種も、自分の希望と全く異なるオファーに驚くこともあるでしょう。これには、2つの可能性が考えられますのでそれぞれの対処法をお教えしましょう。

・「オファーに関するリクエスト」の設定ミス

・企業が就活生のオファーの要望を踏まえずにオファーしている

1つ目は、「オファーに関するリクエスト」の設定が緩くなっている可能性です。プロフィール設定から、就職活動のフェーズや自分の変化に対応し、設定画面から希望に合った絞り込みを行うことおすすめします。

2つ目は、企業があなたの希望とは関係なくプロフィールに興味をもった可能性です。絞り込んでいるにも関わらず、希望に沿わないオファーが届いた場合には、まずその企業の会社概要や事業内容等を確認しましょう。詳しいチェックポイントはオファーが届いてからの極意で紹介しています。

それでも興味が持てなかった場合には、メッセージにて丁重にお断りすることをおすすめします。

オファーへの辞退のメッセージについては、次で例文を紹介しています。

受け取れるオファーの枠には制限がある

OfferBoxで最初に付与されるオファー枠は、6枠しかありません。

たくさんのオファーを受け取りたい就活生にとって、枠の制限はかなり不便な機能だと言えます。今後、オファー枠の制限が撤廃されることが望ましいですが、枠がいっぱいになってしまった時に試してみてほしい2つの方法をご紹介しましょう。

・オファーの辞退

・オファー承認の取り消し

1つ目は、「オファーの辞退」です。まだ承認していないオファーへの辞退を指します。興味のない企業からのオファーは早めに辞退し、次のオファーのための枠を確保しておきましょう。

2つ目は、「オファー承認の取り消し」です。今後選考に進む予定のない企業の「オファー承認の取り消し」は、1度オファーを承認した企業への辞退を指します。具体的には、オファーを承認したがイベント等に参加していない、参加したが選考に参加する気はないといった場合が想定されます。

24年卒 女子大生

せっかくオファーしてくれた企業です。
先方に誠意を示した辞退のメッセージを送信するようにしましょう!

オファーへの辞退のメッセージは、以下の例文を参考にしてみてください。

OfferBox(オファーボックス)の辞退メッセージ例

加えて、プロフィールの作成やLINEなどのSNSとの連携といった条件をクリアすることで、オファーの枠を最大15枠まで増やすことができます。可能な範囲でこちらの条件も達成し、受け取れるオファーの数を増やしてみましょう。

OfferBox(オファーボックス)の利用手順

プロフィール作成の極意

OfferBox(オファーボックス)のプロフィール構成

OfferBoxのプロフィールは「基本情報」と「ユニーク情報」の2つに分けられます。

「基本情報」は、氏名や所属大学といった個人情報の事を指し、比較的スムーズに登録できます。

つまり問題は、「ユニーク情報」ということになります。

ユニーク情報には8個の項目があるのですが、今回は私が特に力を入れるべきだと考える以下の4つの項目に絞ってお伝えしていきたいと思います。

・自分を象徴する画像

・過去のエピソード

・自己PR

・アピールポイント

OfferBox(オファーボックス)の自分を象徴する画像

自分を象徴する画像

自分を象徴する画像は最大2枚登録することができ、各画像の下に画像について説明するコメントを載せることができます。文章と比べて視覚的なインパクトが大きく、プロフィール写真とは異なるアピールもできるため、ぜひ登録しましょう。

登録する画像は、あなたの人柄や価値観を表現できるようなものをおすすめします。具体的には、趣味に打ち込む様子や家族・友人と過ごしている様子などです。自分が最も生き生きとしている写真を選択することで、企業担当者にあなたの明るい印象や魅力が伝わることでしょう。

また、登録時に画像は正方形の形に表示されるため、事前に画像を加工してからアップロードすることをおすすめします。

OfferBox(オファーボックス)の過去のエピソード

過去のエピソード

過去のエピソードでは、小学校から大学までのエピソードを登録することができます。あなたがどんな幼少期を過ごし、どんな経験からどんな大人になったのか、なるべく具体的なエピソードを用いて説明しましょう。

大学時代にこれといった活動をしていなかった方は、特にこの項目に力を入れましょう。

登録にあたり、注意すべきことは「話を盛らない」ことです。大袈裟に登録することで、せっかく選考に進んでも嘘をつき続けることになるため、話の整合性が合わなくなる可能性が高いです。

また、もし内定を獲得することができても、自分を偽って入社した企業ではあなたの力を十分に発揮し、やりがいを持って働き続けることは難しいと言えるでしょう。

過去のエピソードでは、ありのままのあなたを企業に知ってもらうことを意識しましょう。

OfferBox(オファーボックス)の自己PR

自己PR

自己PRでは、あなたの強みや人柄について具体的なエピソードを用いて示す必要があります。

特に意識してほしいポイントは「結論ファースト」で簡潔な文章をつくることです。具体的には、『私の強みは〇〇です』『私は〇〇な人間です』『私には〇〇という力があります』といったフレーズから始めてみましょう。

そのために、「PREP法」を活用した構成で、説得力のある自己PRを作成してみましょう。「PREP法」とは、「結論・理由・具体例・結論」の流れで伝える構成のことです。まずは自分の自己PRを1文ずつPREPにあてはめ、肉付けをしていくことをおすすめします。

また、可能であれば数値やデータを積極的に使ってみましょう。単に『売り上げに貢献しました』という文章よりも『1か月間の売上を2倍にし、店舗の最高記録を達成しました』という文章の方が魅力的に感じられることは明らかです。数値を用いることで、あなたがどのくらいすごいことを成し遂げたのか、企業側に正確に伝えることができます。

OfferBox(オファーボックス)のアピールポイント

アピールポイント

アピールポイントはこれまでに紹介した3つとは異なり、必須の項目ではありません。しかし、企業側がプロフィールを確認する時にひときわ目を引く部分となりますので、ぜひ登録しましょう!

アピールポイントでは、企業にあなたを知ってもらうためのキーワードを3つ登録します。

ここで注意したいのは、あなたの魅力を最大限伝えようとあれこれ詰め込みすぎないことです。要点がまとまっていないと、結局何が伝えたいのかわからない文章になってしまいます。

また、ありきたりな表現、特に〇〇力として示されるようなものは絶対に避けるようにしましょう。平凡すぎてあなただけの魅力が伝わらない危険性が高いです。

企業担当者がプロフィールを閲覧した時に、もっとあなたのことを知りたいと思ってもらえるようなキーワードを登録することが大切です。

24年卒 女子大生

プロフィールは随時変更や更新が可能!

とりあえず登録 → あとからブラッシュアップの流れがおすすめ。

オファーが届くまでの極意

OfferBox(オファーボックス)のオファーが届くまでの極意

プロフィール作成の極意であなただけのプロフィールが登録できたかと思います。しかし、ただ登録しただけで魅力的な企業からのオファーを受け取ることは難しいと言えます。

3つのポイントを押さえてOfferBoxを活用していきましょう。

・毎日ログインする

・「会いたい」通知の活用

・プロフィールの更新

毎日ログインする

OfferBoxでは、ログイン日が直近の学生が上位表示される仕組みになっています。そのため、毎日ログインすることで企業担当者の目に留まりやすくなります。

また、企業担当者がプロフィールを確認すると最終ログイン日がプロフィール画面に表示されるようになっています。ログインが今日の日付になっている学生と3か月前になっている学生、あなたならどちらにオファーしたくなるでしょうか。どちらか迷った時には、比較的受諾してくれそうな前者にオファーが届くことになるでしょう。

企業担当者に見つけてもらい、オファーを送りやすい状況を整えるために、特にオファーが届いていなくても毎日ログインすることをおすすめします。

「会いたい」通知の活用

OfferBoxでは、オファーの前段階として「検討中入り」というフェーズがあります。「検討中入り」は企業がオファーを送るか検討している学生を「検討中リスト」に入れた時のフェーズで、そのことが学生に通知されます。

もし興味のある企業から「検討中入り」の通知が来た場合には、学生から「会いたい」通知を送信することでオファーが届く確立が上がります。「会いたい」を送信できる数に上限等は設けられていないため、企業に興味を持ったら「会いたい」を送信してみるとよいでしょう。

「会いたい」と送信したからと言って確実にオファーが来るわけではないですが、企業に対する意思表示として積極的に活用しましょう。

また、「会いたい」通知に類似したサービスとして「私を見て」機能があります。

この機能では、「あなたにマッチした企業」としてマイページに表示された企業へアピールすることができます。この「あなたにマッチした企業」は、登録情報やOfferBox上での行動履歴をAIが分析して出した、あなただけのおすすめ企業です。

あなたの希望にマッチする企業へ「私を見て」機能を活用し、アピールしてみましょう。

プロフィールの更新

プロフィール作成の極意でもお伝えしたようにOfferBoxでは、プロフィールの内容は随時更新することが可能です。新しく自分の強みに気づいた場合や過去のエピソードを思い出した場合、資格を取得した場合はもちろん更新することが必要ですが、より一層伝わりやすい文章になるように何度も読み返していくことも非常に大事です。

冗長的になっている部分はないか、あいまいな部分はないかなどと確認することで、企業担当者の目に留まるプロフィールにすることができるでしょう。

1度登録したからといって、ずっとそのままにしておくことは絶対にやめましょう。

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OfferBoxでは何よりもプロフィールが大切!

オファーが届いてからの極意

OfferBox(オファーボックス)のオファー獲得数

魅力的なプロフィールとオファー獲得のためのたゆまぬ努力のおかげで、ついにオファーが届きました。

オファーが届くと、画像のように「現在のオファー獲得数」の欄に新着の企業が追加され、クリックすると事業内容やメッセージ、公式ページといった情報を確認できます。

すぐにでもオファーを受諾したくなってしまいますが、オファーを受け取ることのできる枠には限度があり、就活生の限られた時間を無駄に費やしてしまうことは非常に危険です。

そこでまずは、オファーしてくれた企業について知ることから始めましょう。

必ずチェックすべきポイントは以下の5つです。

ポイント 確認する内容
会社概要 事業内容や設立日、従業員数といった基本的な情報はどうなっているのか
採用情報 もし入社することになった場合、雇用条件は自分の希望に沿っているのか
支店・配属エリア どこで事業を展開しているのか、また入社後はどこで働くことになるのか
事業・サービス内容 自分の価値観とマッチし、共感できる事業やサービスを展開しているのか
IR情報 売り上げや投資といった情報から、健全な企業運営ができているのか

5つのチェックポイントに問題がなく、オファーしてくれた企業に興味がある場合にはすぐにメッセージを送ってみましょう。

オファーへの受諾メッセージは、以下の例文を参考にしてみてください。

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オファーが届いてから24時間以内・営業時間中に返信することが好印象の秘訣!

OfferBox(オファーボックス)の受諾メッセージ例

これまでにお伝えしてきたことを参考にして、ぜひOfferBox(オファーボックス)であなたらしい就職活動を実現してみましょう!

OfferBox(オファーボックス)についてよくある質問

OfferBox(オファーボックス)は怪しいサイトではないですか?

OfferBox(オファーボックス)は株式会社i-plug (アイプラグ)が提供する完全無料の就活サイトです。また、登録企業からの登録料を収益としているため、怪しいサイトではありません。

OfferBox(オファーボックス)はどんな人が対象ですか?

OfferBox(オファーボックス)は新卒者の方限定のサイトです。学部卒の場合、大学2年生の2月1日から登録が可能となっているため、主に大学3~4年生向けと言えるでしょう。

OfferBox(オファーボックス)に登録すると、オファーはどのくらい届きますか?

プロフィールを80%以上入力した学生の平均オファー受信数は13.6件、90%以上入力した学生の平均オファー受信数は24.6件(※OfferBox 2020年卒利用実績データより)となっています。

OfferBox(オファーボックス)に学歴フィルターはありますか?

学歴によるオファー受信の偏りはないため、学歴フィルターはないと言えます。