JACリクルートメントの評判口コミ!登録時の注意点と上手に活用するコツも紹介

この記事は、JACリクルートメントを実際に利用した私のリアルな感想を包み隠さず書いています。

「JACリクルートメントってどうなの?」
「キャリアアップ・年収アップが狙えるの?」
「ハイクラス求人を求める人向けって本当?」

こんな疑問をお持ちの方にはきっと役に立つ内容になっていると思います。

筆者プロフィール
竹井(仮)35歳 男性
学歴:専門卒
職業:Webマーケティング(管理職)
年収:700万円
専門学校卒業後、新卒で大手家電量販店に就職。販売スタッフ・店長・エリアマネージャーを経験しWeb業界へ転職。現職に不満はないが、新しい環境でチャレンジしたい気持ちと、自分のスキルが他社でも通用するのかを知りたいと考え、転職活動を開始。

JACリクルートメントの基本情報・特徴【30〜50代向け、ハイクラス求人が多い】

JACリクルートメントの基本情報・特徴

まず、JACリクルートメントの特徴を紹介します。

JACリクルートメントは経験・スキルが豊富な30〜50代向けのエージェントで、管理職・部長・役員などのハイクラス求人を多く扱っているのが特徴です。

JACリクルートメントは1975年にイギリスで創業、1988年に日本法人が設立されて、運営歴が45年以上あるエージェントです。長く運営しているとあって、信頼できるエージェントと言えるのではないでしょうか。

紹介可能な業界・職種は幅広く、すべての業界職種をカバーしていると言っても過言ではありません。

経営幹部
エグゼクティブ
CEO、COO、CFO、CIO、役員、部長など
管理部 経理、財務、人事、法務、総務など
電気・機械・化学 設計、研究、開発、製造、マネージャーなど
医薬・バイオ
医療サービス・医療機器

医薬・バイオ・医療サービス、医療機器の領域に特化。
MRなどの営業職や各種専門職

銀行・証券・保険
コンサルティングファーム
IB、M&A、インスティテューショナルセールス、
アナリスト、ファンドマネージャーなど
IT・通信 プロジェクトマネージャー、セールスエンジニアなど
消費財・アパレル
ラグジュアリー
食品・飲料・化粧品などのFMCGや衣料、
ファッション・アパレル業界など
サービス(人材・教育)
商社・流通
人材・教育・e-ビジネス、エンタテインメント、
マーケティング、商社、流通、物流、不動産など
クロスボーダー アジアを中心とする海外駐在員案件や現地採用など
営業&マーケティング 海外・国内営業、個人・法人営業など、
全業界・職種における営業・マーケティング

国内拠点は、以下の通り全国にあります。

横浜・名古屋・静岡・大阪・京都・神戸・中国地方

また、海外拠点は東南アジアを中心に多数展開しています。そのため、国内だけでなく海外の現地採用もやっているのが強みです。

シンガポール、タイ、マレーシア、中国、台湾、インド、ベトナム、イギリスなど

JACリクルートメントに登録したいという人は以下の記事から手順をご覧ください!

JACリクルートメントは学歴不問・年収400万円〜で登録可能

登録するにあたり、そもそもどんな人が登録できるのかは気になりますよね。

ハイクラス転職のエージェントと聞くと、「大卒や年収600万円以上でないと登録できないのでは?」と疑問に思う方も多いと思います。

ところが、JACリクルートメントは学歴不問かつ年収400万円から利用可能です。

実際に筆者は、大卒ではなく専門学校卒の学歴で登録できました。

登録面談のときは学歴について一切触れられることはなく、「これまでどのような仕事をしたか」「どんなスキルを持っているか」を重点的にヒアリングされました。このようなことから、JACリクルートメントは学歴よりも職歴を重視しているように感じました。

そもそも企業側が中途入社の方に期待するのは「成果を上げられるかどうか」なので、学歴より職歴が重視されることにも納得です。

さらに年収に関していえば、JACリクルートメントには年収400万円〜の求人も掲載されています。そのため年収を理由に登録拒否にすることは考えにくいでしょう。

このようなことから、学歴や年収に自信のない人でも、まずは登録してみてOKだと思います。

20代でも登録・利用可能だが経験・スキル不足と判断される可能性あり

20代の方でJACリクルートメントの利用を検討している方もいるでしょう。

結論からいうと、20代でも登録・利用はできます。しかし、マネジメント経験や専門スキル・自力で成果を上げた実績などがないと、求人を紹介してもらえない可能性があります。

20代は新卒入社から数年の職歴しかなく、まだ目立った成果やスキルがない人が多い傾向にあり、管理職・ハイクラスの求人を紹介されにくいと言えます。30代でもスキルや成果をアピールしづらい方にも同じことが言えるでしょう。

20代でも管理職を経験している人や、成果を上げている人なら求人を紹介してもらいやすいはずです。JACリクルートメントは職歴・実績を重視するため、20代だからとはじめから登録を諦めるのはもったいないですよ。

結論:年収400~800万円以上の求人も・20代でも利用可

まず結論:年収400万円・20代でも利用可|年収800万円以上の求人もある

JACリクルートメントを利用しての率直な感想をまとめると、使って損はないエージェントです。特に専門スキルやアピールできる経験・実績がある人で、年収アップや役職アップを目指す人にはいいエージェントだと感じました。

大きな理由として、JACリクルートメントがマネージャー・課長・部長・経営陣などの転職希望者をターゲットにしているので、それに見合うハイクラス求人を多く扱っていることが挙げられます。

また、「転職をすべきかどうか」「市場に対して今の報酬が適正か」などの相談に乗ってくれるのもポイントが高いです。

JACリクルートメントは登録〜相談、求人紹介のすべてが無料です。使わない手はないでしょう。

JACリクルートメントの良いところ【私の評判・口コミ】

JACリクルートメントの良いところ【私の評判・口コミ】

ここからは、私が実際にJACリクルートメントで転職活動をして良かったと感じた部分を書いていきます。

  • 最初に面談をして転職の希望を確認してくれる
  • 職務経歴書・履歴書などを用意しなくても話を聞いてくれる
  • 様々な背景のコンサルタントが700名以上在籍していて、業界に精通した人と話ができる
  • スキル・経験があれば、年収800万円以上のハイクラス転職を狙える
  • 企業ごとに担当がいるので、細かい内部事情まで把握している
  • 外資系・海外企業の求人が多く、現地採用を行っている

それぞれ詳しく説明していきます。

登録後コンサルタントとの面談で「そもそも転職すべきか」から相談できる

JACリクルートメントに登録して「他のエージェントとは違うな、いいな」と感じた部分に、求人紹介の前にコンサルタントと面談をすることができる点が挙げられます。

人によっては面倒と感じるかもしれませんが、転職経験が1度しかない私にとって、転職についてエージェントに相談できる機会を用意してくれるのはありがたいと感じました。

そして、この面談が良いと感じた最大の理由は「そもそも転職すべきかどうか」から一緒に考えてくれることです。

転職をかたく決意している方であれば大きなメリットではないかもしれませんが、良い条件・キャリアアップができるなら転職を検討したい方や、現職の報酬が適正なのかを知りたい方など、まず「転職をすべきか」相談したい人も多いでしょう。実際に私自身がこのパターンでした。

エージェントと面談と聞くと、ガツガツ前のめりに求人を紹介されるイメージの方も多いと思います。

実際私も面談と聞いて、「そもそも私は転職すべきなのか」という悩みを相談できないまま、押しの強い営業の方の勢いに負けて、正直な転職条件を伝えられないままその場で求人を紹介されるのではないか...と身構えていました。

ですが、Zoom面談が始まって画面に現れたのは、見るからに優しそうな40〜50代の男性でした。

簡単な自己紹介から始まって、JACリクルートメントの会社説明と続き、登録理由などをヒアリングされました。担当の方にもよるかもしれませんが、私の担当の方は圧を感じることなく、なんでも相談できる雰囲気を作ってくれました。

そんな雰囲気なので、例えば以下のような初歩的なことからなんでも答えてくれました。質問しすぎて1時間の面談予定が1時間半になってしまったくらいです。

  • 自分は転職すべきか
  • 市場に対して今の価値・評価は適正なのか
  • 転職するとなったらどんな企業・ポジションがありえるのか
  • 職務経歴書の書き方のアドバイスがほしい

転職を決意している人なら面談時に求人紹介も可能

また、面談を担当してくれるコンサルタントには、登録者の業界に詳しい方が付いてくれます。そのため同業種で転職をすると決めているなら、さらに踏み込んだ話もできます。

履歴書や職務経歴書と希望を確認しつつ、それに合った求人をその場で紹介も可能とのことでした。他業種へ転職希望であれば、他のコンサルタントが面談に参加することもあります。

上記から、JACリクルートメントは転職するか悩んでいる人から転職を決意している人まで、幅広く対応可能だと言えます。

「悩みや疑問があればそれを解消してから転職活動を進めましょう」というスタンスをとっており、その機会が面談にあたります。

面談を通じて、万人におすすめできるエージェントなのではないかと感じました。

職務経歴書・履歴書などを用意しなくても面談OK・相談に乗ってくれる

職務経歴書・履歴書などを用意しなくても面談OK・相談に乗ってくれる

転職エージェントに登録するときには履歴書・職務経歴書が必須ですよね。転職について相談するのに、自分がこれまで何をやってきた人なのかエージェントに伝えられなければ、よい相談になりません。

一方で私の場合は「そもそも転職すべきかどうか」から相談したかったので、登録時に職務経歴書や履歴書を提出しませんでした。

結果的に、職務経歴書や履歴書を提出しなくても、面談中に職歴について丁寧にヒアリングしてくれたので大きな問題はありませんでした。

なので、まだ転職するかどうかを決めておらず、まず相談だけしたい方は、履歴書や職務経歴書をあらかじめ用意せずに一旦登録しておき、そのまま面談まで進むこともできます。

実際面談をしてみて「JACリクルートメントで転職活動をしよう」と思ったら、マイページから履歴書や職務経歴書をアップロードすることができるので、その方法もありです。

ただ、事前に提出していれば、その内容と照らし合わせながら話が進んでいくはずです。提出できる方はした方がスムーズです。

「まずは相談だけしたいけれど、履歴書や職務経歴書を用意するのが面倒」という方でも、用意する前に面談が可能なのがJACリクルートメントの良いところでもあると思います。

コンサルタントが800名在籍していて、業界に精通した人と話ができる

JACリクルートメントにはコンサルタント700名、事務100名ほどが在籍※しているようです。
※面談時の情報

実はJACリクルートメントは、国内に支店がいくつもあるだけでなく、東南アジアやヨーロッパにも支店があります。もともと日本人がイギリスで起業した会社ということもあって、グローバルなエージェントです。700名のコンサルタントが在籍しているのにも納得できます。

コンサルタントが700名いるので、ほとんどの業界については知識・経験豊富なコンサルタントがいると想像できます。

JACリクルートメントが対応している業界は以下で、ほとんどの業界に対応していそうです。

  • 管理部門(経理・人事・法務)
  • 金融業界
  • メーカー(電気・機械・化学)
  • 自動車・自動車部品業界
  • エネルギー・インフラ・プラント業界
  • ファッション・アパレル・スポーツ業界
  • メディカル(医療)業界
  • IT(通信・ソフトウェア・SI・コンサルティング)
  • Webサービス・ゲーム業界
  • 消費財(コンシューマー)業界
  • 流通・外食業界
  • 食品・飲料業界
  • 営業(セールス)
  • サービス・物流・商社
  • 不動産・建築業界
  • コンサルティング

自分が転職したい業界に詳しいコンサルタントがいないと、「紹介される求人と条件にズレがあって話にならない」「転職したけど聞いてた話と違う」などの齟齬が生まれる可能性が高くなります。

転職の希望条件を伝えていると段階で「なんかちょっと話がズレてる?話通じてないかも...」と感じる場面もあるでしょう。

私の場合、Web業界に詳しいコンサルタントが対応してくれたので、SEOや広告運用などの手法やEC・SNSマーケティングのような専門的な話が通じ、本当にWeb業界に詳しいと感じました。

他業種への転職を考えている方は、希望する業界のコンサルタントと繋いでもらえるので、知りたいことをガンガン質問すれば答えてもらえます。

コンサルタントが多く幅広い業界に対応しているのは、JACリクルートメントの強みではないかと思いました。

企業ごとに担当が分かれているので、細かい内部事情まで把握している

企業ごとに担当が分かれているので、細かい内部事情まで把握している

JACリクルートメントを使ってみて「企業ごとに担当が分かれている」点が良いと感じました。

転職エージェントには大きく分けて2種類があります。

  • 登録者ごとに担当が分かれるタイプ:登録者1名につきコンサルタント1名
  • 企業ごとに担当が分かれるタイプ:登録者1名に対してコンサルタント複数名

登録者ごとに担当が1名つくタイプの転職エージェントは、担当が全業界・全求人のデータの中から希望の条件に合う求人を提案してくれるイメージです。

企業ごとに担当が分かれているタイプの転職エージェントだと、希望条件にあう求人(企業)を持っている担当が提案をしてくれるイメージです。

前者の場合は、「1人のコンサルタントとやりとりすればいいので楽」というメリットがあります。

逆に1人の担当が全求人を抱えているので、各企業の詳しい内部情報を把握しきれていない点がデメリットとして挙げられます。また、知識が薄い業界への転職を希望した場合、専門用語や仕事内容の話が通じない可能性もあります。

後者の場合は、企業ごとに担当が分かれており、企業の内部事情まで詳しく知っているメリットがあります。また、業界経験のある方に相談できます。

逆に複数の担当から求人の提案がくるので、やりとりが面倒に感じる点がデメリットです。

どちらのタイプに合うかは転職への考えや性格によって異なると思いますが、個人的には業界に精通していて話の通じる人や、気になる求人の内部情報に詳しい人に話を聞きたいです。

JACリクルートメントは企業ごとに担当が分かれており、求人についての質問に的確に回答してくれる点が良いと思いました。

転職活動をするときは、「よい求人と巡り会えるかどうか」がまず重要です。ただ、それを提案してくれるコンサルタントと合わないと、転職活動にストレスを感じ、どんな求人もイマイチに感じてしまうこともあるでしょう。

その点、JACリクルートメントでは複数のコンサルタントと接することができるので、自分に合うコンサルタントを見つけやすくなるというよい面があります。

外資系・日系企業で海外勤務の求人がある、現地採用をやっている

外資系・日系企業で海外勤務の求人がある、現地採用をやっている

JACリクルートメントは以下に挙げるような国外の地域で現地採用を行っているとのことでした。海外勤務を希望する人にとってはプラスの材料となるでしょう。

  • シンガポール
  • マレーシア
  • インドネシア
  • タイ
  • 中国
  • 香港
  • 韓国
  • インド
  • ベトナム
  • イギリス

募集されている職種も営業・品質管理・製造・事務・カスタマーサービスなど豊富です。また、ポジションも管理職から一般社員まであるので、幅広い方の選択肢になりえます。

役職や業種によっては日常会話レベルの英語や現地語が必要です。例えば英語ならTOEIC700点以上、中国語なら漢語水平試験(HSK)6級以上のレベルが求められます。こういった基準も記されているのでわかりやすいです。

ここまで幅広いエリアの現地採用をまとめてくれるエージェントはなかなかないのではと感じます。海外勤務を希望する方は相談してみるとよいでしょう。

英文バージョンの職務経歴書の書き方をアドバイスしてくれたりもするため、海外勤務に始めてチャレンジする人でも頼ってみるとよいですね。

JACリクルートメントの悪いところ【私の評判・口コミ】

JACリクルートメントの悪いところ【私の評判・口コミ】

ここからはJACリクルートメントを利用してみて、イマイチだと感じた部分を書いていきます。

  • 初回面談の対応が平日9:30〜19:30のみである
  • 転職の確度を上げる方針のため、紹介数が少ない
  • 未経験OKの求人は少なく、即戦力になる業界への転職を勧められる

初回面談が平日9時半〜19時半のみ、土日不可なので日程調整しにくい

JACリクルートメントへの登録が完了したら、まずコンサルタントとの面談をするように指示があります。ところが、転職を希望するサラリーマンにとって面談可能日時が狭く、調整が難しいと感じました。

求人紹介の前に1度面談で希望条件をすり合わせてくれる点はありがたいのですが、調整が難しいので困りました。

メール下部に記載されている通り、コンサルタントとの面談ができる時間が、平日かつ多くのビジネスパーソンが就業中の9〜19時に限定されています。少しでも残業したら面談するのも難しいです。

そのため、土日休みで9〜19時に就業されている方は、面談のために仕事を休む・半休を取得するなどの調整が必要です。利用者としては、面談の時間帯がもう少し自由になるとより利用しやすいです。

さらに、こちらから希望日時を伝えると「3日後の14時以降か4日後でお願いします」と回答されてしまいました。平日に仕事をしているサラリーマンからすると、少し調整が面倒だなと感じました。

また、メールには「面談時間の目安が30〜40分」と記載されていますが、電話で確認を入れたら「1時間はかかります」とのことでした。

面談のハードルを下げるために時間を短めに書いているのでしょうが、個人的には正確な所要時間を知りたかったです。

とはいえ、求人紹介前に面談をして転職の希望・将来の展望などをヒアリングしてくれることは大変ありがたいことです。

面談時間を21時など少し遅い時間までOKにしたり、土日のどちらかだけでも可能にしていただければ、オールジャンルのビジネスパーソンにおすすめできるエージェントになると感じました。

希望条件に合う求人だけ紹介・転職の確度を高める方針のため紹介数が少ない

希望条件に合う求人だけ紹介・転職の確度を高める方針のため紹介数が少ない

面談で条件をすり合わせたあとどんな求人が紹介されるのか待っていましたが、1〜2週間ほどは音沙汰がなく求人が紹介されませんでした。

他の転職エージェントからは1日10通ほどメールで求人が送られてきていましたが、JACリクルートメントからは1通も送られてきませんでした...

私が転職先に求めた条件は以下です。JACリクルートメントと他転職エージェントに同じ条件を伝えています。

  • 年収700万円以上
  • ポジションは管理職にこだわらない
  • 今のスキル(主にSEO)を活かせる仕事内容
  • 業界は問わない
  • エリアは1都3県

現職の年収を維持することとスキルを活かすことを求めました。IT業界にこだわらず、Webを得意としない業界でもOKです。なぜなら、これからWebにチャレンジしたいと考えている企業は面白そうだからです。

JACリクルートメントからは1〜2週間音沙汰なしでしたが、他の転職エージェントからは年収600万の求人や今のスキル(SEO)ではなく広告運用メインの仕事を紹介されたりしました。

ガンガン求人を送ってくるエージェントと、なかなか求人を送ってこないエージェントでは方針に違いがあると言えます。

JACリクルートメント 希望条件との合致度を重視。転職する確度を高めている。
他の転職エージェント ちょっと違う条件でも提案の意味で紹介。数打ちゃ当たる戦法。

JACリクルートメントは希望条件に合致した求人だけを紹介してくれるので「全然伝えた条件と違う求人ばかり紹介される」という、「転職活動あるある」は起きにくいです。

ただ、合致する求人がなければ紹介されないので、自動的に紹介数が少なくなってしまいがちです。

逆に、条件から少しズレるけど求人を提案してくれるエージェントは「なかなか求人を紹介してくれない」という、これまた「転職活動あるある」が起きにくいです。

たくさん紹介してくれても、条件に合わない求人が多いので、惹かれる可能性が低いです。

これらの紹介スタンスの違いから、JACリクルートメントに向いているのは以下のような方でしょう。

  • 行きたい業界が決まっている人
  • やりたい仕事・条件が決まっている人
  • 今のスキルを活かしてステップアップしたい人

逆に、たくさん提案してくれるエージェントに向いている方はこんな方です。

  • 新しい分野や業界があることに気づかせてほしい人
  • 転職する前のリサーチ段階の人

JACリクルートメントは、希望条件にマッチした求人を精査して紹介する方針なので、紹介数は少ないものの、面談〜採用までの確度が高いと予想できます。

この方針を知っていることで、今の自分に合っているかどうかの判断材料になるでしょう。

未経験OKの求人紹介はほぼなく「即戦力」としての転職が求められる

未経験OKの求人紹介はほぼなく「即戦力」としての転職が求められる

面談を受けたりサイト内にある求人を見たりしていると、JACリクルートメントは未経験の業界・職種に転職したいと考えている人には向いていないと感じます。

逆に、現職のスキルや経験を活かせる職場へステップアップ転職をしたい人には向いていると思います。

そう感じた理由は、JACリクルートメントが以下の人たちをターゲットにしているからです。

  • 30〜50代
  • 課長・マネージャークラス
  • 部長・役員クラス
  • 技術職・専門職の方

簡単にいうと、JACリクルートメントは、スキルや経験のある人が年収アップやキャリアアップを狙える、ハイクラス向けの転職エージェントです。

募集を出している企業が求めている人材は、即戦力でグイグイ引っ張っていける経験やスキルを持っている人たちです。

なので、「未経験だけど新しい分野にチャレンジしたい!」「スキルを身につけるために転職したい!」というような、未経験OKの求人がほぼありません。未経験OKの仕事も多少あるとはいえ、年収400〜500万円ほどのお仕事が多いです。

実際面談のとき「仕事の幅を広げるために、新たな未経験の領域を経験できる職場へ転職することもできますか?」と聞いたら、「即戦力を求めている企業が多いので、未経験の分野を希望されると紹介できない可能性が高いです。」と言われてしまいました。

なので、「JACリクルートメントでは未経験OKの職種・業界への転職は厳しい」と思っていた方がいいと思います。

年収や登録企業とのタイミングはあるので一概には言えませんが、基本的にはそうです。ハイクラス転職をしたいと考えている人は経験やスキルを活かしたい方が多いので、あまり気にする必要はないかもしれません。

JACリクルートメントの良い評判【SNS編】

JACリクルートメントの良い評判

JACリクルートメントの良い口コミ・評判を紹介します。

良い評判① コンサルタントの対応が丁寧

JACリクルートメントに関する口コミを調べた結果、キャリアコンサルタントの対応の丁寧さについて評価する口コミが目につきました。

コンサルタント数が多いのみならず、コンサルタント自身が企業に訪問し、内部事情までしっかりと伝えられるのも強みでもあるため、こうした感想を持つのにも納得がいきます。

こうした口コミからも、転職活動をコンサルタントと相談しながら、丁寧に対応してもらいたい人、転職先の企業の内部事情も知りたい人にはおすすめできると言えます。

良い評判② 希望とあった求人を紹介してもらえる

求職者が希望した条件に沿って求人を紹介してもらえる、という口コミも多く見受けられました。

また、外資系企業も多く紹介していることから、他の転職サービスでは紹介してもらえないような企業の求人を持っていることも特徴と言えます。

そのため、他の企業では紹介してもらえないような求人、特に外資系企業の求人を探している求職者におすすめができます。

JACリクルートメントの悪い評判【SNS編】

JACリクルートメントの悪い評判

悪い評判① 希望と異なる求人を紹介される

良い口コミがある一方で、希望でない求人を紹介されるという趣旨の悪い口コミも見受けられました。

こうした口コミが多いのは、JACリクルートメントがハイクラス・ミドルクラス向けの求人が多く、転職を検討する段階で年収500万円以下であったり、実績やスキルなどが伴わなかったりする場合、希望にあった求人を紹介してもらいにくくなるためです。

しかし、これは求職者が転職エージェントの特徴や強みを理解せずに利用したため、このような悪い評価をした可能性があります。

そのため、どういった求職者向けの転職エージェントなのかをあらかじめ確認しておくべきと言えるでしょう。

ちなみにこうした内容の口コミが気になるのであれば、リクルートエージェントやdodaなどのサービスの利用がおすすめです。より幅広い求人を紹介してもらえるため、このような問題が起きにくいと言えます。

悪い評判② 求人数が少ない

また、その他にも、求人数が少ないことに関して、悪い口コミがあります。

こうした口コミが多いのは、 JACリクルートメントが幅広い求人に対応したことを強みとしていないためです。

JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラス向け、年収で言うと約500万円以上の求人を多く取り扱っています。

また、コンサルタントが紹介する会社へ訪問して、内部事情を理解した上で求職者に紹介していることもあり、こうした仕組みを鑑みると、求人数は今後も爆発的に増えることはないと考えられます。

しかしその分、年収などの条件に合った求職者には納得のいく転職がしやすいと言えます。

たくさんの求人数から自身に合う企業を選びたいのであれば、求人数が業界で一番多いリクルートエージェントをおすすめします。

JACリクルートメントを利用するときの注意点


JACリクルートメントを利用するときの注意点

注意点① キャリアがないと求人が紹介されにくい

JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラス向けの転職サービスです。主に年齢は30代以上、年収は約500万円以上が多く、マネジメント層の求人を多く取り扱っています。

そのため、そのような求人に応募できるようなキャリアのある求職者でない限り、求人は見つかりにくいと言えます。

現段階で、年収が500万円よりも低い方や応募できるようなキャリアがない求職者は、コンサルタントに相談しても求人を紹介されにくいため、注意が必要です。

注意点② コンサルタントとの連携が多い


転職活動を一人でマイペースに進めたいと思っている人にとっては、コンサルタントとの連携が密なJACリクルートメントのサービスは向いていないと言えます。JACリクルートメントの強みとも言えるのが、コンサルタントの数とその対応の丁寧さです。

しかし、それはコンサルタントの手厚いサポートを求めている求職者、また、コンサルタントと二人三脚になって転職活動を進めたい求職者にとってはメリットですが、そうでない求職者によっては、サポートがかえって邪魔になり、転職活動が嫌になって辞めてしまうきっかけになることがあります。

転職活動をマイペースにゆっくりと進めたい人は注意が必要です。

JACリクルートメントを上手に活用するポイント


JACリクルートメントを上手に活用するポイント

ポイント① 具体的な希望条件を伝える

転職活動を始める時点で、自己分析をし転職の軸を決めている求職者が多いですが、JACリクルートメントのサービスを受ける際には、特に具体的に転職の希望条件を整理しておくと、上手に活用することができます。

JACリクルートメントに求職者として登録し、サービスを受けるとき、転職の軸や希望条件を元にコンサルタントは求人を紹介することとなります。

希望条件などを明確に伝えられれば、希望とあった求人を紹介してもらいやすくなり、適切なサポートを受けやすくなります。

このように具体的な希望条件を整理しそれを伝えることで、JACリクルートメントの強みが最大限に発揮されるのです。

反対に、転職の軸や希望条件が決まっていないおらず、一度コンサルタントに伝えてもその内容がぶれてしまうのはコンサルタントを振り回すことにもなるので注意しましょう。

ポイント② なるべく早い転職の目標時期を伝える

転職の希望条件に加えて、目標時期をしっかりと伝えることも、上手に活用するポイントと言えます。
可能であれば、早ければ早いほど良いと言えます。

転職エージェント全体に言える傾向ですが、転職時期が早い求職者を優先的にサポートする傾向があります。

転職時期が決まっていない求職者は、転職の意思が揺らいでしまうことも多く、コンサルタントが手厚く支援をしても途中で転職を断念してしまう可能性があることから、早く転職が決まりやすいと考えられる求職者を特に支援するのです。