
はじめまして。藤井、35歳です。
突然ですが、私、ビズリーチで出会った会社に転職することになりました!!ということで、ビズリーチを使った私の体験談、利用者からの良い評判・悪い評判・口コミを紹介しようと思います。
ビズリーチに登録するか迷っている人は参考にしてください。
35歳。転職前の年収は650万円。妻と娘と3人で東京に在住。
大学卒業後、製造業で法人営業職に就く。その後、2社のIT企業で人事労務業務を8年間務める。現職の経営状況が悪化したのを背景に、このままでは年収アップが望めないと思い、転職の道を探り始めた。
結論①:ビズリーチに向いている人
私の体験談をお話する前に、みなさん、「結局ビズリーチっていいの?」って気になっていると思います。
まずは、ビズリーチを使ってみた経験から、向いている人をまとめました。
現年収が600万円以上の人
ビズリーチは、そもそも公式が「年収600万円以上の方に支持される転職サービス」と謳っています。公式が言っているわけですから、ビズリーチは現年収が600万円以上の人に向いています。
ビズリーチで探せる求人については、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上かつ、募集されている役職には管理職や経営幹部などハイクラス求人が多いです。
私も登録してみていろんな求人を見てみましたが、確かに年収1,000万円を超えるハイクラスな求人がゴロゴロあってびっくりしました。
具体的に検索機能を使ってどんな年収帯の求人が多いか調べてみたので、結果を教えますね。
ビズリーチでは、求人検索機能を使うことで、下限年収を決めて絞り込むことができます。
転職で最低でも年収600万円だなと思っている人からすると、ほとんどの求人が対象になるわけです。下限年収800万円で絞り込んでも、約3分の2もの求人が対象ということがわかりました。かなり多いですよね。
逆に、年収400万円の人が年収500万円を目指す、といったような転職にはビズリーチは向いていません。
では、他の転職サービスに比べてみるとどうでしょうか。ビズリーチと同様に、ハイクラス層向けにスカウト型転職サービスを展開している2社(リクルートダイレクトスカウト、doda X)と比較してみましょう。
※2023年8月時点
求人検索で年収600万円以上で絞り込むと、ビズリーチが最も求人数が多いという結果となりました。
ちなみに私は、前職で採用する企業側でもビズリーチを使っていたんですが、基本的にマネージャー職とか年収の高い人にリーチするために使っていました。企業側の認識としても「ハイクラスを採用するならビズリーチ」ということなんです。
自分の市場価値を知りたい人
ビズリーチは、職務経歴書(どんな企業に勤めてきて、どんな役職・ポジションを経験してきたか、どんなスキルを身に付けたか)を見て、ヘッドハンターがスカウトしてきます。
現職よりも給与や福利厚生、その他条件などが優れているスカウトが届くのであれば、「転職市場であなた経歴・スキルは価値が高い(他の企業が欲しい人材)」ということになります。
届いたスカウトの内容を分析することで、必要とされている経験やスキル、適正年収などが見えてくるようになります。
そのため、現時点の職歴やスキルが転職市場でどういう価値があるのか、第三者の評価を知りたい人はビズリーチを使うと良いです。
例えばですが、私にこんなヘッドハンターからのスカウトが来ました。
これを見て、私は、

ほう。自分は人事労務の中でも「採用」に強みがあると思っていたけど、「労務」でマネージャー職として求められてたりもするんだな。そして、これくらいの年収のオファーがあって、ストックオプションをつけてくれる会社まであるんだ。
と、自分が転職市場でどのように求められているかがわかるわけです。実際のところは、事業領域に興味が持てなかったので、このスカウトには返信をしませんでしたが、スカウトを見るだけで自分の市場価値がわかるのはビズリーチのいいところです。
「絶対に転職する!」というわけでなくても、登録だけしてどんな企業に求められているかを知るだけのためにビズリーチを使っているという人もいるようです。

自己価値確認したくビズリーチに登録してみたら一気に20件も問い合わせがきました。転職予定は今のところありませんが年収アップの可能性はあるんだなぁと実感しました。

ビズリーチなどを使って、自分の市場価値を理解することは大事です。こんなオファー来るの?とモチベーションにも繋がります。
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「好条件で転職できそうだから本格的に応募先を見つけよう」「現状とあまり勤務条件が変わらないから、もう少し今の会社で実績を積もう」など、スカウト状況は転職するかどうかの判断材料になりますよ。
実際、ビズリーチの公式サイトでも、「ビズリーチ会員の7割以上は市場価値を知るためにビズリーチを利用しています」という記述があります(参照:公式サイト)。
ただ、注意点があります!!
ヘッドハンターからのスカウト文に載っている案件は「撒き餌」の可能性もあります。要は、「うちを利用してくれたらこんないい案件を紹介できますよ〜」と言っておいて、実際にはその案件は分不相応で、別の年収低めの求人が紹介される場合もあるということです。
また、企業からのスカウトだとしても、ざっくり職歴を見ただけでスカウトを打ってる会社もあります。「スカウトが来る」イコール「本当に自分が求められている」わけではないことに注意です。良い条件でスカウトをもらっても、そのあと落ちるなんてことはざらですからね。
市場価値がわかるとは言え、このようなこともあるので、全てを鵜呑みにしないようにすることも大切です。
転職エージェントの担当者と合うか不安な人
過去の転職で担当アドバイザーと合わなかった経験がある人や、転職が初めてで担当者とそりが合わなかったらどうしようと不安を抱える人にも、ビズリーチはおすすめです。
転職エージェントでよくある悩みが、担当アドバイザーと熱量やスピード感、仕事への認識などが合わないこと。
ビズリーチの場合、担当アドバイザーがつくわけではないですが、その代わりにヘッドハンターが転職のサポートをしてくれることが多いです。
ビズリーチには約5,800人ものヘッドハンターが登録しており、たくさんスカウトが来るので、自分で選べるというのが転職エージェントとは違う点です。
さらには、一度面談して合わなかったヘッドハンターをクリック一つでブロックできる機能があります。
▼ヘッドハンターのブロックの仕方
私の場合、3人のヘッドハンターと実際に話をしました。うち1人の方は、こちらの話をあまり聞いてくれず、とくかく複数応募するようにプレッシャーをかけてくる感じがしたので、ブロックさせていただきました。まあ丁重にお断りメッセージを送った方がよかったかもしれませんが、面倒なのでポチッとクリックしちゃいました。
特定の企業をブロックできる機能はほかの転職サイトにもありますが、合わない担当者を本部に連絡する手間なく遠ざけられるサイトはなかなかありません。
スカウトを待つ受け身型のビズリーチでは、人によっては合う求人が見つかるまで長い期間がかかるため、不要なヘッドハンターを排除するブロック機能はとても役立ちます。
結論②:ビズリーチに向いていない人
逆に、このような人は向いていないと思いました。
それぞれ、詳しく解説していきますね。
自分の今の経歴に自信が無い人
ビズリーチは、すでに述べた通り、年収600万円以上のハイクラス層向けのサービスです。なので、年収が低い人・経歴が弱い人には利用のハードルが高いです。
もちろん、現年収が低いイコール絶対にスキルが劣っているわけではないです。ただ、ぶっちゃけ企業の人事は、現年収でその人のある程度の経歴やスキルを測ってしまうところがあるんですよね(実際に私がそうでした)。なので、年収が600万円未満の人は不利だと思いますよ。
現年収が低い人以外にも、このような人にも向いていません。
- 社会人経験が数年しかない
- 転職回数が多い
- (特段の事情もなく)空白期間が長い
上記に当てはまるような人は、そもそも登録時の審査に通らない可能性があるんですよね。
そう、ビズリーチの登録には審査があるんです!!さらに言うと、仮に審査に通ったとしても、自分のレベルに合った求人に出会えるケースはあまり期待できないでしょう。
ビズリーチはハイクラス向けの転職サービスのため、うまく求人を紹介してもらえない方は一般的な転職エージェントに登録すると求人を紹介してもらえるかもしれません。または他のハイクラス向けサービスに登録するのもありです。
複数のヘッドハンターとやり取りするのが面倒な人
ビズリーチでは、とにかくヘッドハンターからたくさんスカウトが来ます。企業からの直接のスカウトはあまり来ません。
ヘッドハンターは、人材紹介会社に所属またはフリーで活動するコンサルタントや、大手ヘッドハンティング会社の社員。
だから、ビズリーチで転職を成功させるためには、複数のヘッドハンターをうまく活用する必要があります。
▼ヘッドハンターとのやり取り
ただ、復数と同時にやり取りするとなると、結構面倒くさい。。。
転職エージェントであれば、担当アドバイザーは1人であることが多いので、その人とだけ連携すればOKなのが楽なところ。最初から良いアドバイザーがついてくれるのなら、転職エージェントの方が楽だなーと思います。
急いで転職活動を終わらせたい人
ビズリーチは、スピード転職には向いていません。
ビズリーチはスカウト型の転職サービスということもあり、求職者は基本的に待ちの姿勢になります。求人検索して自分から求人に応募することも可能ですが、期間が限定されていたり、無料プランでは一部の求人にしか応募できなかったりするなど、一般的な転職サイトに比べるとやや不都合があります。
また企業側が会いたいと思う人にだけ送れる数量限定の「プラチナスカウト」もあり、受け取れれば書類選考が免除されて面接までがとてもスムーズですが、このプラチナスカウトがそんなに来ない。
このように、ビズリーチはスピード転職にはあまり向いておらず、急いで転職する必要がある人は、一般的な転職サイトや転職エージェントも併用した方がいいでしょう。
実際に、ビズリーチを使ったことがある方々に聞いたところ、「すぐに転職したい!」という気持ちでビズリーチを使っていた人は少数派だということがわかりました。
ここまで、ビズリーチに向いていない人の特徴を3つ挙げましたが、逆に言えば、
- 自分の今の経歴に自信がある人
- 復数のヘッドハンターとのやり取りが面倒ではない人
- 急いで転職したいわけではない人
は、ビズリーチが向いていると言えますね。
ビズリーチを利用してみた体験談
さて、ここからは私藤井のビズリーチ体験談や感想を、時系列でお話していきます。
ビズリーチに登録してから転職先が決まるまでの流れは以下の通りです。
- 基本情報を入力(5分)
- 職務要約、職務経歴、スキルを入力(10分)
- スカウト待つ・求人を検索
- 気になるスカウト・企業と連絡を取る
- 面談〜内定
正直、前に人事担当者として企業側で使っていたから登録してみようという軽いノリで登録に進んだので、職務経歴書やスキル、履歴書などの準備をしていなかった私。
でも、それらの書類を準備する必要はなく、案内に従っていけば登録できたのは助かりました。ただ、審査制ということもあって、少し入力項目が多いように感じたのが本音です。
登録は10分くらいで完了!職務経歴書や履歴書の準備がいらない
先ほど少し触れましたが、登録するときに職務経歴書や履歴書といった書類を準備する必要はありません。流れに沿って入力していけば登録できるので安心です。
基本情報で入力する項目は以下の13個です。
- 現在(直近)の年収
- 性別
- 住んでいる都道府県
- 生年月日
- 語学レベル(英語・その他)
- 最終学歴
- 氏名
- 連絡先
- 転職経験
- 転職希望時期
- 直近の勤務先、業種、職種、業務内容
基本情報はサクサク回答できる内容ばかりなので、おおよそ5分あれば終わります。事前に最終学歴の卒業年月日や直近の在籍企業の入社日などを調べておくとよりスムーズに完了します。
基本情報の入力が完了すると詳細情報の入力に進みます。
詳細情報では、年収や業種などの希望条件や今までの保有資格・どんな働き方をしたいかなどを入力します。
- 直近の年収
- マネジメント経験(人数)
- 今までに経験した業種・職種
- 職務経歴
- 希望年収・業種・職種・勤務地
- 興味のある働き方(上場企業がいい、新規事業に携わりたいなど)
- 保有資格・免許・表彰経験
- これまでの職務要約(200〜400文字程度)
ここで登録された情報をみて企業やヘッドハンター(エージェント)がスカウトしてくるので、登録といえど重要な部分です。
あとで変更もできますが、最初からスカウトをしてもらいたいなら、めんどくさがらずに入力することをお勧めします。
より詳しい登録手順を知りたい方はこちらも読んでみてください。
内心ドキドキするも、審査は無事通過!
登録が完了すると、ビズリーチでは審査が行われます。
審査基準は、ビズリーチに掲載している求人情報の応募条件を満たすキャリアをお持ちであることです。 ただし、具体的な審査基準は公開しておりません。あらかじめご了承ください。(公式サイト)
と書かれていたので内心ドキドキしていたのですが、翌日「※重要※審査結果のご連絡」というメールが届き、無事審査をクリアできたことがわかりました。
ビズリーチでは登録時に審査がある点も大きな特徴です。一般的な転職サービスと違い、申し込みをしたらすぐに登録できる(サービスが利用できるようになる)わけではないため、注意が必要です。
審査に落ちる人はどんな人か知りたい人は、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
ビズリーチは基本的にキャリアを積んできた30~50代がよく使っている転職サイトなので、そういう人は自分の経歴を職務経歴書にきちんと落とし込めていれば受かる確率が高いですよ。
職務要約・職務経歴を漏れなく記載するとスカウトされやすくなる
しっかり書いた方がいいと言っている私ですが、就寝前に入力を始めたとあって、職歴や職務要約を完ぺきに埋めないで登録してしまいました。
その結果、企業やヘッドハンター(エージェント)からのスカウトが1日1件あればいいほうで惨敗でした。
トップページに職歴をしっかり書いてくださいとアラートも表示されていたので、職歴と職務要約、スキルなどを最新に更新しました。すると、職務経歴書の閲覧数がわかりやすく伸びました。
企業やヘッドハンターが「この人はどんな仕事をしてきたのか」「うちが求めるスキルを持っている人なのか」を判断するために、職務経歴書や職務要約は必須ということですね。(当たり前)
多くのスカウトを獲得したければ、登録時にめんどくさがらないで全力で情報を埋めることをお勧めします。私のようにならないためにも...
ハイクラスと謳っているだけあって年収600万円以上の求人が多い
ビズリーチは「ハイクラス向け転職サイト」と謳っています。実際そんなにいい条件の求人があるのかと登録前は心配していましたが、登録してすぐその心配は解消されました。
ハイクラスに相応しい年収600万円以上の求人がゴロゴロとあります。
ビズリーチはスカウトされる以外にも企業に直接応募できる「求人検索機能」があります。
ビズリーチの検索機能は、職種・業種・勤務地に条件をつけて検索できるのはもちろんのこと、年収やリモートワークの可否、キーワードを絞って検索することも可能です。
ただし、無料会員は公募・特集求人のみしか検索・応募ができないため、全ての求人を見たいのであれば有料会員になる必要があります。
私は人事労務職で転職を考えているので、その職種にあう求人がズラッと並んでいます。(件数は数え切れないくらい表示される)
ビズリーチなら年収1000万円以上を狙いたい真のハイキャリア層も満足できる求人が見つかる可能性は高いと感じました。
年収400〜500万円のミドルクラスの求人もある|ハイクラスへステップアップしたい人もいける
年収600万円以上のハイクラスを狙う人に向いてはいるものの、600万円に満たない人でも使えないわけではありません。
ハイクラスを目指すための踏み台になる、年収400〜600万円前後のミドルクラス求人もたくさんありました。
ここで経験・実績を積めば、次の転職で年収800万円以上のハイクラスへチャレンジできる可能性が高まるはずです。
直近で年収500万円ほどでステップアップを目指す人もビズリーチは使えるかもしれません。
求人案内には条件にマッチした求人がでてくる|一部一致なのでズレた求人もある
ビズリーチにはスカウトメール以外に、希望条件にマッチした企業を提案してくれるシステムもあります(1日に何通も届きます)。これは実際に私に届いた提案メールの一部で、希望条件とマッチしている部分が黄色になっています。
希望条件と完全一致した企業ではないので、仕事内容がイメージと違う求人も多いです。あくまで参考程度に見ることをおすすめします。
各メールを開くと、仕事内容や労働条件、応募資格、会社規模など、結構細かく書かれています。もし気になる企業があれば直接応募することもできます。
直接応募は、日程調整や給与交渉など、あらゆることを自分で進めないといけません。
正直私は、そこまで転職への気持ちが高まっていないので、ビビッとめちゃくちゃ惹かれる企業じゃない限りスルーしていました。(175件全スルー)
企業とのやり取りや転職活動に手間をかけたくない人は、その辺りを代行してくれる転職エージェントを利用した方がいいです。
ヘッドハンターからスカウトされる|受け身でも仕事を探しやすい
ビズリーチはスカウト型の転職サービスとして広く知られている通り、人材を探している企業やビズリーチと提携しているヘッドハンターからスカウトを受け取れることが最大の特徴です。
求職者が職務経歴などのプロフィールを登録することで、それを見た企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。求職者は届いたスカウトの中で興味のあるものに返信することで、面談や面接などの次の段階に進むことが可能です。
ビズリーチのスカウトは、「通常スカウト」と「プラチナスカウト」の2種類が存在する点にも特徴があります。
◆ビズリーチのスカウトの種類
種類 | 送信元 | 特典 | 利用可能者 |
---|---|---|---|
通常スカウト | ヘッドハンターのみ | 特になし | 有料会員のみ |
プラチナ スカウト |
・企業 ・ヘッドハンター |
・企業…面接確定(書類選考なし) ・ヘッドハンター…ヘッドハンターとの面談確定 |
全ての会員 |
※企業から通常スカウトが届くことはありません。
通常スカウトは、無料かつ回数無制限でヘッドハンターのみが送信できるスカウトです。そのため、自動送信やヘッドハンターの営業目的のような内容のスカウトが多くなっています。
一方のプラチナスカウトは、送信回数に制限が設けれているスカウトです。そのため、送信側も「ぜひとも話をしてみたい」という人にしかスカウトを送ることはせず、本気度の高いスカウトが多くなっています。特に企業から届くプラチナスカウトは、返信すれば書類選考なしでそのまま面接に進めるため、見落としには十分に注意しましょう。
以上の点をまとめると、ビズリーチのスカウトは、「通常スカウト」<「ヘッドハンターからのプラチナスカウト」<「企業からのプラチナスカウト」と重要度が高くなると言えます。
私の場合、通常スカウト:プラチナスカウト=10:1という比率でした。無料会員は通常スカウトは見ることができないので、これだけプラチナスカウトが少ないと、せっかくビズリーチに登録したのに選択肢が少ない・・・ということになってしまいます。
私よりも経歴がキラキラしている人はもっとプラチナスカウトが届くのでしょう。私は、結局有料会員になることを決意しました。
有料プランについて詳しく知りたい方はこちらを読んでください。
プラチナスカウトをもらう方法について知りたい方はこちらを読んでください。
びっくりするくらいヘッドハンターからスカウトが来る
結論から言うと、通常スカウトで言えば、びっくりするくらいヘッドハンターからスカウトが来ます。
一応言っておくと、私のスキル・職歴は同業界では一般的なレベルと言えると思います。むしろ大企業で働いた経験が無いので、マイナス要素もあります。しかし、1ヶ月で40件以上のスカウトをもらうことができました。
▼有料会員になったので、通常スカウトも見れるようになりました。
ヘッドハンターから声をかけてくれるので、自分から求人を探したり企業にアプローチしたりする必要なし。
積極的に自分で転職活動を進めることができない人でも、受け身で待機しているだけで転職活動を進めることができるのがメリットだと感じます。
ちなみに、ヘッドハンターからのメールは、2パターンに分かれます。
- こんな案件があるけどどうですか?パターン
- 私にはこんな実績がありますよパターン
▼こんな案件があるけどどうですか?パターン
▼私にはこんな実績がありますよパターン
私としては、「こんな案件があるけどどうですか?パターン」の方がありがたいですね。具体的な案件が無いと、結局面談をした後に良い案件を紹介してくれるかどうか不安になります。
みなさんにも、より具体的に書かれたスカウトに返信することをおすすめします。
声をかけてくるヘッドハンターが多すぎて選ぶのが大変
しかし、40件ものスカウトを受けて感じたのは、どのスカウトに連絡すればいいか迷ってしまう人が多いのではないかということです。
どのヘッドハンターもプロなので、魅力的なタイトルと内容でアプローチしてきます。しかも熱意も半端じゃないので、結構な長文で読むのも疲れます。
気になる人と片っ端に面談をするのもいいですが、1回の面談が1時間くらいかかると想定すると、そんな暇はありません。なので、どのヘッドハンターと連絡を取るべきか決めた方がいいです。
ビズリーチは、転職の条件や方向性が決まっていないと、どのスカウトとコンタクトを取るか迷ってしまいやすいです。
転職すべきかどうか、転職してどうしたいかが決まっていない人は使わない方がいいかもしれないです。
そういった、そもそもの相談からしたい人は、どこか大手エージェントで方向性を固めてからの方が、ビズリーチのスカウトの良さを最大限活かせるのではと思います。
企業からの直接スカウトはレア
ビズリーチを利用開始して1ヶ月経つが企業からの直接スカウトはゼロ件でした。あれだけCMで「こんな企業からスカウトがくるなんて!」と流れていたので期待していたが残念です。
自分のスキルや職歴とあう企業さんがいなかったということで、ビズリーチが悪いというわけではありません。タイミングと運もあるんでしょう(悔しい)。
ただ、ヘッドハンター(転職エージェント)からは40件ほどスカウトが届いたので、私の職歴やスキルであれば希望条件で転職はできそうというのはわかりました。
それでも企業から直接オファーが来ないことを考えると、企業からのスカウトは相当スキルマッチしないと無理なような気がします。それこそ自分のスキルを活かせるポジションが空くタイミングもあるでしょう。
企業からの直接スカウトを目当にしてだと、ビズリーチの利用はあまりお勧めしません。
実際にヘッドハンターから話を聞いてみた
一応、すべてのスカウトに目を通してみましたが、提案内容は上場企業が2〜3割、メガ・中小ベンチャーが7割くらいな感じです。
提案された年収はピンキリですが、700〜900万円くらいが多い印象。中にはCHROというポジションで年収1000万〜というのもありました。。
基本、今の年収を考慮してスカウトしてきてくれているので、年収500万とか明らかに条件が悪くなるオファーはありませんでした。
いろんなスカウトの中から、私に合いそうな提案をしてくれてた3人のヘッドハンターから話を聞いてみました。
- スタートアップ界隈に強いヘッドハンター
- 転職エージェントとしても聞いたことのある名前の会社のヘッドハンター
- 元管理部長でIPO経験のあるヘッドハンター
この中で一番私の希望にマッチしていたのは「3」でした。
まず私がバックオフィスとしてIPOに携わってみたいという気持ちがあるんですよね。だから、元管理部長でIPO経験ありという肩書を見て、話を聞いてみたい!と思ってしまいました。
そして、紹介してくれる企業は主にIT系の会社が中心で、それも私の希望に合っていました。私のキャリアについての考え方を聞いてもらった上で提案してくれたので、志望度の高い会社がいくつも見つかりました。
「1」も、私の興味関心の高さで言えば合ってるんですが、もう少し幅広く紹介してほしいなというところと、「3」の人も「1」の人が持ってる案件を持ってたりしたんですよね。
「2」は最悪でした。とりあえず、手持ちの企業を次から次へと紹介するだけで、何の参考になる情報ももらえず。ブロックしちゃいました。
さて、「3」のヘッドハンターに紹介してもらった求人についてですが、年収は700万〜1000万で応相談。(おそらく下限の700だろう)
土日祝が休みで私服通勤OK、有給消化・産休育休の取得などを推進しているとあって、働きやすそうな印象を受けました。オフィスも新宿にあってアクセスも良いです。
ただ、まだ転職活動を始めて1〜2社しか話を聞けていないので、ひとまず保留。ヘッドハンターは売上のためにも早く決めてほしそうだったが、急いで失敗しては元も子もないです。
自分一人で転職活動をしていたら巡り会うことがなかった求人だと思うし、こんなトントン拍子に話が進むとは思いませんでした。
ビズリーチは転職をすると決めている人なら、アプローチされる数が多いので効率が良いように感じました。
ヘッドハンター経由で3社の面接に
さて、ここからは実際にどんな企業を受けることになったか詳細は伏せさせてもらいますが(全てIT系ですが)、日程が決まったら、いよいよ志望企業との面談・面接です。
「面談」はお互いのことをよく知るための、面接の前段階にする情報交換のような場。一方で「面接」は選考であるため、企業に選ばれる必要があります。
企業やヘッドハンターのスカウトはあくまで「面談・面接したい」「マッチする可能性が高い」という意思表示であり、面接に合格しやすくなるわけではありません。
面接では、自分をきちんとアピールするための準備はもちろん、入社後のミスマッチを避けられるよう、企業に確認しておきたいことなどを整理して臨む必要があります。
ヘッドハンター経由の場合は受かりやすいように面接対策をしてくれることもあるので、事前にアドバイスをもらっておきましょう。
私の場合、ヘッドハンター経由で3社の面接に進みました。ヘッドハンターから事前に「ここの会社はこういう点を見てる」とか「あなたのここを評価してくれているから重点的にPRした方がいい」などアドバイスをもらっていました。
おかげで、3社中2社で内定をもらうことができました。私は同時に、転職エージェントも併用していたんですが、そちらは5社中1社内定だったので、内定率はビズリーチの方が高かったですね。
内定をもらえて入社が決まったので、お祝いをもらう
無事採用通知が来て、利用者自身も入社意思が変わらなければ内定となります。
ヘッドハンター経由であれば、年収交渉や入社日の調整なども代行してもらうことが可能です。これは転職エージェントと同じだと思えばいいですね。
私の場合、在職中の転職活動だったため、入社日の調整にちょっと苦戦しました。現職で「このプロジェクトが終わるまではいてくれ。君がいないと困る。」と引き止められたのです。ヘッドハンターに事情を説明し、入社日を少し遅らせてもらうことに成功しました。
転職後にも活用できるのがビズリーチ
ビズリーチが一般的な転職サイトと違う点は、転職成功後も自分の市場価値を測れるツールとして利用できるところです。
私は、転職してから数ヶ月が経ちますが、退会はしていません。職務経歴書だけ更新させて、どんなスカウトがくるかをたまにチェックしています。
みなさんも、転職が終わったとしても今の自分にどのような需要があるのか確認するために使うことをおすすめします。
実はリクルートダイレクトスカウトも使ってました
ハイクラス求人に特化したスカウト型の転職サービスとしては、ビズリーチの他に「リクルートダイレクトスカウト」も有名です。
両者の具体的な違いは、以下の通りです。
ビズリーチ | リクルートダイレクトスカウト | |
---|---|---|
公開求人数 | 約128,000件 | 約168,000件 |
ヘッドハンター数 | 約6,000名 | 約5,000名 |
設立 | 2007年3月 | 2014年6月 |
登録審査 | あり | なし |
料金 | 一部有料 | 完全無料 |
リクルートダイレクトスカウトはビズリーチのような登録時の審査がなく、全てのサービスが完全無料で利用可能となっています。
また、リクルートダイレクトスカウトはビズリーチよりも後発ではありますが、リクルート社独自のコネクションを活かして、圧倒的な求人数を取り扱っている点も大きな特徴です。
私も実は、ビズリーチを使っていながら、同時にリクルートダイレクトスカウトも使っていました。ビズリーチをメインで使おうと決めていたので、結果的にリクルートダイレクトスカウトはあまり使わなかったんですが、リクルートダイレクトスカウトの良い点を見つけました。
それは、企業からの直接スカウトがビズリーチよりも来る!という点です。
企業からのスカウトってなんか嬉しいんですよね。ヘッドハンターのスカウトよりも具体的に求人詳細が書かれているし、何よりも張本人から「来てほしい!」と言われているようで。
実際に受けたいと思った企業がなかったため、活用はできませんでしたが、「企業からのスカウトがほしい」という人はリクルートダイレクトスカウトの方をメインで使うといいかもしれません。
どのみち、より多くのスカウトを受け取りたい人であれば、ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトは併用するのがいいでしょう。
ビズリーチは使える!という良い評判口コミ
ここでは、インターネット上に投稿されているビズリーチの良い評判と口コミをまとめました。
ビズリーチは、年収アップや好待遇を目指して登録した利用者から高評価を得ています。
良い評判口コミ① 転職して年収が上がった
ビズリーチの口コミを調べた結果、下記のように「年収が上がった」という声が多数ありました。

ビズリーチは良かったです。そもそも年収400万以下が無く(1人当たりの仲介料金が他転職サービス会社と比べて高いんだと思う)、自分の市場価値もわかるので、転職時の年収交渉でも強気に行けます。おかげで年収上がりました。

ビズリーチ経由で転職した。良い案件もってきてくれただけじゃなく給料交渉までしっかりしてくれて年収も100万アップした。
fugafugafuga
ヘッドハンターが利用者に合った求人を紹介してくれるほか、市場価値を把握したうえで転職活動ができるため、年収交渉にも自信をもって臨めるようです。
また、ビズリーチが保有している求人は、ただ単に条件が良いだけではありません。というのも、ビズリーチでは採用企業や求人情報についても独自の審査基準を設けており、基準値を満たしている求人しか取り扱っていないからです。
このように、ビズリーチは好条件かつ質の高い求人を豊富に取り扱っているため、安心して転職活動を進められます。
ただ、実は私の場合、年収は650万円→650万円でステイでした。でも、福利厚生がしっかりしている、フレックス制度がある、残業時間が短い、というメリットがあったので、転職のおかげで、待遇面では非常に改善されたと感じています。娘と一緒にいる時間が増えたことがプライスレスです!
良い評判口コミ② たくさん求人を紹介してもらえる
ビズリーチの口コミには、下記のように「求人紹介が多くて良かった」という声も多いです。

最近ビズリーチに登録したのですがかなり使いやすい。
・ヘッドハンターが求人を紹介してくれる
・こちらが待っててもどんどん紹介される
・たまに企業の採用からメールがくる

ビズリーチは社会人経験がある人が登録しておくと、様々な会社のエージェントから沢山スカウトしてもらえる。その後個別に面談して求人紹介という流れ。転職活動の場合はここには登録しておくと良い。
fugafugafuga
ビズリーチでは、企業からのスカウトがあるのはもちろん、数々のヘッドハンターから自分に合いそうな仕事を紹介してもらえます。
求人数に満足している口コミが多いのは、職務経歴書をきちんと書いて、複数の企業やヘッドハンターから興味を持ってもらえれば、紹介される求人数も多くなるからです。
そのため、「さまざまな求人から自分に合うところをじっくり検討したい」という人に向いたサービスだと言えます。
私の場合も、ヘッドハンターからスカウトはめっちゃ来ましたからね。ビズリーチに登録はしたものの、何も進まない、なんてことはないと思います。
良い評判口コミ③ ヘッドハンターの質が高い
ビズリーチの3つ目のメリットは、「ヘッドハンターの質が高い」点です。
ビズリーチでは採用企業や求職者だけでなく、ヘッドハンターについても独自の審査を行っているため、その質の高さには定評があります。
加えて、ビズリーチに在籍しているヘッドハンターは、2023年1月時点で6,000人を超えており、その数も圧倒的です。ヘッドハンターによって、独自の非公開求人を持っていたり、得意な業界や職種が違ったりするため、単純に数が多ければそれだけ転職の選択肢も増えることになるでしょう。
また、各ヘッドハンターには「ヘッドハンタースコア」という、利用者満足度や転職支援実績などから総合的に算出されたビズリーチ独自の評価がつけられているため、ヘッドハンターを選ぶ際の参考になります。
ビズリーチは最悪!という悪い評判口コミ
ビズリーチは2009年のリリースから10年以上運営しているサービスであり、今までずっと悪い評判がなかったというわけではありません。
ここでは、調査で分かったビズリーチの悪い評判口コミも包み隠さず公開します。
悪い評判口コミ① ヘッドハンターからのスカウトが多すぎる
口コミを調べた結果、「ヘッドハンターからのスカウトが多すぎる」という声を多く見かけました。

ビズリーチ登録して1週間後の結果。ヘッドハンターは全無視すべきだと分かった。
・ヘッドハンター:300件くらい
・企業スカウト32件

ビズリーチでスカウトがいっぱい来すぎて処理しきれない。ヘッドハンターからのスカウトは無視して良いのだろうか...
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魅力的な経歴をもっている利用者にはヘッドハンターからのスカウトも多く、精査に時間を取られてしまうと感じた人もいるようです。
ビズリーチではマイページで配信メールを制限したり、合わないヘッドハンターなどをブロックしたりできるので、機能を上手く使えば不要なメールは減らせます。
また、希望条件を幅広く設定していると多くの求人が該当してたくさんスカウトが届くので、多いと感じたら条件設定を変えてみるのも有効です。
ちなみに「無視して良いのだろうか...」という口コミがありましたが、「無視してOK!」です。私も話を聞きたいなと思った3人以外のヘッドハンターに対しては、何のリアクションもしていません。向こうも「お断りならいちいち返信しなくていいよ」と思っていますよ。
悪い評判口コミ② 企業からのプラチナスカウトが来ない
ビズリーチの口コミには、企業からのプラチナスカウトが来ないという声もありました。

ビズリーチって登録して3年くらい経つけど、登録直後に3件くらいあったのみでその後全然スカウトなんて来ません。逆に求人検索しても地方はそもそも求人が少ない。

ビズリーチに登録してるんですが、子どもがいるって書いたらあからさまにスカウト減りました。キャリア積んでから出産しろってことでしょうか...
fugafugafuga
これは本当にそうですね。私もプラチナスカウトは通常スカウトに比べて10分の1くらいしか来ませんでした。
下記のような人は、なかなか企業からプラチナスカウトがもらえないこともあるようです。
- ほかの利用者と比べて即戦力となる経歴がない
- 子どもがいて勤務時間に制限がある
- 地方で転職先を探している
また、企業が求職者を検索するときはログイン時間順に表示されるので、登録からしばらくログインしていない場合は、スカウトが減ることもあります。
スカウトが少ないと感じる場合は、職務経歴書のアピールポイントを見直すか、他のスカウト型に登録するのもありです。
悪い評判口コミ③ 審査に落ちた
ビズリーチの口コミには、「審査に落ちてそもそも使えない」といった投稿もありました。

審査あるのキツイ。せっかく頑張って職務経歴項目埋めたのに。何か不手際あったかなあ。それか年齢か。

ビズリーチ落ちた。再審査も落ちた。CM見てやってみて玉砕される私みたいな人多いんだろうな。
fugafugafuga
そもそも使い始める前に、審査が通らないというケースがあるようです。
審査基準は公表していないので、なぜ自分が審査に落ちてしまったのかは知ることができません。スカウトサービスは使ってみたいけど、審査に自信が無い人は、審査の無いスカウトサービスを検討してみるといいでしょう。
審査無しのスカウトサービス | 特徴 |
---|---|
リクルートダイレクトスカウト |
|
ミイダス |
|
ビズリーチの料金体系:スタンダードステージとプレミアムステージ
本章では、ビズリーチの料金について解説します。
スタンダードステージとプレミアムステージの違い
ビズリーチには、無料プランの「スタンダードステージ」と有料プランの「プレミアムステージ」の2つが用意されており、無料のスタンダードステージでは利用できるサービスが限定されています。
両者の具体的な違いは、以下の通りです。
スタンダード ステージ |
プレミアムステージ | ||
---|---|---|---|
タレント会員 | ハイクラス会員 | ||
料金 | 0円 | 5,478円or5,500円(※) | 5,478円or5,500円(※) |
閲覧・返信 可能なスカウト |
プラチナスカウトのみ
|
全てのスカウト
|
全てのスカウト
|
応募できる 求人 |
公募・特集求人のみ |
年収1,000万円
未満の求人
|
全ての求人 |
相談可能な ヘッドハンター |
プラチナスカウトが 届いたヘッドハンターのみ |
ハイクラス専門以外の
ヘッドハンター
|
全ての ヘッドハンター |
利用可能 コンテンツ |
ー |
・シゴト観診断
・アカデミー
・キャリアコンシェルジュ
|
・シゴト観診断
・アカデミー
・キャリアコンシェルジュ
|
※Web決済は30日間で5,478円(税込)、App Store決済は月額5,500円(税込)となっており、決済方法によって利用料金と利用期間が異なります。
なお、ビズリーチではスタンダードステージ・プレミアムステージとは別に、タレント会員・ハイクラス会員という会員属性が存在します。
会員属性は登録情報を基に自動的に振り分けられるため、自分自身で変更はできません。振り分けを行う際の明確な基準は公表されていませんが、現年収750万円以上の人がハイクラス会員、それ以外の人がタレント会員に振り分けられるようです。
タレント会員はハイクラス求人と比べて、応募できる求人や相談可能なヘッドハンターが一部限定されてしまうものの、サービスやコンテンツの内容に大きな違いはありません。以前は料金が異なっていましたが、2022年11月9日より統一されました(参照:ビズリーチ『Q&Aプレミアムステージ(有料)』)。
有料のプレミアムステージに登録するメリット・デメリット
ビズリーチの有料プラン(プレミアムステージ)に登録するメリットとしては、やはり全てのサービスが利用可能となるため、転職活動の幅が広がる点が挙げられます。
有料プラン(プレミアムステージ)の特典は、主に以下の3つです。
- 全てのスカウトが閲覧・返信可能になる
- 全ての求人に応募できる
- 利用可能なコンテンツが追加される
プレミアムステージでは全てのスカウトが閲覧・返信可能になるため、好条件の求人に出会える可能性が高くなります。実はプレミアムステージになると、企業やヘッドハンターの管理画面にもその旨が表示されるため、転職の本気度が伝わり、スカウトの数も増える傾向があるようです。
また、プレミアムステージに切り替えることで全ての求人に応募できるようになるため、積極的に転職活動を進めることが可能です。実際、無料プラン(スタンダードステージ)で応募できる求人は全体の1割程度となっており、プレミアムステージになれば応募可能な求人が単純に10倍になります。
さらに、プレミアムステージになれば以下のコンテンツが追加で利用できるようになるため、情報収集やキャリア形成においても役立つでしょう。
シゴト観診断 | 自己診断と他己診断を通じて、 自分自身の様々な価値観を可視化できる診断コンテンツ |
---|---|
ビズリーチアカデミー | キャリアアップに繋がる講義を受講できるコンテンツ |
ビズリーチ キャリアコンシェルジュ |
コンシェルジュとの対話を通じて、 キャリア形成のサポートを受けられるコンテンツ |
一方、プレミアムステージのデメリットとしては、やはり料金が発生する点が挙げられます。プレミアムステージは自動更新となっており、停止しない限り自動で料金が発生するため、注意が必要です。また、期間の途中で解約しても払い戻しができないため、退会時にも注意しましょう。
スタンダードステージとプレミアムステージそれぞれ向いている人
それぞれの料金プランのおすすめの人は、以下の通りです。
プレミアムステージが向いている人 | スタンダードステージが向いている人 |
---|---|
・より多くの求人に出会いたい人 ・積極的に転職活動を進めたい人 |
・良い求人があれば応募したいというスタンスの人 ・お金をかけずにじっくりと転職活動を進めたい人 |
プレミアムステージは全てのスカウトが閲覧・返信できるようになるため、より多くの求人に出会いたい人に向いています。また、全ての求人に応募可能になることに加えて、プレミアムステージ限定の有益コンテンツを利用できるようになることから、積極的に転職活動を進めたい人にもおすすめです。
私はスタンダードステージで1週間使ってみて、通常スカウトが開封できないことに我慢できなかったので、そのために有料会員になりました。
一方、スタンダードステージはすぐに転職することは考えておらず、良い求人があれば応募したいというスタンスの人に向いています。また、スタンダードステージであってもプラチナスカウトの閲覧・返信は可能であるため、お金をかけずにじっくりと転職活動を進めたい人にも向いていると言えるでしょう。
プレミアムステージを無料で試す方法
プレミアムステージに興味はあるものの、正式に申し込む前に一度無料で体験してみたいという人には、「1週間の無料体験」がおすすめです。ビズリーチに登録後、職務経歴書の審査が承認されれば、1回限定で7日間の無料体験が可能となっています。
ただし、1週間の無料体験は6日目までに自動更新を停止しておかないと、そのまま有料プランに切り替わってしまうため、注意が必要です(参照:ビズリーチ『Q&A無料体験について』)。
なお、ビズリーチでは1週間の無料体験とは別に、特定の条件をクリアすることで入手できる「プレミアムチケット」を使うことで、期限付きで有料プランを利用できます。
◆プレミアムチケットの入手条件と利用期間
入手条件 | 利用期間 |
---|---|
基本・詳細情報を全て入力する | 30日 |
スカウトに1件返信する | 10日 |
スカウトの返信数が合計5件に達する | 20日 |
※上記の他、不定期の特別キャンペーン等でプレミアムチケットが配布されることもあります。
ビズリーチの求人情報大解剖
本章では、ビズリーチの職種別求人数をご紹介します。
※2023年5月現在
ビズリーチでは様々な職種の求人を取り扱っていますが、最も多いのはシステムエンジニアなどのIT技術職です。次いで営業職やコンサルタント職、経営関係の職種が多くなっています。
ビズリーチはハイクラス求人に特化していることもあり、平均年収の高い職種に強い傾向があるようです。
続いて、ビズリーチの地域別求人数をご紹介します。
※2023年5月現在
ビズリーチは東京・大阪・愛知・福岡といった大都市の求人が多いものの、全国各地にまんべんなく求人を保有していることがわかります。
また、前述の通り、ビズリーチではリモートワークの可否で検索をかけることも可能なため、地方在住の人やUターン・Iターン転職を希望する人にとっても使いやすいサービスと言えるでしょう。
ビズリーチを利用するときの注意点
ビズリーチを利用するうえで、注意してほしい点が2つあります。
注意点① ビズリーチだけを利用するのは避ける(他のサービスと併用した方がいい)
今すぐに転職したい人は、利用するサイトをビズリーチだけに絞るのはおすすめできません。
ビズリーチは、基本的にスカウトを待つ“受け身型”の転職サービスです。スカウトメールが来てからは転職活動がスムーズに進みますが、興味のある企業とマッチングするまでに時間がかかる人もいます。
情報登録をしておくだけで企業の目に止まることがビズリーチの強みであり、スピーディな転職をウリにしたサイトではないため、早く応募や面接がしたい人はほかのサービスと併用してみてください。
注意点② ブロック機能を使わないと現在の勤務先にばれる可能性がある
ビズリーチを使う際は、ブロック機能を必ず使いましょう。
ブロック機能とは、プロフィールを公開したくない企業をブロックできる機能です。これをやっておけば、現在の勤務先に転職活動をしていることがばれる心配はなくなります。
詳しくは、次の記事を参考にしてください。
ビズリーチを上手に活用するポイント
ここでは、ビズリーチを上手く活用するポイントを4つ紹介します。
ポイント① 職務経歴書をしっかり書く
まずは、企業やヘッドハンターの目に触れる職務経歴書をしっかりと埋めることが大切です。
職務経歴書は、自分をアピールするための大事なプレゼン資料。自分が企業でどのように活用できるのか、その根拠となる実績は何かを、数字を使って具体的に書きましょう。
また、「職務経歴書」の中でも「職務要約」がかなり重要です。というのも、企業やヘッドハンターは何人もの職務経歴を丁寧に読んでいる暇はありません。まずはパッと「職務要約」だけをさーっと読んで、良さそうだと思ったら職務経歴を読み始めます。
実際に、ビズリーチ公式が行った企業へのアンケート結果からも「職務要約」が重要だということがわかります。
▼スカウト送信を見送った方の職務経歴書に足りなかった要素は具体的にどのようなものでしたか?
スカウトをもらいたければ、職務経歴を充実させましょう。
ポイント② 良いヘッドハンターを見極める
ビズリーチの口コミからも分かるように、たくさん来るスカウトメールのなかには、レベルの低いヘッドハンターからの案件が混ざっていることもあります。
宛先名を変えただけの定型文を送ってくる人はもちろん、自分の職務経歴書と合致する内容を書いていなければ、きちんと利用者を見ずにスカウトしている人と言えるでしょう。
反対に、利用者ひとりひとりの経歴をきちんと読んでスカウトをしている優秀なヘッドハンターもたくさんいます。
一見希望と違っても、将来のキャリアを見据えた新たな選択肢を第三者目線で提示してくれたり、思ってもいなかった好待遇の案件を持ってきてくれたりする人も多いです。
ビズリーチに登録して少し経てば、優秀なヘッドハンターとそうでない人がメールの文面で判断できるようになるため、信頼できるエージェントを見極めましょう。
ちなみに、ビズリーチ公式が行ったアンケートによると、多くの人は「求人に興味があるか」「自身の職務経歴書をふまえた内容であるか」「求人の内容が希望に合うか」で返信するしないを決めているようです。参考にしてみてください。
▼実際に返信しているのはどのようなスカウトですか?
ポイント③ アイコンを活用する
ビズリーチには企業やヘッドハンターからだけ見ることのできる下記4つのアイコンがあり、アイコン付きの利用者は企業やヘッドハンターの目に留まりやすくなっています。
- 新着:登録したばかりの利用者に表示される
- 更新:3日以内に職務経歴書の更新があった人に表示される
- HOT:ほかのスカウトに返信している利用者に表示される(断りの返事でもOK)
- プレミアム:有料プラン会員に表示される(無料体験中含む)
「更新」のアイコンは、職務経歴書の内容をとくに変えていなくてもボタンを押しておけば表示されるため、こまめに更新しておくとよいです。
また、最終ログイン日が最近であるほど「アクティブユーザー」として検索で上位に表示され、転職の意欲が高いとアピールできます。
ポイント④ 興味の無いプラチナスカウトは無視して、興味のあるものだけ返信する
ビズリーチのプラチナスカウトは、スカウトを送る側も高いコストをかけているため、熱意も高く、内定率も高いスカウトです。
だから、興味の無い会社からプラチナスカウトが届いたときでも、ちょっと嬉しいのは事実ですし、返信しなければならないと思うかもしれません。しかし、応募しない会社にわざわざ返信する必要はありません。企業やヘッドハンター側も、返信が無いことには慣れています。
効率的に時間を使って転職活動するためには、興味の無いスカウトは無視でOKです。
ビズリーチに関するQ&A
本章では参考として、ビズリーチに関してのよくある質問をQ&A形式でご紹介します。
Q1.年収500万円未満でも登録できる?
可能です。
ビズリーチの審査自体に年収制限は設けられていません。確かに、ビズリーチはハイクラス求人に特化している関係上、年収600万円以上の求人が大部分を占めており、年収500万円が審査のボーダーラインと言われることもあります。
しかしながら、それはあくまで目安であり、実際には年収400万円以下であってもビズリーチに登録できている人もいます。
私は、ビズリーチの審査基準は「年齢」×「経験・経歴」×「年収」と推測しています。そのため、仮に現在の年収が低かったとしても、経歴が充実していたり高いスキルを有していたりすれば、審査に通る可能性は十分にあるでしょう。
Q2.最終学歴が高卒でも登録できる?
可能です。
ビズリーチではスキルや経歴が最も重視されているため、学歴はあまり関係ないと言えます。実際、ビズリーチでは「高卒以上」の求人も多数掲載されており、十分なスキルや経験を有しているのであれば、学歴がネックになることはほとんどないでしょう。
Q3.ビズリーチは転職エージェントとは違いますか?
ビズリーチは転職エージェントではなく、スカウト型転職サービスの一つです。
転職エージェントは、企業と自分の間に担当者が付き、担当者が企業の紹介をしてくれます。ビズリーチのようなスカウト型転職サービスでは、企業やヘッドハンターからのスカウトを待って、それに返信する形で面談や面接へ進んでいく形になります。
転職エージェント | 担当アドバイザーが企業の紹介をしてくれる 例:リクルートエージェント、JACリクルートメント |
---|---|
スカウト型転職サービス | 企業やヘッドハンターからのスカウトをもらう 例:ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト |
Q4.ビズリーチの退会方法は?
こちらから退会することができます。