ミドル世代(30代・40代)の転職なら、エン・ジャパン株式会社の転職サイト「ミドルの転職」がおすすめです。しかし、ミドル世代の求職者の中には以下のようにお悩みの方も多いでしょう。
「ミドルの転職が気になるけど、評判は良いの?」
「他の転職サイトと何が違うの?」
そんな30代・40代の転職者に向けて、ミドルの転職の評判・口コミや、選ばれる理由、活用方法などをまとめて解説します。企業の採用責任者を務めた筆者から他サービスとの違いもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

私が解説していきます。
プロジェクトマネジメント企業にて、特に30~50代のプロフェッショナル採用を責任者として担当。25以上の転職エージェント・求人サイト・スカウトサービスを採用担当として活用した経験あり。
ミドルの転職の特徴と選ばれる理由
enミドルの転職は、エン・ジャパン株式会社が運営する30代・40代向けの転職サイトです。転職サイトは若手向け・未経験者向けの求人が多い傾向にありますが、ミドルの転職はハイクラス転職を強みとしています。
▼サービス概要
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
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サービス | ミドル世代向け求人情報サイト |
公開求人 | 197,521件 (2023年9月時点) |
非公開求人 | 約12万件 (2023年9月時点) |
料金 | 無料 |
実際に35歳~40代のミドル層からの支持を得ており、2022年に会員数200万人を突破しました。
そんなミドルの転職の最大の特徴は、求人広告の掲載方法にあります。大手転職サイト「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」が自社で集めた求人だけを掲載しているのに対し、「ミドルの転職」は他の転職エージェントが保有している求人も公開しています。そのため、求人掲載数が豊富です。
▼大手転職サイトの公開求人数(2023年9月時点)
転職サイト | 公開求人数 |
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ミドルの転職 | 198,681件 |
リクナビNEXT | 100,883件 |
マイナビ転職 | 19,529件 |
日系・外資系企業、官公庁など多様な求人を掲載しているため、転職の選択肢を広げられるのも魅力といえるでしょう。
▼掲載企業例
そんなミドルの転職が特に優れている点は、以下3つです。
- 30代後半~40代のミドル層に特化
- 約400社のエージェント求人を一括検索
- 年収1000万円以上の求人多数
それぞれ詳しく解説します。
30代後半~40代のミドル層に特化
ミドルの転職は、登録者の平均年齢が45歳とミドル世代に特化したサービスです。
他の大手転職サイトの登録者と比較すると、ミドルの転職が35歳以上のミドル世代に選ばれていることがよくわかります。
大手転職サイト「doda」「リクナビNEXT」「マイナビ転職」は、いずれも35歳未満の若年層が中心です。一方、ミドルの転職は35歳~40代のミドル層が全体の79%を占めており、ミドル世代が利用しやすいサイトといえます。

ミドルの転職には、4,000件近い「ミドルの転職体験レポート」が掲載されています。同じミドル世代の転職理由や転職成功までのステップ、成功の秘訣などを知ることで、自身の転職活動に生かすことができるでしょう。
▼ミドルの転職体験レポートの例
約400社のエージェント求人を一括検索
ミドルの転職には、直接応募できる求人と提携エージェントを経由して応募する求人の2種類があります。
求人タイプ1|直接応募できる求人 |
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求人タイプ2|エージェント保有求人 |
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2023年9月現在、ミドルの転職は397の多様な転職エージェントと連携しています。各エージェントに所属しているコンサルタントの総数は約6,000人。エージェントごとに非公開求人を保有しており、その合計は約12万件に上ります。
連携エージェントの求人に応募する際は、担当エージェントによるサポートを受けられます。応募書類の添削や模擬面接などを受けることで、選考通過率を上げることもできるでしょう。

ミドルの転職は、「転職者と求人」だけでなく、「転職者と転職エージェント」をつなげるマッチングサービスでもあります。一定の職務経験を積んできたミドル世代にとって、豊富な求人と出会い、自分の市場価値を正しく判断してアピールしてくれる支援者にも出会える、便利なサービスといえます。
年収1000万円以上の求人多数
▼大手転職サイトの求人比較(2023年9月時点)
公開求人数 | 1000万円以上の求人数 | |
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doda | 215,738件 | 42,694件 |
ミドルの転職 | 198,681件 | 18,181件 |
リクナビNEXT | 100,883件 | 4,923件 |
マイナビ転職 | 19,529件 | 669件 |
ミドルの転職は、提携する転職エージェントが保有する求人を多数掲載しています。そのため、専門職や管理職向け求人など、ハイクラス向けの高年収求人が多いと考えられます。

若手向きの転職サイトは「未経験OK」「第二新卒向け」などの求人が多く、ミドル世代の求職者には物足りないと感じることも多いでしょう。ミドルの転職なら、これまで培った経験やスキルを生かせる、経験者向けのハイクラス求人を多数見つけることができます。
ミドルの転職が向いている人
ミドルの転職の特徴・強みから、特に利用に向いているのは以下3つのいずれかに当てはまる人です。
- 35歳以上で専門性・管理者経験がある人
- 転職エージェント探しが面倒な人
- 今すぐに転職する予定がない人
それぞれ詳しく解説します。
35歳以上で専門性・管理者経験がある人
ミドルの転職は30代・40代の転職支援を強みとしているため、求人内容も即戦力採用が中心です。特定分野の専門性が高い人、マネジメント経験がある人は、キャリアアップ転職に活用できるでしょう。
実際にミドルの転職ユーザーアンケートでは、30代・40代の転職で実現したいこととして、「給与・待遇のアップ」を上げる人がもっとも多いことがわかっています。
▼ユーザーアンケート(2023年版)
「経験を生かして年収を上げたい」「より成長できる環境で働きたい」と考えるミドル世代は、ミドルの転職で希望を叶える求人を探してみるとよいでしょう。

一方で、20代の方・職務経歴が短い方は、若年層に強い大手転職サイト「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」を活用しましょう。未経験でも応募しやすい求人を豊富に取り扱っています。
転職エージェント探しが面倒な人
転職エージェントの利用を検討しているものの、自分に合ったサービスを選ぶのが面倒な人にも、ミドルの転職がおすすめです。
転職支援サービスには、大きく分けて「転職サイト」と「転職エージェント」の2種類があります。
▼転職サイトと転職エージェントの違い
上記のように、転職サイトを利用した転職の場合、企業とのやり取りや交渉をすべて自分が行う必要があります。また転職エージェントのように、自分の強みを理解したうえで企業に推薦してもらうこともできません。
そのため、特にハイクラス転職を希望する人ほど、キャリアに合った手厚いサポートを受けられる転職エージェントの利用がおすすめです。しかし、転職エージェントは27,000種類以上存在するため、どのエージェントを選べばよいかわからない人も多いでしょう。
ミドルの転職なら、提携する397社の転職エージェントの詳しい情報やユーザー評価を閲覧可能です。そのため、自分に合った転職エージェント選びに役立てることができます。
また、各社に在籍するコンサルタントの経歴や強み、支援実績なども掲載されています。「この人に支援してもらいたい」というコンサルタント個人を見つけることもできるでしょう。
大手有名エージェント以外にも、業界や職種、年齢に特化したハイクラス向けの中小エージェントが多数存在します。自分に合った転職エージェントを探したい人にとって、ミドルの転職が良い出会いの場になる可能性があるでしょう。

ミドルの転職では、登録した職務経歴をもとにエージェントからスカウトが届く場合があります。届いたスカウトの中から希望に合う求人を紹介してくれたエージェントに登録すると効率的です。転職エージェント探しの手間が大幅に省けるでしょう。
今すぐに転職する予定がない人
ミドルの転職には、サポート期間の期限がありません。今すぐに転職する予定がない人も、情報収集の一環として登録すると便利です。
企業やエージェントから届くスカウトの内容を確認すれば、自分の転職市場価値がわかります。今転職するとどんな企業の、どんなポジションで、どれくらいの年収をもらえるのかを、判断する材料になるでしょう。
ミドルの転職は、登録料金・利用料が一切かからない無料のサービスです。「良いスカウトが来たら転職を考えてみようかな」くらいの気持ちから、登録しておくことをおすすめします。

転職情報の収集と自分の市場価値の確認なら、スカウトサービス「ビズリーチ」もおすすめです。大手上場企業や外資系企業などからスカウトをもらえる可能性があります。昇格や異動、資格取得などがあった際にはこまめに情報をアップデートし、常に最新情報でスカウトを得られる状態を保ちましょう。
サービス内容・使い方
ここからは、ミドルの転職のサービス内容を利用する手順に沿ってご紹介します。
登録から内定までの流れを把握し、効果的に活用してください。
1.会員登録・ログイン
まずは、ミドルの転職に会員登録します。登録の流れは、以下の通りです。
- 氏名、メールアドレス、パスワードを登録
- 登録したメールアドレスに認証コードが届く
- 登録画面に認証コードを入力
- 個人情報の登録をしてログイン
個人情報として、以下の内容を入力します。
【登録内容】
- 性別・生年月日
- 現住所・電話番号
- 最終学歴や学校情報
- 現在の就業状況
- 転職回数
- 現在年収
- 直近の職歴と過去の職歴
- 直近の在籍企業情報や職務内容
- 過去の職務要約
- マネジメント経験の有無と詳細
- 英語スキルやその他の語学スキル
- 保有資格
- 希望の年収・職種・業種・役職・勤務地
- 転職活動を始めたきっかけ
- 転職で実現したいこと
- 配偶者の有無

他の大手転職サイトに比べて、入力内容は多めの印象です。登録の際はしっかり時間を確保して作業することをおすすめします。
2.職務経歴書の登録
会員登録時の内容に加えて、マイページの「WEB履歴書」より職務経歴書を添付し、登録します。職務経歴書は、Word、Excel、PDF、テキスト形式のいずれかで添付してください。

登録した職務経歴は、エージェントがスカウトするうえでの判断材料になります。できるだけ詳細に記載しましょう。
3.求人の検索・応募
登録が完了したら、求人を検索し実際に応募していきます。求人の見つけ方は、主に以下4つです。
- 「求人検索」から条件を入力して検索する
- 希望に沿った「ピックアップ」求人から探す
- 企業からスカウトを受けとる
- 転職エージェントからスカウトを受ける

「気になる」機能を使えば、関心のある求人を保存して一元管理できます。また掲載元企業へ自分が関心を持っていることが匿名で伝わり、「エントリー歓迎」が届くこともあります。「気になる」を続けるうちに、求職者のニーズを学習して希望に合った求人が表示されるようになるため、積極的に活用してください。
4.エージェント登録・面談
必要に応じて、ミドルの転職と提携している転職エージェントに登録します。転職エージェントを利用するきっかけは、主に以下3つです。
- エージェント保有求人に応募する
- 転職エージェントのスカウトに返信する
- エージェント情報ページから保有求人に応募
転職エージェントを利用する場合、それぞれのサービスにも登録作業を行います。その後、担当者とのキャリア面談を経て、求人紹介に移行します。

応募したエージェント保有求人に対して、「紹介が難しい」と返答される場合もあります。特定の求人への応募が見送られた場合でも、条件に合った別の求人を紹介してもらうことは可能です。転職エージェントと共にキャリアの棚卸しを行い、自分に合った求人を紹介してもらいましょう。
5.選考対策
転職エージェントに登録した場合、担当者から選考通過率アップのための対策を受けることができます。対策内容はエージェントごとに異なりますが、一般的に以下のサービスを受けられます。
- 応募書類の添削・アドバイス
- 模擬面接などの面接対策
- 筆記試験対策

自分が転職したい分野に強い転職エージェントを選べば、業界や企業ならではの選考対策を実施してもらえます。転職エージェントはいずれも利用無料なサービスなので、積極的に活用してください。
6.内定
応募、選考を経て内定を受けたら、条件を確認して内定承諾をします。転職エージェント経由で応募した場合は、エージェントに条件交渉を代行してもらうことができます。
条件交渉としてよくある内容は、以下の通りです。
- 内定承諾の返答期限の延長
- 入社時期
- 年収

私は企業の採用責任者を務めていましたが、ハイクラス採用ほどよく上記3つの交渉が行われていました。交渉する余地があるのかを含めて、担当エージェントに相談することをおすすめします。
ミドルの転職の良い評判・口コミからみるメリット
ここからは、enミドルの転職に関する良い口コミから、サービスを利用するメリットを確認します。
ミドルの転職の利用者からは、サービスの質や転職成功といった結果に対する良い口コミが複数あげられているようです。
自分のレジュメを見た上でスカウトをもらえるので、自分に合ったエージェントに出会える
利用者からは、「質の良い中小規模のエージェントに出会えた」「自分のニーズに合った求人に強いエージェントに出会える」といった声が複数見られました。

ミドルの転職に登録してみて良かったのは自分に合うエージェントを探しやすいことですね。ネット上にはとにかく様々な転職エージェントが溢れかえっていて、どのエージェントが自分に合っているかなんて全く分かりませんが、自分の履歴書や職務経歴書を見た上でスカウトをくれるエージェントとは話が早く進むことが多いです。

良いエージェント探しのためにミドルの転職を使うのも良いかと思います。自分の好みとかニーズに合った求人を保持しているエージェントが勝手にスカウトしてきてくれます。

ミドルの転職にて親切なエージェントさんに出会うことができました。提出書類(職務経歴書など)も、応募する企業毎に添削をしてくださり、アドバイスをくださったおかげで、応募した全ての企業にて書類選考では通過していました。また、面接対策に関しても同様に、一つひとつの企業の特性や特徴を理解されており、必ず企業に合ったアドバイスをくださいました。

ミドルの転職のスカウト機能がわりと良いという話を聞いたので登録してみましたが、実際にスカウトしてきてくれるエージェントの質は良いと思います。大手企業というよりも中小企業系のエージェントが多いですが、こちらのニーズをしっかり把握した上でスカウトを送ってきている印象。
リクルートエージェントやdodaのような業界最大手のエージェント以外にも、業界や年齢に特化した便利な転職エージェントが多数存在します。しかし、自分に合った転職エージェントを見つけるのは大変です。
提携エージェント数の多いミドルの転職に登録することで、自分に合ったエージェントに出会えた人が多いようです。
ミドル世代の自分の経験や専門性に合った求人が見つかる
求人内容に対して、「自分の専門性にドンピシャな求人を提案してもらえた」「求人の質が良い」という評判も多くみられました。

年齢が40代からの転職ということでとりあえずミドルの転職に登録してみました。結論、求人のサジェストが良いです。かなり自分にドンピシャな求人が提案されました。

年齢も年齢なだけあって転職に躊躇していましたが思い切ってミドルの転職に登録してみました。まだ内定は貰えていませんが、かなり質の良い求人が掲載されている印象です。非公開求人も沢山ありますし、自分の希望条件にった求人が沢山あるので安心しました。

ミドルの転職で内定を貰った者です。転職活動中は他の大手転職エージェントにも複数登録していましたが、ミドルの転職とビズリーチが一番求人の質が良かったです。自分の希望条件に合っている求人且つ年収もわりと高めの求人が多数掲載されていてかなり魅力的な求人が多かった印象です。
ミドルの転職には、多様な専門性をもったエージェントが約400社登録しています。自分にあった最適なエージェントから、最適な提案をしてもらえる可能性があるでしょう。

転職エージェントからの紹介以外にも、「気になる」機能を活用することでサイトがニーズを学習した求人を表示してくれるようになります。使えば使うほど、自分に合った求人を見つけられるサービスといえます。
エージェントからのサポートを受けると、内定確率が高まる
利用者からは、「ミドルの転職を活用して転職できた」という結果に対する良い評価も複数見られました。

ミドルの転職で転職できました。ハイクラス転職を狙ってミドルの転職とビズリーチに登録したのですが、ビスリーチではAI判定で何故か不合格。最後にミドルの転職にかけましたが、担当者のサポートもあって内定もらうことができました。振り返ってみると、企業スカウトの質もビズリーチに比べて自分の職務経歴書に合ったスカウトがきていたと思います。

やはり自分の年齢に合った転職エージェントを利用した方が良いですね。自分は40を超えているのですが、他の転職エージェントだと「年齢が不利だな~」と感じることが度々あったのですが、ミドルの転職では全くでした。また、豊富の求人数から自分の希望条件に合った求人を複数紹介してもらえますし、それぞれの企業に合ったアドバイス、書類の書き方も教授してくれるので、内定確率は他社エージェントに比べて格段に上がりました。

30代、40代のミドル層の転職に特化しており、数万件の求人数は他の転職サイトと比較してもかなり豊富だと思います。自分の経歴と希望条件を細かく記入しておくと、それに沿った求人を紹介頂けるので、年齢的に不利に感じることは無かったです。
ミドルの転職を使えば、「自主応募」「企業スカウト」「転職エージェントからのアプローチ」など、転職活動の選択肢が増えます。多数の求人から自分に合う求人を見つけたり、エージェントの選考対策を受けたりと、使い方次第で転職活動を有利に進めることができるでしょう。結果として、転職成功のチャンスが高まるといえます。
ミドルの転職の悪い評判・口コミからみるデメリット
enミドルの転職に対する良い口コミが多い一方で、悪い評判も一定数見られました。
口コミから推測されるデメリットとその対策を理解したうえで、有効活用してください。
経験値や経歴が無いと、自分に合う求人がない可能性がある
利用者の中には、「ミドルの転職はハイクラス向けで自分には合わない」という声が見られました。

正直、40代の転職活動はかなり難しいのが現状。40代の転職エージェントでビズリーチとかミドルの転職をよく聞くけど、あそこはかなりの経験値があって経歴もハイスペックの人しか応募できないような求人ばかり。私のような平凡な人だと到底応募できませんでした...
ミドルの転職は、30代・40代で専門スキルのある人、管理職経験のある人におすすめのサービスです。20代の方、職務経歴の長くない方は、以下の転職支援サービスを活用するとよいでしょう。
転職サイト | 転職エージェント |
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・リクナビNEXT(公式) ・マイナビ転職(公式) ・doda(公式・評判) |
・マイナビAGENT(公式・評判) ・リクルートエージェント(公式・評判) ・doda(公式・評判) ・ハタラクティブ(公式・評判) |

転職支援サービスには、それぞれ特徴があります。自分に合ったサービスを選ばないと、「合わなかった」「使えない」と感じてしまうこともあるでしょう。ミドルの転職は30代・40代のハイクラス層にとって利用しやすいサービスといえるため、該当する方はぜひ登録して使い勝手を確認してください。
スカウトやメール連絡が多すぎて、本当に良いスカウト求人を見逃す
「1日に何通も連絡がくる」「メールが多すぎてめんどくさい」といった声がいくつか見られました。

30代後半からの転職ということでとりあえずミドルの転職に登録してみたのですが、真夜中でもスカウトメールが大量に送られてきて困ります...

今すぐ転職したいというわけではなかったのですが、自分が転職できる企業の情報を知りたいと思い登録しました。転職エージェントに登録するとあるあるだとは思うのですが、一日に何通もメールがきて受信フォルダが一気にミドルの転職で埋め尽くされます。

ミドルの転職はなぜかエージェントや企業からのスカウトの通知オフが効きませんでした。意図的なのはわかりますが、せめて通知オフ設定ができないようにするなら受信フォルダが埋め尽くされるほどのメールが来ないようにしてほしいです。

ハイクラス転職を目的でミドルの転職に登録してみたのですが、通知メールの多さがすごい...無視をしてもリマインドをしてくる人もいますし、こんなに大量に毎日毎日スカウトメールを送られたら、中身を確認しきれないです。これだと本当に良いスカウト求人も見逃してしまいます。
ミドルの転職は、「ミドルの転職事務局からのお知らせ」「企業スカウト」「転職エージェントからのスカウト」「新着求人情報メール」「希望条件マッチメール」など、たくさんの通知が届きます。連絡が多すぎると感じる方は、以下の対策をおすすめします。
- 「各種設定」より不要なメールマガジンを停止する
- 「各種設定」から「スカウトの設定」を「利用停止中」にし、スカウトを受け付けない
- 転職希望情報を細かく入力し、スカウトの対象を狭くする
- 仕事用などと異なるメールアドレスを登録して分別する
ミドルの転職以外で30代・40代におすすめのサービス
次に、ミドルの転職と併用したい30代・40代向けの転職支援サービスを4つご紹介します。
サービス名 | 公開求人数 |
---|---|
リクルートエージェント | 447,547件 |
doda | 214,539件 |
ビズリーチ | 98,573件 |
JACリクルートメント | 11,906件 |
(2023年10月時点)

いずれも、私が企業の採用責任者として30代・40代の採用に活用し、効果の高かった転職サービスです。それぞれ異なる特徴があるため、自身に合ったサービスを選択し、活用してください。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、株式会社リクルートが運営する業界最大手の転職エージェントサービスです。圧倒的な求人数と、手厚いエージェントサポートが特徴です。
【特徴】
求人総数が約77万件と業界最多
- 年間登録者数が約130万5000名と業界最大級
- 31-50歳の登録者が41%
- 全国のあらゆる業界・職種に対応

とにかく求人数の多いリクルートエージェント。30代・40代の方にまずおすすめしたいサービスです。担当者のサービスレベルが高く、丁寧なサポートを受けられるでしょう。ただしサポート期間が原則3カ月であるため、転職する決意が固まってから利用することをおすすめします。
doda
「doda」は、パーソルキャリア株式会社が運営する転職支援サービスです。転職サイトとしての機能だけでなく、エージェントサービスやスカウトサービスも利用可能です。
【特徴】
- 求人総数は約25万件
- 登録者数が約798万人と業界最大級
- 30代以上の登録者が47.8%
企業から「面接確約オファー」などが届く可能性あり

dodaは、採用企業の立場からするととてもスカウト機能が優れたサービスです。対象者を見つけてコンタクトしやいため、積極的に活用していました。企業からスカウトを受けたい方は、ぜひ登録しください。
ビズリーチ
「ビズリーチ」は、ハイクラス向けのスカウトサービスです。ミドルの転職と同じく、企業や提携エージェントからスカウトを受けられる可能性があります。
【特徴】
求人の約3分の1が年収1000万円以上
- 約6,200人のヘッドハンターと提携
- 約202万人が会員登録
- 会員の55.5%が31〜45歳のミドル世代
- 登録審査あり

ビズリーチの審査条件は公表されていませんが、私が採用企業の立場で登録者リサーチをしていた感覚では、年収500万円が最低ラインだと感じます。業務の経験年数でソートしてスカウトを送る場合が多いので、アピールしたい経験は必ず入力してください。
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、ハイクラス向けの転職エージェントです。特定分野のスペシャリストやマネジメント層の方には、ぜひともおすすめしたいサービスです。
【特徴】
- 転職支援実績は43万人
- 登録者の74%が35歳以上
- 業界ごとのスペシャリストが担当
- 外資系企業の転職にも強い

JACリクルートメントの強みは「専門性の高さ」と「強い企業コネクション」です。私が所属していた企業でも、事業部の責任者と積極的にコミュニケーションを図り、事業内容や求める人材を詳細に把握してサポートしてくれました。各業界に精通したコンサルタントが在籍しているため、専門職の方におすすめです。
ミドルの転職を活用するポイント
enミドルの転職を活用し、転職活動を成功させるためのポイントを3つご紹介します。
- エージェントサービスを活用する
- スカウト機能を最大限に生かす
- 最新機能で職務経歴書を作成する
それぞれ確認しましょう。
1.エージェントサービスを活用する
ハイクラス転職において、プロの支援は必須です。提携エージェントからのスカウトを確認し、ニーズに合ったサービスを積極的に活用してください。
転職エージェントを上手に活用すれば、以下のメリットを得られます。
- 自分の転職市場価値がわかる
- キャリアプランが明確になる
- 自分で求人を探す手間が省ける
- 経歴を効果的にアピールできる応募書類を作れる
- 企業とのやりとりなどの事務作業を代行してもらえる
- 応募企業の内情を知ることができる
- 選考通過率が上がる
- 年収交渉が有利になる場合がある
複数の転職エージェントに登録することも可能です。登録・解約ともに無料なので、安心して利用しましょう。

特に初めて転職活動をする人は、転職エージェントの利用をおすすめします。転職活動の全体感やイロハを丁寧に教えてもらえます。
2.スカウト機能を最大限に生かす
スカウト機能をONにして、積極的に企業スカウトを受けましょう。企業スカウトは、自分から応募するよりも有利になる場合があります。
- 一般に求人を公開していない企業と出会える可能性がある
- 書類選考がない(面接確約オファーの場合)
- 面接を通過しやすい
- 入社後のミスマッチが少ない

企業スカウトの場合、お互いを知るための「カジュアル面談」からスタートする場合もあります。選考に進む前に企業の雰囲気を知ったり、社員と対談できたりする機会なので、業界を知るためにも積極的に活用しましょう。
企業スカウトの場合、お互いを知るための「カジュアル面談」からスタートする場合もあります。選考に進む前に企業の雰囲気を知ったり、社員と対談できたりする機会なので、業界を知るためにも積極的に活用しましょう。
3.最新機能で職務経歴書を作成する
ミドルの転職では、2023年9月よりChatGPTを活用した職務要約の自動生成サービスをスタートしました。
職務経歴書には、必ず自分の経歴を数行でまとめた職務要約を記載します。しかし、経歴が10年を超える30代・40代にとって、職務要約の作成は骨の折れる作業です。GPTツールを活用した自動生成サービスなら、経歴を適切にアピールできる職務要約を作成してくれるでしょう。

ビズリーチと東京大学の研究チームによる検証では、GPTを活用した独自の職務経歴書生成ツールを使用したことで、スカウト率が平均40%上昇したとされています。まずはツールを活用して生成し、最終的に自分で確認・チェックして利用することをおすすめします。
ミドルの転職のよくある疑問
最後に、ミドルの転職に関するよくある疑問にお答えします。疑問点や不安をなくして活用しましょう。
ミドルの転職を使うと現職中の会社にバレるでしょうか?
ミドルの転職を利用しても、基本的に現職企業に転職活動がバレる心配はありません。スカウト機能を利用する際、現職企業を「非公開」に設定して職務経歴が後悔されないようにしましょう。
【非公開設定の方法】
- サイトにログインし、「各種選択」を選択
- 「スカウトの利用/WEB履歴書の公開先」から「非公開にする企業の設定」を「変更」
- 「WEB履歴書を非公開にする企業」から対象企業を追加する

グループ企業の人事がミドルの転職を利用している場合、経歴を閲覧される可能性があります。親会社、グループ会社なども非公開企業に設定しておくと安心です。
ミドルの転職は年収が下がってしまうでしょうか?
ミドルの転職では、年収が上がる方も多数います。
エン・ジャパン株式会社が転職コンサルタントに対して行った2023年1月の調査によると、「ミドルの転職で年収が上がる人が多い」と答えたコンサルタントが84%でした。2022年時の調査よりも6ポイント増加しています。
(出典:ミドルの転職公式サイト)
特に40代前半、30代後半で年収が上がる人が多いという結果もあります。
(出典:ミドルの転職公式サイト)
高度な専門スキルを保有する人、ビジネススキルが高い人、大人数のマネジメント経験がある人などは年収が上がりやすい傾向にあります。ミドル層はキャリアアップに最適な年代ともいえるでしょう。
ミドルの転職は女性にも使いやすいサービスですか?
ミドルの転職は、男女に関係なく使いやすいサービスです。女性に特化したサービスを希望する場合は、以下を併用するとよいでしょう。
▼女性支援に強い転職支援サービス
転職サイト | 転職エージェント |
---|---|
・エン転職WOMAN ・女の転職type ・マイナビ転職 女性のお仕事 |
・type女性の転職エージェント ・パソナキャリア(公式・評判) ・スマートキャリアエージェント |

女性特化型のサービスは、ワークライフバランスの良い求人、女性がキャリアアップしやすい求人などを多数取り扱っています。一方で、全体的な求人数が少ないものもあるため、ミドルの転職やリクルートエージェント、dodaなどを併用するとよいでしょう。
ミドルの転職は未経験転職でも利用できますか?
ミドルの転職は30代・40代のハイクラス向け求人が多いため、未経験の転職には不向きです。未経験転職を目指す方は、以下のサービスを活用しましょう。
▼未経験転職に強い転職支援サービス
転職サイト | 転職エージェント |
---|---|
・リクナビNEXT(公式) ・マイナビ転職(公式) ・doda(公式・評判) |
・リクルートエージェント(公式・評判) ・マイナビAGENT(公式・評判) ・doda(公式・評判) |

「製造業の人事からIT業界の人事を目指す」「経営企画の経験を生かしてコンサルタントを目指す」といった経験ベースの未経験転職の場合は、ミドルの転職でハイクラス求人を見つけられる可能性があります。ただし転職の難易度は上がるため、エージェントサービスを活用しましょう。
登録をしてもスカウトが届かないのはなぜですか?
スカウトが届かない理由と対策として、以下が考えられます。
スカウトが届かない理由 | 対策 |
---|---|
「スカウトの設定」が「利用中」になっていない | 「更新」ボタンをクリックして「利用中」に変更 |
WEB履歴書の内容が薄い | 経験職種や業界、スキルを詳細に記載 |
経歴にマッチした求人がない | 時間をおいてスカウトを待つ 定期的に職務経歴を更新する 他のサービスを併用する |
スカウト設定と職務経歴の入力を見直してください。
ミドルの転職の退会方法を教えてください
マイページにログインし、「使用停止(退会)の手続き」から退会できます。退会時に費用はかかりません。ただし、一度退会すると取り消しができず、入力した職務経歴データも削除されるため注意してください。
なお、退会前に「転職体験レポート」を書くと毎月抽選で5名に「3万円分のAmazonギフト券」がもらえる。ミドルの転職を経由して転職に成功した人はぜひ体験談を登録しましょう。
(出典:ミドルの転職公式サイト)
「エン転職」と「ミドルの転職」の違いは何ですか?
エン転職は、ミドルの転職と同じエン・ジャパン株式会社が提供する転職支援サービスです。どちらも転職サイトですが、エン転職は若年層向け、ミドルの転職はミドル層向けです。
エン転職 | ミドルの転職 | |
---|---|---|
年齢層 | 35歳未満が約7割 | 35歳以上が約9割 |
求人数 | 約8万件 | 約18万件 |
エン・ジャパン株式会社は多様な社会人向け求人サービスを展開しているので、自分に合ったサービスを選びましょう。
▼エン・ジャパンの社会人向け求人サービス一覧
(出典:エン・ジャパン株式会社公式サイト)
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