長期インターンの探し方

【経験して分かった】失敗しない長期インターンの探し方4選!納得した企業と出会うコツも紹介

長期インターンをやりたいけど、どうやってインターン先を探せばいいのかわからない…長期インターン先を探すのに悩んでいる大学生は多いです。

この記事では、実際に長期インターンをやっている大学生の筆者が、長期インターンの探し方やコツを紹介しています。これから長期インターンを始めたいと思っている方に読んでほしい内容です。

長期インターンの基本やメリット・デメリットについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【体験談】理想の長期インターンを見つけた方法

筆者のプロフィール
国公立大学に通う大学2年生(20歳)
文理:文系
学部:経済学部
未経験から始め、現在webマーケティングの長期インターンを半年間継続

実際に、筆者である私は納得のいく・理想の長期インターンを見つけ、半年間以上続けられています。

「どういった経緯で今の企業で長期インターンを始めたのか」「企業選びで気をつけたこと」など、リアルなインターン生の目線で解説するので、ぜひ参考にしてください。

もし、また長期インターンを探すとしたらここを見て決める!

長期インターンを半年以上続けてみて、始める前と比べ、長期インターンを選ぶ上でどの点が重要なのか自分なりにわかってきました。

本章では、もし次にまた長期インターンを始めるとしたら、ここを見て決める!という観点を5つ紹介します。

社内の人の雰囲気

長期インターンを選ぶ観点で、私が一番重要だと感じたのが、社内の人の雰囲気です。

これは、アルバイトや学校、将来働く際にも共通しますが、結局は”人”との相性が大事だとインターンを通して強く感じました。

インターンは、上司の方から教えてもらって仕事を学んでいくことが基本なので、社内の方との関わりは必要不可欠です。完全リモートであっても、オンラインでのミーティングなどで関わることは必ずあります。

 

裁量権があるコミット力の高い環境

 

 

勤務形態(オンライン・オフライン)

オンラインかオフラインなのか、といった勤務形態も長期インターン選びで重要な観点です。

私が働いているインターン先は、曜日によって出社日が決まっており、その他はリモート出勤でも可能です。実際にどちらも体験してみて、私はオフィス出社の方が向いているなあと実感できました。

モニターなどのデスク環境が揃っていたり、周りに人がいる方が集中できたり、そして一番はすぐにわからないことを質問できる環境があるので、私はオフィス出社の方が働きやすいと感じます。

オンラインとオフライン、どちらが向いているかは人によって異なるので、面接などで話を聞いてみて、自分に合った働き方を見つけてみてください。

 

 

 

採用までのスピード感

 

 

インターン生から話を聞く

 

 

ネクストレベルで長期インターンを始めるまでの流れ

長期インターンを始めるまでの流れ

大学2年生4月|インターン求人サイトに登録

登録した長期インターンサイト

大学2年の4月にインターンサイト(Infraインターンとゼロワンインターン)に登録をして、求人を探し始めました。

実際に、探していた求人の条件は以下の通りです。

  • 業種:IT・Web
  • 職種:マーケティング
  • 勤務地:通勤1時間以内
  • 交通費全額支給

大学2年生5月|面接(応募とスカウト各1社)

5月になり、面接を行った企業は2社。一つは、求人サイトを見て自分から応募した企業、もう一つはスカウトをもらった企業でした。

【1社目|ベンチャー企業A】←採用をもらったが辞退

  • 職種:Webマーケティング
  • 勤務地:渋谷(自宅から1時間)
  • 勤務条件:週3日以上(土日可)
  • 時給:1,200円〜

土日も有りだといいなと思っていたことや、業務内容を見て未経験でも始めやすそうと思ったことから、友人と一緒に応募しました。

その後、面接まで進み、渋谷駅から徒歩10分ほどのビルの中のオフィスで面接をしました。

色々と話を聞かせてもらうと、大学生がたくさん活躍していたり、雰囲気も良さそうだったりと、好印象でした。

その後、適正診断や簡単なライティングテストが課題として課されました。

そして結果は、採用。同時期に応募した友人も、採用をもらっていました。

しかし、結果が通知されたのは1ヶ月後…

学生側としては、もう少し早く結果が知りたいという思いが強かったです…

連絡が来るのが遅くて会社に対する信頼性が薄れてしまったこと・同時に受けていたもう1社の方が良かったことから、辞退することにしました。

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【2社目|ベンチャー企業:ネクストレベル】←現在働いている企業

  • 職種:Webマーケティング
  • 勤務地:みなとみらい(自宅から30分)
  • 勤務条件:週2日以上(土日不可)
  • 時給:1,100円〜
  • 従業員規模:51~100名

こちらの企業からは、Infraインターンでスカウトをもらいました。

登録して約1ヶ月で、11社からスカウトをもらいましたが、家から一番近かったことや、勤務条件も自分に合っていたことから、スカウトを受けて、オンラインでカジュアル面接を行いました。

そこで、「ぜひ体験入社に来てみませんか」ということを言われ、初日は約4時間体験入社をすることに。内容としては、初めに会社概要について色々説明していただき、その後自由ライティングや記事更新など実務を行いました。

この体験入社が私にとって大きな決め手となりました。

面接だけではわからない会社の雰囲気が掴めたり、実務も体験できたことで、思い描いていたことと違ったという悪いギャップを入社後に感じる心配が無くなったことなどが利点でした。

その後、もう1日体験入社を行い、5日ほどで採用の通知をいただきました。

先ほどのもう一社と、ほとんど同じタイミングで採用の通知をいただきましたが、体験入社に行った時からこちらの企業で働きたい!と強く思っていたので、自分の中ではほぼ100%決まっていました。
そして、現在この企業で約半年間インターンを続けています!

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長期インターンの探し方4選

長期インターンの探し方

それでは、実際に長期インターンを始めようと思ったら、どこから求人を探せば良いのでしょうか?

ここでは、長期インターンの探し方を4つ紹介します。それぞれ扱っている求人や応募方法も異なるので、自分に合った探し方を見つけてみてください。

1.長期インターンの求人サイトから探す

求人サイトから探す

引用:Infraインターン

最も効率的に長期インターンを探す方法は、インターンシップの求人に特化した求人サイトを利用することです。

インターンシップの求人に特化した求人サイトであれば、求人情報が随時更新されており、条件を絞って求人の検索ができるため、多数の求人の中から自分の希望に合った求人をじっくりと探すことができます。

また、中には企業からスカウトが届く求人サイトもあり、プロフィールを充実させておけば、思わぬ企業からスカウトが届く可能性もあるため、うまく活用すればさらに選択肢が広がるでしょう。

実際に、私もこの方法で長期インターンを探しました。主に使っていたサイトは、Infraインターンです。求人数が多いことや、スカウト機能もあり、初めてインターンを始める方におすすめです。

以下で、大手長期インターン求人サイト3社の比較をしています。それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったサイトを見つける参考にしてください。

Infraインターン ゼロワンインターン Wantedly
特徴 体験談を書くと貰える奨学金制度あり 社長から推薦状が貰えて就活に役立つ 企業理念への共感によるマッチングを重視
求人数(※フルリモート可求人)
740件(※80件)
488件(※41件)
17,137件(※1,516件)
対応地域
全国
全国
全国
スカウト
あり
なし
あり
面談
無料
無料
(インターン先と)
こんな方におすすめ こだわりがあり、納得したインターン先を探したい 内定につながるインターンをしたい 理念共感ややりがいを軸に探したい
リンク

※2024年2月時点

以下の記事では、 Infraインターンについて詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。


2.SNSから探してコンタクトをとる

SNSからコンタクトをとる最近は、ベンチャー企業を中心に、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNS経由でインターン生を募集している企業も増えてきているため、気になる人は、定期的にチェックしておくことをおすすめします。

「長期インターン」「インターン募集」などのキーワードで調べてみると、募集求人がいくつかヒットします。

実際、SNS経由で長期インターンに参加している学生も多く存在するため、気になる求人があったら、積極的にDM等を送ってコンタクトをとってみましょう。

しかし、求人サイトに掲載されている求人と違って、安全な企業であるかはチェックされていない状態なので、SNSで探す際は応募前に、企業情報や口コミなどしっかりと調べることをおすすめします。

3.大学のキャリアセンターをチェックする

大学のキャリアセンターから探す

引用:立命館大学キャリア教育センター

長期インターンは、大学のキャリアセンターから探すことも可能です。

大学によっては独自のコネクションを有しており、思わぬ企業の求人を保有しているケースもあるため、気になる方は定期的にチェックしておきましょう。

4.インターン説明会に参加する

インターン説明会

 引用:type転職

数はそれほど多くありませんが、インターン説明会を開催している企業もあるため、それらに参加するのも1つの方法です。

インターン説明会に参加すれば、インターンの具体的な内容や選考基準などを企業の方から直接聞けるため、選考で有利になるケースも多いでしょう。

なお、インターン説明会には、多数の企業が一堂に会する「合同説明会」と、企業が個別に開催する「企業説明会」の2種類が存在しますが、内容的には大きな違いはありません。

具体的に、インターンに行きたい企業が決まっている方は、企業のホームページを定期的にチェックして、情報を得るようにしましょう。

失敗しない!長期インターン先を探す際のコツ

失敗しない!長期インターンを探す際のコツ

ここまで、「長期インターンはやった方がいい!」ということを伝えて来ましたが、企業選びを失敗してしまうと意味のないものになってしまう場合も…

入社してから、やっぱり違ったというような後悔をしないため、長期インターンを探す際には注意が必要です。

これから探そうと思っている方・現在探している方へ、納得のいった長期インターンを見つけるコツ3選を紹介します。

実際に私がどうやってインターン先を見つけたのかなど、リアルな体験記を以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

雑用作業だけでは勿体無い!事前に業務内容を確かめる

「就活無双」「最高の仲間」などキャッチコピーに釣られて、ワクワクしながら入社。

しかし、実際に働いてみたら「会話がほとんどなく、繋がりもできない」「単なる事務作業をこなすだけ」…

こんな現実も少なくありません。そこで、事前に業務内容をしっかり確かめることが大切です。

「単なる事務作業をこなすだけのアルバイトにならないか」「自分のやりたいことにマッチしているのか」といったことに対して、Infraインターンやゼロワンなど、専用サイトの情報をしっかり確かめましょう。

サイトを見ると、企業によって求人詳細の記載量に差がありますが、できるだけ詳しく書いている方が、信頼性が高く、企業側の意欲も伝わります。
さらに、不明点は面接で積極的に質問し、入社後に悪いギャップを感じないようにすることが理想です。

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何社か候補を見つけて、受けてみる

「求人情報に記載されていたメイン業務に携われない」「業務を通じて成長できる機会が得られない」など上記でも述べたようにブラックな企業も多い現状…

実際に、私の友人も面接でされたアピールと実際の業務が違う、さらに人間関係も良くなくてストレスになり辞めてしまったということがありました。

そこで、いくつかの企業を受けて比較し、自分に合ったところを見つける事をおすすめします。

初めてのインターン、しかも1社しか受けていないといった場合、その企業がブラックであったとしても実際に働いてみるまでブラックかどうかは気付きにくいです。

長期インターンは倍率が高い傾向があり、並行して何社か受けても問題ありません。
よって、1社のみにとらわれずに、視野を広く持っていくつかの企業を見てみることをおすすめします。

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勤務地や労働形態が自分に合っているか確かめる

長期インターンを長く続ける事を見据えると、学業やプライベートとの両立を考えて、通える距離かどうか・無理のない程度の勤務時間かどうか、というのはとても大切になってきます。

事前に、労働条件をしっかり確認してから応募しましょう。

他にも、学年や年齢、リモート勤務が可能かどうかなど、以下の通り条件は多数あるので、無理なく働けて自分の納得のいく企業を見つけてみてください。

▼労働条件の例

・最低勤務時間・勤務日数
・学年・年齢
・髪色
・交通費の有無
・給与
・リモート可
・土日勤務可
▼ネクストレベルの例
労働条件例

勤務時間については、相談して変更可能な場合も多いです。
テスト前や帰省などの長期休暇ができるか、事前に聞いておくことをおすすめします。

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【失敗談から学ぶ】もっとこうしておけばよかった…

失敗談①思っていた業務内容と違った

仕事内容が合わず、精神的にきつい…

勤務開始から一週間経ちますが、辞めたいと思っています。
理由はいくつかありますが、自分にとって全く不適合な業種を選んでしまったため、精神的にまいっています。 このインターンのために企業側はパソコンを用意してくれたこともあり、もし辞めたら何か圧力をかけられたり、最悪訴えられないか心配です。 一番心配なのは、インターン斡旋企業の存在です。
 今後私が就活をするときやインターンを再びするときに、その情報が利用した斡旋企業に流れ込み、就活やインターン採用に悪影響が出てしまわないか心配です。(Yahoo知恵袋より引用)

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「やってみたら、業務内容が合わなかった」「思っていた業務と違った」などといった入社前と入社後のギャップを感じることも多いことが現状…

どうしても自分に合わず、精神的にも辛いとなった場合は、続ける必要はないでしょう。

その業種が自分には向いてないんだなと分かったこと自体が勉強になり、それも自己分析の一つとして必ず役に立ちます!

「思っていた業務と違った」と感じることはよく耳にします。
これを防ぐ方法として、体験入社制度の活用をおすすめします!実際に私もそれが入社の決め手になりました。

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失敗談②就活との両立ができなくなった

焦って長期インターンを始めたが、他にやりたいことが見つかった

その職種や業界へ就職したいという気持ちはなく、有給インターンの登録サイトで最終面接のみで採用していただけるスカウトがきて、当初は業種を絞っていなかったのと、なにかやらなきゃと焦っていたのもあり、そこのインターンに参加した次第です。
そのインターンは最低半年以上の参加、必ず月40時間以上シフトに入ることが条件づけられているのですが、始めてから1、2ヶ月経った今希望職種や業界が決まりつつあり、今やっているインターンの業界に就職する気がないこと、どんな理由があろうとシフトが40時間を超えなきゃいけないため、就活の準備や就活のために取得したいと考えている国家資格の勉強に時間を割けないことなどを理由に辞めたいと考えています。またインターン業務も覚えることが多いためどちらかを優先にしようとするとどちらかが疎かになってしまうことも理由にあります。(Yahoo知恵袋より引用)

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「何かやらなきゃと焦っていたから」という理由で、長期インターンを始めた人も多いのではないでしょうか。

他にやりたいことが見つかり、自分の中での目標が明確になってきたのならば、それと合っていない長期インターンは意味がないので辞めて良いと思います。

しかし、両立したいという場合には事前に、勤務時間が無理のない範囲であるか、しっかり考えておく必要があります。

最低勤務期間・日数・時間・土日出勤の可不可については必須で確認しましょう。
就活との両立についても、実際のインターン生の事例が参考になるので、面接などで聞いてみると良いです。

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