長期インターンのメリット・デメリット

【始める前に知っておくべき】長期インターンのメリット・デメリット!実際に経験した大学生が本音で解説

最近よく耳にする「長期インターン」。

気になってはいるけれど、実際どうなのかよく分からず、長期インターンを始めようか迷っている大学生も多いと思います。

今回は、実際に私が長期インターンをしてきた経験をもとに、長期インターンのメリット・デメリットについて、本音で解説します!

長期インターンについて、基本を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

筆者プロフィール
慶應大学3年生
文理:文系 
学部:総合科学
大学3年生の春から長期インターンを始め、その経験を活かして就職活動を行い、第一志望の企業から内定をもらった卒業予定の大学生。大学では、WEBマーケティングや最新テクノロジーなど、デジタル関連を幅広く学んでいます。

長期インターンは意味がある!実際にやって感じたメリット

長期インターンのメリット

私は、実際にインターン生として約半年間働いてみて「長期インターンは、意味がある!」と断言できます。

本章では、そのように断言できる理由として、実際に感じた長期インターンのメリットを紹介します。

一歩リードした学生生活を実現

他の学生との差別化が叶う

リクルートの「就職白書2023」によると、インターンシップ・1day仕事体験といった「短期インターン」の参加率は75.0%なのに対して、3ヵ月以上の「長期インターンシップ」の参加率は、わずか3.0%という結果になっています。

この数値から分かるように、学生にとってハードルが高いと思われていたり、倍率が高かったりと、長期インターンはまだまだ浸透していないと言えるでしょう。

だからこそ、周りとは違うことがしたい一歩リードした経験をしたいといった学生に長期インターンをおすすめします。

社会人や、価値観の近い学生と出会える

長期インターンでは、学生生活ではあまり無いような、社会人に囲まれた環境を経験できるため、新しい繋がりができたり、自分自身の視野が広がったりと、貴重な機会になるでしょう。

説明力があって尊敬できる方・巻き込み力がすごい方など、近くで社会人の働き方を見て、学ぶことができます。

さらに、人生の先輩方ばかりなので、同世代には話しにくいことなども、ぜひ相談してみましょう。対話を通して、自分では気づけなかった新たな自分の強みを知ることができたり、逆に弱みを指摘してもらったりと、人生の先輩から学べることがたくさんあります。

貴重な機会を生かして、積極的にコミュニケーションをとってみてください。

また、価値観の近い同世代の学生と出会えることも、長期インターンならではの良さです。同じような志を持つ仲間が集まる環境なので、互いに影響を受けながら、成長できる絶好の機会です。

成長できる上、お金ももらえる

学生にとってお金を稼ぐ手段は、アルバイトが一般的です。しかし、長期インターンでは、アルバイト同様にお金を稼ぎながら、実務経験・ビジネススキルを積むことができます。これは、学生にとって一石二鳥では無いでしょうか。

「将来やりたいこと」と直結した面白い環境下で、お金も得ることができるというのは長期インターンならではのメリットです。

また、長期インターンには、シフトという概念が無いため、思う存分働くことができたり、時給が高かったりと、ルバイトよりも月給が増えることも多いです。

また、将来やりたいことが決まっていない学生も、長期インターンという面白い環境下で働きながら、やりたいことを探す「自己分析」にも繋げることができます。

自分のキャリアアップにつながる

社会人としてのマナーやコミュニケーション能力が身に付く

長期インターンでは、学生ではなく一人の社会人として扱われます。

そのため、単に実務経験を積めるだけでなく、仕事を通して社会人としての心構えや責任感などを学ぶことができます。

私も長期インターンを通して、物事を順序だてて説明する・自分が伝えようとしていることについて、相手がどのくらい前提を把握しているかなどを考えて、伝わりやすい方法で話すといった「コミュニケーション能力」や、自分でタスクを管理しながらこなしていく「自己管理能力」が身に付きました。

自分のタスクが遅れると、他の社員の方に迷惑がかかるという責任感や、直接会社の売上に影響することから、自ずと心構えができ、人間的に大きく成長できたと感じています。

得意・不得意が見つかり、自己分析ができる

インターンを通して、自分の得意・不得意が見つかり、自己分析ができたことがメリットとして挙げられます。

私は、インターンを始めるまでは、自分にとっての向き・不向きがはっきり分かっておらず、自分が将来何をしたいのかもぼんやりとしていました。

しかし、長期インターンを通して様々な業務や社員の方と話す中で「これは得意だけど、あれは苦手で時間がかかってしまう」「これをしている時楽しいと感じる」など、自然と自己分析をすることができました。

この経験は、今後就活やその後のキャリアを築いていく際にも必ず役に立つと思います。

今はまだ、将来のキャリアが明確でないという方には、ぜひ長期インターンを通して自分の得意・不得意を見つけてもらいたいです。

実際に社会人として働くイメージが持てるようになる

長期インターンを通して、実際に社会人として働くイメージが持てるようになったこともメリットの一つです。

先輩社員の方のメールでのやり取りや、パソコンのスキル、タスク管理など、社会人に必要な能力を学ぶことができ、社会人1年目と同じような体験ができたことで、将来入社した際同期とのスタートダッシュに差がつけられるでしょう。

また、自分が考えたアイデアを仕事に反映させる機会や、それによって収益が発生する場合もため、学生のうちでは経験できないようなことも長期インターンを通して体験できます。

もちろん就活でも有利になり、周りの友達と差をつけられること間違いありません。

プロからFBがもらえて、学校では学べない専門知識が身に付く

長期インターンを通して、学校では学べないような実践的な業務から、専門知識が身につくこともメリットの一つと言えます。

業界の専門家からフィードバックをもらい、身近で学べる環境は長期インターンの特権です。

この経験は、就活のみならず、社会人になってからもきっと役に立ちます。

また、長期インターンはベンチャーやスタートアップ企業が多いため、社長との距離が近い点も魅力です。デキる大人の働き方や考え方を近くで見ながら、直接学ぶことができます。

就職活動が有利になる

ガクチカができる

就職活動において、必ずと言っていいほど聞かれる質問「学生時代に力を入れたこと」=ガクチカとして、長期インターンの経験は非常に強いアピールになります。

現状わずか3%の学生しか経験していない長期インターンで、実際のビジネスに関わり、成果を出したエピソードは企業側にも伝わりやすく、大きな武器になるでしょう。

また、長期インターン経験者は、ビジネスマナーや立ち回り方も知っているので企業からの評価も高くなります。

企業選びの軸が定まり、ミスマッチが減る

企業を見定める目を養えることも、長期インターンを経験して得られるメリットです。

「市場が成長している業界で働きたい」「社長との距離が近い会社で働きたい」などといった就職活動の軸になる部分は、経験してみないと気が付きにくいので、長期インターンでのビジネス経験を通して得られるメリットは大きいと言えます。

軸が定められることで、業界や企業選びでもミスマッチが減り、効率的な就職活動につながるでしょう。

長期インターンのデメリット4選

長期インターンのデメリット

続いて、長期インターンのデメリットについて解説します。

具体的には、上記の4つが挙げられます。

大学生活との両立が難しい(単位とシフトの兼ね合い)

長期インターンの1つ目のデメリットは、「大学生活との両立が難しい」点です。

一般的に長期インターンでは、週3日以上(最低でも週2日)の勤務が求められるため、講義やサークル・ゼミ活動との両立が難しくなります。

テスト期間中はシフトを考慮してもらえるケースも多いですが、事前に計画を立てておかないと、単位の取得で苦労することになるでしょう。

また、近年の就活の早期化により、大学3年生の夏前頃から、本選考で優遇があるインターンシップの選考が始まります。そのため、就職活動期間は学業、就活、長期インターンの両立が求められ、非常に忙しい日々になる可能性があります。

土日勤務可能な会社や、勤務時間も相談可能な会社は数多くあるので、一度会社に聞いてみることをおすすめします。

責任や成果が求められる

長期インターンの2つ目のデメリットは、「責任や成果が求められる」点です。

具体的には、以下のようなものが挙げられます。

  • 与えられた仕事を期限内に完了する
  • ミスをした際には、すぐにリカバリーする
  • 自分の担当業務に関する責任を負う
  • チームやプロジェクトの成果に貢献する

アルバイトでも一定の責任や成果が求められますが、インターンの方が責任は重い傾向にあります。

例えば、アルバイトの場合は、ミスをしてもある程度の許容範囲がありますが、インターンの場合は、ミスが企業の損失につながる可能性があるため、より厳しく判断される可能性があります。

そのため、長期インターンに参加したときには、学生だから許されるという甘い考えは捨て、社会人と同じように責任と成果を意識することが大切です。

厳しそうと思いがちですが、どれも社会人になったら問われるものです。しかし「失敗してもやり直しが利きやすい」のは学生の特権なので、早いうちに慣れておけば社会に出て必ず役に立ちます。

大手企業や地方企業の求人が少ない

長期インターンの3つ目のデメリットは、「大手企業や地方企業の求人が少ない」点です。

長期インターンを実施しているのは、圧倒的にベンチャー企業が多く、大手企業はあまり積極的には実施していません。

しかも、大手企業の長期インターンは倍率も高いため、参加するのはかなり難しいのが実情です。

また、都内の大学に通う大学生と、東京都以外の大学に通う大学生の長期インターンシップの普及率は、20%もの差があることがわかっています。(RECCOO『「長期インターンシップ」をテーマにした調査』より引用)

この結果には、求人数の違いが大きく影響しており、地方の学生にとっては不利な状況と言えるでしょう。

しかし、現在では完全リモート可能の長期インターンも増えてきています。

地方学生であっても、始めやすい条件なので地方だから…と諦めずに、やりたいと思ったら一歩踏み出してみてください。

倍率が高く、受かりにくい

大手長期インターンシップ求人サイト「ゼロワン」によると、選考倍率は平均5~10倍とされています

よって、1社応募して選考を受けただけでは、落ちてしまう方が普通と考えられます。

自分がやりたいことの軸をあらかじめ決めておき、複数の企業にどんどんアプローチしていくことをおすすめします。

同時並行で、何社か選考を受けても問題ないので、興味がある企業には積極的にアプローチしましょう。いくつか見比べることで、納得した企業選びができます!

以下の記事でも長期インターンについて取り上げているので、ぜひ参考にしてください。