【SEOの仕事】SEOコンサルタント・SEO担当者の仕事内容・年収・求人例を現役が解説

この記事は「SEOを仕事にしたい!」と考えている人に向けて、仕事内容や年収、求人例を紹介をしていきます。

この記事の筆者

株式会社ネクストレベル

編集部 白崎 萌

Webデザイナーを経験後、株式会社ネクストレベルでWebマーケターとして10年にわたりSEO・LPO・広告運用などを幅広く経験。現在は4つのWebメディアの編集長を務める。

SEOコンサルタントとは

Webマーケター「コンテンツマーケター&SEO担当」とは

SEOとはGoogleやYahooなどの検索結果でより上位表示させるための施策のことです。

SEOを仕事にしている職種は主に2つ。

一つ目がクライアントサイトのSEOを担当したり、コンサルティングをする「SEOコンサルタント」。

二つ目が自社でWEBメディアやオウンドメディアを運営し、検索結果で上位表示させ、読者を集め、商品やサービスのPRへと繋げていく「SEO担当者」です。

SEO担当者・SEOコンサルタントの仕事内容

具体的な仕事内容をを羅列してみるとこんな感じ。

  • SEO分析を行う
  • コンテンツの企画
  • コンテンツ改善案の作成
  • アクセス解析
  • コンバージョン最適化

コンテンツマーケター・SEO担当者の仕事内容

大きく分けると

  • コンテンツを作るスキル
  • SEO施策で成功させるスキル
  • コンバージョン(成約)につなげるスキル

と3つのスキルが必要になります。

コンテンツ制作に特化した道を進む場合は、コンテンツディレクターなどの職種があり、SEO施策に特化すると、SEOコンサルタントやアナリストなどの職種もあります。

当サイトのように、コンテンツ制作からSEO、LPOまで、メディア運営の全てを自社でやっている会社があれば、コンテンツ制作のみを請け負う会社、SEO施策だけを請け負う会社まで様々です。会社の事業によって求められるスキルや業務内容も変わってくるんですね。

SEOの仕事は楽しい?

コンテンツマーケティングもSEOも、「とにかく楽しい!」という声をよく聞きます。自分が考えて施策を出した結果が、順位やPV、収益金額など数字で返ってくるのがやりがいです。

私はSEOチームのリーダーをしていますが、メンバーたちは数値をどんどんよくしていくゲームをしているような感覚で仕事をしてくれています。「仕事が楽しすぎて会社に住みたい!」と言うメンバーもいるほど(笑)

一方で、というお話をすると、SEOでの集客は自分たちでコントロールするのが難しい領域です。検索結果を決めるのはGoogle社が作ったアルゴリズムであり、たった一つの1位という席を奪うために、日本中のメディアが努力しています。

そのため、コアアップデート(検索ランキング評価の更新)で1位から10位に一気に下落してしまうなんてこともあります。そうなると、収益が激減し事業転換から社内転職を余儀なくされた。という話も聞きます。

コンテンツマーケティングのやりがいとは?
お客さんの反応はダイレクトに見えることはないものの、「メディアを通じて参考になった」「目的を達成できた」と喜んでもらえると、一生懸命コンテンツを作って良かったと感じます。また、マーケティング目線では順位やUU、売上金額が目に見えて変わっていくため、わかりやすい形で成果が見えるのもやりがいです。

SEOコンサルタントの給与・年収イメージ

コンテンツマーケターの給与イメージ

600万円までの案件が多く、700万からは少しずつ減ってきています。年収1000万円以上の求人数で見ると、広告運用よりもSEOの方が多いようです。

コンテンツマーケターの勤務地
(2023年5月時点)

勤務地もやはり東京に集中していますが、SEOはクライアントと会う機会が少ないため、本社は東京でもテレワークで地方在住で働ける仕事が多いです。

SEOコンサルタントは未経験から目指せる?

「SEO 未経験」で検索すると298企業の求人がありました。多くは東京の企業ではありますが、未経験からでもチャレンジするチャンスは十分にあるようです。

とはいえ、こちらも100%未経験よりも自己努力をした上で転職活動に臨む方が良いでしょう。今からできることは以下の通り。

  1. 自分でブログを作りコンテンツ制作(ライティング)をする
  2. クラウドソーシングでSEOライティングの案件を受けてみる
  3. アクセス解析について学び数字の読み方を理解する
  4. 検索上位の記事を題材に、良いところと改善できるポイントを自分なりにまとめる

SEOは検索してくる人へのコンテンツ提供のため、「ユーザーが知りたいことを推測する力」「解決案を提案する論理的思考」「納得させる文章力や表現力」この3つが重要です。これらは学習して得るより、たくさん考え、言語化していくうちに少しずつ上達していくものです。例えば、Yahoo!知恵袋の質問に回答をしてあげ、ベストアンサーをもらう、なんてこともライティングの練習には良いです。

SEOコンサルタント・SEO担当の求人例を紹介

ここからは、どのような会社がSEOコンサルタントを募集しているのか、実際に事例を出しながらいくつか解説を行います。

【SEOコンサルタント】数字で成果がわかる求人例

WEBサイトの集客と収益を上げるコンサルティングが中心事業の株式会社クヌギ。徹底した分析力と提案力で成果を出すことにこだわった、スキルの高いプレイヤーが集まる会社です。

また、コンサルティングだけでなく自社メディアの運営も行っているため、セオリー通りに提案するだけでなく、自社内で試した施策結果も参考にしながら立案していく強みもあります。

さらに詳しい情報はこちらから

▼SEOコンサルタントの求人例(2023年5月時点)

勤務地:東京都
給与:400万円〜810万
未経験:IT・WEB業界で3年以上の実務があればSEO未経験でも可能
仕事内容:クライアントWEBサイトの調査や改善立案

現在活躍しているSEOコンサルタントの方々は、異業種または異職種からのスタートが多いとのこと。SEOコンサルタントと聞くと、経験やスキルがかなり必要な職種だと思われがちですが、実は非常に変化が激しく、新しい情報を理解したり分析したり、仮説を立てて検証したりといった柔軟な思考力の方が重要です。

業務単位で考えると、商材やメディアの特徴の分析と理解、コンテンツのチェックや編集、プロジェクトマネジメント、クライアントとの提案MTG、ととても幅が広いです。SEOの知識があれば良いに越したことはないですが、メディアの編集やディレクターとしての進行管理、データ分析などの業務経験があれば、SEO未経験でも目指すことができます。

SEOの成果はUUや順位、CV数といった数字で見ることができます。自分が立案した施策の成果が出て、クライアントの収益が伸びていき感謝されるというのはやりがいの一つだと思います。

【コンテンツマーケティング】成果を出すSEOとLPOの求人例

手前味噌ですが、私自身がコンテンツマーケティングに10年関わっているので、せっかくなので弊社のお話を最後に。

株式会社ネクストレベルはマッチングアプリ大学やミライのお仕事など、複数のオウンドメディアを運営するWEBマーケティングの会社です。

成果報酬型の広告を掲載しているメディアであり、検索をしてきたユーザーに対し、各クライアント商材の情報を伝えることによってWEBマーケティングをしています。

詳しい働き方についてはこちらも参考に。

▼SEO・LPO担当の求人例(2023年5月時点)

勤務地:神奈川県横浜市
給与:400万円〜650万
未経験:OK
仕事内容:コンテンツ制作・SEO・LPO

仕事内容はコンテンツ制作→検索での上位表示→成約へ繋げていく、という流れでキーワードマーケティングの流れを一気通貫で行っています。