2023年版:仕事のやりがいを感じる時ランキング!「感謝された時」が53.4%で男女・世代を問わず1位に!

仕事をしていれば誰しも、楽しい時もあれば辛い時もあるのではないでしょうか。今回は、働く男女305人に「現在の仕事にやりがいを感じるのはどんな時か」を尋ねてみました。世代・性別を超えて1位に輝いたのは…?

仕事のやりがいを感じる時ランキング!1位は53.4%で「感謝された時」

仕事のやりがいに関するアンケート結果

働く男女305人に現在の仕事のやりがいを感じる時について聞いてみました。1位は半数以上の53.4%の人がやりがいを感じると答えた「感謝された時」でした。

学童保育の指導員として働いています。子どもたちに何か作ってあげたりプレゼントをした時に、すごい笑顔でありがとうと言われるとすごい嬉しくなりやっていてよかったと思います。(山形・24歳・女性・会社員)
薬局の調剤事務として働いています。お年寄りがくることが多いのですが、薬局前にタクシーを呼んであげるだけでも感謝されることがあり、人の温かみとやりがいを感じます。(兵庫・27歳・女性・会社員)
機器の販売で導入のサポートまで行ったところ、「時短や効率化がはかれた」と、その会社の方全員に感謝された時はとてもやりがいを感じました。(京都・27歳・男性・会社員)
困難などがあっても「ありがとう」の一言で報われます。(宮城・58歳・男性・自営)

1位の「感謝された時」は、男女・世代を問わずトップに!

仕事のやりがいに関する男女別アンケート結果仕事のやりがいに関する年代別アンケート結果

「感謝された時」にやりがいを感じると答えたかたの割合は、男女別に見ても、20代~50代以上の各世代別に見ても、いずれも1位となりました。仕事は基本的には、生活のため・お金を得るためにするものかもしれませんが、仕事を通じて誰かから「ありがとう」と言われたり、誰かを笑顔にできることでやりがいを感じる人が非常に多いことがわかりました。

「仕事のやりがいを感じる時」みんなの口コミ

総合ランキング2位の「成果を認められた時」は、41.6%がやりがいを感じると回答しました。さらに50代以上で1位、20代、30代、40代では2位とこちらもすべての年代で上位にランクイン。自分のこれまでの頑張りや努力を認めてもらえるのは嬉しいものですね!

◆「成果を認められた時」にやりがいを感じる人の意見

自分が続けてきた努力が評価された時に、続けてきて良かったと感じることができました。(大阪・27歳・男性・会社員)
他人から評価された時や、誰かの役に立てた時にはやりがいを感じます。(千葉・32歳・女性・会社員)
自分の頑張りをきちんと認めてくれるとやっててよかったと思います。(愛媛・36歳・女性・自営)
評価は感謝だったり、賞賛だったりすると思うけど、自分がやってきたことが成果として現れた時はやりがいを感じる。(愛知・42歳・男性・会社員)

「目標を達成した時」は、男性ランキングでは2位を獲得しました。

◆「目標を達成した時」にやりがいを感じる人の意見

営業は結果がすべてなので目標を設定し、個人であれ、チームであれその目標を達成した時の充実感は、仕事をしている上で格別な喜び。(富山・47歳・男性・会社員)
繁忙期の月締めの作業を月内に終わらせることができた時に、よくやったなとやりがいを感じます。(福岡・37歳・男性・会社員)
自分の中で常に目標を作るようにしており、それらを一つずつ達成していくこと、その成果を上司に認められることにやりがいを感じます。(大阪・33歳・女性・会社員)

仕事のやりがいがない、感じられない時ランキング!1位は35.4%で「人間関係に不満がある時」

仕事のやりがいを感じられなくなる時についてのアンケート結果

仕事のやりがいを感じられなくなる原因の1位は、「上司や部下、同僚などの職場の人間関係に不満がある時」の35.4%でした。職場の人間関係は、仕事のモチベーションに大きく影響しているようです。

上司や同僚とのトラブルで人間関係にストレスがある時は、業務内容にも集中しにくく、やりがいを持てない。(三重・34歳・女性・会社員)
上司が口だけで行動をしない場合、とても気持ちが萎えてしまいます。(広島・42歳・男性・会社員)
上司がイベント好きなのか、同じ部署の人が誕生日の度に飲み会やお祝いを開いて強制参加。参加しないと仕事回してくれなかったり裏で愚痴を言われたりで大変。(神奈川・35歳・女性・パート/アルバイト)
上司がいつも高圧的で、以前より仕事のスピードが上がったり状況判断が上手になったとしても「私だったらもっと速くできる」「もう少しできる仕事の幅増やしたら?」と否定される。(長崎・32歳・女性・パート/アルバイト)

「仕事のやりがいを感じられない時」みんなの口コミ

仕事のやりがいをなくす時の2位以降は「成果を認められない(29.8%)」「仕事が合わない(23.3%)」「ミスが重なった(22.0%」「昇進・昇給が遅い(20.3%)」「仕事に慣れてしまった(14.8%)」など、やりがいを感じられなくなる原因はさまざまでした。

◆成果が認められないと、やりがいを見失う

誰からも期待されず頑張っても成果を認められない時は、流石に仕事にやりがいを感じられませんでした。(千葉・32歳・女性・会社員)
どれだけ貢献をしても、口が上手い人に成果を横取りされます。(埼玉・26歳・男性・会社員)

◆仕事が合わないと、やりがいを見失う

自分が無理をしてこの仕事をするより、他の人がこの仕事をした方が効率がいいのではと思ってしまい、やりがいを感じなくなります。(愛知・38歳・女性・会社員)
仕事が合わないと、やる気がみるみるなくなっていく。(北海道・35歳・女性・パート/アルバイト)

◆ミスが続くと、やりがいを見失う

失敗をひとつしてしまうと、続けてどんどん失敗をしてしまいがち。(山形・34歳・女性・会社員)
評価していただいている分、ケアレスミスなどで評価を落としてしまうととても落ち込みます。(愛知・28歳・女性・パート/アルバイト)

まとめ:やりがいを求めるなら「感謝されること」が近道

毎日やりがいを感じながら働くことができることが理想的かもしれませんが、時にはトラブルやミス、周囲との人間関係が原因となってやりがいを見失ってしまうこともありますよね。

やりがいを見失ってしまったり、やりがいのある仕事をしたいと感じた時は、まず「人に感謝されること」を目指す!それが世代・性別を問わず、重要なポイントになってきそうです。

【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:女性201名・男性104名 【合計305名】
実施時期:2023年8月10日~8月18日
調査実施主体:ミライのお仕事
調査会社:株式会社ネクストレベル