大人気スマホゲームを提供するMIXI。躍進の秘訣は優しさと技術力と情熱にあり

特徴的な働き方や企業文化をもとに躍進する会社にインタビューをする本企画。今回は、国内SNSの先駆けとも言えるSNS「mixi」を運営し、2023年10月にリリースから10周年を迎える大人気スマホゲームアプリ「モンスターストライク」を提供していることでも知られる、株式会社MIXIにお話を伺いました。

コミュニケーションを創造する株式会社MIXI

株式会社MIXIのパーパスやミッション
▲株式会社MIXIが掲げる経営理念(公式サイトから引用)

株式会社MIXIは、世界の累計利⽤者数が6,000万⼈を超える「モンスターストライク」、サービス開始から2023年で5周年を迎えた「共闘ことばRPG コトダマン」などのスマホゲームアプリを開発・提供しています。

また、日本の男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」に所属する「千葉ジェッツ」や、サッカー「Jリーグ」の「FC東京」をグループ会社化し、デジタル面での支援などを通してチームの魅力向上に取り組んでいます。加えて、SNS「mixi」、子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」といったサービスも展開するなど、その事業は多岐に渡ります。

会社名 株式会社MIXI
住所 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア36F
事業内容 ・スポーツ
・ライフスタイル
・デジタルエンターテインメント
・投資
設立 1999年6月3日
公式ページ https://mixi.co.jp/

今回は、そんな株式会社MIXIが取り組む実践的なインターンや、エンジニアの活躍を支える社内環境について、人事本部人材採用部新卒採用グループ リーダーの川原友希さん、デジタルエンターテインメント事業本部モンストゲーム運営部モンストサーバ2グループの浅野大我さんのお二人にお話を伺いました。

本日お話を伺った方
株式会社MIXI人事本部人材採用部新卒採用グループのリーダーである川原友希さん

株式会社MIXI
人事本部 人材採用部
新卒採用グループ リーダー

川原 友希さん

株式会社MIXIのデジタルエンターテインメント事業本部モンストゲーム運営部モンストサーバ2グループに所属する浅野大我さん

株式会社MIXI
デジタルエンターテインメント事業本部
モンストゲーム運営部
モンストサーバ2グループ

浅野 大我さん

学生の経験に応じて多彩なインターンを用意

真剣な表情で話す株式会社MIXIのタレントディスカバリーチームリーダーの川原友希さん

編集部

本日は、お忙しいところありがとうございます。MIXIさんではさまざまな種類のインターンを実施しているとのことですが、具体的にはどのようなものがあるのでしょうか?

川原さん

MIXIでは、新卒採用でビジネスとデザイン、エンジニアの大きく分けて3職種を採用しています。このうち現在インターンシップをやっているのが、ビジネス職とエンジニア職になっています。

ビジネス職は年1回ほどのペースで「Business Plan Competition(ビジコン)」という大規模なイベントを開催しています。こちらは、3〜5日の短期型インターンとなっています。

このインターンには、エントリー約300人のうち、選考を通過した30人ほどの学生が参加しています。学生がチームに分かれて新規事業を検討し、審査員を務める各事業部の中心メンバーや、取締役ファウンダーの笠原の前でプレゼンをします。審査員はメンターとなってフィードバックも行い、学生には賞品も用意しています。

編集部

参加した学生さんからの反響はいかがでしょうか?

川原さん

ありがたいことに「メンターの方がすごく親身になってアドバイスをくれ、成長できる」などと好意的な感想をいただくことが多いですね。インターン後に、「メンターさんと個別に連絡をとりたい」という学生さんが、毎年出てきています。

あとは、MIXIの「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」というパーパスや、「『心もつながる』場と機会の創造。」というミッションについて、より深く理解する場にもなっています。パーパスやミッションについて、学生さんから「本当に社内に浸透しているんですね」「事業の軸となっているんですね」といった声をお聞きします。

編集部

学生さんにとっては大学などではなかなか体験できない、非常に貴重な経験となりそうですね。

体験できる業務は社員並み。プロダクトのリリースにも関われる

株式会社MIXIの長期就業型インターンのようす
▲長期就業型インターンを経て内定に繋がるケースも多い。

編集部

エンジニアに向けてのインターンはどのように行っているのでしょうか?

川原さん

エンジニア職に関しては2種類のイベントがあります。一つが就業型の長期インターンシップです。

こちらは、同席している浅野が学生時代に参加したものなのですが、社内のいちメンバーとして、社員と同じような業務をこなしてもらいます。期間は最低1カ月以上と長期に渡り、全国から年間30人ほどが参加しています。遠方からの参加者には、宿泊費や交通費の一部を補助しています。

このインターンから、入社内定に繋がるケースも多々あります。参加にあたっては、出身学部は特に問いませんが、一定のエンジニアリング経験が必要です。

もう一つが、1DAYでMIXIのエンジニアと交流しながら技術を学べる「challengeシリーズ」と呼ぶイベントです。就業型と比べるとライトな内容で、年複数回開催しています。

社員からのレクチャーやサポートがあるものもあり、1人ではなく、友人とペアで参加することもできます。知識や経験に自信のない方には、まずはこちらを体験してもらっています。

株式会社MIXIの1DAY短期インターン「challengeシリーズ」の開催風景
▲1DAY短期インターン「challengeシリーズ」を年に複数回開催している。

編集部

MIXIさんはいつから、どのような理由でインターンを導入しているのでしょうか?

川原さん

就業型に関しては、かなり昔に取り組み始めました。現在まで続いている理由としては、エンジニアの就職活動では今や、インターンに参加することがスタンダードになっていることがあります。大学などでの座学だけでなく、現場で実践経験を積みたい、成長機会を得たいという学生さんのニーズが増えてきていると感じます。

一方で、MIXIとしても学生の意向や適性について、会社にマッチしているかどうかを確認できる貴重な機会になっています。

編集部

参加者の感想には、どういったものがありますか?

川原さん

他社さんであれば、インターン用のプログラムやタスクが用意されているケースが多いと思います。ですがMIXIでは、実際にリリースされるプロダクトの機能開発や、既存サービスの課題解決などを学生さんに対応いただくので、「想像以上に裁量を持って、幅広い仕事ができた」といった声をよくいただきます。

また、「コミュニケーションをとりやすい」「働きやすい」「社風が良い」などの声を聞くことも多いですね。社員に好印象を持つ学生さんもたくさんいると感じます。

学生との1on1を実施。社員が共に将来を考える

真剣な表情で話す株式会社MIXIの川原友希さん

編集部

MIXIさんの就業型インターンでは、どのような経験が培えるのでしょうか?

川原さん

一概には言えませんが、例えばプログラミング言語を学ぶことは、就業型でなくてもできると思います。MIXIが行う就業型インターンのメリットは、サービスを作り、運用していく中で必要な環境や開発方法、他職種との協働といった実務を学べることだと考えています。

また、MIXIは「技術力も高い」と言っていただくことも多く、企業が提供する本格的なサービスの開発に携わることで、個人レベルではまだまだ知らなかったこと、足りないことが多いと感じる方もいるようです。自身の力量や現在地に気付くきっかけになっていると思います。

編集部

学生さんのキャリア相談もあるのですか?

川原さん

インターシップ期間中には1on1という、学生さんと社員との一対一のミーティングを定期的に実施をしています。1on1自体はMIXIに昔からある文化で、そこから派生している格好です。

人事との1on1では、インターンシップに来てくださる学生さんの目的について、まず確認します。MIXIへの理解を深めたいのか、それとも技術力を上げたいのか。加えて、就活の状況や学生の価値観、将来のキャリアについてもヒアリングをして、自己分析を一緒にやったり、「こういう考え方もあるよ」と提案したりすることを相手のニーズに応じてやっています。

また、MIXIには若い社員がやりたいと思ったことをどんどん発信できる風土があり、それはインターン生にとっても同じです。

分かりやすい例だと、2023年の夏にインターンに来た学生は、参加してまだ1カ月くらいの時に「CTO(吉野純平執行役員 CTO 開発本部長)と1on1がしたい」とCTO本人に直談判し、それを実現させました。他にも、社内の食堂で社長の木村(木村弘毅代表取締役社長 CEO)を見つけ、昼食を一緒に食べる学生もいました。

そういった他の会社では尻込みしてしまうようなことも、MIXIではどんどんやっていける雰囲気があります。

編集部

MIXIさんの風通しの良さが伝わってくるエピソードですね。若手と経営陣の方々との距離感の近さも感じます。

活発なオンラインコミュニケーションでインターン生をサポート

笑顔で話す株式会社MIXIの浅野大我さん

編集部

実際にインターンを経て入社した浅野さんにもお話を伺えればと思います。インターンの体験について、振り返っていただけますでしょうか?

浅野さん

MIXIのインターンでは、もともと私が遊んでいた「モンスターストライク」(モンスト)の開発に必要なタスクにアサインしてもらい、企画職など他の部署とも関わりながら実装も体験して、周囲の方々から社員と同じようなレビューまでいただきました。

大人気スマホゲームアプリ「モンスターストライク」のイメージ
▲グッズ、アニメ化などメディアミックスも展開している「モンスターストライク」

浅野さん

そして、携わった企画がリリースされたところまで見届けられました。とても身になる経験を得られ、「MIXIってすごいな」と感じましたね。

編集部

それまで学んできたプログラミングとは、一味違った体験となったのでしょうか?

浅野さん

そうですね。プログラミング自体は小、中学生のころからずっとやってきていたのですが、対価としてお金をもらったのはMIXIのインターンが初めてでした。自分が書いたコードでユーザーさんに価値を提供できた体験がすごく面白かったことと同時に、「バグを起こしたらどうしよう」という重圧も感じていました(笑)。

でも、そのあたりは社員の方もフォローしてくれるということで、心配せず、楽しくインターンができました。インターンが終わった後もモンストで遊んでいて、アップデートが行われる度に「あの社員の方が手がけたんだろうな」と、想像を膨らませることもありました。

編集部

とても興味深い経験だったと思いますが、大変だったことはどんなことでしたか?

浅野さん

モンストが当時、リリースから5周年を迎える時期だったのですが、5年分のコードが蓄積されていて、それが数万行、数十万行という膨大な量になっていたんです。私が学校や趣味でやっていたプログラミングは、多くても数百行から数千行の規模だったので、コードをインターン初日に渡された時は、どこを見て、何を調べればいいのか分からなくて戸惑いました(笑)。

ただ、苦にはならなかったです。私は今もそうなのですが、「このコードはどうしてこう書かれたんだろう?」と、歴史を紐解いていくように考えるのが好きなんです。だから、MIXIのインターンも性に合ったのではないかと思います。

加えて、自分で調べても分からなかったことをSlackで尋ねると、社員の誰かが絶対に答えてくれるんです。就業型インターンにも社員のメンターがつくのですが、社員の方はメンターであるなしにかかわらず、同じ仕事に取り組むメンバーとして自分を迎えてくれていました。それがすごく嬉しかったです。

また、他の会社だとチャットツールが活発に使われていなくて、話しかけることに勇気が必要なケースもあると思うのですが、MIXIではそういった不安は感じませんでした。当時はリモートワークがまだ一般的ではなかったのですが、MIXIは既にオンラインでのコミュニケーションを活用していたんです。

編集部

リモートワークは新型コロナウイルスの感染拡大で加速度的に広がりましたが、MIXIさんではそれ以前にオンラインで意思疎通をする文化が確立されていたのですね。

浅野さん

そうですね。MIXIに入社したのは感染拡大後でしたが、出社する機会が減っても、コミュニケーションは問題なくとれました。「コミュニケーションが充実した会社だな」と改めて感じましたね。

「モンスト」ユーザーの反応が届く感動を味わえる

身振り手振りを交じえ話す株式会社MIXIの浅野大我さん

編集部

浅野さんはMIXIさん以外の採用選考も受けたと伺いましたが、MIXIさんへの入社を決めた理由についてお聞きできますか?

浅野さん

私はウェブ系の大手企業や、BtoBでSaaSを提供している企業の選考を受けました。その中でMIXIを選んだのは、自分が開発にかかわったモンストがユーザーに届き、その反応が返ってくるという体験が一番刺激的だったからです。

例えばBtoBだと、消費者との距離は離れてしまいます。BtoCで、なおかつユーザーとコミュニケーションが取れるような距離感の仕事が、自分にマッチしたのだと思います。

編集部

ユーザーの反応は、どのように見たり、聞いたりしていたのでしょうか?

浅野さん

インターネットを覗いていると自然と目に入りますし、電車に乗っている時に隣にいる人がプレイしている姿を見かけることも多いです。そういった様子を眺めると、「自分がちゃんと価値を提供できているんだ」と感じ、嬉しくなりました。

また、モンストはユーザーが集まるリアルイベントも定期的に開催されています。そのイベントが盛り上がり、参加者が楽しんでくれている光景を見ると、やっぱりモチベーションは上がりますね。

編集部

ユーザーの反応をリアルに感じられるのは、本当に大きなやりがいでしょうね。

インターン生は入社後、即戦力に

編集部

MIXIさんにインターンを経て入社した方は、どのように活躍されているのでしょうか?

川原さん

機械学習のエンジニアとしてインターンに参加し、そのまま一つのプロダクトのMLエンジニアとして長く活躍するような社員もいます。また、2023年卒で入社した社員は、夏に1カ月間、事業部でインターンをした後、他社さんのインターンにも行っていたのですが、冬に「MIXIでの学びがすごく大きかった」とまた弊社のインターンに戻ってきてそのまま入社しました。

その社員は新卒ですが、インターンから活躍していたので、入社初日から即戦力としてバリバリ働いています。

編集部

他社のインターンを経験し、またMIXIさんに戻ってくるという方は多いのでしょうか?

川原さん

一定数いますね。中には、MIXIを気に入ってくださり、1回目とは違う部署で2回目のインターンに参加する方もいます。

エンジニアに裁量あり。ゲームプランニングの提案も

全社総会である「MIXI AWARD 2023」の会場風景
▲全社総会「MIXI AWARD 2023」のようす。MIXIの理念を体現した社員の表彰も行われる。

編集部

冒頭のビジネス職向けインターンの話で、MIXIさんのパーパスやミッションに共感される方が多いという話がありました。エンジニアの方も、同様なのでしょうか?

川原さん

エンジニアは、MIXIのPMWV(※)への共感もありますが、働く環境の良さ、技術力の高さ、裁量の大きさや自由度などにも魅力を感じている社員が多いと感じます。
(※)MIXIの企業理念。PはPURPOSE、MはMISSION、WはMIXI WAY、VはVALUEを示している。

編集部

裁量の大きさというと、具体的にはどのようなものでしょうか?

浅野さん

例えば、あるプロダクトの開発に関して「新しい技術や言語を取り入れてみたい」と意見した時に、それを許容してくれる文化があります。もちろん、そういった技術や言語が必要な理由を説明できなくてはいけませんが。

あとは、プロダクトのプランナーから提案された企画について、エンジニアが提案することもできます。企画には、開発に向けたキックオフミーティングがあるのですが、そこにはプランナーだけでなく、エンジニアもデザインも参加します。そこで、エンジニアが「こういうUIにしたいです」「この導線だと使いづらくないですか」といったアイデアを述べることも歓迎されます。

そういったアイデアがボツになることもありますが、必ずプランナーが言った通りにしなければいけないということはありません。開発の仕様を決めるだけではなく、機能の実装に向けコンセンサスを取るミーティングだからです。エンジニアもデザインも含め、年齢や立場は関係なく、みんなでプロダクトをよくしていこう、ユーザーに価値を届けようという目標を共有しています。

バックアップ体制が整うエンジニアフレンドリーな職場

同僚と話をする株式会社MIXIの浅野大我さんと川原友希さん

編集部

MIXIさんの社内環境について、エンジニアの方々はどのように感じているのでしょうか?

浅野さん

先ほどの話でも触れましたが、情報交換がオープンで活発に行われていることがプラスになっています。MIXIはプロダクトやサービスの数が多く、エンジニアがさまざまな事業部にいて、入社前は部署間の交流が取りづらい状況があるのではないかと思っていましたが、そうではありませんでした。

情報共有ができる社内ブログのようなプラットフォームがあり、執筆者とは別部署の人もコメントをつけてくれるので、どんどん交流ができます。部署の垣根を超えて、ナレッジを共有しあうことが可能なんです。

また社内には、DevRel(デブレル、Developer Relationsの略)というエンジニアのさまざまな活動を支援する専門部署があります。こちらにもエンジニア経験がある社員が在籍していて、例えば外部のカンファレンスに登壇する時の資料で、技術的に正しい用語を使っているかどうかのチェックなどをサポートしてくれます。

この作業は、苦手としているエンジニアも多く、自分一人でやるとなるとかなり大変なので、とても心強いです。発信する情報の品質担保にもつながっています。こういったことはMIXIならではだと思いますし、とてもエンジニアフレンドリーな会社だと感じますね。

編集部

エンジニアの方にとっては、行き届いた環境となっているのですね。

成長支援に手厚い補助。有償版のChatGPT Plusを「家庭教師」にも

編集部

エンジニアの方の成長を後押しする制度などは何かありますか?

浅野さん

毎月5千円の書籍支援制度があります。学生時代は買うのを躊躇していた1冊3千円や5千円の技術書が手に取りやすくなり、情報のキャッチアップがしやすくなりました。

私は最近、モンストで使っている「Ruby」というプログラミング言語の技術書を購入しました。また、2023年度からはこの制度に、期間限定でChatGPTの有償版「ChatGPT Plus」の利用料も適用できるようになりました。私も「ChatGPT Plus」を個人利用で活用しています。

編集部

どのように活用しているのでしょうか?

浅野さん

新しい言語の勉強に使っています。仕事で使う「Ruby」の他にも「Go」や「TypeScript」でコードを書いてみようという時に、「ChatGPT Plus」に「Rubyだとこう書くんだけど、別の言語だとどう書きますか?」と疑問を投げかけると、答えが返ってきます。

編集部

エンジニアのさらなる自己研鑽に繋がりそうですね。

各分野の「プロ」が集まる社内は刺激に溢れる

同僚と話をする株式会社MIXIの浅野大我さんと川原友希さん

編集部

改めてですが、お二人はMIXIさんで働く方々について、どのような印象を持っていますか?

川原さん

本当に優しい人が多い会社だと感じます。人材採用部という立場上、さまざまな部署の方に協力を仰ぐ機会が多々あるのですが、協力的な人が多いです。そういうところはすごくありがたく、仕事もやりやすく感じます。

あとは、優秀な人がすごく多いです。何かを相談した時には的確なフィードバックをもらえたり、議論の際には毎回建設的な話ができたりと、日々学ぶことばかりです。

最近でも、採用計画について各部署に意見をもらう機会があったのですが、自分で気付いてなかったり、気付いていたけど曖昧にしていたことについて、的確に指摘を受けました。「そこをちゃんと詰めるべきだったな」と改めて感じ、自分の考えも深めることができました。

編集部

浅野さんはいかがでしょうか?

浅野さん

在籍しているエンジニアはそれぞれ、プロダクトへのこだわりや得意な技術を持っていて、高いプロ意識があります。自分があまり得意でない分野に関しても、その分野のプロが必ずいて、情報を発信してくれたり、相談に乗ったりしてくれます。だから、意欲さえあれば技術のキャッチアップは自ずとできると感じます。

CTOをはじめ、エンジニアは声をかければしっかりと対話や助言をしてくれるので、そういった環境はとても恵まれていると思います。

ユーザーに価値を届けようと自ら動く人材を募集

笑顔で話す株式会社MIXIの川原友希さんと浅野大我さん

編集部

最後に、川原さんからMIXIさんに興味を持った読者に向けて、メッセージをいただけますでしょうか?

川原さん

MIXIの社員は、自分たちが作るサービスがすごく好きという「プロダクト愛」を持っています。かつ優しく、優秀な人が多く、働きやすい環境も整っていて、本当に魅力的な会社だと思います。

そして、環境に身を委ねるというより、いかに自分のやりたいと思ったことを推し進めていくのか、ユーザーに届けたい価値を実現していくのか、といったことを自分で考え取り組んでいく方にとってはすごくマッチすると感じています。そういった働き方に興味を持たれた方には是非、採用の門戸を叩いていただけると嬉しいです。

編集部

お二人のお話を通し、MIXIさんで働く方々の心温かさや情熱が強く伝わってきました。MIXIさんが、業界で精彩を放ち続ける理由が分かったような気がします。本日はありがとうございました。

■取材協力
株式会社MIXI:https://mixi.co.jp/
採用ページ:https://mixigroup-recruit.mixi.co.jp/