イノベーション支援の鍵!若手が躍動するイグニション・ポイントのキャリア形成

企業の新しい働き方や若手活躍を後押しするカルチャー、制度などを紹介するこの企画。今回は新規事業創出やDX(※)でクライアント企業の新たなチャレンジを支援するイグニション・ポイント株式会社に取材をしました。
※DX:デジタルトランスインフォメーション:デジタル技術を活用し、ビジネスや人々の生活をより良い状態へ変革すること

イグニション・ポイント株式会社とは

イグニション・ポイント株式会社は、クライアントの改革や変革などを支援するとともに、自社による事業創出や共創をおこなうイノベーションファームです。

ビジネスや人々のより良い暮らしを創出するためのあらゆる革新のプラットフォームとして、新規事業創出やDX支援を強みにコンサルティング、イノベーション、インベストメントの3つの事業を展開しています。

会社名 イグニション・ポイント株式会社
住所 本社:東京都渋谷区東1丁目32-12 渋谷プロパティータワー8F
事業内容 コンサルティング事業、イノベーション事業、インベストメント事業
設立 2014年6月
グループ従業員数 369名(2023年6月現在)
公式ページ https://www.ignitionpoint-inc.com/
働き方 フルフレックス制(コアタイムなし)
出社orリモートワークを自身で選択

GPTWジャパン(※1)の「働きがいのある会社」ランキング(※2)において、7年連続でベストカンパニーに選出されているイグニション・ポイント株式会社は、2014年の設立以来、平均2.1倍/年のペースで成長してきており、名実ともに新時代を切り拓く企業として注目を集めています。
※1:GPTWジャパン:株式会社働きがいのある会社研究所が、Great Place To Work® Institute よりライセンスを受け運営している調査機関
※2:GPTWによる働きがいに関する調査の結果が一定水準を超えた企業を発表するランキング

2022年5月に株式会社電通グループと資本提携を実施、経営体制及びコーポレートアイデンティティの刷新を発表したイグニション・ポイント株式会社は、2026年度までに1,000名規模の会社を目指しています。

飛躍的な成長を支える若手社員の活躍や企業カルチャー、テレワークなどによるワークライフバランスについて、人事責任者の宮崎さんにお話を伺いました。

本日お話を伺った方
イグニション・ポイント株式会社コーポレート本部人事責任者の宮崎さん

イグニション・ポイント株式会社
コーポレート本部 人事責任者

宮崎さん

3つの事業を軸に、ゆたかさを生み出すあらゆる革新を創出

イグニション・ポイント株式会社の事業間連携イメージイラスト
▲イグニション・ポイントの3つの事業それぞれが業界のプレイヤーを巻き込み、各事業が相互に連携。社会的・経済的なインパクトを発揮している

編集部

最初に、イグニション・ポイントさんの事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。

宮崎さん

当社は新規事業の創出やDXを強みにコンサルティング、イノベーション、インベストメントの3つの軸で事業を展開しています。

「コンサルティング事業本部」では、クライアントのイノベーションを実現するパートナーとして、戦略立案からDX、組織・人事設計、ブランディングやマーケティングなど、総合的なコンサルティングサービスを提供しています。

また、自社による事業創出・共創をおこなうのが、ソーシャルイノベーションとスマートイノベーションの2つのテーマで構成される「イノベーション事業本部」です。

ソーシャルイノベーションでは社会課題の解決に資する技術とアイデアを発掘し、アカデミア、行政、市民団体などを巻き込みながら、社会問題解決型の新規事業創発を担っています。

スマートイノベーションにおいては、生活者や利用者の体験価値の向上を目的に、DXを推進するクラウドサービスの開発と新規事業の創発をおこなっています。

イグニション・ポイントのイノベーション事業概要のイメージ画像
▲イノベーション事業では企業が有するリソースとネットワーク、アカデミアが有する技術など、多様なプレーヤーによる新規事業の創出や必要なエコシステムの形成をコーディネート。また、自社もプレーヤーの一員とし参画し、経営機能を担っている(公式サイトから引用)

宮崎さん

最後に「インベストメント事業本部」はスタートアップ投資をメインに事業を展開しています。特徴としては、10年後の予見を独自に定義し、その実現に近いサービスや技術、ビジネスモデルなどを元に設定したテーマに沿って大手企業とファンドを組成し、投資活動をおこなっています。

この3軸をコアとしている点で、イグニション・ポイントは他のコンサルティングファームとは一線を画していると考えています。

特殊詐欺やウェルビーイングなど社会課題解決を目指す

編集部

事業の実績や導入事例を知ることで、読者は具体的にイメージしやすいかと思われます。イノベーション事業における代表的な事例をご紹介いただけますか?

宮崎さん

ソーシャルイノベーションでは、神戸大学数理・データサイエンスセンター長の小澤誠一教授が中心となって研究を進めているプライバシー保護データ解析技術等の研究成果をもとに、秘密計算技術(※)やAIによる特殊詐欺監視を実現し、特殊詐欺の抜本的な解決を目指しています。
※秘密計算技術:データを暗号化したまま計算することができる技術の総称

他にも慶應義塾大学SFC研究所とともに、「湘南発のより豊かな未来都市の実現に向けた未来を共創する研究開発」をテーマとし共同研究をおこなっています。

現在、スポーツ、ヘルス、メディカルの3分野を基盤に湘南地域住民のウェルビーイング(※)な生き方を追求し、湘南地区の誇りとなることを目指して研究活動を進めています。
※ウェルビーイング:well-being。肉体的、精神的、社会的にすべてが満たされた状態にあること

この他にもスマートイノベーションではホテルサービスに特化した顧客管理基盤、スマートホテルソリューション、無人ホテルソリューションなどの事業を展開しています。

イグニション・ポイントが提供するスマートホテルソリューションのイメージ画像
▲イグニション・ポイントのスマートホテル事業が展開するDXプラットフォーム「Resort Cloud」では、顧客が求める体験価値の提供と同時に、ホテルオペレーションの省人化を実現している(公式サイトから引用)

編集部

特殊詐欺やウェルビーイングなど、私たちの暮らしに直結する社会課題を、イグニション・ポイントさんでは新規事業の創出やDXによって解決へと導かれているのですね。

企業理念「ゆたかな人生のきっかけを」が支える平均2.1倍の売上成長率

イグニション・ポイント株式会社の仕事風景

編集部

2014年の設立以来、年平均2.1倍の売上成長率を達成されているイグニション・ポイントさんですが、成長を支える要因はどこにあるとお考えですか?

宮崎さん

1つは、独自性を持った事業内容に共感し、面白いと感じる人が続々とジョインしていることが挙げられます。

前述の通り、当社では様々な事業を展開していることもあり、コンサル経験者だけではなく、事業会社出身者やデザイナー、キャピタリストなど様々な経験・専門性を活かすことができる環境があります。

イノベーションとは「何か」と「何か」の掛け合わせでもあるため、そういった専門家たちがコラボレーションして新たなものを生み出すということを会社としても大事にしています。

また、急拡大を想定した事業計画に則って事業を展開するわけですが、専門性を持った優秀な人材が集まる中、彼らが活躍できる場を作り、定着できる組織であり続けていることも成長理由のひとつです。

“ゆたかな人生のきっかけを”という当社の企業理念は、我々のサービスを通し、社会や個人がより良い暮らしを実現することを目指すと同時に、自社のメンバーたちにとってもまた、イグニション・ポイントを、自身のゆたかな人生やゆたかなキャリアを形成する場にしてほしいといった願いが込められています。

設立以来、高い売上成長率を実現できているのは、理念に忠実に、全方位的にさまざまな手法で組織を形成してきた結果です。それに加え、積み重ねのスピードが速いことも当社が成長し続けている理由と分析します。

編集部

多彩な事業を展開するイグニション・ポイントさんのスキルアップを目指せる環境が、社員の方々の“ゆたかな人生のきっかけ”につながっていくのですね。

若手活躍の背景にある評価制度と手厚いフォロー体制

イグニション・ポイント株式会社の若手女性社員の仕事風景

編集部

イグニション・ポイントさんでは現在(2023年6月時点)、369名の社員が活躍されており、平均年齢が31.5歳と伺っております。若手が活躍する背景についてお聞かせいただけますでしょうか。

宮崎さん

当社には20代後半〜30代前半で管理職に就くメンバーも多くおり、若手が活躍できる風土が根付いているように感じます。若手を支える背景には、当社が新規事業の創出やDXを担う総合イノベーションファームとして、多様で優秀な人材に魅力ある企業として映る企業であり続けたいという思いがあります。

一般的に30歳前後は自身のキャリアを見直す人が多くなる最初のタイミングだと思われます。転職先を比較検討する過程で、自身が目指すキャリア形成を1つの会社で全て実現するのは困難であることに気付くはずです。

先ほどご説明した事業内容から分かるように、当社は多様な事業を展開することで、持っているキャリアをさまざまなかたちで発揮することができ、さらにはキャリアアップを目指すことができます。

このような当社の環境に優秀な若い人材がジョインすることに加え、新卒者の採用を積極的におこなうことで、若手が活躍できる土壌が作られていると感じます。

企業カルチャー確立のための行動指針によるバリュー評価

編集部

若手が管理職をはじめ、責任あるポジションに就く上での評価制度などはありますか?

宮崎さん

バリュー制度とロール&レスポンシビリティの2つの評価制度があります。年功序列は一切なく、成果次第では新卒入社で半年後に昇格、入社後2〜3年で3段階昇格ということも可能です。

バリュー評価では、行動指針が評価の対象となっています。イグニション・ポイントの社員として意識すべき行動指針が定まっていなければ、どんなに優秀な人材がそろっていても企業カルチャーが薄れてしまうことがこの評価を取り入れている理由です。

急拡大のフェーズにある今、カルチャーを維持する上で当社が掲げているのが「Entrepreneurship(誰もが起業家の精神で)」、「Effectuation(予測不可能をのりこなす)」、「Excellent People(最高の自分と最高の仲間)」という3つのバリューです。

バリューの体現につながる7つの行動指針を作成し、360度評価をすることで、行動の有無を周囲が評価し、全て点数化するのが当社のバリュー評価の特徴です。

株式会社イグニション・ポイントが掲げる3つのバリュー
▲成果や能力に加え、3つのバリューを体現する7つの行動指針を評価することで、イグニション・ポイントの企業カルチャーを守っている(公式サイトから引用)

定量化項目に特化したロール&レスポンシビリティによる評価

編集部

ロール&レスポンシビリティによる評価基準についても、差し支えのない範囲で紹介いただけると幸いです。

宮崎さん

当社のロール&レスポンシビリティによる評価は、各職種と各職位に対しての期待や役割を明文化したものになります。1職種1職位当たり6〜7つほどある期待役割の項目に対し、5段階で評価する仕組みです。

ロール&レスポンシビリティによる評価に自己評価は含まれず、上長評価のみとなっていますが、そこに大きな乖離はありません。バリュー評価とは異なり、評価項目の多くが売上数値のように定量化できる項目になっているからです。

編集部

ロール&レスポンシビリティでは人の感覚ではなく、定量化したもので評価をされているのですね。評価制度が明確だからこそ、若手社員は成長意欲を持つことができるように感じます。

宮崎さん

評価制度に基づいた昇格だけではなく、当社の人事ポリシーとして、「イグニション・ポイントはパフォーマンスを発揮している方に、より多くを還元する会社であり続ける」といった考えがあります。還元するのは、単純に報酬だけの話ではなく、チャレンジ機会や成長機会も含めます。

編集部

成果を上げている方を評価するイグニション・ポイントの評価制度は、公平な評価設計になっていると思いました。

若手育成のための研修制度と事業部を超えたオンライン勉強会

イグニション・ポイント株式会社の仕事風景

編集部

新卒入社から半年で昇格など、若手の成長が目覚ましいイグニション・ポイントさんですが、新入社員を対象とした研修制度などはあるのでしょうか?

宮崎さん

新卒で入社した場合、1ヶ月間の研修の中でコンサルタントとして働く上での基礎知識から応用編までをしっかりインプットしていただきます。以降は配属先でより専門性を高める研修を受けるほか、業務をしながら知識やスキルを身につけていくことになります。

また、担当領域以外の専門知識の習得や、他事業部とのコミュニケーションを図る一環として、各事業部が持ち回りでテーマを設定した「ユニット横断勉強会」を月に2回ほどオンラインで実施しています。職種や職位に関係なく、誰でも参加することができます。

編集部

なるほど。イグニション・ポイントさんの急拡大や高い売上成長率は、勉強熱心な社員の方の向上心が深く関係しているのですね。

パフォーマンスマネージャーによる個別のフォロー体制

編集部

イグニション・ポイントさんにおける個々の社員へのフォロー制度があればお聞かせいただけますか?

宮崎さん

2週間に1回、全社員がパフォーマンスマネージャーとの1on1を実施しています。頻度は高いですが、職位にかかわらず徹底しています。

編集部

それだけ社員のフォローを大切にされているのですね。パフォーマンスマネージャーを置く目的とは何なのでしょう。

宮崎さん

パフォーマンスマネージャーはメンバーの相談役として、キャリア相談から日々の仕事で感じていることや困っていること、本人が希望すればプライベートな相談なども聞き、解決に導く役割を担っています。

編集部

全体研修と個別のフォローが徹底されていることで、イグニション・ポイントの社員の皆さんは、ベストなパフォーマンスを発揮できるのですね。

CxOを目指せる幅広いキャリア支援

編集部

次に、イグニション・ポイントさんのキャリアパスについて伺います。先ほど、入社2〜3年で3段階昇格という若手社員もいらっしゃるとお聞きしましたが、御社ではどのようなキャリアパスを歩まれている方が多いのでしょうか?

宮崎さん

コンサルタントとして入社し、そのまま職位を上げていく方もいれば、コンサルタントからキャピタリストに転身する方などさまざまです。

キャリア形成における当社独自の制度としては、既存事業の枠を飛び出し法人設立を希望する社員に対しての「CxO(※)チャレンジ制度」があります。実績としては9年で17名のCxOを輩出しています。直近では2022年に新卒入社した女性社員が、パートナー企業と立ち上げるジョイントベンチャーのCxOとして就任することが決まっています。
※CxO:Chief X Officer(「最高〇〇責任者)。xの部分にはそれぞれ担当する業務が入る

編集部

入社1年でCxOに就任とはかなりのスピードですね。CxOに決まるまでのプロセスをお聞かせいただけますか?

宮崎さん

イノベーション事業で立ち上げているビジネスをジョイントベンチャー化するにあたって社内でCxOを募集した際、何人か手が挙がったうちの1人が前述の女性社員でした。元々入社時から起業に対しての思いを強く持っていたことに加え、1年目からコンサルタントとして高い実績を積む彼女に、社内選考を進める中で白羽の矢が立ったというわけです。

編集部

入社時から起業の意思を明確に掲げられていたことに驚いています。イグニション・ポイントさんでは、そのような高い志を持って入社される方が多いのでしょうか。

宮崎さん

多いと思います。彼女のようにゆくゆくは自分でビジネスを立ち上げたいという人もいれば、コンサルティングファーム出身者の中には、もっと面白いコンサルをやりたいと中途入社された人もいます。

また、キャリア形成のための成長支援制度として、MBA(※1)やMOT(※2)取得支援制度があります。国内外での大学でのMBA/MOTプログラムを受講する際に発生する費用を会社で補助し、業務外での個々人の新たなスキル・知識取得やキャリアアップを支援しています。
(※1)MBA:経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位
(※2)MOT:技術経営修士と呼ばれる学位

地道な採用活動がもたらす年間150名の採用実績

イグニション・ポイント株式会社のエントランス画像
▲イグニション・ポイントの洗練されたオフィス空間に身を置きながら、自身が目指すキャリアパスを歩むことができる

編集部

イグニション・ポイントさんでは直近1年間で150名を採用されたと伺いました。優秀な人材を確保できる秘訣を教えていただけますか?

宮崎さん

理由の一番として、これまでお話ししてきたチャレンジ機会や報酬、明確な評価制度などによる働きがいのある職場を意識的に作っていることが挙げられます。

働いている社員が会社に魅力を感じ、エンゲージメント(※)が高まっているからこそ、友人や元同僚など、社員紹介(リファラル制度)で入社いただく方も多くいます。
※エンゲージメント:社員ひとりひとりが企業の掲げる戦略・目標を適切に判断し、自発的に自分の力を発揮する貢献意欲

編集部

特別な採用活動をされているのではなく、働きがいのある職場を意識的に作ることでリファラル制度が生かされ、イグニション・ポイントさんに優秀な人材が集まってくるのですね。

子育てとキャリアの両立ができる充実の支援制度

イグニション・ポイント株式会社の女性社員が談笑している様子

編集部

ここからはライフワークバランスを中心にお話を伺います。イグニション・ポイントさんでは2021年より子育てと仕事の両立ができる環境作りに取り組んでいるとお聞きしました。

宮崎さん

当社ではパフォーマンスを最も出せる方法を社員自ら選択することが可能です。

例えばリモートワークと出社をライフスタイルに合わせて選ぶことができるほか、コアタイムを設けないフルフレックスタイム制度を設けています。お子さんの送り迎えのために中抜けをしたり、日中の時間を私用に充てた場合は夜に仕事をするなど、基本的に働き方や時間は個人の裁量に任せています(※)
(※)一部制限のある職種を除く

さらに、社員がベビーシッターを利用する時の費用を、一部会社で負担するベビーシッター補助制度などを導入し、当社と提携する保育園に優先的にお子さんを預けることもできます。

昨今は社会情勢の落ち着きもあり、利用する社員は少なくなっていますが、2021年当時は社員200名のうち10〜20%がベビーシッター制度を利用し、子育てと仕事のバランスを図っていたようです。

イグニション・ポイント株式会社のオフィス風景
▲開放的でおしゃれなオフィスはフリーアドレスとなっており、ベストなパフォーマンスが出せる環境を自ら選ぶことができる

出産から仕事復帰までのフローを見える化

編集部

イグニション・ポイントさんでは出産から仕事復帰までのフローを本人出産時・配偶者出産時に分けて作成していると伺いました。こちらについてもご説明いただけますでしょうか。

宮崎さん

お子さんが生まれると、出産育児一時金など受け取れる補助金制度があります。また、産休や育休といった制度を利用することもできます。当社ではこれらの制度を受けるために準備する書類や、申請のタイミング、復職時期など具体的なフローを作成することで、“見える化”に取り組んでいます。

特に初めての出産の場合、タスクが多く、中には復職に不安を感じる人もいます。見える化することで安心して出産を迎えることができ、仕事復帰への自信にもつながります。特別な制度ではありませんが、喜ばしいことに育休からの復職率は100%になっています。

編集部

育休中の方がスムーズに復職できるよう、会社としてフォローされていることはありますか?

宮崎さん

月に1回、全社定例会に参加することで経営や事業の状況を全社員と共有することができます。休職者は任意で参加ができ、プロジェクトのキャッチアップができるようになっています。

また、復職後の働き方の希望などは、面談のタイミングで上司側に考慮する内容を伝えています。復職をする社員の意見を尊重し、所属する事業部やポジションを選んでもらうようにしています。

編集部

産休・育休を経て復職された方が現在どのようなポジションで働かれているのか、事例があればご紹介いただけますでしょうか。

宮崎さん

休職前はコンサルティング事業部でマネージャーとして活躍されていたメンバーが、復職後、すぐに部署内で表彰を受けたという事例もあります。フルフレックスタイムを活用しながら精力的に提案活動などに取り組む姿勢はまさにプロフェッショナルな働き方で、チームの士気を上げる存在になっています。

出産、育児のように仕事へのブランクがあっても、成長意欲を高く保つことで、周囲にモチベーションを与えるような働き方ができることもまた、当社のワークライフバランスの良さだと思います。

編集部

休職時の手厚いフォローがあるイグニション・ポイントさんなら、復職後もブランクを感じることなく子育てと仕事の両立ができると感じました。

明確なビジョンを持ち、変化を楽しめる方を歓迎

採用にあたり、メッセージを寄せるイグニション・ポイント株式会社の宮崎さん

編集部

イグニション・ポイントさんでは2026年までに社員数を1,000名規模に拡大することを目指していると伺っております。最後に、御社に興味を持った読者に向け、採用に向けてのメッセージをいただけますでしょうか。

宮崎さん

当社にはさまざまな専門家たちとコラボレーションをしながら、新しいこと、面白いことをやりたいという方がジョインしています。会社に強いられキャリアを築くのではなく、自分自身でキャリアパスを描くといった、明確なビジョンを持っている方を歓迎します。

現在、急拡大のフェーズにある当社は、制度や組織が日々変わっています。それは自分自身のポジションを作りやすい環境であることを意味します。変化を恐れず、楽しめるマインドを持った方や、パフォーマンスを正当に評価する制度にモチベーションを感じる方にぜひ、ジョインいただきたいです。

編集部

常に新しいチャレンジが奨励される環境の中、成長意欲を持った仲間とともに組織や事業の拡大に携わることができるイグニション・ポイントさんは、社員一人ひとりの成長やキャリア実現の後押しをする素晴らしい企業だと感銘を受けました。

本日はありがとうございました。

■取材協力
イグニション・ポイント株式会社:https://www.ignitionpoint-inc.com/
採用ページ:https://www.ignitionpoint-inc.com/recruit/