GOOYAで未経験からエンジニアに!専任サポーターによる万全のフォローがカギ

若手や女性が活躍できる環境・制度づくりに尽力する企業を紹介するこの企画。今回は、エンジニアリングサービスを主軸にWeb制作や運用、システム開発、スマートフォン検証サービスなど多彩な事業を展開する株式会社GOOYAを取材しました。

株式会社GOOYAとは

株式会社GOOYAは、“「人」の可能性と成長を最大化し、「世界」へ新たな価値を提供する”という信念(Belief)を掲げ、IT領域におけるさまざまなサービスをオールインワンで展開するプラットフォーム企業です。

業界において20年以上の実績を持つ同社は、受託制作開発をはじめ、ITに関する経営課題を解決へと導く各種エンジニアリングサービスを展開しており、近年ではモバイルやIoTの台頭によって重要性の高まるソフトウェアテスト領域にも事業を広げています。

会社名 株式会社GOOYA
住所 東京都渋谷区渋谷1-17-4 PMO渋谷10F
事業内容 人材支援サービス、Web制作・運用保守、システム開発、スマートフォン検証サービス
設立 2004年10月
公式ページ https://www.gooya.co.jp/
働き方 出社もしくはリモートワーク

未経験からエンジニアのスキルを身に付けている社員が多いGOOYAには、独自の教育制度やフォロー体制が整備されています。フリーターからフルスタックエンジニアに成長した若手社員、育児とキャリアを両立する女性社員など、約400名の社員が活躍する背景にはどのようなカルチャーがあるのでしょうか?

今回はビジネスソリューション部チーフマネージャーの能登さんにお話を伺い、成長し続けるGOOYAの魅力に迫ります。

本日お話を伺った方
GOOYAのビジネスソリューション部チーフマネージャーの能登さん

株式会社GOOYA
ビジネスソリューション部
チーフマネージャー

能登さん

人材支援サービスを主軸に、ITを通じて新たな価値を提供

編集部

はじめに、GOOYAさんの事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。

能登さん

当社は“「人」の可能性と成長を最大化し、「世界」へ新たな価値を提供する”という信念を掲げ、IT領域を軸とした人材支援サービス、Webサイト制作・開発及び受託開発などの事業を展開しています。

メイン事業である人材支援サービスでは、売上増加やコスト削減など企業が抱える課題と、経験豊富なエンジニア・クリエイターをマッチングさせ、お客様先でプロジェクト単位の技術支援、開発支援をおこなっています。

お客様が求めるスキルを持ったITエンジニアと当社の技術を必要な期間だけ活用していただくことで、プロジェクトの成功と、状況に応じたコストコントロールが可能となっています。

GOOYAの人材支援サービスの主な業務
▲人材支援サービスでは、ITエンジニアを軸にクライアントのシステム要件に合わせた人材リソース支援をおこなっている(公式サイトから引用)

編集部

システムエンジニアリングサービス(SES)と呼ばれる事業は、さまざまな企業が展開しています。GOOYAさんの人材支援サービスの強みとはどのようなものになりますか?

能登さん

エンジニアやプログラマー、クリエイターを自社で雇用していることが強みとして挙げられます。社員をクルーと呼ぶ当社では、クルーによって作られる組織であることに強いこだわりを持っており、チームで助け合うことが企業力であると考えます。

一人ひとりがスキルアップをし、力を発揮できる環境があることで互いに高め合い、さらなるスキルアップを実現することができます。強い組織となり、価値あるサービスや技術の創出、新しい市場などに積極的にチャレンジし、“人と世界を笑顔でつなぐ”ことを目指しています。

編集部

一般的なITエンジニア派遣の場合、お客様先での勤務となることから、横のつながりが少なく、どうしても帰属意識が希薄になりがちです。

GOOYAさんは自社の社員として雇用することで、常駐先にいても常に仲間意識を持ちながら業務に向き合うことができ、自然とメンバーのモチベーションも高まっているのですね。

9割が未経験者。平均31歳の若手エンジニアが活躍中

GOOYAにおける上半期の特別賞の授賞式の様子

編集部

現在のGOOYAさんの社員数と、中心になって活躍されている年代を教えてください。

能登さん

グループ企業を除き、GOOYA単体では約400名のクルーが在籍し、その9割を20代から30代が占めています。平均年齢は31歳といったところでしょうか。

編集部

若手の方が多く活躍されているのですね。GOOYAさんの事業はITスキルが求められる職種が多いように思われます。やはり、エンジニアやプログラマーなどの知識や経験を持った方がジョインされているのでしょうか?

能登さん

当社が採用にあたって最も重視しているのが“ITに携わりたい”という熱意です。そのため、学歴や職歴、ITスキル、エンジニア経験などを軸として見ておりません。活躍している社員のバックグラウンドを見ても、前職がコンビニエンスストアのアルバイト、介護職、製造業、IT企業以外の営業職など多彩です。

知識・経験の習得は実践あるのみ。エンジニアを待機させない営業力

編集部

未経験からITスキルを習得するため、GOOYAさんではどのような人材育成をされていますか?

能登さん

当社では、入社後そのまま現場配属となり、OJT形式で実務を行いながら知識の習得をしていただいております。日進月歩のIT業界は、座学で知識を詰め込む以上に、経験が求められます。例えば、いくらIT関連の資格を持っていても、経験を重ねなければ一人前とは認められない傾向にあります。

そのため、当社ではIT業界そのものを理解するという意味でも1日でも早く現場に出向き、情報をキャッチアップをしながら自分がやりたいことを見つけ、それに集中できるような環境を整えています。

それに加え、研修が一切ないということではなく、入社後半年間はOJTと伴走する形でひと月に一度研修を行っています。研修はビジネスマナーや基礎的な情報セキュリティなど、昨今のビジネススキルの基礎となる内容となっています。

半年の研修を終えたあとは、入社月が一緒の同期との懇親会も行っていて、基本的には責任者も一名以上は同席をして横と縦の繋がりをしっかりと認識出来る機会も作っています。

当社は新卒・中途を含め年間で数百名を採用しているのですが、その9割以上が未経験者となっています。実践形式で経験を積んでもらうため、営業が中心となって案件確保に取り組んでいます。

編集部

エンジニアを待機させることなく、現場に出ることで経験値を高めていくというわけですね?

能登さん

おっしゃる通りです。ITエンジニア派遣事業は未経験者だとなかなか案件が決まらず、待機(仕事に就くことができない状況)が発生しがちです。特にコロナ禍を経て、IT投資への考え方も大きく変わりました。

それまでは猫の手も借りたいという状況でしたが、より生産性重視の傾向になった結果、未経験からの参入が難しい業界となっています。それでは、いつまで経っても経験を積むことができません。当社の月の待機数は全体の1%以下となっており、ほとんどのエンジニアが常に現場に出向いています。

編集部

ほとんどが未経験の方にもかかわらず、待機するエンジニアがわずか1%以下とは、驚異的な数字だと感じました。御社の営業力の強さが伺えます。

エンジニアのサポート専門職「ラウンダー」がエンジニアを徹底フォロー

GOOYAのメンバーがフットサルで交流する様子
▲業務以外ではフットサルなどを実施することで、円滑なコミュニケーションを図っている

編集部

現場での成長を重視されるということでしたが、未経験の方だと不安を感じるケースもあるかと思います。メンタル面、技術面も含め、GOOYAさんではフォロー体制などを設けていらっしゃいますか?

能登さん

当社ではエンジニアをサポートする専門職「ラウンダー」による、徹底したフォローをおこなっています。ラウンダーは月に数回、担当するエンジニアと面会をし、現場の課題やストレスに感じていることなどを丁寧にヒアリングをします。

同時に、キャリアプランの構築設計、交流会などもおこなうことで、お客様先での勤務であっても帰属意識を持って業務に取り組める環境作りを徹底しています。

GOOYAの釣り交流会の様子
▲代表の趣味である釣りは、多数ある交流会の中でも人気が高いイベントのひとつ

能登さん

ラウンダーを束ねている責任者はエンジニア歴20年以上の実績を持ち、技術的なことからメンタル面までサポートできるスキルを兼ね備えています。ラウンダーチーム全体を見ても、IT企業の営業や人事担当など、経験と実績を積んだ方がラウンダーとして活躍しています。

編集部

経験豊富な方がサポートすることで、未経験者も安心して仕事に向き合うことができますね。GOOYAさんがラウンダーを導入したことにより、得られたメリットはありますか?

能登さん

ラウンダーを導入したことで、離職者を大幅に減少することができました。ITエンジニア派遣業界は業態的に社員同士が顔を合わせる機会が少なく、帰属意識が希薄なことから離職率が高い業界とされています。

当社はラウンダーを導入した直後から、離職率が徐々に減少しました。業界の平均離職率36%に対して大きく下回る実績を出しており、同業界の方とお話をしても皆さんに驚かれます。

未経験者がエンジニアとして働く場合は、ヘルプデスクやシステムの運用監視などのポジションから始まることが多いのですが、いくらマニュアルがあるとはいえ専門用語がわからないことがストレスとなったり、人間関係に悩んだりすることも実情としてありました。

これらクルーの一人ひとりが抱える課題や悩みをラウンダーが的確にキャッチアップしたことが、離職率が下がった要因の1つかと思われます。

企業理念に基づいた、人の可能性と成⻑を最⼤化する取り組み

GOOYAの社内の様子
▲スタイリッシュな空間が広がるGOOYAのオフィス

編集部

エンジニアのサポートを専門とするGOOYAさんのラウンダー組織は、ITエンジニア派遣業界では特殊かと思われます。ラウンダーを導入したきっかけや背景についてお聞かせいただけますでしょうか。

能登さん

これには、パーパス(志)である“未来を笑顔に - Smilse for the future -”に加え、“人と世界を笑顔でつなぐ”という当社が描く夢、そして、“⼈の可能性と成⻑を最⼤化し、世界へ新たな価値を提供する”という信念が大きく関わっています。

これらの考え方にコミットするためには、クルー一人ひとりの成長や、スキルアップが必要不可欠であり、個の力が集結することが企業の成長につながります。

。現場のエンジニアの声を吸い上げるだけなら、お客様を担当する営業職でも可能かもしれません。しかし、お客様の要望をお聞きし、実現のために行動することがミッションである営業職は、立場的にエンジニアの意見を聞き入れることが難しいケースがあります。

しかし、それではなかなかエンジニアが育ちません。そんなジレンマを解消するために生まれたのが、ラウンダーです。エンジニアの現場が変わっても担当するラウンダーは基本的に同じ方が付くので、関係構築がしやすいことも特長です。

編集部

GOOYAさんの若手活躍の背景には、ラウンダーの存在が必要不可欠であることがわかりました。ラウンダーとして活躍するには、経験や実績のほか、どのような資質が求められるのでしょうか?

能登さん

エンジニアは技術職専門となるため、独自の課題を抱えていることがあります。また、常駐先のお客様のカルチャーと当社のカルチャーの違いに戸惑いを感じる方もいます。それに対し、フラットな思考でマネジメントできることがラウンダーには求められます。

独自性を持った職種なので、誰もが担える仕事ではありませんが、当社としてはラウンダーの資質を持った人材を積極的に採用すると共に、育成にも尽力するという方針です。

マネジメントスキルを高めるため、評価と切り離してチームリーダーを任命

編集部

エンジニアを企業に常駐させる場合、GOOYAさんはひとつの企業あたり何名の社員を派遣しているのでしょうか?

能登さん

当社では、エンジニアが1人でお客様先に常駐することは少なく、基本的に3名程度で同じプロジェクトを担当することが多いです。プロジェクトの規模によっては、1つの企業に20〜30人ほど常駐することもあります。

編集部

稼働するエンジニアが多くなると、ラウンダーさんはかなり多くの人数を担当することになり、大変な面もあるのではないですか?

能登さん

大規模なプロジェクトの場合、チームリーダーやプロジェクトリーダーをGOOYAのクルーが担うこともあります。

例えば、A社様の中で2〜3つのプロジェクトが進行している場合、当社のエンジニアは数十名が派遣されます。すると自ずと、現場の中に“チームGOOYA”が生まれます。その場合、チームリーダーがクルーを束ね、ラウンダーはチームリーダーに対してのヒアリングをおこないます。

こうすることでリーダーのマネジメントスキルが上がり、より多くのエンジニア未経験者をサポートすることができます。

編集部

プロジェクトリーダーはどのような流れで選出されるのですか?

能登さん

一定の成果を上げ実績を重ねた方や、自ら手を挙げた方を任命する2つのケースがあります。当社の場合、評価制度によってリーダーに昇進し、役職に就いたらそのまま次の現場でもリーダーを務めるのではなく、各プロジェクトの状況によって、適宜リーダーを任命できる制度をとっています。

例えば「業務に慣れてきたからリーダーをやってみたい」「マネジメントをしっかり身につけたい」と挙手した方をリーダーに任命したとします。任命された後はリーダーとして現場を経験するのですが、その中には「マネジメントを一通り経験したので、プレイヤーとして技術がより高い現場を経験したい」というニーズも出てきます。

その際、ラウンダーがエンジニア目線に立ち、そのクルーのために本当に必要な環境は何かを考え、キャリアを形成してあげることも役割の1つです。

編集部

リーダー昇進と評価制度をあえて切り離すことで、現場によって異なるチーム体制に柔軟に対応されているのですね。

先輩クルーによる自主的な勉強会が若手クルーの刺激に

リモートによるGOOYAのキックオフのスクリーンショット
▲毎年期首に行われるリモートによる全社総会では、飲食をしながら今後の方針を共有すると共に、クイズ大会を開催

編集部

GOOYAさんでは月に複数回、さまざまなテーマによる勉強会を開催されていると伺っております。具体的な内容を教えていただけますか?

能登さん

月に2〜3回の頻度で、オンラインでの勉強会を開催しています。内容は多岐に渡り、資格取得向けの勉強会もあれば、未経験者向けのエクセル入門、わかりやすい資料の作り方などさまざまです。講師は現場のクルーが務めています。

勉強会実施は基本、挙手制になっており、現場のクルーの中で意欲的に若手育成に取り組む方が中心となって開催しています。内容についてはラウンダーと相談をしながらターゲットやコンテンツを決め、実践しています。

この取り組みは将来的にリーダーを目指す若手クルーの手本となっており、先輩クルーの活躍を体感できるよい経験になっていると感じます。

編集部

先輩クルーの活躍を見ることで、若手の方は明確なキャリアパスを描くことができますね。意欲的に学ばれる方が多い印象のGOOYAさんですが、キャリアを支援する社員向けのサービスなどはありますか?

能登さん

eラーニングを自由に使えたり、図書の要約アプリの利用ができたりします。このアプリでは、数千冊のビジネス書から毎日新しいものがアップされ、1冊10分ほどで読み終えることができます。新しいアイデアを思いついた時など、すぐ情報が集められる環境を整えています。

挑戦に対し「NO」と言わないのがGOOYA流

編集部

自主性を持った方が活躍されているGOOYAさんでは、若手が挑戦するにあたり、会社としてサポートしていることはありますか?

能登さん

現場のクルーが主導する勉強会をはじめ、基本的にやりたいと手を挙げたことに「ノー」と言わないのがGOOYA流です。「なんでもやりたいことを後先考えずにやってみろ」という乱暴なことではなく、管理職は経験によって培われた多角的な視点を持って、挑戦する若手クルーが失敗しないようなアドバイスをおこなっています。

例えば、エンジニアが営業をやりたいといった場合、もちろん会社として応援しますが、実際はエンジニアは営業経験がないケースが多いので、実業務で困惑することも多々あります。しかし、そういった場合でもしっかりヒアリングをした上で、目標を細かく設定しながらフォローをしています。実際にエンジニアから営業へ異動し、1年でチームリーダーへ任命されたクルーもいます。

編集部

現在、ビジネスソリューション部のチーフマネージャーを務められている能登さんも、ご自身で挙手し、現在のポジションに就かれたのでしょうか?

能登さん

もともと営業のマネージャーを務めていた私は、前職で人事制度や組織設計に携わっていた経験があります。営業リソースにはバックオフィスである業務推進室のフローが切り離せないという考えから自ら手を挙げ、業務推進室の業務を担いました。

また、営業がある程度手を離れた段階で採用部門のマネジメントを希望し、現在は採用をおこなった上で人材の流入を図ることにチャレンジしています。

編集部

能登さんご自身のキャリアからも、チャレンジを後押しするGOOYAさんの文化を垣間見ることができました。

シングルマザーも活躍。家庭環境に合わせた働き方で女性活躍を支援

編集部

次に、GOOYAさんの働き方についてお聞きします。御社は子育てサポート企業として「くるみん(※)」を取得されていると伺っております。具体的な成果や施策についてお聞かせいただけますか?
※くるみん:次世代育成支援対策推進法に基づいた行動計画を策定し、目標を達成するなどの要件を満たした企業を「子育てサポート企業」として厚生労働大臣が認定する制度

能登さん

営業職、内勤職ともに女性が7割を占める当社は、女性の産休育休取得率が約97%と高い水準となっており、希望した時期からすぐに制度を利用することができます。また、保育園や幼稚園に通うお子さんの体調不良による突然のお迎えなど、イレギュラーな中抜けや早退などにも、柔軟に対応しております。

エンジニア職の場合はプロジェクトに依存する場合が多いですが、出社とリモートワークを自由に選択できることもあります。営業職は基本的に出社するクルーが多いですが、家庭の環境など個人の事情に合わせた働き方ができることが当社の特長です。

具体的な事例としては、出社が基本となる営業職のシングルマザーのクルーがいるのですが、お客様との打ち合わせ以外はリモート勤務となっています。エンジニアの中にも、子育てと仕事の両立のため、フルリモートで勤務しているシングルマザーが複数名います。

編集部

出産や子育てといった、女性のライフステージの変化に応じた支援をする企業はたくさんありますが、シングルマザーが働きやすい環境を整えていらっしゃることに、GOOYAさんの社員に寄り添うカルチャーが伺えます。

20代で重要なポジションに。過去には育休を経て社長賞を受賞した社員も!

編集部

女性が多く活躍されているGOOYAさんの子育て支援のほか、女性が働きやすいと感じる社風などがあればぜひ、お聞かせください。

能登さん

男女を問わず、マネジメント職においては自分にとってベストなパフォーマンスを出せる働き方を選択できるようになっています。一般企業で課長代理にあたる当社のアシスタントマネージャーは、クルー全体の半数以上を占める20代が担っており、入社して間もない方を除き、多くのクルーが裁量を持ちながら働いています。

半期の成果が評価の軸となっている当社は、成果が出せるようであれば、1日の働き方や休日の取り方などは個人の判断に委ねています。これにより柔軟な働き方が可能となり、女性の働きやすさにつながっていると思われます。

編集部

なるほど。会社と社員が信頼関係で強く結ばれているからこそ、女性は育児と思い描くキャリアの両立ができるというわけですね。育休から復職され、現在活躍されている女性社員のキャリアパスやエピソードがあれば、ご紹介いただけますか?

能登さん

10年ほど前に新卒で入社した方が、3年前に産休・育休を取得し、復職後は社内の業務効率化を担う部署に配属されました。その後、元エンジニアの知見を活かした提案が評価され、復帰早々に社長賞を受賞したエピソードがあります。このように、復職後もブランクを意識することなく活躍できるのも、当社の特長です。

編集部

復職直後は会社に馴染むのに時間がかかるケースも多い中、GOOYAさんの柔軟性のある働き方や女性活躍を推進するカルチャーによって、社員のみなさんはのびのびと仕事に向き合っているのですね。

エンジニアを目指すならまずは対話を!意欲を持った方を歓迎

GOOYAのビジネスソリューション部 チーフマネージャー・能登さん
▲今回インタビューにお答えいただいた能登さん

編集部

さまざまなバックグラウンドを持った方が活躍されているGOOYAさんですが、採用にあたり、求める人物像とはどのような方でしょうか?

能登さん

当社は前年比130%の売上を目標に掲げています。それを達成するため、能動的に動くことができる人材をスピーディーに育て、社員に還元しているのがGOOYAの特長です。

先ほどお話ししたように、当社が最も重視しているのは”ITに携わりたい”という熱意です。意欲を持ってスキルアップを目指せる方を歓迎します。

編集部

最後に、この記事を読んでGOOYAさんにジョインしたいと思った読者や、エンジニアを目指している方に向け、メッセージをお願いします。

能登さん

現在、“IT”と検索すると、現在注目を集めているAIやクラウド関連の情報、魅力的な求人情報や、未経験からエンジニアになるためのプロセスなどを目にすることでしょう。

今の若い世代の方々は幼少期からネット環境がすぐそばにあり、情報を精査する能力が無意識的に培われています。その半面、マーケティングの領域では、そのユーザー心理を上手く利用して販促活動を行っています。

この記事を読んでいただいている皆さん、特に20代の方々に意識していただきたいのは、見ることで得た情報だけではなく、実際に行動を起こすことで得られる経験が良くも悪くも皆さん一人ひとりに取って正しい情報であるということです。あくまでも貴方が読んだ記事は、書いた人の価値観の中に存在する一部の情報に過ぎません。

今、エンジニアに興味を持っている方は、「考え方に共感できる企業の話を実際に聞いてみる」という行動を取ってほしいなと思います。それがGOOYAであるならとても嬉しく思います。

当社のエンジニアの中には、未経験のフリーターから20代でフルスタックエンジニアになった方や、大手のネットワーク基盤運用チームのリーダーを担っている方がいます。彼らと話をすることで、自分が本当になりたい姿をイメージすることができるはずです。その通過点にGOOYAがあれば、ぜひ、ジョインいただければ嬉しいです。

編集部

未経験者をエンジニアへと育てると同時に、ラウンダーによる万全のフォロー体制によって成長を促すGOOYAさんは、エンジニアのみならず、ジョインする全ての社員がやりがいとモチベーションを持って働ける環境であることがわかりました。

エンジニアを志す方はもちろん、新しいことにチャレンジをしたい方にとっても理想の会社だと思います。本日はありがとうございました。

■取材協力
株式会社GOOYA:https://www.gooya.co.jp/
採用情報:https://www.gooya.co.jp/lp/