若手が活躍できる環境を作り、成長を続けている企業にインタビューする本企画。
今回は、ITや人材、サロン運営などに関するソリューションを提供している株式会社CIN GROUPにお話を伺いました。
幅広い事業領域でビジネスを展開している株式会社CIN GROUP
求人広告や人材派遣などのHRソリューション、サロン運営のコンサルティング、ECソリューション、SNS運用に関するサポート、システム開発など、幅広い事業を展開しているのが、株式会社CIN GROUPです。
同社のパーパスは「社員の想いで事業を創り、日本を世界に誇れる国へ」。さまざまな業界の事業で活躍している社員の想いを結集して事業成長を果たし、自分たちの成長を日本経済の発展につなげていくという姿勢でビジネスを展開しています。
会社名 | 株式会社CIN GROUP |
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住所 | 東京都渋谷区神宮前6-19-13 J-6ビル3F |
事業内容 | ・HRソリューション ・SARONソリューション ・Webソリューション ・ECソリューション ・ITソリューション ・自社メディア運営 |
設立 | 2012年7月 |
公式ページ | https://cin-group.com/ |
同社では多くの若手社員が活躍しています。社員それぞれの適性を判断し、活躍が期待できる環境に配属させることで、社員の潜在能力を引き出しているのです。また、若手の成長をサポートするカルチャーも根付いています。
若手社員の活躍ぶりや働く環境について、経営管理本部人事総務部のTOMOMI.Nさん、広報兼ライターとして多くの社員の声を聞いてきたHIROMICHI.Hさんにお話を伺いました。
異動がもはや”転職”、環境を変えることで活躍する社員も
▲新規事業に飛び込んで飛躍的に成長した男性メンバーYOHEI.Kさん。
編集部
CIN GROUPさんでは多くの若手の社員さんがご活躍されていますが、事例をいくつか伺わせてください。
HIROMICHI.Hさん
若手社員の活躍例としてまずご紹介したいのが、新卒で入社して3年目(2023年12月時点)になる男性社員です。現在はエンジニアを派遣するシステムエンジニアリングサービス(SES)事業で営業を担当していますが、入社当初は求人広告営業を担当していました。全く違う業界に飛び込んだことになります。
SES事業は、弊社の中では新しく立ち上がったばかりの事業です。弊社は「社員の想いで事業を創り、日本を世界に誇れる国へ」というパーパスを掲げており、文字通り社員の想いを大切にしています。ですので、社員の想いがあれば積極的に新規事業の立ち上げを支援する会社なのです。
編集部
なぜ求人広告を担当していた社員さんが全く畑違いのSES事業の営業を担当することになったのでしょうか?
HIROMICHI.Hさん
SES事業を立ち上げた弊社の役員が、その男性社員のことをしっかり見ていて「能力を発揮するだろう」と考えていたためです。
実は、この男性社員は求人広告事業ではなかなか成果をあげられないでいました。理由としては、コロナ禍によって求人広告の需要が低下していたことによるものなので本人の能力の問題とは一概に言えないのですが。
本人としては求人広告の営業でしっかり結果を出したいという思いがあったそうですが、丁寧に説得をしてSES事業の営業を担ってもらうことになりました。
編集部
異動後はどのような活躍をされたのでしょうか?
HIROMICHI.Hさん
男性社員からすれば当初は右も左もわからない状況だったと思いますが、SES事業のビジネスモデルが上手く市場にハマり、少しずつ成果が出てきました。
求人広告の業界は今や市場が飽和状態で、なかなか成果に結びつけるのが難しい部分があったでしょう。ただ、システム業界はニーズも活発でお客様とお話しする機会も多かったようです。本人も徐々に自信をつけてきて、正面から営業をかける以外の手法にも果敢にチャレンジしてくれています。
今ではセミナーや講演会といったアプローチを模索できるだけでなく、AI時代のエンジニアの将来やあるべき姿を見越してエンジニアの育成環境作りにも貢献してくれていますね。結果、この男性社員は2022年の社員総会でMVPを獲得しました。
編集部
この男性社員さんは環境を変えることで活躍されましたが、このように本人の適性を見て移動させるということはCIN GROUPさんで積極的に実施されていることなのでしょうか?
HIROMICHI.Hさん
CIN GROUPには5つほど事業部がありますので、社員それぞれの適性を見て異動させることはありますね。幅広い事業を展開していますので、社内で転職するというイメージです。
今のEC事業部の責任者も、もともとは派遣事業を担当していた社員になります。
編集部
活躍できるフィールドが豊富に用意されているのですね。
入社直後に統括する立場に抜擢、周囲がサポートしながら若手を育てていく
▲D2C事業でオリジナルブランドを統括しているAZUSA.Kさん。
編集部
さきほどの男性の社員さんは新卒で入社された方の事例でしたが、中途で入社された方の事例についてもお聞かせください。
HIROMICHI.Hさん
現在入社6年目の女性社員がいるのですが、この社員はもともとアパレルショップの販売員としてキャリアを積んでいました。
CIN GROUPに入社した後はSNS担当としてECソリューション事業部に配属されましたが、配属直後に前任者の退職があり、急遽弊社の自社ブランドを統括するMDを任されることになったのです。
女性社員からすればSNS運用は前職でも経験があったことですが、MDは初めての経験です。しかも引継ぎ直後に自社ブランドのコレクションが始まるというタイミングで、ECへの商品登録や商品撮影画像の選定など、膨大な初経験の仕事をこなさなければならないという状況でした。
もちろんうまくいかないこともあったようですが、ECソリューション事業部は非常にチームワークに優れた部署だったということもあり、周囲のサポートもあって何とか乗り切れたようです。
編集部
入社間もない方がMDに抜擢されるとは驚きですが、CIN GROUPさんの姿勢として新しいことに挑戦することを推奨しているということでしょうか?
HIROMICHI.Hさん
CIN GROUPにはスタートアップのような状況の事業部もあります。それゆえ、人数が少ないという中でスタートすることも十分ありえます。人数が少ないからこそ、ふとしたことがきっかけでチャレンジが始まることもあるんですよ。
ですので、社員のチャレンジを推奨していますし、たとえ失敗したとしても寛容な態度で社員に向き合っているという会社ですね。
編集部
MDを務めている女性の社員さんにとっても、大きな成長の機会だったように思います。
HIROMICHI.Hさん
MDを務めている女性社員は当初は大変だったと思いますが、成功体験を積み重ねることで大きく成長しています。今ではCIN GROUPが初めて取り組んだD2C事業のディレクターにも抜擢されており、自社オリジナルの4つのブランドを統括するまでになっているのです。
編集部
本人の元々の資質に成功体験が積み重なることで、エースとも呼べるような人材が育っているのですね。
チャンスを数多く与えるという姿勢が若手の成長を後押ししている
編集部
TOMOMI.Nさんは入社されて7年目ということですが、現在はどういったお仕事を担当されていらっしゃるのでしょうか?
TOMOMI.Nさん
私は人事総務部に所属していて、CIN GROUPとグループ会社2社の採用を担当しています。今は一次面接についてトータルで任せていただけていますね。
弊社の事業領域が広いこともあり求める人材像が事業部ごとで異なりますので、そのときの事業部ごとの事情をしっかり把握することを意識しています。
また、メンバーのマネジメントについて任せてもらえるようになりましたので、今まで先輩に教わったことを生かしてメンバーの成長につなげていきたいと考えています。
編集部
入社直後と比べて、一番成長した部分はどこだと感じていますか?
TOMOMI.Nさん
本質的に相手の立場を考えられるようになったというのが、一番成長した部分なのではないかなと感じています。もともと「相手のため」という考えが強いのですが、本当の意味で相手のことを考えられるようになりましたね。
例えば、それぞれの事業部ごとに採用要件を設定しなければならないのですが、事業部長が考えている採用要件がずれていると感じれば、しっかりそのことを伝えられるようになりました。
言いづらいことではありますが、事業部の成長のためには必要なことだと考えているため意見を出させてもらっています。
編集部
TOMOMI.Nさんも含め多くの若手の社員さんが成長されていますが、成長を後押ししているCIN GROUPさんの特徴とは何でしょうか?
TOMOMI.Nさん
HIROMICHI.Hからも話しがありましたが、CIN GROUPはチャンスを積極的に与えてくれる会社だと感じています。私は短大を卒業して20歳でCIN GROUPに入社しましたが、何もわかっていない私にもいろいろなチャンスをくれていたなと振り返ってみて改めて感じます。
編集部
入社してすぐにさまざまな成長機会が与えられるのですね。
加点方式で評価され得意分野を伸ばしていける環境
編集部
CIN GROUPさんの社員さんはどんな雰囲気の方が多いでしょうか?
HIROMICHI.Hさん
月並みな言い方ですが、CIN GROUPの社員はみんな人柄がいいですね。意地悪をしたり他人の足を引っ張ったり、または陰で悪口を言ったりといった方はいません。ですので、人間関係がとても楽だと感じています。
編集部
そこまで人柄のいい社員さんが集まってくるのはなぜでしょうか?
HIROMICHI.Hさん
その理由は、やはりトップにあると思います。どんな組織でも、トップの考え方というのは組織の色として出てくるもの。その点、弊社代表取締役の篠宮(康伸さん)のマネジメントは非常に思いやりのあるスタイルで実践されていると感じます。
篠宮のマネジメントは減点方式ではなく加点方式、苦手な分野を克服させるというよりも得意分野を伸ばしていくという考え方が根底にあります。ですので、社員それぞれがストレス少なく伸び伸びと働きながら評価してもらえる風土がありますね。
特に中途採用で入社した社員であれば、自分のこれまで積み上げたキャリアを最大限に生かせる環境にあるのではないでしょうか。
出勤時間をずらせるスマート勤務制度など状況に合わせて柔軟に働ける
▲ときにはメンバーが集まりバーベキューで交流することも。
編集部
CIN GROUPさんには、社員さん同士の交流を促すための仕組みや制度はございますでしょうか?
HIROMICHI.Hさん
CIN GROUPには部活動があり、趣味を通じて社員同士で交流しています。コロナ禍で一部活動がストップしてしまった部活はあるのですが、現在はバスケ部、アート部、マラソン部が積極的に活動しています。
またゴルフが好きな社員が多いので、部活動ではないものの休みの日に誘い合ってゴルフに出かける社員もいますね。
▲社内では毎月、その月に誕生日を迎える社員と代表取締役CEOの篠宮さんで誕生会を実施している。画像はそのときのチャットのやり取り。
編集部
プライベートでも交流があるほど社員さん同士の仲が良いのですね。働き方についても伺っていきたいのですが、CIN GROUPさんならでは働き方に関連する制度はありますか?
HIROMICHI.Hさん
CIN GROUPにはスマート勤務制度というものがあります。弊社は午前10時から午後7時が定時なのですが、例えば午前9時から午後6時、午前8時から午後5時といったように、社員の希望に合わせて出勤時間をずらせる制度となっています。
このスマート勤務制度は固定されるものではなく、例えば「飲みに行きたいから早く帰りたい」「子どもの学校の用事がある」といったように、その時の事情に合わせて出勤時間を決められます。
それ以外にも自分の仕事の状況によって柔軟にリモートワークも可能ですし、女性が多い部署もあるため産休育休はしっかりと取ってもらって、復帰いただくようにしています。
編集部
社員さんのライフステージやその時々の都合に合わせて柔軟に働くことができるのですね。
自分をブラッシュアップする意欲を持った人材を歓迎
▲篠宮さんの目標は「所属しているメンバーが、家族・友人に誇れるような会社を創ること」で、そのための制度・環境づくりに取り組み中。
編集部
最後に、CIN GROUPさんに興味を持っている方に向けてメッセージをお願いいたします。
HIROMICHI.Hさん
CIN GROUPは設立して10年ほど経っている会社ですが、まだまだ伸びしろがあると思っています。自分の力で組織づくりや事業作りに取り組んでみたい方、または将来的に自分で事業を始める力を身に付けたいという方にはぴったりの職場です。
チャレンジ精神旺盛な方のご応募をお待ちしております。
TOMOMI.Nさん
CIN GROUPに向いているのは、自分をブラッシュアップする意欲にあふれた方です。決してお金のことばかりをいうわけではありませんが、わかりやすく表現すると30万円の給料をもらって満足する人ではなく、もっとがんばって35万円、40万円を狙っていく方が向いているでしょう。
もし今の時点で夢や目標を持っていなかったとしても安心してください。「この人と一緒に働いたら楽しそう」「こんな人になりたい」「この業界がおもしろそう」など、弊社に興味を持っていただくきっかけは何でもいいと思っています。
意識高く働いているメンバーばかりですので、なりたい自分像に向かって一緒に成長できたら嬉しいです。
弊社には、成長するモチベーションを見つけていけるような環境が整っています。半年に一度自分で目標を立て、振り返る機会もありますし、評価制度も整っています。モチベーション高く成長していきたいという方を歓迎したいです。
編集部
チャレンジする気持ちと成長し続けたいというモチベーションがある方にとって魅力あふれる環境だと感じました。本日はありがとうございました。
■取材協力
株式会社CIN GROUP:https://cin-group.com/
採用ページ:https://cin-group.com/recruit/