家族でキャンプ、仕事でチャレンジ。茅ヶ崎市役所の湘南ライフな働き方

働く人たちのワークライフバランスを大切にし、女性・若手が活躍できる職場づくりを進めている企業や自治体にインタビューする本企画。今回は、神奈川県茅ヶ崎市にお話を伺いました。

海・自然が豊かで、都心へのアクセスも良い湘南・茅ヶ崎市

相模湾に面し、夏には地元出身のあの人気バンドにちなんだ「サザンビーチちがさき」が海水浴客で賑わう神奈川県茅ヶ崎市。街全体が湘南ならではののんびりしたムードに包まれています。面接重視の独自の採用試験を実施しており、男女ともに民間企業でのキャリアを持つ多様な人材が活躍しています。

会社名 神奈川県茅ヶ崎市
住所 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
公式ページ https://www.city.chigasaki.
kanagawa.jp

今回は、茅ヶ崎市経営総務部職員課主査の関根麻衣子さん、茅ヶ崎市経営総務部資産経営課主事の望月涼太さんに、茅ヶ崎市役所のワークライフバランスを大事にする働き方や、女性・若手職員が活躍できる組織や文化などについて、お話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
茅ヶ崎市経営総務部職員課主査の関根麻衣子さん

茅ヶ崎市 経営総務部 職員課 主査

関根 麻衣子さん

茅ヶ崎市経営総務部資産経営課主事の望月涼太さん

茅ヶ崎市 経営総務部 資産経営課 主事

望月 涼太さん

民間企業の営業職から転職。家族との時間を大事にできる生活に

茅ヶ崎市役所資産経営課で市民対応を行う、資産経営課主事の望月涼太さん
▲資産経営課の窓口で、市民対応の仕事を行う望月さん

編集部

まず、お二人の経歴からお伺いしたいと思います。関根さん、望月さんは、いつ茅ヶ崎市役所に入庁されたのでしょうか

関根さん

14年前に入庁しまして、部署は今の経営総務部職員課で4カ所目です。7年前から配属されているのですが、産休・育休を2回取得しているので、実働としては3年半ぐらいですね。

編集部

着実にキャリアアップされながら、子育てもお忙しい時期ですね。

望月さん

私は2023年10月から茅ヶ崎市役所に入りまして、資産経営課に配属されています。

編集部

望月さんは入庁から半年足らず、新人職員としてお忙しい時期ですね。茅ヶ崎市役所で働く前は、どういった仕事をされていたのでしょうか。

望月さん

新卒で食品関連企業に入社しまして、名古屋支店に配属されて4年間勤めました。仕事の内容は法人営業です。その後、教育関連の企業に転職をして8年間勤務したので、茅ヶ崎市役所は3つ目の職場になります。

編集部

茅ヶ崎市役所に転職を決めたきっかけは何だったのでしょうか。

望月さん

教育関連の企業で横浜・湘南エリアを担当していた縁もあり、2022年に同県内の茅ヶ崎市にマンションを買ったんです。ところがマンションを買った3カ月後に福岡に転勤になったので、家族と離れて単身赴任をすることになってしまいました。

編集部

茅ヶ崎と福岡だと、かなり距離が遠いですね。

望月さん

遠かったですね。子どもが生まれたばかりだったのですが、子どもと過ごせる時間が月に4〜5日程度という生活になってしまいました。

教育に携わる仕事をしているのに、自分自身は自分の家族と一緒にいることができない、と葛藤を覚えたことが、転職を考えるきっかけになりました。家族の存在は大きいですね。

編集部

子育てをしたい時期に、仕事のために離れざるを得ないのはつらいですよね。

望月さん

さらに、私が単身赴任をしていると、妻が仕事に復帰できない、ということも転職を考えた大きな理由です。今後、子どもが大きくなっていくことを考えて、妻のキャリアを応援したいという気持ちもありました。

編集部

子どもと奥さん、家族みんなのために茅ヶ崎市役所への転職を決めたんですね。転職した現在、働きやすさを実感することはありますか。

望月さん

入庁してまだ3カ月ぐらいなのですが、自分の家庭の状況や転職の経緯を職場の同僚や上司にはオープンに話しています。隣の席の先輩から「子どもがいるでしょ!早く帰っていいよ!」などと言っていただけて、とても働きやすいですね。

子育て中の同年代の職員も多いので、幼稚園のことなど育児が共通の話題になっています。

編集部

職場全体で、ワークライフバランスを大事にする気風があるんですね。

望月さん

妻は今、フリーランスとして在宅ワークをしているので、お互いに子育てを分担しています。子供と妻と過ごせる時間は各段に増えましたし、妻も仕事をスタートしていきいきしているので、茅ヶ崎市役所に転職して良かったと思っています。

茅ヶ崎市役所では女性職員の比率が高く、多様な職種で活躍中

茅ヶ崎市経営総務部職員課で電話対応を行う主査の関根麻衣子さん
▲職員課で電話対応を行う関根さん

編集部

関根さんが所属している職員課の業務内容を教えてください。

関根さん

課全体としては、人事や給与計算のほか、職員のメンタルヘルス等の対応も業務内容に含まれます。私が所属している人財育成担当では、採用や職員研修、人事評価などを担当しています。さらに、職員の休暇制度の整備や女性活躍のための取り組みも行っています。

編集部

職員の皆さんの働き方を支える部署なんですね。

関根さん

子育てや介護、家族の看病などの休暇制度が整っているので、その制度がもっと使いやすくなるよう、周知しています

編集部

制度を整えるだけでなく、もう一歩進んで、周知・活用するところまで支援されているのですね。

関根さん

人財育成担当としての最大のミッションは、市民のために活躍できる職員を育てること、職員が成長していくことで、よりよい組織を作ることなので、職員一人一人の働き方、キャリアアップを支えるのが大きな仕事です。

編集部

茅ヶ崎市役所さん独自の特徴はありますか?

関根さん

茅ヶ崎市役所は、同県内の自治体の中でも女性職員の比率が高いんです。女性が活躍している、女性が働きやすい職場環境だと私自身も実感しています。

編集部

どのような部署で女性が活躍しているのでしょうか。

関根さん

配属先は、事務であればすべての部署が対象となり、どの部署でも活躍しています。事務の他にも保健師や保育士、建築や土木の分野にも女性職員がおりまして、それぞれが得意分野を活かして活躍しています。

民間企業でのキャリアを持つ中途採用の女性職員も多いので、いろいろなバックボーンを持った人たちがアイデアを出し合えるのは、茅ヶ崎市役所のいいところだと考えています。

2回の育休・産休を取得。復帰後は時短勤務を活用し、子育てと仕事を無理なく両立

茅ヶ崎市役所内でテレワーク用の端末で作業する関根麻衣子さん

編集部

関根さんご自身も、民間企業でのキャリアがおありで、現在は子育てをしながら仕事をしていらっしゃると伺っています。お子さんたちは、今何歳ぐらいですか。

関根さん

上の子が2018年、下の子が2021年に生まれたので、その前後に産休・育休を取得しました。子どもたちは、もうすぐ3歳と5歳になります。

編集部

ちょうど育児が大変な時期だと思うのですが、育児と仕事を両立する上で、どのように時間調整をしているのでしょうか。

関根さん

部分休業という時短勤務制度を活用しています。1日2時間までの休業が取れる制度で、朝1時間遅く出勤する、夕方1時間早く退庁するなど、朝と夕方にとっている職員が多いです。どちらかに寄せることも可能で、各家庭の生活スタイルに合わせて時短勤務をすることができます。

編集部

朝夕のどちらを子育ての時間とするか、自分で調整できるんですね。

関根さん

私の場合は、朝30分の部分休業を取得して、午前9時始業にしています。朝は保育園に子どもたちを送ってから、ゆっくり出勤できるので助かっています。夕方は定時の午後5時15分まで働いて、6時までに保育園にお迎えに行く生活です。

編集部

部分休業を取る方は、庁内に多くいらっしゃるのでしょうか。

関根さん

男女を問わず、子育て中の職員は部分休業を活用することができます。私は職場と家が近いこと、夫も公務員で融通が利くこともあって朝30分の利用ですが、中には朝10時半の出勤にしたり、3時半過ぎに退庁したりする職員もいますよ。一番多いパターンは、午前9時頃に出勤し、午後4時半頃に退庁するというパターンが多い印象です。

編集部

柔軟に勤務体制が選べるんですね。

週1回のテレワークを活用し、事務作業を効率的にこなす

編集部

茅ヶ崎市役所の皆さんの働き方について、改革が進んでいる例はありますか?

関根さん

茅ヶ崎市役所でも、コロナ禍でテレワークがかなり進みました。柔軟な勤務体制が認められるようになってきたと実感しています。

私も週1回はなるべくテレワークをして、事務作業を集中的に捌くようにしています。市役所の仕事はサービス業的な側面もあるので、多くの部署は、事務作業をしながら窓口・電話対応もする必要があるんです。

編集部

週に1回テレワークをすることで、効率的に事務作業を進めることができるのですね。

関根さん

逆に言えば、庁内に残っているメンバーに窓口・電話対応の負担がかかってしまうので、テレワークをするときはお互いに「ありがとう」と言う気遣いはしています。

職場内に子どもがいるメンバーが多いので、テレワークを活用して、時間をうまく使っています。子どもが熱を出したときなどは、一時的に在宅勤務をすることもできますよ。

編集部

茅ヶ崎市役所での働き方も、時代に合わせて変化しているんですね。

電子申請の増加で業務を効率化。チーム全体で仕事をフォローし合えるスタイル

茅ヶ崎市役所職員の望月さんと関根さん
▲市民の方も利用できる本庁舎2階の屋外スペース

編集部

市民の皆さんに対する行政サービスの効率化も進んでいるのでしょうか。

関根さん

近年、電子申請による対応がかなり増えているので、効率化が進み、利便性が高まっています。公共サービスとして、デジタルに対応できない方への配慮も必要なのですが、例えば職員向けの調査や採用試験などの分野は、電子化し、効率よく進められる方法へ切り替えているところです。この流れは、今後も続いていくと思います。

編集部

デジタル技術を活用した効率化が、これからも進んでいく見込みなんですね。民間企業から転職したばかりの望月さんとしては、茅ヶ崎市役所での仕事の進め方についてどう感じていらっしゃいますか。

望月さん

非常に働きやすい人員配置がなされている、と思います。前職では、「自分の担当業務は全て自分でやる」という体制だったので、自分の代わりがいないプレッシャーがありました。茅ヶ崎市役所では、私が休みを取ったときは他の方が業務をバックアップできる体制になっていて、民間企業との違いを感じました。今、職場内で休みを取っている上司がいるのですが、これも他のメンバーでしっかりフォローできています。

編集部

個人に仕事が集中するのではなく、部署全体で助け合いながら業務を遂行していくスタイルなのですね。

望月さん

あとは、前職でも前々職でもフレックスタイム制度など柔軟に働ける制度は導入されていたのですが、勤務時間外で家にいても社用PC・スマホでの対応が求められていたので、仕事とプライベートの境目があいまいになっていました。茅ヶ崎市役所ではそういったことはないので、個人的な感想で恐縮ですが、これも働きやすいポイントだと思います。

編集部

確かに、仕事とプライベートを分けるためには、制度だけでなく働く人たちの体制も重要ですよね。茅ヶ崎市役所では、勤務時間内にきっちり効率よく働けるんですね。

湘南・茅ヶ崎ならでは、のんびりしたカルチャーは庁内にも

茅ヶ崎市役所のクールビズ期間に着られるアロハシャツと市のオリジナルキャラクターえぼし麻呂
▲茅ヶ崎市役所のクールビズ期間では「アロハビズ」でアロハシャツを着用

編集部

茅ヶ崎市役所で働く皆さんのカルチャーも伺いたいと思います。茅ヶ崎市役所ならではの特徴はありますか。

関根さん

クールビズ期間に、職員がアロハシャツを着て勤務をする「アロハビズ」があります。2003年から行ってます。

編集部

さすがは湘南・茅ヶ崎という取り組みですね。どういった狙いがあるのでしょうか。

関根さん

冷房使用を控えて環境に配慮すること、「茅ヶ崎の夏」をゆったりと楽しむ意識を持つこと、さらには茅ヶ崎市の商業・観光活性化に寄与することが目的です。2014年には、ハワイのホノルル市と姉妹都市となり、さまざまな取り組みもしています。

望月さん

私も茅ヶ崎市在住なので、職員の方がアロハシャツを着ていることは知っていました。10月1日に入庁した時点ではアロハシャツの用意ができていなかったので、ひとまずワイシャツで仕事をしました。

編集部

全国的にもユニークな文化ですよね。職員さんの気風について、望月さんはどう感じていらっしゃいますか。

望月さん

とても温かい雰囲気だな、と感じています。入庁したばかりなのでわからないことが多いのですが、どの先輩も忙しい中にもかかわらず、こちらが質問をしたことに対してちゃんと時間をとって丁寧に教えてくれます。

関根さん

職員同士のコミュニケーションの話で言えば、クラブ活動が盛んなことも茅ヶ崎市役所の特徴のひとつだと思います。職員数が約2,200人と大きな組織なので、交流する機会のない他部署の先輩も多いのですが、クラブ活動を通じて楽しくコミュニケーションができます。

編集部

関根さん、望月さんもクラブ活動に参加されているんですか。

関根さん

最近はあまり参加できていないのですが、私自身はテニス部に入っています。入庁するといろんな先輩が勧誘をしてくれるんですよ。もちろん入っていない人は別の方法でコミュニケーションを取れますので、そこは心配しなくても大丈夫です。

望月さん

私は野球をやっていたので、野球部があれば入部したいです。キャッチボールの相手がいるだけでも毎日が楽しくなると思います。子どもがもう少し大きくなったら、いろいろやってみたいですね。

編集部

確かに、社会人になってからだと、休みの日にちょっとスポーツをしたくても相手を見つけるのが大変なので、クラブ活動が盛んだといいですね。

道の駅が新設予定。キャンプ場やレストランで、家族と素敵な時間を過ごせる

サザンビーチちがさきのシンボル

編集部

茅ヶ崎市の魅力について伺いたいのですが、おすすめのスポットはありますか。

関根さん

2025年に、圏央道の茅ヶ崎海岸IC出口の近くに道の駅「湘南ちがさき」が完成する予定です。茅ヶ崎の名産品なども数多く扱う予定なので、とても楽しみなスポットです。

編集部

道の駅が新設されると、ますます市全体が活性化しますね。

関根さん

道の駅「湘南ちがさき」の近くには「ちがさき柳島キャンプ場」という人気のキャンプ場がありまして、個人的にはそこもおすすめです。私は「ちがさき柳島キャンプ場」から自転車で10分のところに住んでいるのですが、子どもたちと泊まってキャンプをしたこともあります。海の近くで、テントサイトやログキャビンがあります。

茅ヶ崎のシンボルであるえぼし岩とその後ろに見える富士山
▲えぼし岩と富士山。地元の人のみならず、多くの観光客が訪れる

編集部

海辺で家族や友人とキャンプ、憧れますね。望月さんはいかがですか。

望月さん

私は茅ヶ崎に移住してきて間もないのですが、市内に個人経営のおいしい飲食店がとても多いことが気に入っています。この前のクリスマスも、妻が街歩きをして発見したレストランで素敵な時間を過ごしました。お店も、街全体も、アットホームな雰囲気が魅力だと思います。

編集部

やはりイメージ通り、湘南エリアはのんびりゆったりした雰囲気なんですね。近所のお気に入りのレストランで家族と特別な時間を過ごすのは、最高ですよね。

面接重視の採用試験でチャレンジできる人材を採用

茅ヶ崎市役所本庁舎の前でポーズを取る、茅ヶ崎市役所職員の関根さんと望月さん
▲茅ヶ崎市役所本庁舎前にて。手のポーズはChigasakiの「C」

編集部

茅ヶ崎市役所の採用に関する考え方を伺いたいと思います。関根さん、採用を行うときに重視するポイントを教えてください。

関根さん

茅ヶ崎市役所では面接重視の採用試験を行っています。今でこそ法律等の公務員専門の試験をやらない自治体は多くなっていますが、茅ヶ崎市では平成18年ぐらいから先駆的にスタートし、自分の考えをしっかり出せる人を採用しています。

言われたことだけやって業務を終えるのではなく、自らのスキルや前職で得た経験を活かして、市役所を変えていける意欲・能力のある方と一緒に働きたいと考えています。

編集部

面接重視の採用をスタートした理由としては、どういった背景があるのでしょうか。

関根さん

行政サービスの変化が大きな理由かと思います。私が入庁したのは15年近く前ですが、特に近年は、かなり早いスピードで仕事のやり方を変えなくてはいけない状況になっています。

変革していくことに対して、上司も「やってみなよ」と言ってくれる風土、チャレンジする人を評価する風土があるので、民間企業で働いてきた経歴がある方に、スピード感や経験を活かしていただきたいと期待しています。

編集部

望月さんは、実際に中途採用者として面接試験に臨まれたと思うのですが、どういった印象でしたか。

望月さん

採用面接では、これまでの私の経験についてかなり質問をしていただいて、こちらも具体的なエピソードをたくさんお話できました。面接官が自分の性格や経験を見たいんだな、という印象を受けましたね。

編集部

ペーパー試験の点数よりも面接で性格や経験をじっくり見ていく、まさに面接重視の採用試験ですね。

「茅ヶ崎の街が好き」という想いが、茅ヶ崎市職員としてのやりがいにつながる

茅ヶ崎市役所庁舎前に座る、望月さんと関根さん
▲茅ヶ崎市役所庁舎は建て替えたばかりでとてもきれい

編集部

それでは最後に、この記事を読んで茅ヶ崎市役所に興味を持った方に対して、お二人から採用に関するメッセージをいただきたいと思います。

関根さん

茅ヶ崎市のことを「いいな、この街に興味があるな」と思っていらっしゃる方に、ぜひ茅ヶ崎市役所を職場の選択肢のひとつに入れていただけると嬉しいです。

私自身が転職活動するとき、実は公務員になろうという考えはなく、茅ヶ崎市とのつながりも特にありませんでした。「ちょっと海の近くに住んでみようかな」という軽い気持ちで興味を持ったのがきっかけだったのですが、今はとても楽しく働いています。

なぜ茅ヶ崎が好きな人が市職員に向いているのかと言うと、茅ヶ崎市役所での仕事というのは、どこの部署に行っても、最終的には「この街をどうしたいのか?」と考え続けることが大事になるからです。

茅ヶ崎の街に興味を持っていただける方なら、楽しく働けると思いますし、子育てにも、家族で住むにも、おすすめの街です。さらに職場としても、働きやすい制度が整っていますので、ぜひご応募お待ちしています。

編集部

茅ヶ崎の街を好きな気持ちが、茅ヶ崎市役所の仕事を進めていく上で大事になるということですね。

望月さん

私も今、「茅ヶ崎のために、地域のために働く」ということが大きなやりがいになっているので、関根さんの意見に賛成です。

私は食品関係の法人営業をしていたときは、例えばコンビニやスーパーに自分が担当していた商品が店頭に並んでいるのを見ること、さらにその商品を買ってくださるお客様の姿をみることが仕事のやりがいでした。次の教育関係の仕事では、自分が働くことによって子ども達の将来の選択肢が広がること、子どもたちの未来に関われるところにやりがいを感じていました。

現在の茅ヶ崎市役所職員の仕事は、茅ヶ崎市民の皆さんに「いい街だな、住んでいてよかったな」もしくは「茅ヶ崎に住んでみたいな」と思ってもらえるようにすることが目的だと理解しています。民間企業で感じたやりがいに比べて、市役所の仕事でのやりがいはとても範囲が広いので、私としては集大成というか、ライフワークとしてこの仕事を選ぶことができて良かったと思っています。

この地域のために働きたいと思った方は、ぜひ茅ヶ崎市役所を転職先のひとつとして、検討してみてください。

編集部

茅ヶ崎の街のために、市民の皆さんのために働く仕事だからこそ、他の企業や自治体では味わえないやりがいがあるわけですね。お二人の温かい「茅ヶ崎愛」、そして自分から楽しく仕事に取り組むポジティブさを感じました。本日は、どうもありがとうございました。

■取材協力
神奈川県茅ヶ崎市:https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp
採用ページ:https://public-connect.jp/employer/66