少数精鋭のECコンサル「株式会社ボトルシップ」は若手が爆速で成長できる好環境

今まさに成長中であり、若手メンバーがいきいきと活躍している企業を紹介する本企画。今回は、ECコンサルティングを軸に、運営代行・物流倉庫・制作などECサイトの運営を一貫してサポートしている株式会社ボトルシップに、インタビューを実施しました。

EC事業のコンサルティング全般に強い株式会社ボトルシップ

株式会社ボトルシップは、国内外のネットショップ事業者の売上を上げるために、コンサルティングを行っている会社です。

コンサルティングに加えて、ECサイトの運営代行やクリエイティブ制作、物流に関することなど、ネットショップの関連業務を一貫して行っており、8社のECモール系年間売上TOP受賞を達成するなど、実績を残しています。売上も毎年150%アップを継続中で、躍進を続けています。

会社名 株式会社ボトルシップ
住所 東京都練馬区高野台3-7-13
事業内容 ・ECコンサルティング
・EC運営代行
・クリエイティブ制作
・物流支援
設立 2017年5月
公式ページ https://www.bottleship-consulting.com/
働き方 フレックスタイム制度(コアタイム11:00-18:00)

今回は、代表取締役の佐山陽介さん、コンサルティングチームの鈴木貴浩さんに、国内外のクライアントからEC事業を任されている理由、若手が成長できる社内環境についてお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社ボトルシップの代表取締役の佐山陽介さん

株式会社ボトルシップ
代表取締役

佐山 陽介さん

株式会社ボトルシップのコンサルティングチーム コンサルタントの鈴木貴浩さん

株式会社ボトルシップ
コンサルティングチーム
コンサルタント

鈴木 貴浩さん

マーケティングからバックヤードまで、広範囲にEC事業を支援

株式会社ボトルシップのウェブサイト
▲株式会社ボトルシップのウェブサイトトップページ(公式サイトから引用)

編集部

まず初めに、ボトルシップさんの事業内容を教えてください。

鈴木さん

当社はECのコンサルティング運用代行全般を行っている会社です。ECのコンサルティングというと、マーケティングや制作の作業部分などに特化している会社が多いのですが、ボトルシップは少人数ながら広い守備範囲があるところが一番の特徴だと思います。

佐山さん

クライアントの売上をアップさせることがメインの目的ですが、その提案の中で、制作やディレクションなどの不足部分をフォローしたり、最終段階までこちらで引き受けたりということをしています。例えばクライアント側で注文された商品が出荷できない場合は、私達が提携している物流倉庫会社さんにフォローをお願いすることもあります。

フロント業務と言われているマーケティングの攻めの部分から、実際に商品を流通させていくためのバックヤードの部分まで、一気通貫での対応が可能です。

編集部

クライアントにとっては、EC事業に関する困りごとは、何でもボトルシップさんに相談・解決してもらえるメリットがあるわけですね。

鈴木さん

代表の佐山は楽天でECコンサルタントをしていたので、マーケットを読む力、売上アップのための実行力が強いんです。実際に出店する店舗さんと試行錯誤をしながら売上を作ってきた実績があるので、常に具体性を持って話を進めることができるところも、ボトルシップの強みになっています。

編集部

現場での豊富な経験が、的確なコンサルティングにつながるわけですね。ボトルシップさんのクライアントは、どのような業種の方が多いのでしょうか。

佐山さん

多種多様です。飲食店もあれば、お寺の住職の方もいますし、インテリア系の会社もあります。アメリカを代表するアウトドアウェアのブランドもクライアントです。

事業規模も、これから実績を作る段階の会社もあれば、月5億円の売上を持っているクライアントもいて、いろいろです。

編集部

まさに多種多様、どんな会社さんでもサポートができるんですね。

売上約2倍増と急成長中、クライアントに対する丁寧な対応が特徴

株式会社ボトルシップの業務風景

編集部

ボトルシップさんの売上について教えてください。

佐山さん

2022年の売上は3,400万円ぐらいなのですが、前期では6,500万円となったので、売り上げベースは約1.8倍に伸びています。社員数は、2023年11月からは5人体制となります。

編集部

売上が倍近く成長しているのはすごいですね。どういった背景があるのでしょうか?

佐山さん

コロナ禍でネット流通が盛んになったことは、大きな追い風になりました。コロナ禍が明けた後も売上が下がることはなく、むしろニーズは増えてきている状況です。

編集部

EC業界全体の活性化もあって、躍進しているんですね。ECコンサルティング会社が数多くある中で、ボトルシップさんがクライアントから支持をいただいている理由を教えてください。

佐山さん

クライアントとのコミュニケーションを丁寧に取るようにしています。ほとんどのクライアントと週に1回はミーティングをしていますし、チャットや電話での連絡も毎日のようにしています。日常的に進捗を管理して、ああでもない、こうでもないと、売上をアップするため協議をしているので、クライアントとの関係性は自然と深くなります。

編集部

クライアントとの関係が深まることで、コンサルティングの質も上がるということでしょうか。

佐山さん

いわゆる、かゆいところに手が届く対応ができていると思います。商品の画像をちょっと明るくしたり、サイトの文言を微妙に修正したり、という本当に細かいところまで、売上をアップするための手段を一緒に考えています。

例えば、「楽天のあす楽(翌日配送のサービス)を設定するのか、しないのか」といった各モールの設定もEC事業では重要です。設定する際の注意ポイントもいろいろあるので、ケースバイケースでアドバイスをしています。

編集部

クライアントとの距離感が近いことによって、より具体的な相談ができるんですね。売上のアップをするためのコンサルティングの実例を教えていただけますか?

佐山さん

今一緒にお仕事をさせていただいている、あるクライアントは、本業はBtoBなのですが、EC事業でBtoCの売上を伸ばしたい、ということで私たちがコンサルティングの依頼をお受けしました。

業務用の商品というのは、売り方を工夫しないと一般の消費者には買っていただけません。そういったときに重要なのが「どういう商品が一番売れているか」というデータです。

例えばマスクを販売する場合、立体型で洗って使えるタイプもあれば、プリーツ型で使い捨てのものもある。その中で、ガーゼが2層なのか3層なのかで売り上げが全然変わってくることもあります。そういった細分化している状況に応じて、どのマスクが一番良いのかということを考えるんです。

そして、カテゴリー別にデータを出す、ランキングを参照するなど、「どうすれば商品が売れるか」を見極める作業をしています。こちらで分析したデータは、基本的には週1回のミーティングでフィードバックをしています。

編集部

トレンドを逃がさないこと、共通認識を持つことで、二人三脚のようにコンサルティングを進めているんですね。

日本のマーケットに進出する、海外クライアントからの依頼も増加中

編集部

ボトルシップさんは、海外への事業展開について何か展望をお持ちでしょうか。

佐山さん

海外のクライアントに対して、日本のマーケット進出をお手伝いするケースが多くなってきました。2023年現在では、ドイツ、香港、インドの会社をサポートしていまして、今後も増えていく予定です。

こちらから開拓したというよりも、海外クライアントから直接お問い合わせをいただいて、サポートをスタートすることが多いですね。

編集部

海外の企業は、ボトルシップさんのどういった点に着目をされているのでしょうか。

佐山さん

日本で一番大きいマーケットプレイスは楽天なので、海外のクライアントも楽天を重視しています。「楽天に進出するためのスペシャリストで、かつ英語対応ができるコンサルティング会社とパートナーを組みたい」と考える海外企業が、当社を選んでくださっています。

編集部

日本のマーケットに精通していて、言語的な対応もできるコンサルティング会社が求められているんですね。

佐山さん

あとはやはり、一気通貫で何でもお引き受けできる点が大きいと思います。最初から最後までお任せしたい、という形でお話をいただくことが多いですね。

入社後すぐ、コンサルティングの実践の場で成長機会が得られる

株式会社ボトルシップの社内OJTの様子
▲株式会社ボトルシップでは、少人数ですぐに先輩のサポートが受けられる

編集部

ボトルシップさんのメンバーについて、人数と年齢構成を教えてください。

佐山さん

2023年11月現在、メンバーは5人になりました。1人は20代で、あとは全員30代です。平均年齢でいうと31~32歳ぐらいだと思います。

編集部

20代、30代前半の若手の方が主力となっているんですね。入社してからは、どのような業務に就くのでしょうか。

佐山さん

入社してすぐに、すでに契約しているクライアントの担当になってもらうので、コンサルタントとして業務をイチから学ぶことができます。

もちろん、クライアントとやりとりをする上で、私や先輩社員からアドバイスやサポートはきっちりします。少人数で、隣同士で働いているのでわからないことはすぐに聞けますし、ミーティングに同席して後からフィードバックをする、という形のOJTも多いですね。

鈴木さん

担当はクライアント単位となるので、ECモールで言えばAmazonも楽天も全て経験できます。入社した瞬間に幅広い業務範囲が与えられるので、いわば「成長の機会しかない」という状況だと思います。

EC業界未経験者のためのeラーニングカリキュラムあり、OJTも充実

株式会社ボトルシップのウェブサイトで公開している自社メディア
▲株式会社ボトルシップでは、ウェブサイト上でECサイトの運営ノウハウを発信している(公式サイトから引用)

編集部

別の業界からボトルシップさんに転職した方など、ECコンサルタントとして経験が浅いメンバーは、どのように基礎知識を勉強しているのでしょうか。

佐山さん

経験ゼロからでも業務が覚えられるように、eラーニングのカリキュラムを作っています。ボリュームとしては、半月ぐらいで修了できるものを用意しています。

編集部

eラーニングで基礎を学びながら、実践で成長していくイメージですね。

鈴木さん

業務で使っているチャットのコミュニケーションをオープンにしているので、クライアントに対してメンバーがどういうコミュニケーションを取っているかを見える化しています。チャットを見ることで、先輩メンバーの生きたノウハウを学ぶことができます。

社内のコミュニケーションでもチャットワークを活用しているので、気になることがあればすぐに質問をして、教えてもらえる環境ですよ。

編集部

未経験の方、これから学びたいことが多い方にとって、インプットの機会を豊富に用意しているんですね。

コンサルティングニーズの高いEC事業の分野で、「売れる」スキルを身に付ける

株式会社ボトルシップのセミナー案内
▲株式会社ボトルシップでは、EC事業に関するセミナーも開催している(公式サイトより引用)

編集部

ボトルシップさんで働くことで、どのようなキャリアを身に付けることができるのでしょうか?

佐山さん

EC事業はマーケットとして規模が大きいので、多くの企業にとって魅力があり、コンサルタントの需要も高まっています。しかし、SEOやSaaSなど他のWebのコンサルティングと比べると、EC事業のコンサルティングというのは一番難易度が高いんじゃないか、と私自身は思っています。

「売れるか、売れないか」ということが売上という数字で出てくるので、とてもシビアです。売れたら成功、売れなかったら意味がない、と白黒はっきりしているので、一般のWebコンサルタントはあまり手を出したがらない領域でもあります。

シビアな世界であると分かった上で、ECモールを駆使して売り上げを伸ばすことに挑戦したい方には、ボトルシップでコンサルタントとしてキャリアを積むことは価値があると思います。あるいは将来的には自分でECサイトを立ち上げて事業をやりたい方にとっても、かなり有利なキャリアとなるのではないでしょうか。

鈴木さん

コンサルタントの仕事は、実体験が伴わないと一般論に落ち着いてしまうパターンもあるのですが、それだとクライアントへの提案が具体性に欠けるものになってしまうんですよね。

その点、ボトルシップは手を挙げたら何でも実践させてもらえる環境がありますし、実践を重視してコンサルティングをしていく代表の考えやノウハウも近くで学べるので、売上をアップさせていく、実のある経験を積むことで、コンサルタントとして成長できると思います。

編集部

ボトルシップさんでは、ニーズが高いEC事業の現場で、実際に売上をアップして勝ち抜いていくノウハウが学べるということですね。

クライアントワークだから、ヒューマンスキルとビジネススキルが同時に学べる

編集部

成長したい若手が学ぶ環境として、EC業界ならではの特色は何かありますか?

佐山さん

クライアントワークという点は大きな特色のひとつだと思います。スムーズにいくクライアントさんもいれば、ちょっとしたきっかけや鶴の一声で全部やり直し、というパターンもどうしてもあります。

担当コンサルタントとして対応していく以上、どんな事態になっても進行させていくメンタルが必要になりますし、最短距離で目標を達成するために何をするべきか、頭の中で計算する習慣も身に付きます。さらに、費用、目標売上という数字の目標達成も同時に進めていくので、ヒューマンスキルとビジネススキルがハイスピードで身に付く環境にあると思います。

編集部

うまくコミュニケーションを取りながら、事業を進めるスキルが身に付くんですね。

佐山さん

さらに、ECサイト事業というのは売り上げに直結するサービスなので、社長や部長など、相手企業の要職の方と相対することが多いんです。そうすると、コンサルタントの提案次第で「在庫を何百万円分、こちら側に分配しましょう」とか「広告予算を1,000万円増やしましょう」と話が広がることも日常的にあります。

編集部

自分の提案がカギとなって社長案件や大きな規模の仕事にも携わることができる点も、多くのことを学べる魅力のひとつですね。

パフォーマンス重視のため残業はしない方針、副業もOK

株式会社ボトルシップの勤務風景

編集部

ボトルシップさんのメンバーの働き方について伺いたいと思います。どのような勤務体制なのでしょうか。

佐山さん

フレックスタイム制を取っていて、コアタイムは11時~18時で設定しています。実際には、10時~18時30分勤務にしているメンバーが多いですね。

編集部

残業はどの程度あるのでしょうか。

佐山さん

会社としては「なるべく残業をしない」という方針です。どうしても仕方なく残業する日もありますし、僕自身は作業が多いのでちょっと残ることもあるのですが、みんな18時30分にはほぼ帰っています。

頭をフル回転して働けば、通常は18時30分ぐらいに体力切れする、と思っています。いいパフォーマンスをしてもらうために、なるべく残業はしない方針にしました。

勤務時間がオーバーしてしまった日は、長めに睡眠時間を確保すること、栄養バランスをしっかり取ることをメンバーに周知して、体を大事にしてもらっています。

編集部

コンサルティングはクライアントに併走する仕事なので、定時で切り上げにくいイメージもあるのですが、時間外のクライアント対応はどうされているのでしょうか。

佐山さん

クライアントとはチャットでコミュニケーションを取っているので、簡単な返事はスマホでできます。「その件は明日対応します」と返事をするという対応が多いですね。

編集部

夕方に退社して、プライベートも大事にできる環境なんですね。副業はできるのでしょうか。

佐山さん

副業はOKで、積極的に許可をしています。会社の仕事以外で、メンバーが自分で何かやってみたい、というときに、会社の規定が理由でストップしてしまうのはもったいないじゃないですか。

編集部

実際に副業をしているメンバーもいますか?

鈴木さん

私は、副業としてクーラーバッグをオンラインで売っています。ボトルシップで学んだことを副業で試している、という形ですが、プライベートとして学んだことをボトルシップの業務にも生かせるので、メリットはかなりあると実感しています。

編集部

副業をOKにすることで、メンバーの成長につながっているんですね。

ECに興味がある方、自分を成長させたい方はぜひメンバーに

株式会社ボトルシップの代表取締役の佐山陽介さん
▲株式会社ボトルシップの代表取締役の佐山陽介さん

編集部

最後に、この記事を読んでボトルシップさんに興味を抱いた読者の方に向けて、メッセージをいただければと思います。

佐山さん

ECが好きな人、若いときから裁量ある仕事を持って成長がしたい方は、ぜひボトルシップのメンバーに加わってください。

いわゆるクライアントワークなので、相手の意向によって左右される部分が多い仕事ではありますが、その分、コミュニケーション能力を鍛えることができます。自分のコンサルタントがクライアントの売上に直結するので、数字にも強くなります。

「自分を成長させたい」と考えている方は、ぜひ挑戦してみてください。

鈴木さん

私は、代表の佐山が掲げている「Work Smarter,Not Harder」という考え方が好きなんです。和訳すると、「がむしゃらじゃなく、スマートに働こう」という意味なのですが、「経験+知識×モチベーション」を積み重ねて、日々成長していこうという社風だと思います。

コンサルタントとして自分を向上させるために役に立つ考え方として、ボトルシップのメンバーで共有しているので、こういった考え方に共感していただける方も、ぜひお待ちしています。

編集部

コミュニケーション能力と数字を読む力、この2つのビジネススキルを実践的に身に付けられることは、ボトルシップさんならではの大きな魅力ですね。本日は、ありがとうございました。

■取材協力
株式会社ボトルシップ:https://www.bottleship-consulting.com/
採用ページ:https://www.bottleship-consulting.com/career/