男女とも育休取得100%、子育て先進都市の兵庫県明石市は職員の働きやすさもスゴい

働く人たちのワークライフバランスを大切にし、若手が活躍できる職場づくりを進めている企業や自治体にインタビューする本企画。今回は、兵庫県明石市にお話を伺いました。

子育て世代の流入が多く、11年連続人口増の兵庫県明石市

瀬戸内海に面し、明石海峡と淡路島が目の前に広がる兵庫県明石市。高校3年生まで医療費無料、第2子以降の保育料無料など、先進的な子育て支援策が注目され、11年連続の人口増を達成しています。同市役所にもチャレンジを歓迎し、職員の働きやすさを重視する制度と文化があります。

会社名 兵庫県明石市
住所 兵庫県明石市中崎1丁目5-1
公式ページ https://www.city.akashi.lg.jp

今回は、明石市役所国民健康保険課事務職員の竹内綾香さん、明石市役所情報管理課事務職員の下村浩也さん、そして取材に同席していただいた明石市役所職員室任用担当係長の西村みゆきさんに、明石市役所職員の皆さんの仕事と子育てのどちらも充実できる働き方、年功序列とは真逆の新しい意見を求める気風について、お話を伺いました。

本日お話を伺った方
明石市役所国民健康保険課事務職員の竹内綾香さん

明石市役所国民健康保険課 事務職員

竹内 綾香さん

明石市役所情報管理課事務職員の下村浩也さん

明石市役所情報管理課 事務職員

下村 浩也さん

多忙な2人の子育て中、独自の時短勤務制度で無理なく働ける

竹内さんの休日の育児風景。子どもと公園で遊ぶ様子
▲竹内さんの休日の育児風景。子どもと公園で遊ぶ様子。

編集部

明石市役所で働く皆さんのワークライフバランスについてお伺いしたいと考えています。竹内さんは産休・育休を取得されたと伺っているのですが、どのようなタイミングで取得をされたのかを教えてください。

竹内さん

入庁してから3年目、2015年に初めての育休を取得しました。復帰してから1年半後に2回目の育休を取り、今は復帰から4年目です。

編集部

現在、2人のお子さんの子育てはまだまだ大変な時期だと思うのですが、仕事との両立はいかがですか。

竹内さん

今年、上の子が小学校に入学したタイミングで国民健康保険課に異動になりました。いわゆる「小1の壁」と同時に働く環境が変わったので不安もあったのですが、子どもも私もスムーズに新生活に慣れることができています。

編集部

年少と小1のお子さんを育てながら、具体的にはどのような働き方をされているのでしょうか。

竹内さん

明石市役所には「部分休業」という制度があり、復職後30分単位で1日2時間まで取得できます。私の場合は1時間半取らせていただいて、午後4時10分までの勤務にしています。

編集部

午後4時10分に退勤できると、保育園のお迎えや夕方の家事がスムーズに回せますね。明石市役所には、他にも子育て支援の制度があるのでしょうか。

竹内さん

部分休業とは別で、子どもが1歳半になるまでは、給与を引かれずに取得できる「育児時間」という時間短縮制度を利用できます。それと昼休みを15分短縮する代わりに朝遅く出勤したり、早く帰ったりできる制度もあり、こちらも給与に影響せずに使えます。

編集部

昼休みを15分短くして、出勤・退勤時間を調整できる制度は珍しいですね。

竹内さん

朝、保育園に子どもを送ってから出勤すると、どうしてもバタバタしてしまうので、朝に15分余裕があるだけで気持ちも体もだいぶ楽になります。逆に夕方に余裕が欲しい人は帰り時間を早めることもできます。

自分のライフスタイルに合わせて使えるのでとても好評です。育児部分休業と併用することもできます。

編集部

子どもの年齢や人数、家族の協力体制などに合わせて、時間を柔軟に使える制度設計になっているんですね。

竹内さん

全庁的な制度として、午前休・午後休だけでなく1時間単位で休暇を取ることもできるので、途中で中抜けして学校行事などに参加することもできます。

子育て両立のためのハンドブックや復職後のセミナーがあり、支援ムードも万全

竹内さんの仕事風景。窓口で国民健康保険の制度を案内する様子。
▲竹内さんの仕事風景。窓口で国民健康保険の制度を案内する様子。

編集部

明石市役所は、ワークライフバランスを支えるサポート制度が充実していますね。制度の使いやすさについては、どのように感じていますか。

竹内さん

周りに産休・育休を取っている職員が多かったので、先輩たちに取得の申請方法を聞いたりしながら、スムーズに産休・育休を取ることができました。

復帰後も、明石市役所の職員室による復帰した職員向けのセミナーがあり、いろいろな制度の説明、利用方法を教えてもらいました。子育て両立のハンドブックもあって、「どんどん制度を使ってください!」と言っていただいたので、サポート制度を利用しやすい雰囲気だと思います。

編集部

制度を整えるだけでなく、セミナーやハンドブックも用意されているとは、本当に明石市役所全体として子供を持っている職員の方をサポートする気風が浸透してるんですね。

育休の取得期間があっても、同期職員と同じように昇格できるチャンスがある

明石市役所の外観
▲明石市役所の外観。瀬戸内海に面しており、市役所から明石海峡大橋と淡路島が見渡せます。

編集部

明石市役所では、キャリア形成について自分で意思表明ができる体制はあるのでしょうか。

竹内さん

年に数回、上司と面談する機会があります。必ず希望が通るわけではありませんが、異動希望もヒアリングしてもらえます。

編集部

子育てをしながら仕事を続ける中で、キャリア面で何か感じていることはありますか。

竹内さん

明石市役所には、ポストチャレンジ制度といって資格を満たせば自分から主任昇格試験を受けられる制度があります。私の場合はトータルで3年間育休を取得しているのですが、他の同期職員と同じタイミングでポストチャレンジ制度を利用して、昇格試験を受けることができました。

編集部

育休の取得期間があってもキャリア形成にとってマイナスにならずに、公平に評価してもらえるシステムなんですね。

民間企業から転職した男性職員。育休を4カ月取得し、父親として成長

明石市役所情報管理課の下村さんの仕事風景
▲下村さんの仕事風景。情報管理課にて、機材の配線チェックをしている様子。

編集部

明石市役所で働く皆さんのワークライフバランスについて、男性職員のケースもお伺いしたいと思います。はじめに、下村さんの経歴を教えてください。

下村さん

2015年から民間企業に勤めた後、2019年に明石市役所に入庁しました。入庁後、2021年4月~8月の4カ月間、育休を取得しています。

編集部

転職先に、明石市役所を選んだ理由は何だったのでしょうか。

下村さん

これから家族を作って子供を育てることを考えると、転勤がない職場がいいと思ったので、公務員を志望しました。その中でも明石市に興味を持った理由は、やはり子育て政策ですね。医療費無料や0歳児向けの「おむつ定期便」という制度に魅力を感じて、明石市役所を選びました。

編集部

入庁後、2021年に育休を取得されたとのことですが、男性職員が育休を取るケースは多かったのでしょうか。

下村さん

当時、私が働いている情報管理課では初めてのケースだったようですが、上司に育児休業の相談をしたところスムーズに取得することができました。4カ月間という取得期間も問題ありませんでした。

編集部

4カ月間育休を取得してみて、いかがでしたか。

下村さん

妻も市役所職員なのですが、夫婦で初めての子どもですし、私が育休を取る前は妻だけが不安だったと思うんです。生後1カ月のタイミングで私も育児休業に入ってからは家事を分担できましたし、育児の不安も共有することができました。

4カ月間、子どもがどういうふうに成長していくのかをしっかり見ることができました。妻と子どもといろいろな経験や想いを共有しながら、父親として自分がどうするべきかを考えるきっかけになったと思います。

編集部

やはり、一時期育児に集中したのは貴重な体験だったんですね。

下村さん

もし育休を取ってなかったら、私の性格上、妻の手伝いをするだけの「子育てをしている感じの父親」になってしまったのではと思います。4カ月間、育児にしっかり携われたことは大きな経験になりました。

一回、頭の中から仕事をなくして、子育てをするのは大切だと思います。その経験があることで、寝かしつけや夜泣きの対応も妻に任せるのではなく、一緒にやる気持ちになれると思います。

編集部

父親として、ご自身も大きく成長できた4カ月間だったのですね。

共働きの妻と交代で看護休暇を取得。昼休みを短縮し、帰宅時間を早める制度も

明石市役所の下村さんの休日の育児風景。大蔵海岸の浜辺を子どもと散歩する様子
▲下村さんの休日の育児風景。大蔵海岸の浜辺を子どもと散歩する様子。

編集部

下村さんの奥さまも市役所職員とのことですが、共働きをする中で活用している育児支援制度は、どのようなものがありますか?

下村さん

今年から子どもが保育園に入園したのですが、思ったよりも何回も風邪をひいてくるんです。明石市役所では、有給休暇に加えて子の看護休暇を1人につき5日間もらえるのでとても助かっています。夫婦で交代しながら看護休暇を活用して、何とか乗り切っています。

編集部

小さな子どもはよく発熱するので、看護休暇があると助かりますよね。時短勤務などは活用されているのでしょうか。

下村さん

先日、昼休みを15分短くして15分早く帰る制度の申請をしました。保育園の閉園時間が午後6時なのですが、明石市の通常の退勤時間は午後5時40分なんです。15分早く退勤できれば延長保育を使わなくていいので、経済的にも助かっています。

編集部

明石市役所は、共働き家庭をサポートしてくれる制度、雰囲気が充実していますね。

現在は男女とも育休取得率100%。2021年に宣言、2022年に達成

編集部

2023年12月現在、明石市役所の育休取得率はどのくらいでしょうか。

下村さん

明石市役所では女性・男性を問わず職員の育休取得率を100%にする取り組みを2021年に宣言していて、2022年には目標を達成しました。

実際に、私のいる課ではこの1~2年で子どもが生まれた男性職員が私を含めて3人いるのですが、全員が育休を取得しました。

編集部

全職員の育休取得100%を短期間で達成したのはすごいですよね。明石市役所として、どのように取り組みを進めたのでしょうか。

同席の西村さん

「職員には育児休業を必ず取得してもらいます」ということを前提として、局長、部長など管理職から意識を変えていただきました。

両立支援のためのハンドブックを作成して、こういったタイミングで上司と部下が面談をして、育休取得の話し合いをしましょう、という細かいルールを取り決めました。そして、実際の面談結果を記したシートを、お子さんが生まれる前に提出してもらう形にしました。育児休暇を取る段取りをきちんと制度化することによって、皆さんが取りやすくなったのかなと思います。

編集部

意識変革と制度化の両輪で、育休取得100%が達成できたんですね。

市民への子育て支援サポートが手厚い明石市。人口は11年連続で増加中

明石城と桜の風景
▲明石城と桜。明石城のある明石公園は、「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。

編集部

明石市といえば、第2子以降の保育料完全無料化や0歳児の見守り訪問、おむつ定期便など、市民向けの子育て支援が手厚いことで全国的にも有名です。明石市役所の職員に対しても、育児支援が手厚いんですね。

同席の西村さん

市民も、市職員も、みんな含めて市全体で子育てをサポートしています。市民の皆さんに対して「こどもを核としたまちづくり」そして「すべての人にやさしいまちづくり」という方針で市の政策を進めていますが、そういった政策を進めるにあたって、やはり市職員自身の職場環境も働きやすくすることが大事だと考えています。

編集部

「こどもを核としたまちづくり」の政策の成果はいかがですか。

同席の西村さん

明石市では2023年現在、11年連続で人口が増加しています。特に子育て世代の転入超過数が多いことが特徴で、市全体に活気があります。

編集部

明石市は、子育てをする若い世帯に選ばれているまちなんですね。

若手育成に積極的。1年目職員はエルダー制度で丁寧に育てる

明石市役所の入庁5年目職員の研修風景
▲入庁5年目職員の研修風景。グループワークでは、それぞれ率直に意見を出し合いました。

編集部

明石市役所でのキャリア形成について伺います。若手の職員が活躍できる制度や雰囲気はありますか。

竹内さん

私が入庁した数年後、職場の環境改善や事務効率の改善に関するワーキンググループを若手中心で作って、積極的に案を出し、実行していく取り組みがありました。若手職員の育成に積極的だったな、と思います。

編集部

入庁した若手職員に対するサポート制度や研修などもありますか。

竹内さん

明石市役所では、入庁1年目の職員に先輩職員が1年間マンツーマンで支援して、業務のサポートをしてくれる「エルダー制度」があります。

他にも、以前所属していた生活福祉課では、入庁1~2年目の職員には基礎の業務の研修が毎月あり、「今月はこんなことを進めていく必要がある」とか「こういうやり方をしていきましょう」と具体的に教えてくれる場がありました。

編集部

マンツーマン指導と研修の両方で、きめ細かにサポートしてくれるんですね。

竹内さん

1年目の職員だけではなく、育休から復帰したブランクがある職員にもエルダー制度をつける場合もあります。いろいろなサポートや研修を受けながら学んで、私は10年目のときに研修を行う講師の側になりました。

編集部

教わってきた立場から、教える立場になることで、またキャリアが広がっていきますね。

民間企業経験者が驚いた、想像以上に柔軟さ、自由さがある職場環境

明石市役所の内観。あかし総合窓口の風景。
▲明石市役所の内観。あかし総合窓口の風景。

編集部

下村さんは、民間企業から明石市役所に転職されたとのことですが、いわゆる「公務員」の仕事について、想像と違っていた点はありますか。

下村さん

公務員というと、固い仕事が多いイメージ、年功序列で仕事が増えていくイメージがあったのですが、想像していたより柔軟さ、自由さがあると感じています。

編集部

具体的には、転職1年目はどのような仕事を任されていましたか。

下村さん

私が所属している情報管理課では、入庁1年目からエルダー制度の指導担当の先輩職員からいろいろな仕事を振ってもらって、課の業務を一通り経験することができました。

新しい業務を経験するたびに、係長、課長の「新しい目線だからこそ言える意見が欲しいので、気づいたことはすぐ言ってくれ」という声に応えて、入庁1年目から意見をバンバン言わせていただきました。意見を出すと「それ、やってみようか」と試してみて、ダメならもう1回考え直して、という方針でしたね。

編集部

いわゆるPDCAサイクルを実践していたんですね。

下村さん

若手の意見を否定せずに一度採用して、業務で実践してみた上で何か問題が出てきたらみんなで共有して、改善案を考えてもう1回実行しようという雰囲気でした。

誰でもどんどん意見が言えるので、年功序列とは正反対のイメージです。私と同じタイミングで配属された職員は、若手ながらすでに課内でトップランナーとして活躍しています。

中途の新採用職員の提案を即実行。DX化で業務をもっと効率よく

明石市内にあるプラネタリウム
▲長寿日本一のプラネタリウム。東経135度線上に建てられた天文科学館で現役稼働中。

編集部

転職して情報管理課に配属されてから、下村さんはどのようなアイディアを提案されたのでしょうか。

下村さん

情報管理課の業務は、庁内の職員とのやりとりがメインなのですが、入庁した当初はメールでやりとりをしていたので、見落としがあったり、誰が主担当なのかわからなかったりしたことがあったんです。

やりとりを効率化するために、一部の受付業務を電子申請に変える提案をしました。電子申請上で管理すれば抜け漏れが少なくなるので、いいんじゃないかと考えたんです。

編集部

システムをDX化することで、お互いにコミュニケーションが楽になりますね。

下村さん

試しに導入してみたところ、やりとりの一連の流れが見えるようになって好評だったので、同じやり方で課の他の業務もわかりやすく変えることができました。

編集部

制度や仕組みを変えるのは時間がかかる組織もありますが、明石市役所の情報管理課ではすぐにチャレンジを実行するんですね。

下村さん

市民の皆さんに向けた市全体に関わるサービスではなく、庁内向けの業務がメインなのでスモールスタートがしやすい部署だと思います。

編集部

まず自分たちのシステム内で、段階的に実践してみることは大事ですよね。

人物重視の採用。「昨日と同じ明日はない」と前向きな挑戦を

明石市役所の入庁5年目職員の集合写真
▲入庁5年目職員の集合写真!皆さん、いきいきと仕事をしています。

編集部

最後に、明石市役所に興味を持った読者の方に対して、採用についてのメッセージをお願いします。

同席の西村さん

明石市役所では、公務員専門試験対策の必要のない人物重視の採用を行っています。その結果、本当に市民のために働きたい意欲を持っている方が誰でも採用試験を受けることができるようになりました。最近は実行力のある職員、ポジティブで前向きな発想ができる職員が増えているな、と感じています。

年齢制限などもないので、「明石市でこういうことをしたい」「市民の皆さんに貢献したい」という意欲のある方に、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

編集部

子育てと仕事の両立を見据えて転職を考えている方に向けて、竹内さんからメッセージをいただけますか。

竹内さん

ずっと家にこもって、子育てだけをする状況はすごく大変だと思います。私は育休を3年間取る予定だったのですが、3年間も家にこもっているのは無理だと思ったので、育休を1年半に短縮して、仕事に復帰をしました。

仕事をしながら育児をするとどっちつかずになってしまうのでは、という不安があったのですが、子育て支援が整った環境なので、仕事と育児をどちらも楽しむことができる、メリハリのある生活ができています。

ぜひ、明石市役所で働いて、仕事も子育ても充実していただけたらいいなと思います。

編集部

子育てのサポートがあることで、楽しんで両立できるということですね。続いて民間企業からの転職を考えている読者の方に向けて、下村さんからメッセージをいただけますでしょうか。

下村さん

公務員という仕事は、全てにおいてルールが決められているというイメージを持つ方も多いと思うのですが、実際は柔軟に動ける部分が多く、活躍できる幅もさまざまにあります。

新庁舎整備、DX化など明石市役所は変革期にあると感じています。民間企業で培った経験を持つ方が明石市役所に入庁して、新しい提案を実行していくことは、明石市民にとって必ずプラスになると思います。企業で得た知識・経験を有効活用していただける方と、一緒に働きたいと思います。

編集部

明石市も、明石市役所も、今後進化していくということでしょうか。

同席の西村さん

明石市は、「誰一人として取り残さないやさしいまち」を目標に、市民目線を大切に市民のためのまちづくりをすすめています。市民の声やニーズに合わせて新しい施策を次々に展開していくスピード感と柔軟性を大切にしているまちなので、それが市民に受け入れられて11年連続の人口増加にも繋がっているのかなと思います。その辺りにも魅力を感じてくれる方が入庁してくださると嬉しいですね。

編集部

明石市では、市民の皆さんに対してだけでなく、市職員の方に対しても、若い世代へのサポート体制が充実しているんですね。本日は、ありがとうございました。

 ■取材協力
兵庫県明石市:https://www.city.akashi.lg.jp
採用ページ:https://www.city.akashi.lg.jp/soumu/jinji_ka/shise/saiyo/saiyojoho/index.html