ワークポートの評判口コミを調査!登録〜上手に活用するためのコツ・注意点も紹介

こんにちは、石崎です。IT/Web業界に興味を持ち、5年前に事務職から異業種転職をし、様々なIT/Web系の転職サービス/総合型転職サービスを利用してきました。

株式会社ワークポートは、求職者と企業をつなぐ人材紹介サービスを提供して20年の実績を持つ転職相談サービスで、とくにITやWeb業界への転職に強いのが特徴です。

今回はワークポートの特徴や口コミ、利用時の注意点などをまとめました。利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

初めに、ワークポートを登録すべき人と、登録しない方が良い人について解説します。もし、当てはまっているのであればそのまま記事を読み進め、登録するかを最終決定してみてください。

ワークポートの特徴から見る、向いている人

ワークポートに『向いている人』の特徴は以下の3つです。一つでも当てはまる方は、早速登録、もしくは残りの本記事を読み進めてみてください。

ワークポートに『向いている人』
  1. いつまでに転職したいかが決まっている
  2. 地方で就職をしたい人
  3. IT業界未経験/経験年数が少ないが、IT職に就きたい

転職決定人数No.1を誇るワークポートは、転職活動のプロによる優れた提案力と人材紹介業20年で培ったノウハウによって、求職者を転職成功へと導いてくれます。そのため「いつまでに転職したい!」が決まっている人には、最短で転職を成功させる道へと導いてくれるはずです。
参照:ワークポート公式サイト

また、「総合転職エージェント」として知られるワークポートですが、実は中でもIT業界やweb関係の職種に強く、未経験や経験年数が少ない人~経験豊富な人まで様々な求人を取り扱っています。

IT系転職サービスに登録をしてみたは良いものの、経験豊富な人向けの求人がほとんどで、自分のスキルに合った求人が見つけられなかった...という人にワークポートはおすすめです。

ワークポート以外にIT・WEB系でGreenもおすすめです。未経験者~経験者向けのIT系転職サービスです。IT系に興味のある方は合わせてチェックしてみてください!

サービス名 転職サービスの種類 公開求人数


ワークポート

エージェント型 91,866
  • 北海道から沖縄まで、日本全国の転職希望者をサポート。大手企業から地元企業、リモートワークの求人まで幅広く取り揃えてられている
  • IT業界未経験/経験年数が少ない方におすすめ
  • 総合転職エージェントだが、中でもIT業界やweb関係の職種での転職支援実績が豊富

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Green

検索型 29,961
  • ITで年収300万〜500万を狙いたい人向け。スカウトあるが、応募やメッセージなどは自力でやるので、転職未経験者にはおすすめしにくい
  • IT業界最大級の求人数を保持
  • 職種も幅広く「初めての転職」「未経験の転職」におすすめできる

ワークポートの特徴から見る、向いていない人

一方で、ワークポートに『向いていない人』は以下の2つにあてはまる人です。

ワークポートに『向いていない人』
  1. 今すぐの転職は考えていない
  2. エンジニア・建築・web関連以外の業種を希望の人

ワークポートは総合型転職サービスですが、IT業界やweb関係の職種に強い傾向があります。また、以下の表からもわかるように、建築・土木・設計の求人数も多数保持している中、それ以外の業種に関しては偏りがあることがわかります。

もちろん、ワークポートを利用することはできますが、エンジニア・建築・web関連以外の業種を希望の人は、他社転職サービスと併用することをおすすめします。

業種 求人数(2024年2月現在)
システム開発・情報通信 19,903
機械メーカー 13,796
建築・土木・設計 12,751
WEBサービス・広告・コンテンツ制作 7,015
小売・販売 2,435
商社 2,347
金融・保険 1,617
医療・メディカル 1,105
教育・保育 878

また、ワークポートはエージェント型転職サービスなので、目安として、3~6ヶ月以内に転職を考えていない人にはおすすめしません

「転職する気はまだないが、とりあえず登録だけしておこう」という場合、エージェントの人から、近況確認の連絡や転職活動の状況についての連絡が頻繁にくるので鬱陶しくなったり、逆に、むやみに連絡を無視をすると「転職意思がない」と判断され、今後のサポートを受けられなくなってしまう可能性もあります。

自分の状況と照らしあわてみて、「自分にはワークポートは向いていないかも...」と感じた方は以下の転職サービスをおすすめします。

ワークポートを『使うべきじゃない人』におすすめ
サービス名 転職サービスの種類 公開求人数

 

リクルートエージェント_ロゴ画像
リクルートエージェント

エージェント型 419,019
  • 総合型転職サービスでトップレベルの求人数保持。様々な業種の求人が充実している
  • 他の転職サービスより「地方の求人が充実」している
  • 職種も幅広く「初めての転職」「未経験の転職」におすすめできる

doda_ロゴ画像
doda

エージェント型 218,039件
  • リクエストエージェントに次ぐ、幅広い業界や業種に対応した「求人数の多さ」
  • 年収300万からの求人を扱っている

 

ビズリーチ_ロゴ画像
ビズリーチ

スカウト 99,808
  • スカウト型なので、「自分のペースで転職を進めていきたい」という人向け
  • 専門的な資格・スキルをもっていれば経験年数や年齢不問

19年の老舗企業「ワークポートの特徴・強み」3点

転職支援サービスの老舗企業であるワークポートの特徴・強みを3つ紹介します。

特徴・強み① 転職決定数No.1! 数多くの実績あり

ワークポートの強みの一つ目は転職決定数の多さです。

大手転職サイト「リクナビNEXT」が発表した転職エージェントランキング「GOOD AGENT RANKING ~2022年度上半期~」において、ワークポートは「決定人数部門」で第1位に輝きました。

GOOD AGENT RANKING 2022年上半期 決定人数部門

(出典:リクナビNEXT「リクナビNEXTと提携している転職エージェントのランキング、“ GOOD AGENT RANKING ~2022年度上半期~ ”を公開!」

また、同じく大手転職サービスDODAを運営するパーソルキャリアが発表した「DODA Valuable Partner Award2017」においても、転職決定人数部門 第1位を受賞しています。

これはDODAが提携する300社の転職エージェントの中で、ワークポートが最も多く入社決定者の支援をしたことを示します。

(出典:ワークポート「パーソルキャリア『 パーソルキャリア『DODA Valuable Partner Award2017』にて『転職決定人数部門 第1位』を受賞!」

多くの求職者を転職成功に導いた実績こそがワークポートの強みのため、「いつまでに転職したい」など転職の意思がはっきり決まっている人は使うと良いです。

特徴・強み② 未公開求人が多く、好条件の求人もある

ワークポートの強みの2つ目は未公開求人数の多さです。

未公開求人とは、転職サイトや企業のwebサイトなどで一般公開されていない求人情報です。限られた転職エージェントのみが取り扱っている非公開の求人であるため、他の媒体などからは情報を知ることができません。

非公開求人には、以下の魅力があります。

  • 応募数を増やし過ぎたくない、大手や人気企業の求人に出会える
  • 企業が欠員などを知られたくない、ハイポジションの求人がある
  • 秘匿性の高いプロジェクトなど、重要案件に携われる求人がある

このように、非公開求人の中には一般の求人よりも条件の良いものが多く含まれているのです。

非公開求人の割合

ワークポートの取り扱い求人のうち70~95%が非公開求人です。他では出会えない好条件の求人を紹介してもらえる可能性があります。

特徴・強み③ IT・web業界の転職に強く、大手企業の求人もある

ワークポートはITやweb業界の転職に強い転職サービスです。

「総合転職エージェント」として幅広い業界・職種の求人を扱っていますが、中でもIT業界やweb関係の職種での転職支援実績が豊富です。

実際、ワークポートが取り扱っている求人の中には、楽天グループ株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社ディー・エヌ・エーなど、多くのIT企業が含まれています。
非公開求人 掲載企業

(出典:ワークポート「非公開求人情報について」

また、求職者を支援する「転職コンシェルジュ」も、ITに強みを持った方が多く在籍しています。
転職コンシェルジュ

(出典:ワークポート「転職コンシェルジュ紹介」

IT企業へ転職したい方、web関連の職種で転職したい方にとって、ワークポートは強い味方になるでしょう。

ワークポートの良い評判・良い口コミ

書類添削や面接対策を丁寧に行ってくれた

担当者がつきっきりで面談をしてくれた
 
男性/40歳/WEBデザイナー

担当者がつきっきりで面談をしてくれ、企業との面接試験や履歴書エントリーシートなどの書き方を細かくレクチャーしてもらえた。おかげで3社受けて、1社内定を貰うことができています。

担当者以外の人にも面接対策していただけた
女性/29歳/事務職

担当の方以外に、企業と直接やりとりする担当の方にも面接対策していただけた。また、書類添削も細かく見てくださったおかげで基本的に書類選考は通過することができた。

どんな相談や質問にも親身に答えてくれた
 
女性/51歳/サーバーエンジニア

自分ではあまり意識していなかった仕事に対するネガティブな気持ちを見つけてくれたおかげで、転職の軸が決まった。また、どんな相談や質問にも親身に答えてくれた。

この他にも「面談日のアポがすぐ取れた」「ゆっくり丁寧に聞いてほしいことを全部聞いてくれて質問もしやすかった」など、担当者の対応の良さに関する口コミが多く見られました。

ワークポートでは、求職者の支援をするスタッフのことを「転職コンシェルジュ」と呼んでおり、そこには、単にアドバイスをするだけのコンサルタントではなく「転職活動にまつわる様々なご要望にお応えする」という想いが込められています。

「19年の老舗企業「ワークポートの特徴・強み」3点」でもお伝えしましたが、ワークポートは転職決定数No.1の実績を持ち、様々な転職に対する悩みや転職の進め方、相談などの解決方法を熟知しています。

不安に寄り添った丁寧なサポートを希望する方にワークポートはとてもおすすめです。

未経験OKな求人が多い

IT・Web業界の未経験OKな求人が多い
女性/30歳/システムエンジニア

IT・Web業界の未経験OKな求人が、他社に比べワークポートでは多数見つけることができたので満足しております。

未経験者向けの求人だけでなく、未経験者向けサポートも充実していた
男性/41歳/Webエンジニア

未経験者向けの求人が沢山あるだけではなく、未経験者にとってハードルとなりやすい書類選考や面接への対策に力を入れており、分析した結果を基に適切なアドバイスをしてくれるところも良かった。

「未経験者OK求人が多い」という口コミの中でも、特に「IT・WEB業界の未経験者向け求人が豊富」という口コミが多数ありました。

また、ワークポートはIT・WEB業界の転職に強く、未経験者だけではなく、スキル・経験を持つ人にもおすすめな求人が沢山掲載されています。

そのため、ワークポートはIT業界で経験を積んできた方、これからIT業界を目指したい方の双方におすすめの転職エージェントであることがわかります。

基本的に返信は早く、質問への回答もスピーディー

担当の方の対応や返信がとても早い
女性/35歳/ゲームプログラマー

担当の方の対応や返信がとても早くすぐに面接に繋がった。

質問に対する返信が早い
女性/25歳/不動産

基本的に返信や日程調整などの対応全てが早く、こちらから何か質問をしてもすぐに返ってきました。

スピード感のある対応で、翌日には3つの面接依頼がきた
 
男性/48歳/SE

担当者のスピード力があり、翌日には3つの企業から面接依頼がきた。

良い担当者かどうかの見極め方の一つに「レスポンスが早いかどうか」が挙げられます。

どの転職エージェントでもそうですが、一人のアドバイザーは複数の求職者を対応しています。そのため、返信が遅くなったり、回答が遅くなってしまうことは仕方がない部分ではありますが、その中でも常にレスポンスが早いアドバイザーがいることも事実です。

「何か緊急で聞きたいことがある」「今すぐに返信がほしい」という場合に、やはりレスポンスが早いアドバイザーだと頼りになるだけではなく、あなたの早期内定獲得への手助けとなります。

その点、「スピード感」に対して定評のあるワークポートは、早く転職活動を終わらせたい人向けの転職エージェントであるとも言えます。

専用のアプリが使いやすく便利

「eコンシェル」が使いやすく見やすい
男性
男性/33歳/サーバーエンジニア

ワークポート社の「eコンシェル」のインターフェースが秀逸。非常に使いやすく見やすい。これはかなり改良を加えて練りこんだものと思われる。

「eコンシェル」が適時情報をくれる
女性男性/38歳/アプリケーションエンジニア

ワークポートはすごく心地いい連絡ペースだった。eコンシェルで適時情報くれるのがよかったですよ。

このほかにも、「eコンシェルでコンサルとチャットの如く案件相談可能」、「面談が終わったら15分以内にアプリから感想をくれた」といった声もありました。

ワークポートが提供する「eコンシェル」は、ニーズに合った求人を検索したり、応募した企業の選考状況を確認したりできる専用のアプリです。
無料転職活動支援アプリ eコンシェル

(出典:ワークポート「無料転職活動支援アプリ eコンシェル」)

また、チャット感覚で転職コンシェルジュと連絡を取り合うことができ、手軽さや対応の早さに好感を持つユーザーが多くみられました。

転職活動の状況をアプリで一括管理したい方、電話やメールよりもチャットで気軽に担当者とやり取りしたい方にとって、ワークポートのeコンシェルは便利なアプリといえます。

ワークポートの悪い評判・悪い口コミ

アドバイザーに当たり外れがある

紹介文が使い回し
女性/28歳/企画職

紹介文がどの企業に対しても使い回しばかりだったり、連絡が遅くてイライラした。

選考中企業名を他の企業に共有されていた
女性/29歳/事務職

複数の会社の面接を受けていたが、どこの会社を受けているか共有されていた。面接官から会社名を出されて驚いた。

スピード感で定評のあるワークポートですが、中には連絡が遅いと感じた人もいるようです。

また、それ以外にも「担当者と合わない」と感じる出来事が起きた場合は迷わず担当者変更を行いましょう。

担当者変更方法は、担当者に直接伝えるのではなく、求職者用のお問合せ窓口から依頼をします。その際のポイントとして、「何故、担当者変更をしたいか」を明確に伝えましょう。

例えば、「担当者からの返信が1週間以上かかることが多い。私は早期に転職活動を終えたいので返信が早い人が良い」など、具体的に伝えることで、希望のアドバイザーがつく可能性が高くなります。

「質より量」。希望条件に全く合っていない求人を紹介/応募させられる

見当違いの求人を大量に紹介された
 
女性/25歳/WEB
ライター

事前に面談でこちらの状況や就きたい職業(業界・職種)などしっかりお話し、その時は分かってくれた様子であったにも関わらず、見当違いの求人を大量に紹介され、こちらが「こういったものではない」という意図を伝えても同様の求人ばかり紹介してきました。 また、こちらが検討中であっても数分おきに1件ずつ新規求人を送ってきたりと、まとめて送ってくれれば見やすいものを わざわざ頻繁に連絡されて不快でした。

明らかに質より量重視
 
女性/38歳/サービス業

明らかに質より量重視。 会社方針だと思うが、最初に30件は応募するように言われる。 またそれがワークポート内で“あと⚪︎件”とカウントダウンをずっとされる。 求人票で書かれている条件が「経験3年以上」とあるのに、いざ応募すると「5年がマストです」と言われたことがある。 また、応募後に条件が変わったとかで否決になることが多い。

まず、自分の希望職種や希望条件と違う求人を紹介される原因としては以下の2つが考えられます。

理由 解決方法
担当者が求職者の希望条件を正確に把握していない

以下の点を担当者と再度すり合わせする。

  1. 勤務地や距離/年収/職種/雇用形態/福利厚生/残業時間休日
  2. 上記の中で絶対に外せない希望条件
求職者の経験・スキルだと希望条件に沿った求人を紹介できない 希望条件を減らすか、自分の経験・スキルに合った転職サイトを探す

極端な例ではありますが、例えば希望条件が「異業種転職(未経験)、年収800万、地方住み希望」の場合、全て当てはまる求人を探すことが難しいため、一番探しやすい希望条件を元に求人を紹介されている可能性があります。

また、担当者が求職者の希望条件や職種をしっかり把握していない、という可能性もありますので、何故、希望条件の求人が来ないのかを確認するために担当者へ相談をしましょう。

それ以外に「担当者には既に伝えているのに希望条件と合わない求人のみ送ってくる」「希望しない求人に応募させようとしてくる」など、担当者と相談してもどうにもならない問題の場合はすぐに担当者変更をしましょう。

連絡がしつこい

細かいことで頻繁に連絡がくる
男性/44歳/サーバーエンジニア

細かい点や急ぎでないことでも頻繁に連絡がありやや負担に感じました。

細かいことで頻繁に連絡がくる
男性/53歳/Webデザイナー

既に登録済みであるが、あらゆる媒体から色々な方が連絡してくる。登録済みなので連携してもらえるよう伝えてもまた繰り返す。営業の入れ替わりが激しいので致し方ないかと思います…

まず、「ワークポート利用前」「ワークポート利用中」の2つで状況で”連絡が多い”の対処法が変わってきます。

まず、「ワークポート利用前」で連絡が多い場合ですが、これは「サービス利用を促す勧誘連絡」だと考えられます。

この場合は、「現在はサービスを利用する意思はない」とはっきりお断りしましょう。連絡を取らずに無視をしていたり、当たり障りのない返事をしていると、エージェント側は利用を促す連絡をずっとしてきます。

次に「ワークポート利用中」の場合ですが、原因としては「伝えるべき内容がある」「担当者が連絡を控えてほしい時間帯を知らない」の2つ考えられます。

「伝えるべき内容がある」内容として以下が挙げられます。

  • 登録後の面談調整をしたい
  • 希望に合う求人があった
  • 求人応募の後の企業との面接日程など
  • 選考結果

上記の理由を確認すべく電話がかかってきているので、むやみに無視をしてしまうと「転職意思がない」と判断され、サポートを受けられなくなってしまう可能性もあります。

また、他の原因として考えられる「担当者が連絡を控えてほしい時間帯を知らない」ですが、担当者が希望連絡時間帯や連絡手段を把握していないことが考えられますので、望ましい連絡方法などを明確に伝えましょう。

例えば、9:00‐18:00は現職で勤めているため、「eコンシェルからのチャットのみ」「18:00~21:00は電話連絡で大丈夫」というように具体的に伝えることが大切です。

ワークポートを利用するときの注意点(求人数が少ないことも)

ワークポートを利用するときの注意点

次に、ワークポートを利用する際に気をつけたい注意点を紹介します。事前に確認したうえで利用を検討しましょう。

注意点① 地方の求人数が少ない

ワークポートは全国の求人を扱っているものの、首都圏の求人が多く地方企業の求人数は少ないようです。

2023年1月現在の公開求人数を地域ごとに検索した結果は、下表の通りです。

都道府県 求人数
東京都 24,340
大阪府 5,958
愛知県 3,460
北海道 1,415
石川県 389
高知県 152

(2023年1月28日時点 全65,028件)

全体の約3分の1の求人が東京都です。北陸、東海、中国・四国などの求人数は極端に少ないため、地方就職を目指している方は、希望に合った求人を見つけられない可能性があります。しかし、ワークポートは札幌から沖縄まで日本全国に24拠点、海外にも1拠点のオフィスを展開しています。今後さらに地方企業の求人が増える可能性はあるでしょう。

地方になるほど求人数は減るため、求人数が多い大手転職エージェントに登録するのもいいです。以下におすすめの転職エージェントをまとめたので、試しに覗いてみてください。

注意点② IT・web関係以外の求人数が少ない


ワークポートは「総合転職エージェント」として幅広い業界・職種の求人を扱っていますが、現状ではIT・web関係が中心で、その他の求人数は多くありません

2023年1月現在の公開求人数を業種ごとに検索した結果は、下表の通りです。

業種 求人数
webサービス・広告・コンテンツ制作 6,929
システム開発・情報通信 15,250
エネルギー・インフラ 467
小売り・販売 1,549
教育・保育 578

上記の通り、求人の多くがIT・web関連業界のものだとわかります。ただし、営業職や管理部門の求人は業界を問わず多く取り扱っているため、IT職以外の求人も紹介可能です。

希望する業界や職種の求人がどれくらいあるか、事前に公開求人を検索するとよいでしょう。

ワークポートを上手に活用するポイント!

ワークポートを上手に活用するポイント

ワークポートを活用して満足のいく転職活動を行うために、押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

ワークポートのサービスは完全に無料なので、ぜひ最大限に活用してください。

ポイント① 履歴書・職務経歴書の作成サービスの活用

ワークポートは、履歴書・職務経歴書を作成するためのさまざまなサポートがあります。

1つ目は、オンライン上で簡単に履歴書・職務経歴書を作成できる「レジュメ」です。

PC・スマホ・タブレットからアクセスし、必要事項を入力するだけで簡単に書類が作成できます。

履歴書・職務経歴書 かんたん作成「レジュメ」

(出典:ワークポート「履歴書・職務経歴書かんたん作成「レジュメ」」

作成した書類は何度でも修正できるほか、ワークポートを経由しない転職活動でも利用可能です。

2つ目のサービスとして、ワークポートでは用途に応じた28種類の履歴書・職務経歴書のテンプレートを無償で提供しています。

履歴書・職務経歴書のサンプル

(出典:ワークポート「履歴書・職務経歴書のサンプル」

webページから手軽にダウンロードでき、入力項目ごとのポイントも解説されているため、ぜひ活用してください。

ポイント② 「すぐに転職講座」の活用

ワークポートでは、転職活動に役立つ様々な情報を、オンラインや対面の講座「すぐに転職講座」を通して提供しています。

ワークポート「転職ノウハウが身につく! すぐに転職講座」

(出典:ワークポート「転職ノウハウが身につく! すぐに転職講座」

年齢や学歴に関係なく誰でも利用可能で、受講には一切費用がかかりません

受講者の全員が必須で受ける「面接基礎講座」に加えて、全10種類の講座の中から興味のあるものを選択して受講できます。

選択講座の内容は、以下の通りです。

    1. 応募書類作成講座
    2. 身だしなみ講座
    3. 転職活動の基礎知識講座
    4. 面接準備講座
    5. web面接対策講座
    6. 面接ロールプレイング講座
    7. モチベーション講座
    8. 日本の社会情勢講座
    9. 適性検査講座
    10. 退職手続き講座

動画視聴の講座のほか、対面やオンライン、電話による講師からの直接講義も用意されています。

豊富な転職ノウハウを持つ専門の講師からサポートを得られるため、ぜひ積極的に活用してください。

ポイント③ 無料スクール「みんスク」の活用

ワークポートが提供するサービスの中でも特徴的なのが、未経験からエンジニアを目指す方向けの無料スクール「みんスク」です。

みんスク

(出典:みんスク

みんスクは、IT業界での転職支援を得意とするワークポートの強みを生かし、求職者が完全未経験からITスキルを身に着け、実際に企業へ就職するまでをトータルサポートしてくれるサービスです。

しかも、運営費用は卒業生の就職紹介手数料で賄われているため、受講料やテキスト代、転職コンサルタントへの相談、エージェントサービスの利用まですべてが無料。これからIT業界での活躍を目指す方にとって、心強いサービスです。

みんスクでは、以下3つのコースを開講しています。

コース名 概要
開発(PHP)コース プログラムの基礎
データベースの連携スキル
アプリケーション制作スキル など
開発(Java)コース プログラムの基本
データベースの連携スキル
ゲーム制作スキル など
インフラコース IT業界基礎知識
ネットワークとサーバーに関する知識 など

過去には、小売店販売員や美容師、ホールスタッフなど、さまざまなバックグラウンドの受講生がみんスクで学び、IT人材としてのキャリアをスタートさせています。

未経験からITを学びたい方、スキルアップから転職サポートまでを一気通貫で支援してほしい方は、みんスクを活用するとよいでしょう。

ワークポートを利用する流れ(申込〜内定・入社まで)

ワークポートを利用する流れ

最後に、ワークポートを利用する流れをご紹介します。

1.ワークポートの転職相談サービスの申し込み

まず、ワークポートの転職相談サービスに申し込みます。

専用サイトから、氏名や生年月日、連絡先、希望職種などを入力します。
ワークポート 転職相談サービスに申込む(無料)

(出典:ワークポート「転職相談サービスに申込む(無料)」

申し込み後、ワークポートより転職コンシェルジュとの面談日程に関するメールが届きます。

面談の希望日程を入力した後、確定メールが届きますので、案内に沿って転職コンシェルジュとの面談を実施します。

2.転職コンシェルジュとの面談(オンライン面談も可能)

サポートを支援してくれる転職コンシェルジュとの面談を実施します。

面談は通常、ワークポートの各拠点にて対面で実施されますが、電話面談やオンライン面談も可能です。来社の場合でも、ソーシャルディスタンスの徹底や換気、消毒など、新型コロナウイルス対策が徹底されているので安心です。

面談時には、主に以下の内容を話します。

  1. これまでのキャリアについて
  2. 転職理由や目的
  3. 転職に関する希望条件(業界・職種・待遇など)
  4. 転職活動の進め方に関する希望 など

面談前にこれまでのキャリアを棚卸し、希望の転職条件をまとめておくとスムーズです。

初めての転職活動で事前の準備が難しい場合は、当日転職コンシェルジュが丁寧にヒアリングしてくれるため、安心してください。

3.求人情報の紹介・確認

転職コンシェルジュとの面談後、ヒアリング内容をもとに求人情報が紹介されます。

複数の求人の中から、実際に応募する企業を選びましょう。転職コンシェルジュの提案内容が希望に合わないと感じる場合は、詳細に条件を伝え直します。

求人は何件紹介してもらっても無料ですので、自分のニーズに合うものを探しましょう。

ワークポートの専用アプリ「eコンシェル」を活用して、自ら求人検索することも可能です。
無料転職活動支援アプリ eコンシェル

(出典:ワークポート「無料転職活動支援アプリ eコンシェル」)

一般の転職サイトなどでは出会えない非公開求人も多いため、積極的に候補先を探しましょう。

4.応募先の特徴や傾向に合わせた書類を作成し、応募・選考

応募先が見つかったら、いよいよ書類応募です。

転職コンシェルジュのアドバイスのもと、応募先の特徴や傾向に合わせた書類を作成し、応募します。

企業との面接日程の調整や質問などは、転職コンシェルジュが代行してくれます。

複数企業に応募している場合、面接日程等を間違えてしまわないよう、eコンシェルの応募求人管理機能を活用して確認しましょう。
無料転職活動支援アプリ eコンシェル

(出典:ワークポート「無料転職活動支援アプリ eコンシェル」)

また、面接時には、事前に転職コンシェルジュからアドバイスをもらうことをお勧めします。

転職コンシェルジュは、これまでの企業との付き合いなどの中から、面接時によく聞かれる質問内容や選考の傾向などを把握している場合があります。

応募企業ごとに押さえるべきポイントを確認し、選考に臨んでください。

5.内定〜入社|入社後のサポート・フォローもある

企業から内定を受けたら、入社条件を確認します。

年収などの処遇はもちろんのこと、入社日の調整も転職コンシェルジュが企業と交渉します。
最終的に納得できる内定条件に至った場合は、内定承諾をし、入社が決定します。

入社までの困りごとに関しても、引き続き転職コンシェルジュがサポートしてくれるので安心してください。

また実際に入社した後も、想定していた業務内容や条件と異なる点はないか、問題なく就業できているか、フォローをしてくれます。
転職活動が終わったからと遠慮せず、悩みを抱えている場合は、ぜひ転職コンシェルジュに相談してください。