若手活躍は当たり前!冒険社プラコレのユニークなカルチャーと自由な働き方

独自性のある働き方や人事制度、組織づくりなどに取り組む企業を紹介するこの企画。今回はブライダル業界初の「チャット相談サービス」の導入や、メタバースオフィス『Viket Town』の開発などを進める冒険社プラコレにお話を伺いました。

冒険社プラコレとは

冒険社プラコレは、ウェディングドレスメディア『PLACOLE&DRESSY』や、結婚式場やウェディングプランナーとオンラインでつながることができる『PLACOLE WEDDING』をはじめとした、ブライダルに関する多角的な事業を展開している会社です。

冒険社プラコレはSNSを中心にマーケティング・ブランディングを進めており、公式運営するFacebook、Twitter、Instagram、TikTokでの合計フォロワー数が900.5Kを超えるなど、業界トップクラスの注目を集めています。

会社名 冒険社プラコレ
住所 本社:Viket Town(メタバースオフィス)
横浜ベース:神奈川県横浜市西区南幸1丁目1-1JR横浜タワー21F
事業内容 ・PLACOLE&DRESSY…ウェディングドレスメディア事業
・PLACOLE WEDDING…ウェディングプランに関する対話型AIメディア事業
・DRESSY…ウェディングに関するファンションメディア事業
・DRESSYCAFE/DRESSY ROOM &Tea…カフェ・ショップ事業
・ViKet Town…メタバースオフィス事業
設立 2015年11月2日
公式ページ https://pla-cole.co/
働き方 本社をメタバースオフィスに置くハイブリッドワーク、フレックスタイム制(コアタイム:12時から16時)

自社で開発しているメタバースオフィス『ViKet Town』に本社を置き、また福利厚生の一環として「マンガ主人公給」を取り入れるなど、働き方に関する数々のユニークな取り組みを行っているのも、冒険社プラコレの特徴です。

そんな冒険社プラコレで執行役員を務める武藤さんに、若手社員活躍の背景や、それぞれのライフスタイルを尊重する自由な働き方、楽しく働くことができる社内カルチャーなどについてお話を伺いました。

本日お話を伺った方
冒険社プラコレ管理部広報執行役員武藤みなみさん

冒険社プラコレ
管理部広報 執行役員

武藤 みなみさん

ブライダル業界で常識にとらわれない数々のアイディアを実現

冒険社プラコレのミッション、ビジョン、経営理念
▲プラコレさんの掲げるミッション・ビジョン・経営理念

編集部

はじめに、プラコレさんの事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。

武藤さん

プラコレではメイン事業として、ウェディングに関するさまざまなサービスを展開しています。SNSを通じてウェディング情報や魅力を発信する『PLACOLE&DRESSY』、結婚式場やウェディングプランナーと花嫁さんをマッチングさせる『PLACOLE WEDDING』、ウェディングドレスなどの販売を行う『DRESSY ONLINE』がそれにあたります。

プラコレは2015年の創業以来、SNSを中心にマーケティングを行ってきました。現在ではSNSのフォロワー数やハッシュタグ総数などで業界トップクラスを誇っています。それらのノウハウを活かしたSNSの広告代理店として、プランニングやマーケティング支援の事業も行っています。

プラコレがビジョンに掲げているのは、常識にとらわれないアイディアで「自由な未来をつくる」ということ。「自由な未来」というのは、選択肢の多い未来ということです。自分では探すことのできなかった情報を届け、ユーザーの皆様の選択肢を増やしていくことを意識し、さまざまなサービスを展開しています。

編集部

結婚式場やウェディングプランナーと花嫁さんをマッチングさせる『PLACOLE WEDDING』というのは、具体的にどのようなサービスなのでしょうか?

武藤さん

これはブライダル業界唯一のチャットプラットホームで、プラコレ独自のウェディング診断結果をもとに各式場のプラン・プランナーをレコメンドするものです。従来の結婚式場探しというと、まずはブライダルフェアに参加したり、結婚式場を検索したり、という手順を踏む必要があったのですが、このサービスはプランから選べるというのが特徴です。

編集部

なるほど。まさにプラコレさんが掲げる選択肢の多い「自由な未来」につながるサービスなんですね。

武藤さん

その通りです。また、オンラインを中心に集客を進めてきましたが、近年ではオフラインの環境整備にも力を入れています。2022年には横浜駅の直結のビルにベースオフィスを整備しましたし、2022年6月には鎌倉でカフェを、2023年6月には名古屋駅直結のKITTE名古屋にてカフェとウェディングの相談スペースを開業しました。

カフェについては、今後も全国的に展開していくことを予定しています。オンラインにもオフラインにも強く、世界中で愛されるサービスというのが、プラコレの目指すところとなっています。

ブライダル業界に珍しい、個人に合わせた自由な働き方が可能

プラコレが開発する『Viket Town』のイメージ画像
▲プラコレさんが開発する『Viket Town』

編集部

プラコレさんの働き方についてお伺いします。現在は『ViKet Town』というメタバースオフィスを本社としているとのことなので、基本的にはリモートワークとなっているのでしょうか?

武藤さん

はい。コロナ禍があったことでリモートワークに移行した企業も多いと思いますが、プラコレでは創業当初からリモートワークを意識していました。それは、ブライダル業界特有の働き方の不自由さを解消したいという思いを持っていたからです。

やはりウェディングに携わる上ではどうしても結婚式場に行くことが必要なのですが、そうすると時間や場所に縛られてしまう、という課題がありました。その働き方の不自由さが、結婚して子どもが生まれた後の、特に女性の働きづらさにつながっている部分があったんです。

プラコレではその課題を改善するために、オンラインでつながりながら、オフラインでは自由なところで働けるようにしたい、ということでリモートワークを導入しました。フレックスタイム制も導入しており、働く場所に加えて時間の面でも、メンバーそれぞれのライフスタイルにあわせた働き方ができるようにしています。

編集部

リモートワークやフレックスタイム制の運用ルールなどはありますか?

武藤さん

全員に共通しているのは、コアタイムを12時から16時に設定しているという点です。それ以外の時間はメンバーや事業、部署の状況にあわせて柔軟に対応できるようにしています。

また、月曜日と火曜日は自由な場所で働ける日にし、水曜日にはどの職種もどの部署のメンバーも全社ミーティングを実施するようにしています。全社ミーティングの時間だけは、全員が業務を止めてオンラインで全社ミーティングをするように設定しています。

編集部

社員の方が働く環境においても、プラコレさんのミッション「自由な未来」をしっかり体現されているんですね。ブライダル業界にある、働く場所や時間の制約を改善しつつ、オンラインの全社ミーティングでしっかり会社の状況を共有されているということも分かりました。

本社はメタバースオフィス!「隣にいるように」働く社内コミュニケーション

プラコレの『Viket Town』の概要
▲Viket Townでは設定したアバターに持たせるアイテムで感情を表現できるなど、コミュニケーションにつながる仕掛けがたくさん

編集部

個人の働き方の自由を尊重されているプラコレさんですが、会社内のコミュニケーションで工夫されていることはありますか?

武藤さん

リモートワークにおけるコミュニケーション不足をどうするかというのは、プラコレがリモートワークを始めたときからずっと考えてきました。Viket Townをつくったのは、その解消のためでもあります。

現在はViket Townを本社とし、メンバー皆に出社してもらっています。Viket Townは単にオンライン上でつながる場所というだけでなく、バラバラの場所にいたとしても隣で働いているような感覚になれるコミュニケーションの仕掛けがたくさんあるんです。

編集部

Viket Town上ではどのように社員同士がコミュニケーションを取ることができるのでしょうか?

武藤さん

Viket Townではアバター同士でコミュニケーションを行っています。アバターには自分の好きな服を着せることができますし、アバターが持つアイテムで自分の気分を表すことができるんですよ。

またViket Town内ではメッセージを送り合うこともできます。プラコレでも、例えば誰かが営業で何かを獲得するというような嬉しいことがあった場合は、皆で「おめでとう」「素敵だね」といったメッセージを送り合っています。

その他にも、日報のコメント機能や部署をまたぐアドバイスなどもViket Tow内で行っています。すべてのコミュニケーションが、Viket Townの中に集約されていますね。

編集部

業務連絡のようなものから、本当に隣にいるような気軽なやりとりまで、Viket Town内であらゆるコミュニケーションを取ることができるんですね!

プラコレの『Viket Town』の概要
▲Viket Townではメッセージとともにアイテムのプレゼントも可能

平均年齢は28歳。若手も“当たり前”に活躍できる環境

プラコレの会社説明会の様子
▲多くの人が集まるプラコレさんの会社説明会の様子

編集部

プラコレさんでの若手活躍についてお話を伺います。プラコレさんには若い社員の方が多い印象ですが、現在の年齢構成はいかがでしょうか?

武藤さん

男女比は4対6くらいで女性が多く、平均年齢は28歳となっています。創業当初から新卒採用を実施していたため、新卒で働いているスタッフも多いですし、中途採用でも20代の若手社員が多くなっていますね。

冒険社プラコレ管理部広報執行役員武藤みなみさん
▲プラコレ立ち上げ期の新卒社員として活躍を続ける武藤さん

編集部

武藤さん自身も新卒入社されたのでしょうか?

武藤さん

私はプラコレの一番最初の新卒社員です。就職浪人を経て10月に入社しているので、0.5期生のような感覚です。創業1年目の立ち上げ期で、まだメンバーが5人くらいしかいない時期にSNSを見てプラコレを知り、入社しました。

入社当初はSNSは今ほど浸透していませんでしたが、代表や立ち上げメンバーが一番大切にしているコンテンツがSNSでした。私自身も「SNSはこれから来る」という思いのもと、SNSの担当を任せてもらいましたね。

ウェディングというのはやはり人生に魔法をかけるもので、女性の憧れでもあります。そんなウェディングに関する事業を手掛けるこの会社を大きくしたいという思いをもって、その後もいろいろなことに関わっていく中で、会社を大きくしていく過程に携わることができたなと実感しています。

編集部

新卒入社されてからずっと、会社の拡大とともに歩まれてきたんですね。現在は10倍近くの人数になっていると思いますが、若い世代の方が活躍できるフィールドというのは変わらずあるのでしょうか?

武藤さん

はい。プラコレでは「若いうちから活躍できる」というのは、本当に当たり前のことなんです。チャンスは誰にでも、平等に広がっているということを、会社のメンバー皆が当たり前に認識しています。

例えば会社の方針としてSNSに力を入れていますが、SNSを良く知らない大人が手掛けるよりも、プライベートでも使っている若い世代の方の意見をどんどん取り入れていった方がよいですよね。 SNSに限らず、1人の仲間として、若い方たちのアイディアを尊重するということを大切にしていますね。

プラコレのブレストの様子
▲社員同士でのブレストを活発に行っているプラコレさんは、会社説明会でもブレストを通して学生とコミュニケーション

8つの行動指針を軸に行う360°評価が社員皆の活躍を促進

プラコレが掲げる8つの行動指針
▲プラコレさんが掲げる8つの行動指針

編集部

プラコレさんでの若手社員の方の活躍を生む背景には、どのようなものがあるのでしょうか?

武藤さん

プラコレでは上司と部下の関係性をなくし、皆が皆を評価するという360°評価をしています。評価のコンセプトは、「定性的な評価は仲間に、定量的な評価はお客様に」というもの。プラコレで掲げる8つの行動指針を軸に、社員全員で皆を評価し合っています。

毎月1回、全員が全員を評価する360°評価があることで、皆の変化や成長をすごく感じられるんです。また、それを皆が褒め合う環境があるのも、成長を促進するために大切なことだと感じています。

もう1つ重要なのが、会社として大切にしている8つの行動指針を全員が意識できるということです。ミッションや行動指針などはどうしても「上の人たちが言っているだけ」という意識になりがちですよね。

しかし、プラコレではどのメンバーも自分たちの行動指針を意識しながら仕事をしているため、それぞれの行動のさまざまな場面にこの行動指針が散りばめられているなと感じます。

編集部

全員が全員を8つの行動指針を軸に評価することで、周りの成長も感じられますし、自分自身が行動指針を改めて意識するきっかけにもなっているんですね。

漫画の主人公になれる福利厚生も!ユーモアを持って楽しく働ける社内カルチャー

プラコレの公式サイトトップページ
▲冒険を楽しめるような仕掛けが詰まったプラコレさんの公式サイト(公式サイトより引用)

編集部

プラコレさんの公式サイトを拝見しましたが、とても遊び心にあふれていますよね。「8つ目の行動指針」を決められるルーレットもあって、私もついルーレットを回してしまいました(笑)。プラコレさんの社内も楽しい雰囲気なのでしょうか?

武藤さん

ありがとうございます!一般的に働くことは辛いことだと思っている人も多いと思いますが、「せっかく働くのだったら、より楽しく、ユーモアを持って働けたら良いよね」というのがプラコレの考え方です。

もちろん会社においてやるべきことをやる必要はありますが、「新しい価値を創造する」というビジョンを世の中に発信していく上で、ユーモアや遊び心とのバランスを持ちながら仕事をしていくことが重要だと感じています。

編集部

素敵ですね!ユニークな取り組みも多いプラコレさんですが、特徴的な施策はありますか?

武藤さん

プラコレでは「福利厚生も皆で決める」というカルチャーがあるのですが、その中で決まったのが「マンガ主人公給」というものです。これはスタッフの活躍エピソードを毎月募集し、その中から素敵なエピソードを選んで、プラコレのデザイナーチームが漫画にするというもの。漫画の主人公になることもでき、さらに自分の雄姿を家族にも見せられるという、ユニークな福利厚生の一環となっています。

仕事を通してワクワクや達成感など、いろいろな感情を感じられることが大切です。働くのが楽しくて、会社に行きたくなる、どんどん挑戦したくなるような仕掛けを、会社として考えていきたいですね。

編集部

プラコレさんでは皆が創意工夫をしながら楽しく働ける環境をつくっていっているんですね。それが「新しい価値を創造する」というプラコレさんのビジョンの体現にもつながっていることがよくわかりました。

未経験でも活躍多数!「仲間を大切にする」姿勢が重要

プラコレの社内風景

編集部

プラコレさんの採用について伺います。プラコレさんでは新卒入社の社員の方が多いとのことですが、中途採用の場合は経験者の方が多いのでしょうか?

武藤さん

いえ、全然そんなことはありません。ブライダルも未経験の方ばかりですし、SNSのチームメンバーもSNSをビジネスとして運用したことがないメンバーが多くいます。

編集部

未経験で入社しても活躍することができるんですね。プラコレさんが採用にあたって求めるのはどのようなことですか?

武藤さん

プラコレでは「日本で一番、仲間を大切にする会社でありたい」ということを掲げています。そのため、何か特別なスキルや経験を持っていなくても、働くことを楽しめたり、仲間を大切にできる方と一緒に働きたいなと思います。

また、我々も仲間が輝けるようにいろいろと制度や仕組みを整えてはいますが、プラコレはまだまだ未完成の会社でもあります。プラコレという会社をつくっていくこと自体を楽しめる方に入社いただけると嬉しいなと思います。

性別や年齢に関わらず、自分に合った仕事をきっと見つけられる

冒険社プラコレ管理部広報執行役員武藤みなみさん

編集部

最後に、プラコレさんに興味を持った読者の方にメッセージをいただけますか?

武藤さん

プラコレにはたくさんの職種があり、また先ほどもお話しした通り、「若いうちから当たり前に活躍できる」環境があります。性別や年齢、やりたいことのある・なしに関わらず、誰しも自分に合った職業をきっと見つけることができると思います。興味を持った方はお気軽にお問い合わせください!

編集部

プラコレさんでは「自由な未来をつくる」というミッションの通り、その人に合った働き方の選択肢を持つことができ、なおかつ仲間と一緒に働く大切さを実感できる環境があると感じました。本日はありがとうございました!

■取材協力
冒険社プラコレ:https://pla-cole.co/
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