若手が活躍する生活協同組合パルシステム東京。職員がファンになる職場の魅力とは

若手のメンバーが生き生きと活躍している職場にお話を伺うこの企画。今回は、安心・安全にこだわった食材の宅配サービスをはじめとして、人々のくらしに関するさまざまなサービスを提供する、生活協同組合パルシステム東京にインタビューさせていただきました。

こだわりの食材でくらしを支える生活協同組合パルシステム東京

パルシステムは、首都圏を中心に約160万世帯が利用している生活協同組合で、食材や日用品などの個人宅配サービスのほか、福祉やくらしに関するさまざまなサービスを提供しています。

生活協同組合パルシステム東京は、そのパルシステムグループを構成する10生協のうちのひとつであり、総事業高、組合員数ともに最大規模の生協です。

「日本の食」を支えることを理念のひとつとして掲げ、国産・産直・環境にこだわった安心・安全な食材をお届けし、人々の暮らしをサポートしています。

会社名 生活協同組合パルシステム東京
住所 新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿
事業内容 ・食を中心とした商品の供給事業
・共済・保険事業
・福祉事業
・電力事業 など
設立 1970年4月
公式ページ https://www.palsystem-tokyo.coop/

今回は、若手の職員さんの活躍や働きがい、組織のカルチャーなどにスポットをあてて、人事部人事・育成課の福元さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
生活協同組合パルシステム東京の人事部人事・育成課で働く福元さん

生活協同組合パルシステム東京
人事部人事・育成課 主任

福元 研太さん

20代、30代の若手職員が中心となり現場をけん引

生活協同組合パルシステム東京での朝礼の風景

編集部

パルシステム東京さんでは、若手の職員の方が多く活躍しているとお聞きしていますが、具体的に、どのくらいの年齢層の方がどのようなお仕事をされているのでしょうか?

福元さん

入社後、まずは、組合員さんに商品をお届けする「配送担当」と、新規の組合員さんを獲得する「営業担当」というどちらかの職種からスタートして、ほとんどの職員がその両方の職種を経験してステップアップしていくことになります。

パルシステム東京の場合、配送担当のメンバーが特に若くて、20代のメンバーが多く活躍してくれています。都内17か所にある配送拠点で約150人ほどのメンバーが配送を担当しているのですが、平均年齢は31.6歳となっています(2024年1月現在)。

営業担当職や配送センター全体の職員の平均年齢を見ても、30代後半なので、全体で見ても、比較的若いメンバーが活躍している職場と言えるかと思います。

編集部

管理職の方々の年齢層はどのくらいなのでしょうか?

福元さん

ばらつきはありますが、配送センターのトップのセンター長の平均年齢は40代前半ですね。若い方でも活躍できる環境がありますよ。

年齢問わず平等に評価。20代で部下を持ちチームを引っ張る職員も

生活協同組合パルシステム東京の営業担当メンバー

編集部

例えば配送担当職の場合、どのようにステップアップしていくことになるのでしょうか?

福元さん

まずは、「リーダー」という役職を目指していただくことになります。

「リーダー」になると、数名の部下を持って、そのチームをけん引しながら業務を進めていくことになります。

「今週はこの商品をアピールしよう」「こういう流れで仕事を進めよう」など、チームでさまざまなことを話し合いながら仕事をするのですが、それを引っ張っていくのが、「リーダー」の役割です。

編集部

「リーダー」には、早くてどのくらいでなれるのでしょうか?

福元さん

現在、30名ほどいて平均年齢は38.8歳となっています(2024年1月現在)。20代で配送のリーダーになる方もいますよ。

編集部

20代でも部下を抱えてチームを引っ張っていくような仕事をされている方がいらっしゃるのですね。そのような方が早くしてリーダーになれる理由は、どのようなところにあるのでしょうか?

福元さん

配送担当職にも営業担当職にも、数値目標というものがあるので、成果が平等に評価されるんです。

配送担当であれば、例えば、「自分が担当しているコースの組合員さんが毎週定期的に利用してくれているか」「利用をお休みしている組合員さんの利用をどれくらい再開できたか」「実際にどのくらいの商品を買っていただけたか」などです。

編集部

年齢にかかわらず、定量的に評価されるしくみがあるということですね。

福元さん

そうですね。ただ、数字だけが抜群によいからリーダーになれるのかというと、そうではありません。チームの状況を見たうえで、他のメンバーのフォローをしたり、業務改善に務めたりなど、行動面も含めて総合的に評価しています。

「ファン作り」につながる行動を評価し、組織を元気に

生活協同組合パルシステム東京の配送センター事務所

編集部

パルシステム東京さんにおいて、職員の皆さんの活躍を後押しするような独自の取り組みがあれば教えてください。

福元さん

パルシステム東京には、「パルでよかった」という行動スローガンがあります。

生協をご利用いただいている組合員さん、そして生産者の皆さんに「パルでよかった」と思っていただくだけでなく、働いている自分たちも、「パルシステムで働いていてよかった」と思える行動を1人1人やっていこうという想いが込められているんです。

その模範となるような行動をされた方を表彰して、評価するという取り組みを行っています。

編集部

具体的にどのようなときに与えられる賞なのでしょうか?

福元さん

配送担当も営業担当も、外で仕事をしているので、仕事中に困っている人やトラブルに出くわすことが結構あるんですよね。

例えば、お年寄りの方がひとりで困っていたら助けたり、事故が起きて怪我をした方がいたら救急車を呼んだり。当たり前のことですが、そういうシーンを偶然見てくださっていた方からお褒めの声をいただくことも結構多いんです。

そういったお褒めの声をしっかりと集めて、皆に共有するということをやっています。

編集部

評価された側ももちろん嬉しいと思いますが、一緒に仕事をしている仲間もきっと嬉しいですよね。まさに、「パルでよかった」という気持ちを生む取り組みだと感じました。

「産地研修」を定期開催。生産者との交流を大事にする理由とは

編集部

ほかにも、パルシステム東京さんが、仕事をするうえで大事にされている価値観や特徴的な取り組みがあれば教えてください。

福元さん

生協の仕事は、組合員さんがいてこそというのはもちろんですが、産地やメーカーの方々がいないと成り立ちません。日々の業務だけをやっていると、どうしてもそういう視点が抜け落ちてしまうので、私たちは産地交流の機会をとても大事にしています。

編集部

具体的に、どのような取り組みを行っているのでしょうか。

福元さん

職員が参加する「産地研修」というものを定期的に行っています。

新潟、秋田、青森などの産地を実際に訪れて、例えば、お米を作っている農家さんのところで実際に作り手の皆さんと一緒に作業をしながら、こだわりや苦労など、いろいろな話を聞くんです。

新たに入社された方に関しては、必ずその年に1回は参加していただいています。

編集部

実際に生産者さんの業務を体験し、生の声を聞くことができるわけですね。産地研修は、パルシステム東京さんが独自で行っているのですか?

福元さん

パルシステム東京独自でやっている産地研修と、パルシステムグループ全体の連合会でやっている産地研修という二つがあります。

パルシステムは、古くから交流が続いている産地がたくさんあります。株式会社における一般的な「お取引先」というイメージとは少し違って、私たちがお客様扱いをされることはありません。

結構強い意見をぶつけてくる生産者さんもいるので、特に中途で入られた方で、前職での経験が当たり前になっている方は少し驚くこともあるかもしれませんが、生産者さんとともに作り上げている生協という組織を感じていただくよい機会にもなっていると思います。

「援農」の取り組みも。産地の方々との交流が自己の成長につながる

編集部

研修以外でも、産地の方と交流する機会はあるのでしょうか。

福元さん

産地研修とは別に、産地が多忙な時期に農作業のお手伝いをする「援農」という取り組みもやっています。しばらくコロナ渦で中断していたのですが、2024年から取り組みを再開する予定です。

こちらは業務でも研修でもないのですが、交通費・旅費・宿泊費・食事代などの費用は組織で負担してもらえるので、好きな方は何度も行っていたりしますね。

編集部

任意でも、何度も参加される方がいるんですね。

福元さん

そうですね。産地の方々と個人的に仲よくされている職員もいますよ。パルシステムの生産者さんはとても熱い方が多くて、若い職員に対しても生産者としての想いやパルシステムへの期待を熱く語ってくださるんですよね。

私たちパルシステムは、産直・国産の食材にこだわっていますが、なぜそれを大切にしているのかということを、生産者を通じて理解を深めることができますし、自分たちの商品に自信や愛着を持って、商品をおすすめできるようになります。

また、サラリーマンとは違う、さまざまな価値観を持っていらっしゃる産地の方々と交流するということも、視野を広げるよいきっかけになると感じています。自己の成長のために、業務外でも積極的に参加されている方もいらっしゃいますよ。

編集部

普段の業務だけではなかなか得られない視点を、研修や援農という機会を通じて養っているのですね。とてもすばらしい取り組みだと思いました。

それぞれの強みを活かして助け合うカルチャーが魅力

編集部

パルシステム東京さんの職場の雰囲気についても教えていただけますか?

福元さん

アットホームな雰囲気で和気あいあいと働いています。部活のような感じです。

また、お互いに困っているときには助け合うという風土が、どこのセンターにも共通してありますね。

例えば事故渋滞などで配送が遅れるメンバーがいたりすると、早く終わったメンバーが途中で助っ人に入ったり、戻ってきたときに片付けをみんなで一緒に手伝ったりということを、自然とやっていますよ。

編集部

チームで協力してよいサービスを提供しようというカルチャーがあるんですね。

福元さん

そうですね。転職してきたメンバーが多いということもあり、年齢や役職に関係なく、前職の経験や得意分野を活かしてチーム内に発信したり助け合ったりもしています。

例えば、営業経験がある方が組合員さんとのトークのコツをアドバイスしたり、飲食関係のお仕事をしていた方が商品をおすすめするためのレシピを考えて提案したり、映像関係のお仕事をしていた方がチラシを作成して共有したりなど、それぞれの強みを活かしてチームに貢献してくれています。

編集部

それぞれが自分の強みを発信しやすい風土もあるということですね。働くモチベーションも上がりそうな職場環境だと感じました。

職員のアイデア歓迎!考えて提案することがやりがいに

生活協同組合パルシステム東京の職員がオンライン研修を実施しているところ

編集部

パルシステム東京さんで働く魅力や仕事のやりがいについて、職員の皆さんから聞こえてくる声があれば教えてください。

福元さん

もちろん人それぞれだとは思いますが、配送職にしても営業職にしても、自分で工夫をしながら仕事を進められるというのは、魅力のひとつだと思います。

何でも自分で判断できるというわけではありませんが、新しい提案を歓迎し、斬新なアイデアも面白がってくれるカルチャーがあるので、「もっとこうしたらよいのではないか」というアイデアが受け入れられやすいんですよね。

過去には、職員がアイデアを出し合って、経営陣の前でプレゼンする大会のようなものも開催されたこともあります。

編集部

事例として、過去に職員の方から出たアイデアで、実現したものがあれば教えてください。

福元さん

例えば、営業の業務改善というところでは、資料請求のフローを改善したという事例があります。

従来は、テレビCMやWeb広告などを見て興味を持ってくださった方が資料請求をすると、電話やメールで受け付けたうえで、対面で説明に伺う日程を調整するというようなことをやっていたんです。それを、候補日をいくつかWeb上に提示して、その中から選択してもらうという、セルフアポ方式に変更したという事例があります。

いつでも気楽にアポイントが入れられるような仕組みにしましょうという、職員の提案が実現した事例ですね。

編集部

そのようなアイデアがボトムアップで出てきて、実際に受け入れられるカルチャーがあるということですね。職員の皆さんのやりがいにもつながりそうだと思いました。

助け合い精神と提案力で、チームに貢献できる方を募集

生活協同組合パルシステム東京の職員の皆さん

編集部

最後に、採用についてお聞かせください。パルシステム東京さんでは、どのような方が活躍できるでしょうか?

福元さん

まずは、人と接することが苦にならない方ですね。配送職も営業職も、組合員さんと接するお仕事ですし、仲間と協力し合って日々の業務を行っています。

相手の痛みがわかって手を差し伸べることができる方や、チームで一緒に何かをするのが好きな方は、組織の風土に馴染めると思いますし、フィットすると思います。

また、アイデアを考えるのが好きでそれを発信できる方も、やりがいを持ってお仕事していただけるのではないかと思います。

年齢問わず、得意分野を生かして提案をしたり、アイデアを考えて意見を言えるカルチャーがありますので、そういう環境に魅力を感じていただけたら、ぜひご応募いただければと思います。

編集部

ありがとうございます。フラットに意見交換しながら和気あいあいとお仕事できる環境は、若手の方もやりがいを持って働ける魅力的な環境だと思いました。

本日は、たくさんの貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

■取材協力
生活協同組合パルシステム東京:https://www.palsystem-tokyo.coop/
採用ページ:https://recruit.pal.or.jp/