注目の心理学「NLP」の教育事業を広めるジーニアス・ブレインの若手成長を促す制度とは

先進的な働き方や社内カルチャーで注目を浴びている企業の魅力や社内制度についてお届けする本企画。今回は、「脳の取扱説明書」とも言われるNLPを総合的に学ぶことができるスクール運営やコンサルティング事業を展開する、株式会社ジーニアス・ブレインにお話を伺いました。

株式会社ジーニアス・ブレインとは

株式会社ジーニアス・ブレイン(NLP-JAPANラーニング・センター)は、欧米を中心に研究が進んでいた最先端の心理学、NLP(Neuro Linguistic Programming:神経言語プログラミング)を総合的に学べる環境を日本で初めて構築し、様々なプログラムを提供することで、NLPにより人生を豊かにするサポートを行なっています。

同社では、受講生をはじめとする顧客の成長を支える役割を担う社員に対しても、一人一人が自分の望む形の成長や幸せを掴むことができるよう、全社をあげて多種多様な取り組みを実施しています。

会社名 株式会社ジーニアス・ブレイン
住所 東京都千代田区神田錦町3-18-3 錦三ビル 3・4階
事業内容 ・NLPトレーニングの開催
・NLP-JAPANラーニング・センターの運営統括
・コンサルティング業
・広告代理事業
・出版事業
設立 平成16年
公式ページ https://www.nlpjapan.co.jp/
働き方 業務内容により出社またはリモートワーク

今回は、入社間もない若手社員がみるみる育っていく社内カルチャーを持つ、株式会社ジーニアス・ブレイン独自の社内制度や福利厚生について、そして、これからの会社の発展を共に担う新たなメンバーへ伝えたいことについて、研修事業部のセクションヘッドである田中守さんにお話を聞かせて頂きました。

本日お話を伺った方
株式会社ジーニアス・ブレイン 研修事業部 セクションヘッド 田中守さん

株式会社ジーニアス・ブレイン
研修事業部 セクションヘッド

田中守さん

すべての人が当たり前にNLPを学ぶ世界を作る

株式会社ジーニアス・ブレインが掲げる「事業の目的存在意義」
▲ジーニアス・ブレインさんが掲げる「事業の目的存在意義」(公式サイトから引用)

編集部

NLPという心理学を軸に、様々な研修プログラムや出版・広告事業など、幅広く事業展開を進めているジーニアス・ブレインさんですが、会社として掲げているビジョンやミッションについて教えてください。

田中さん

当社では、「事業の目的存在意義」というものを掲げていまして、私たちが事業展開していくうえでの重要な指標となるミッションにあたります。

日本中の人々が、自己の成長や人生の幸福を追求し、それらを実感できる世界を構築するために、私たちはNLPを最高の環境で学ぶことができる場所と機会を提供し続けることが使命であると考えています。

編集部

NLPを学ぶ場として中心的な役割を果たしているNLP-JAPANラーニング・センターですが、どのような講座が開催されているのでしょうか?

田中さん

NLPをビジネスで活用していくための講座や、NLPのセラピーやコーチングの講座などを主軸にして開催しています。

また、これまでは経営者やビジネスマン向け講座が中心でしたが、新規事業として、「就職活動を有利に進めるためのNLPの活用法」といった視点を取り入れた、大学生向け講座を2023年の2月からスタートしました。

学生向け講座を開講するにあたり、「就職活動で勝ちたい」「他の人と差をつけたい」学生をターゲットに、コミュニケーションスキルと心理学を融合させたプログラムを開発しました。講座では、自己分析や面接を想定したワークショップなどを行なっています。

編集部

その講座は、対面のみでの開催になるのでしょうか?

田中さん

今日私が担当した講座は対面で行いましたが、今後はオンラインでも行っていく予定です。

若手社員が成長し挑戦し続けられる社内カルチャー

NLPプログラムに参加する受講生の様子
▲NLPプログラムの様子。意欲的な受講生が多数参加しています

編集部

ジーニアス・ブレインさんでは、入社してからかなり早いスピードで役職がついたりと、若手社員が多く活躍されていますよね。その背景には、スピーディーな成長を後押しするような、独自の制度やカルチャーがあるのでしょうか?

田中さん

おっしゃる通り、キャリアアップのスピードの速さは、当社の大きな強みです。若手社員の育成に関しては、かなり力を入れて取り組んでいて、将来的に幹部を担う「最強の30代」育成を目指しています。

編集部

スピーディーなキャリアアップにまつわるエピソードや事例はありますか?

田中さん

実際に、新卒社員が入社2年目でチーフ(主任)に昇格したり、3年目でセクションヘッド(課長)、アシスタントマネージャー(次長)に抜擢されたりしています。入社2〜3年で何らかの役職が付くことは、当社では珍しくありません。

編集部

中途入社組に関しても、同様にスピード出世が当たり前なのでしょうか?

田中さん

中途入社の社員に関しても、速いスピードでキャリアップしているケースも多いですね。

一例としては、Webサイトや動画制作を担当しているWEB戦略部という部署があるのですが、そこに中途入社した社員が、実績と貢献を評価されて、入社2年目にマーケティング部に異動になり、その半年後にマーケティング部のセクションヘッドに就きました。

他にも、入社から2年で4階級昇進してディレクター(部長)に就いた社員もいます。

編集部

入社から2年で4階級昇進とは、すごいですね!新卒・中途にかかわらず、すべての社員に対してキャリアアップの門戸が開かれている社内風土のおかげで、上昇志向が強い成長カルチャーが根付いていったんですね。

自分たちのミッションを確認し合う毎朝の朝礼

株式会社ジーニアス・ブレインの10コアバリュー
▲ジーニアス・ブレインさんが掲げる10コアバリュー(公式サイトから引用)

編集部

新卒・中途に関係なく活躍の場を提供しているジーニアス・ブレインさんですが、上昇志向が強い社内カルチャー醸成のために、イベントや制度を設けているのですか?

田中さん

イベントとは少し違いますが、朝礼は大きな役割を果たしていると思います。

ジーニアス・ブレインでは、毎日の朝礼で、「私たちの事業の目的・存在意義」と「10コアバリュー」を唱和しています。出社メンバーもリモート組もみんな一緒に朝礼に参加して、自分たちの使命やバリューを確認するために唱和するんです。

編集部

目的・存在意義やコアバリューの唱和によって、自分たちの為すべきことを確認するという作業を毎日繰り返すことで、御社独自の成長カルチャー醸成につながっているんですね。

失敗はない。フィードバックがあるだけの環境

株式会社ジーニアス・ブレイン社内のオープンスペースでの1on1の様子
▲ジーニアス・ブレインさんでは、先輩の方からフィードバックやアドバイスのための時間を設けている様子が日常的に見られる

編集部

毎朝の朝礼以外にも、成長文化を後押しするような取り組みはありますか?

田中さん

基本的に、入社年数に関係なく、とにかくチャレンジできるというのが当社の社風ですので、本人が「やってみたい」と手を挙げれば、どの部署であっても挑戦できる環境をつくっています。

ジーニアス・ブレインの内定式や社員研修など、折に触れて話にあがる、当社の哲学のようなものとして「失敗はない。フィードバックがあるだけ」というものがあります。これは心理学NLPを学ぶにあたっての大事な考え方の1つでもあります。

入社した当初は、誰もが挑戦する前に「失敗したらどうしよう」と思ったりしますよね。ただ、社長からは「うまくいく人は、多くの失敗を経験し、そこから学んでいる」ということを、よく伝えてもらっています。その結果、社員はみな失敗を恐れずチャレンジできるようになります。

編集部

田中さんは2020年の新卒入社組と伺いましたが、ジーニアス・ブレインさんに入社して、そういった社風を肌で感じられましたか?

田中さん

はい。当社の「失敗を恐れずチャレンジしよう」という社風のおかげで、私自身とても成長することができたと感じています。

実は、私は入社して1年目、そして2年目にそれぞれミスが続いて、自信をなくしそうになったことがありました。それでも、上司や先輩たちは、自分のことを見捨てることなく、いつも色々なヒントやチャンスを与え続けてくれたんです。

そういったフィードバックの積み重ねのおかげで、自分の中にあるセルフイメージや失敗に対する考え方が変わり、自分自身の仕事に対する姿勢にも変化が生まれ、結果的に今のような役職(セクションヘッド)を任せてもらえるようになりました。

編集部

フィードバック文化によって、失敗が次の成功につながっていったんですね。

社員の人生を豊かにするための福利厚生

ハワイで集合写真を撮る株式会社ジーニアス・ブレインの社員
▲社員旅行でハワイに行ったときの様子。ジーニアス・ブレインさんでは業績に応じて定期的に社内交流のイベントを行っている

編集部

若手社員がみるみるうちに成長し、リーダーとなって活躍する社内カルチャーを支える制度という観点から、ジーニアス・ブレインさん独自の福利厚生制度についてお聞かせください。

田中さん

当社の福利厚生制度は、経営理念である「スタッフとその家族を守ること」そして「お客様に感謝されること」の2つの考えをベースに設計されています。

NLPによってお客様の人生を豊かにするという仕事を通じて、社員一人一人が成長すること。また、社員もお客様と同様に、豊かで幸福な人生を送ることができること。これが、当社の福利厚生制度の根幹にある考えです。

社内コミュニケーションを活発化させる多種多様な制度

編集部

先ほどの田中さんの入社時エピソードからも、ジーニアス・ブレインさんで働かれている社員さんたちの間には、連帯感や家族意識が浸透しているように感じられたのですが、社内コミュニケーションを深めるための制度があるのでしょうか?

田中さん

ありがとうございます。社内コミュニケーションの活性化を促す制度は、とても充実していると感じています。

やはり当社は、人とのコミュニケーションについて、気付きや学びの場を提供している会社ですので、社内においても、社員同士のつながりを大切にしていますし、良好な関係性が構築できるよう、仕組みづくりも行っています。

編集部

例えば、新卒組と中途入社組の間には、心理的な隔たりのようなものが生じやすいと思うのですが、そういった点についても解消策のようなものがあるのでしょうか?

田中さん

そうですね。まず、社内制度やイベント開催という点でお話しすると、チーム内での飲み会や上司とのサシ飲み、他部署の人とのシャッフル飲み会を推奨し、それらにかかる費用を会社で負担する制度を設けています。

次に、社員たちのマインドという点でお話しすると、ジーニアス・ブレインでは、当社が運営する「NLP-JAPANラーニング・センター」で提供している講座を社員が受講できる制度を設けており、ほとんどの社員がNLPの基礎のコースを受講しています。

この受講制度により、相手のことを思いやったり、相手の立場に立って行動したりといった、コミュニケーションの基礎が身に付き、部署や年齢を超えた、縦と横の柔軟なつながりを構築しやすいマインドの定着につながっています。

当社では、社員同士の心理的な距離感を縮めるために、あだ名で呼び合う文化があるんです。そういった文化も、NLP学習によって社員のマインドがいい意味で成熟していなければ、生まれなかったと思います。

編集部

ちなみに田中さんにもあだ名があるのですか?

田中さん

はい。私は名前が「守(まもる)」ですので、そこから派生して「マルモ」と呼ばれています。

編集部

アットホームな社内の雰囲気が伝わってきますね。あだ名で呼び合うことで、緊張感がほぐれて、フラットな関係性が築けそうです。

一流の仕事を学ぶ社会見学

編集部

「お客様の成長を支援することで、社員自らも成長する」という理念に向けて、他にスキルアップ支援制度などは設けていますか?

田中さん

ちょっと珍しいかもしれませんが、レクリエーションという形で年に2回、業務時間を使って、社内交流と仕事に対する姿勢や考え方を学ぶための機会を設けています。

これまで、社員みんなで自社のセミナールームの大きなスクリーンを使って映画を見たり、ミュージカルを観にいったり、過去には新宿・歌舞伎町のホストクラブや、六本木のバーレスク東京に行ったりもしました。

編集部

面白い取り組みですね。社会見学という感じで行かれるのでしょうか?

田中さん

違った業界や世界における一流のパフォーマンスに触れることで、学び得られるものは非常に多いという考えのもとでの訪問ですね。

ちなみにホストクラブを訪問したのは、そのクラブで教育部長を務められている方が、当社の受講生として講座にご参加頂いたことがきっかけです。そういった形のつながりで、レクリエーションに発展したケースは少なくありません。

編集部

学びや成長の機会に対して、常に前向きにアンテナを張っている姿勢は、非常に勉強になります。
社員の皆様にとっても、レクリエーションは、貴重な体験ができる有意義な時間ですね。

ジーニアス・ブレインに興味を持ったあなたへのメッセージ

NLPコーチングのプログラムでの集合写真
▲ジーニアス・ブレインさんの社員も受講生の方も一緒にプログラムを受講。自社のNLPやコミュニケーションの学びを活かして、受講生の方とも信頼関係を築いている

編集部

最後に、ジーニアス・ブレインさんで働くという選択肢に興味を持たれた方に対して、メッセージをお願いします。

田中さん

まず一つ目は、当社事業の主軸であるNLPは、人を助けたり成長を促したりする、素晴らしいもので、すべての人に対して、本当に自信を持っておすすめすることができるものです。私自身、NLPを通して人生に大きな変化を起こすことができました。

自分たちが扱う商品やサービスに誇りや自信が持てるかどうかで、仕事の充実度が大きく違ってくると思います。

二つ目に、ジーニアス・ブレインは、とにかく挑戦し続けられる会社です。私もたくさん失敗して、ミスも多かったけれど、挑戦を後押ししてくれる社風のおかげで、ここまで成長することができました。

「人の成長をサポートすることで、自分が大きく成長する」というジーニアス・ブレインの価値観に共感できる方、そして、人と自分の成長のために挑戦し続けたいという方は、気軽に採用ページよりお問い合わせください。

編集部

成長意欲が高く上昇志向の強い方、そして人の成長をサポートすることに喜びを感じる方にとって、ジーニアス・ブレインさんの社内カルチャーはとてもマッチすると感じました。本日は、貴重なお話をたくさんお聞かせ頂きまして、ありがとうございました!

■取材協力
株式会社ジーニアス・ブレイン:https://www.nlpjapan.co.jp/
採用ページ:https://www.geniusbrain-recruit.jp/