auのサービスを支える株式会社medibaの「人財ファースト」なカルチャーとは

テレワークの導入などにより、柔軟な働き方を実現している企業にインタビューする本企画。今回は、「auスマートパス」をはじめとするau関連サービスの開発・運営を主軸として、モバイルインターネット分野で幅広いソリューションを提供する株式会社medibaにお話を伺いました。

KDDIグループのモノづくりの中枢を担う株式会社mediba(メディーバ)

株式会社medibaの企業ミッション
▲株式会社medibaは「ヒトに“HAPPY”を」をミッションとして掲げている(公式サイトより引用)

KDDI株式会社の100%子会社である株式会社medibaは、「auスマートパス」「au5Gチャンネル」「ポイントためる」など、さまざまなau関連サービスの企画・開発・運用を行っている会社です。

ユーザーが、インターネットを通じて必要な情報に素早くアクセスできるような環境をつくることで、「ヒトに“HAPPY”を」という企業のミッションの実現を目指しています。

また、au関連事業で培ったノウハウを生かして、UX/UIコンサルティング、BPOサービス、オフショア開発保守といった専門的な部分に特化したソリューションを提供するなど、幅広い事業を展開しています。

会社名 株式会社 mediba(メディーバ)
住所 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー39F
事業内容 ・メディア事業
・ソリューション事業
・アライアンス事業
設立 2000年12月
公式ページ https://www.mediba.jp/
働き方 ハイブリッド勤務(出社+リモートワーク)

株式会社medibaは、ミッションである「ヒトに“HAPPY“を」を実現するため、社員の皆さんが働く環境の向上にも力を入れています。

今回は、社員の皆さんの柔軟な働き方や働きがい、成長支援の取り組みなどにスポットをあてて、エンジニア兼グループリーダーとして活躍する土井淳さん、船田晃弘さんと、人事部兼グループリーダーの三井爽さんに、お話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社medibaのテクノロジーセンター Eng5G グループリーダーである土井 淳さん

株式会社mediba
テクノロジーセンター
Eng5G グループリーダー

土井 淳さん

株式会社mediba
テクノロジーセンター
Eng2G グループリーダー

船田 晃弘さん

株式会社medibaのコーポレート本部 HRビジネスパートナーG グループリーダーの三井 爽さん

株式会社mediba
コーポレート本部
HRビジネスパートナーG グループリーダー

三井 爽さん

企画・開発・販売・運用までワンストップでサービスを提供

株式会社medibaが開発・運用する「auスマートパス」
▲「auスマートパス」は1,500万人以上の有料会員数を誇るサブスクリプションサービスで、さまざまなエンタメコンテンツや会員向け特典を提供している.(公式サイトより引用)

編集部

まずはmedibaさんの事業内容について教えていただけますか?

三井さん

弊社は、KDDIと大手広告代理店の共同出資により2000年に立ち上げられた会社で、当初はWeb広告の事業からスタートしました。

その後2013年頃から、「auスマートパス」を中心とした、au関連事業に主軸をおいて事業を展開するようになりました。2022年にはKDDIの100%子会社となり、母体であるKDDIと一緒に事業を創っていくという立場で、業務を行っています。

直近では、5GやWeb3.0に関連する事業の展開にも注力しているという状況です。

編集部

例えば主力の「auスマートパス」事業では、medibaさんはどのような役割を担っているのでしょうか?

三井さん

ビジネスの立ち上げから開発、マーケティング、リリース後の保守運用まで、一貫して携わっています。ただシステムを作って終わるのではなく、分析して改善提案したり、コンテンツの更新や障害対応を行ったりなど、作ったものを成長させるところまでをKDDIと一緒に行っているんです。
株式会社medibaの5つのケイパビリティ
▲企画・開発・販売・運用まで、一気通貫でサービスを提供できるのがmedibaの強み(公式サイトより引用)

三井さん

弊社のメンバーを職種別に見ると、ビジネス職が3割強、エンジニアが約3割、UI・UXといったクリエイティブ関係の業務を担当しているメンバーが約2割、残りがコーポレート職という構成になっています。このような体制によって、ワンストップのサービス提供を実現させているんです。

主軸のau関連サービスのノウハウを生かしてさまざまな事業を展開

編集部

事前に公式ホームページも拝見しましたが、au関連サービス以外にも、さまざまな事業を展開されているんですよね?

三井さん

そうですね。au関連事業で培ったノウハウや人材を生かしたソリューションを提供しています。

ビジネスの立ち上げから保守運用まで、一気通貫で業務を行ってきた弊社のノウハウは、クライアント様のビジネスプロセスのあらゆる場面でご活用いただけると考えており、例えば「UX/UIコンサルティング」「BPO(※)サービス」「オフショア(※)開発保守」など、専門的な部分に特化したソリューションも提供しています。
(※)「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略。企業の業務の一部分を、専門の外部企業に委託する手法
(※)コスト削減などを目的として、海外企業に業務を委託すること

弊社には六本木本社と沖縄の2拠点があるのですが、BPOサービスに関しては、沖縄の拠点で専門の部隊が業務にあたっています。システムの監視・検証、お問い合わせ対応、各種データ登録など、多岐にわたる業務を事故なく運用するための体制を整えています。

編集部

クライアントワークが業務の中心となっているのでしょうか?

三井さん

そうですね。一部自社サービスもありますが、基本的にはクライアントワークが中心で、クライアントさんが抱えるさまざまな課題の解決を支援させていただいています。

編集部

国内最大規模の有料会員サービスである「auスマートパス」などを運営してきたmedibaさんだからこそ発揮できる高い専門性があるのですね。その強みを生かして、とても幅広い事業を展開されているということがよくわかりました。

上流工程から参画し提案も。幅広い役割を担うエンジニア

株式会社medibaのオフィス内風景

編集部

medibaさんで働くエンジニアの皆さんのお仕事内容についても教えてください。先ほどお話いただいたような業務の中で、エンジニアの皆さんはどのような役割を担っているのでしょうか?

船田さん

エンジニアの業務を大まかに分類すると、3つに分けられると思っています。

1つ目はベンダーコントロール業務です。ベンダーさんにシステムを発注する際に、ビジネス職のメンバーから共有されるビジネス要件を、仕様として具体化して、実際の開発に落としていくという、橋渡し的な役割をしています

2つ目は、オフショア開発に関する業務です。弊社ではVietlinkというベトナムの会社に業務委託をしているのですが、日本語のビジネス要件を、ベトナム語や英語に変換して、現地のエンジニアとやり取りします。こちらも、橋渡しの役目を果たしています。

3つ目は、内製のシステム開発です。これは、先ほどもお話したとおり、ただ指示されたものをそれ通りに作るというお仕事ではありません。

企画の段階から一気通貫でソリューションを提供しているので、エンジニアもビジネス要件の段階から参画し、エンジニアの観点で、「このような機能を作った方がいいのではないか」というような提案を行っています。

技術選定からアーキテクチャの設計、作ったものに対するテストまで一貫して対応しますし、リリース後の保守・運用も含めて、幅広い業務を行うというのが、弊社のエンジニア業務の特徴です。

大規模なau関連サービスならではの業務経験は、大きな糧になる

編集部

エンジニアの目線で、medibaさんで働く魅力はどのようなところに感じますか?

船田さん

やはり、ただシステムを作って納品するというだけでなく、作ったうえで、自分たちで運用し、成長させていくという経験ができるというのは一つの魅力だと思います。長期的な視点をもって、最初の初期設計ができるということに、とてもやりがいを感じています。

土井さん

ただ言われたことをやるだけではないので、提案する力も求められます。「やってみたい」と発言をすると、それを後押しして、手伝ってもらえるような組織風土もあるので、積極的にやりたいことを発信してさまざまなことに挑戦したいという方にとっては、とても魅力的な環境なのではないでしょうか。

編集部

システムの上流工程からリリース後まで、幅広い業務に携わるmedibaさんだからこそ得られる経験ですね。

船田さん

そうですね。また、サービスの規模感も、弊社ならではの魅力だと思います。例えば、主力の事業であるauスマートパスには1,500万人を超える有料会員がいて、デイリーで数百万のアクセスがあります。これほどの高いトラフィックのある環境で経験を積める職場は、なかなかないのではないでしょうか。

また、弊社ではポイント関連の事業も行っているのですが、近年では、1ポイント=1円という考え方が広く日本に広がってきていますよね。現金と同等の取り扱いという、センシティブな領域に携わって、高い品質を担保しながら設計を行う経験というのも、他社さんではなかなかできないのではないかと考えています。

編集部

KDDIグループのmedibaさんだからこそ経験できる業務がたくさんあるということですね。とてもやりがいのあるお仕事だということが伝わってきました。

実践的に学べる環境で若手エンジニアも早期から活躍

株式会社medibaのオフィス内風景

編集部

medibaさんでは、新卒・中途問わず20代、30代の若手のエンジニアが多く活躍されているとお聞きしておりますが、成長を後押しするような環境はあるのでしょうか?

船田さん

そうですね。弊社では、新卒で入社すると、模擬環境での半年間の練習期間を経て、本格的な業務が開始されます。

最初はペアプログラミングという開発手法で、先輩社員と一緒にシステムを作ってリリースさせるという経験を積むんです。

チームによっては、モブプログラミングという手法も採用しています。4人、5人のチームで、1人が画面共有しながら、みんなでレビューしながら開発を行うんです。新卒や中途で新たに加わったメンバーも、心理的には安全にもの作りができますし、実際に業務を行いながら成長することができます。

編集部

早いうちから実践的な業務を行いながら、成長することができる体制ができているということですね。

資格取得やエンジニアイベント参加の補助も。成長を支援する制度が充実

編集部

エンジニアの皆さんの成長につながるような、会社の制度のようなものはあるのでしょうか?

船田さん

例えば、資格を取得する際に、合格したら、その費用を会社が負担してくれるという制度があります。

また、技術書籍の購入費用や、国内外のエンジニアイベントの参加費も会社が負担してくれます。さらにイベント参加については、その時間を「休暇」ではなくて「勤務」として取り扱ってもらえるなど、成長支援制度はとても充実していると感じていますよ。

編集部

積極的に学びたいという気持ちを後押ししてくれるような、素晴らしい制度ですね。

船田さん

そうですね。制度だけでなく、社内で実践的に学習できる環境も整っていますよ。

社内にラボ環境のようなものがあるのですが、AWS(※)とGCP(※)の2つの環境が用意されているんです。それぞれで新しいサービスがリリースされたときに、本番へ適用する前に実際に触ってみながら勉強することができるので、大きなメリットを感じています。
(※)Amazon Web Servicesの略。Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスの総称
(※)Google Cloud Platform の略。Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称

複業で自己成長も。「社員の成長が会社の成長に」がmedibaのモットー

編集部

medibaさんでは複業が認められているとお聞きしましたが、これにはどのような目的があるのでしょうか?

三井さん

弊社には、「社員の成長が会社の成長に」という考え方のもと、社員ひとり一人の自己成長を会社としても後押しするというカルチャーがあります。先ほどの学習支援の制度もそうですが、複業も、その一環だと考えています。

編集部

実際に複業をされている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?

船田さん

会社の中では1割程度と、多数派ではないのですが、私も三井も土井も、ここにいるメンバーは全員複業していますね。

編集部

船田さんの場合、どのような複業を、どのような目的でされているんですか?

船田さん

私は小さなスタートアップ企業に業務委託のエンジニアとして参画し、一緒にプロダクトを作らせてもらっています。

キャリアを積んで立場が変わっていくと、どうしてもエンジニアとして手を動かしてコードを書く時間が、減ってしまうんですよね。一方で、ずっと手を動かしながら学習し続けたいと思っているので、複業の機会を活用して、コードを書く経験を増やしています。

また、私は、新卒で弊社に入社しているので、他社情報にあまり詳しくないというのもあるんです。複業を通じて、他の組織が成長していく過程を見られるというのはとても勉強になりますし、そこでの経験を、medibaにも取り入れたいと思っています。

編集部

素晴らしいですね。複業をとおして得た経験を社内で生かすことができれば、会社にとっても大きなメリットがありそうです。

テレワークなどの柔軟な働き方でワークライフバランスを実現

株式会社medibaのオフィス内風景

編集部

続いて、社員の皆さんの働き方についてお伺いしたいと思います。medibaさんではテレワークを導入されているとお聞きしておりますが、具体的にどのような運用をされているのでしょうか?

三井さん

弊社では、シーンに合わせてテレワークとオフィスワークが選択できるハイブリッド勤務制度を導入しております。生産性の高い働き方であれば、出社とテレワークを自由に選択することができます。

部署によって、月に1回は出社、週に1回は出社などというようにルールを設けているケースもありますが、会社全体として定められているわけではありません。

編集部

実際には、毎日、どのぐらいの割合の方が出社されているのでしょうか?

三井さん

六本木の本社のケースで言うと、平均出社率は2割くらいです。

船田さん

エンジニアに関しては、特にテレワークの割合が多い印象です。私も9割くらいの割合でテレワークを選択しています。

育休からの復帰率は100%。男性の育休取得にも積極的な組織風土

編集部

出社とテレワークが自由に選択できる環境だと、プライベートとの両立も実現しやすいのではないでしょうか。medibaさんには、子育てをしながら働いていらっしゃる方もいらっしゃいますか?

三井さん

女性の産休、育休からの復職率は100%で、育児と仕事を両立されている方はたくさんいますよ。

ハイブリッドワークなどの制度があるというだけでなく、例えば、朝や夕方にお子さんを保育園に送迎したり、お子さんが体調を崩した際に中抜けして病院に連れて行ったりなど、柔軟に働き方を調整することが許されるという組織風土もあります。

柔軟な働き方に魅力を感じて弊社に転職されてくる方も多いので、プライベートや家庭を大切にしながら仕事でパフォーマンスを発揮したいというメンバーが多く、こうした価値観が組織に根付いているんですよね。

編集部

女性だけでなく、男性の育休取得率も高いとお聞きしておりますが、具体的にどのくらいの方が取得されているんですか?

三井さん

2023年だけで言うと、現時点(8月時点)までに配偶者が出産された方が5人いらっしゃって、そのうちの3名が、育休を取得しています。

編集部

皆さん、どのくらいの期間、育休を取得されているんですか?

三井さん

人それぞれですが、短くても1か月ほど、管理職クラスの方でも8カ月ほど取得された方もいらっしゃいます。

育休を取得しないケースでも、3日間の特別休暇と有休をうまく使って休まれる方もいらっしゃるので、そういう方を含めると、取得率はほぼ100%です。

編集部

男性・女性にかかわらず、家庭を大切にしながら働ける制度とカルチャーが存在しているのですね。

アニバーサリー休暇やファミリーデーも。社員のHAPPYを大事にする

編集部

テレワークのほかに、ワークライフバランスという観点で、medibaさんの特徴的な制度などはありますか?

三井さん

例えば、年に1回、1日だけ自分の特別な日を設定して休暇を取得する「アニバーサリー休暇制度」があります。その特別な日のために、会社からお祝いとして5,000円が支給されるんです。

編集部

いいですね。プライベートを大切にする機会を企業側から積極的に作ってもらえると、社員の皆さんのモチベーション向上にもつながりそうです。

三井さん

そうですね。そのほかに特徴的なものでは、数年に1回、会社にご家族や友人知人をお呼びする「ファミリーデー」というイベントもあります。

会社見学のようなイベントなのですが、過去にはVR体験やお子さん向けのプログラミング体験イベントなども開催して、来ていただいた方に楽しんでいただいています。

編集部

ご家族の方々に職場のことを知ってもらうことで、社員の皆さんの働きやすさにもつながりそうですね。社員の皆さんや、その家族・友人の方々を大切にしようという、会社の姿勢も伝わってきます。

三井さん

弊社は、「ヒトに“HAPPY“を」というミッションを掲げて事業を展開しておりますが、良いサービスが生まれるのは社員のHAPPYがあるからこそだと考えているんです。中期計画でも「人財ファースト企業」を掲げて、先ほどお話したような社員の成長支援や、働きやすい環境作りにも力を入れて取り組んでいます。

チャレンジ精神をもって積極的に提案できる方を歓迎

笑顔で話す株式会社medibaの社員3名

編集部

最後に、採用についてお伺いしたいと思います。medibaさんでは現在どのような職種の方を募集されているのでしょうか?

三井さん

人数としては、エンジニアの方を一番多く採用したいと考えてはいますが、プロダクトのディレクターやプロダクトオーナーなどのビジネス職の方から、UI・UXデザイナーの方まで、幅広く募集をしています。

編集部

どのようなスキルを持った方を採用したいと考えていますか?

三井さん

弊社は、昨年度(2022年)からKDDIの100%子会社になって、「一緒に事業を作っていこう」という立場になり、新たなステージを迎えています。

そのため、言われたことをただこなしていくのではなく、クライアント様の問題解決に向けて、しっかりと考え、提案できる人材を、強く求めています。

土井さん

先ほどお話ししたとおり、弊社には、やりたいことを発言したら後押ししてくれる組織風土もあります。いろいろなことに挑戦してみたいという意欲があって、積極的に提案できる方は、きっと活躍できると思います。

編集部

エンジニアという観点では、具体的に求めているスキルはありますか?

船田さん

エンジニアとしては、システムのグランドデザインができる方を求めています。システムの全体を考えて、デザインができるような人を、育てていきたいなと思ってます。

KDDIの案件でも、使用する技術が決められているわけではありません。技術選定からシステムのアーキテクチャまで、構成・リスク・運用の観点も含めて幅広く考えてシステムのデザインができる方が必要です。興味がある方は、ぜひご応募いただきたいですね。

編集部

ありがとうございます。最後に、メッセージがあればお願いします。

三井さん

弊社はとてもレベルが高いメンバーが集まっているので、一緒に働くだけでも、いい経験になるし、勉強にもなると思います。

会社としても、研修制度や資格取得支援制度など、メンバーの成長を促進するような環境が整っています。成長意欲がある方、チャレンジ精神がある方は、とてもマッチする会社だと思いますので、興味があればぜひご応募いただきたいですね。

編集部

ありがとうございます。medibaさんの、KDDIグループならではの業務の魅力がよくわかりましたし、「人財ファースト」の精神で、社員の成長や働きやすさを大切にするカルチャーもとても素晴らしいと感じました。

本日はたくさんのお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

■取材協力
株式会社mediba:https://www.mediba.jp/
採用ページ:https://www.mediba.jp/recruit