マテリアルグループでは「挑戦を推奨」して「助け合う」カルチャーで若手が成長する

目覚ましい成長を続け、若手メンバーが活躍している企業にお話を伺う本企画。今回は、マテリアルグループにお話を伺いました。

同社は、PRコンサルティング事業を中核としたマーケティングコミュニケーションの専門事業集団です。マーケティングコミュニケーションのあり方が変化している中で、「社会とブランドが手を握るためのストーリー設計」を重視し、クライアントの企業活動を支えています。

今回は、マテリアルグループの服部努さん、そして株式会社マテリアルの山崎未早希さんと松本和也さんに、新卒・中途を問わず若手の活躍を後押しするカルチャーについてお話を聞かせていただきました。
(※)株式会社マテリアルはマテリアルグループの中核子会社。主要領域である「ストーリーテリングを軸とした総合PR」を担う

本日お話を伺った方
マテリアルグループのCD本部PPX局ゼネラルマネージャーの服部努さん

マテリアルグループ
CD本部PPX局ゼネラルマネージャー

服部 努さん

株式会社マテリアルのブランドプロデュース3局マネージャーの山崎未早希さん

株式会社マテリアル
ブランドプロデュース3局マネージャー

山崎 未早希さん

株式会社マテリアルのブランドプロデュース2局の松本和也さん

株式会社マテリアル
ブランドプロデュース2局

松本 和也さん

PR業界での実績が評価され、2024年3月に新規上場したマテリアルグループ

マテリアルグループのオフィスの様子
▲マテリアルグループのオフィスの様子

編集部

はじめに、マテリアルグループさんの事業内容を教えてください。

服部さん

私たちは、PRコンサルティング事業を中核とした、あらゆるビジネスのマーケティングコミュニケーションを総合的に支援するプロフェッショナル集団です。現在はグループ会社7社が集って、マテリアルグループというホールディングスになっています。

編集部

グループ全体の成長を示す実績を教えてください。

服部さん

2024年3月29日にグロース市場へ新規上場を果たしました。専門性を活かしたマーケティング・PR支援や、デジタル領域への事業拡大が評価されたと認識しております。その結果、優秀な方々の選択候補にも繋がり、採用力は年々強化されています。

編集部

PR領域、デジタルマーケティング領域を軸に、多角的に成長を遂げているのですね。採用力も強みとのことですが、業績の向上に伴って社員数も増やしているのでしょうか。

服部さん

直近3年、2020年8月期から23年8月期の売り上げが2倍以上に成長していまして、社員数もそれに伴って増加しています。今期は新卒採用とキャリア採用を合わせるとグループ全体で約60名を採用しました。来期も新卒はすでに25年4月に35名の入社を予定しているほか、キャリア採用も拡大していく予定です(取材は2024年6月)。

社内人数の割合としては、グループの中核会社であるマテリアルでは、新卒とキャリア採用の人数割合が半々くらいです。いろいろなバックグラウンドを持ったメンバーが、お互いに切磋琢磨して高め合うことで、メンバー個人の成長やクライアントへのサービス向上にも繋がり、結果的に業績が向上していると考えています。

平均年齢29歳。常に成長を続ける社風に魅力を感じて入社する若手も多い

編集部

かなり積極的な採用を予定しているということですが、その背景や狙いを教えてください。

服部さん

ひとつは、やはりビジネスが成長しているからですね。マーケティングコミュニケーションの複雑性が増している昨今で、我々の強みである「ストーリーテリング」というPR発想を軸にしたコミュニケーション戦略をご提案することで、クライアントの方々にご満足いただいています。

加えて、私たちが若手人材を重視している会社である点も、採用増のもうひとつの背景です。マテリアルグループの平均年齢は29歳と、若手が中心になって活躍しています。

編集部

優秀な若手メンバーが多く活躍されていると思いますが、そのようなチャレンジする姿勢を持った人材を採用できているのはどうしてでしょうか?

服部さん

業績の面では、例えば海外の広告賞を受賞しているなど業界の中での評価が高いので、そういった対外的評価をきっかけに応募してくださる方が増えています

年間を通じて中途採用をし続けていることから、常に成長している会社、採用に注力している会社であると認知されているのだと思います。若手が成長できる環境を評価していただいているという手応えもあります。

編集部

若手が活躍できる環境に関連してお聞きすると、例えばどのような社内カルチャーがあるのでしょうか。

服部さん

マテリアルグループでは代表の青﨑の方針もあって、若手が裁量を持ってチャレンジできる環境を作ってきました。我々のビジョン・ミッション・バリューのバリューの中には、「Aim Higher」、「Make New」という言葉がありますが、目の前の環境をより良くしていくこと、新しいチャレンジを尊重する姿勢が明確に示されています。

さらに、「Be a Hero」という言葉もあり、これは「誰かにとってのヒーローであろう」という考え方です。つまり、困っている人がいたら積極的に手を差し伸べて、みんなで成功しよう、成長していこうというカルチャーが社内全体に浸透しています。

個人それぞれが頑張るというよりも、互いにサポートしながら、チームで成果を出していく、真摯にクライアントに向き合っていく会社だと思います。

編集部

会社のカルチャーがバリューで明確に言語化されていて、社員の皆さんの行動として現れていることが分かりました。これも、マテリアルグループさんの強みのひとつですね。

若手に聞く「上下関係なく助け合う」マテリアルのカルチャー

株式会社マテリアルのブランドプロデュース2局の松本和也さん
▲取材にご対応いただいた松本さん

編集部

マテリアルグループの中核子会社である「株式会社マテリアル」で活躍されている松本さんに伺います。入社時期と業務内容についてお教えいただけますか。

松本さん

私は、3年前に中途採用でマテリアルグループに入社しました。現在はBP(ブランドプロデュース)の部署で、広告代理店とともにPR部分も含めて伴走していく仕事をしています。

編集部

マテリアルグループさんに転職した動機を教えてください。

松本さん

前職は印刷やセールスプロモーションが中心の会社でしたが、当時から広報・PR業に関心があったため転職しました。第三者の力を借りてクリエイティブができる部分に面白さを感じています。

編集部

実際に働く中で、マテリアルグループさんの魅力はどのような点にあると感じていますか。

松本さん

日々、いろいろな挑戦をさせてくれる会社だと思います。例えば、マネージャーが受注した案件を一緒に行いながら、クライアントへのコンペ提案を担当させてもらったことがありました。マネージャーが全体の方向性を指南した上で、提案内容は私たちのような若手社員がメインで構築することができたので、非常にいい経験になりました。

全体として、社員が前向きだという点もマテリアルグループの魅力です。仕事で落ち込むことがあっても、周りが前向きな姿勢なので、「自分もへこたれている場合じゃないな」と元気をもらい立ち直っています。

編集部

前向きなムードに背中を押してもらえる環境なんですね。若手が新しい仕事に挑戦する時、先輩や上司からはどのようなサポートがあるんですか?

松本さん

基本的には裁量が大きいため自分で進めつつ、わからないところは先輩・上司に相談し、カジュアルな雰囲気でアドバイスを求めています。「こういう方法があるよ」と提案してくれたり、PRの専門的な視点から意見をくれたりと、進行の仕方なども細かく教わっています。忙しい時は、先輩たちも後輩たちもすぐ手伝ってくれるので、上下の役職に関係なく、助け合い精神がある会社だと思います。

編集部

助け合う関係性があるからこそ、挑戦も思いっきりできるということですね。

20~30代で入社した若手も、希望をすれば大手企業案件に積極的にアサイン

株式会社マテリアルのブランドプロデュース3局マネージャーの山崎未早希さん
▲取材にご対応いただいた山崎さん

編集部

続いて、同じ部署で働く山崎さんは、どのような経緯でマテリアルグループさんにジョインされたのでしょうか。

山崎さん

私はマテリアルグループに入社して2年半ぐらいですね。前職ではブランディングの業務をしており、中途採用でマテリアルグループに転職しました。現在は、直接クライアントとやり取りするチームのマネージャーを務めています。

編集部

マテリアルグループさんはチャレンジできる環境である、ということを松本さんから伺いましたが、山崎さんも同じように感じていらっしゃいますか。

山崎さん

私の場合、マテリアルグループに転職した理由に、いわゆるナショナルクライアントと呼ばれる大企業案件を手掛けたい、大規模な案件に挑戦してみたいという思いがあったんです。入社して3か月目の時に、「大型クライアントをメインで担当したい」と発言したところ、すぐに「やってみなよ」と提案してもらったことで実現しました。

編集部

入社して早々に、自分のやりたかったことにチャレンジできたのですね。

山崎さん

そうですね。手を挙げる人の希望をきちんと聞いて、実際のアクションにつなげてもらえる会社だなと感じました。

編集部

大きな案件にチャレンジをする中で、大変だったこともありましたか?

山崎さん

入社して1年ぐらいのときが、一番大変でしたね。異業種からの転職で初めての経験ばかりだったので、チームメンバーからもサポートをしてもらいながら進行していたのですが、それでもうまく進まない時があり、「私はもう、このプロジェクトをやりたくないです」と正直に先輩に相談したことがありました。

先輩からは「今辞めると、自分の中で後悔が残るからやってみよう」と励ましてもらいながら、「次はこういう風にしてみたらいいよ」と具体的なアドバイスをもらえたおかげで逃げずにやりきることができたと思っています。

編集部

心に響くメッセージと具体的なサポートが、困難を乗り越える力になったんですね。

山崎さん

相談をした際も、口先だけで励ますのではなく、アクションで示してくれる先輩が多いんです。「がんばれ」と言うだけではなく「こういう風にした方がいいんじゃない?」とか「じゃあ、ここで一緒に商談に入ろうか」と具体的なサポートを示してくれるので、案件を前に進めることができました。

チャレンジングなカルチャーは、実力を評価する人事制度・運営姿勢があってこそ

編集部

マテリアルグループさん全体のカルチャーとしては、どのように感じていらっしゃいますか?

山崎さん

自主性のある人たちが集まっていて、新しいことにチャレンジしたい、自分の目標を叶えたいというマインドを持つメンバーが多いですね。チャレンジングなカルチャーが醸成されているため、チャレンジ意欲のあるメンバーが連鎖的に増えていく、というイメージです。

編集部

カルチャーと同時に、制度面でも若手が活躍しやすいサポートはありますか。

服部さん

人事的な評価制度で言うと、年齢・勤続年数などの年功序列は一切関係なく、いわゆるペイ・フォー・パフォーマンスという考え方です。良いパフォーマンスを発揮した社員には報酬もポジションも惜しみなく提供していく風土なので、新卒採用・キャリア採用であっても年齢に関係なく、若手の実力がきちんと評価される仕組みになっています。

組織運営も、「やりたい」と手を挙げた人には積極的に任せていくスタイルです。成長したい意志があるメンバーであれば、経験がなくても多少のリスクを承知で任せる方針なので、若手が活躍できる体制が整っていると思います。

マテリアルは「どんなときも上向きに」成長したい人を歓迎

マテリアルグループのCD本部PPX局ゼネラルマネージャーの服部努さん
▲取材にご対応いただいた服部さん

編集部

では最後に、記事をご覧になってマテリアルグループさんに興味を持った読者に向けて、採用に関するメッセージをお願いします。

服部さん

私たちが大切にしている考え方のひとつに、どんな時も上向きのスタンスでいこうという思いを込めた「45°+」があります。

これは、どんな状況下においても、メンバーが前向きに取り組み、チームで乗り越えていこうというビジョンです。新しく入った方も一緒にクライアントに向き合っていくことのできる会社なので、安心して働いていただけると思っています。

マテリアルグループには、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが一緒に働いています。決して経験だけを重視するのではなく、PRの可能性や、我々のカルチャーに共感してくれる方なら一緒に成長していけるのではないかと思っています。

自分の可能性を信じて、主体的に成長したいと思っている方には、ぜひ応募してほしいです。

編集部

マテリアルグループさんは、会社自体もメンバー個人も、前向きに成長していくカルチャーと制度が整っている会社だと感じました。本日は、どうもありがとうございました。

マテリアルグループの基本情報

住所 東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル35階
事業内容 グループ事業の経営方針策定および経営管理
設立 2014年8月18日
公式ページ https://materialgroup.jp/
採用ページ https://materialgroup.jp/recruit/