日本にフィットネスカルチャーを!LEAN BODY急躍進の裏側に迫る

先進的な働き方や社内カルチャーで注目を浴びている企業の魅力や社内制度についてお届けする本企画。今回は、日本最大規模を誇るフィットネス動画配信サービス「LEAN BODY(リーンボディ)」を運営する株式会社LEAN BODYにお話を伺いました。

株式会社LEAN BODYとは

株式会社LEAN BODYは、有名インストラクターによるヨガやピラティス、筋トレ、ストレッチなどのレッスンを、自分の好きな時・好きな場所で受けることができるオンライン動画配信サービス「LEAN BODY」の運営を行う会社です。

会社名 株式会社LEAN BODY
住所 東京都渋谷区道玄坂1丁目22-9 AD-O渋谷道玄坂ビル10F
事業内容 サブスクリプション型オンラインフィットネスサービス「LEAN BODY(リーンボディ)」の運営
設立 2015年12月17日
公式ページ https://lean-body.co.jp/
働き方 ハイブリッド

850種類を超えるバリエーション豊かなレッスンの中から、自分に合ったレッスンを受け放題な同サービスは、ローンチ以来多くのユーザーからの支持により、急成長を遂げています。

今回は、日本におけるフィットネスカルチャー拡大にチャレンジする同社における、急成長の秘訣から女性が活躍しやすい社内カルチャー、採用拡大に伴い求める人材像について、管理部人事採用担当の大谷さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社LEAN BODYの管理部・人事採用担当の大谷亮祐さん

株式会社LEAN BODY
管理部 人事採用担当

大谷さん

「LEAN BODY(リーンボディ)」を通じてフィットネスカルチャーの浸透を目指す

株式会社LEAN BODYが運営するフィットネス動画配信サービス「リーンボディ」
▲LEAN BODYさんが運営するフィットネス動画配信サービス「リーンボディ」(サービスサイトより引用)

編集部

はじめに、LEAN BODYさんの事業内容を教えてください。

大谷さん

弊社は、「LEAN BODY(以下、リーンボディ)」というオンラインフィットネス動画配信サービスを運営している会社です。

ヨガやピラティス、筋トレ、ストレッチやマッサージなどの様々なレッスンをオンデマンド配信しているため、時間や場所を選ばず、それぞれのユーザー様が好きな時・好きな場所で運動する時間を設けることができます。

編集部

「自分の生活パターンに合わせて運動できる」という点は、なかなかジムに通えない人にとって嬉しいポイントですね。このような事業を立ち上げるきっかけや経緯についても教えていただけますか。

大谷さん

まずLEAN BODYでは、「世界中の人々に最高の資産(ココロとカラダ)を」というビジョンを掲げていて、「人生において健全な心と身体が大切であることは世界共通」という考えが、会社全体の根本にあります。

一方で、自分たちが暮らす日本国内に目を向けてみると、平均寿命こそ長いものの、健康寿命との間に10年以上の差があったり、先進国の中でも心療内科の受診率がトップクラスだったりするという現実が見えてきます。

そこで、まずは「健康な身体づくり」を目指して、生活にフィットネスを取り入れてもらおう。そして、身体を楽しく動かしていくことで、心も健康になってもらおうという考えから、いつでも・どこでも・好きなだけレッスンが受けられるサービス「リーンボディ」が生まれたんです。

フィットネスを楽しむという文化が浸透していない日本において、フィットネスカルチャーを作ることで、今あげたような様々な社会課題の解決につなげたいという想いが「リーンボディ」というサービスには込められています。

ビギナーの心理的ハードルを取り除くことがスタートライン

株式会社LEAN BODYのオフィス内の様子
▲LEAN BODYさんのオフィスには、フィットネスカルチャーを具現化するように筋トレコーナーが設けられている

編集部

フィットネスカルチャーを作り出すうえで、事業戦略やサービス設計において意識しているポイントはありますか?

大谷さん

「運動を楽しむ」という点は、1つ1つのプログラムから「リーンボディ」全体の設計に至るまで、常に意識しています。

なぜ運動が楽しめるような設計にすることが、フィットネスカルチャーの創造につながるかというと、日本人の多くが抱える「運動に対するメンタル的な問題」を解消することができるからなんです。

日本のフィットネス人口は全人口の3%程度で、欧米諸国の15%から20%という水準には程遠い状態にあるのですが、ここまで日本で運動習慣が根付いていない理由は、なぜだと思いますか?

編集部

普段から運動し慣れていないうえに、慣れていないジムのような施設にわざわざ通わなければならないという、心理的な抵抗感のようなものでしょうか。

大谷さん

おっしゃる通りで、「慣れない場所に行かなきゃいけない」という心理的ハードルってすごく大きいんです。なぜかというと、慣れない場所ではどうしても人目が気になって、自分と他の人を比べてしまうという日本人特有の心理が働いてしまうからなんです。

LEAN BODYとしては、スポーツは競い合うものだけれど、フィットネスは自分の心と身体の健康のために取り組むものだと分けて考えているので、フィットネスでは勝ち負けは関係なく、運動する本人が楽しむことが大切だと思っています。

ですので、日本でフィットネス文化が根付いていくためには、そういった心理的ハードルを取り除き、フィットネスを楽しいと感じてもらうことが必要です。

そのために私たちは、「フィットネスに興味がある」「始めてみたい」という人が気軽に楽しんで始められるプログラムやコンテンツを日々追求し続けているのです。

編集部

たしかに「ジムに通う緊張感」のような部分がなくなると、すごく気楽に運動を始められると思います。リーンボディのプログラムを見ていると、楽しんで運動を続けられそうな気がしてきました!

「楽しむ」フィットネスコンテンツが成長のトリガーに

株式会社LEAN BODY社員と「令和版ビリーズブートキャンプ」インストラクターのビリー・ブランクス氏
▲「令和版ビリーズブートキャンプ」の撮影風景。中央の男性が、インストラクターのビリー・ブランクス氏

編集部

LEAN BODYさんが、2015年の創業からどのような成長の軌跡を辿ってきたかについて、教えてください。

大谷さん

「成長」という点に関しては、会社としてもサービスとしても、ぐっと大きくなったなというタイミングがあって、それが2019年から2022年にかけての期間です。

その時、成長の大きなトリガーとなったのが、「令和版ビリーズブートキャンプ」の独占配信ですね。

ちょうどリモートワークが広く普及した頃で、いわゆる「おうち時間」が増え、ホームフィットネスに対するニーズが高まったところに、「ビリーズブートキャンプ」がマッチしました。

編集部

「令和版」となって復活したコンテンツは、メディアでも話題になりましたね。なぜ「ビリーズブートキャンプ」というコンテンツを選ばれたのですか?

大谷さん

「ビリーズブートキャンプ」は、元々2005年頃に大ヒットしたコンテンツですが、ヒットの理由を考えてみると、「自宅で映像を見ながら行う」というホームフィットネスの形が日本人に合っていたのだと思ったんです。

なので、それまでのDVDを見ながらのホームフィットネスというところから、サブスクリプションサービスでフィットネス動画をオンラインで視聴するという形へと変えることで、継続性を生み出し、事業として成立させることができると考えてスタートに至りました。

編集部

なるほど。「令和版ビリーズブートキャンプ」を起爆剤として、その後どのくらい成長したのかを具体的に教えていただけますか。

大谷さん

「令和版ビリーズブートキャンプ」をリリースした2020年のリーンボディの登録ユーザー数は、対2019年比で900%増えました。

その後も、2021年のバラエティ番組で人気を博していたキャラクター「ゴリエさん」を起用した「ゴリエのぺこりエクササイズ(※)」というプログラムのリリースや、2022年7月の「令和版ビリーズブートキャンプ第2弾」のリリースという施策が功を奏し、順調にユーザー数は増えていきました。
(※)ゴリエのぺこりエクササイズ:2022年12月にて配信終了

2023年時点で提供しているレッスン動画は850本を超え、全レッスンの総受講回数は1,000万回を突破し、国内でリリースされているオンラインフィットネスサービスの中では、最大規模のシェアを誇るサービスにまで成長しています。

サービスローンチ時に掲げた「楽しむフィットネス体験の提供」というコンセプトが、ユーザーニーズとマッチしたおかげで、大きく成長を遂げることができたと感じています。

編集部

「楽しさ」を全面に押し出したコンテンツ設計によって、ビギナーでも気軽にホームフィットネスを始められるきっかけを作ったんですね。

大谷さん

おっしゃる通りです。昨今は、フィットネス系YouTuberさんの活躍により、運動初心者の方とのファーストタッチポイントとしてのYouTubeの効果が高まっていることから、LEAN BODYでもYouTubeコンテンツに力を入れて取り組んでいるところなんです。

フィットネス動画だけでなく、インストラクターのインタビュー動画やダイエット動画なども投稿し、より気軽に「フィットネスって楽しそうだな」とアクションを起こしてくれることを期待しています。

■お話に出たサイト・SNSはこちらから!
サービスサイト「リーンボディ」:https://lp.lean-body.jp/
公式YouTube:https://www.youtube.com/@LEANBODY/

支持され続ける理由は「楽しく続けられる」サービス設計

株式会社LEAN BODYのオフィス内にあるコミュニケーションスペース
▲2021年に移転した渋谷道玄坂の新オフィスは、LEAN BODYのコンセプトに沿ったヘルシーでナチュラルな雰囲気が漂っていて、女性社員からも好評

編集部

LEAN BODYさんのサービスを利用しているのは、どのような方々なのでしょうか?

大谷さん

ユーザー様全体の男女比でいうと、女性の方が圧倒的に多いです。特に近年は、主婦の方のご利用も増えています。

男性に比べて女性の方が、ジムに行って運動することに対する心理的ハードルが高い傾向にあり、加えて家族がいるとなかなか決まったスケジュールで運動する時間を設けることが難しいという2つの理由から、ホームフィットネスとのマッチ度が高くなるんです。

編集部

なるほど。サブスクリプション型サービスだと、ユーザーの継続という部分が大きなポイントとなるかと思うのですが、多くのユーザーに支持され続けている理由は何だとお考えですか?

大谷さん

お手頃な価格で良質なフィットネス体験ができ、飽きずに続けられるサービスだからだと思います。優秀なインストラクターのレッスンが月額980円(※)で受け放題という点は、リーンボディの大きな強みです。
(※)プランによって変動

そこに幅広いジャンルと膨大なコンテンツ数が加わることで、レッスンをやり尽くすようなことはまず起こりませんし、飽きずに取り組んでいただけると自負しています。

会員数の伸びと並行しながらコンテンツ数を増やしていったことで、常に新しいレッスンに出会える状況を意図的に生み出していったことは、事業の成長にも大きくプラスに働きましたね。

編集部

ヨガやピラティスから、気になる部位をターゲットにしたレッスン動画まで、これまであまりフィットネスに慣れ親しんで来なかった人にとっても、「受けてみたい」と感じるプログラムがたくさんあるように感じます。

大谷さん

その点は、LEAN BODYが成長した大きな要因の一つにつながるのですが、リーンボディはサービス全体の方針として、運動ビギナーのユーザー様が「ちょっと頑張ればできる」という基準で設計されています。

ヨガやダンスのレッスンも、経験者からすると難なくできてしまう内容なのですが、これがビギナーの方がやった時に「もう疲れたから無理」「ついていけない」と感じられてしまうレベルだと、なかなか続けていただけないこともあります。

「ちょっと頑張ればできる」「楽しみながら続けられる」サービス設計によって、ビギナーのユーザー様でも自己肯定感が高い状態で運動を続けられることが、フィットネスを楽しむカルチャーを生むうえでもとても大切だと思っています。

加えて、高いモチベーションで続けられるというところで、ワークアウト時間や消費カロリーなどの運動データが可視化される管理機能を有しているという点も、リーンボディが多くのユーザー様に支持いただいている理由のひとつかなと思いますね。

編集部

自分のその日の頑張りが実感できることで、達成感にもつながるため、より一層意欲的にフィットネスに取り組むことができそうです。

バイタリティ溢れる女性たちがヒットコンテンツを生む

株式会社LEAN BODY取締役CCOの鞍立寛子さんと「ビリーズブートキャンプ」インストラクターのビリー・ブランクス氏
▲出演交渉のために弾丸渡米を決行したCCO鞍立寛子さんとビリー・ブランクス氏の間には、強い信頼関係が感じられる

編集部

女性ユーザーが多いLEAN BODYさんでは、社内でも女性が多く活躍されているのでしょうか。

大谷さん

そうですね。代表的なのは弊社の取締役CCOである鞍立です。鞍立は学生時代にデザインを学び、卒業後は別の会社でデザイナーとしてキャリアをスタートし、弊社のCEOである中山(善貴さん)と出会って、リーンボディの立ち上げに主要メンバーとして関わった人物です。

2人が出会った当時、中山は新しいフィットネスビジネスの立ち上げについて考えていた時期でした。ちょうどその頃に鞍立に連れられて、当時流行っていたフィットネスクラブB-monster(※)に行ったことが、リーンボディのアイディアをひらめくきっかけとなったそうです。
(※)B-monster:NY生まれの格闘系フィットネス。クラブのような暗闇と大音量の音楽に包まれた空間でエクササイズが行われるエンターテイメント性が、大きな話題となった。

鞍立は、当時からフィットネスが趣味で、日本のフィットネス市場を盛り上げたいという想いから、リーンボディ事業を立ち上げ、今ではリーンボディのブランディングと全ての動画コンテンツを彼女が取り仕切っています。

編集部

「令和版ビリーズブートキャンプ」の企画も鞍立さん発信だったんですよね?

大谷さん

はい。彼女が渡米して、直接出演交渉を行なったことで、あのコンテンツは実現することができました。あと、ゴリエさんのコンテンツも企画立案からリリースまで、鞍立が取り仕切って進めたものです。

違う職種のメンバーもどんどん新企画立案やサービス運営に参加

編集部

鞍立さんのエネルギッシュなエピソードを伺いましたが、LEAN BODYさんの社内は、鞍立さんを筆頭に、女性社員の方々がのびのびと活躍されている雰囲気なのですか?

大谷さん

そうですね。例えば、マーケティング担当の女性社員は、普段は広告運用などが担当業務ですが、本人がフィットネスが大好きなことから、ライブ配信のレッスンにMCとして登場したり、ファスティング企画を立案したりして、積極的にサービス運営に関わってきています。

他にも、UI/UX担当の人がリーンボディのプログラムを作ったり、CS担当の人がインスタグラム運用も行ったりと、自由にのびのびと女性社員が活躍しているという雰囲気はあると思います。

編集部

普段担当されているお仕事とは別に、本人が希望すれば、そういった企画立案やサービス運営に携わることは誰でもできるのでしょうか?

大谷さん

LEAN BODYは、現在(2023年5月取材時点)社員数が13名と小規模な会社ですので、職種や担当業務ではっきり仕事を区分けしているという感じではなく、バイタリティに溢れるメンバーたちが柔軟にサービス運営に携わりながら進めているという感じの職場なんです。

なので、動画コンテンツ撮影の時は、みんながスタジオに集まってみんなで作るという雰囲気ですね。

編集部

少数精鋭だからこそ、やりたい企画があればどんどんやってみようというカルチャーが生まれるんですね。

株式会社LEAN BODYの動画コンテンツ制作現場の様子
▲LEAN BODYさんでは、様々なポジションの社員さんが集まり、和気あいあいかつ真剣にコンテンツ制作を進める光景が日常的に見られる

ワークライフバランスをとりやすいアットホームな社内制度

株式会社LEAN BODYのオンライン会議の様子
▲ハイブリッドワークが基本のLEAN BODYさんでは、オンラインコミュニケーションも活発に行われている

編集部

多くの女性社員が活躍されているLEAN BODYさんですが、産休や育休の取得状況はいかがでしょうか。

大谷さん

2023年に弊社初の取得者が出まして、女性のコンテンツディレクターが現在(2023年5月取材時点)産休・育休中です。

あとは男性社員でも、リードエンジニアが2023年に入って1ヵ月の育休を取得しています。

編集部

産休・育休から復帰した時の働き方に関しては、何か制度を設けていますか?

大谷さん

基本的には、その人が担当している仕事内容と状況を総合的に勘案して、本人と会社にとってベストな働き方を決めています。

ですので、育児を抱えているのであればフレキシブルに働けるようにしていて、限定的にフレックスやリモートワークを取り入れているという感じです。

編集部

その人の状況に合わせて、色々な働き方を会社が承諾してくれることは、これから結婚・出産を迎える女性社員の方々はもちろん、男性社員の方々にとっても、働きやすいと感じられる職場ですね。

様々な境遇で働かれている方を束ねて一緒に仕事を進めていくために、LEAN BODYさんで導入しているツールなどはございますか?

大谷さん

社内のコミュニケーションツールとしては、SlackとGatherを取り入れています。Gatherはいわゆるバーチャルオフィスツールで、RPGのような世界観のオフィスにそれぞれが2Dアバターで出勤して、コミュニケーションをとるというものです。

アバター同士の距離が近づくとボイスによるコミュニケーションが可能なので、普段オフィスで話しかけるように会話することができる、とても便利なツールです。

文章で記録した方が良いことはSlackでやり取りしますが、LEAN BODYは抽象度の高い仕事も多いので、直接話してニュアンスを伝えることができるGatherの存在は、スムーズに仕事を進めていくうえでとても重要なものとなっています。

家族との時間やプライベートに配慮した「ちょうどいい」距離感

株式会社LEAN BODYの食事会の様子
▲普段から家族やプライベートを大切にしながら働けるLEAN BODYさんだからこそ、メンバーとの時間も心置きなく楽しく過ごせる

編集部

LEAN BODYさんの社内カルチャーや雰囲気を色々と伺ってきましたが、大谷さんご自身はLEAN BODYさんで働かれてみて、良いなと感じるカルチャーや制度はございますか?

大谷さん

フランクにコミュニケーションが取れる一方で、お互いのプライベートをちゃんと尊重し合う、ちょうどいい距離感があるところだと思います。

いわゆるベンチャーにあたる会社さんでは、飲み会や週末のイベントなどを頻繁に開催するところも少なくないと思いますが、弊社の場合はそういったことは少ないです。

社員写真や事業内容から「イケイケな会社」というイメージを持たれることもあるんですが、既婚社員が多いので、社内の雰囲気としては結構落ち着いています。

平日の夜や週末は、基本的に家族との時間や趣味の時間に費やしたいという人が多いんです。そのため、社内交流はもっぱら平日の日中がメインですので、そのカルチャーをサポートする目的でランチ補助制度を設けています。

編集部

ランチ補助制度とは、具体的にどのような制度なのですか?

大谷さん

1回のランチあたり最大1,500円まで、1ヵ月のトータルで最大10,000円まで会社から補助が出ます。「コミュニケーションは基本的にオンタイム中に」という方針がベースにあるおかげで、お互いに心地よい距離感が保てていると思います。

編集部

オンタイム中のコミュニケーションを推奨することで、社員みなさんにとってもワークライフバランスがとりやすく、しっかりと自分の心身の健康のために時間を費やすことができそうですね。

誰かの幸せのために、一緒にサービスを成長させられる人を大募集!

株式会社LEAN BODYのミッション
▲「世界中の人々に最高の資産(ココロとカラダ)を」というミッションを掲げている(採用サイトより引用)

編集部

LEAN BODYさんで働かれている方はどういった方が多いと感じますか?

大谷さん

いい意味で他人に興味のある人が多いなというのが、入社してみてまず私が受けた印象です。

入社当時は、世間では出社制限が行われている最中でしたので、入社初日からフルリモートでの出勤でした。そんな中、オンライン上で「入社したんですよね」と話しかけてくれる人がいて、対面ではなくオンラインでこんな風に話しかけてくれる人は珍しいなと感じましたね。

個人のSNSアカウントでつながっているメンバーも多くて、他のメンバーの投稿内容や新しいコンテンツがリリースされた時など、自分ごとのように多くの人がSlack上で「いいね」やスタンプをくれたり、感想を言ってくれたりするんです。

そういうお互いのことを気に掛ける部分も、LEAN BODYの素敵なカルチャーだなと感じています。

株式会社LEAN BODYの管理部・人事採用担当の大谷亮祐さん
▲インタビューに対応いただいた大谷さんは「踊る人事」として活躍中

編集部

最後に、本記事を読んでLEAN BODYさんで働くことに興味を持たれた方に対して、メッセージをお願いします。

大谷さん

LEAN BODYのメンバーになるために、豊富な運動経験や実績は関係ありません。もちろん運動が好きな方は大歓迎ですが、その一方で、これまでの運動経験が浅い方であれば、弊社サービスのターゲット心理がより深く理解できると考えているためです。

それよりも冒頭にお話しした、「日本のフィットネスカルチャーを作り上げる」というミッションを通過点に、最終的には「世界中の人々に最高の資産(ココロとカラダ)を」というビジョンを達成するべく、強い情熱を持って仕事にしっかりコミットできる人と一緒に働きたいと思っています。

より多くの人が健全なココロとカラダでいられることをサポートすることが、私たちLEAN BODYが担う役割です。他人の幸せについて一緒に考えて喜べる共感力や情熱をお持ちの方と一緒に、サービスを成長させていきたいですね。

編集部

アットホームな雰囲気の中にも、フィットネス市場に新しい価値を創造する、社会課題を解決するといった壮大なビジョンを持って、それぞれの社員の方々が働かれていることがよくわかりました。

本日は、お時間をいただきまして、誠にありがとうございました。

■取材協力
株式会社LEAN BODY:https://lean-body.co.jp/
採用ページ:https://leanbody.notion.site/LEAN-BODY-c141182dc0834cda82d89cc658019255