女性管理職比率73%!株式会社エッジコネクションが実現した女性活躍推進のカルチャーとは

注目企業の躍進の秘密と成長を支えるカルチャーを探る本企画。

今回は、営業マーケティングのほか財務や人事など、経営者の困りごとを総合的にサポートする経営コンサルティング企業「株式会社エッジコネクション」を取材しました。

株式会社エッジコネクションとは

エッジコネクションは「人材育成と経営支援を通して、いかなる環境においても幸福を追求できるヒトと企業を作る。」を経営理念に掲げる経営コンサルタントです。

2003年にテレマーケティング事業で創業し、その後、営業コンサルティングやファイナンシャルサポート、M&A仲介事業などへ領域を拡大させています。業績も7期連続増収、12期連続黒字と、右肩上がりの成長を続けています(2023年6月時点)。

会社名 株式会社エッジコネクション
住所 東京都品川区西五反田1-11-1 AIOS五反田駅前3F
事業内容 ・マーケティングコンサルティング事業
・営業コンサルティング事業
・経営コンサルティング事業
・営業研修事業
・人材紹介事業
・海外企業の日本進出支援事業
・M&A仲介事業
・資金調達支援事業
設立 2003年12月12日(2006年9月15日より現商号)
公式ページ https://edge-connection.co.jp

今回は、エッジコネクションの代表取締役社長の大村康雄さんと取締役の趙美紀さんに、お話を伺いました。子育て中のママを含め女性を積極的に採用し登用する理由や、ワークライフバランスを実現させるための施策について紹介いただきました。

本日お話を伺った方
株式会社エッジコネクション代表取締役社長の大村康雄さん

株式会社エッジコネクション
代表取締役社長

大村 康雄さん

株式会社エッジコネクション取締役の趙美紀さん

株式会社エッジコネクション
取締役

趙 美紀さん

経営の悩みを解決する「事業課題総合サポート」を展開

株式会社エッジコネクションの事業領域を示す図
▲マーケティング・人事・財務の幅広い領域から経営をサポートしている

編集部

まずは、エッジコネクションさんの事業内容からご説明いただけますか?

大村さん

弊社はBtoBの企業に対して、営業支援とコンサルティング事業を展開しています。創業事業はテレマーケティングだけでしたが、アポイント率向上のため営業戦略の構築を進めていった結果ノウハウが蓄積し、営業戦略設計やファイナンシャルへのサポートも手がけるようになりました。

さらに1年ほど前に人材紹介免許を取得し、現在は「営業マーケティング」「財務」「人事」の三本柱でコンサルタント事業を行っています。中小企業の社長や事業責任者のさまざまなお悩みやお困りごとに応えていく「事業課題総合サポート」が弊社の事業内容になりますね。

編集部

エッジコネクションさんは東京・宮崎に続き、2023年3月に福岡支社も開設されています。事業領域を広げながら、規模の拡大も止まりません。

大村さん

ありがたいことに、業績は7期連続増収、12期連続黒字を達成することができました。支援させていただいている企業さんも1,400社以上に上り、その90%以上が売上アップや残業削減を実現しています。また、創業前後の企業さんに関しては、80%以上が初年度黒字を達成しています。

弊社は「私達は、お客様のベストパートナーとなり、 お客様と私たち自身の営業効率を改善し続けることで、仕事とプライベートの両方を 最大限充実させられる社会を創ります。」というミッションを掲げています。このミッションに従い、お客様とともに成長できているのはうれしいことです。

株式会社エッジコネクションの営業マーケティングサポートを示した図
▲クライアントの営業活動のステージに応じて幅広いニーズを満たしている

編集部

お客様に対して結果を出すことで、エッジコネクションさんも成長されているのですね。しかし、お客様に対して、そこまで結果を出せるのはどうしてでしょう?

大村さん

営業体制については、「こうやると、ある程度うまく回りはじめる」という“型”があります。企業が安定的に黒字を出す体質になるためにすべきことっていうのは、ある程度、決まっているんです。

でも、その基本的な考え方や仕組みの“型”を知らない社長さんが少なくありません。弊社はそうした成長プロセスに入るノウハウを持っていて、それが最大の強みになっています。

編集部

経営コンサルタントというと、お客様の状況を徹底的に分析して、成長戦略を提案するというイメージがありますが、違うのでしょうか?

大村さん

たしかに、そうした戦略系のコンサルティングを得意とする企業もあります。そういう企業は、ダイエットにたとえるならば、超ハイスペックのパーソナルトレーナーなんです。「こういう体になりたい」という希望に対してオーダーメイドでトレーニングメニューを組み、厳しく指導をして、目的を達成させるわけです。

しかし、多くの人はダイエットをするとき、そこまでしなくても、たとえば脂質や糖質を抑えるとか、運動をするとか、生活の基本を見直し徹底することで痩せて、健康な体になれます。弊社が提供しているのは、そうした企業経営における平準化されたノウハウなのです。

編集部

当たり前のことをしっかりやることで健やかな体になるように、営業や経営の基本をアドバイスすることで、お客様に貢献しているのですね。

育休取得・復帰率ともに100%!「突発的な休みはある」前提で制度を設計

株式会社エッジコネクションのオフィス

編集部

エッジコネクションさんの社員数や男女構成を教えていただけますか?

大村さん

現在、社員数は約50名でそのうち8割が女性です。また、管理職の73%が女性です。

編集部

社員の8割が女性で、管理職の7割超が女性とはすごいですね。その背景について伺えますか?

大村さん

弊社は営業マーケティングサポートという事業を展開しており、コールセンターを自前で持っています。女性社員が多いのは、コールセンターでの仕事を希望する人にそもそも女性が多いというのが一つあります。

また、弊社の仕事で第一に求めるのは、「当たり前のことを当たり前にきちんとやりきる」ということです。あくまでも傾向ですが、女性のほうが真面目にコツコツやれる方が多いですよね。性別の違いで評価が変わるということではなく、女性社員が多いので、あくまで結果として女性が評価を得やすい環境になっているのではないでしょうか。

編集部

エッジコネクションさんの社員には子育て中の女性も多いと伺いましたが、妊娠・出産・育児と仕事の両立はどのようにサポートされているのでしょうか?

大村さん

女性社員の4割が子育て中のママさんになります。育休の取得率・復帰率ともに100%です。

編集部

エッジコネクションさんでは妊娠・出産しても復帰するのが「当たり前」になっているんですね?

大村さん

子育てをしている人に理解のある職場にしたいと思っていますし、意識的に取り組んでいます。たとえば、子育て中の女性の就労で問題となるのが突発的なお休みです。だから、弊社では「誰もが突発的に休む可能性がある」という前提で体制を組み立てています。

大きな人材戦略的な話になりますが、まず、弊社は基本的に全員、正社員で構成するよう採用しています。正社員から「家庭の事情で限定的にパートになりたい」という希望を受けることはありますが、アルバイト・パート前提の採用はしていません。

もちろん人件費の負担は大きくなりますが、常駐の正社員で構成すれば、突然、休むことになってもお互いにカバーし合うことができます。「この日、シフトが薄いけどどうする⁉︎」という混乱がそもそも起こりませんし、誰かが誰かのフォローにあたふたすることもありません。

正社員として働くことで、社員一人ひとりの中にノウハウが蓄積されていきますし、1周回って生産性が高くなるので、人件費のコストを考慮しても、会社としてはなんら困らない状態になるんです。

編集部

人件費を抑えるために非正規雇用で時限的に人を採用する企業も少なくない中で、エッジコネクションさんは真逆の考え方をされているのですね。

子育てママも歓迎!雇用促進で地元・宮崎県延岡市へ貢献

株式会社エッジコネクション代表取締役社長の大村康雄さんのセミナー風景

編集部

その他、女性が働きやすい環境づくりのため、エッジコネクションさんが行っていることはありますか?

大村さん

ひとつは、有給を取りやすい環境づくりですね。有給の取得については法律上、休む理由を細かに聞く必要はないことになっていますが、世間的にはいまだに根掘り葉掘り聞く人がいて、有給取得のハードルになっています。弊社では管理職に対して詮索しないよう指導するなどして、休みやすい仕組み、環境、雰囲気にフォーカスを当てています。

編集部

では、リモートワークなどはどういうルールになっているのでしょうか。

趙さん

基本的には出社ですが、家の事情に応じ、申請して在宅ワークをしている社員もいます。お子さんが熱を出したり、自分の体調が悪かったりして、「今日は家で仕事したい」と日に応じてリモートにする人がいれば、介護のため在宅ワークで業務を進めている社員もいます。

編集部

出社を基本にしながら、その時々の事情に対して柔軟に対応されているのですね。エッジコネクションさんは、どうしてそこまで女性に寄り添った制度設計をされているのですか?

大村さん

ストレートに申し上げると、多くの企業にとって子育て中の女性は、時短での勤務や突発的な休みがあるため、雇用に消極的なはずです。ですが、企業側にそういった状況を受け入れる体制が整っており戦力化できれば、何の問題もなく勤務していただけますし、離職の心配もなく、結果的に採用のコストも下がります。

たまたまライフステージ上、育児のために時間的な制約が生じてしまう時期にある、というだけの話です。いずれその時期は終わります。だとしたら、会社の仕組みやルール、カルチャーで十分、カバーできるという考え方です。

編集部

そのとおりだと思いますが、それがなかなかできず「女性活躍推進」がスローガンだけになっている企業も少なくありません。

大村さん

他の職場でキックアウトされてしまった人は弊社で頑張ってくれるでしょうし、家庭が落ち着いた後、長く働いてくれます。決して、子育て中の女性を集中して採用しているわけではありませんが、ママさんがエントリーしてきたときは、そういう考え方で歓迎したほうが会社にとって間違いなくプラスです。

趙さん

女性社員が多い理由がもう1点ありまして、弊社は東京と宮崎と福岡に拠点があり、宮崎の延岡市は大村の地元です。宮崎への進出には地域活性化という目的もあります。就労に苦労をしがちな子育て中の女性も積極的に雇用することで、経済的に地元へ還元したいという思いもあるんです。

2週間に1度の面談「成長セッション」で目指すキャリアをサポート

株式会社エッジコネクションのミーティング風景

編集部

エッジコネクションさんのホームページには、コールセンタースタッフからオンライン営業コンサルタントにステップアップされた方が紹介されていました。大きなキャリアアップも可能な環境なんですね。

大村さん

コールセンタースタッフを続けて専門性を磨いていく人もいますし、コールセンターからコンサルタントになる人、コールセンタースタッフを束ねる管理職になる人もいます。どんなキャリアを重ねるのかは、それぞれがどういうキャリアを望むかによって異なります。

編集部

エッジコネクションさんでは、どのようにキャリアアップの支援をされているのでしょうか?

趙さん

全社でノウハウを共有する社内質問会やロープレ会など、社内勉強会を活発に行っています。その中で個人の成長の機会として大きいのは2週間に1度行っている「成長セッション」ですね。直属の上司との面談の機会で、一般的には「1on1」と呼ばれているものです。

編集部

その「成長セッション」にはエッジコネクションさんならではの特徴があるのですか?

趙さん

あえて「成長セッション」と名づけているのは、「成長するための時間だ」ということを明確にするためです。1on1という機会があっても、自分の中でクリアになってない懸念点や心配事、不安を吐露するだけの場になってしまい、解消法までいかないケースは多いと思うんです。ただ、愚痴を言って終わりでは生産性はありません。

成長セッションでは、不安や課題を上司と共有し、上司がその場でアドバイスをして、すぐに解消できるようにしています。そして、どんな話をして、どんなアドバイスが出たのかを議事録に残して共有します。話して終わりではなく、それに対してしっかりお互いが同じ言葉で理解し合える状態にしているんです。

編集部

成長セッションで常に自分の課題を言語化して、その都度、解決していくことでキャリアアップをしていけるのですね。ここまでお話を伺い、エッジコネクションさんは会社の理念、経営戦略として女性活躍を進めているのがよく伝わりました。

不思議なのはこれだけのサポートをしているのに、厚生労働大臣の認定である「くるみんマーク」を取得されていないことです。

大村さん

くるみんマークの認定は取りたいのですが、男性社員の数が少ないうえに、育休を取るライフステージにある男性がそもそもいないので、認定が取れていないのです。性別問わず男性社員も雇用したいと思っていますが、まずは入社してくれている全社員が活躍できる取り組みに力をいれて、会社としてステップアップしていきたいですね。

20時以降は強制退社。時間の使い方にフォーカスしてワークライフバランスを実現

株式会社エッジコネクションの行動指針
▲エッジコネクションさんでは、「還元」「共感」「自責」「両立」「素直」の5つを行動指針としている(公式ホームページより引用)

編集部

女性が働きやすい職場は、誰にとっても働きやすい職場だと思うのですが、エッジコネクションさんの働く環境について教えてください。

趙さん

弊社は、「人材育成と経営支援を通して、いかなる環境においても幸福を追求できるヒトと企業を作る。」を経営理念に掲げています。仕事中は仕事に集中して、オフは思いっきり楽しく過ごす、そんなメリハリがある人生が豊かな人生だという考えですから、ワークライフバランスをかなり重視しています。

編集部

具体的な制度についてお聞かせいただけますか?

大村さん

制度でいうと「20時以降は強制退社で、それ以降は連絡ツールの使用は禁止」というルールにしています。また、月の残業時間も30時間を超えないよう指導しています。長時間労働は頑張っているのではなく、能力がない証拠と考える文化になっていますね。

趙さん

パソコンを自宅に持ち帰らないようにして、会社の中にいるときに仕事を終わらせて帰ることも徹底しています。「もう少しやりたい」と思うときもあるでしょうが、それも通用しないボーダーラインを設けているんです。自然とメリハリのある状態になりますし、限られた時間でどうパフォーマンスを発揮するかを考えるようになります。

編集部

「どうしても20時までに終わらせる」となると、時間を大切にするようになりますね。

趙さん

体調不良や家庭の事情で“仕方なく”休まなくてはならないことはあるはずです。時間に対する意識が生まれると、その仕方がない中で、どう仕事を進めるべきかに考えが移ります。労働時間が長いとか短いとか、残業時間が何時間かという話ではなく、「時間の使い方」にフォーカスしているのです。その観点から、さまざまな制度が生まれ、結果としてうまく回っているように感じます。

編集部

ただ、「時間の使い方」にフォーカスするのも決して簡単ではないと思うのですが、エッジコネクションさんではどうしているのでしょうか?

趙さん

弊社は「還元」「共感」「自責」「両立」「素直」の5つを行動指針に掲げていて、これらが人事評価の項目にも組み込まれています。たとえば、長時間残業は「仕事とプライベートを両立させ、生きる為に働くということを忘れないようにしよう。」という「両立」に反する行為ですから評価が下がります。「残業は両立の観点から見ると良くなかったよね」と言えるような項目作りをしているんです。

編集部

エッジコネクションさんでは、残業時間が長ければ長いほど評価が下がるのですか?

趙さん

基本的には下がります。とはいえ、ただ単に「残業が多かったから問題ありますね」で終わらせるわけではありません。長時間働けばいいというものではないし、短い時間でいかにパフォーマンスを高く発揮できるか、そして結果を残せるかが重要です。こうしたカルチャーがある中で、残業時間が長いということは、何か問題を抱えているのかもしれない、と考えられます。

全社員が「長時間労働は課題」と認識している文化がありますので、先程お話しした「成長セッション」では、残業時間が増えている社員は積極的に相談をしているように見えます。とはいえ言葉にしづらい何かがある可能性もあるので、上司側も増えている背景をヒアリングします。そして個人のスキルアップが必要な部分は上司がしっかりアドバイスを行い、制度を見直したほうがいい部分は上司側で検討する。このようにスピーディに解消する仕組みを作っています。

内勤にもボーナスを支給。仕事のモチベーションを上げる施策も充実

株式会社エッジコネクションのオフィス風景

編集部

ワークライフバランスの実現のため、エッジコネクションさん独自の特徴的な取り組みがあれば、教えてください。

大村さん

「ワーク」の部分を頑張れるシステムとして、「社内売上」という仕組みを採用しています。これは、受注した案件について、営業や内勤などかかわった人すべてに売り上げを分けるというものです。

仕事をとってきたのは営業だとしても、営業一人でサービスを提供できるわけではありません。社内の人たちの協力があって、お客様からの対価を受け取ることができるわけですから、それはみんなの力だよね、という考え方です。

編集部

目に見える形として成果が出にくい内勤の方でも、自分の貢献具合が数字としてわかる仕組みなんですね。

大村さん

案件ごとに給与に反映させるのは大変なので、毎月まとめて、売上の一定のパーセンテージが翌月にボーナスとして付与されるようになっています。会社にどのくらい貢献したのか、いわば「付加価値額」みたいなものが明らかになるんです。

売り上げが上がると、必然的に翌月の給料も上がります。「今月調子いいから、来月が楽しみ!」っていう人はいっぱいいると思います。頑張れば頑張った分、すぐにその成果が体感できる会社にはなっていますね。

編集部

下世話な話で恐縮ですが、社内売上は内勤の方でどのくらいの額になるのでしょうか?

趙さん

営業が受注してきた案件に社内で発注が出されたら、それを規定の配分率のもとかかわった社員に振り分けます。あくまで平均ではありますが、大体3万円以上はあるかと思います。お給料は固定されているわけではなく、自分の頑張り次第で変わることで、モチベーション高く仕事に取り組むことができるのではないでしょうか。

大村さん

一定程度アポイントを取ると、プラスアルファのボーナスが出る制度もあります。なかなか受注できず突破口が見つからなかったとき、「こういう言い方をしたら興味をもってもらえる」とか「この言い回しだとクロージングできる」とか、工夫したり考えたりするきっかけになっていると思います。

編集部

その他、社員のみなさんが楽しみにしている制度、活用されている制度はありますか?

趙さん

誕生月にバースデープレゼントがもらえる制度がありますね。お菓子や枕、インテリア雑貨など、5000円ほどの予算内で事前に本人に欲しいものをヒアリングして贈っています。あと、入社2年後から「勤続表彰制度」があり、勤続年数に応じた旅行券をプレゼントしています。家族で使う人もいれば、推し活の費用にする人もいて、それぞれ楽しんでいるようです。

編集部

プライベートが充実できれば、仕事のモチベーションも高まりますし、仕事で評価されて収入も上がったら、プライベートでできることも増えます。ワークライフバランスのいい好循環がエッジコネクションさんでは生まれているのですね。

求めるのは「自分自身の価値を高めていきたい方」

株式会社エッジコネクション代表取締役社長の大村康雄さんと取締役の趙美紀さん
▲お話を伺ったエッジコネクションさん、代表取締役社長の大村康雄さんと取締役の趙美紀さん

編集部

エッジコネクションさんが求める人物像を教えていただけますか?

趙さん

まずは、「還元」「共感」「自責」「両立」「素直」という行動指針に共感できる人ですね。

自分の働きがお給料に見合っているのかを考え還元できる人、周囲の人の気持ちに寄り添って行動できる人、必要に応じて自分を省みることができる人、プライベートの充実のために工夫や改善をし続けることができる人、そして、アドバイスを素直に聞いて感謝できる人が求める人材像ですね。

編集部

エッジコネクションに入社する際に必要な経験や必要なキャリアはありますか?

大村さん

基本的に経験は問いません。実際、介護や調理といった異業種から入ってきた方が活躍しています。

ただ、弊社のおもな事業は営業マーケティング支援で、たとえば営業サポートはお客様のサービスをどう言葉にしたら魅力的に伝わるのかを考えるのが仕事です。コミュニケーションが命の仕事ですから、人とかかわることが嫌いではない人がいいですね。

編集部

コミュニケーション能力が高い人、ということでしょうか?

大村さん

高いコミュニケーション能力がすでに備わっていることが条件ではありません。もちろん、そういう方は能力が発揮しやすいと思いますので歓迎いたしますが、逆の、これまでいろんな職場で人間関係につまずいてきたという人も弊社に合うと思います。

仕事を通じて、言葉の組み立て方や相手を不快にさせない伝え方など、コミュニケーション力が鍛えられるので、大袈裟にいうと人生が好転するんです。

これまで、仕事の本質でないところで不本意な評価を受けて悔しい思いをされた方、あるいは人間関係で苦しんだという方は、弊社でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

編集部

最後に、エッジコネクションに興味を持った方にメッセージをお願いします。

大村さん

弊社は自分の実力が売上といった形で数字化される仕組みになっています。今の自分はどのくらいのスキルがあるのか、ビジネス界でどれだけ求められる人材かがはっきりわかる会社です。自分の市場価値を知りたい方、この先、自分自身の価値を高めていきたい方を、エッジコネクションは歓迎いたします。

編集部

エッジコネクションさんは掲げた理念をとことん追求し、働きやすさを実現され、それがまさに企業の成長のパワーになっているのだと実感しました。本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

■取材協力
株式会社エッジコネクション:https://edge-connection.co.jp
採用ページ:https://edge-connection.co.jp/recruit/