本・漫画特化型ホテルを運営する株式会社dotの”好き”を形にできるカルチャ―

唯一無二の独創的な事業を展開し、成長を続ける企業を特集するこの企画。今回は漫画や本を楽しむことができる宿泊施設の運営を行う株式会社dotにお話を伺いました。

本・漫画の魅力を存分に味わえるホテル運営を行う株式会社dot

株式会社dotは本・漫画に特化した「コンテンツ特化型ホテル」の開発と運営を行う企業です。漫画をコンセプトにしたホテル「MANGA ART HOTEL,TOKYO」や、株式会社小学館との協業でつくりあげた本を楽しむホテル「BOOK HOTEL神保町」、プライベートサウナ付きホテル「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」などの独創的なホテルを手掛けています。さまざまなメディアでも取り上げられており、世間からの注目を集めています。

さらに2022年9月には読書好きのための結婚相談所「BOOK婚」の事業も開始しました。その他にも、本を使ったカウンセリングサービス「ブックカウンセリング」や本好きのオンラインサロン「ぶくとも。」など、宿泊以外にも本好きのスタッフによって多様なサービスが生み出されています。

会社名 株式会社dot
住所 東京都千代田区神田神保町2-5-13
事業内容 ・コンセプトホテルの企画、開発、運営
・宿泊施設の運営代行事業
・婚活事業
設立 2016年05月
公式ページ https://dotinc.jp/1

今回は、自身も作家として活動するBOOK HOTEL神保町の総支配人・BOOK婚代表カウンセラーを務める三浦さんに、株式会社dotの事業の特徴や会社成長の背景、女性社員を中心に多くの社員の活躍を生む秘訣などについてお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社dot人事・広報部兼経営企画室BOOK HOTEL神保町支配人・BOOK婚代表カウンセラーの三浦菜月さん

株式会社dot
人事・広報部兼経営企画室
BOOK HOTEL神保町支配人
BOOK婚代表カウンセラー

三浦 菜月さん

ホテル自体が目的地になる、新しいホテルのあり方

編集部

dotさんでは「コンテンツ特化型ホテル」を謳い、とても独創的な宿泊施設を運営されていますよね。dotさんのホテルと他のホテルとの違いはどういったところにあるのでしょうか。

三浦さん

dotでは「新しいホテルのあり方を創造する」というミッションを掲げています。この“新しいホテル”というのが何を指すのかというと、そこに滞在することに付加価値のある、ホテル自体が主役となる場所だということです。

泊まることのみを目的としたホテルでは、宿泊費用やおもてなしが重要視されます。しかしdotが提供しているのは「本を読むために」「漫画を読むために」宿泊する、という“コンテンツ”が目的となるホテルです。そのため、「人」ではなく「コンテンツ」が接客をするという、他のホテルとは違うおもてなしを追求しています。それが「コンテンツ特化型ホテル」と謳っている意図です。

3つの施設で、漫画、本に没頭できる宿泊体験を提供

dotの運営する「BOOK HOTEL神保町」
▲dotさんの運営する「BOOK HOTEL神保町」の室内

編集部

dotさんでは「MANGA ART HOTEL,TOKYO」「BOOK HOTEL神保町」など、本や漫画に囲まれた、見ているだけでもわくわくする空間をつくられているのが印象的です。それぞれの施設のコンセプトや特徴を教えてください。

三浦さん

2019年1月にオープンした「MANGA ART HOTEL,TOKYO」は、漫画をコンセプトにしたカプセルホテルです。厳選した5,000冊の漫画すべてにスタッフによるおすすめコメントをつけているので、コメントを見ながら好きな漫画を選ぶこともできます!

カプセルホテルで漫画が読めるとなると漫画喫茶のようなところをイメージされるかもしれませんが、マンガアートホテルは宿泊に特化しています。男女は階数を分けるなどプライベートの確保や安全性にも配慮しているので、安心して綺麗な環境でゆっくりと漫画を読みながら宿泊することができます。

dotの運営する「MANGA ART HOTEL,TOKYO
▲dotさんの運営する「MANGA ART HOTEL,TOKYO」(公式サイトから引用)

2021年12月に株式会社小学館さんとの協業によりオープンした「BOOK HOTEL神保町」は、「わたしの本を見つけるホテル」がコンセプトのホテルです。こちらも本に囲まれて好きな本を読みながら宿泊できるのですが、特に「ブックマッチングサービス」というdot独自のサービスが好評です。これは事前に簡単なアンケートに回答し、当館の本好きスタッフにぴったりの本を数冊選んでもらえるというもの。これまでに2,000人以上の方にご利用いただいています。またお客様の日頃の悩みなどをヒアリングした上で本を提案する「ブックカウンセリング」というサービスもあります。

dotの運営する「BOOK HOTEL神保町」
▲おすすめ本が紹介してもらえる「ブックマッチングサービス」が人気

そして2022年9月には「BOOK HOTEL神保町」の上階に「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」を新たにオープンしました。漫画の洞窟をイメージしてつくられた空間デザインになっており、自分の洞窟にこもって漫画を読むような没頭できる空間になっています。

ここでは定期的にいろいろな漫画先品とコラボレートした空間づくりをしていけたら良いなと思っています。第一弾として集英社さんの少年ジャンプ+で連載されていている人気作品『ダンダダン』とのコラボルームを期間限定で開催しました。

本・漫画だけでなく、スタッフのおすすめやマッチングも魅力的なコンテンツに

編集部

小学館さんと協業されたり、集英社さんとコラボレーションされたりと、dotさんでは各出版社さんとも協力しながら事業を展開されていますが、置いている作品は多様な出版社さんのものからセレクトされているのでしょうか?

三浦さん

もちろんです!本も漫画も、幅広くスタッフが推したいものをセレクトして置いていますよ。

私自身元々ものすごく本好きですし、作家としても活動していたことで支配人のポストにスカウトしていただいたという経緯があります。dotでは漫画や本に愛がある者しかいません。勤務中にも読んだ本の感想をSNSで宣伝したり、おすすめのポップをつくったりしています。

先ほど「コンテンツが接客をする」というお話をしましたが、コンテンツというのは本や漫画そのものだけのことではありません。私たちのおすすめポップや「ブックマッチングサービス」なども含めたコンテンツの力でファンをつくっていくというのが、我々の事業の特徴です。

編集部

確かに何を読もうか迷ったときに、おすすめがあったり、自分に合った本を選んでもらえたりするのはありがたいサービスだと思います。

三浦さん

せっかくならdotのホテルに泊まっていただく1泊2日の中で自分に合う本に出会ってほしいなという気持ちがあるんです。私たちのおすすめポップや「ブックマッチングサービス」「ブックカウンセリング」を通じて、自分の悩みを解決する本、新しい発見がある本を見つけてもらえたらと思っています。

オープンから4か月でリピート率28%!「また来たい」と思えるホテル

編集部

dotさんのホテルを利用されるお客様の特徴はどのようなものがありますか?

三浦さん

「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」はインバウンドのお客様が多い傾向がありますね。プライベートサウナもついているので、20代、30代の若い方にも人気です。

お客様の層としての特徴ではないのですが、リピート利用をしてくださる方が多いのも特徴です。特に「BOOK HOTEL神保町」ではオープンから4か月でリピート率28%を達成しました。

編集部

それはかなり驚異的な数字ですね!dotさんのホテルが「目的地」になっているからこその特徴といえると思います。

三浦さん

おっしゃる通りです。「BOOK HOTEL神保町」では全フロアに違う本があるので、もう1回泊まりに来て、今度はまた別のフロアの本を読んでみよう、というふうに思っていただけているんだと思います。

売上は3倍増。本・漫画特化サービスで注目度も高まる

編集部

dotさんは創業以来急成長を続けていらっしゃるそうですが、売上や組織規模も含め、会社としての成長を実感できる数字などがあれば教えてください。

三浦さん

dotの売上としては2022年4月からの1年間で3倍となっています。今期でさらに売上は2倍くらいになる予測です。

売上と違って数字には表れない部分ですが、dotのホテルはメディアに多く取り上げていただいているため、注目度も上がっているなと感じます。「MANGA ART HOTEL,TOKYO」はこれまで700社以上のメディアで紹介いただいていますよ。

編集部

dotさんのホテルが多くの方の興味・関心を惹きつける要因はどこにあると思われますか?

三浦さん

漫画なら漫画、本なら本に特化した一点集中のサービスを提供していることではないでしょうか。もちろん宿泊施設としてデザインや居心地の良さにも重点を置いていますが、あくまで「本」「漫画」を核にサービスを拡張しています。

例えばBOOK HOTEL神保町ではブックマッチングサービスやブックカウンセリングの他にも、本と一緒に味わいたい飲み物などをセレクトした「ブックペアリング」、スタッフに誕生日を伝えると366冊の中から1冊を手渡してくれる「366BOOKS」などのサービスがあります。そういうある意味“とがった”サービスが、本好き、漫画好きに刺さっているんだと思います。

本好きのための結婚相談所「BOOK婚」。「本×〇〇」で会社の可能性を拡大

dotのサービス「BOOK婚」のロゴ
▲本好きのための結婚相談所「BOOK婚(ぶくこん)」

編集部

その他にも、dotさんの成長を加速させている背景などがあれば教えてください。

三浦さん

最近ではdotは、ホテルという枠にとらわれず新しいことをどんどん始めています。それは会社の成長にもつながっていると思います。

具体的にいうと、「結婚相談所BOOK婚」という事業を2022年9月から新たにスタートしました。これは、本と婚活を掛け合わせた読書好きによる読書好きのための結婚相談所で、私自身が企画し、実現した事業です。

本好きに特化した結婚相談所というのは他にない特徴のため、非常に注目いただいており、問い合わせや入会者が増えています。事業スタートにあたっては多額の投資もしましたが、1年経たない内に既に黒字化しています。入会者数や成婚者数が評価され、事業開始1年目にも関わらず、結婚相談所連盟IBJが主宰する『2023年上期IBJ AWARD(※) PREMIUM』も受賞することができました。
※IBJAward…IBJ加盟店4,000社弱の中から過去半年間に実績を残した結婚相談所を表彰する制度

編集部

三浦さんが「BOOK婚」をやりたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

三浦さん

私自身恋愛小説をたくさん読んできましたし、webライターをしていた時期に恋愛記事を書いたりマッチングアプリの文章の添削をしたりしていたこともあり、恋愛に関するサービスをやってみたいと思っていました。「BOOK HOTEL神保町」でブックカウンセリングのサービスを行う中で、恋愛の悩みを聞くことも多く、本好きの方同士の恋愛・結婚をサポートする結婚相談所があると良いのではないかと思ったのがきっかけです。

「BOOK婚」の入会条件は「本が好きで、独身であること」。本好きしか入れない結婚相談所というところに魅力を感じて多くの方にご入会いただいています。

編集部

dotさんの魅力である「本」「漫画」に一点特化した刺さるサービスを、宿泊業以外の部分にも広げられているんですね。

dotのサービス「BOOK婚」の様子
▲dotさんのサービス「BOOK婚」のカウンセリングの様子

ホテルは関東圏以外にも進出。宿泊以外でもサービスを広げる

編集部

dotさんでは、今後もコンテンツ特化型ホテルなどの事業を拡大されていくのでしょうか。

三浦さん

コンテンツ特化型ホテルは今後エリアを広げながら増やしていけたらと考えています。2024年2月には関西エリアで新ホテル1棟のオープンを予定しています。また2024年4月にも都内で新ホテルを1棟オープン予定です。

それだけでなく、結婚相談所のように、宿泊以外の部分でも本と何かをかけ合わせたサービスを広げていけたらと思います。今は本好きが集うオンラインサロン「ぶくとも。」の運営なども行っています。

dotでは本・漫画好きのスタッフが集まっており、それぞれが発案者・プロジェクトリーダーとなって新規事業を生み出しています。今後は組織も少しずつ拡大していきながら、さまざまな新事業の動きも加速していけたらと思います。

女性社員多数活躍!企画から実行まで、信頼して任せてもらえる

dotの社内風景

編集部

dotさんでの女性活躍の状況について伺います。dotさんでは現在何名くらいの社員がいらっしゃるのでしょうか?男女比率も分かれば教えてください。

三浦さん

dotでは現在10人のスタッフがおり、その内の7人が女性です。

dotはとにかく本が好きで、自分の好きなコンテンツを他の人にも届けていきたい人に集まってもらいたいと思っています。BOOK HOTEL神保町の公式noteの求人記事では、そのdotの持つストーリーや思いを長い文章で綴っています。それをしっかりと受け止めた上でジョインしてもらえるよう、今は100%BOOK HOTEL神保町の公式noteからの採用応募受付を行っています。私の書くそのnoteの文章が女性的だということもあり、女性からの問い合わせが圧倒的に多く、結果的に女性の多い組織になっています。

・「BOOK HOTEL神保町」のnoteはこちら:https://note.bookhoteljimbocho.com/n/n79819236abd4

編集部

dotさんには男女関係なく、社員の方のアイディアが通りやすい環境があるのでしょうか。

三浦さん

はい、本当にそう思います。BOOK婚についても私の発案で、代表2人に全面的に任せていただきました。代表の2人はすごく信頼して任せてくれるので、少し怖かったくらいです(笑)。でも自分のやりたいことをdotという場で実現できるので、すごくありがたい環境だなと思っています。

役職に関係なく、他の社員であっても同じです。得意なこと、やりたいことがあればどんなに大手企業との取引でも任せています。社員だけでなく学生のアルバイトの方に関わっていただくことも少なくありません。大学生のアルバイトさんで、卒業後にBOOK HOTEL神保町での経験を活かして、独立して選書サービスを始められた方もいます。

先日行った、京極夏彦先生にもご参加いただいた「小説家のいるホテル」というイベントは、入社半年にも満たないくらいの社員が、予約システムからwebサイトづくりまで、何から何まですべて担当しました。新しい企画の発案者にもなれるし、実行まで自分で担当できるので、とてもやりがいのある環境だと思います。

女性特有のライフイベントに合わせた柔軟な働き方の整備も進める

dotの社内風景

編集部

dotさんでは、女性社員の方が多い中で、特に働き方において工夫していることはありますか?

三浦さん

現在私はフルリモート・フレックス制で働いています。他の社員については仕事内容やスキル的に、今は完全にリモート・フレックスに移行するのが難しい部分もあるのですが、一部リモート・フレックスに近い形での働き方となっています。

今はまだ若いメンバーが多いのですが、今後の妊娠・出産などを見越して、柔軟に対応できるよう働き方を整備していきたいという話はしています。代表2人が子育てしながら働いてるので、そこに関しての理解はすごくあるなと感じますね。

今でも有給取得や中抜けなど自由度の高い環境はあります。dotは風通しが良く、「働きやすさのためにこういう制度がほしい」ということを提言しやすいカルチャ―があるため、皆で助け合いながらそれぞれのライフイベントに応じた必要な制度を整えていけたらと思います。

上司から部下へのアドバイスも「本」。本好き同士で話も盛り上がる!

dotの社内風景

編集部

dotさんでは本好きの方が集まっているとのことですが、社員の方同士で本や漫画についてお話されることも多いのでしょうか?

三浦さん

はい。社員同士めちゃくちゃ仲が良いので、常にお互いにおすすめ本を紹介しまくっています(笑)。上司が部下にアドバイスする際も、基本「本」なんですよ。「良いアドバイスないですか?」ではなく「良い本ないですか?」という感じで聞いてくるので「それならこれを読んでください」という形でアドバイスしています。

編集部

本好きの方同士だからこその、素晴らしいカルチャ―ですね!

全員が“クリエイター”として高め合うカルチャー

編集部

社員やアルバイトの方からも積極的にアイディアが出るというお話もありましたが、dotさんではやはりクリエイティブな方が多いのでしょうか。

三浦さん

そうですね。dotのビジョンの1つに「Artist spirit」を掲げている通り、dotでは全員クリエイターのマインドを持って行動しています。「Contents hospitality」というビジョンもあり、ホテルマンではなくコンテンツづくりができることも重視しています。

私自身も作家として活動していますし、他のスタッフでもエッセイを書いていたり、コンテストに応募していたりという方が多くいます。自分のクリエイターとしての夢も持ちつつ、お互い高め合いながら働くことができていますね。

フィットするのは「自己表現が好きな人」。アイディア創出の能力も求められる

編集部

最後に、dotさんの採用についてお伺いしたいと思います。dotさんが求める人物像やフィットする特徴を、改めて教えてください。

三浦さん

本が好きなことは絶対条件なので置いておくとして、「書く」などのアウトプットに関心がある方、既にそういう夢をお持ちの方、自己表現が好きな方はdotにフィットすると思います。

また指示待ちではなく自分の裁量でいろいろなことに挑戦したい人とか、0から1を生み出すことが好きな方は、dotではスピード感速くそれを実現に持って行ける環境があるのでやりがいを感じながら働くことができると思います。

dotではアルバイトの方も皆さん本好きな気持ちを活かして活躍されている方ばかりです。正直ホテルスタッフに関してはアルバイトの方だけでも回していけるような状況です。そのためdotの正社員には、そういったレベルの高いアルバイトスタッフを取りまとめるマネジメント能力、新しい方向性を打ち出すアイディアの創出能力があることが求められるかなと思います。

自己成長でき、夢を応援してくれるdot。夢や志のある方を歓迎

dotの社内風景

編集部

最後に、dotさんに興味を持った読者の方に向けてメッセージをお願いします。

三浦さん

私自身「ベストセラー作家になりたい」という夢を持っています。dotで働くことで出版社や作家さんに本を渡して読んでいただけたり、普通に生きていたら会えない人に取材ができたりと、すごい機会をいただくことで自己成長ができています。

またdotでは皆が「うちの支配人の本なんです」といって周りに私の本を宣伝してくれるなど、私の夢の実現を常に考え、サポートしてくれているなと感じます。自分自身を成長させられて、周りのサポートを受けながら高め合っていける環境があるのがdotの魅力です。

dotではそれぞれの苦手な部分を得意な人が補いながら、皆でサポートし合って働いています。同じように夢や志を持った方と、一緒に楽しみながら働いていけたら嬉しいです。

編集部

「本や漫画が好き」という気持ちを社内で共有でき、それを新しい事業の形にしていけるdotさんは本当にやりがいを持って働ける環境だと感じました。自分を表現したいという思い、夢がある方にとって輝けるステージがあると思います。

本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

■取材協力
株式会社dot:https://dotinc.jp/1
「BOOK HOTEL神保町」公式note(求人情報あり):https://note.bookhoteljimbocho.com/