日本一の成婚数を誇る株式会社IBJでは、エンジニアが活躍できる「フラットな環境」がある

若手エンジニアが活躍できる環境を整え、成長を続けている企業にインタビューする本企画。今回は、株式会社IBJにお話を伺いました。

婚活事業を中心に展開する株式会社IBJ

株式会社IBJのサービスイメージ画像

「『ご縁がある皆様』を幸せにする」を経営理念に掲げる株式会社IBJが展開しているのが、結婚相談所、婚活アプリや婚活パーティーなどの婚活サービス、ウェディングや住宅、保険などのライフデザインサービスです。

「2027年までに日本の婚姻組数の5%(25,000組)を実現」をミッションとし、人々の出会いを支援するというアプローチで少子化という社会課題解決に当たっています。

会社名 株式会社IBJ
住所 東京都新宿区西新宿1-23-7  新宿ファーストウエスト 12F・17F
事業内容 プラットフォーム事業、直営結婚相談所事業、婚活パーティー事業、婚活アプリ事業、ライフデザイン事業
設立 2006年2月
公式ページ https://www.ibjapan.jp/

株式会社IBJは、若手のエンジニアを育てるための環境が整っています。若手の成長を促すためにサポートする文化があり、エンジニアが伸び伸びと業務に当たっているのです。

同社の働く環境やカルチャーについて、コミュニティ事業本部の萩山登さん、Labo部の伊澤遼介さんにお話を伺いました。

本日お話を伺った方
株式会社IBJの萩さん

株式会社IBJ
コミュニティ事業本部

萩 山登さん

株式会社IBJの伊澤さん

株式会社IBJ
Labo部

伊澤 遼介さん

結婚相談所の会員数、成婚数いずれもNO.1

株式会社IBJのサービスイメージ画像
▲カップルの出会いから結婚後のライフデザイン設計までトータルでサポートしている(公式ページより)

編集部

初めに、IBJさんの事業内容について伺わせてください。

萩さん

IBJの事業の軸は婚活サービスとライフデザインサービスの2つです。

婚活サービスでは結婚相談所や婚活アプリの運営などを手掛けています。婚活サービスで出会いの場を作り、結婚後にライフデザインサービスをご利用していただくというイメージです。

ライフデザインサービスでは、ご夫婦のこれからのライフデザイン設計をお手伝いさせていただくサービスなどを展開しています。

IBJの結婚相談所の会員登録者数は2023年8月時点で8.6万人超、2022年の成婚数は11,921組です。日本マーケティングリサーチ機構の調査によると、会員登録者数、成婚数ともに同様のサービスのなかでNO.1の数字とのことです。

編集部

カップルの出会いから結婚後のライフステージについてトータルでサポートされているのですね。マッチングアプリや結婚相談所など数多くの類似サービスがありますが、そのなかでここまで多くの方にご利用いただいている要因となっている強みは何でしょうか?

伊澤さん

IBJの強みは「IT×ヒト」のスタイルでサービスを展開できている点にあるでしょう。確かな技術を持ったエンジニアが婚活アプリなどの出会いの場を作り出すシステムを構築し、プロフェッショナルなコンシェルジュがユーザーをサポートしています。

世の中にマッチングアプリや婚活相談所は数多く存在していますが、テクノロジーとヒト、それぞれに強みを持っているというケースは多くないのではないかと思います。

編集部

従来からある結婚相談所のスタイルと、マッチングアプリという新しい出会いの形の良いところを掛け合わせたサービスを展開されているのですね。

エンジニア未経験であっても安心できるサポート環境

作業に当たる株式会社IBJのエンジニアたち

編集部

萩さんと伊澤さんについて伺っていきたいのですが、現在どのような業務をご担当されていらっしゃいますでしょうか?

萩さん

私は新卒で入社し、現在3年目になります。もともとは婚活パーティの部署に半年ほど在籍しておりまして、「エンジニアになりたい」と希望を出して異動した後はエンジニアとして業務に当たっています。

現在は4人のエンジニアチームに所属して、婚活イベントの予約システムの構築を担当しております。

伊澤さん

私は2023年4月に入社し、在籍して半年ほどです。前職でも3年ほどエンジニアとして仕事をしていました。現在は8人体制のWEBチームに所属し、社内システムの改修やインフラ整備を担っています。

編集部

萩さんは新卒で入社されたということでしたが、エンジニアは未経験だったということでしょうか?

萩さん

エンジニアの業務はIBJに入社して初めてでした。ですのでかなり手厚くサポートいただいて、現在はなんとか自走できているという状況です。サポートの手厚さはエンジニアの部署だけでなく、他の部署でも感じた部分があります。

編集部

実際にどのようなサポートを受けられたのでしょうか?

萩さん

婚活パーティの部署に所属していたころは接客に関して研修制度がありました。エンジニアについてはとりあえず手を動かしてみて、周囲から教えてもらうという環境ですね。

伊澤さん

私は前職ではフロント業務に当たっていたのですが、現在はバックエンド業務なので未経験に等しい状態でした。また、前職はほとんどリモートワークでしたが、IBJでは週一のリモートワーク以外は出社しておりますので、わからないことがあればすぐに周囲の人に聞ける環境にあります。

他チームであっても疑問点はすぐに聞けるので、例えば萩さんに質問することもありますね。疑問点をすぐに解決できる環境がありがたいと感じています。

編集部

周囲がサポートしてくれる環境があるということですね。

社内勉強会やクラブ活動を積極的に実施、エンジニアとしてのスキルを磨ける

株式会社IBJの社内勉強会の様子
▲定期的に勉強会が開催されるなど、社員同士がエンジニアとしての知見を共有する文化がある

編集部

エンジニアとして働いていくためには勉強し続けることが大切だと思いますが、知識をインプットする場はIBJさんに設けられているでしょうか?

萩さん

IBJでは定期的に社内勉強会が開催されているほか社内チャットで自分の知見を発信するなど、社員が情報をシェアする文化があります。

私も勉強会で発表したことがあり、システムをより早く作れる方法について共有しましたね。

伊澤さん

私が入社してすぐのころですが、萩さんは最新のAIを組み込んで作ったアプリケーションについて発表していましたね。「すごいことをやっているな」と率直に感じました。

編集部

インプットのほかアウトプットしてスキルを磨く場もあるのでしょうか?

伊澤さん

IBJにはクラブ活動のような「IBJディベロッパークラブ」という取り組みがあります。週に1時間、勤務時間内に少人数で集まって、テーマに沿って仲間と一緒にインプットしたりアウトプットしたりしています。

私が所属している4人のチームはクラウドサービス「AWS(Amazon Web Services)」で実際に手を動かして、サーバーを構築する活動を行っています。普段は一緒に仕事をしない人たちで集まるので、情報交換の場にもなっていますね。

編集部

勉強の場が横のつながりを強くする機会にもなっているのですね。

それぞれが素早くサポートし合うことで短時間で成果を出すことができる

ミーティング中の株式会社IBJのエンジニアたち

編集部

一般的にエンジニアは激務で残業時間も多いというイメージを持たれがちですが、その点IBJさんはいかがでしょうか?

伊澤さん

IBJでは月の残業時間が10時間程度という社員がほとんどです。また、月30時間以上の残業は禁止されています。前職と比べても、残業時間は減っている実感がありますね。

編集部

なぜ残業を減らすことができているのでしょうか?

伊澤さん

IBJは限られた時間内で生産性高く仕事を進めようというカルチャーがあります。

それはサポートの姿勢でも共通していますね。細かいタイミングでそれぞれ状況を確認して、誰かが困っていれば早いタイミングでサポートするという体制が整っています。だからこそ短時間で成果を出せているのです。

編集部

一人で黙々と素早く業務を進めるのではなく、チーム全体で業務の効率化を図っていらっしゃるのですね。その他に、IBJさんの働く環境について助かっていると感じている部分はありますか?

伊澤さん

IBJはフレックス勤務が可能ですので、早めに退勤できるという点は助かっています。例えばエンジニアの勉強をするために早めに帰るということを自由にできますね。

編集部

働く環境が整っているからこそ、自分のスキルをどんどん向上させることができるのですね。

大切なのは相手の課題を解決するためのコミュニケーション能力

談笑する株式会社IBJの社員たち

編集部

IBJさんの社員さんにはどういった方が多いでしょうか?

人事採用担当の北野さん

IBJは採用の際に、コミュニケーション能力や積極性といった部分を重視して見ています。萩と伊澤が申し上げたところではあるのですが、一人黙々と作業をするというよりも、自発的に動いたり他人に聞いたりといった方が多いですね。

編集部

組織としてコミュニケーションを大切にされていらっしゃるのですね。

人事採用担当の北野さん

IBJの人事部には研修の部隊がいまして、事業部を混ぜたコミュニケーション研修を実施しています。

弊社はもともとIT企業ではありますが、婚活に関わるサービスを提供している会社ですので、サービス部門が組織として大きく存在しています。

同様の組織の形を取っている企業では、一般的にサービス部門の社員はエンジニアと接する機会も少ないと思うのですが、定期的に部署間で交流することで、強固なチームが作れると考えています。

編集部

コミュニケーション能力にもさまざまな種類があると思うのですが、IBJさんで大切にされているコミュニケーション能力は何でしょうか?

人事採用担当の北野さん

IBJが大切にしているコミュニケーション能力は、単に明るい人物であれば良いということではありません。IBJのコミュニケーション能力とは、相手の話を聞いた上で、しっかり自分の意思を伝えられる能力のことです。

IBJが大切にしている営業スキルに「IBJメソッド」というものがあります。「IBJメソッド」とは、他人の話をよく聞き、自分で理解しつつ相手にコーチングしていくという手法です。これはクライアントに対してだけでなく、社内のコミュニケーションでも共通する手法です。

「事業部が何を望んでいるのか」「エンジニアがどうしたいのか」というように、社員同士が理解していないと良いサービスは生まれないでしょう。相手の話をきちんと聞いて形にできるというのがIBJの社員の特徴の一つなのではないかなと思います。

編集部

IBJさんが大切にしてるコミュニケーション能力というのは、相手の課題を解決するスキルと言い換えることができるかもしれませんね。

社長との雑談から実現、フラットでストレスフリーな社風

株式会社IBJのオフィスの様子

編集部

IBJさんはどんなカルチャーを持っている会社だといえそうでしょうか。

人事採用担当の北野さん

先ほど申し上げた通り、積極性や主体性を持った方が活躍できる環境にあると思います。また、年功序列がないフラットな組織ですので、社歴に関係なくチームをまとめるような立場につくことも可能です。

フラットな組織という点では、社長含め経営層との壁もありません。社長室もガラス張りになっておりますので、風通しの良い社風だといえるでしょう。

萩さん

私はトイレで社長に会ったときに提案したことが実現したという経験もあります。

編集部

組織のフラットさが伝わってくるエピソードだと感じました。伊澤さんはIBJさんの社風についてどうお感じになられているでしょうか?

伊澤さん

まずはとにかく人が良いと感じます。気持ち良くコミュニケーションできるため、人間関係のストレスが全くありません。

また、上司がかなりエンジニア思いで、組織を良くしていこうという思いを持っているので、提案しやすい環境にあると思います。

資格支援制度やクラウドの月額使用料補助など、エンジニアが活躍しやすい制度を取締役会で提案してくれるおかげで、エンジニアが成長しやすい環境がどんどん作られていますね。

そして北野も申し上げた通り、組織間の横のつながりも強いです。

編集部

組織として凝り固まった部分がないということですね。

自社でサービスを作り出すという意欲を持った人材を歓迎

株式会社IBJの北野さん、萩さん、伊澤さん
▲「自分で何かを作り出したい、楽しく仕事をしたいという方を歓迎する」と話す北野さん(左)

編集部

最後に、IBJさんに興味を持っている方に向けてメッセージをお願いいたします。

人事採用担当の北野さん

IBJのサービスを全て自社で開発しています。自分で何かを作り出したい、楽しく仕事をしたいという方の応募をお待ちしております。もし興味を持っていただけたのであれば、気軽な気持ちでコミュニケーションできるカジュアル面談も実施しておりますので、ぜひお越しください。

弊社のエンジニアから話を聞きたいという場合も機会を設けますので、ぜひお問い合わせいただければと思います。

編集部

カジュアル面談を実施されているということからもIBJさんのフラットな社風が伝わってきました。本日はありがとうございました。

■取材協力
株式会社IBJ:https://www.ibjapan.jp/
採用ページ:https://recruit.ibjapan.jp/