転職活動は働きながらと辞めてからどっちが良い?今すぐ辞めたい人も必見!

転職活動は、在職中に働きながら行う方法と、先に退職をしてから行う方法がありますが、基本的には「働きながら」の転職活動をおすすめします

この記事では、「働きながら」をすすめる理由や、それぞれの方法のメリット・デメリットをご紹介します。判断する材料としてぜひ活用してください。

結論:転職活動は「働きながら」がおすすめ

転職活動は、「辞めてから」ではなく、「働きながら」をおすすめします。というのも、「辞めてから」の転職活動には大きな2つのリスクがあるからです。今すぐ辞めたいと思っている人も、リスクがあることをよく理解してから判断してください。

  • 経済的な不安を伴う
  • 空白期間は選考に悪影響を及ぼす

    しかし、次の4つの理由のどれかに当てはまれば、「辞めてから」の転職活動も検討する余地があります。あくまで余地があると言えるだけですのでご注意ください。

    • 有給休暇を使い切っていて、もう残っていない
    • 残業が多すぎて、転職活動に費やす時間がまったくない
    • 精神的に限界を感じており、体調を崩してしまう可能性がある
    • 当面1年間は生活できるくらい預貯金に余裕がある

      4つのどれにも当てはまらない人は、「働きながら」転職活動を始めてみてください。そのうえでどうしても辞めたい気持ちが強まってきたら、再度検討してください。

      今すぐ辞めたい人も、メリット・デメリットをよく知った上で判断するようにしてください。

      「働きながら」転職活動をする人が6割

      「働きながら」転職活動をする人が6割

      転職経験のある男女237名に、転職活動は「働きながら」したか、「辞めてから」したか、アンケートを取りました。

      その結果、59.1%が「在職中に転職活動をしていた」というデータが出ました。その理由としては、「収入が途絶えるのが嫌だったから」「経歴に空白期間ができるのはよくないと思ったから」などでした。

      働きながら転職活動のメリット・デメリット

      メリット・デメリットを表にまとめました。

      メリット 転職先に入社するまでずっと収入がある
      無収入ではないから、その分焦る必要がない
      経歴に無職の空白期間ができない
      転職しないという選択肢も残すことができる
      デメリット 書類作成、面接などに多く時間を割けられない
      業務時間後に活動するので、体力的負担がある
      退職交渉がこじれて、転職がうまくいかないリスクがある

      働きながら転職活動のメリット

      「働きながら」の転職活動の最大のメリットは、収入源が途絶えないことです。経済的な負担が無いからこそ、精神的にも健全な状態で転職活動に挑むことができます。じっくり自分に合った仕事を探すことができます。

      また、転職活動をすることで、現職の良さを再認識して転職活動を止めたという方も多くいます。辞めてしまってから、「なんだかんだで前の職場の方がよかったな」と後悔しないためにも、まずは在職中に転職活動を始めてみることをおすすめします。

      働きながら転職活動のデメリット

      一方で、時間的制約が大きなデメリットです。残業が多い人や有休があまり残っていない人は、働きながらの転職活動の負担は大きいです。面接の調整がうまくいかず、予定よりも転職活動が長引いてしまったという声もよく聞きます。

      また、「すぐに働き始めてくれる人を募集している」という求人には対応することはできません。

      >>働きながら転職活動をうまく進めるコツ

      辞めてから転職活動のメリット・デメリット

      メリット・デメリットを表にまとめました。
      メリット 働いていないので時間的ゆとりをもって転職活動に取り組める
      前職にストレスを抱えていた場合、辞めることで開放される
      面接日程の調整がしやすく、活動期間を短く抑えることができる
      失業保険が受け取れる場合がある
      デメリット 貯金を切り崩すことになり、経済的な不安がつきまとう
      離職期間が長いと、面接官の心象が悪くなる場合がある
      焦ってしまい、内定をもらうことが目的となってしまう

      辞めてから転職活動のメリット

      「辞めてから」の転職活動にもメリットはあります。時間にゆとりがあるため、じっくりと腰を据えて転職活動に取り組むこともできますし、面接日程の調整もしやすいので、短期間で転職活動を終わらせやすいです。

      転職活動と同時並行でスキルアップや資格取得のための勉強に時間を費やす方もいます。

      辞めてから転職活動のデメリット

      一方で、最大のデメリットは収入源がなくなるということです。収入がないからこそ、早く転職活動を終わらせなければと焦り、内定をもらうことだけが目的となってしまい、理想の転職先に就職することができなくなるリスクもあります。

      離職期間が長くなると、「どこからも採用されないということは何か問題があるのか?」と面接官に必要以上に勘ぐられてしまう可能性があります。

      ですので、大きな理由もなく辞めるという判断はおすすめしません。

      >>辞めてから転職活動をうまく進めるコツ

      働きながら転職活動をうまく進めるコツ

      コツを表にまとめました。

      時間を賢く使う
      • 有給休暇を取得し、できるだけ同じ日に面接をまとめて入れる
      • お昼休み時間にカフェやレンタルスペースを活用してWeb面接を行う
      • 早朝、遅い時間、土日に面接ができないか応募先に交渉してみる
      • 土日に面接可の求人を探す
      • (選べる場合)移動時間の不要なオンライン面接を選んでいく
      リスク管理を行う
      • 転職活動をしていることを職場の人に漏らさない
      • 就業時間中に転職活動を行ったり、会社のPCを使ってはいけない
      その他
      • ダラダラ長引かせないように、自分で期限を設ける
      • 理想の退職タイミングに合わせて転職活動を行う
      • 引き継ぎ資料は早めに作り始めておく

      時間を賢く使う

      働きながら転職活動を進めるためには、いかに少ない時間の中で効率的に動けるかがポイントとなります。履歴書や職務経歴書の作成や、情報収集は休日にすればいいですが、面接はどうしても平日が中心となってしまいます。

      転職活動に費やす時間が短く、情報収集がどうしても手薄になってしまう場合は、転職エージェントを有効活用するのもありです。おすすめの求人を紹介してもらうこともできますし、企業や求人の情報をかいつまんで教えてもらうこともできるでしょう。

      リスク管理を行う

      時間の使い方だけでなく、リスク管理も重要なポイントです。会社の人に転職活動をしていることを知られるのは、デメリットしかありません。万が一会社の備品を使って転職活動をしてしまうと、懲戒処分の対象になり得るので気をつけてください。

      その他

      在職して安定して収入があるからこそ、「転職するぞ!」という決意が徐々に薄れて、ダラダラ活動するようになってしまうことがあります。自分がどのタイミングで退職したいのかという日にちを明確に定めて、それに合わせて転職活動を終わらせられるようにしましょう。

      また、引き継ぎ資料を早めに作り始めておくことで、引き継ぎ期間を短くさせて内定から入社までの期間を短くすることができます。

      辞めてから転職活動をうまく進めるコツ

      コツを表にまとめました。
      時間をうまく活かす
      • 志望度がそれほど高くなくても積極的に応募する
      • 多くの企業の情報を調べて多くの企業を受ける
      • 履歴書や職務経歴書は企業ごとに書き分ける
      焦りすぎない
      • 期限を適切に設定する
      • 内定をもらうことだけをゴールにしない
      • 相談相手をつくる
      その他
      • すでに退職した理由をしっかりと説明できるようにしておく

      時間をうまく活かす

      離職していて時間が十分にあるため、できるだけ多くの企業を受けるようにしましょう。志望度がそれほど高くなくても、面接の過程で志望度が高まっていくことはよくある話です。できるだけ早く内定を決めるためにも、少しでもいいなと思った企業は受けるようにしましょう。

      また、選考対策にも時間を使うことができるはずです。履歴書や職務経歴書は企業ごとに書き分けることもできますし、面接も十分に企業ごとに対策をしておきましょう。

      焦りすぎない

      企業から不合格をつきつけられても、焦りは禁物です。早く内定を決めたい気持ちもありますが、今の自分の貯金とも相談して、適切に期限を設けて、納得のいく転職活動にしましょう。

      離職して一人で行動することが増えると思いますので、一人で思い悩むことのないよう、相談相手をつくるようにしましょう。

      その他

      企業の担当者からすると、「なんですでに退職しているんだ?」と疑問に思います。その理由を問う質問は必ずされると考え、しっかりとした説明ができるようにしておきましょう。

      まとめ

      在職中に転職活動するか、離職後に転職活動するかは、それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で決断してください。

      基本的には「働きながら」をおすすめしますが、個々人の事情に合わせて慎重に検討するようにしましょう。