20代ハイクラス転職におすすめの転職エージェント・スカウトサービス5選

 

こんにちは、藤島と申します。プロジェクトマネジメント企業にて、20代のポテンシャル採用からシニアのプロフェッショナル採用までを責任者として務め、25以上の転職エージェント・求人サイト・スカウトサービスを採用担当として活用した経験があります。

「20代でも年収800万円超を目指したい!」「30歳までに今より挑戦できる環境に移りたい!」のうに、より良い条件・環境を求めて転職を考えている20代の方は多いはず。年収も条件も良いハイクラス転職を目指すなら、自分に合った転職サービスが重要です。

この記事では、ハイクラス転職を目指す20代の方におすすめの転職エージェント・スカウトサービスを5つご紹介します。企業で採用責任者を務めた筆者より、各サービスの特徴や注意点、転職活動を成功させるコツもご紹介しますので、参考にしてくださいね。

▼20代におすすめハイクラス転職エージェント
サービス名 登録者に占める
20代の割合
求人数

1位

ビズリーチ_ロゴ画像
ビズリーチ

約30% 99,808件
  • 90%以上の求人が年収600万円以上
  • 登録者の約30%が20代。求人数が多いから地方でのハイクラス転職もOK。
  • 特にITエンジニアや営業職におすすめ。

2位

JAC Career

非公開(20代がメイン) 45,000件
  • 大手有名企業に転職したい20代に
  • 20代に特化してハイクラス転職エージェント。10年後を見据えたキャリアサポートを受けられる。
  • 外資系企業や日系上場企業の求人が中心。

3位

AMBI

72% 117,696件
  • 社会貢献や成長意欲を重視したいなら
  • 登録者の72%が20代。大手企業、スタートアップだけでなく地方公共団体や公官庁の仕事も。
  • 現在年収400万円以上の方だけが対象。

4位

リクルートダイレクトスカウト_ロゴ画像リクルートダイレクトスカウト

約20% 21,0000件
  • 年収600万円未満でも登録OK
  • 登録者の約20%が20代。登録審査や年齢制限がなく、どんな20代でも利用OK。
  • ITエンジニアや営業、建設関係の方に特におすすめ。

5位

dodax_ロゴ画像
dodaX

非公開 34,000件
  • 年収1000万円超を目指す20代に
  • ITエンジニアや企画・管理部門の求人が多く、過半数が1000万円超え。
  • 特定の分野で高い専門性のある20代は大きく年収アップするチャンス。

20代ハイクラス転職におすすめの転職エージェント5選

▼20代正社員の年収調査
全体 男性 女性
平均値 352万円 377万円 329万円

(出典:doda「20歳~65歳の平均年収は?平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】」

2023年12月に転職エージェントdodaが発表した正社員の年収調査によると、20代の年収平均値は352万円600万円以上の年収を得ている20代は、全体の3.8%とごくわずかであることがわかりました。

 

一方で、きちんと能力を評価してくれる転職サービスを活用すれば、20代でも600万円超で採用される可能性は十分あります。私も企業の採用責任者として、20代にハイクラスのオファーを出すことは沢山ありました。

つまり、20代が転職で年収アップ・ハイクラス転職を狙うなら、転職サービス選びがカギになるのです。ハイクラス転職を目指すなら、必ず「ハイクラス特化」の転職サービスを活用しましょう。20代におすすめのハイクラスサービスは以下5つです。

それぞれの特徴や、特におすすめの人を詳しく解説します。気になるサービスに複数登録して、最終的には相性の良い2社程度に絞り込むとよいでしょう。

求人数No.1で選択肢が広がる|ビズリーチ

ビズリーチ
POINT
  • 国内最大級のハイクラス転職サイト
  • 優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く
  • 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上 
エリア 求人数 利用料
全国

公開求人:約87,000件

非公開求人:11万件以上
(※2023年1月時点)

無料

株式会社ビズリーチが運営する「ビズリーチ」は、管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した、国内最大級のハイクラス転職エージェントサービスです。

担当のキャリアアドバイザーはつきませんが、企業から直接スカウトが届いたり、ヘッドハンターから支援の申し出を受けられたりするのが特徴です。

厳選された企業導入企業数 23,500社と非常にたくさんの企業から直接スカウトがくるので、まずは登録して自分の市場価値を把握してみるのがよいでしょう。

公開求人数 107,152件
1000万円以上の
求人数(非公開含む)
155,504件
登録者に占める
21~30歳の割合
29.1%
得意な職種 IT技術職
コンサルタント
営業
企業スカウト あり
ヘッドハンター
スカウト
あり
専属の担当者 なし
登録審査 あり

(2023年12月現在)

株式会社ビズリーチが運営する「ビズリーチ」は、管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職エージェントサービスです。担当のキャリアアドバイザーはつきませんが、企業から直接スカウトが届いたり、ヘッドハンターから支援の申し出を受けられたりするのが特徴です。

会員の約30%は21~30歳で、20代のハイクラス転職で活用しやすいサービスといえます。

【ビズリーチはこんな20代におすすめ】
  • 現職中で転職活動に時間を割けない方
  • エージェントを介さずに直接企業とやり取りをしたい方
  • 自分の転職市場価値を確かめたい方
  • 現在年収600万円以上の方
  • IT・営業・コンサルタントで実績や専門性のある方
  • 地方でハイクラス転職をしたい方

20代で専門性の高い人や実績の豊富な人なら、ビズリーチでどんどんスカウトが届くはず。今すぐ転職するつもりはなくても、「気になるスカウトがあれば会って話を聞いてみる」くらいの感覚で登録OKです。

また、全体的な求人数が多いため、地方在住の方でもたくさんのスカウトを得られる可能性があります。

▼ビズリーチの良いところ
  • 企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く
  • 90%以上の求人が年収600万円以上
  • 自分で求人を探して応募することもできる
  • 企業と直接メッセージのやり取りができる

ビズリーチを使う企業は、初めからハイクラスな人だけを採用しようとしています。なので、年収の低いスカウトが届きにくいのが特徴。スカウトを待つだけでなく、自分から求人に応募するのもOK。条件や働き方にこだわりのある人は、条件をしぼって自分から求人を探しに行く方が効率的です。

▼ビズリーチ利用時の注意点
  • 独自の審査基準に合格しないと登録できない
  • キャリアカウンセラーなどの担当者がつかない(自分で企業とやり取りする必要がある)
  • 一部のサービスが有料(一部求人の閲覧・返信など)
 

ビズリーチの審査基準は公表されていません。ただ私がサーチしていた感覚だと、20代で500万円台の人はたくさんいました。経験社数が少ない方が良いといった噂もありますが、確かなことはわからないので、とにかく申請してみることをおすすめします。

もしビズリーチの審査に落ちてしまったら、同じハイクラススカウトサービス「リクルートダイレクトスカウト」に登録しましょう。後ほど詳しくご紹介します。

▼ビズリーチ登録者の年齢層
・21~30歳 29.1%
・31~40歳 39.4%
・41~50歳 23.3%
・51~60歳 8.2%
(2018年8月現在)

「20代でビズリーチは早いのでは?」と心配されるかもしれませんが、まったく問題ありません。実は20代が約3割と、若手も積極的に活用しているサービスです。

▼ビズリーチの求人年収帯
・600万円未満:19,075件
・600万円以上:216,763件
・800万円以上:155,504件
・1000万円以上:70,118件
(2023年12月時点、非公開求人含む、総件数235,838件)

今回ご紹介するハイクラス向け転職サービスの中でも、ビズリーチは600万円超えの求人数が第1位!数が多ければ、その分自分に合う求人に出会えるチャンスも広がります。

▼ビズリーチに多い求人
1位|IT技術職:24,859件
2位|コンサルタント:19,792件
3位|営業:12,942件
4位|経営:12,133件
5位|プロジェクト管理:11,375件
(2023年12月現在)

ビズリーチの求人でもっとも多いのが、IT技術者です。具体的には、SE(システムエンジニア)やフロントエンドエンジニア、サーバーエンジニアなど。十分なITスキルと実績があれば、600万円超えのハイクラススカウトを受けることも夢ではありません

 

ビズリーチでは、登録情報をベースに企業や転職エージェントがスカウトを送ります。スカウトを送る相手を選ぶとき、企業がまず見ているのは「これまでに経験した職種、業種」の記載内容。つまり、経験内容と年数をしっかり入力しておくことが、スカウトをたくさんもらう秘訣。お試しください。

→ビズリーチの評判や詳細について知りたい方は「ビズリーチの評判は最悪なのか?「ばれる・悪質」というのは本当か口コミを調査!」

大手有名企業に転職したい20代に|JAC Career

公開求人数 非公開
1000万円以上の
公開求人数
非公開
登録者に占める
20代の割合
非公開
(20代がメイン)
得意な職種 ・IT系専門職
・バックオフィス、経営企画
・営業職
企業スカウト なし
ヘッドハンター
スカウト
なし
専属の担当者 あり
登録審査 なし

(2023年12月現在)

ハイクラス人材向けの転職エージェントである株式会社JACリクルートメントが運営する「JAC Career」は、主に管理部門(バックオフィス)やIT・デジタル領域で活躍する高い専門性を持つ20代の人材の採用を支援する転職エージェントサービスです。

20代だからこそ、10年後に向けたハイキャリア転職ができるよう、デジタル、コンサルティングファーム、メーカー、ヘルスケア、金融など幅広い業界を対象に、未来の中核人材となる専門職で即戦力の優秀な若手人材と企業をつなぎます。

【JAC Careerはこんな20代におすすめ】
  • 10年後を見え据えた転職活動をしたい人
  • 外資系企業や日系の大手企業に就職したい人
  • スタートアップにも興味がある人
  • 年収600万円以上で転職したい人
  • 語学力を生かしたい人

JAC Careerは、35歳以上のハイクラス転職に強い株式会社JACリクルートメントが運営しています。そのため「長期的な視点に立って自分の理想のキャリアは何か」「市場で求められる人材とは」といった広い視野で、20代の転職をサポートしてくれます。

▼JAC Careerの良いところ
  • 年収700万円以上の求人が過半数
  • 大手企業にもベンチャー企業にも強い
  • 求職者と企業の双方を1人のコンサルタントが担当する「両面型」を導入し、企業とのコミュニケーションが円滑
 

ハイクラス転職エージェントを活用する際は、必ず「両面型」のサービスを選んでください。私の経験上、両面型の方が企業とも求職者ともしっかりコミュニケーションを図っていて、サポートも丁寧です。エージェントの熱意も高いため、業界の専門知識も豊富。頼りになるパートナーとなってくれるでしょう。実際に、「コンサルタントが専門的かつ熱心な対応だった」という利用者の声・評判もあがっています。→詳しくは「JACリクルートメントの評判口コミ!地方希望/異業種転職で年収120万アップに成功した体験談」

▼JAC Career利用時の注意点
  • スキルや経験によっては「紹介できる求人がない」と言われる
  • 地方求人が少ない
  • 経験が浅い人には向かない

JAC Careerは「転職で年収700万円~1000万円へ」とハイクラスをうたっているため、基本的に経験者向けです。実務経験があまりない人は、求人を紹介されない可能性が高いでしょう。未経験から条件アップを狙うなら、「リクルートキャリア」など求人数の多い転職エージェントを利用しましょう。

▼JACリクルートメントの求人例
企業 ポジション 想定年収
世界4大監査法人グループの
ひとつ
ITコンサルタント 700万円~
東証プライム上場の
大手広告代理店
WEBサービス企画 600万円~
外資系のIT・通信会社 プリセールス 700万円~

条件の良い大手企業、成長スピードの早い有名ベンチャー企業など、20代に魅力的なハイクラス求人ばかり。

▼紹介企業例
  • 株式会社NTTドコモ
  • 株式会社ベイカレント・コンサルティング
  • アクセンチュア株式会社
  • 株式会社エス・エム・エス
 

株式会社JACリクルートメントは、私がもっとも信頼するハイクラス向け転職エージェントです。転職についても、個別の業界についてもプロフェッショナル。サポートの手厚さもピカイチなので、ぜひ一度相談してみることをおすすめします。

社会貢献や成長意欲を重視したい20代に|AMBI(アンビ)

公開求人数 116,969件
1000万円以上の
公開求人数
4,804件
登録者に占める
20代の割合
72%
得意な職種 ・技術系(IT・Web・通信系)
・営業系
・管理部門系
企業スカウト あり
ヘッドハンター
スカウト
あり
専属の担当者 なし
登録審査 あり
(現在年収400万円以上の人のみ対象)

(2023年12月現在)

人材大手のエン・ジャパン株式会社が運営する「AMBI」は、年収500万円以上の厳選求人を9万件以上取り扱う若手向けハイクラス転職エージェントです。職務適性がわかる「ジブン分析」やビジネストレンドなど若手向けのコンテンツが充実しており、合格可能性診断では3段階の評価を受け取ることができます。

会員の平均年齢は28.2歳。また84%が、MARCH以上の大学などを卒業した高学歴者ばかりである点も特徴です。登録者の平均年収は525万円で、現在年収400万円以上の人しか登録できません。

【AMBIはこんな20代におすすめ】
  • 20代後半で年収400万円超の人
  • 大手企業や有名なベンチャー企業に転職したい人
  • 官公庁の仕事に就きたい人
  • 現職中で転職活動に時間を割けない方
  • 自分の転職市場価値を確かめたい方

AMBIは、農林水産省や総務省、地方自治体など、公的な求人が多い傾向にあります。また、勢いのあるスタートアップの求人も多く、他の転職サービスでは出会えないレアな求人を探せるチャンスです。

▼AMBIの良いところ
  • 企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く
  • 自分で求人を探して応募することもできる
  • 企業情報や求人内容が写真付きでわかりやすく掲載されている

AMBIは、企業や官庁などのインタビュー記事を積極的に掲載しています。特に、事業に対する想いや仕事の意義について、経営者などの生の声を確認できます。「社会貢献につながる仕事がしたい」「理念に共感できる会社で働きたい」と考える20代にとって、刺激になる情報を得られるでしょう。

▼AMBI利用時の注意点
  • 現在年収400万円以上の人しか利用できない
  • 専属のキャリアアドバイザーがつかない
  • スキルなどによってはスカウトが届かないことがある

20代なら、初めて転職活動をする人も多いはず。AMBIは転職エージェントではないため、登録しただけでは担当のキャリアアドバイザーがつきません。そのため、書類選考や面接の指導を受けられないのが弱点です。

スカウトを送ってくれたエージェントにエントリーすれば担当者がつくので、相性の良いエージェントを見つけたら登録することをおすすめします。

▼AMBI会員の年齢層
・~24歳:19%
・25~29歳:53%
・30~34歳:25%
・35歳:3%
(2023年実績)

AMBI会員の過半数は20代後半。一定の経験があり、今後の伸びしろも期待できる世代が、多く利用しています。30歳前に新しいチャレンジを始めたい20代にぴったりのサービスといえますね。

▼AMBIの求人年収帯
・600万円未満:69,780件
・600万円以上:47,189
・800万円以上:14,794
・1000万円以上:4,804
(2023年12月時点、公開求人のみ、総件数116,969件)

20代をメインにしているにも関わらず、1000万円以上の求人が約5千件。20代でも本当に実績を積んできた優秀層向けサービスだとわかります。

▼AMBIに多い求人
1位|技術系(IT・Web・通信系):38,882件
2位|営業系:17,613件
3位|管理部門系:11,349件
4位|コンサルタント系:8,853件
5位|マーケティング・販促企画・商品開発系:8,227件
(2023年12月現在、公開求人のみ)

AMBIの求人で圧倒的に多いのが、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャー、データサイエンティストなどのIT技術者求人です。外資系コンサルや大手日系企業のDX部門、スタートアップのCTOなど、魅力黄なIT求人が豊富にそろっています。

▼AMBIの求人例
企業名 ポジション 想定年収
株式会社日立製作所 プロジェクトマネージャー 1000~1399万円
株式会社一休 マーケティングディレクター 700~1599万円
総務省 事業企画 500~749万円

AMBIの求人は、大手上場企業からスタートアップ、公官庁までさまざま。東京都や鎌倉市のような地方団体の求ハイクラス人も多数掲載されています。

  • 株式会社商船三
  • 株式会社電
  • アクセンチュア株式会
  • 農林水産省
 

AMBIは、高学歴・高収入な20代向けスカウトサービスです。「より社会の役に立ちたい」、「自分のスキルで世の中を変えたい」とった強い気持ちがある人に向けた求人が多いのも特徴。成長と達成感を得られる仕事に、出会えるかもしれません。

→AMBIの評判や詳細について知りたい方は「AMBIの良い評判・悪い評判・口コミは?ジブン分析とは?転職の流れについても解説!」

年収600万円未満でも登録OK|リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト
POINT
  • 2022年オリコン顧客満足度調査の転職スカウトサービス部門で1位を獲得
  • 年収600万円以上のハイクラス求人に特化
  • 担当ヘッドハンターを選べる
エリア 求人数 利用料
全国・海外

公開求人:約21万件

(※2023年8月時点)

無料

株式会社リクルートが運営する「リクルートダイレクトスカウト」は、ハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職スカウトサービスです。

20代・30代が中心となっており、約600社、4,300名以上(2022年5月時点)のヘッドハンターが求職者の代わりに仕事を探して提案してくれます。

転職支援実績NO.2、日本最大級のハイクラス求人特化型の無料転職サービスなので、さらに上の年収を目指したい方は登録をしてみるとよいでしょう。

公開求人数 70,416件
1000万円以上の
公開求人数
12,215件
登録者に占める
20代の割合
約20%
得意な職種 IT・営業・建築/土木/プラント専門職
企業スカウト あり
ヘッドハンター
スカウト
あり
専属の担当者 なし
登録審査 なし

(2023年12月現在)

ハイキャリアに、スカウトという選択肢を。
株式会社リクルートが運営する「リクルートダイレクトスカウト」は、ハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職スカウトサービスです。

登録者の約20%が20代。現在年収が600万円以下の方も3分の1程度登録しているため、転職で年収アップ・ハイクラス転職を狙いたい方におすすめです。

【リクルートダイレクトスカウトはこんな30代におすすめ】
  • 現職中で転職活動に時間を割けない方
  • エージェントを介さずに直接企業とやり取りをしたい方
  • 自分の転職市場価値を確かめたい方
  • 現在年収600万円以下で年収アップを狙いたい方
  • IT・営業・建築/土木関係の職種の方

ビズリーチやAMBIに登録できなかった方は、リクルートダイレクトスカウトを活用しましょう。登録審査がなく、現在年収が低めの方でも登録可能です。今の会社では年収アップが期待できない」「スキル・実績を正しく評価してもらえていない」と思う20代の方は、大きく年収アップするチャンスです。

▼リクルートダイレクトスカウトの良いところ

  • 登録審査がなく誰でも利用可能
  • すべての機能を無料で利用できる
  • 質問に答えるだけで簡単に職務経歴書を作成してくれる
  • AIがマッチング率の高い求人をおすすめしてくれる

リクルートダイレクトスカウトは、ビズリーチと異なりすべてのサービスを無料で利用できます。「今すぐ転職したいわけではないけど、情報収集だけ始めたい」という方も気軽に利用できます。

▼リクルートダイレクトスカウト利用時の注意点

  • キャリアカウンセラーなどの担当者がつかない(自分で企業とやり取りする必要がある)
  • ヘッドハンターの質にムラがある
  • 実績が少ない場合はスカウトがほとんどとどかない

▼リクルートダイレクトスカウト登録者の年齢層

リクルートダイレクトスカウト登録者の年齢層


参照:リクルートダイレクトスカウト公式

リクルートダイレクトスカウトは、毎月約2万人もの新規登録者がいる人気サービス。20代の求職者が年間でに48,000人ほど登録している計算になります。

▼リクルートダイレクトスカウトの求人年収帯

リクルートダイレクトスカウトの求人年収帯

リクルートダイレクトスカウトの求人を調べると、600万円未満の求人も約3割存在します。500万円台の転職を目指す方にもオススメです。

参照:リクルートダイレクトスカウト公式

・600万円未満:21,943件
・600万円以上:48,473件
・800万円以上:24,880件
・1000万円以上:12,215件
(2023年12月時点、公開求人のみ、総件数70,416件)

▼リクルートダイレクトスカウトに多い求人

リクルートダイレクトスカウトに多い求人他のハイクラスサービスと同じく、ITや営業の求人が多くなっています。また、建築関係の求人が多いのが特徴的です。(2023年12月現在)

1位|IT:17,288
2位|営業:13,954
3位|建築/土木/プラント専門職:11,882
4位|機械/電気/電子製品専門職:9,862
5位|コーポレートスタッフ:5,772

▼リクルートダイレクトスカウトの求人例

企業名 ポジション 想定年収
合同会社DMM.com 事業開発 1000~1500万円
株式会社すかいらーくホールディングス DX推進・社内SE 500~900万円
株式会社ベイカレント・コンサルティング 経営コンサルタント 700~2000万円

大手人材会社であるリクルートのコネクションを生かし、外資・日系ともに幅広い企業の、多様な求人を取り扱っています。自分の経験や希望に合った求人がきっとみつかるでしょう。

▼紹介企業例

  • 株式会社ファミリーマート
  • 株式会社ココナラ
  • 日本電気株式会社
  • 株式会社良品計画
  • 株式会社リコー
 

リクルートダイレクトスカウトは、2023年12月にリニューアルオープンしました。AI技術を活用して、より簡単にレジュメをまとめたり、自分に合う企業に出会うチャンスが広がったりと、便利な機能が充実していると高い声・評判が上がっています。完全無料で誰でも登録できるので、ぜひ一度試してみましょう。

→リクルートダイレクトスカウトの評判や詳細について知りたい方は「リクルートダイレクトスカウトの仕組みと評判|エージェントやビズリーチとの違いを解説」

年収1000万円超を目指す20代に|dodaX

dodax
POINT
  • パーソルキャリアが運営するハイクラス向けの転職サービス
  • 主に年収600万円以上の案件を扱う
  • 2つの求人紹介サービス(へッドハンティングサービス×求人紹介サービス)を提供
エリア 求人数 利用料
全国

公開求人:約45,000件
(※2024年1月時点)

無料

パーソルキャリアが運営する「dodaX」は、ハイクラス向けの転職支援サービスです。

スカウトを待つだけのヘッドハンティングサービス、求人に自ら応募ができる求人紹介サービスのどちらも利用でき、20代~50代以上まで幅広い年齢層に向けた主に年収600万円以上の案件を扱っています。

ハイクラス転職のプロフェッショナルである、doda専属のカウンセラーが求職者の市場価値向上をサポートしてくれるハイクラス転職カウンセリングや有料でdoda X キャリアコーチングを受けることもできます。

 

公開求人数 42,599件
1000万円以上の
求人数(非公開含む)
23,902件
登録者に占める
20代の割合
非公開
得意な職種 技術系(SE・インフラエンジニアなど)
企画・管理
営業職
企業
スカウト
なし
ヘッドハンター
スカウト
あり
専属の担当者 一部あり
登録審査 なし

(2023年12月現在)

スカウトだけでなくハイクラス求人に直接応募もできる
パーソルキャリアが運営する「dodaX」は、ハイクラス向けの転職支援サービスです。

20代では、経営コンサルタントやマーケターなどの転職体験談が掲載されており、何らかのスペシャリスト向けであることがわかります。

【dodaXはこんな20代におすすめ】
・年収1000万円クラスで転職したい方
・複数のヘッドハンターから自分に合う求人を紹介してもらいたい方
・現職中で転職活動に時間を割けない方
・ITエンジニアやバックオフィス系の専門職の方
・キャリアコーチングを受けたい方

dodaXは、年収1000万円超の求人が過半数を占めています。20代なら、ITエンジニアや事業企画、マーケティングなど、特定の分野で実績のある方におすすめです。

▼dodaXの良いところ
  • 職務経歴を入力するだけで経験豊富なヘッドハンターからスカウトを受けらえる
  • 年収600万円以下の求人がほぼない
  • 自分で気になる求人に直接応募もできる
  • 有料でキャリアコーチングを受けられる

「本当に自分に向いている仕事がわからない」「これからどんなキャリアを積むべきだろう」と悩む20代は多いはず。そんな方は、dodaXの有料キャリアコーチングを活用しましょう。自分の強みや理想が整理でき、長期的な視点でどんな転職を目指すべきか、考えがまとまるはずです。

▼dodaX利用時の注意点

  • 現時点で企業からの直接スカウトはない
  • 実績などによってはスカウトがこない可能性もある

ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトと違い、dodaXは2023年現在、企業からの直接スカウトの機能がありません。ただし、2024年3月から企業スカウトサービスが開始する予定なので、さらに活用しやすくなるでしょう。

▼dodaXの求人年収帯
・600万円未満:18件
・600万円以上:42,581件
・800万円以上:39,918件
・1000万円以上:23,902件
(2023年12月時点、公開求人のみ、総件数42,599件)

dodaXは、ほぼすべての求人が年収600万円以上です。この点から考えると、現在年収500万円未満の人は、スカウトをもらいにくいかもしれません。そんな人は、リクルートエージェントなどの転職エージェントにまずは相談してみるとよいでしょう。

▼dodaXに多い求人
1位|技術職(SE・インフラエンジニアなど):12,051件
2位|企画・管理:10,365件
3位|営業職:6,792件
4位|技術職・専門職(建設・建築・不動産など):5,676件
5位|技術職(機械・電気):5,262件

参照 (2023年12月現在)

dodaXはビズリーチ、リクルートダイレクトスカウトに次いで求人数が多いハイクラスサービスです。そのため、上記にランクインしていない専門職やサービス関係の求人も多数。自分の希望職種でどれくらいの求人があるか、まずは検索してみましょう。

▼dodaXの求人例
企業名 ポジション 想定年収
PwCコンサルティング合同会社 戦略コンサルタント 630~1600万円
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 IT改革コンサルタント 516~2000万円
髙松設計株式会社 意匠設計 500~1000万円

ハイクラス転職を支援する転職エージェントが多数所属しているため、大手企業の好条件な求人が多いdodaX。自分から応募するもよし、エージェントからのスカウトを待つのもOKです。

▼紹介企業例

  • オリンパス株式会社
  • ソフトバンク株式会社
  • 本田技研工業株式会社
  • SCSK株式会社
  • サントリーホールディングス株式会社
 

dodaXはハイクラス向けスカウトサービス。登録しただけでは専属の担当者がつきません。はじめての転職でサポートを得たい方は、登録時に「求人紹介サービス」にもチェックを入れておきましょう。担当キャリアアドバイザーがついて、求人紹介やアドバイスをしてくれます。

→dodaXの評判や詳細について知りたい方は「doda X(ハイクラス)の悪い評判は本当か?35歳年収700万円のリアルな口コミ」

20代ハイクラス転職を成功させるコツ5選

ここからは、企業の採用責任者を務めた筆者から、20代のハイクラス転職を成功させるコツをご紹介します。転職活動時には、以下5つの点を必ずおさえておきましょう。

  • 新卒の就活との違いを理解する
  • 信頼できるパートナーを見つける
  • 実績を数字でアピールする
  • 将来のビジョンを言語化しておく
  • リファラルでの転職も検討する

それぞれ詳しく解説します。

新卒の就活との違いを理解する

転職活動は、新卒の就職勝つとあらゆる点で異なります。学生時代の就活と同じ感覚で挑むと、面接などでうまくアピールできない危険性があるので、注意してください。

特に意識するべき違いは、以下の通りです。

新卒の就職活動 中途の転職活動
重視される点

ポテンシャル重視
・自頭の良さ(論理的思考力)
・人柄(素直さなど)
・学歴・専攻

実績重視
・スキル
・実績
・資格
選考方法 ・適性検査
・集団面接・グループディスカッション
・個人面接 など
・個人面接が多い

新卒は「ポテンシャル重視」、中途は「実績重視」です。たとえポテンシャル採用の中途求人でも、これまでの社会人経験で何を成し遂げたか、何を学んだかという実績から、今後のポテンシャルを測ります。

どんな求人であっても、これまでの社会人経験から得た実績を語れるように準備しましょう。

 

転職エージェントに確認すれば、過去にその企業の面接でどんな質問があったか、どんな人が合格したかなどの傾向を知ることができます。ハイクラス転職を目指すなら、求められる能力や人物像をしっかり確認しておきましょう。

信頼できるパートナーを見つける

ハイクラス向けのサービスには、「転職エージェント」と「スカウトサービス」の2種類があります。20代の方は、「転職エージェントをベースに、プラスでスカウトサービスも使ってみる」というスタンスをおすすめします。

▼転職エージェントとスカウトサービスの違い

転職エージェント スカウトサービス
概要 エージェントが転職活動サポート スカウトが直接届く
求人探し エージェントが提案 企業やヘッドハンターから提案
選考対応 エージェントが指導 自分で対応
条件交渉 エージェントが代行 自分で交渉
サービス例 JAC Carrer ビズリーチ
AMBI

スカウトサービスは、自分で求人を探さなくていい手軽さがあります。一方で、書類や面接対策など、転職活動を成功させるためのアドバイスを得ることができません。

20代なら、転職サービスに登録してキャリアアドバイザーに担当してもらい、転職活動のイロハを学びましょう。一度しっかりと指導を受ければ、スカウト経由で応募した企業の面接などにも応用できます。

 

転職エージェントは登録無料で、いくつ併用してもOKです。何人かのエージェントに会ってみて、自分と相性の良いパートナーを見つけることが大切です。

実績を数字でアピールする

ハイクラス転職を目指すなら、実績を数字で客観的にアピールできるように用意しておきましょう。残念ながら、「チームで力を合わせて頑張った」「誠心誠意、お客様をおもてなしした」といった具体性のないエピソードは、転職活動であまり評価されません

具体的には、以下のようにアピールできるとよいでしょう。

  • 営業の目標額を毎年110%以上で達成した
  • 年間〇万円の契約実績がある
  • ペーパーレスを提案して年間〇%のコストカットに成功した
  • お客様アンケートで満足度98%を超え、社内1位を獲得した
 

20代でハイクラス求人に応募してくる方は、履歴書・職務経歴書の段階でアピールがとても上手です。企業ごとに重視している実績内容は異なるので、転職エージェントに添削してもらいながら、客観的にアピールできる応募書類を作ってください。

将来のビジョンを言語化しておく

退職理由が「年収が低い」「人間関係が合わなかった」といったネガティブなものであったとしても、今後目指したい理想のキャリアを言語化しておくことをおすすめします。

20代の面接では、実績と同じくらい今後の働き方の理想を質問されることがよくあります。

  • 今後どんな分野で活躍したいですか
  • 仕事を通じて何を実現したいですか
  • 将来的にマネジメントに関心はありますか

このように、長期的にどんな人材になりたいかを質問される可能性があるので、準備しておいてください。転職エージェントに模擬面接をしてもらい、対策するとよいでしょう。

 

20代の採用だと、直近の戦力としてはもちろんのこと、長期的に会社に貢献できる人材かを見極めたい企業が多いもの。将来の働き方をどう考えているか、明確に答えられる候補者はとても頼もしく感じられます。

リファラルでの転職も検討する

転職エージェントやスカウトサービスを活用しつつ、「リファラル採用」での転職も検討してみるとよいでしょう。

リファラル採用とは
自社の社員が、知人・友人をスカウトして企業に紹介する採用手法のこと

求職者の側から見ると、友人・知人から「僕の会社で働いてみない?」と誘ってもらうのがリファラルです。自分のことをよく知っている人から紹介してもらうので、マッチング率の高い転職方法といえます。

ただし、本当に自分に合う企業かどうかはしっかり見極めないといけません。企業評判・評価を調べたり、企業訪問、上司になる人と面談をしたりして、本当に自分に合う職場かを判断しましょう。

 

最近は「基本的に社員のリファラルでないと採用しない」という企業もあります。信頼できる知人・友人からの誘いがあった場合は、検討してみるのもよいですね。

20代のハイクラス転職はパートナー選びが大切

今回は、20代のハイクラス転職におすすめの転職エージェント・スカウトサービスをご紹介しました。

ハイクラスだからこそ、自分の専門性を十分に発揮できる質の良い求人に出会うことが大切です。同時に、まだ転職経験が少ないからこそ、しっかりサポートをしてくれるパートナーを見つけることも重要といえます。

転職エージェントとスカウトサービスを上手に活用して、新しいチャレンジを成功させてくださいね。