シングルマザーのあなたが仕事が決まらない理由はコレ!効率よい仕事の探し方

シングルマザーで「なかなか就職できない、仕事が決まらない」こんな悩みを抱えている人は多いですよね。

「安い時給のパートしか見つからない」
「子どもが小さいので、なかなか正社員として働けず収入が不安」
「40歳を過ぎてブランクも長い、安定した仕事に就きたいけど見つからない」

シンママたちはしっかり働きしっかり稼いで暮らしをラクにしたいのに、なかなか仕事が決まらず、パートをハシゴしてやりくりしている人も珍しくありません。

平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告によれば、母子家庭での大きな悩みは次の2つです。

  • 1位 家計 50.4%
  • 2位 仕事 13.6%

参考:平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告

家計の悩みは支出に対して収入が足りない、つまりは仕事の悩みでもあります。シングルマザーの64%近くが、仕事とお金の悩みを抱えていることになります。

なぜシングルマザーの仕事が決まりづらいのか、まず、理由を把握しましょう。

さらにこの記事では、多くのシングルマザーが”なるべく早く、なるべく良い”職場を見つけられるように以下のような方法を紹介します。

頑張っているのに良い職場に就職できず、困っているシンママたちの参考になればと思います。

>>効率の良い仕事の探し方

シングルマザーが仕事が決まらない理由3つ

シングルマザーの仕事が決まらない3つの理由が判明!

シンママにとって、仕事探しは簡単ではありません。どうして、シンママは仕事がなかなか決まらないのでしょうか?

その3つの理由は次の通りです。

3つの理由をさらに細かく見ていきましょう。

仕事が決まらない理由を知ることで、シンママ就活の成功のコツが見えてきます!

①シンママ、ブランクなどの経歴が邪魔する

残念ですが、ずばり、バツイチ子持ち・シングルマザーは就職では不利です。ましてやブランクがある40代・50代のシングルマザーには厳しい現実が待ち受けています。

年齢的なことで言えば、そもそも40代からの就活は誰でも大変です。

とはいえ、同じシングルマザーでも、あるいは40代50代でも、仕事をしている人はたくさんいます。

大切なのは最初から「シンママだから、仕事が見つからないのはしょうがない」と諦めてしまわないことです。専業主婦の期間が長く、ブランクがあるから良い仕事には就けない、と決めつけてしまわないことです。

簡単でなくとも根気よく探すことで、女性歓迎や、シングルマザーも多く働いている職場など、長く勤められる勤務先は見つかります。

経歴は確かに就活ではポイントのひとつです。でも経歴がないシンママであるハードルもひらりと飛び越えて、より良い仕事を見つけ、安心できるライフスタイルを確立させましょう!

②希望条件に当てはまる仕事が少ない

結論から言えば、シンママ・40代50代女性は「正社員にこだわりすぎないこと」が仕事探しのポイントです。

確かに希望する条件すべてに当てはまる仕事は少ないでしょう。正社員になりたくても、希望通りの求人を見つけるのは至難の業です。

シンママにとっては、まずは生活費を稼ぐのが大事です。

パートでもバイトでも、とにかく仕事を見つけ、収入の手段を得ることです。同時に、その場しのぎで終わらずに安心して暮らせるように、長期にわたって働ける勤務先を探すことも大切です。

希望条件を絞り込む一番簡単な方法は、あなたの希望や条件をすべて紙に書き出してみること。そして、じっくりながめて検討しましょう。

外せる条件がきっとあります。通勤徒歩圏内、が理想かもしれませんが、バスや電車で1時間以内の範囲にすれば、勤務先の選択肢は一気に広がります。

条件は少なければ少ないほど、希望にマッチした仕事が見つけやすくなります。グッとスリム化して、最低限の条件、譲れない希望だけにしましょう。

もうひとつ、覚えておいてほしいのは「自分ができる仕事・やりたい仕事ではなく、就ける仕事を探すこと」です。過去に銀行で働いていたから「金融関係がいい」と条件を狭くすれば、仕事は見つかりづらくなりますね。

それよりも、あなたの条件で「できる仕事」を見つけることです。あなたにはもっと他の才能があり、もっと適した仕事があるかもしれません。「この仕事じゃないと」というこだわりはすっぱり捨てて、白紙の状態で就活を考えて下さい。

未経験でも雇ってくれる会社はたくさんあります。また、派遣会社では仕事をしながら資格を取得したり、スキルアップするサポートもあります。ステップをのぼるように、少しずつ、より高い希望や条件に向かって転職していく方法もあります。

③仕事の探し方が間違っている

「こんな希望・条件」で探していませんか?
□ 自分ひとりで仕事を探している
□ 求人情報誌だけを頼って仕事探しをしている
□ 1社を受け、ダメなら次を探す、この繰り返し
□ 年収500万以上など、高い年収を条件にしている
□ 未経験の仕事はイヤだ、昔就いていた仕事と同じ業種のみで探している
□ 大企業・有名な会社にこだわっている

仕事が見つからないシングルマザーや40代女性に聞いてみると「ひとりで求人情報誌をパラパラめくりながら、仕事を探している」人が多いですね。スマホで検索し、簡単な求人情報を見比べて応募しているという人も多いようです。

学生のアルバイトならともかく、様々な条件を持つシングルマザーがひとりでコツコツと仕事探しをしても、なかなかうまくいきません。

このタイプは、見つけた1社に応募し、うまくいかないと、それから次の会社を探し、書類を提出する、振り落とされたから次の求人を見つける・・・。繰り返すうちに半年以上過ぎてもまだ無職というパターンになりがちです。

最初から10社くらいは見積もって、応募し、順番に受けるくらいの気持ちでいきましょう。毎日面接に行くつもりでガンガン応募しましょう。

その為にも、ハローワーク・転職サービス・派遣など、無料で使える就職支援のサービスをどんどん積極的に利用して下さい。

転職サービスや派遣会社を使うと、仕事が決まりやすい!?

シングルマザーは転職サービスや派遣会社を使うと、仕事が決まりやすくなる理由とは?

転職サービスや派遣会社を使うと、本当に仕事は早く決まるのでしょうか?

ここでは、仕事が見つからないシンママや40代50代のママたちが上手に利用したい転職サービスや派遣会社について説明します。

転職サービスか派遣会社を利用するのがオススメ

転職サービスや派遣会社に登録をすることで、効率の良い仕事探しができます。特にブランクが長い人、仕事の経歴が少ない人は、仕事探しのサポートを得ることでスムーズに就活が進みます。

転職サービスや派遣会社の担当者は、あなたを企業へ紹介し、採用されることで利益を得られます。

担当者にとっては利益を得るのは大事ですから、必死で仕事を探してきます。あなたが採用されやすいように全面的にサポートしてくれます。

求人情報は山のようにあり、ひとつずつチェックするだけでも時間がかかりますね。しかも見ているだけで時間ばかりすぎていき、希望に近い求人はなかなか見つかりません。転職サービスや派遣会社は、この一番大変なところを担当者が行ってくれます。

あなたは既に絞り込まれた求人から選ぶだけ、効率的な就活ができます。特にお子さんが小さい時は代わりに動いてくれる担当者がいることは、とても頼りになります。

ひとりで探すよりも、多くの求人を持ち、幅広く仕事を紹介できる転職サービスや派遣会社を利用したほうが、早く仕事が見つかるはずです。

ハローワークだけの就活はオススメできない理由

ハローワークは、公的なサービスです。仕事を紹介しても、ハローワークが利益を得るわけではありません。もちろん、熱心な担当者もいますが、やはり転職サービスや派遣会社と比べると、どうしても事務的な対応になりがちです。

またハローワークのみに求人情報を出す企業は、利益が少ない中小企業が多い傾向があります。好条件での就職は期待しにくい面があるというわけです。

ハローワークも利用すべき公的な支援サービスですが、ハローワークのみで就活をするのはあまりオススメできません。

転職サービスと派遣なら、どちらを選ぶべき?

シングルマザーの仕事探しでは転職サービスと派遣なら、どちらを選ぶべき?

メリット デメリット
転職
サービス
・正社員の仕事を探してもらえる
・安定した雇用が得られる
・就職まで時間がかかる
・希望通りの時間帯で働けない場合も
・仕事が見つからないこともある
派遣会社 ・就職までが早い
・条件に近い働き方を選べる
・雇用が安定しない場合も

転職サービスと派遣会社を比べると、どちらも一長一短です。両方に登録してもいいと思いますが、どちらかに絞るなら、最初は派遣会社に登録してみましょう。

シングルマザーには、早く収入が得られる、しかも時間や曜日など希望が通りやすい派遣登録が向いています。

子どもも既に大きい、家がある、実家の援助があるといった場合ならともかく、今すぐに収入が欲しいなら、派遣会社への登録がお勧めです。

希望条件が多いと、転職サービスでは仕事が見つからない場合も

シングルマザーとしては、少しでも早く良い職場に就職したいですね。

転職サービスは、派遣に比べると採用まで時間がかかることが多いです。転職サービスを使う企業は、採用が決まると高額な手数料を転職サービス会社に支払います。高いお金を支払うのですから、採用に関しては慎重になります。

希望条件が多いと、転職サービスでは仕事が見つからないこともあります。特にシングルマザーの場合、休みや就労時間(残業なしなど)の希望があると思いますが、これらをクリアーして採用してくれる会社を見つけるのに時間がかかります。

希望通りの会社があったとしても、採用まで時間がかかります。なおかつ良い条件であればあるほど、ライバルも多くなりますから、転職サービスは採用される確率も低くなるのがネックです。

派遣は短期から長期まで様々な働き方を選べます。まったく実績がなくても出来る仕事もたくさんあります。転職サービスでは好条件の仕事となると、それなりにキャリアのある人が応募してくるので、実績のないシンママにとっては厳しい競争になりがちです。

転職サービスを利用し、直接雇用で正社員になれるのは確かに魅力的です。でも、今すぐに仕事を見つけたい人や経歴に自信がない人は、まずは派遣で「経験」をつむことが大事です。

その経験がやがてキャリアや実績となり、次には転職サービスを利用して、正社員への道が開ける可能性がグッと高くなるでしょう。急がば回れ、ですね。

正社員で就職したいなら、紹介予定派遣・無期雇用派遣の利用という手も!

正社員になるのは、簡単ではありません。特にシングルマザーでしかもブランクありの復職となると、就活は大変です。実際に行ってみるとわかりますが、良い条件の正社員求人そのものが見つからないのです。

紹介予定派遣はご存知ですか?

紹介予定派遣:
最長6ヶ月の使用期間(派遣社員として働く)を経て、直接雇用となる機会が得られる。

>>紹介予定派遣とは?

紹介予定派遣のメリットは、一定期間働けば企業に直接雇用される確率が高いことです。

正社員ではなく契約社員などの場合もありますが、安定した雇用に大きく近づけます。また、半年程度実際に働くことで職場の雰囲気やシンママが働きやすいかどうかも実感できます。

入社してから「こんなはずじゃなかった」となるミスマッチのリスクが非常に低くなるので、シングルマザーにはぜひ試してもらいたい方法のひとつです。

さらに、派遣会社では「無期雇用派遣」があります。無期雇用派遣は正社員とは少し違いますが、正社員同様の条件で派遣会社に雇用されます。つまり、派遣会社の「社員」となって、派遣先へスタッフとして入ることです。

派遣会社の「社員」ですから、例えばもし派遣先が見つからない空白の期間があったとしても、派遣会社から休業手当もしくは給料が支払われます。収入が途絶える心配がないのは、シングルマザーにとっては大きなメリットです。

無期雇用派遣を条件とする派遣求人であれば、安定した雇用と言えるでしょう。

まずは2~3社の転職サービス・派遣会社へ登録しよう!

転職サービスと派遣会社それぞれにメリット・デメリットがあることがわかりました。まずは、とにかく2〜3社の転職サービスや派遣会社に登録をすることからスタートしましょう。

複数の転職サービス・派遣会社に登録するべき理由とは

  • 様々な条件の仕事を紹介してもらえる
  • いくつかのサービスに登録することで「求人」を具体的に比べられる
  • 紹介される求人数が増えるので仕事に就ける確率も高くなる

ひとつの転職サービスや派遣会社だけでは、求人の紹介に間があくことがあります。多すぎても管理が大変ですが、少なくとも2つから3つの支援サービス・派遣会社の登録をしましょう。

>>登録して失敗しない評判が良い派遣会社一覧

正しい履歴書の書き方、面接での対応を復習しておこう

シングルマザー向けの履歴書の書き方!

せっかく良い仕事を紹介してもらっても、履歴書や面接が原因で通らなければ、ずっと仕事を得られません。ここで正しい履歴書の書き方・面接での対応を復習しておきましょう!

正しい履歴書の書き方と注意点

しらばく就活をしていなかった場合、履歴書の書き方もうろ覚えかもしれません。採用担当者はまず履歴書を見て、面接をするか判断します。書類選考で落とされないように、正しく、きちんと履歴書は書きましょう。

履歴書も最近はWEB式が多くなりました。テンプレートもたくさん出ていますが、市販されているベーシックなスタイルが最も入手しやすいですし、お手本も検索ですぐに見つかるのでおすすめです。

履歴書の中でもポイントになるのが、志望動機です。

  • パートやバイト経験も有利なアピールになるよう工夫する
  • シングルマザーである経緯等は記入しなくてよい
  • 意欲や向上心を具体的に書く

では、早速、履歴書の良い見本を見てみましょう。

アパレルや販売職のパート経験のみがあるシングルマザーが、中堅の商社や卸会社による生産管理業務の求人に応募することを想定しています。

履歴書の書き方 志望動機・アピールポイント

悪い例:
アルバイトで洋服や雑貨の店で働いていました。給料が低く、不安もあり、正社員をめざしています。御社は有名な会社ですし、憧れのお店を運営しているので、絶対に働きたいです。シングルマザーですが、仕事はしっかり行います。資格な どありませんが、やる気だけは誰にも負けません。

最近の仕事ではパート勤務しかないこと、シングルマザーであることは、履歴書を見れば一目瞭然です。

パートの仕事で得た経験が、希望する会社で役立つことを具体的にアピールするのがポイントですね。シンママであることは、あえてここで書く必要はありません。

悪い例のように、アピール欄では「頑張ります」「絶対に入社したい」などを多用しがちです。大事なのは「この人は本当にやる気があるんだな」と伝わることです。学ぶ姿勢やスキルアップへの意欲を記入するようにしましょう。

また、今より高い給料が欲しい、正社員になりたいというのは、会社側にとってはなんの魅力も感じません。それよりも、あなたが会社にとって戦力になる、と印象づけることが大切です。

本人希望記入欄について

シンママとしては、保育園お迎えなどの事情から「定時に退社したい」「残業はなしで」と書きたいところですね。

ただ、基本的にはここは無難に定番フレーズの「貴社の規定に従う」にしておきましょう。転職サービスや派遣会社を通している場合、事前にある程度、働き方の希望は伝えてくれているので心配いりません。残業などについては面接時に確認されるはずです。

もし自分で求人を見つけて応募した場合は、保育園お迎えの時間については記入して下さい。

保育園のお迎えについては規定があり、親に預けるのと違い「ちょっと遅くなる」では通りませんから、会社にも事情を伝える必要はあります。退社時間については、通常は18時まで、保育園の延長保育利用で19時までといった内容を記入しましょう。

職種や部署などは、会社によっては希望を書いてもいいと思いますが、この欄があまりボリュームありすぎると「希望条件ばかりが多い」印象になってしまいます。どうしても外せないことのみを書くようにしたいですね。

また給料についての希望を書くのはNGです。いずれにしても、派遣会社や転職サービスに登録していればそれぞれの募集企業にあわせてどう書いたらよいかも教えてくれます。この点も、派遣会社や転職サービスをおすすめする理由です。

>>派遣会社へ出す履歴書の志望動機って?

正しい職務経歴書の書き方と注意点

職務経歴書は、正社員歴が長くないとか、パート勤務のみの場合、書きづらく感じるかもしれません。パートやアルバイトだけしか経歴がなくても、問題ありません。

良い職務経歴書と悪い職務経歴書の見本を載せておきますね。

良い職務経歴書の見本

職務経歴書の良い例

悪い職務経歴書の見本

職務経歴書の悪い例

職務経歴書の書き方ポイント

  • 履歴書より自由なスタイルで書いてよい
  • A4サイズ1枚から2枚程度におさめる
  • 応募する会社に特にアピールできる業務は具体的に記入する
  • 面接時に質問されることを想定して内容を書くこと

過去に正社員として長く勤務していたり、資格を持っているのであれば、詳細な職務経歴書や、年代順、あるいはキャリアや職種別に書く方法もあります。

ただ、シングルマザーはどうしても、ブランクが長かったり、パート勤務しかないことが多いですよね。

半年程度のパート勤務をずらりと羅列しても、面接官や書類選考の担当者の印象に残りません。応募する企業と少しでも繋がりがある職歴や業務内容を強調しましょう。

特に応募企業と接点のない経歴ならば、コミュニケーション能力がついた、チームワークで仕事を進めることにやり甲斐を感じたというように、人間関係を円滑に結べる印象が持てるような内容を記入します。

職務経歴書のフォーマットはいろいろあります。見やすくてわかりやすいフォーマットを選ぶといいですね↓

職務経歴書

経歴が少ない場合には、より詳細に職務内容を記載するといいでしょう。職務経歴書のフォーマットは無料でダウンロードできるものがたくさん出ています。パソコンで入力するだけで作成できるものもあります。

正しい面接での対応と注意点

面接のポイント

  • 服装は無難にまとめる
  • しっかり相手の目を見て答える
  • 面接の雰囲気に合わせる
  • 事前に準備・練習をし不安を解消

ブランクが長いと、面接に行くというだけで緊張しますね。少しでも「いらぬ不安」を解消させましょう。服装は清潔感があるのが第一、着ていく服だけでなくストッキングや靴などもすっかり準備し、実際に着用して確認しておきます。

服装もそうですが、会社や職種によって雰囲気は違います。スーツが絶対に良いとは限りませんし、カジュアルな服装でも限度はあります。面接に行く前に、会社のカラーや職場の雰囲気を把握できれば安心です。

会社の状況を事前に知るのは、ひとりの就活ではなかなか難しいです。転職サービスや派遣会社を利用するメリットは、例えば「クリエイティブな業務だし、皆さんカジュアルな格好なので、いかにもリクルートのスーツよりはシャツにスカートで大丈夫ですよ」と具体的なアドバイスを貰えることです。

面接の質疑応答を一度でもしておくと、より安心です。転職サービスや派遣会社なら担当者に相談すれば、事前に練習してくれたり、職場の雰囲気や面接官について教えてくれたり、さまざまなサポートをしてくれます。遠慮せずにどんどん担当者に相談するのがベストですよ!

シングルマザーと面接で言ったほうがよいのか?

面接では、わざわざ「離婚して母子家庭です」と言う必要はありません。履歴書のフォームにもよりますが、配偶者の有無などで会社側は家族構成を把握できます。

シングルマザーだからという理由だけで「その時点でアウト」と採用しない会社であれば、そもそもシンママが働きやすい環境ではないわけです。

そこまではいかないけれど、シングルマザーだから「採用にためらう」会社は現実として多いでしょう。逆に考えると、会社が採用をためらう理由を解消するような受け答えをすれば、採用に近づくということです。

具体的には、休みがちなのではないか、子どもの預け先はあるのか、といった点です。面接で子どもにからんだ質問をされた時にはっきりと状況と具体策を説明するのがポイントですね。

シングルマザーの面接「よくある質問と回答・良い例と悪い例」

シングルマザーならではですが、子どもに関係する質問はよく聞かれます。特に多いのが以下2つの質問です。

① お子さんが病気になった時はどうしますか

良い例:
病児保育やファミリーサポートに登録しています。実家は少し遠いのですが、子どもの病状が長引く場合には助けてくれます。私も子どももインフルエンザの予防接種は必ず行っていますし、健康には気を配っています。

悪い例:
子どもの具合が悪くなっても絶対に休まないようにします!

具体的な根拠がないため、説得力に欠けます。また「絶対に休みません!」というのも、意欲があるというより、不可能なことを口にしているため、信頼されません。

正直、実家にも頼れない状況なので子どもの病気で休むことはあると思いますが、迷惑をかけないように気をつけたいと思います。

現実に子どもの病気で会社を休むことがあるとはいえ、面接で「休みます」と答えてしまうのはNG。なるべく休まないように具体的に何を行っているかをアピールするのが大切です。

② 残業はできますか

良い例:
保育園のお迎えのため、普段はできれば6時半までに退社させて頂きたいのですが、ファミリーサポートにお願いはしてあるので前日までにわかれば、8時半くらいまでの残業はできます。残業ができない分はお昼休みを利用したり、効率良く進行できるよう注意し、周りの方にご迷惑をかけないようにします。

悪い例:
仕事に就かせてもらえるなら、残業でも何でもします!何とかするつもりです。

意欲だけでは仕事はできません。残業できると安易に答えて、実際には保育園お迎えに間に合わせるために毎日定時退社になったら、逆に悪い印象になります。また、面接官は保育園の事情など昨今詳しいですから、何の手立てもないのに残業できると言っても、いったいどうやって?と不審に思います。

保育園お迎えがあり、時間に間に合わないと退園になってしまうので、申し訳ありませんが定時で退社させて頂きたいです。残業なしという求人情報を見たのですが・・・

残業なしという条件でも、念のために質問されることが多いです。条件と違うではないかと匂わせる発言や、残業はいっさいやらない・できないと断言してしまうと採用が遠のいてしまいます。

まとめ:仕事が見つからない人は、仕事の探し方を変えてみよう!

仕事が決まらないシングルマザーは仕事の探し方を見直すべき!

仕事が見つからない、決まらないシンママは実は「仕事の探し方が間違っている」ことが多いのです。確かにバツイチ子持ち、あるいは40代から50代の女性は仕事を得にくいのは事実です。

でも、何社も落ちるのが当然だと思って、くじけずに探すこと!

これに尽きます。こんな言い方も変ですが、要するに「宝くじは買わないとあたらない」のです。仕事を見つけたいなら、応募しないことには受かりません。そのためにも、なるべく希望に近い求人を、なるべくたくさん見つけて、どんどん応募することが大事です。

ひとりで行う就活は、特に子どもの世話もあるシンママにとっては大変です。ブランクが長いと、履歴書の書き方から面接まで、不安を抱えて就活することになります。

複数の派遣会社、転職サービスへ登録することで時間効率を上げて探すことができます。この方法が一番賢いやり方かもしれませんね!