本記事では、実際に約1年間長期インターンを続けている大学生の私が、体験談をもとにリアルな目線から長期インターンについて解説していきます。
長期インターンになんとなく興味があるけど、実際のところ中身がよくわからず「意味あるの?無駄じゃないの?」といった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
この記事から、実際に自分が働くイメージが持てるようになると思うので、長期インターンを始めようか考えている方はぜひ参考にしてください!
長期インターンについて、基本を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
結論:長期インターンはやめとけ・意味ないは嘘!やって損なし
約1年間長期インターンを続けてきた現役女子大生の私が、「長期インターンはやってよかった!」と正直に断言できます。
インターンを通して私は、スキル面ではもちろん、それだけでなく人間的にも確実に成長できたと感じます!
これまで、学校以外の社会経験がほとんどなかった私にとって、新しい世界を知ることができ、確実に視野が広がったのは長期インターンのおかげです。長期インターンをやって後悔は一切ありません。
やり方次第で、長期インターンはいくらでも意味のあるものになり得ます!
長期インターンのメリット・デメリットは以下の記事で詳しく解説しています。
大学2年生の私の長期インターン体験記
文理:文系
学部:経済学部
長期インターンについて詳しく紹介していく前に、筆者である私が「どういった経緯で今の企業で長期インターンを始めたのか」また「インターン生として現在何を行っているのか」20歳女子大生のリアルな体験談をお伝えします!
私のリアルな履修状況
インターンを始めた大学2年の履修状況は、上記のとおりです。青色の部分に大学の講義がありました。
そして、このようなスケジュールで、インターンができたらいいなと考えていました。
まだ授業数も多かったので、学業との両立ができるかについては不安がありましたが、履修を工夫して、週13〜15時間程度で働けるところを条件に探していました。
ネクストレベルで長期インターンを始めるまでの流れ
大学2年生4月|インターンサイトに登録
大学2年の4月にインターンサイト(Infraインターンとゼロワンインターン)に登録をして、実際に探し始めました。
実際に、探していた求人の条件は以下の通りです。
- 業種:IT・Web
- 職種:マーケティング
- 勤務地:通勤1時間以内
- 交通費全額支給
大学生のうちにやってみたいことの一つであった「長期インターン」。
長期インターンを始めようと思ったきっかけを振り返ってみると、元々年上の方と話すのが好きだったこともあり、「社会人と一緒に働く環境が新鮮で楽しそう」といったことや、「アルバイトで時間を使うなら、同じ時間の中でも、より成長できそうな長期インターンをしてみたい」などといった『面白そうだからやってみたい』という気持ちが強かったと思います。
「やりたいと思ったことは、行動に移す!」というのが自分のモットーでもあり、同時期に同じように考えていた友人と一緒に、Infraインターンやゼロワンインターンといったサイトに登録をしました。
就活の際に使えるガクチカが欲しいからという理由もありますが、それよりも”やってみたいという好奇心”から、始めました。
本記事では、実際に約1年間長期インターンを続けている大学生の私が、体験談をもとにリアルな目線から長期インターンについて解説していきます。
大学2年5月|面接(応募とスカウト各1社)
5月になり、面接を行った企業は2社。一つは、求人サイトを見て自分から応募した企業、もう一つはスカウトをもらった企業でした。
以下で詳しく説明していきます。
アパレルでアルバイトをしていたり、大学では運動部のマネージャーをしていたこともあって、インターンに関しては今すぐに始めたいというよりも、良い求人があったら始めようというくらいに考えていました。
【1社目|ベンチャー企業A】←採用をもらったが辞退
- 職種:Webマーケティング
- 勤務地:渋谷(自宅から1時間)
- 勤務条件:週3日以上(土日可)
- 時給:1,200円〜
平日は学校があるので、土日も有りだといいなと思っていたことや、業務内容を見て未経験でも始めやすそうと思ったことから、友人と一緒に応募しました。
その後、面接まで進み、渋谷駅から徒歩10分ほどのビルの中のオフィスで面接をしました。
真っ黒な部屋の中で、マネージャークラスの方とインターン生の方と、2対1で面接をしたことを覚えています。初めての面接だったこともあり、すごく緊張しましたが、カジュアルな面談で、なんでも聞きやすい雰囲気でした。
色々と話を聞かせてもらうと、大学生がたくさん活躍していたり、雰囲気も良さそうだったりと、好印象でした。
その後、適正診断や簡単なライティングテストが課題として課されました。
そして結果は、採用。同時期に応募した友人も、採用をもらっていました。
しかし、結果が通知されたのは1ヶ月後…
後々わかったのですが、毎日何人もの面接を行うくらいに応募数が多かったようです。一定数面接をした後、まとめて結果を送るから遅くなってしまうのでしょうか?
学生側としては、もう少し早く結果が知りたいという思いが強かったです…
連絡が来るのが遅くて会社に対する信頼性が薄れてしまったこと・同時に受けていたもう1社の方が良かったことから、辞退することにしました…
【2社目|ベンチャー企業:ネクストレベル】←現在働いている企業
- 職種:Webマーケティング
- 勤務地:みなとみらい(自宅から30分)
- 勤務条件:週2日以上(土日不可)
- 時給:1,100円〜
- 従業員規模:51~100名
こちらの企業からは、Infraインターンでスカウトをもらいました。
登録して約1ヶ月で、11社からスカウトをもらいましたが、家から一番近かったことや、勤務条件も自分に合っていたことから、スカウトを受けて、オンラインでカジュアル面接を行いました。
どうして長期インターンを始めようと思ったのかや、大学で何を学んでいるのかなどを話し、その面談の中で、「ぜひ体験入社に来てみませんか」ということを言われました。
そして、初日は約4時間体験入社をすることに。内容としては、初めに会社概要について色々説明していただき、その後自由ライティングや記事更新など実務を行いました。
この体験入社が私にとって大きな決め手となりました。
面接だけではわからない会社の雰囲気が掴めたり、実務も体験できたことで、思い描いていたことと違ったという悪いギャップを入社後に感じる心配が無くなったことなどが利点でした。
その後、もう1日体験入社を行い、5日ほどで採用の通知をいただきました。
先ほどのもう一社と、ほとんど同じタイミングで採用の通知をいただきましたが、体験入社に行った時からこちらの企業で働きたい!と強く思っていたので、心の中ではほぼ100%決まっていました。
そして、現在この企業で1年以上インターンを続けています!
長期インターンって実際どう?インターン生のリアルな1日を紹介
続いて、「長期インターンって実際何をしてる?」「オフィス環境はどんな感じ?」という疑問に応えるべく、インターンがある日の私のリアルなスケジュールを紹介します。
週2日勤務(計13.5時間)のシフト例
私は、大学2年の6月からネクストレベルでインターンを始めましたが、大学2年後期は、週2日(計13.5時間)勤務しています。
午前にリモート授業がある日に午後から出勤し、週に一回ある全休の日にフル(8h)で勤務するという内訳です。
とはいっても、学校の事情などでシフトの変更も柔軟に対応してもらえれるので、学業との両立もできています!
テスト期間は休みをもらい、長期休みに勤務時間を増やしたりなど、調整ができるので、学業が疎かになる心配もありません。
この点は、入社前にしっかり確認しておきましょう
インターンの日のスケジュール例
実際に、インターンがある日の私の1日はこんな感じです。その時々で業務内容は異なりますが、一例として紹介します。
また、私自身が「長期インターンをやって良かった」と思える理由も紹介していきます。
- 10:00|出社・朝礼
オフィスはみなとみらいにあるビルの中で、コワーキングスペースの「WeWork」に入居しています。オシャレで快適なオフィスで、飲み物も自由に飲むことができます。
パソコンは、会社から支給された最新のMacbookで、モニターも1人2台設置。働きやすい環境が整っています。
出社してまずは、チームでの朝礼を行います。ここで、今個人がどのような業務をしているのか全体で共有します。
◎インターンをやって良かったポイント①
とにかくオフィスがおしゃれで快適!通いたくなる環境で、モチベーションも高まります!
社会人として求められるパソコンスキルも、インターンを通して身につきました♪
- 10:30〜12:30|記事更新・画像作成
午前中に取り掛かったのは「記事更新」というお仕事です。ネクストレベルの運営するWebメディアには、3,000を超える記事があります。
それらの記事は、SEO(Googleで検索されたときに上位に表示させる取り組み)をしなければ、多くの人に読んでもらうことはできません。
検索上位にキープしておくためには、情報を常に最新のものにしておく必要があります。これが、記事更新と呼ばれる作業です。
例えば、マッチングアプリを紹介しているページにおいて、マッチングアプリの料金の変更が公式から発表された場合、料金に触れているページを修正する必要があります。その他にも、口コミを最新のものに差し替えたり、タイトルをより良いものへ変更する作業を行っています。
また、表紙など記事内の差し込み画像の作成を行ったりもします。
◎インターンをやって良かったポイント②
SEOに関する知識を、プロから教えてもらいながら実践的に習得できます!
これは、大学では学べないスキルです。
また、様々なジャンルの記事を扱うので知識量も増えました。
- 12:30〜13:30|ランチ
この日は、先輩社員の方にランチに連れて行っていただきました。
業務上関わる機会があまりない方ともお話しできたり、プライベートなことも知ることができたりと、とても充実した時間でした。
オフィスはみなとみらいで、近くにクイーンズスクエアやランドマークタワーなど商業施設が多く、おしゃれなお店がたくさんあります♪
◎インターンをやって良かったポイント③
インターンをしていないと出会う機会のない大人の方と関わることができ、
人生の先輩からのアドバイスがとても参考になります!みなさん優しくて、とても恵まれた環境だなと感じます。
特に、就活に役立つアドバイスも教えてもらえるのでとても助かっています。
- 13:30〜18:00|ライティング作業
午後からは、ライティングの作業を行います。
私は、これまで移住記事の改善や、転職・インターン関連の新規の記事作成を担当してきました。
記事作成においての目標は、そのキーワードで検索した時に、できるだけ上位に掲載されることです。上位に掲載されることで、多くの人の目に止まりやすく、クリック数が多くなります。
実際に私は、構成など1から担当した「Infraインターン」の記事で1位をとることができました。
なかなか目に見えて結果がわからない世界ですが、自分が作った記事が、他の誰かの役に立っているというのが実感でき、SEOの面白さが分かった気がします。
また、自社開発ヒートマップツールを用いることで、「どれだけの人が」「どこを読んだか」「どれくらいの時間をかけて読んだか」「どこをクリックしたか」などを分析することもできます。このデータも活用して、日々より良いページ作りに取り組んでいます。
◎インターンをやって良かったポイント④
「自分で作成した記事を1位にする」ことを目標に日々試行錯誤をしています。
実際に目に見えて結果がわかるので、やりがいを感じやすく、自分の成長も実感できます!
- 18:00〜19:00|ミーティング・フィードバック
今日は、1日の終わりに1:1でのミーティングがありました。
内容は、仕事内容についてのフィードバック。現在ライティングしている記事について、振り返りを行いました。
特に印象に残ったのは「ぱっと見で理解できること」の重要性です。
いくら論理的にわかりやすい文章を書いたとしても、グラフ、表、図、イラストの方がぱっと見で理解しやすく、ページを最後まで読み進めてもらいやすいということを学び、自分の記事にも取り入れていこうと思いました。
◎インターンをやって良かったポイント⑤
インターンで得られるものとして私が一番大事だと思うものが、プロの方から頂けるFBです。
自分で作った記事に対してアドバイスしてもらえる貴重な環境を最大限活かして、吸収していくことが最も成長につながると感じます!
- 19:00|帰宅
最後に、今日一日の振り返りとして業務日誌を書き、勤務終了です。
今日はフルタイムでの勤務でしたが、勤務時間の長さは相談によって柔軟に決めることができます。
以上が、とある日のスケジュールです。
この日はありませんでしたが、社長なども交えた全体ミーティングに参加させてもらえる機会や研修があることも。
また、会社の忘年会などにも参加できます。この間は、恵比寿のおしゃれフレンチをご馳走してもらいました♪
長期インターンを始めた理由をインターン生に調査
長期インターンを始めた理由を、同じ企業で働くインターン生3名に調査しました。
大学生のリアルな体験談なので、これから長期インターンを始めようと思っている方はぜひ参考にしてください。
東京大学文学部3年(大学3年の6月から)
■長期インターンを始めた理由
- わかりやすいガクチカがない自分に危機感を覚えたから
慶應義塾大学環境情報学部3年(大学3年の4月から)
■長期インターンを始めた理由
- 当時、デジタルマーケティングを学んでおり、得てきた知識をアウトプットしたいと感じていた
- 就活を4月頃から始めたので、ガクチカが無いこと焦りがあった
専修大学情報学部4年(大学3年の7月から)
■長期インターンを始めた理由
- 周りがインターンやっていて、なんとなく興味を持った
- 以前に短期インターンやったけど、もっと長期的に実践的にやってみたい
- 社会人の準備を大学生のうちからやっておきたい
- ライティングに興味があるから実際にやってみたい
- ガクチカが以前やっていたバイト以外なかったので、就活に不安があった
「長期インターンはやって意味がある!」と言える理由
「長期インターンはやって意味がある!」と断言できる理由として、以下のことが挙げられます。
長期インターンをやるべき理由①一歩リードした学生生活
長期インターンはやって意味がある!と言える理由として、他の学生との差別化から、周りより一歩リードできるということが挙げられます。
リクルートの「就職白書2023」によると、インターンシップ・1day仕事体験といった「短期インターン」の参加率は75.0%なのに対して、3ヵ月以上の「長期インターンシップ」の参加率は、わずか3.0%であるという結果からもわかるように、まだまだ長期インターンが学生の間で浸透していないことが明らかです。
だからこそ、周りとは違うことがしたい・一歩リードした経験をしたいといった学生におすすめしたいです。
長期インターンをやるべき理由②自分の成長につながる
長期インターンをやるべき理由2つ目は、確実に自分の成長につながることです。
また「成長」については、社会人としてのマナーやコミュニケーション・専門スキルの2つに分けることができます。
社会人としてのマナーやコミュニケーションについては、学生ではなく一人の社会人として扱われる環境の中で、単に実務経験を積めるだけでなく、仕事を通して社会人としての心構えや責任感などを学ぶことができます。
そして、業界の専門家からフィードバックをもらい、身近で専門スキルを学べる環境は長期インターンの特権です。
デキる大人の働き方や考え方を近くで見ながら、直接学ぶことができます。
このようなインターンを通して、自分の得意・不得意が見つかり、自己分析にもつながります。
今はまだ、将来のキャリアが明確でないという方には、ぜひ長期インターンを通して自分の得意・不得意を見つけてもらいたいです。
長期インターンをやるべき理由③就職活動が有利・効率的になる
長期インターンをやるべき理由3つ目は、就職活動が有利になることです。これはインターンを始める理由として、ほとんどの学生が考えることではないでしょうか。
しかし、ただガクチカができるということだけでなく、企業を見定める目を養えることも、長期インターンを経験して得られるメリットです。
就職活動の軸になる部分は、経験してみないと気が付きにくいので、長期インターンでのビジネス経験を通して得られるメリットは大きいと言えます。
失敗談から分かる、意味のない長期インターンとは?
ここまで「長期インターンは意味がある」ということを述べてきましたが、「意味ない・やめとけ」と言われることがあるのは事実です。
そこで、本章では失敗談をもとに、意味のないインターン例を紹介します。
意味のないインターン例①ガクチカ目的だけだと、続かない
長期インターンを辞めたいです。 1ヶ月前から社員数10人ほどのベンチャー企業で、長期インターンを始めたのですが、やることは一日中テレアポです。 何回も架電したリストにまた架電を繰り返し、最終的にはほぼ誰も出ないリストに永遠にかけています。 社員は見に来ることも、声をかけてくることもありません。社員同士の雰囲気はよく、楽しそうですが、仕事のやりがいを全く感じられません。
やっている意味もなく、今すぐにでも辞めたいのですが、就活のガクチカ目的で始めた長期インターン、こんなにすぐに辞めていいものかと不安になります。 ただ、私の10ヶ月前からやっている学生も、同じくテレアポをしているので、今後成長する未来が見えません。(Yahoo知恵袋より引用)
「ガクチカ目的」で長期インターンを始めた、という人は多いと思います。特にやりたいこともなく、周りがやっているから自分もしないとと焦り、長期インターンを始めるというパターンも多く耳にします。
だから長くは続かず、何も得られないといった”意味のない長期インターン”になってしまうのです。
単純に「インターンをやっているから、ガクチカになる」ということではないのです。それよりも、インターンを通して、何を学び・何を思ったのかということを重視します。
だから、インターンを続けていく上でやりがいを感じることができ、新たな目的や目標が見つけられたら長期インターンは十分に意味のあるものになるでしょう。
始めるきっかけは何であっても、そこから自分がどう変わっていくのかが重要です。
始めるきっかけは何であっても良い!
長期インターンを通して、自分がどう変わっていくのかが重要です!
意味のないインターン例②興味のない業務内容ばかり
勤務開始から一週間経ちますが、辞めたいと思っています。 理由はいくつかありますが、自分にとって全く不適合な業種を選んでしまったため、精神的にまいっています。 このインターンのために企業側はパソコンを用意してくれたこともあり、もし辞めたら何か圧力をかけられたり、最悪訴えられないか心配です。 一番心配なのは、インターン斡旋企業の存在です。 今後私が就活をするときやインターンを再びするときに、その情報が利用した斡旋企業に流れ込み、就活やインターン採用に悪影響が出てしまわないか心配です。(Yahoo知恵袋より引用)
fugafugafuga
「やってみたら、業務内容が合わなかった」「思っていた業務と違った」などといった入社前と入社後のギャップを感じることも多いことが現状…
どうしても自分に合わず、精神的にも辛いとなった場合は、続ける必要はないでしょう。
しかし、辞めてしまったからといって、「その長期インターンに意味がなかった」ということには必ずしも直結しないと思います。
その業種が自分には向いてないんだなと分かったこと自体が勉強になり、それも自己分析の一つとして必ず役に立ちます!
意味のないインターン例③他にやりたいことが見つかった
その職種や業界へ就職したいという気持ちはなく、有給インターンの登録サイトで最終面接のみで採用していただけるスカウトがきて、当初は業種を絞っていなかったのと、なにかやらなきゃと焦っていたのもあり、そこのインターンに参加した次第です。
そのインターンは最低半年以上の参加、必ず月40時間以上シフトに入ることが条件づけられているのですが、始めてから1、2ヶ月経った今希望職種や業界が決まりつつあり、今やっているインターンの業界に就職する気がないこと、どんな理由があろうとシフトが40時間を超えなきゃいけないため、就活の準備や就活のために取得したいと考えている国家資格の勉強に時間を割けないことなどを理由に辞めたいと考えています。またインターン業務も覚えることが多いためどちらかを優先にしようとするとどちらかが疎かになってしまうことも理由にあります。(Yahoo知恵袋より引用)
fugafugafuga
「何かやらなきゃと焦っていたから」という理由で、長期インターンを始めた人も多いのではないでしょうか。
他にやりたいことが見つかり、自分の中での目標が明確になってきたのならば、それと合っていない長期インターンは意味がないので辞めて良いと思います。
インターンを経験したからこそ、自分の適性がわかって希望業界が明確になったと思うので、長期インターンは十分に意味のあるものです。
希望業界を定まり、それに向けてやるべきことが見つかったら、それにそぐわない長期インターンは続ける必要がありません。
短い間だったとしても、その経験がどこかで必ず役に立ちます!
意味のないインターン例④会社がブラック・人間関係がストレス
現在長期インターンで働いており、4か月目に突入していますが、インターンを今月中に辞めたいと考えています。
企業自体がブラックな感じがあり、私が携わる業務もメンターの方の負担を減らす、というものが多いので「辞める」という報告がしにくいです。
また、上長はかなり圧力のあるタイプで、辞めると報告したら詰められそうです。 職場の人間関係がストレスであること、業務が今後のステップアップには感じないことが主な理由ですが、それをそのまま話すわけにもいかないので、退職理由を考え中です。(Yahoo知恵袋より引用)
fugafugafuga
「ブラック会社だった」「人間関係がストレスになる」といったことは、入社してみないと分かりづらい部分なので面接だけでは、判断しにくいことが事実です…
実際に私の友人からも、このような理由で長期インターンをやめたということを聞いたことがあります。
ストレスになることを無理に続ける必要はありません。
失敗してもやり直しが効きやすい学生だからこそ、やりたいことに挑戦し、自分にとって何が大事なのかを見つけて欲しいです!
やってわかった長期インターンに向かない人の特徴
初めに述べた通り、長期インターンは大学生にとって、十分に意味のあるものです。
しかし、「やめとけ」「意味ない」と言われるのは、どうしてなのか…
本章では、長期インターンに向かない人の特徴や、始める際の注意点について、インターン生の目線から解説します。
他にもやりたいことがあり十分な労働時間が確保できない人
アルバイトも、サークルも遊びの時間も譲れない…でもインターンもしたい!などといって「インターンに対し、十分な時間を確保できない人」は向いていないと言えます。
一般的に、最低週2日(計15時間程度)は必要とされていて、時間も労力も必要となるため、講義やサークル・ゼミ活動との両立が難しくなります。
また、近年の就活の早期化により、大学3年生の夏前頃から、本選考で優遇があるインターンシップの選考が始まります。そのため、就職活動期間は学業、就活、長期インターンの両立が求められ、非常に忙しい日々になる可能性があります。
なかには、土日勤務可能な会社や、時間の変更についても対応可能な会社は数多くあるので、一度会社に相談してみることをおすすめします。
しかし、他にやりたいこと・頑張りたいことがあるといった方は、無理に長期インターンを始める必要はないでしょう。
大学生活において、たくさん遊びたい・アルバイトで経験を積みたい・旅行に行きたいなど、何をするかは個人の自由であり、正解もありません。
長期インターンもあくまで、その中の一つであり、他に目標がある・やりたいことがある場合は、無理にインターンを始めず、自分の興味・関心のあることへ、時間や労力をかけるべきだと思います。
大手など社名を気にする人
「大手が良い」「社名を気にする」という人には、長期インターンはおすすめできません。
長期インターンを募集している大手企業はごく僅かで、ほとんどがベンチャーやスタートアップ企業です。
そして、大手企業の長期インターンはカリキュラムが決まっていて定型的なタスクが多いのに比べ、ベンチャー企業では裁量が大きく状況によって業務も変わりやすいため幅広く経験できます。
また、ベンチャー企業であれば、経営者や役員との距離も近いため、そういう方達と一緒に仕事をすることはより大きな成長に繋がるでしょう。
実際に私も、経営者や役員の方と新規事業の立ち会いを行う機会があったため、考え方や行動力に触れ、大きな刺激になりました。
主体的に取り組めない人
「受け身姿勢で、主体的に取り組めない人」も長期インターンに向いていないと言えます。
受け身姿勢とは、業務が与えられるのを待っているだけ・与えられた業務をこなすだけで自分で考えない、といったような事を指します。
このような姿勢でインターンを続けていても、あまり成長はできず、貴重なチャンスが勿体無いです!
積極的に質問をしたり、フィードバックをしてもらって、たくさん吸収しましょう。
そうすることで、段々自分のやりたい仕事ができるようになったり、大きな仕事も任せてもらえるようになります。
目的意識を持てない人
目的意識を持てない人にも、長期インターンはおすすめできません。
「時給が高いから」「就活に有利だから」だけを目的にやっていても、仕事に対してモチベーションが持てず続きにくいでしょう。
しかし、初めから目標がなくても全然良いと思います。インターンをしていく中で、スキル面・人間的にも成長し、続けていく目的を見つけられたら長期インターンは十分に意味のあるものになります!
長期インターンを”意味あるもの”にするためには?
これまで、長期インターンに向かない人の特徴について述べてきましたが、”意味あるインターン”にするには、どのようなことを意識したら良いのか、以下で説明していきます。
自ら行動してアウトプットする
「社会人から教わりながら仕事を体験する場」とではなく「自ら行動してアウトプットをする場」として、インターンを活用することが大事です。
企業の方は、学校の先生のように「学生に教えること」を仕事にしているわけではありません。
他にも業務がある中、教えてもらっているという事を意識して、自分から積極的に報告や質問をしていきましょう。
目的意識を持つこと
「周りがやっているから」「就活に有利だから」といった理由で始めたとしても、業務をやっていく中で目標を見つけられたら長期インターンは十分に意味のあるものになります。だから、きっかけはなんでもいいと思います。
色々な業務をしていく中で業界についての理解が深まり、自分にとっての向き・不向きに気付ける。これだけでも、立派な成長と言えるでしょう。
そしてそこから、「Webマーケティングをやってみたい」「ライティングしてみたい」などといった新たな目標が生まれてくることも十分に期待できるので、少しでもやってみたい気持ちがあるなら一歩踏み出してみることをおすすめします。
社名よりも、何を学びたいかを優先する
就活のガクチカにおいても、どこでインターンをしてきたのかよりも、そこでどんな事をしてどんな事を学んだのかという方が重視されます。
よって、社名よりも「何を学びたいか」を基準にインターン先を選ぶ事をおすすめします。
以下の記事で、失敗しない長期インターン先を選ぶコツについて詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。