生保・損保事務とは?仕事内容や給料、必要なスキルについて徹底解説!

編集部の加藤です!

派遣で生保事務損保事務の仕事を見かけることがありますよね。未経験可能だったり時給が高く設定されている求人も多く、気になっている人もいるでしょう。

でも、生保・損保事務っていう言葉の響きが何だか硬くて「難しそう」「お堅そうな仕事」とも思われがちです。

それに、本当に未経験でもついていけるのかちょっと不安にもなりますよね。

  • 生保・損保事務ってどんなことをするの?
  • あると有利なスキルとか資格って何?
  • 生保・損保事務の仕事のやりがいって?
  • どれぐらい稼げる?

今回はそんな疑問にお答えします。

生保・損保事務の仕事内容

生保・損保事務の仕事内容

まずは生保と損保の違いを説明します。

生保は生命保険のことで、実際に加入している人も多いのではないでしょうか。重大な病気にかかったり入院や手術が必要になった場合に、保険会社に申請すると保険金、給付金を受け取れます

損保は損害保険のことで、モノに対する保険を指します。代表的なものでは自動車保険がありますね。ほかにも火災保険や、近年では多発する地震に備えた地震保険も登場しています。

派遣で生保・損保事務の仕事をする場合は、生命保険会社または損害保険会社、事務センターが勤務先となるケースが一般的です。具体的な仕事内容は次のとおりです。

  • 保険申し込みの書類確認
  • 保険金・給付金の請求業務
  • データ入力
  • お客様への書類発送
  • 電話応対

このように、デスクワークをはじめとした事務仕事がとても多いのが特徴です。

生保・損保事務の1日のスケジュール、流れ

それでは、生保・損保事務の1日のスケジュールの一例を紹介します。

今回紹介するのは、派遣で生保事務の仕事をしているAさんのとある1日です。

9:20
出社
メールチェック、郵便物のチェック
必要な手続きを種類ごとに振り分けて仕事の準備
9:30
業務開始
保険の手続き内容を確認したりデータ入力
その後書類を出力し、発送の準備を進める
合間に電話がかかってきたら電話応対
12:00
お昼休憩
近くにお気に入りのパン屋があるのでそちらで食事
とても楽しみな時間!
13:00
業務開始
午後の業務開始
基本的には午前中と同じ仕事
17:30
終業
翌日以降にする仕事の洗い出し
17:40
退社
残業はほとんどないので定時で退社

生保・損保事務に必要なスキルとあると有利な資格

生保・損保事務に必要なスキルとあると有利な資格

ここではあると有利なスキルと資格について紹介します!

生保・損保事務は未経験でもできる仕事です。

でも、あらかじめスキルを身に付けていたり有利な資格を持っていると安心ですよね。

そこで、生保・損保事務に必要なスキルとあると有利な資格を紹介します。

必要なスキル

生保・損保事務で働くときに必要なスキルは次の3つです。

必要なスキル
  • 作業を効率よくこなすスキル
  • 細かいチェック作業ができる集中力
  • 英会話スキル

それではこの3つを詳しく説明していきます。

作業を効率よくこなすスキル

生命保険も損害保険も種類が多く、それぞれに適用範囲も異なります。同時に何人ものお客様の手続き業務を抱えることもあり、効率よく進めていかなければ仕事がたまってしまいます。

しかし、素早ければよいというわけでもありません。保険業務はお金が関わってくることなので、ミスが起きるのは避けなければいけません。

効率よく、そして正確に、確実に仕事を進めていくことが必要です。

細かいチェック作業ができる集中力

生保・損保事務では書類のチェック作業があります。お客様の記入もれはないか、間違いはないかなど、細かい部分もチェックが必要です。

集中力がないと、書類のチェックミスが起きる可能性があります。正しいかどうかを確認しながら最後まで集中できるスキルがあると、生保・損保事務の仕事がスムーズにできますよ。

英会話スキル

英会話スキルは、生保・損保事務ではぜひ欲しいスキルです。外国籍の従業員が増加傾向にあり、英語を話せる人材はとても貴重なんですよ。

また、損害保険事務で英会話スキルが役に立つことがあります。自動車事故で、外国人が運転するレンタカーとの事故だった場合、英語を話せると手続きがスムーズに進められます。

英語が得意な人は自信を持って生保・損保事務に挑戦してくださいね。

生保・損保事務にあると有利な資格

あると有利な資格

生保・損保事務には、あると有利な資格が2つあります。

  • 損害保険募集人
  • MOS

特に損害保険募集人の資格は、働き始めてからでもいいのでぜひ取得しておきたい資格です。

ではこの2つを紹介していきます。

損害保険募集人

損害保険募集人の資格を持っていると、保険商品を販売することができます。「えっ、わたしが保険商品を販売するの?事務じゃないの?」と思う人もいるかもしれませんね。

損害保険募集人は、保険商品の知識を持っていることの証になるので資格取得を条件にしている企業もあるんです。

試験内容は次の4つです。

  • 基礎単位
  • 自動車保険単位
  • 火災保険単位
  • 傷害疾病保険単位

いずれも、100点満点中70点程度を取れば合格が可能です。この資格の合格率は約90%と高く、テキストを上手に使って確実に合格したいものです。

MOS

MOSは、マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの略です。MOSを受けると、ワードやエクセルなどのパソコンスキルを証明することができますよ。

生保・損保事務ではデータ入力業務があります。仕事上では、あらかじめ用意されているパソコンソフトを使用して入力したりデータ出力を行います。

しかし、MOSはパソコンスキルのレベルを客観的に評価できるため、パソコンを使えることがとても有利に働きます。

また、エクセルを使って集計することができれば事務処理をスムーズに行うことができるので、MOSはぜひ挑戦しておきたいですね。

生保・損保事務が向いている人

生保・損保事務が向いている人

生保・損保事務にはこんな人が向いています!

ここまで読んで、「生保・損保事務をやってみたい」「スキルとか資格はクリアしているよ!」という人もいるかもしれません。

でも、生保・損保事務の仕事が自分に向いているのかも気になるところですよね。

生保・損保事務に向いているのは次のような人です。

生保・損保事務に向いている人
  • 仕事を確実かつスピーディーに進められる人
  • 臨機応変に対応できる人

生保・損保事務は、書類に不備がないかをチェックするという重要な仕事があります。また、お客様相手なので仕事はスピードも求められます。

パソコンに入力する作業もあり、確実なタイピングができると更にいいですね。確実に、スピーディーに事務作業を進めていける人は生保・損保事務は向いているといえます。

また、電話応対する場面も多く、ときにはクレームに遭遇することもあります。どのように対応すればよいのか瞬時に判断できる人も、生保・損保事務は向いていますよ。

生保・損保事務のメリット・デメリット

メリット・デメリット

ここでは生保・損保事務のメリット・デメリットについて紹介していきます。

生保・損保事務の仕事をすると、どんなメリット、デメリットがあるのかも気になりますよね。仕事を通して得られるメリット・やりがいと、デメリット・大変なことを紹介します。

ぜひ参考にして、仕事を始める前にギャップをなくしてしまいましょう。

生保・損保事務のメリット・やりがい

生保・損保事務のメリット・やりがいは大きく分けて次の3つです。

生保・損保事務のメリット
  • 得られる保険知識が私生活でも役立つ
  • 保険加入者の力になれること
  • 土日・祝日が休みなので自分の時間を持てる

それでは詳しくみていきましょう。

得られる保険知識が私生活でも役立つ

生保・損保事務の仕事で大きなメリットとなるのが、保険知識が私生活でも役立つことです。

生命保険や自動車保険に自然と詳しくなれるので、自分が保険に入るときに知識を活かすことができますよ。

何も知識がないままだと、保険会社の担当者が勧めるままに加入してしまいがちですよね。しかし保険の知識があれば、自分に合う保険、必要な保険を正しく選ぶことができます。

保険加入者の力になれること

あなたは、実際に病気や入院などで保険請求をしたことがありますか?請求について分からないことや不安なことがある加入者は多いものです。

しかし「電話で質問したら丁寧に説明してくれて安心した」とか「給付のおかげで安心して治療を進められている」という声も多くあります。

生保・損保事務の仕事は、加入者をサポートすることにもつながるんですよ。保険加入者の力になれることは、生保・損保事務の大きなやりがいといえます。

土日・祝日が休みなので自分の時間を持てる

生保・損保事務は、土日・祝日は仕事が休みのケースがほとんどです。そのため、3連休を満喫することもできますよ。

自分の趣味の時間を楽しんだり、家族や大事な人との時間を大切に過ごしたい人には、固定の休みは大きな魅力ですよね。残業がほとんどないのも嬉しいポイントです。

生保・損保事務のデメリット・大変なこと

次に、生保・損保事務のデメリット・大変なことを3つ紹介します。

生保・損保事務のデメリット
  • 確認ミスが信用喪失につながるかもしれない
  • 電話応対で理不尽なことを言われる
  • 覚えることが多い

それでは1つずつみていきましょう。

確認ミスが信用喪失につながるかもしれない

たとえば書類の確認ミスが原因で、通るはずの保険請求が通らなかったり掛け金を多く請求してしまうということが起きると、お客様に大きな迷惑をかけてしまいます。

それだけではなく、会社の信用を落とすことにもつながりかねません。

事務作業が多いため集中力が欠けてしまうこともあるかもしれませんが、気が抜けてしまわないよう注意が必要です。

とても重要な仕事であることを意識して作業したいものですね。

電話応対で理不尽なことを言われる

生保事務よりも、損保事務でよくあるのが電話で理不尽なことを言われるケースです。

たとえば自動車事故は、加害者と被害者がいますよね。電話の相手が被害者の場合、不当な請求や理不尽な要求を突き付けてこられることがあります。

もちろん、こちらは正しく必要な対応をすればいいのですが、電話応対に疲れてしまう人もいるかもしれません。

強い口調で怒鳴られてもへこたれない、強いメンタルが必要といえますね。

覚えることが多い

生保・損保事務は覚えることがとにかく多いです。自宅に年に1度の確認に保険の担当者が来たときに、スラスラと保険商品の説明をして驚いた人もいるでしょう。

生命保険も損害保険も商品が多い上に、条件や適用範囲も様々です。だからといって、電話で質問されたときに調べながら「えーっと」なんて言っていられませんよね。

中には、生保・損保両方を扱う会社もあるため、その場合は慣れるまでがひと苦労です。

でも誰もが最初は保険商品のことは初心者です。確実に覚えていきましょう。

生保・損保事務の年収、月給、時給相場

年収、月給、時給相場

生保・損保事務の気になる年収、月給、時給相場を紹介します!

関東地方で1日7時間、毎月22日間働いたとして計算してみました。

年収、月給、時給相場
  • 時給:1,541円
  • 月給:237,314円
  • 年収:2,847,768円

生保・損保事務は土日・祝日が休みのため、月給は月により増減します。祝日が多い月は少し少なめの月給になるかもしれませんね。

しかしきちんと休みがあるので、休日重視の人は生保・損保事務の仕事を検討してみてください。

派遣で生保・損保事務を経験した人の口コミ評判

派遣で生保・損保事務を経験した人の口コミ評判

最後に派遣で生保・損保事務を経験した10人の口コミを紹介します。

こちら、派遣の仕事選びの参考にしてみてくださいね。

書類のチェックは多すぎて大変
評判★★★★☆4.0
27歳・女性

とにかく書類はチェックすることが多すぎて大変です。書類の書き方や丸をつける場所を間違えるとエラーになるので、細かくチェックをすることが1番大変でした。

エラーなく通ったときはホッとするというか、やっぱり嬉しいですね。
この仕事のおかげで、何事もチェックする癖がつきました。

自然災害が発生するとかなり忙しい
評判★★★★☆4.0
22歳・女性

自然災害が発生するとかなり忙しいです。企業が所有する施設が被害を受けると特に忙しいです。

台風とか地震の後は、請求業務も多いし、加入したいという問い合わせも増えます。

この時ばかりは突発的な残業もあります。

お客様と信頼関係を築いていけると楽しい
評判★★★★★5.0
35歳・女性

お客様とだんだん信頼関係を築いていけるのが実感できると楽しくなります。もっとお客様の声に応えたい、役に立ちたいと思えるようになりました。

電話で質問いただいたとき、「丁寧に教えてくれてありがとう。安心しました」と言われると、わたしも嬉しくなります。すごくやりがいを感じます。

保険の知識を習得するまでは大変でしたが、得た知識がお客様のためになっていることが大きなやりがいになっています。

不安だったけど生活に役立つことが多くて良い!
評判★★★★★5.0
26歳・女性

保険のことは全く分からない状態で入ったので、けっこう不安は大きかったです。

でも仕事をしているうちに慣れたし(最初は分からないこと多すぎてパニックだけど!)、損害保険募集人も合格できたのでよかったです。

あと、この仕事は保険に詳しくなれるので、自分が保険に入るときにすごく役に立つのでいいこといっぱい!

時給もそこそこ良い、土日・祝日も休みだがかなりの忙しさ
評判★★★★☆4.0
28歳・女性

土日も祝日も休みだし、時給もそこそこいい。そして損保事務という肩書きがかっこいい。というのが損保事務を選んだ本当の理由です。

実際やってみるとかなり忙しい。とはいえ、休みは確実にあるし残業は繁忙期を除けばあんまりないから、オン・オフの切り替えはしっかりできる。

仕事での難点をいえば、電話受付業務が個人的に辛い。たまにきついこと言ってくる人がいるので。

こちらが悪い場合(加害者)だと、上から目線で色々言われる。それでも冷静に対応しています。少し精神的に強くなったかも。

保険の勉強をしておいた方が後々楽!
評判★★★★★5.0
24歳・女性

未経験で生保事務を始めました。

とにかく対応はスピードが命です。社員さんとのやりとりもあって、新規契約に関する仕事は翌日に回すこともできず、サクサク進めないといけないのがちょっとしんどい。

これから生保事務の仕事をしようと思う人は、保険の勉強してからの方が仕事しやすいと思います。

保険の知識は仕事しながらでもいやでも学べるけど、知ってると知らないでは仕事のスピードが全然違うから。

損害保険の基礎知識があるおかげで順調に仕事を始められた
評判★★★★★5.0
31歳・女性

わたしは損害保険の加入者の方からの問い合わせの電話対応をメインに仕事をしています。

解約についての問い合わせや、ときにはクレームが来ることもありますよ。

派遣で働く前に損害保険募集人の資格を取得していたので、損害保険についての基礎知識もあり、わりと順調に仕事を始めることができました。

電話は受付時間が決まっているので、いつも定時で帰れています。

ちなみに、お昼の休憩時間は1人で過ごしています。電話でしゃべるのはけっこう神経使うし疲れるので、休憩時間は1人で静かにリラックスしています。

未経験でも全く問題なく仕事できる
評判★★★★☆4.0
25歳・女性

生保事務です。書類のチェック、データ入力、資料作成なので、未経験でも全く問題なく仕事しています。

デスクワークなので、座りっぱなしで疲れるのが難点といえば難点かな。

保険の知識はあるに越した事はない
評判★★★★★5.0
33歳・女性

事務センターで、書類の不備をチェックしたり、書類の発送業務をしています。

もともとこういう事務作業は好きなので楽しいです。

保険の知識が必要と思ったことは今のところないです。もちろんあるに越したことはないと思いますが。

事務は事務でも、派遣先によって仕事内容はかなり異なるようなので、まず派遣会社に確認するのがいいと思います。

同性同士でうまくやっていくスキルも必要
評判★★★★★5.0
27歳・女性

以前生保事務をしていました。女性ばかりの職場だったので、独特の雰囲気がありわたしはなじめませんでした。

事務仕事は好きなので続けたかったのですが、同性同士うまくやっていくスキルも必要かも?