転職・副業のためにWebデザインやプログラミングなどを学びたいと思っても、学習スクールがたくさんあってどこを選べばいいか分からない人は多いと思います。
学習スクールにはそれぞれターゲットがあるので、強みや実際の評判を知ったうえで受講しないと、「自分には向いていなかった…」と後悔してしまうかもしれません。
この記事ではデジハリオンラインについて、学費や評判、どのような人が使うべきスクールなのかを分かりやすく解説します。
デジハリオンラインを受講するメリットと、自分に合う受講先なのかを判断できるので、スクール選びに悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
デジハリオンラインとは
「デジハリオンライン」とは、Web制作に必要なデザインやプログラミング、マーケティングなどを学べる、完全オンライン型のスクールです。
スマホやタブレット、PCなどインターネット環境があれば、いつでもどこでも自由に学習できます。
現役のWebデザイナー・クリエイターによる講義動画や、不定期開催されるライブ授業などを活用し、基礎から実践的なスキルまで学べますよ。
主な受講者は、転職や副業のためにスキルを身につけたい、またはフリーランスとして独立を目指す20~50代のビジネスパーソンが多いです。
デジハリオンラインの特長
まずは、デジハリオンラインが何に強みを持っているオンラインスクールなのか、特長を紹介します。
受講するメリットを確認して、自分が使いやすそうかのイメージをしてみてください。
特長① 講座内容が豊富
デジハリオンラインには、以下のジャンルについてさまざまな講座が揃っています。
- Webデザイン
- 3DCG・映像
- Webマーケティング
- Webプログラミング
- アナログスキル・その他
Webデザイナー全般に関する講座や、Photoshop・illustrator・JavaScriptなどツール単体を使えるようになるための講座など、規模や種類が豊富です。
自分の希望や足りていないスキルに合わせて講座を選べるので、必要な分だけをムダなく学習できます。
特長② ライブ授業でモチベ―ジョンを維持できる
デジハリオンラインには、あらかじめ録画した講義動画のほかに、スタジオから生配信する「ライブ授業」もあります。
チャットを使って講師の問いかけに答えたり、逆に分からないことがあれば質問したりできますよ。
オンライン学習はひとりで黙々と頑張らなければいけないと不安に感じる人も多いですが、ライブ授業でほかの生徒とも関われるのでモチベーションも保てます。
※ライブ授業はWebデザイナー講座など一部の講座にて開催されるイベントです。
特長③ 添削課題が役立つ
デジハリオンラインには、架空の施設をテーマにしたWebサイト作成や、商品のLP制作(※)などの添削課題があります。
フィードバックももらえて、ほかの受講生が提出した課題も見られるのでモチベーション維持にも役立てることが可能です。
課題に取り組んで学習内容をアウトプットすることで、きちんと理解できているか、どの部分でつまづきやすいのかなどを確認できます。
※…LP(ランディングページ):検索結果などからユーザーが最初にアクセスするページのこと。商品やサービスの紹介が1ページでまとめられているものが多い
特長④ サポート体制が充実している
デジハリオンラインは、受講生をサポートする体制も整っています。
不明点をいつでも質問可能
デジハリオンラインでは、学習中の不明点を「slack」というチャットツールか、Zoomでのオンライン対面形式で質問できます。
以前はテキストチャットのみの対応でしたが、対面でも質問したいという受講者の声が反映されて、現在のZoom形式が導入されました。
Zoomは予約制ですが、枠に空きがあれば当日も利用可能です。
「オンライン・アダプティブ・サポート」を利用して学習スケジュールを相談できる
デジハリオンラインには、受講生それぞれの学習進捗や理解度に合わせて学び方を提案してくれる「オンライン・アダプティブ・サポート」があります。
希望者のみが使える制度なので、自分で進めていきたい人は利用しなくても構いません。
入会直後から学習中~修了課題まで、面談などで定期的な見直しをしつつサポートしてくれるので、きちんと学習を進められるか不安な人はぜひ利用してみてください。
卒業後のサポートがある
デジハリオンラインに入会すると、「xWORKS Job Style Search(ジョブスタイルサーチ)」という求人検索サービスの登録IDがもらえます。
身につけたスキルが活かせる正社員の求人も、フリーランス向けの案件も探せますよ。
卒業後はもちろん学習中でも案件の閲覧などはでき、どのような仕事があるのか、よりリアルなWeb業界の需要を知ることが可能です。
在学中でも自分の制作物をまとめた「ポートフォリオ」があれば案件に応募できるので、チャレンジしたい人は利用してみましょう。
特長⑤ Adobe製品が割引価格で買える
デジハリオンラインの利用者は、定価72,000円以上する「Adobe CCコンプリートプラン」を39,980円で購入できます。
約45%OFFの価格となるので、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールを使いたい人にはとてもお得です。
「Adobe製品が安く買えるからデジハリオンラインを受講している」という口コミもあるほど、Web業界に関わる人にとってツールの割引は大きなメリット。
PCなどのハード機器や最新ソフトを安く買える受講者・卒業生限定の「デジハリストア」もあるので、ぜひ活用してください。
デジハリオンラインの学費とコース内容一覧
ここでは、デジハリオンラインの学費をコース別に一覧にしました。
Webデザイン関連
Webデザイン関連は、Webサイトを公開するのに必要なスキルを身につけるための講座が揃っています。
フルパックは「フリーランスプラン」で、実習動画の総時間数やライブ授業の回数、アダプティブ・サポートの内容などがコースによって違います。
コース名 | 学費 | 受講期間 |
---|---|---|
Webデザイナー講座 フリーランスプラン |
437,800円 | 約8か月(35週間) |
Webデザイナー講座 在宅・副業プラン |
393,800円 | 約7か月(31週間) |
Webデザイナー講座 就転職プラン | 281,600円 | 約7か月(31週間) |
Webデザイナー講座 短期集中プラン | 203,500円 | 約3か月(13週間) |
※価格はすべて税込
動画クリエイター関連
動画クリエイター関連は、画像や動画を編集できるツールの使い方を学べます。
5種類(After Effects、Premiere Pro、DaVinci Resolve、Illustrator、Photoshop)の動画編集ソフトについて、使い方が身につきますよ。
コース名 | 学費 | 受講期間 |
---|---|---|
CG・映像クリエイター講座 | 355,300円 | 約8か月(35週間) |
動画クリエイター講座 | 281,600円 | 約6か月(26週間) |
Webプログラミング関連
基礎はもちろん、よりデザイン性の高いWebサイトを作りたい人向けの講座です。
以下の5講座から自分に必要なプログラミング言語を選択でき、約3~4か月で使い方を学べます。
コース名 | 学費 | 受講期間 |
---|---|---|
Dreamweaver/HTML/CSS講座 | 74,800円 | 約4か月(18週間) |
JavaScript講座 | 68,200円 | 約3か月(13週間) |
Webアプリ講座 | 96,800円 | 約3か月(13週間) |
PHP講座 | 96,800円 | 約3か月(13週間) |
Python講座 | 96,800円 | 約3か月(13週間) |
Webマーケティング関連
集客などに必要な「SEO対策」や広告運用、アクセス解析などについて学習できます。
Webマーケティングの知識は、デザイナーや動画編集、サイト制作など、Web業界に携わるなら身につけておきたい知識のひとつです。
コース名 | 学費 | 受講料 |
---|---|---|
Web担当者 養成講座 | 203,500円 | 約6か月(25週間) |
Webライティング講座 | 41,800円 | 約2か月(9週間) |
Webマーケティング基礎講座 | 11,000円 | 約1か月(5週間) |
Webディレクター講座 | 53,900円 | 約2か月(9週間) |
デジハリオンラインの良い評判
デジハリオンラインの特長を解説したところで、利用者の感想を確認したい人も多いでしょう。
ここではまず、デジハリオンラインの良い評判から紹介します。
良い評判① 未経験からでもスキルが身についた
デジハリオンラインの口コミを見て見ると、未経験からでもスキルが身についたことに喜ぶ声が多く見られました。
受講料は決して安くはなかったけど、未経験からでもしっかり力を付けられたと思います!課題添削も丁寧でありがたかった。
fugafugafuga
高いお金を払う分、絶対最後までやりきる!という強い意志が働く。終わった頃には、HTML +CSSについての基礎は身についているので、関連記事を見てもスッと入ってくる。
fugafugafuga
デジハリオンラインの講座カリキュラムは、基礎知識がないまったくの未経験からでも無理なく学習できるように作られているため、このような口コミが多いのでしょう。
講座内容が幅広い分相応の学費がかかりますが、「お金を払った分しっかりやろう!」とモチベーションにできるので、しっかりスキルを身につけたい人におすすめです。
良い評判② 動画が分かりやすい
デジハリオンラインの評判を調べた結果、動画が分かりやすいとの口コミも多かったです。
Adobeも一通り使えたらなぁとデジハリオンラインのAdobeマスターを受講し始めたら、動画がとてもわかりやすい!
fugafugafuga
デジハリオンラインの動画は説明が丁寧なので今のところサクサク進んでいる。分かりやすい。
fugafugafuga
デジハリオンラインの動画は1本あたり5~15分程度にまとめられているので、サクサクと見進められます。倍速再生やしおり機能も、受講生には使いやすいと評判の様子。
通勤中に復習したり、疲れていてもベッドの上で動画だけ見たりといった学習もできるので、ちょっとした時間を有効活用したい人にデジハリオンラインはおすすめです。
良い評判③ 転職に役立った
口コミを探していると、デジハリオンラインを受講したことで転職に成功したという声も見かけました。
デジハリで勉強したおかげで採用されました!ありがとうデジハリィ!
fugafugafuga
デジハリオンラインでは実務的な添削課題をこなし、自分の名刺代わりの作品集である「ポートフォリオ」の作り方も教えてもらえるので、未経験からでもWeb業界に転職できたようです。
「スキルを身につけてこんな仕事がしたい」「未経験だけどこういう職種に就きたい」と明確な目標がある人にも、デジハリオンラインはおすすめです。
デジハリオンラインの悪い評判
オンラインスクールは利用者の状況や目標、現在のスキルレベルによって合う・合わないがあるので、良い口コミもあれば悪い口コミもあります。
デジハリオンラインの悪い評判はあまり見かけませんでしたが、調査結果を紹介するので、自分にとって妥協できる点かどうかを確認してみてください。
時間がかかる・受講期間内に終わらなかった
デジハリオンラインの口コミには、学習に時間がかかる、受講期間内に終わらなかったという声もありました。
やっとchapter1が50%終わったがここまでで学習時間は14時間。開始1ヶ月でこのペースだとギリギリになりそうだから、もっと時間とらないと...
fugafugafuga
デジハリから受講延長の可能性があると連絡があり、とりあえず受講相談に行くことに。できれば延長したくないが仕方ない...
fugafugafuga
たとえば、35週間で受講する「Webデザイナーフリーランスプランの講座」の場合、(動画総時間135時間+ライブ授業5時間)÷35=1週間あたり4時間の学習が必要になります。
加えて添削課題と修了課題があるため、受講期間内に終えられない人もいたようです。
進捗状況に不安がある場合は、アダプティブ・サポートを使って学習スケジュールを調整するのがおすすめです。
評判からみる「デジハリオンラインを使うべき人」とは?
ここでは特長や評判を見たうえで、デジハリオンラインを使うべき人はどのような人なのかをまとめました。
以下に当てはまる人は、デジハリオンラインを使うメリットが大きいと言えるでしょう。
使うべき人① 初心者からスキルを身につけたい人
デジハリオンラインは、未経験からデザインやプログラミングなどを学びたい人におすすめです。
不明点が出てきても、チャットやZoomで気軽に質問できるので、オンライン学習にありがちな「分からないところを分からないまま進めてしまう」ということがありません。
またアダプティブ・サポートを利用すれば、学習ペースなども相談しながら進められ、無理なくスキルを身につけられますよ。
Adobe製品・PC周辺機器を揃えるときの割引や、質問・仕事探しのサポートがある点からも、初心者はデジハリオンラインを使うべきと言えます。
使うべき人② スキマ時間にも学習したい人
デジハリオンラインは、通勤や昼休憩など“ちょっとしたスキマ時間”にも学習したい人も使うべきです。
デジハリオンラインの動画は、1本あたり5~15分程度とコンパクトにまとめられており、倍速再生やしおり機能もあります。
初めて学ぶ内容や課題などは自宅でじっくり取り組み、翌日にスマホでさらっと復習するなど、効率的に使うことが可能です。
動画の説明は分かりやすいと評判で、重要な部分を繰り返して自然と覚えられる構成になっているため、忙しくてもしっかり学習したい人に向いています。
使うべき人③ 仕事に結びつく学習をしたい人
転職や副業など、仕事にきちんと活かせる学習をしたい人もデジハリオンラインを使うべきです。
デジハリオンラインの講座内容やプランは幅広いので、自分が学びたい、今の自分に足りないと思うスキルをピンポイントで学べます。
また身につけたWebスキルを活かして転職・独立した卒業生も多く、どの講座を受けてどのように役立ったのか、公式サイトの体験談を読めば卒業後のイメージもできますよ。
動画の講師も現役のデザイナー・クリエイターなため、実務的なノウハウも込みで学びたい人はぜひデジハリオンラインを使ってみてください。
デジハリオンラインを利用するときの注意点
未経験からでも使いやすいデジハリオンラインですが、入会する前に知っておいてほしい点もあります。
ここでは使う際の注意点を2つ解説するので、よく確認しておきましょう。
注意点① PC環境は整える必要がある
デジハリオンラインでは、PCの貸し出しは行っていません。教材はスマホやタブレットでも閲覧可能ですが、自分でデザインツールなどを操作するためのPCは用意する必要があります。
推奨環境やスペックについては公式サイトのこちらのページに載っているので、入会前に確認しておいてください。
※Adobeマスター講座のみ推奨環境はこちら
注意点② 受講期間を過ぎると教材は閲覧できない
デジハリオンラインの講座はプランごとに受講期間が決まっており、その期間が終わると動画教材は閲覧できなくなります。
※3DCGクリエイター講座、CG・映像クリエイター講座、Webデザイナー講座の各プランは参考テキストあり
教材が手元に残らない点に注意し、必要なところはメモなどをしておきましょう。
手元に教材が欲しい場合は、内容や料金には差がありますが、受講終了後も教材を見られる「TechAcademy(テックアカデミー)」などの利用を検討してみてください。
デジハリオンラインを上手に活用するポイント
ライブ授業と添削課題でモチベ―ジョンを維持する
デジタルオンラインを使うなら、ライブ授業への参加と添削課題への取り組みは行ったほうがよいです。
オンライン学習のデメリットは、ひとりで黙々と勉強しなければならず、孤独感を抱えたりやる気がなくなってきたりすること。
ライブ授業で講師にリアルタイムで質問したり、ほかの受講生も頑張っていることが分かったりすることで、モチベーションが維持できます。
また課題をこなして添削を受けることで、自分の身になっているところを褒められつつ、理解があいまいな箇所も指摘してもらえるので、メリハリある学習ができますよ。
Zoomでの質問を活用する
学習していて分からない部分が出てきた場合は、積極的にZoomでの質問を利用しましょう。
ちょっとした質問ならslackのチャットでもよいですが、しっかりと説明を受けたいところは、対面でやり取りしたほうが飲み込みやすいです。
予約枠が空いていれば当日でもZoomを使えるので、ぜひ使ってみてください。
アダプティブ・サポートを使う
受講する講座が対象なら、よほどスケジュール管理に自信がない限りはオンライン・アダプティブ・サポートの利用をおすすめします。
働きながら受講する人はとくに、疲れていて勉強する時間を確保できなかったり、帰宅後の数時間で進めるはずだった範囲が思うように理解できなかったりすることもあるでしょう。
学習スケジュールの見直しはもちろん、Web業界の知識を教えてもらえたり、修了課題の相談に乗ってくれたりもするので、サポートを希望しておくのがおすすめです。
デジハリオンラインを利用する流れ
最後に、デジハリオンラインを利用する流れを紹介します。
1.資料請求・オンラインカウンセリング
入会を迷っている場合は、公式サイトから資料請求するか、オンラインカウンセリングを申し込むのがおすすめです。
気になっている講座を選ぶと、下記画像のように右上・右下に「資料請求」のボタン、Webページの途中にオンラインカウンセリングのバナーも出てきます。
資料請求では電子パンフレットがもらえて、オンラインカウンセリング(平日11:00~18:00)では気になることを直接スタッフに相談できます。
オンラインカウンセリングは、バナーをクリックして下記を入力すれば申し込みができますよ。
- メールアドレス
- 氏名
- 検討している講座の分野
- 希望の日程と開始時間(第一~第三希望まで)
- その他自由記述(質問や希望の終了時間など)
2.申し込み
受講講座が決まったら、コースによってはAdobe CCを購入するかどうかを選択し、受講環境・約款を確認したうえで申し込みをします。
タイミングによっては、上記画像のように割引キャンペーンを行っている場合もありますよ。
申し込みボタンを押すとカート画面に変わるので、案内に沿って必要な情報と支払い方法を入力し、申し込み手続きを完了してください。
3.動画やライブ授業での学習・添削課題の提出
受講期間が開始したら、講義動画を見たり、ライブ授業に参加したりして学習を進めます。
添削課題では、以下のような内容を指導してもらえますよ。
- 良かったところ、分かりにくかったところなど全体的な感想
- デザインについて、訴求ポイントのズレや誤解を招きそうな表現の指摘
- コーディングの修正点
※Webデザイナー講座の例
4.修了課題
最後は修了課題に取り組みます。アダプティブ・サポートを希望していれば、制作途中に相談することも可能です。
上記は卒業生作品の一例ですが、より多くの卒業生作品や講座内容の詳細などを確認したい人は、公式サイトを見てみてください。