この記事ではSE(システムエンジニア)の時給、待遇、特徴を解説していきます。
平均的な時給や、高時給を得るための条件などまとめました。
SEの時給・待遇・特長
SEの平均時給
・2,000円~2,200円(関東)
関東では2,000円台を超えていますが、東北や中国地方などは1,400円前後、関西でも1,800円前後と地域により時給の差があるようです。エリアの物価等の差もありますが、より高度なスキルを求められる案件が大都市圏に集中しているという現象もあります。
SEの時給に関する特長
○年以上の経験を要する業務は高時給
SEの案件の特徴としては、例えばシステム構築3年以上、5年以上の経験あり、といったように単純に「やった事がある」以上に年数や経験実績を重く見る傾向がある事です。そこで派遣社員としてはなるべく同業種で同じ専門分野において一定の経験を積むのが時給アップの近道と言えるでしょう。派遣会社の担当者に相談し、継続的に同系統の仕事を紹介してもらうといいですね。
プロジェクトチームでの働きが時給に反映される
どれだけ技術や高度なスキルを持っていても、顧客の希望を充分に聞き取りシステムを作成するチームの中できちんと業務を遂行できなくては評価されません。
SEがプログラマーの立場を理解していないと進行がうまくいかなくなりますし、チームの中での意思疎通も大切。こうしたコミュニケーションの力があると、スキル以上に評価される場合も多いようです。
SEで派遣社員として時給を高くするには
PGからSEヘ、さらに管理するポストへ
プログラマーからSEへとステップアップし、経験を積むことで大規模なプロジェクトのマネージャーや管理を任されるようになります。リーダーポストにつくと業務内容も増えますがそれだけ時給もアップします。
ひとつ注意したいのは、時給や収入面では優遇されているように見えても実際の労働時間が非常に長い、残業がとにかく多いという案件も見受けられる事です。残業があってもそれだけ収入も増えるので稼ぎたいという目的ならいいのですが、業務の内容や就労時間については充分に検討しましょう。派遣会社は営業担当者がこうした就労の内容や現場についても詳しい情報を持っているので相談できるところもメリットです。