ビズリーチの登録手順と注意点まとめ|コツを押さえて登録審査を通過しよう

ハイクラスの転職サイトとして知られているのがビズリーチです。すぐに登録できるのか、どのように登録するのか、気になっている方もいるでしょう。

今回はビズリーチの登録方法を解説していきます。転職活動を在籍企業にバレなくする方法も解説しています。働きながらビズリーチに登録したい方はぜひ参考にしてみてください。

筆者プロフィール
竹井 男性 35歳
大卒 年収700万円
職業 Webマーケティング(管理職)

大学卒業後、新卒で大手家電量販店に就職。販売スタッフ・店長・エリアマネージャーを経験し、Web業界へ転職。現職に不満はないが、新しい環境でチャレンジしたい気持ちと、自分のスキルが他社でも通用するのかを知りたいと考え転職活動を開始。

ビズリーチは審査あり!条件によっては登録できない人もいる

ビズリーチは審査あり!条件によっては登録できない人もいる

ビズリーチは、会員制の転職サイトです。登録すればさまざまな企業からスカウトが受けられます。

ただし、ハイクラスの転職サイトであることから審査に落とされたり、条件によっては登録できなかったりする人もいます。

審査に落とされてしまうケースをはじめ、登録できないケースや登録できるケースなどを確認してみましょう。

水準に満たないキャリアだと審査に落ちる可能性あり

ビズリーチでは登録した情報にもとづいて審査が行われます。しかし、ハイレベルの転職サイトを謳っていることもあり、要求される水準に満たないキャリアだと審査に落ちる可能性があります。

審査基準は非公開であり、審査に落ちる理由は明確にはわからないのが実情です。落とされた理由を問い合わせをしても詳細を教えてもらえません。

ただ、年収が低くても審査に通ったという口コミも見受けられます。登録する際に、経験やスキルなどを適切に記載できれば審査に受かる可能性もあるでしょう。

学生・新卒は登録できない

ビズリーチは転職サービスであるため、在学中の学生は情報収集を目的に登録できません。同様に、新卒採用のマッチングを目的に登録することもできません。

なお、学生向けには「ビズリーチキャンパス」というサービスが用意されています。

ビズリーチキャンパスは、所属する大学・大学院のOB・OGや企業などと接点を作れるキャリア教育プラットフォームです。登録すれば、さまざまな業界で活躍する社会人から情報を得られます

ビズリーチに登録できなかった学生の方はぜひ活用してみてください。

海外在住・外国人の方でも登録できる

海外に住んでいる日本人の方で、ビズリーチに登録できるか気になっている方もいるでしょう。ビズリーチはアクセスできる環境があれば海外在住の方も登録できます

また、日本語の理解者を前提としたサービスであり、日本語がわかれば外国人の方でも登録可能です。ただし、問い合わせは英語では対応していない点には注意してください。

ビズリーチの登録方法・手順【10分程度で完了】

ビズリーチの登録方法・手順

ビズリーチの登録では合計17個の質問に回答していきます。回答にかかる時間はおおよそ10~15分です。

  1. メールアドレスで登録
  2. 性別・住まい・生年月日
  3. 英語のレベル・最終学歴
  4. 転職経験、直近の在籍企業の業界・職種
  5. 氏名、連絡先の個人情報
  6. 転職希望時期・直近の在籍企業での業務内容・スキル・職務要約
  7. 登録完了!審査待ち

登録完了までのステップを7つに分けて説明していきます。

1. メールアドレスで登録(年収も選択する)

ビズリーチのメールアドレス等の入力画面

ビズリーチに登録するにはメールアドレスの入力が必要です。なおパスワード現在の年収も同じ画面で登録しなければなりません。

現在の年収に関しては、「500万円未満」「750-1,000万円」などの項目をリストから選べるようになっています。

それぞれの情報を入力・選択したら、同意・登録ボタンをクリックします。

登録すると認証コードがメールで送られる仕組みです。メールを確認し、認証コードを認証コード入力画面で入力しましょう。

すると、基本情報の入力画面に遷移します。なお、認証コードには有効期限があり、メールが送信されてから1時間以内に入力しなければなりません。

登録したけど認証用メールが届かない

認証用メールが届かない場合は、入力したメールアドレスに誤りがある可能性があります。

メールアドレスが間違っていなければ、認証用メールが迷惑メールフォルダやプロモーションフォルダなどに分類されている可能性も疑いましょう。

さらに、それぞれのフォルダを確認しても見当たらないのであれば、認証用メールがセキュリティ設定等によって受信できていない可能性もあります。

認証用メールは、「ビズリーチ運営事務局(register-code@bizreach.co.jp)」から送信されるので、そのアドレスをふまえてドメイン指定受信設定に問題がないかを確認しましょう。

ドメイン指定受信設定を確認しても認証用メールが届かないのであれば、Gmailをはじめ各種フリーメールのアドレスで登録してみましょう。

メールアドレスは登録後に変更可能

ビズリーチに登録した後に、転職活動用のメールアドレスを用意するケースもあるでしょう。その場合、マイページからメールアドレスを変更できます

具体的には「設定」メニューの「会員情報管理」で「編集する」ボタンを押して変更内容を入力します。「変更を保存する」ボタンを押せば変更完了です。

2. 性別・住まい・生年月日

性別と都道府県の選択画面

男性・女性から性別を選択し、住んでいる都道府県も選択します。

住所を間違えると勤務地から遠いと思われてしまい、求人に応募したときに企業とのマッチングの機会を失いかねないので、正確に選択しましょう。

生年月日の選択画面

生年月日を選択します。生年月日は登録後にも変更可能です。ただし、専用の問い合わせフォームから入力し直す手間がかかるので、初回の登録で正確に入力しましょう。

登録後の氏名は原則不可

登録した氏名は原則として変更できません。ただし、結婚などが理由で戸籍上の氏名が変わったときは変更可能です。

もし変更したい場合、専用の問い合わせフォームから変更を希望する理由と変更後の氏名を入力して変更を申請します。

3. 英語のレベル・最終学歴


英語のレベルの選択画面

英語のレベルを「ネイティブレベル」「ビジネス会話レベル」「日常会話レベル」「基礎会話レベル」「なし」などの項目から選択します。

TOEICの点数を任意で入力することも可能です。ただ、点数が低い場合はかえって英語のスキルが低いことを示してしまいかねません。

「英語活用実態調査 2019」によると、英語を使用する部署の中途採用でもとめられるTOEIC(L&R)の平均スコアは620点でした。目安にして入力を判断してください。

参考:英語活用実態調査 2019(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)

最終学歴の入力画面

最終学歴を「大学院卒(博士)」「大学院卒(MBA)」「大学院卒(修士)」「大学卒」「高校・専門・短大卒」「高卒」「その他」などから選択します。さらに学校名も入力しなければなりません。

学部・学科・専攻については任意で入力可能です。ただ、学校名だけでは専門分野をPRしづらくなるので、学部・学科・選考も入力した方が無難でしょう。

4. 転職経験、直近の在籍企業の業界・職種


転職経験の入力画面

転職経験の有無について「転職経験あり」「転職経験なし」から選択します。一般的には転職経験があると選考で不利になる可能性があります。

可能であれば在籍中に登録して「転職経験なし」を選べるようにしましょう


直近の在籍企業名と在籍期間の入力画面

直近の在籍企業名と部署・役職名を入力します。その後、在籍期間について入社した年と月を選択します。現在勤務している場合、チェックマークの印をつけましょう。

現在勤務していることは、計画的に転職活動をしていることを示すための重要な事実です。印の付け忘れには注意しましょう。

直近の在籍企業における業種と職種の選択画面

直近で在職していた企業における業種を選択します。引き続き同様に、該当する職種も選択します。入力を誤ると、後で記述するキャリアと矛盾が生じてしまいかねません。

審査の際に不自然に思われないように正確に選択しましょう。

5. 氏名、連絡先の個人情報

氏名や連絡先の入力画面

氏名を姓と名に分けて記載します。フリガナは任意での入力です。ちなみに氏名は公開されません。

その後、携帯電話番号を入力します。連絡先は公開されませんが、ビズリーチが会員サポートのために利用することがあります。

6. 転職希望時期・直近の在籍企業での業務内容・スキル・職務要約


転職希望時期や直近の在籍企業における業務内容の入力画面

転職希望時期について「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」「1年以内」「今は転職を考えていない」などの項目から選択します。引き続き、直近の業務内容について担当範囲や成果などがわかるように記載します。

同じ業務内容でも成果は異なってくるので、できるだけ具体的に数値を交えるように記載することが大切です。

たとえば営業職であれば、取引顧客や接客件数、契約件数などを記載しましょう。数値に自信がない場合は、過去の実績を比べて変化を記載するのもありです。

なお、最低50文字以上入力しなければなりません。また、名前や電話番号、メールアドレス、WebサイトのURLなどは記載不可です。

スキルやキャリアの入力画面

職種によって記載するスキルが変わってきます。

たとえば、SE職であれば開発経験が注目されるので、開発に使用したプログラミング言語や開発期間を簡単に記載しましょう。具体的には、「WEBアプリケーションの開発(JAVA✕✕年、PHP■■年)」という記載方法が挙げられます。

仕事が多岐にわたる総務のキャリアをお持ちであれば、幅広い業務スキルをアピールしましょう。「△△名以上のマネジメント経験」「福利厚生の改善企画の経験」、「株式総会の運営による調整力」などが記載例です。

スキルが多いほど企業の採用担当者やヘッドハンターからスカウトされやすくなります。可能な限りスキルを追加するようにしましょう。

ただ、多すぎると優先順位がつけられていない印象を与えてしまいかねないので、5~10個程度を目安にするのがおすすめです。

スキルを追加したら入力した職務要約を記載します。入力欄の下にすでに入力したスキルが表示されるので、そのスキルと関連する内容を職務要約に盛り込みましょう。

職務要約では、主観的な内容では信ぴょう性が薄くなってしまうので、客観的な事実を伝えるように意識します。基本的には、在籍した企業名部署業務内容を時系列で整理して記載していきます。

その中で、業務の経験年数や売り上げの実績などの数値を交えることで、実力をPRできます。「~には自信があります」「~が得意なほうだと思います」などの主観的な表現は排除しましょう。

7. 希望年収・希望業界、職種・勤務地

希望年収や希望業種の選択画面

希望する年収を選択します。希望年収は高めに設定しすぎると、人件費の都合で企業とのマッチングの機会を失う原因になりかねません。自分の市場価値を見極めた上で適切な金額を選ぶようにしましょう。

特に希望がない場合、「問わない(上下限なし)」を選択することも可能です。その後、希望する業種を2つまで選択します。

希望職種と希望勤務地の選択画面

希望の職種を選択します。ちなみに職種は3つまで選択可能です。その後、希望の勤務地を選択します。登録後に詳細を設定することも可能です。

8. 登録完了!審査待ち

興味のある働き方の入力画面と登録完了画面

興味がある働き方を選択します。ちなみに、5つまで選択可能です。

語学を活かした働き方を希望しているのであれば「グローバル事業に携わりたい」を選んだり、プライベートな時間を重視するのであれば「ワーク・ライフ・バランスを大事にしたい」を選んだりするとよいでしょう。

選択を終えると、登録が完了します。1~3営業日で登録の審査が行われるので、審査結果を待ちましょう。審査結果は登録したメールアドレスに送信されます。

ビズリーチは登録していることがバレる心配なし

ビズリーチは登録していることがバレる心配なし

現在勤務している企業に転職活動をしていることが知られると、社内の評価が下がって働きづらくなってしまいます。その点、ビズリーチは登録しても問題はありません。理由を解説していきます。

企業やヘッドハンターからは「氏名」「電話番号」「生年月日」が見えない

ビズリーチでは、企業やヘッドハンターは職務経歴書の内容を確認できる一方で、氏名やメールアドレス、電話番号、生年月日などを確認できません

ただし、求人に応募するときには情報が公開されてしまう点には注意してください。また、「名前を表示」「連絡先を表示」にチェックを入れた状態でスカウトに返信したときにも公開されてしまいます。

チェックの外し忘れにも注意が必要です。

在籍している企業をブロックできる

ビズリーチでは、現在働いている企業をブロックできます。

ブロックするときは、企業ブロック設定画面で「ブロックする企業を追加」のボタンを押します。すると企業の検索画面が表示されるので、現在勤務している企業を検索しましょう。

その後、該当企業にチェックマークを入れて「非公開にする」のボタンを押します。

ブロックされた企業は職務経歴書が確認できなくなるので、在籍している企業に転職活動をしていることがバレません。

まとめ|ビズリーチの審査で合格を目指そう

まとめ

ビズリーチの登録方法について順に解説しました。特定の企業をブロックして転職活動ができる点は、企業に在籍している方でも利用しやすいポイントでした。

メールアドレスの入力を誤ると認証コードが確認できず、情報を登録できません。登録をスムーズに進めるには、正確に入力することが大前提です。

また、ビズリーチの登録では、職務要約の入力も求められていました。主観的な表現では信ぴょう性が薄くなってしまうので、数値を交えながら客観的な情報を記載するようにしましょう。

今回紹介した登録方法を参考にして、ビズリーチの審査で合格を目指してみてください。