ビズリーチの登録手順と抑えるべきポイントを紹介!直近の職種や業務内容など躓く箇所を解説

はじめまして、藤井と申します(35歳)。複数のハイクラス転職サービスを活用し、結果的にビズリーチで転職成功させています。その経験を活かして解説させていただきます。

ビズリーチへの登録は、経験職種や希望年収などを入力して、10分ほどで完了するほど簡単です。

ただ、以下のような疑問や不安があると思います。

  • 登録するのにどんな情報がいるの?
  • 職種や業務内容をどう書けばいいのか
  • 登録しようと思ったけどメールが届かない

ビズリーチで、登録前の注意点を1点だけ。それは登録しても審査が通らないケースがあるということです。(詳しくはこちら

最初にビズリーチのような『ハイクラス転職サービス』の比較表を見てください↓

▼ビズリーチのような
ハイクラス転職サービス『私の総合評価』
サービス名 審査 公開求人数

1位

ビズリーチ_ロゴ画像
ビズリーチ

審査あり 99,808件
  • 年収500〜700万円クラスの人はおすすめ。(私は年収700万+管理職でスカウト40件)
  • 求人数はハイクラスでは最多だった
  • 登録しているヘッドハンター数は約6,200名

2位

dodax_ロゴ画像
doda X

審査なし 約60,000件(2024年10月時点)
  • 年収800〜2,000万円クラスの人はおすすめ。(私は年収700万+管理職でスカウト24件)
  • 登録しているヘッドハンター数が約7,000名(2024年9月時点)
  • ビズリーチと比べてスカウト数が少なかった(ヘッドハンターが少ないor年収700万の私には敷居が高かったか)

3位

リクルートダイレクトスカウト_ロゴ画像リクルートダイレクトスカウト

審査なし 543,110件
  • 年収500〜700万円クラスの人はおすすめ
  • 年収600万円以上の求人が約10万件以上
  • すべてのサービスが無料&登録時の審査なし

4位


ミドルの転職

審査なし 195,367
  • 年収600万以上の管理部門/営業職/IT系の人はおすすめ
  • 35歳以上で専門性・管理者経験がある人
  • ハイクラスで異業種転職に挑戦したい人

審査基準は公表していないので、なぜ自分が審査に落ちてしまったのかは知ることができません。

スカウトサービスは使ってみたいけど、審査に自信が無い人は、審査の無いdoda Xリクルートダイレクトスカウトを使いましょう。登録だけですぐに使うことができます。

ビズリーチを【使うべきじゃない人】

ビズリーチは、ハイクラス向けのサービスなので、ビズリーチでは即戦力になる人材を求めている求人ばかりです。現在の年収が600万以下だったり、専門的な資格・スキルを持っていないと、「企業からのプラチナスカウトが来ない」や「審査に落ちた」などの可能性が高くなるため注意が必要です。

なので、『年収500万以下の人』や、『業界未経験という人』はdodaなどの転職エージェントを利用し、エージェントと相談しながら次のキャリアを決めていくほうが良いでしょう。

ビズリーチを【使うべきじゃない人】に、おすすめの転職サービスなので参考にしてください↓

▼ビズリーチを【使うべきじゃない人】におすすめ
サービス名 転職サービスの種類 公開求人数

1位

doda_ロゴ画像
doda

エージェント型 218,039件
  • ビズリーチにはない年収300万からの求人を扱っている。
  • アドバイザーがめちゃくちゃ丁寧で1時間みっちり話を聞いてもらった。
  • 初めての転職や転職に悩んでいる20〜30代に合う

2位

リクルートエージェント_ロゴ画像
リクルートエージェント

エージェント型 419,019件
  • 求人数が多いので、首都圏はもちろん地方での転職を考えている人にもおすすめできる。
  • 年収500万前後が多いようなので、年収500万へステップUPしたい20代〜40代におすすめ。

3位

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Green

検索型 29,961
  • ITで年収300万〜500万を狙いたい人向け。
  • IT業界最大級の求人数を保持
  • 未経験者向け求人も多数掲載されている。

dodaとリクルートエージェントでは扱っている求人が違うので、2つに登録することで自分の条件に合う職場を早く出会える可能性が高まります。できるだけ両方に登録して転職活動を進めていきましょう。

以上を注意して、ビズリーチの登録方法の説明に入ります。

ビズリーチの登録方法・手順【10分程度で完了】

ビズリーチの登録では以下の情報が必要です。回答にかかる時間はおおよそ10~15分です。

登録完了までのステップごとに説明していきます。

1. メールアドレス、またはGoogleアカウントなどで登録

ビズリーチのメールアドレス等の入力画面

ビズリーチに登録するには、以下のどちらかが必要です。

  • メールアドレス
  • FacebookやGoogleアカウント、Apple IDなど(こちらの方が簡単)

メールアドレスで登録すると認証コードがメールで届くので、それを入力してから登録に進みます。

FacebookやGoogleアカウントで新規登録する場合、認証コードの入力はなくすぐ登録に進みます。

メールアドレスだと認証コードが届かないことがあるので、できればGoogleやApple ID、Facebookなどのアカウントで登録した方が楽です。

2. 性別・住まい・生年月日

性別と都道府県の選択画面

男性・女性から性別を選択し、住んでいる都道府県も選択します。

住所を間違えると勤務地から遠いと思われてしまい、求人に応募したときに企業とのマッチングの機会を失いかねないので、正確に選択しましょう。

生年月日の選択画面

生年月日を選択します。生年月日は登録後にも変更可能です。ただし、専用の問い合わせフォームから入力し直す手間がかかるので、初回の登録で正確に入力しましょう。

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3. 英語のレベル・最終学歴


英語のレベルの選択画面

英語のレベルを「ネイティブレベル」「ビジネス会話レベル」「日常会話レベル」「基礎会話レベル」「なし」などの項目から選択します。

英語スキル「なし」であっても特に問題はないので、自身でどのくらい英語が話せるかを考えて適当に入力してOKです。

英語力をアピールしたい方はTOEICの点数を入力すると良いです。

ちなみに、「英語活用実態調査 2019」によると、英語を使用する部署の中途採用でもとめられるTOEIC(L&R)の平均スコアは620点でした。目安にして入力を判断してください。

参考:英語活用実態調査 2019(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)

最終学歴の入力画面

最終学歴を「大学院卒(博士)」「大学院卒(MBA)」「大学院卒(修士)」「大学卒」「高校・専門・短大卒」「高卒」「その他」などから選択します。さらに学校名も入力しなければなりません。

学部・学科・専攻については任意ですが、学校名だけでは専門分野をPRしづらいので入力した方が無難です。

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4. 転職経験、直近の在籍企業の業界・職種


転職経験の入力画面

直近の在籍企業名と在籍期間の入力画面

直近の在籍企業名と部署・役職名を入力します。その後、在籍期間について入社した年と月を選択します。現在勤務している場合、チェックマークの印をつけましょう。

現在勤務していることは、計画的に転職活動をしていることを示すための重要な事実です。印の付け忘れには注意しましょう。

直近の在籍企業における業種と職種の選択画面

直近で在職していた企業における業種を選択します。

選択肢に該当する職種・業界がない場合
選択肢に直近の業種や職種がない場合、近い業種・職種を選択すれば良いです。

念の為、このあとに入力する「直近の在籍した企業での業務内容」で、「業種・職種は近いものを選択しました」と付け加えておくといいです。

5. 氏名、連絡先の個人情報

氏名や連絡先の入力画面

氏名を姓と名に分けて記載します。フリガナは任意での入力です。

氏名を入力しても公開されることはないので安心してください。

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6. 転職希望時期・直近の在籍企業での業務内容・スキル・職務要約


転職希望時期や直近の在籍企業における業務内容の入力画面

転職希望時期については「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」「1年以内」「今は転職を考えていない」から選択します。

転職希望時期は「3ヶ月 or 6ヶ月以内」を選択すべき
スカウトを打つ担当者は、管理画面で「求職者の転職希望時期:3ヶ月以内」などと絞り込むことができます。

採用担当者やヘッドハンターは、すぐに転職できる人を優先的にスカウトしていきます。「今は転職を考えていない」を選んだ場合、スカウトは見込めないです。仮に、今すぐの転職を考えていなかったとしても、自分の市場価値を知るためにスカウトが欲しいのであれば、「3ヶ月以内」や「6ヶ月以内」を選んでください。

※本音と建前をうまく使いましょう!

直近の業務内容は「簡単に箇条書き」でもOK

直近の業務内容は細かく書くのがベストですが、一旦やってきたことを箇条書き+補足くらいで書いても問題ありません。

ちゃんと詳しく書くver

■営業の場合

【具体的な仕事内容】
法人営業
・20XX年4月入社 営業部に配属、主に都内の新規開拓を担当
・20XX年4月 リーダーに昇格。既存顧客対応・新規開拓のほか、メンバー5名の教育を担当

<営業商材>
各種情報機器やセキュリティ商材(ICT関連商品)
・エリア/東京都内
・顧客/100社を担当(●●業界や●●業界がメイン)
・既存顧客5割・新規開拓5割

<内容>
◎既存顧客の対応/新しいサービスや商材の提案・プランの変更・定期訪問
◎新規開拓のための書類作成、営業先のリストアップ
◎技術部門との連携
◎サービス導入・商品納品の際の立ち合い
◎納品後のフォロー

<実績>
20XX年/●●万円(110%達成)●●で表彰(●名中)
20XX年/●●万円(108%達成)
20XX年/●●万円(109%達成)

簡単ver(箇条書き+補足)

■営業の場合

営業・マネジメント・教育など幅広い業務に従事しました。

◎既存顧客対応・新規開拓のほか、メンバー5名の教育を担当
◎既存顧客の対応/新しいサービスや商材の提案
◎新規開拓のための書類作成、営業先のリストアップ
◎技術部門との連携
◎サービス導入・商品納品の際の立ち合い
◎納品後のフォロー

ここで入力した内容はあとで編集できるので、時間がない・入力するのが面倒なら簡単verで入力すればいいです。

ちなみに、名前や電話番号、メールアドレス、WebサイトのURLなどは記載不可です。

スキルやキャリアの入力画面

スキルは選択肢か自身で入力し、職務要約も書きます。

入力例を参考にどうぞ(あとで修正できるのでざっくりでOK)

▼スキル入力例

  • △△名以上のマネジメント経験
  • 福利厚生の改善企画の経験
  • 株式総会の運営による調整力
  • 多部門にわたって組織をまとめるマネジメント能力
  • 市場分析、競合分析によるマーケティング施策の立案
  • データ分析を元にした新規顧客開拓力
  • 経営幹部陣との合意形成力
  • WEBアプリケーションの開発(JAVA✕✕年、PHP■■年)

▼職務要約(営業ver)

医療機器の法人営業として約3年間、BtoB集客ツールの法人営業として約3年間、合計約6年間の法人営業の経験を積んできております。特に現職では、売上1億~5億円規模の企業メインに開拓・担当し、クライアント企業の商品を広めるための集客に貢献をしてきております。

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7. 希望年収・希望業界、職種・勤務地

希望年収や希望業種の選択画面

希望する年収を選択します。特に希望がない場合、「問わない(上下限なし)」を選択することも可能です。

その後、希望する業種を2つまで選択します。

希望職種と希望勤務地の選択画面

希望の職種を選択します。ちなみに職種は3つまで選択可能です。その後、希望の勤務地を選択します。登録後に詳細を設定することも可能です。

>>ビズリーチの登録を始める

8. 登録完了!

興味のある働き方の入力画面と登録完了画面

興味がある働き方を選択します。ちなみに、5つまで選択可能です。

語学を活かした働き方を希望しているのであれば「グローバル事業に携わりたい」を選んだり、プライベートな時間を重視するのであれば「ワーク・ライフ・バランスを大事にしたい」を選んだりするとよいでしょう。

選択を終えると、登録が完了します。1~3営業日で登録の審査が行われ、審査結果が登録したメールアドレスに送信されます。

一度登録したあとでも、業務内容や経験などは随時修正することができます。情報が薄すぎて審査に通るか不安になってきた場合は、1日以内に加筆修正作業に取り掛かりましょう。

>>ビズリーチの審査に関する疑問

ビズリーチは登録していることがバレる心配なし

ビズリーチは登録していることがバレる心配なし

現在勤務している企業に転職活動をしていることが知られると、社内の評価が下がって働きづらくなってしまいます。その点、ビズリーチは登録しても問題はありません。理由を解説していきます。

登録しても「氏名」「電話番号」「生年月日」は公開されない

ビズリーチでは、企業やヘッドハンターは職務経歴書の内容を確認できる一方で、氏名やメールアドレス、電話番号、生年月日などを確認できません

ただし、求人に応募するときには情報が公開されてしまう点には注意してください。また、「名前を表示」「連絡先を表示」にチェックを入れた状態でスカウトに返信したときにも公開されてしまいます。

チェックの外し忘れにも注意が必要です。

在籍している企業をブロックできる

ビズリーチでは、現在働いている企業をブロックできます。

ブロックするときは、企業ブロック設定画面で「ブロックする企業を追加」のボタンを押します。すると企業の検索画面が表示されるので、現在勤務している企業を検索しましょう。

その後、該当企業にチェックマークを入れて「非公開にする」のボタンを押します。

ブロックされた企業は職務経歴書が確認できなくなるので、在籍している企業に転職活動をしていることがバレません。

>>ビズリーチに無料登録する

ビズリーチの登録に関する疑問

ビズリーチは審査あり!条件によっては登録できない人もいる

ビズリーチの登録に関する疑問をまとめました。

学生・新卒は登録できない

ビズリーチは転職サービスであるため、在学中の学生は情報収集を目的に登録できません。同様に、新卒採用のマッチングを目的に登録することもできません。

なお、学生向けには「ビズリーチキャンパス」というサービスが用意されています。

ビズリーチキャンパスは、所属する大学・大学院のOB・OGや企業などと接点を作れるキャリア教育プラットフォームです。登録すれば、さまざまな業界で活躍する社会人から情報を得られます

ビズリーチに登録できなかった学生の方はぜひ活用してみてください。

海外在住・外国人の方でも登録できる

海外に住んでいる日本人の方で、ビズリーチに登録できるか気になっている方もいるでしょう。ビズリーチはアクセスできる環境があれば海外在住の方も登録できます

また、日本語の理解者を前提としたサービスであり、日本語がわかれば外国人の方でも登録可能です。ただし、問い合わせは英語では対応していない点には注意してください。

登録後の氏名は原則不可

登録した氏名は原則として変更できません。ただし、結婚などが理由で戸籍上の氏名が変わったときは変更可能です。

もし変更したい場合、専用の問い合わせフォームから変更を希望する理由と変更後の氏名を入力して変更を申請します。

メールアドレスは登録後に変更可能

ビズリーチに登録した後に、転職活動用のメールアドレスを用意するケースもあるでしょう。

その場合、マイページからメールアドレスを変更できます

具体的には「設定」メニューの「会員情報管理」で「編集する」ボタンを押して変更内容を入力します。「変更を保存する」ボタンを押せば変更完了です。

登録したけど認証用メールが届かない

認証用メールが届かない場合は、以下の問題があるかもしれません。

  • 入力したメールアドレスが間違っていた
  • 迷惑メールフォルダに分類されてしまった

上記のどちらでもない場合、認証用メールがセキュリティ設定等によって受信できていない可能性もあります。

認証用メールは、「ビズリーチ運営事務局(register-code@bizreach.co.jp)」から送信されるので、そのアドレスをふまえてドメイン指定受信設定に問題がないかを確認しましょう。

まとめ|ビズリーチの審査通過を目指そう

まとめ

ビズリーチの登録方法について順に解説しました。特定の企業をブロックして転職活動ができる点は、企業に在籍している方でも利用しやすいポイントでした。

メールアドレスの入力を誤ると認証コードが確認できず、情報を登録できません。登録をスムーズに進めるには、正確に入力することが大前提です。

また、ビズリーチの登録では、職務要約の入力も求められていました。主観的な表現では信ぴょう性が薄くなってしまうので、数値を交えながら客観的な情報を記載するようにしましょう。

今回紹介した登録方法を参考にして、ビズリーチの審査で合格を目指してみてください。