コンサル転職におすすめの転職エージェントを領域別に全10選紹介

コンサル業界へ転職するなら、コンサル企業への支援実績が豊富な転職エージェントを活用しましょう。

コンサルティングファームでは、求人を一般に公開していなかったり、独自の選考試験を導入したりしているため、自力での転職は多くの人にとってほぼ不可能です。専門領域やファームに合わせた転職エージェント選びが、コンサル転職を成功させる第一歩といえます。

この記事では、コンサルの領域別おすすめ転職エージェントを紹介します。

プロジェクトマネジメント企業で採用責任者を務めた筆者より、コンサル転職で覚えておきたい転職エージェントの活用法も紹介するので、参考にしてください。

【この記事で紹介する転職エージェント一覧】

転職エージェント 特徴・特におすすめの人
ムービン ・コンサルティングファームへの転職支援実績No.1
・大手外資系・日系コンサルファームを目指す方
エグゼクティブリンク ・コンサルティングファームへの年間内定者数500名
・フェルミ推定、ビジネスケースなどの試験対策重視の方
アクシスコンサルティング ・コンサル・ポストコンサルの転職支援に特化
・未経験から総合・戦略系コンサルを目指す方
KOTORA ・金融・コンサル業界の転職支援に強い
・ファイナンス関係の実務経験が豊富な方
アンテロープ ・財務系コンサルファームなどの求人多数
・公認会計士などの資格や高いスキルのある方
コンコード ・ケース面接などの個別指導に注力したサービス
・組織・人事系や医療系コンサルを目指す方
MS Agent ・管理部門・士業に特化した転職エージェント
・事業会社の人事経験を生かして組織・人事系を目指す方
レバテックキャリア ・IT・web業界の転職支援に特化
・多数の求人からITコンサル転職の選択肢を増やしたい方
リーベル ・ITプロフェッショナルの転職支援に特化
・ITコンサルやプロジェクトマネージャーを目指す方
JACリクルートメント ・外資系に強いハイクラス向け転職エージェント
・外資系ファームを目指す40歳以上の方
筆者プロフィール
プロジェクトマネジメント企業にて、20代のポテンシャル採用からシニアのプロフェッショナル採用までを責任者として担当。25以上の転職エージェント・求人サイト・スカウトサービスを採用担当として活用した経験あり。

コンサルティングの領域に特化した転職エージェントを選ぼう

コンサルティング業界の種別

一口にコンサルティングファームといっても、扱う領域やクライアントの事業規模、外資・日系など、さまざまな切り口でジャンル分けできます。代表的・注目のコンサルティング領域は以下5つです。

領域 代表的な企業
総合・戦略系 ・マッキンゼー・アンド・カンパニー
・ボストンコンサルティンググループ(BCG)
・ベイン・アンド・カンパニー
・デロイトトーマツコンサルティング
・ドリームインキュベータ
金融・財務系 ・PwCアドバイザー
・KPMG FAS
・EYトランザクション・アドバイザリー・サービス
組織・人事系 ・マーサージャパン
・タワーズワトソン
・コーンフェリー・ジャパン
IT系 ・アクセンチュア
・ガートナージャパン
・タタ コンサルタンシー サービシズ ジャパン
医療系 ・メディヴァ
・日本経営グループ
・KPMGヘルスケアジャパン

領域や企業ごとに必要な対策が大きく異なるため、コンサル業界に強い転職エージェントを選ぶ際には、得意とする領域と実績の2点で選ぶことが大切です。

ここからは、領域別におすすめの転職エージェントをご紹介します。

総合・戦略系コンサルに強い転職エージェント

総合・戦略系コンサル

総合・戦略系コンサルティングファームは、企業の経営課題の解決や事業戦略の立案など、経営の根幹に関わるコンサルティングサービスを展開する企業です。

戦略コンサルBIG3として知られるマッキンゼー、BCG、ベインのようなグローバル企業を中心に、ドリームインキュベータ、アビームコンサルティングなどの日系コンサル企業も活躍しています。

コンサル業界の中でも転職希望者が多く、外資系戦略ファームの内定率は1%以下ともいわれるほど狭き門です。適切な選考対策を実施してくれる転職エージェントを選びましょう。

総合・戦略系コンサルティングファームへの転職でおすすめのエージェントは、以下3社です。

転職エージェント名 特徴・特におすすめの人
ムービン ・コンサル特化エージェントとして25年以上の実績
・大手総合・戦略ファームに転職したい方
エグゼクティブリンク ・コンサルティングファームへの年間内定者数500名
・ケース面接などのコンサル試験対策を重視する方
アクシスコンサルティング ・コンサル転職・ポストコンサル転職に特化
・長期的な視点でコンサル転職したい未経験の方

それぞれの特徴をご紹介します。

ムービン|コンサル業界への転職支援実績No.1

ムービン

(出典:ムービン公式サイト

「ムービン」は、日本初のコンサルティング業界特化型の転職エージェントとして、25年以上の支援実績をもつサービスです。約350社の外資系・日系コンサルティングファームをクライアントとし、求職者の転職支援を行っています。

【特徴】

  • 数千名におよぶコンサルタントへのキャリアチェンジ支援実績
  • 国内で中途採用を行うほぼすべてのコンサルティングファームを網羅
  • コンサルティングファーム出身のキャリアコンサルタントが多数在籍

▼転職支援実績の例
ムービン転職支援実績

(出典:ムービン公式サイト

▼紹介企業の例

ムービン紹介企業の例

(出典:ムービン公式サイト

【公開求人例】

企業名 ポジション
ボストンコンサルティンググループ 戦略コンサルタント
EYストラテジー・アンド・コンサルティング 戦略コンサルタント
PwCコンサルティング 企業変革・戦略コンサルタント
転職エージェントは、求職者の仕事探しにおけるパートナーであると同時に、企業の採用活動におけるパートナーでもあります。実績豊富なムービンを経由して応募することで、「ムービンから紹介された人材なら今回も良い人だろう」と思ってもらえる可能性があります。ムービンがもつ企業との強いコネクションは、コンサル転職におけるアドバンテージとなるでしょう。

エグゼクティブリンク|ケース面接対策講座が充実

エグゼクティブリンク

(出典:エグゼクティブリンク公式サイト

「エグゼクティブリンク」は、コンサルティングファームへの年間内定者数500名以上を誇るコンサル特化型の転職エージェントです。独自の面接対策により、コンサルティングファームごとの選考に備えることができます。

【特徴】

  • 過去7,000回以上の面接試験のデータを活用した独自の面接対策資料あり
  • フェルミ推定、ビジネスケースなどコンサルファームごとの試験対策を実施
  • マッキンゼーやBCG出身者によるケース面接対策講座あり

▼ケース面接対策講座
ケース面接対策講座

(出典:エグゼクティブリンク公式サイト

▼紹介企業の例
エグゼクティブリンク企業紹介

(出典:エグゼクティブリンク公式サイト

コンサルティングファームへの転職において、ケース試験対策などは必須です。エグゼクティブリンクを活用すれば、実際の試験に近い形で模擬面接を受けたり、面接官が見ているポイントを抑えた回答を理解したりできるでしょう。自分一人で対策するよりも、選考通過率が格段に上がると考えられます。

アクシスコンサルティング|未経験からのコンサル転職にも強い

アクシスコンサルティング

(出典:アクシスコンサルティング公式サイト

「アクシスコンサルティング」は、コンサルタントを目指す人と、事業会社などへの転職を目指す現役コンサルタントのための転職エージェントです。平均サポート期間が3年と長く、じっくりと自分のキャリアに向き合った転職活動をしたい方におすすめです。

【特徴】

  • 大手コンサルティングファームの4人に1人が登録
  • 未経験からのコンサルタント転職支援の実績が豊富
  • フリーコンサルの転職支援も可能

▼紹介企業の例
アクシスコンサルティング紹介企業の例

(出典:アクシスコンサルティング公式サイト

【公開求人例】

企業名 ポジション 想定年収
A.T.カーニー 経営戦略コンサルタント 700万~
アーサー・D・リトル・ジャパン 経営戦略コンサルタント 700万~
ローランド・ベルガー 経営戦略コンサルタント 700万円~
コンサルティングファームに中途入社する場合、一定の実績を持っていることが大切です。未経験からのコンサル転職に強く、平均サポート期間も長いアクシスコンサルティングなら、実績を積んだうえでコンサル転職を目指す長期プランも相談できるでしょう。

金融・財務系コンサルに強い転職エージェント

金融・財務系コンサル

金融・財務系コンサルティングファームでは、クライアントの資金調達やM&A、投資戦略などに関するコンサルティングサービスを提供しています。

未経験からの転職は難しく、事業会社の財務部門や経営企画、証券会社などでの業務経験が必要です。実務レベルを測るためのモデルテストなどが実施される場合もあるため、転職エージェントを活用して選考対策にも力を入れましょう。

金融・財務系コンサルティングファームへの転職におすすめのエージェントは、以下3つです。

転職エージェント名 特徴・特におすすめの人
KOTORA ・金融・コンサル業界のハイクラス転職に強い
・プロフェッショナルとして実務経験が豊富な方
アンテロープ ・財務系コンサルティングファームなどの求人多数
・公認会計士など高いスキルや経験を持つ方
コンコード ・ファーム独自の試験対策に強み
・ケースインタビューなどの対策を重視する方

それぞれの特徴をご紹介します。

KOTORA|金融・コンサルに強いハイクラス向け

KOTORA

(出典:KOTORA公式サイト

「KOTORA」は、金融・コンサルに強いハイクラス向けの転職エージェントです。大手銀行や証券会社など、金融業界出身のキャリアコンサルタントが多数在籍しており、専門性を理解したサポートを受けられます。

【特徴】

  • 外資・日系の財務系コンサルファーム求人を多数保有
  • プロフェッショナルの転職支援に特化
  • 入社後のアフターフォローサービスあり

▼紹介企業の例
KOTORA紹介企業の例

(出典:KOTORA公式サイト

【公開求人例】

企業 ポジション 想定年収
大手FAS M&Aアドバイザリー ~1,400万円
大手税理士法人 事業承継コンサルタント ~1,200万円
独立系財務戦略コンサルファーム コンサルティング営業 500~1,200万円
私は企業の採用担当としてKOTORAを利用していました。企業とも求職者とも密にコミュニケーションを取り、柔軟に対応してくれる転職エージェントです。求職者の個別具体的な要望を丁寧に伝えてくれるため、安心して相談できるサービスといえます。

アンテロープ|ファイナンス領域で確たる実績のある方に

アンテロープ

(出典:アンテロープ公式サイト

「アンテロープ」は、金融・コンサル業界に特化したハイクラス向け転職エージェントです。利用者は20代後半~40代が多く、現在年収700万円以上の方が60%を占めます。

【特徴】

  • 金融業界出身のコンサルタントが多数在籍
  • コンサルタントの指名が可能
  • 登録者は金融・コンサル業界の経験者が多い

▼紹介企業の例
アンテロープ紹介企業の例

(出典:アンテロープ公式サイト

【公開求人例】

企業 ポジション 想定年収
国内最大級の監査法人 コンサルタント
(投資リスクマネジメント領域)
500~900万円
外資系財務プロフェッショナル・ファーム デューデリジェンス 600~1,000万円
PwCアドバイザリー合同会社 トランザクションサービス 600~2,500万円
アンテロープの求人は、約73%が非公開です。高い専門性を求められる秘匿性の高いポジションや、好条件の求人を紹介してもらえる可能性があります。ファイナンス領域で確たる実績を築いている方、公認会計士などの有資格者の方は、ぜひ登録して求人内容を確認してみましょう。

コンコード|キャリアチェンジや事業会社への転職も

コンコード

(出典:コンコード公式サイト

「コンコード」は、コンサルタントにキャリアチェンジしたい方、コンサルタントから事業会社などに転職したい方に特化した転職エージェントです。コンサルティングファームやPEファンドなどへの転職支援を強みとしています。

【特徴】

  • 登録者のうち26%が20代、41%が30代
  • 戦略コンサルや投資銀行出身のコンサルタントが多数在籍
  • ケースインタビューなどのオリジナル選考に対する個別指導が充実

【公開求人例】

企業 ポジション 想定年収
世界最大規模の
外資系コンサルティングファーム
PMIコンサルタント 450~3,000万円
大手外資系FASファーム 金融機関向けの
戦略アドバイザリー
550~1,500万円
投資銀行も兼ねる証券会社 M&Aコンサルタント 500~2,000万円
コンコードでは、コンサルティングファームなどによる個社セミナーを頻繁に実施しています。ファームの担当者と直接会話できるチャンスであるため、ぜひ積極的に活用してください。

組織・人事系コンサルに強い転職エージェント

組織・人事系コンサル

人的資本経営の推進や働き方の多様化などにより、人事や組織に関する課題を抱える企業は増加しています。組織・人事系コンサルティングファームでは、人事制度のアドバイザリーや採用戦略・育成計画の立案、M&A後の組織統合など、多様な問題解決を求められます。

組織・人事系コンサルティングファームのほか、大手総合系ファームやFASなどでも組織・人事系コンサルタントの採用があるため、自身の強みや目指すキャリアに合わせて転職先を選びましょう。

組織・人事系コンサルタントへの転職におすすめのエージェントは、以下3つです。

転職エージェント名 特徴・特におすすめの人
ムービン ・350社以上のコンサル会社と取引あり
・未経験から組織・人事系コンサルを目指す方
MS Agent ・管理部門・士業に特化した転職エージェント
・事業会社の人事部で実務経験がある方

それぞれの特徴をご紹介します。

ムービン|コンサル業界への転職支援実績No.1

ムービン

(出典:ムービン公式サイト

「ムービン」は、日本初のコンサルティング業界特化型の転職エージェントとして、25年以上の支援実績をもつサービスです。約350社の外資系・日系コンサルティングファームをクライアントとし、求職者の転職支援を行っています。

【特徴】

  • 数千名におよぶコンサルタントへのキャリアチェンジ支援実績
  • 国内で中途採用を行うほぼすべてのコンサルティングファームを網羅
  • コンサルティングファーム出身のキャリアコンサルタントが多数在籍

▼紹介企業の例
ムービン企業紹介の例

(出典:ムービン公式サイト

【公開求人例】

企業名 ポジション
野村総合研究所 経営コンサルタント(組織・人材マネジメント)
コーン・フェリージャパン コンサルタント(アソシエイト)
マーサージャパン 組織人事コンサルタント
ムービンでは、人事経験者だけでなく、営業などの未経験から組織・人事系コンサルへの転職支援を成功させた実績も紹介されています。未経験転職では企業への適切なアピールが重要となるため、ノウハウのある転職エージェントをぜひ活用してください。

MS Agent|管理部門や士業の方に特化

MS Agent

(出典:MS Agent公式サイト

「MS Agent」は、管理部門や士業の方に特化した転職エージェントです。事業会社の管理部門だけでなく、組織・人事系コンサルティングファームの求人も取り扱っています。

【特徴】

  • 創業30年以上で約26,000人の転職サポート実績あり
  • 大手上場企業、外資系企業、監査法人などの求人を多数保持
  • 全体の90%が非公開求人で、MS Agentの独占求人も多数

【公開求人例】

企業名 ポジション 想定年収
人事戦略コンサルティングファーム 人事戦略コンサルタント
(未経験可)
500~1,500万円
大手監査法人 組織・人事制度改革アドバイザリー 400~900万円
準大手コンサルティング会社 人事コンサルタント 400~800万円
事業会社で人事や採用、研修を担当していた方が、キャリアアップとして組織・人事系コンサルを目指すパターンは多くあります。管理部門に強いMS Agentなら、これまでの業務経験を適切にアピールして、組織・人事系コンサルへの転職をサポートしてくれるでしょう。

IT系コンサルに強い転職エージェント

IT系コンサル

DX(デジタルトランスフォーメーション)に注目が集まる昨今、ITコンサルタントの市場規模は急成長しています。SIerなどで開発や要件定義の経験が豊富な方、プロジェクトマネジメントの実務経験がある方などは、キャリアアップとしてITコンサルタントを目指す方も多いでしょう。

IT系コンサルを目指す方は、必ず業界動向や専門用語を理解して話のできる転職エージェントを選びましょう。自身の経験を正しく理解するとともに、企業の事業・求人内容を把握できるコンサルタントでなければ、転職のミスマッチが起こる危険性があります。

IT系コンサルの転職におすすめのエージェントは、以下3つです。

転職エージェント名 特徴・特におすすめの人
レバテックキャリア ・IT・web業界の転職支援に特化
・多数の求人からITコンサル転職の選択肢を増やしたい方
リーベル ・ITプロフェッショナルの転職支援に特化
・20~30代のIT経験者向け
JACリクルートメント ・外資系に強いハイクラス向け転職エージェント
・40歳以上のIT経験者向け

それぞれの特徴をご紹介します。

レバテックキャリア|IT・web業界に特化した転職エージェント

レバテックキャリア

(出典:レバテックキャリア公式サイト

「レバテックキャリア」は、IT・web業界に特化した転職エージェントです。事業会社のSEやSlerの求人のみならず、ITコンサルタント求人も多数保有しています。

【特徴】

  • 取引企業数5,000社以上
  • 希望企業への転職成功率が96%
  • 転職成功者の年収アップ率80%

【公開求人例】

企業名 ポジション 想定年収
株式会社野村総合研究所 ITコンサルタント 600~1,400万円
SCSK株式会社 事業企画/ITコンサルタント 440~1,200万円
アクセンチュア株式会社 ITコンサルタント/PM 400~1,000万円
IT・web特化型転職エージェントの中でも、豊富な求人数を誇るレバテックキャリア。ITコンサルタントの公開求人だけで700件以上を保有しています。大手外資系ITコンサルファームだけでなく、日系事業会社などでのITコンサルポジションに関心のある方は、ぜひチェックしてください。

リーベル|ITプロフェッショナルを目指す方向け

リーベル

(出典:リーベル公式サイト

「リーベル」は、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなど、ITプロフェッショナルを目指す方の支援に強い転職エージェントです。IT人材の転職支援に特化し、20年以上の実績を誇ります。

【特徴】

キャリアコンサルタントが全員IT業界の出身者

  • 登録者の約8割が20~30代
  • 企業ごとの傾向に合わせた選考対策を実施

▼紹介企業の例
リーベル紹介企業の例

(出典:リーベル公式サイト

▼各社内定率の例
リーベル内定実績

(出典:リーベル公式サイト

リーベルでは、2年連続野村総合研究所への内定率第1位、アビームコンサルティングの内定率も過去4度第1位になるなど、高い内定実績を持っています。ITコンサルタントとして日系大手コンサル企業に転職したい方におすすめです。

JACリクルートメント|外資系企業の転職に強いハイクラス向け転職エージェント

JACリクルートメント

(出典:JACリクルートメント公式サイト

「JACリクルートメント」は、外資系企業の転職に強いハイクラス向け転職エージェントです。IT業界に特化したコンサルタントも在籍しています。

【特徴】

  • イギリス発祥の転職エージェントでグローバル企業への転職支援に強い
  • 転職成功者の約半数が40代以上でミドル・シニア世代の支援に強い
  • 転職支援実績43万人以上

▼紹介企業の例
JACリクルートメント企業紹介の例

(出典:JACリクルートメント公式サイト

【公開求人例】

企業 ポジション 想定年収
IT・技術コンサル会社 ITコンサルタント 600~1,500万円
IT・技術コンサル会社 デジタル戦略コンサルタント 532~1,335万円
外資系ソフトウェアベンダー アプリケーションコンサルタント 600~1,200万円
私は、プロジェクトマネジメント企業の採用責任者としてJACリクルートメントにお世話になりました。大手転職エージェントの中でもサポートの質や専門性の高さが際立っており、ハイクラス転職を希望する方に強くおすすめします。現在年収600万円以上でITコンサルタントに転職したい方は、ぜひチェックしてください。

コンサル転職成功に向けた転職エージェント活用5つのコツ

コンサル転職成功に向けた転職エージェント活用5つのコツ

最後に、コンサル業界に転職するうえで覚えておきたい、転職エージェントの活用方法をご紹介します。

コンサルティングファームでは、業界や企業ならではの独自選考が実施される場合がほとんどです。転職エージェントの支援実績から得られるノウハウを十分に活用し、狭き門を通過できるよう能動的に動きましょう。

コツ1|応募したい企業とのコネクションが強いエージェントを選ぶ

転職エージェントを選ぶ際は、希望するコンサルティングファームの採用責任者や役員等とのコネクションが強いサービスを選びましょう。

志望しているコンサルティングファームの注力事業や今後のビジョン、採用計画などを把握している転職エージェントにサポートしてもらうことで、適切に自分の強みをアピールする方法がわかります。

【転職エージェントと得意なファームの例】

転職エージェント 得意なコンサルティングファーム
ムービン ・マッキンゼー(毎年1位or2位の支援実績)
・BCG(毎年1位or2位の支援実績)
・デロイトトーマツコンサルティング(10年以上支援実績1位)
リーベル ・アビームコンサルティング(2年連続内定率1位)
・株式会社野村総合研究所(2年連続内定率1位)
企業側も、事情に明るい転職エージェントを信頼して採用活動を展開しています。関係の深い転職エージェントからの紹介であれば、「○○が推薦する人材ならぜひ会ってみよう」と思えるのは当然のこと。「どの転職エージェントから紹介してもらうか」は、求職者の想像以上に重要です。

コツ2|企業のカルチャーを確認する

特にコンサル業界が初めての方は、入社後コンサル業界・企業ならではの社風に困惑することがあります。転職エージェントを活用して、独自のカルチャーを確認しておきましょう。

転職エージェントにヒアリングする際は、ミスマッチが起きやすい以下の要素を確認することをおすすめします。

  • 人材の評価軸
  • 従業員同士・上司と部下のコミュニケーション
  • 報酬制度
憧れのコンサルティングファームに入社後、思わぬミスマッチで早期離職することにならないよう、転職エージェントを活用してリアルな情報を収集しましょう。

コツ3|履歴書・職務経歴書の添削を受ける

コンサル業界に応募する前に、必ず転職エージェントに履歴書・職務経歴書をチェックしてもらいましょう。

コンサル業界では、より業務実績やスキルを重視する傾向があります。また、応募書類から論理的思考力や表現力も見られています。

転職エージェントが持つ紹介実績から得られたノウハウで、選考者の目を引く応募書類になるよう、添削を受けてください。

高学歴な若手人材を中心に、コンサル業界を志す人が増えています。選考倍率が高い中で、いかに自分が企業に貢献できる人材であるかを効果的にアピールできるよう、アドバイスをもらってください。

コツ4|模擬面接を受ける

面接を受ける前には、必ず転職エージェントの模擬面接を受けてください。

コンサルタントの面接は、単に経歴や論理的思考力だけを見ているのではありません。コンサルタントの仕事はBtoBのクライアントワークがメインであるため、人物面も評価ポイントです。

  • 基本的なビジネスマナー
  • コミュニケーションスキル
  • 折衝力
  • 好感度

上記の点も面接で評価されていることを意識して模擬面接を実施し、フィードバックを受けましょう。

コツ5|ケーススタディなどの独自試験対策を受ける

コンサル企業の転職試験として、ケーススタディを思い浮かべる方が多いでしょう。

ケース試験は、論理的思考力や思考を続けるバイタリティ、発想力などを確認するテストであり、訓練が必要です。また、専門性の高さを確認するモデルテストなどを実施する企業もあります。

また、各社独自の選考方法や選考基準を設けているため、個社ごとの対策は必須です。模擬試験の数をこなし、本番で実力を発揮できるように準備してください。

ケース対策の本を読むだけでは、実際の質疑対応には不十分です。多くのケース試験を見てきた転職エージェントを相手に、自分の論理展開をチェックしてもらったり、想定される質問等をしてもらったりして、実践力を高めましょう。

コンサル転職は必ず実績豊富な転職エージェントを活用する       

コンサル転職は必ず実績豊富な転職エージェントを活用する

コンサル業界への転職は、企業選び、選考対策など、多くの点でその他の転職活動と異なります。必ずコンサル業界の転職に強いエージェントを選びましょう。

また、企業が信頼している転職エージェントから紹介されることが、アドバンテージになります。未経験からコンサルを目指す人、ファームtoファームで転職する人も、必ず実績が豊富な転職エージェントを活用してください。

コンサル転職は狭き門です。自ら積極的に転職エージェントを活用する姿勢を忘れず、能動的に活動を進めましょう。