テレオペ・テレマーケティング派遣の平均時給・月給・求人数

平均時給としては一般的な事務職より「少し高いかな」といった感じです。アウトバウンドでノルマがある・販促で売上げに対するボーナスがある仕事では、さらに高額になります。
性格的に合っていれば、高時給が狙えます。コールセンター・テレマーケティングの需要は常にあります。派遣社員が多いので、正社員に気遣う必要が少なく、働きやすい職場とも言えます。
テレマーケティングのデータ
▼全国平均の統計データ
平均時給 | 1,450円 |
---|---|
平均月給 | 27万~30万円 (>>エリア別の平均給料) |
求人数 | 全国2,500件以上 (>>求人数が多い派遣会社) |
▼エリア別の平均給料
東京 | 1,500円 |
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大阪 | 1,300円 |
札幌 | 1,100円 |
福岡 | 1,100円 |
▼求人数が多い派遣会社
派遣テレマーケティングの時給、月給
では、さらに詳しくテレオペについて「時給」「月給」を紹介していきます。まずはエリア別に具体的な数字でテレオペの時給を見ていきましょう。
エリア別の時給、求人数
エリア | 時給 | 月給 | 求人数 |
---|---|---|---|
北海道 | ¥1,133 | ¥200,000 | 131 |
東北 | ¥1,113 | ¥180,000 | 59 |
甲信越 | ¥1,140 | ¥200,000 | 10 |
関東 | ¥1,521 | ¥280,000 | 1,386 |
東海 | ¥1,315 | ¥240,000 | 114 |
関西 | ¥1,309 | ¥240,000 | 222 |
中国四国 | ¥1,120 | ¥200,000 | 21 |
九州沖縄 | ¥1,136 | ¥210,000 | 139 |
地域により差はありますが、1000円以上の時給となっています。求人数については、少ないエリアもあります。
しかし、テレマの求人は「短期で辞める人も多いが、新しく入る人も多い」のが特徴の為、実際の求人数より「採用される確率」はかなり高くなります。
一般事務職より「高い」収入が得られるテレマ派遣
コールセンター勤務は女性がほとんどですが、専門職・IT関係のサポート業務では男性が活躍しています。
派遣社員では一般事務職が最も多い職種ですね。一般事務職では平均時給が特にスキルがない場合だと1000円~1400円前後です。全体的に比べると、テレフォンオペレーターは少し高めの時給設定になっています。
事務職ではOAスキルや資格によって、時給に幅があります。テレマ派遣は「未経験でも誰でも簡単にはじめられる」のが特徴のひとつです。
大手派遣会社から紹介されるテレオペの求人は、事前研修制度が整った働きやすい職場が多いので、「特にこれといったスキルや経験がない人」も高い時給を狙える職種と言えるでしょう。
派遣社員A子さんの収入モデル
では、もっとわかりやすく「A子さん」というモデルを例にして、手取り額やテレマ派遣という働き方を見てみましょう。
プロフィール | A子さん(34歳、コールセンターでフルタイム勤務) 子どもが小学校に入り学童へ、残業がない職場で子どもの長期休暇(夏休み)には休みたいので派遣社員に。 |
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時給 | 1,400円(1日8H×20日) |
総支給額 | 224,000円 |
社会保険 | 約30,000円 |
住民税 | 各自で支払い(8,000円と仮定) |
交通費 | 月15,000円と仮定 |
手取り額 | 171,000円 |
A子さんのコメント
テレマーケティングの求人例
『〝ぐるなび〟サポートセンター業務』
給与 | 時給1550円~ 月給27万円~ |
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スキル | 接客経験優遇 |
エリア | 東京/港区 |
残業 | 月10~15時間 |
派遣元 | リクルートスタッフィング |
派遣先メッセージ | 有名WEBサイト「ぐるなび」の電話対応。一部発信業務(アウトバウンド)はあるが、インバウンド中心でノルマもなく働きやすい。 |
『大手通信会社の携帯電話問い合わせ・受付業務』
給与 | 時給1150円~ 月給19万円~ |
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スキル | 特になし |
エリア | 福岡/博多 |
残業 | 月5時間程度 |
派遣元 | アデコ |
派遣先メッセージ | 評価手当や昇級もあり。最低時給が1150円(研修期間中)だが就労期間によって昇級し、九州エリアとしては高い時給。残業少なめ、シフト勤務。 |
『正社員登用もあり!紹介予定派遣のインバウンド業務』
給与 | 時給950円~ 月給18万円~ |
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スキル | エクセル(入力) |
エリア | 北海道/札幌 |
残業 | 月10時間以下 |
派遣元 | スタッフサービス |
派遣先メッセージ | スタート時点の時給から一定期間で昇級があり。SVも派遣社員から選ばれているので、将来性も期待できる。生保の控除証明や名義・口座変更などの問い合わせ業務で、クレーム処理や販促は一切なし。 |
テレオペ・テレマーケティングの求人が多い派遣会社


- 丁寧なヒアリングで条件にあう仕事を紹介してくれるから、採用率が高い
- 大手企業が多く高時給No1、地方でも時給が高く設定されている
- 有給・産休あり!福利厚生が充実していて女性に人気
エリア | 求人数 | 採用率 |
---|---|---|
全国 | 2万件 | 高い |


- 求人数No1、条件にピッタリ合う仕事が見つかる可能性大
- 未経験歓迎・時短勤務OKなど働き方を選べる仕事が多い
- 仕事の紹介数が多い。しかも早い
- 派遣実績が豊富、40年の運営で安心
エリア | 求人数 | 採用率 |
---|---|---|
全国 | 2万件 | 普通 |
より好条件の仕事を紹介してもらうポイント
派遣テレオペ、コールセンターの求人数は多くあります。入れ替えが激しい業界でもあり、派遣社員が多いのも特徴です。
少しでも高時給のテレマ求人を得るには「複数の派遣会社に登録する」のがポイントです。テレフォンオペレーターの求人は常にあるだけに、同じ案件でも派遣会社によって50円、100円と時給が違う事もあります。いくつかの派遣会社に登録しておけば、一番高い時給で働けるでしょう。
また、テレオペは一定の期間で契約が完了することがよくあります。長期採用もあると同時に、短期の仕事も多いので、途切れることなく上手に仕事をつないでいくには「ひとつではなく、複数の派遣会社」と登録しておくと安心です。
[口コミ評判の良い派遣会社 オススメ3社=""]ノルマや売上げに関与するテレフォンオペレーターよりも、大勢のテレオペを管理するリーダー職になるのを目標としたいですね。いわゆるコールセンターの「スーパーバイザー」「マネージャー」です。
スーパーバイザーには当然、一定の経験が必要とされます。派遣社員としてコールセンターでテレオペの経験を積み、評価を得てSVになれば時給も一気にアップします。中には実力を認められて直接雇用となる人もいます。
他には
- 英語でやり取りできる
- テクニカルコール(専門技術のサポートセンター業務)
になると時給がアップします。特にテクニカルコールの仕事は、それだけの知識が必要となるだけに時給も高くなります。
例えば、前職でこうした通信関係の知識を得ているのならば、その知識をアピールしコールセンターでの業務に活かせば、より高い時給が期待できます。
男性も、専門知識を「強み」にすれば、テレマーケティングでも特に重要ポジションとして高い時給が望めるでしょう。
派遣テレマーケティングとして働くメリット・デメリット
派遣社員としてテレマーケティングで働くメリットとデメリットです。
テレマ派遣のメリットとは
- 求人数が多いので仕事が見つかりやすい
- 未経験でも働ける
- 嫌な職場なら更新せずに次を探せる
- 研修があるので安心
テレフォンオペレーターの仕事は、常に需要があります。特別なスキルが必要でないように思われますが、同時に「人を相手に話をする」のが仕事という前提があります。
求人数が多いのは魅力のひとつで、短期の仕事でも紹介してもらいやすいメリットがあります。テレオペは未経験でも採用されやすく、研修が充実しています。
求人数が多いのは、「ここが嫌だ」と思っても、次が見つけやすいメリットでもあります。派遣社員としては「いつも仕事がある」状況で大きなメリットと言えるでしょう。
テレマ派遣のデメリットとは
- 女性が多く人間関係が面倒な場合も
- ノルマがある業務ではプレッシャーがある
テレマは、例えばネットや通信系のサポートとなると男性社員も多くなります。しかし、基本的には女性が多い職場です。
それだけに、リーダーやSV(スーパーバイザー)と相性が悪いと働きづらいという面はあるかもしれません。
また、大手派遣会社ではあり得ませんが、中にはノルマを厳しく設定し残業代も払わないようなブラック企業が今だに存在します。必ず、大手派遣会社を通して、きちんとした優良企業を選びましょう。
正社員やアルバイトと比較してどう?
テレフォンオペレーターは、アルバイトも多い業種のひとつです。しかしアルバイトは時給が派遣社員よりも安く、また昇進がほとんどありません。
正社員は昇進や賞与もありますが、残業代がつかなかったり、派遣社員やパートの仕事を円滑に進める為の雑務も多いようです。
テレマ派遣は、時給も高めです。経験を積みながら契約更新をしていくと「SV」スーパーバイザーとして管理する側に回れます。
テレマーケティングのSVになると時給もアップするので、管理職側となるのを目指すのもオススメです。
どんなスキル・経験が必要?

テレマーケティングの仕事に就くには、どんなスキルが必要なのでしょうか?
必須スキル
必ず必要なスキルはありません。オペレーションは各社で違いますが、テレフォンオペレーターは事前に研修があり、そこでパソコンや専用端末の使用法を教えてもらえるので心配いりません。あえて言うとすれば
- 人と話すのが好き
- 臨機応変に対応できる
- 前向き
という点でしょうか。
性格的に「向き・不向き」はあるかもしれません。セールストークにしろ、クレーム処理にしろ、根気強く相手の話を聞いたり、年齢層によって話し方を変えたりします。
テレフォンオペレーターでは人と話すのが好きな人で、冷静に対応できる人が求められています。
あると有利なスキル
一般的なOAスキル | キー入力が素早く、一通りパソコンが使用できるのが基本です。専用端末については各社違います。事前研修があるので心配ありません。 |
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接客経験 | 顔が見えない状態で「相手と話す」のが仕事です。接客経験があると役立ちます。 |
この職種に近い職種
- カウンター接客(お客様のご案内など)
- 不動産問い合わせ対応(賃貸物件空室の受付事務)
この職種で働いている人の口コミ・体験談
『プッシュ営業なしのコールセンター勤務が◎!』★★★★☆
リクルートスタッフィングから紹介してもらいました。テレオペ経験はありますが、前職はノルマが厳しい上にリーダー格の女性がとにかく横暴で最悪。ノルマやプッシュ営業がない「ゆるい」職場を希望したところ、すぐに求人を紹介してもらえました。
ドコモグループの仕事で主に一次対応(難題の場合は担当部署に回せる)、直属のリーダーも派遣から正社員になった女性で派遣社員に対しても丁寧な指導をしてくれて、時給も1400円と高めなので満足しています。
(28歳/リクルートスタッフィング)
『途切れることなくテレマ求人を紹介してもらえる』★★★☆☆
地方にしては時給が良い(1300円)です。今は飲料メーカーのリサーチ業務のテレオペです。その前は顧客リストをもとに有料サービス入会を勧めるアウトバウンド業務。他に通販ショップのクレーム対応なども。
長期で働きたいのですが、短期が多いようでなかなか安定した雇用にならないのが残念です。現在の飲料メーカーのテレオペは環境も良く、インバウンドでラクなので、同じような仕事を長期でやりたいです。
担当者の方は熱心で、途切れることなくテレマ求人を紹介してくれるので、その辺はさすが大手だなと感じます。
(35歳/テンプスタッフ)
『ノルマなしアウトバウンドで高時給』★★★★★
テレオペ派遣の求人数は多いと思います。仕事はあるけれど、時給については派遣会社で50円100円と差がつくので、登録する派遣会社の力量次第です。
私はアデコに登録し、時給1500円の高い仕事に就けました。アウトバウンドをいやがる人もいますが、アデコではノルマがあるような厳しい職場ではなく、商品紹介のような仕事を紹介してもらえました。
同じアデコからの派遣からSVになった人が上司でとてもやりやすかったです。
(27歳/アデコ)
よくある質問
未経験でも仕事を紹介してもらえる?
「未経験でもテレマの仕事は紹介してもらえます」
テレフォンオペレーターやテレマーケティングの仕事は、基本的に全くの未経験でも採用されます。それぞれ個別のマニュアルや端末操作があり、事前研修でしっかり学べるので心配ありません。
ただ、テレマーケティングの仕事でも「経験値」は重要視されます。ある程度、体験を積み、SV(スーパーバイザー)といった管理職の地位を狙えば、時給も大幅に上がります。
時給アップを目指すならばどういった勉強をするのが良い?
「テレマ派遣では経験値と客観的な判断力が大切」
まずは体験が大切です。派遣社員として、未経験でも採用されやすいテレオペの仕事に就きましょう。一定期間を経て、「クレーム対応がうまい」「リサーチ能力がある」「難しい問い合わせでも、上手にこなせる」といった評価を得られれば、次の段階へステップアップできます。
時給アップを目指すならばどういった勉強をするのが良い?
「テレマ派遣では経験値と客観的な判断力が大切」
まずは体験が大切です。派遣社員として、未経験でも採用されやすいテレオペの仕事に就きましょう。一定期間を経て、「クレーム対応がうまい」「リサーチ能力がある」「難しい問い合わせでも、上手にこなせる」といった評価を得られれば、次の段階へステップアップできます。 テレオペでは、スキルというより「電話でどう対応できるか」が大切です。時には、思わずむっとするような相手もいるでしょうが、仕事と割り切り、冷静に対処できるかが重要です。 時給アップを目指すなら、テレオペを管理するSV(スーパーバイザー)を目指すのがいいでしょう。
面談や登録会でアピールするべきポイントは?
「接客体験は大きなアピールポイントになる」
もともと接客の経験があると、優遇されますね。これは、実際に現場でお客様の反応を見ながら「どう対応すべきか」を実体験している人の力量を認めているからです。電話では、相手の顔は見えません。それだけに、実際にその場でクレームをつけている相手と相対するよりも難しい面はあります。
しかし、接客やサービス業に就いていた経験があれば「こういう時にどんな対応の方がお客様も納得してくれるのか」「冷静にお話すれば、わかってくれる」というのが身についています。バイトなどでも構わないので、接客の経験があればぜひアピールしましょう。
他には、最近多いのはネット関係のサポート業務です。これはある程度の専門知識が必要です。あるいは英語で応えるといった対応も、特殊技能です。これからは、例えば中国語や韓国語で応えられるアジア圏の言語対応も重要視されるのではないでしょうか。
テレオペ・テレマーケティングってどんな仕事内容?
テレマーケティングの仕事は大きく2つに分けられます。
インバウンド業務:受信・顧客からの電話やメール等で連絡を受け、それに応える業務
アウトバウンド業務:発信・データなどから対象となる顧客を選び、商品やサービスについて説明したり勧めたりする業務。いわゆる「プッシュ営業」もアウトバウンド業務に含まれる
電話で直接、顧客と話すのは商品を売り込む目的だけではありません。その商品やサービスに対する反応や購買の可能性をリサーチし、結果を営業向けや商品開発の為に利用してもらいます。
インバウンドではクレーム処理もあれば、アウトバウンドではアフターサービスなども含まれます。一般的には、インバウンド業務の方が「プッシュ営業」がないので、やりやすい面はあるでしょう。
アウトバウンドは、電話・メールで直接「顧客」「お客様になってくれそうな相手」とのやり取りをしながら、業務の目的(販促や商品紹介等)を果たすのが仕事の成果となります。
全部がそうではありませんが、ノルマがあるのはアウトバウンド業務であり、その為「成果主義」や時給も高めに設定されています。
テレマーケティングの「ノルマ」ってあるの?
テレマーケティングの仕事は大きく2つに分けられます。
上記にあげたように、アウトバウンドではノルマがある業務も一部、あります。体験者に聞くと「アウトバウンド」の方が大変と言われます。
インバウンドは顧客の問い合わせに応えるのが主たる業務ですが、アウトバウンドは多岐にわたります。特にいわゆる「電話セールス」になると、ノルマが厳しいブラック企業があるのは事実です。
それだけに、テレマーケティングはきちんとした優良企業を選ぶのが派遣社員にとっては大切です。大手派遣会社では、過酷なノルマやペナルティーなどがない企業、販促システムが確立されている大手企業が中心なので安心です。