長い無職期間が転職でマイナス評価になるケースとは?長くても成功させるコツを解説

この記事では、無職期間の長さが転職活動に与える影響についてまとめています。

会社を辞めてから転職活動をしている人、在職中だが「転職先が決まる前に辞めていいか悩んでいる」という人におすすめです。

無職期間を長引かせない方法や、長くなった人が転職を成功させるコツについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

3ヶ月以上の無職期間は転職に大きく影響する

転職にはさまざまな事情がありますが、転職活動をする際は、無職期間がないほうが有利になります。

ただ、不利になるにも関わらず、離職後に転職活動をする人は約4割いますので、無職期間があるのは決して珍しいことではありません。

「働きながら」転職活動をする人が6割

【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:転職経験のある方
アンケート母数:男女237名
実施日:2022年10月4日〜10月7日
調査実施主体:ミライのお仕事
調査会社:株式会社ネクストレベル

しかし、ここで注意したほうが良いのは無職期間の長さです。

「無職期間が○ヶ月以上になると不利になる」という基準は明確に決まっていませんが、長く続く場合には面接官を納得させる理由が必要です。

平均的な転職期間は1ヶ月半〜3ヶ月ほどなので、これ以上の無職期間は、よほどの武器がない限り転職活動の成否に大きく影響すると思ったほうが良いでしょう。

無職期間が長くなるほどマイナス評価になる4つの理由

無職期間が長くなるほどマイナス評価になる4つの理由

無職期間が長くなるにつれて、次の職場を探すのは難しくなります。ここでは、無職期間が長くなるとマイナス評価になる理由と、マイナスにならない例外のパターンを解説します。

1.やる気・働く意欲が低いと思われる

無職期間が長いと「仕事への熱意・モチベーションが薄い」「あまりやる気がない」と採用担当者に思われることが多いです。働く意欲そのものに疑いがもたれるケースです。

採用担当者としては「せっかく採用しても、すぐに辞めてしまうのでは?」と、敬遠されてしまう可能性もあります。

2.計画性のない人だと思われる

無職期間が長いと、「具体的な予定を立てないまま離職した計画性のない人」と思われる可能性があります。

その結果、仕事においても「優先順位をつけて進められない」「スケジュール通りに進められない」と思われ、職務遂行能力がマイナス評価になってしまうこともあります。

3.スキルが低下していると思われる 

この他の理由として、離職期間が長いと「スキル(技術)が衰えているのでは?」と採用担当者に思われることもあります。

中途採用の場合、「入社時から即戦力として働いてほしい」と期待する企業がほとんどです。ブランクがあることがマイナス評価につながることがあります。

無職期間が長い際は、その間も勉強を続けて、仕事の勘が鈍らないようにしましょう。

4.不人気な人材だと思われる

「無職期間=転職活動期間」と考えると、他の企業が内定を出さないような不人気な人材だという印象を与えてしまうこともあります。

多くの企業では、できる限り優秀な人材を迎え入れたいと考えています。無職期間が長いと、「何か採用されない理由やリスクがあるのでは?」と思われてしまう可能性があります。

例外|転職の無職期間が長くてもマイナスになりにくいパターン

ここからは、無職期間が長くなってしまった場合でもマイナス評価になりにくいパターンを紹介します。

1.資格のための勉強をしていた

応募する仕事に関連する資格の勉強をしていたことは、「仕事に対して熱意・やる気がある」と言ったポジティブ面をアピールでき、プラス評価になりやすいです。スキルアップのために努力をしたことは、積極的に採用担当者へアピールしましょう。

ただし、その資格の勉強のために離職する必要があったことを採用担当者に説明する必要があります。簡単な資格の場合には、マイナス評価になることもあるので気をつけてください。

2.家族のサポートをしていた

介護など家庭の事情でやむを得ず退職し、無職期間が長くなってしまった場合は、本人の問題ではないため、マイナス評価にはなりにくいです。

しかし、採用担当者は「今後は大丈夫なのか?」と転職希望者がまた介護に戻る可能性を気にしています。面接の際には、「現在は介護がひと段落して、継続して勤務できる」ということをきちんと伝えましょう。採用後は仕事に支障がないことをアピールする必要があります。

3.大学・専門学校に行き学んでいた

大学やスクールで何かを学んでいた場合は、無職期間が長くなった理由がポジティブなため、マイナス評価にはなりにくいです。無職期間に明確な目標があったことを伝えておきましょう。

ただし、この場合は「なぜ仕事を辞めてまで学びたかったのか」「学んだことをどう仕事に生かすか」を採用担当者に伝えられるようにしておきましょう。

無職期間が長くなる2つの原因・対策

無職期間が長くなる2つの原因・対策

ここでは、無職期間が長くなる原因と対策を紹介します。よくある理由として、「希望する業種を決めていない」「自己PRに必要なスキルが足りていない」ことが挙げられます。

1.希望の職種・業界を決めてない

転職活動を始める前に、希望する職種・業界を決めていないと無職期間が長引きます。離職してから、一から業界・職種研究、自己分析をはじめていては、応募するまでに時間がかかってしまいます。

また、「何がやりたいのか」を定めていない場合は、面接でも不合格になりやすいです。

退職してから転職活動をする場合は、在職中に「転職後に自分は何をしたいのか」を明確化させるなど、できることは最大限準備を進めて、離職後は迅速に応募できるようにしましょう。

2.自己PRが足りていない

無職期間が長期化しやすいもう一つの原因は、アピールできる知識や技術が足りないことです。次の就職先で内定を得るには、採用担当者から「この人に働いてほしい」と思ってもらうことが重要です。

そのためには、十分に自己分析を行い、企業が求めているものに合わせて自己PRできる準備をしましょう。企業と転職者のミスマッチを防ぐためにも、「現在のスキルが次の職場で活かせるか」を分析しましょう。

取得した資格がある場合も同様に、次の職場で活かせることを具体的に採用担当者へ伝えましょう。

無職期間が長くなった人が転職を成功させる4つのコツ

無職期間が長くなった人が転職を成功させる4つのコツ

ここからは、無職期間が長くなってしまった人に向けて、転職を成功させるコツを4つ紹介します。

1.改めて自己分析をして自分の現状を知る

自己分析は転職活動をする上でとても重要です。自分が得意なことをどの業界・職種で活かせるのかを改めてまとめて直してみましょう。

転職活動が長期化すると、自分が何をしたいのかゴールが分からなくなり、迷ってしまいがちです。その際は、自分のスキルや適性を明確化した上で、求人内容と一致するかどうかを見ていきましょう。

自分のアピールポイント、どんな業界・業種に行きたいのか、どんな働き方をしたいのかなど、転職の際に優先したい条件の軸を可視化すると良いです。

2.無職期間について質問された時の対策を行う

無職期間が長い場合は、採用担当者に良い印象を与えられるような理由を伝えましょう。

例えば、「資格取得のための勉強をしていた」「語学力アップのために留学していた」など、できる限りポジティブな印象を与えられる伝え方が良いです。

最も避けたいのが、「やりたいことが見つからなかった」「うまくいかずに長引いてしまった」というネガティブな理由です。無職期間に得られたものがあったことを、採用担当者に必ず伝えましょう。

また、「無職期間中に得られた資格やスキルを転職先でどのように活かしたいか」をまとめておくと、仕事へのやる気や計画力のアピールにつながります。

3.応募する業界・業種を広げてみる

応募する企業の数が少ないと、選考結果が出るまでの空き時間が発生することもあります。効率的に時間を活用するためには、応募する業界・業種を広げて応募数を増やすのも一つの方法です。

複数の企業に応募することで、書類選考や面接での対応にも慣れることができます。転職後にやってみたいことが複数ある場合にも、比較・検討ができるので選択肢が広がります。

第一希望のみではなく、第二希望、第三希望と業界・業種を広げて応募することで、採用担当者からの反響や、自分の向き不向きなどの傾向もわかります。

4.転職エージェントに相談する

自分一人で転職活動を進めるのが不安なら、転職のプロに相談してみるのもおすすめです。「何をしていいのかわからない」「成果が出なくて悩んでいる」など自分では気づけないことを客観的に指摘してもらえます

また、自己分析をする際にも、第三者の立場から今の自分にあった的確なアドバイスが得られます。未経験OKの求人を紹介してもらえたり、履歴書の添削や面接対策もサポートしてもらえたりします。

転職エージェントは無料で利用できるので、お試しで使ってみるのもおすすめです。

無職期間の過ごし方

無職期間の過ごし方

ここでは、転職活動を成功させるための、無職期間の過ごし方を紹介します。

1.生活リズムを整える

無職期間は、生活リズムが崩れることがあります。転職後すぐに職場復帰するためにも、早寝早起きを心がけ、規則正しい生活をしましょう。

また、離職後に「早く転職しなくては」と焦ってしまい、寝る前も惜しんで活動するのもNG。寝不足のまま考えごとをしても良いアイデアは出にくいものです。ポジティブな気持ちでいるためにも、睡眠時間は十分にとりましょう。

社会人としての生活リズムを意識して過ごすのがポイントです。1日や1週間のスケジュールを立てて、時間を意識しながら過ごすようにしましょう。

2.スキル磨きを継続する

今まで身につけたスキルは無職期間中も磨きましょう。仕事勘が鈍らないように、知識や技術を維持・向上することも大切です。できることがあると自信にもつながり、転職活動のモチベーションを維持できます。

転職活動中は内定をゴールにしがちですが、転職後に活躍できることこそが重要です。今後も使えるスキルは、次の職場でも活かせるように勉強する時間を作りましょう。

無職期間は、まとまった時間を作りやすいことがメリットです。在職中にできなかった新しいことを勉強するのもおすすめです。転職に活用できるスキルを身につけることで、未経験の業種に応募するチャンスも出てきます。

3.心身ともにリフレッシュする期間を設ける

転職活動中は、焦ったり不安になったりすることもあります。特に、無職期間の場合は、収入がなくなるため生活の心配もあるかと思います。そんな時は、一旦転職活動から離れて気分転換するのがおすすめです。

思ったよりも内定がもらえなくて落ち込んだ時は、一人で抱え込まないことが大切です。不安な気持ちを友人や家族に相談したり、自分の趣味に没頭したりしてエネルギーを回復させましょう。

気分転換の方法は、複数用意しておくのがおすすめです。心身ともにリフレッシュすることで疲労回復したら、気を取り直して転職活動を再開しましょう。