今回は実際に転職サイトのリクナビNEXTへ登録し使ってみました。この記事では自分の体験談をもとに、使ってみて良かった点・あまり良くなかった点や注意点など感じたことを紹介します。
リクナビNEXTを使ってみようか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
大学卒業後に新卒入社した企業で営業の仕事をしている。
スキルを身に付けたくIT/Web業界への転職を目標に活動している。
結論:スキマ時間で転職活動をしたい人におすすめ

今回リクナビNEXTを実際に利用してみて、このタイプの人は向いていると感じました。
- 転職活動を始めたばかりで向いている仕事がわからない
- 出来るだけ多くの企業・求人を見たい
- 自ら転職活動を進められる
- 日々のスキマ時間で転職活動を進めたい
まず転職活動を始めたばかりで自分に向いている仕事がわからない人でも、リクナビNEXTで求人を探す際に「求人特集」を活用すると興味のある求人が見つかりやすいです。
求人特集の中には在宅勤務制度のある求人の特集や地方の企業をピックアップした特集など、様々なタイプの求人と出会えます。
自分はこれからのことを考えて「何か起こった際には出勤しなくても自宅でできる仕事がしたいな」と思い、在宅勤務制度がある企業の特集で求人を探しました!
毎週のように新着求人が出てきているため現時点であまり良い求人が見つからないとしても、翌週には自分が良いなと思える求人が追加される可能性もあります。
またリクナビNEXTの独自AIが自分の好みを分析し、その結果をもとに膨大な求人数の中からピッタリな求人を紹介してくれます。
「どんな仕事が良いのかわからず、応募する求人を選べない...」という人は、AIが選び抜いてくれた求人を使って転職活動を進めていくこともできます。
「忙しく転職活動に使える時間が全くない...」という日でもAIが自分の代わりに求人を探してくれるので、こんな日はAIの紹介求人を確認して転職活動を進めるなんてこともありました。
さらにリクナビNEXTは国内の転職サイトでも、トップクラスの求人数があるため多くの求人の中から探したい人にもピッタリです。
リクナビNEXTは求人探しから履歴書の作成、企業とのやり取りまで、全て自分一人で進めていく必要があります。そのため自ら積極的に転職活動が行える人に向いていると感じました。
「転職活動を行いたいけど、忙しくまとまった時間が取れない」という方でも、通勤時間や仕事の休憩時間などのスキマ時間で転職活動が進められます。
専用のアプリを使えばスマホで簡単に求人を探せたり、スカウト機能を活用すれば自分で求人を探さなくても企業側から求人の紹介を受けたりできます。
リクナビNEXTに向いていないと感じた2つのタイプ

逆にこのタイプの人はリクナビNEXTに向いていないと感じました。
- 履歴書の添削や面接対策のサポートを受けたい
- 転職に関する相談をできる人がほしい
転職活動を進める際にサポートを受けたり相談したりした方は、リクナビNEXTには向いていないと感じました。残念ですが転職サイトであるリクナビNEXTには、どちらのサービスもありません。
転職のサポートを受けたい・相談したいという方は、転職エージェントの利用が向いています。転職エージェントであればキャリアカウンセリングや履歴書の添削・相談など、様々サポートを行ってくれます。
また自分一人では向いている仕事や活かせる強みがイマイチわからないという方も、転職エージェントが向いています。
キャリアカウンセリングの際に担当者が、自分に向いている仕事や強みを見つけてくれます。そのカウンセリングの結果をもとに、自分が求める条件にマッチした求人を紹介してくれます。
リクナビNEXTを利用してみた体験談

まずは自分がなぜリクナビNEXTを選んだのか理由を紹介します。
- 国内の転職サイトでもトップクラスの求人数
- リクナビNEXT限定の求人がある
- アプリでスキマ時間にサクッと活動できる
リクナビNEXTの求人数は他の転職サイトとよりも多く、様々な企業・求人に出会えます。実際に他の転職サイトの求人数と比べてみたのが、以下の表になります。
リクナビNEXT | 約5万件 |
---|---|
マイナビ転職 | 約1.4万件 |
Green | 約2.1万件 |
※2021/07現在
求人数は他の2つの転職サイトの倍以上あります。この膨大な求人の中から仕事を探せるため、他のサイトよりも自分にピッタリな求人に出会える可能性が高いと感じました。
さらにリクナビNEXTには他の転職サイトでは出会えない限定求人があります。この限定求人の中に自分が求めている条件の魅力的な求人があるのではないかと期待し、今回はリクナビNEXTを選びました。
自分は転職活動のためのまとまった時間を確保すること難しいため、なんとかスキマ時間で進めたいと考えていました。この悩みを解決してくれるものがリクナビNEXTにありました。
それは専用アプリです。通勤時間や仕事の休憩時間を使いスマホでサクッと求人を探せる点が、自分にピッタリだと感じました。
以上の理由からリクナビNEXTを利用してみようと思いました。
リクナビNEXTとリクルートエージェントとの違いは?
自分は始めリクナビNEXTとリクルートエージェントで、どんな違いがあるのかよく分からなかったため違いをまとめました。
リクナビNEXT | リクルートエージェント | |
---|---|---|
タイプ | 転職サイト | 転職エージェント |
求人数 | 約5万件 | 約28万件 |
転職の流れ | 自分のペースで進める | 担当者と連絡を取りながら進める |
応募できる求人 | サイトに掲載されている求人の中から自分で選び応募する | 担当者から紹介された求人の中から選んで応募する (非公開求人を含む) |
企業の対応 | 面接や入社に関する相談など自分が全て対応する | 企業とのやり取りは全て担当者が代行してくれる |
サポート | なし | 担当者によるサポート ・キャリアカウンセリング ・履歴書の添削 ・面接の対策 などなど |
得られる情報 | 配信されるメール、サイトに掲載されている企業情報など | 転職エージェントが保有する独自情報 |
リクナビNEXTの登録方法と手順

リクナビNEXTへ登録したところから紹介していきます。
自分はアプリで登録したましたがwebサイトからの登録も可能で、アプリからの登録手順は以下のとおりです。
- アプリをDL
- メルアド・PWの設定
- 必要事項の入力
- 登録完了
リクナビNEXTの求人数は国内トップクラスの約5万件
先ほどもお伝えしましたがリクナビNEXTには豊富な求人があり、様々な業界・業種の求人が掲載されています。この中にリクナビNEXT限定の求人も含まれています。
この豊富な求人の中から自分にぴったりな求人を見つけるために、希望の「職種・勤務地・働き方」で条件を絞り検索できます。
これらの条件に加えて特定のキーワードでも検索することが可能で、自分は在宅勤務が可能な仕事がよかったので「リモートワーク・在宅勤務」といったキーワードで検索していました。
どんな求人があるのか気になったので、リクナビNEXTの求人の割合がどうなっているのか調べてみました。実際に自分が検索して業種別の求人数を以下の表にまとめてみました。
求人の中でもエンジニアに関する求人数が一番多くありました。エンジニアを目指す人は豊富な求人の中から選べますね。
逆に求人の中でもクリエイティブや医療・福祉系、教育・保育系は、求人数が少ない状態でした。
業種 | 求人数 |
---|---|
営業 | 約8,700件 |
事務・管理 | 約5,600件 |
企画・マーケティング・経営・管理職 | 約2,500件 |
サービス・飲食・外食 | 約2,500件 |
Web・インターネット・ゲーム | 約2,800件 |
クリエイティブ (メディア・アパレル・デザイン) | 約900件 |
専門職 (コンサルタント・士業・金融・不動産) | 約3,300件 |
ITエンジニア (システム開発・SE・インフラ) | 約11,100件 |
エンジニア (機械・電気・電子・半導体・制御) | 約6,300件 |
素材・化学・食品・医薬品技術職 | 約1,300件 |
建築・土木技術職 | 約7,300件 |
技能工・設備・交通・運輸 | 約3,200件 |
医療・福祉・介護 | 約900件 |
教育・保育・公務員・農林水産・その他 | 約800件 |
※2021/07現在の情報です。(参考: https://next.rikunabi.com/)
リクナビNEXTで使える便利な2つの機能
ここではリクナビNEXTで使えるお役立ち機能を2つ紹介します。
②グッドポイント診断:質問に答えると自分の強みを教えてくれる
1つ目のスカウト機能は企業側から良いなと思った人材へスカウトという形で、アプローチしてくることです。
このスカウト機能のみを利用すれば、自分から求人を探す必要はなくなります。なかなか求人を探す時間が取れない方は、このスカウト機能を有効活用するものありです。
ただ優良企業からのスカウトを受けたい場合には、それなりの実績とスキルが必要になります。
特に実績やスキルがないという方は、スカウト機能のみでの転職活動は厳しいです。自分はこれといった実績もスキルもないため、スカウト機能は使わずに活動しています。
2つ目のグッドポイント診断はいくつかの質問に回答することで、自分の強みを紹介してくれる機能です。
この機能は自己分析や履歴書のPRに活用できます。このグッドポイント診断は無料なので、利用してみる価値は十分あります!
リクナビNEXTを使ってみた感想

今回リクナビNEXTを使ってみた感想を良かったと感じた点・あまり良くなかったと感じた点として、全て包み隠さずに紹介します。
リクナビNEXTの良かった点3つ
まずは使ってみて、良かったと感じた点は3つあります。
②:グッドポイント診断で自分の強みがわかり自己分析や履歴書の自己PRに役立った
③:アプリでスキマ時間を活用し転職活動を進められた(チリも積もれば!)
実際にリクナビNEXTを利用してみて良かった点は、豊富な求人の中から様々な企業を比べて仕事を探せたことです。
当たり前なのですが同じ仕事内容の求人でも給与や待遇などは様々で、自分にとって働きやすそうな環境の企業はどれかを比べて、最も自分の条件に合う求人へ応募できるところです。
今回の応募の際にはグッドポイント診断の結果をもとに、履歴書の自己PR文をまとめられました。
今まで自分の強みがイマイチ理解できていなかったのですが、診断で強みがハッキリとわかりました。この診断結果と自分のこれまでの経験をもとに、採用担当者に好印象を持ってもらいやすいPR文が書けたと感じています!
今回の転職活動が思っていたよりもスムーズに進められた理由が、スキマ時間を利用しアプリで求人を探せたことでした。
朝は出勤前でバタバタと忙しく、夜や休日は仕事の疲労や他の予定でなかなか時間を作れずにいました。こんな状況でもスキマ時間でアプリを使い、少しずつ転職活動を進められました。
リクナビNEXTのあまり良くなかった点1つ
次にあまり良くなかった点は1つです。
今回リクナビNEXTを利用している中であまり良くなかったと感じた点は、求人の中に評判の良くない企業の求人が紛れていたことです。
その求人を見ると給与や待遇が魅力的に書かれていましたが、実際に調べてみるとその実態は全く違うようです。
退職者が多く人材不足のため出来るだけ応募者が集まるように、求人を魅力的に見せているようです。
自分も危うくその求人に応募しそうになりましたが、その企業について調べてみて口コミや評判から実態がわかったので応募せずに済みました...
リクナビNEXTは膨大な求人を扱うため企業を1つずつチェックすることが難しいと思いますが、今回のような評判が良くない企業の求人が排除されると「さらに良い転職サイトになるのにな!」と思いました。
リクナビNETの評判を調査!利用する際の注意点2つ

ここからは実際にリクナビNEXTを使ってみて、注意した方がいいと感じた点を紹介します。これからリクナビNEXTの利用を考えている人は参考にしてみてください。
1.メールが大量に送られてきて管理が大変
自分はそこまで大量のメールが送られてくることはありませんでした。が、中にはメールが大量に送られてきて、選考に関するメールが埋もれてしまうこともあるという評判がありました。
メールは設定で送られてくるメールをフォルダ分けすると、管理しやすくなって便利です。ですが同じメールアドレスから、大量にメールが届くとなると管理が大変ですね...
もしリクナビNEXTからメールが大量に届く場合には、リクナビNEXTのサイトから配信停止が可能なので、選考に関する重要なメールが埋もれないように不要な内容のメールは止めておきましょう。
2.評判が良くない企業の求人がある
あくまでも評判のため「〇〇っていう会社は危ない!残業が多くて帰れない」というような評判が全て真実という訳ではないと思います。
が、調べたときに同じような評判がいくつも出てきたり、自分も実際に評判がよくない求人に出会ったりしました。
このような求人に限って給与や待遇が良かったりするので、魅力的だなと感じた企業には注意してください!自分もネットで評判を調べてなければ、危うく応募するところでした...(危ねー)
このように求人の中には評判があまり良くない企業もあるため、給与や条件を鵜呑みにせずネットで調べてみましょう。
ちなみに調べる際に企業へ直接問い合わせても企業側が正直に話してくれる可能性が低いため、あまり意味がありません。
電話では良いことだけを言って、実際に入社してみたら話が違うという可能性もあります。そのため調べる際は企業へ問い合わせても、あまり参考になりません。
転職サイトは複数の利用がおすすめ!

今回は自分が実際にリクナビNEXTを利用した際の体験談を紹介しました。これからリクナビNEXTを使ってみようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
また転職活動に使える時間がある程度あるという人は、転職サイトを使っての転職活動を行う際には、複数の転職サイトの利用がおすすめです。
リクナビNEXTもそうですが転職サイトの中には限定求人を持っている転職サイトがあります。そのため多くの限定求人に出会うためにも、複数の転職サイトの利用が必要です。
仕事は自分の人生に大きく関わってくる部分です。だから少しでも良い求人に出会えるように、転職サイトは複数使ってみるのがおすすめです!
運営会社 | 株式会社リクルート |
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本社所在地 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
電話番号 | 03-6835-3000 |
公式サイト | https://www.recruit.co.jp/ |