リクルートエージェントは、人材業界大手の株式会社リクルートが提供する転職サービスで、求職者の年間登録数が約125万人、年間決定数が約5万人と、日本最大級の実績があります。
こんにちは、リクルートエージェントで異業種転職に成功したTです。
リクルートエージェントを利用したリアルな私の体験談や、口コミ評判に関して解説していきます!
60秒でわかる!リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントの「良い評判」と「悪い評判」も分かりやすく簡単にまとめましたので、ご覧ください。
良い評判 | 悪い評判 | |
---|---|---|
紹介求人 |
〇
求人数が多く、地方の求人も見つけやすかった |
×
希望していない求人を紹介された
|
担当者の対応 |
〇
書類の添削や面接対策などとても親身に対応してくれた
|
×
興味のない求人に応募させようとされたり、担当者によってかなり強引
|
対応の早さ |
〇
対応がスピーディで良かった
|
×
質問に対する返信に一週間もかかった
|
サポート体制 |
〇
応募条件を満たしていなくても他でカバーできるようサポートしてくれた
|
×
3ヶ月で担当者が変わるシステムなので、気に入った担当者を継続利用できない
|
リクルートエージェントの悪い評判を総合すると、担当についてや営業関連など転職エージェントならではの評判が多いです。
「対応の早さ」についてみてみると、「スピーディーだった」という良い評判に対して、「返信が遅かった」という相反する悪い評判があったり、担当者の当たり外れはどうしてもあると思った方が良いです。
- 「初めての転職」「未経験の転職」をしたい人
- 地方で仕事を探したい人
- 向いている仕事が分からずサポートが欲しい人
- 現職が忙しく転職活動に割ける時間が少ない人
- 年収300万〜500万を目指したい人
リクルートエージェントは、万人におすすめできる転職エージェントです。(高年収500万以上のハイクラス転職をしたい人を除く)
転職活動のはじめの一歩にぴったりで、とりあえず登録しても大きく外すことはないサービスです。
自分で求人を選んで気に入った企業の情報だけを見たい人、職務経歴書の書き方や面接に自信のある人は「転職サイト」を選ぶべきですが、初めての転職でサポートしてほしい人や待ってるだけで希望条件に合う求人を知りたい人はリクルートエージェントを選びましょう。
リクルートエージェントとの併用をおすすめするエージェントもご紹介しておきます↓
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
エージェント型 | 419,019件 | |
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エージェント型 | 218,039件 | |
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検索型 | 29,961件 | |
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エージェント型 | 68,596件 | |
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エージェント型 | 5,120件 | |
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リクルートエージェントを【使うべきじゃない人】
ただ、人によっては、リクルートエージェントより使うべきサービスがあります。
あと、今の年収が500万円以上の人で「専門的な資格・スキルを持っている」なら、自分の市場価値を知るためにも、スカウト型のビズリーチやdoda Xなどのハイクラス転職サービスの利用をおすすめします。
より年収UPを見込める企業に出会える確率を上げることができるので↓
【使うべきじゃない人】におすすめ
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
スカウト型 | 99,808件 | |
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スカウト型 | 39,574件 | |
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スカウト型 | 195,367件 | |
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ビズリーチなどのスカウト型転職サービスは、担当は付かず、自身で用意したESや資格・スキルなどの情報を登録すると、スキルマッチしそうと感じた企業やエージェントから直接声をかけられる仕組みです。
なので、自分のスキルを必要としてくれる企業や、今よりも条件の良い企業があれば転職したいなど、受け身で転職活動を進めたい人に向いています。
【体験談1】28歳男性/年収300万/眼鏡販売員からリクルートエージェントで営業職への異業種転職してみた
まず、私のリクルートエージェントを利用したリアルな体験談からお伝えしますね。
結果としては内定獲得もでき満足ですが、実は転職活動中、リクルートエージェントの担当者と合わずに「担当者変更」を申し出ました。
リクルートエージェントの良かった点や悪かった点など、リアルをお伝え出来たらと思います。
まず、当時の私の転職状況から説明したいと思います↓
私の転職当時の状況 | ||
---|---|---|
年齢 | 28歳 | |
当時の年収 | 300万 | |
転職回数 | 1回 | |
希望業種 | 医療、人材 ※人材業界も希望した詳しい理由はについては「2カ月間で内定2件獲得!|リクルートエージェントは転職を3カ月~半年以内に終わらせたい人向け」にて解説しています。 |
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希望職種 | 営業職 | |
経験・スキル | ⚪︎眼鏡販売 ・社員2年 ・副店長1年 ⚪︎眼科(視力検査、眼鏡販売など) ・社員3年 |
|
希望条件 | 年収アップ(年収300万以上)/「提案力」「オフィスワーク経験」をつける |
転職を決心した理由は、「自分には、将来年収を上げていくスキルがない」と気付いたからです。
新卒で入社したベンチャー企業の眼鏡販売の仕事では、マネジメントスキルなどが伴わないまま社員が副店長や店長に昇格されることがあり、自分もその内の一人でした。
サービス残業が多く(従業員の残業時間が少ない店舗が評価されたので、店舗評価のために店長や副店長は自らを犠牲にしてサービス残業しまくり)、休憩に行けない日があったり、休日出勤したりと、とにかくブラック企業だった上、マネジメントスキルもない中で副店長をさせられ、何もかも店長の見よう見まねで仕事をしていた私は、耐えきれなくなり逃げるように眼科へ転職。
転職先の眼科は超絶ホワイトで、毎日定時の17時半に退社できる環境でしたが、一方でスキルアップや昇進できる環境もなく、毎日同じ仕事を淡々とこなす日々でした。
そんな時にフッと頭をよぎった考えが「28歳にもなって年収は300万...。接客以外何もスキルがない自分って、将来どうなっていくんだ...?」という不安です。
そこから将来について考え、「営業職ならば、今までの接客業スキルを活かしつつ、将来に繋がるスキルも身に付けられるのではないか」という結果になりました。
大きな商材を提案する「提案力」や、オフィスワーク経験もほぼセロだったので、資料作りなど、PCを使った「オフィスワークスキル」が身に付くと考えました。
リクルートエージェントを実際に利用してみた感想として「良かった点もあったが、悪かった点もあった」です。ただ、登録をしておいて損はないと思います。リアルな体験談として、メリット・デメリットをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
【結論】年収100万アップに成功!異業種転職でも希望年収400万なら余裕で転職できる
結論から言うと、異業種転職でも年収400万あたりなら余裕で転職できたということです。
私の転職前と後の変化についてご覧ください↓
転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
業種 | 眼科(医療) | 人材 |
職種 | 販売員 | 営業 |
年収 | 300万円 | 400万 |
勤務地 | 神奈川 | 東京 |
表からもわかるように、転職当初の希望条件は全てクリアすることに成功!成功した理由としては以下の2つだと私は考えています。
一つ目は、異業種転職ではありながらも、「人と話す」「商材を売る(=提案)」など、前職の接客業スキルを活かせる異業種転職だったので、全くの未経験よりは成功しやすかったのかもしれない、ということ。
二つ目は、転職サービス大手のdodaの調査によると、男性28歳の平均年収は428万円という結果がでていることや、他社転職サービスで「営業 未経験」で検索をかけたところ以下の表なような結果になったことからも、私の希望条件(営業 年収300万以上)はそこまで難しいものではなかったということです。
▼「営業 未経験」で検索をした結果
公開求人件数(2024年3月現在) | 年収 | |
---|---|---|
リクルートエージェント | 38,184件 | 330万~450万 |
doda | 7,367件 | 350万~450万 |
マイナビエージェント | 1,062件 | 400万~500万 |
ビズリーチ | 5,988件 | 400万~ |
参照:20歳~65歳の平均年収は?平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】
2カ月間で内定2件獲得!|リクルートエージェントは転職を3カ月~半年以内に終わらせたい人向け
リクルートエージェントに登録してからすぐに面談日程調整の連絡が入り、私は電話にて面談を行いました。
面談内容としては、今までの経歴と、今回の転職で重視したいこと、希望条件に対して所々でアドバイスもしていただきました。
例えば、私は、前職の眼科にて医療機器を日常的に使用したり、医薬品メーカーによる勉強会に参加、医療機器営業の方と話す機会があったりと、ある程度の医療知識があったことから、医療業界のみ希望していたのですが、「医療機器は金額の大きい商材になるので、未経験からだと難易度も高いです。人材業界なら未経験でも比較的入りやすいですよ!」というアドバイスを面談で受け、実際の仕事内容にも興味を持てたことから人材業界も視野に入れることにしました!
面談後は、一日だいたい5~7件ペースで求人紹介してもらっていました。他の人の体験談や評判を見ていると、少し紹介数が少ないようにも感じましたが、面談にて「希望条件に全て当てはまる求人のみ紹介してほしい」という旨を伝えていた結果だと思います。
おかげで、紹介していただけた求人は全て希望条件に合っていました。内定を貰うまでの流れはざっとこんな感じ↓
応募 | 7件 |
---|---|
書類選考通過 | 3件通過 〇1件 応募した当日に面接案内メール。 〇2件 応募から5日後に面接案内メール。 〇3件 応募から6日後にSPI受験の連絡→SPIに合格し、応募から約1カ月後に面接確約 |
一次面接 | 3件通過 〇1件 一次面接から2日後に二次・最終面接案内メール。 〇2件 一次面接から2日後に二次・最終面接案内メール。 〇3件 一次面接から3日後に二次・最終面接案内メール。 |
二次面接・最終面接 | 2件内定獲得 |
企業面接の日程調整に関する返信は当日中にしないと、翌日には催促のメール・電話がきました。リクルートエージェントは転職活動期間を3カ月~半年程度を推奨・目安としているので、かなりテキパキと進めていかれる感じです。自分ペースで進めていきたい人や、半年以内の転職を考えていない人にはあまり向いていないかもです。
口コミ評判の「担当者によって当たり外れがある」は本当だった。私が担当者変更を申し出た話
リクルートエージェントに限らず「担当者によって当たり外れがある」という口コミ評判を目にしますが、「リクルートエージェントは大手転職サービスだから、大丈夫だろう」と当時の私は思っていました。
しかし、利用し始めてからすぐに「ん…?この担当者と合わないかも?」と感じ始め、最終的には担当者変更をしてもらうことに。結果としては、担当者変更を申し出た後はすぐに応じてもらえ、対応もとてもスムーズだったので満足しています。
私が、「担当者と合わない」と感じた理由は以下です。
- リクルートエージェントと併用していた他社エージェントから求人(営業職)に応募したので、紹介求人と被らないように担当者にその旨を報告。すると「うちからその求人に応募していればもっと良いアドバイスができたのに...」と嫌味のように言われた(だったら先に紹介してこい、と思ってしまった...)
- 応募前に書類添削してもらいたいのに、返信がこない
- 面接対策の際に、上から目線口調(その他でもちょこちょこ上から目線)
自分の転職活動に支障をきたすと感じたので、担当者変更に関して問い合わせをしたところ、すぐに担当者の上司から以下のメールが届きました。
▼担当者の上司からの実際のメール
▼担当変更の電話後のメール
担当者変更を申し出てから3日ほどで担当者変更をしてもらうことができました。変更してもらった後は、とても親身で丁寧な方に担当してもらえ、結果として内定を獲得することができたのでリクルートエージェントの利用自体はとても満足をしています。
支援実績No.1という実績や、最大手の実績を持っていたとしても、担当者と合う合わない問題は発生してしまうみたいですね。しかし、こちらから担当者変更希望の理由をしっかりと説明すれば、リクルートエージェントは早急に対応してくれる、ということがわかりました。
新しい担当者はとても親身。面接対策を重点的に行ってくれた
新しい担当者は面接対策を重点的に行ってくれました。
まず、全体のサポート内容をまとめたものが以下です↓
担当者からのサポート内容 | ||
---|---|---|
書類添削 | 書類提出後に担当者がチェック→修正箇所を数点指摘されたのみ | |
面接対策 | 模擬面接を数回、一時面接や最終ごとにアドバイスのメール | |
求人紹介 | 数は多くはないが、しっかりと希望条件全てにあてはまる求人のみ紹介 | |
アフターフォロー | 企業面接は全て通過したので、特にフォローはなかった。書類選考で通らなかった際のフォローも無し。 |
書類添削
リクルートエージェンに登録した履歴書や職務経歴書をチェックしてもらい、細かい文章の部分を電話上で指摘・修正してもらった。
面接対策
面接対策は、一時面接や最終面接ごとにアドバイスを貰い、過去の面接通過者の評価ポイントも含めて詳細に対策してくれました。また、企業が気にするであろう点や想定質問内容、企業が重視しる点などの詳細に教えてくれたので、おかげで企業面接は全て通過することに成功!
遅い時間でも、面接対策や相談の電話に応じてくれた担当者には感謝しています。
▼実際のメール|担当者から事細かに面接対策のアドバイス
▼実際のメール|過去の面接通過者の評価ポイント
他社エージェントと比較してリクルートエージェントの良かった点・悪かった点
最後に、他社エージェントとリクルートエージェントを比較し、リクルートエージェントの良かった点と悪かった点について解説していきます。
良かった点 | 悪かった点 |
---|---|
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リクルートエージェントの良かった点
リクルートエージェントの良かった点は、とにかく求人数が多く選択肢が多かったことと、事務的な連絡の返信がとにかく早かったことです。
求人数に関しては、「流石リクルートエージェント」というかんじでどのエージェントよりも多く、紹介求人以外にも自分でもいくつか良さそうな求人を見つけることができました。
また、リクルートエージェントでは転職活動期間を3カ月~半年程度を推奨・目安としているだけあり、面接の日程調整やお見送り連絡などの事務的な連絡に関しては他社エージェントよりも圧倒的に早く、転職活動がサクサク進んでいきました。
また、担当者の方は他の求職者も対応しており多忙なため、個別相談をすぐに対応してもらえる、ということは難しかったですが、遅い時間になってでも必ず折り返し連絡、親身に対応をしてくれたので、そこは他社エージェントと違うと感じたところです。
「18時以降は連絡できません。」という他社エージェントが多い中、リクルートエージェントはこちらの時間になるべく合わせて対応してくれました。
リクルートエージェントの悪かった点
全体的に、担当者との関係性が他社エージェントと比べてドライな印象でした。
担当者変更後は、個別相談に対し、夜遅くまで電話対応をしてくれたり、メールで返信をしてくれたりしましたが、それでも他社エージェントに比べると担当者とのやり取りが少なかったように感じます。
日程調整やお見送りメールなどの事務的な連絡は基本的にメインの担当者ではなく、代理の方からきます。個別相談に関してはメインの担当者と行いますが、メインの担当者は私以外にも複数の求職者を担当しているので、私のために時間を調整するのが大変な印象でした。
もちろん、転職活動に支障がきたすほどではありませんが、一人の担当者と切磋琢磨して転職活動を進めていきたい人には物足りなさを感じるかもしれません。
【体験談2】30歳女性/年収350万/事務職がリクルートエージェントで営業職への異業種転職してみた
次に、私とは少し違うパターンの体験談についてもご紹介しますね。
こんにちは、Tです!
ここからは私が実際にリクルートエージェントを使用してみた体験談や感想を、大きく分けて以下の4点に分けてご紹介していきます。
-
- 紹介求人の中身/希望条件にあっていたか
- 応募をした件数に対して実際に内定まで貰えた数は?
- 内定までかかった期間
- 担当者の対応
まず、私がリクルートエージェントを利用していたときの状況はこんな感じです。
当時は中小企業の営業事務いうポジションだったので、希望は大手企業の法人営業へのステップアップでした。
筆者の当時の状況 | ||
---|---|---|
年齢 | 30歳 | |
希望職種 | 人材系の営業職/法人営業 | |
転職状況 | 事務職から営業職の異業種転職 | |
経験・スキル | 前職にて、新卒入社で3年間の個人営業をしていたので、ブランクはあるが経験はあり。 | |
当時の年収 | 350万 |
紹介求人の約半分は希望業種と違う求人だったが、職種に関してはほぼ希望通り
リクルートエージェントからの紹介求人は一日で約30~40件ほど送られてきました。
紹介求人内容と希望条件に関しては、約半分は希望業種と違う求人でしたが、職種に関しては法人営業中心が多く、おおむね希望通りでした。
以前、営業職で3年働いていた経験があったので「第二新卒歓迎」「経験1~2年」「ブランクあり」など、ブランクを加味した求人が送られてくることが多く、私の職務経歴書や履歴書にはしっかり目を通してくれているんだな、という印象。
希望年収に関しては、希望年収400万以上に対して、実際に紹介してもらえた求人の年収は350~900万円の間とかなり差はありましたが、基本的には400万~の求人が多かったです。
一番低い年収で300万以下の求人から600万スタートの求人までピンキリでした。電話面談にて「一番譲れないのは希望業種 勤務地」ということを伝えていたので、年収が希望に沿っていない求人もたまに混じっていた印象です。
▼筆者の過去の経験・スキルを元に紹介できる求人が紹介される。
また、リクルートエージェントには「面接確約」「企業スカウト」という2種類の企業スカウトがあり、通常応募より早いスピードで内定を狙える可能性が高いスカウトです。
リクルートエージェント|企業スカウトの種類 | ||
---|---|---|
面接確約 | 書類選考をスキップして面接を受けられる | |
企業スカウト | 企業の採用担当者が「ぜひ応募してほしい人」に向けて送るもので、通常応募と比較して書類通過可能性が約3倍 |
毎日ではないですが、私にも週に2~3件は企業スカウトが届いていました。
リクルートエージェント公式ページでも「企業スカウトは通常応募に比べて書類通過率が3倍になる」という記載があり、面接確約や企業スカウトがきた場合は必ず目を通しておいた方が良いです。
私の場合は毎日30~40件ほどの求人が紹介されていたので、本当に全て見る時間がない時には「面接確約」「企業スカウト」の求人のみとりあえず確認していました。
▼実際にもらった直接確約・企業スカウト
103件応募して、内定は1件!!
紹介求人の中身がわかったところで、次に気になるのは「書類通過率」「内定確率」だと思います。私のリクルートエージェントでの「書類通過率」「内定確率」は以下でしす↓
筆者の通過率 | ||
---|---|---|
応募件数 | 103件 | |
企業面接確定件数 | 9件 面接確定率:8.7% | |
内定件数 | 1件 内定確率:1% |
▼実際の選考ステータス
私の経験談を見て「え!リクルートエージェントでの内定確率ってそんなに低いの?」と感じた方も多くいらっしゃると思いますので、それぞれ説明していきます。
まず一般的な数字として、転職エージェントを利用した書類選考通過率は30~50%、内定確率は4~5%と言われており、25社応募して1件内定を貰えるというイメージです。
また、以下の点が含まれている求人の場合、どうしてもライバルが多かったり、スキルが高い人ほど選考に通りやすいなど、平均的な内定確率よりも低くなってきてしまうことが現状です。
▼内定が貰いづらい求人の特徴
-
-
- 人気企業の求人
- 経験・スキルが求められる
- 20~30代の若者が求められる
-
▼それ以外で考えられる理由
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-
- 面接で自己アピールができていない
- 転職回数が多い
-
私の場合は、書類選考自体は約5~6割通っていたので、内定までなかなか届かなかった問題点としては、個人的に「面接で自己アピールができていない」だったと感じています。
初めの頃は、担当者の方に模擬面接練習や面接対策について聞かずに自己流で面接へ挑んでいたので、上手く自己アピールができていませんでした。
しかし、面接に落ちてしまった後、必ず担当者の方から電話があり、次回の面接で意識することやアドバイスてくれたので、回数を重ねるうちにだんだん自己アピールの方法が理解でき、最終的には内定を貰うことができました。
もし、「なかなか内定が貰えないな...」と感じたら、まず自分が上記の「内定が貰いづらい求人の特徴/それ以外で考えられる理由」を確認し、応募している求人と自分が合っているか、面接では適切に応対できているかを見直した上で担当者と相談をしましょう。
とにかく担当者に相談することが一番です。リクルートエージェントのアドバイザーは他にも多くの転職者をサポートしてきた実績を持っています。どこで躓いているのか、何が原因なのかをはっきりと伝えてくれますよ。
登録から内定までかかった期間は2カ月
私がリクルートエージェントに登録してから内定を貰えるまでにかかった期間は2カ月です。(実際に内定を貰えた企業は、応募してから約一週間ほどで内定が決まりました!)
リクルートエージェントでは、転職活動期間を3カ月~半年程度を推奨・目安としているので、それに比べると私の転職活動は割と早めに終わった方と言えます。
私が転職活動を2カ月で終える為に行ったことは「少しでも気になった求人には全て応募をする」「担当者からの連絡はすぐに返す」の2つです。
少しでも気になった求人には全て応募をする
内定率は一般的には4~5%と言われており、25社応募してやっと1社内定を貰えるかどうかの世界です。
「応募を沢山して母数を増やす=内定確率をあげる」という単純な話ではありますが、一番重要な点です。また、応募の際に自分の譲れないポイントというのをしっかり把握しておくことが大切。
自分が絶対譲りたくないポイント(例えば大手企業、勤務地、福利厚生など)さえ把握していれば、毎日何十件もの求人が紹介される中から応募すべき求人を効率よく見分けることができます。
担当者からの連絡はすぐに返す
転職活動を始めると、求人紹介やらお知らせやらと沢山のメールが届くようになります。その中でも担当者からの連絡は基本的にあなたの転職活動に対する重要な連絡であることが多いです。
「ちょっと忙しいから後で返そう」「今はめんどくさいから後で...」と後回しにしていくと、連絡を返すことを忘れてしまったり、かなり遅れてから返信することになり、結果、あなたの転職活動も遅れていきます。
担当者の対応
私の担当者の方は丁寧な対応で、親身になって相談に乗ってくれる人でした。
初めての電話面談の時は、私の漠然としていた転職への想いを明確化にし、「今後、どのように転職活動を進めていくか」についてをテキパキと考えてくれ、転職サポートに対する知識がとても豊富な人だったので、流石、支援実績No.1のリクルートエージェント!という印象でした。
登録当初、沢山の企業に一気に応募した結果、20~30社ほど書類選考を通過してしまい、企業面接の日程調整に手間取ってしまったことがあります(笑) そんな時も「〇日、〇日は既に面接日程が決まっているので、〇日と〇日で対応できる日はありますか?」など、具体的にわかりやすく日程調整をサポートしてくれました。
必要に応じてメール、電話等ツールを使い分けてフォローしてくれたりもしたので、悪い評判口コミでよくある「担当者の方からの連絡が多くてウザい」というようなことは全くなかったです。
担当者からは、今後の流れについてや、面談・面接日程調整、入社の流れや退職手続きなどについての連絡がきました。
▼実際の担当者とのやり取りの一部
それ以外のサポートや対応については以下のようなかんじでした↓
担当者の対応 | ||
---|---|---|
書類添削 | 特に大きく修正する箇所はないと言われたので、不足情報を追加するのみ。 | |
面接対策 | 面接練習依頼をしなかったので、当日軽く電話でアドバイスを貰う程度。 | |
アフターフォロー | 企業面接に落ちた時は、「次回の面接で意識するところ、気を付けるところ」などのアドバイス/アフターフォローの電話があった。 | |
日程調整にかかった期間 | 希望日程を入力してから日程が決まるまでは当日~3日程度 |
私は面接対策などは特にお願いはしませんでしたが、それでもそれ以外のサポートやケアはしっかりしていた印象です。
リクルートエージェントは転職支援実績No.1を持つ大手転職エージェントで、多くの転職希望者のサポートを行ってきた実績から得られた情報を元にアドバイスやサポートくれるので、やはり信頼性や有効性に富んでいるものが多かったです。
リクルートエージェントの良い評判口コミ
良い評判口コミ①:求人数が多く、地方の求人も見つけやすかった
大都市の求人ばかりだと思っていたが、リクルートエージェントは他社サイトに比べて圧倒的に地方の求人も多くあったので勤務地からの検索がしやすかった。条件を絞れば的確に求人が出てくるので、自分に合ったものが見つけやすかった。
fugafugafuga
地方に住んでおります。地方住みの場合、ハローワークやその他の求人サイトではなかなか大手の中途採用求人やそもそもの求人がないですが、リクルートエージェントでは見つけることができたのでそこが良かったです。
fugafugafuga
リクルートエージェントの良かったところは、まず圧倒的な求人の多さです。大企業~ベンチャーまで、いろんな企業の求人をチェックできます。
登録者も多いので必然的に、人気な求人への応募者も殺到しますし、エージェントからの応募しなさいという圧も凄いです。とにかく、応募してから考えろ!くらいの勢いで、応募しない人はサポートしませんというニュアンスのことも言われたくらいでした。やる気が出なくても、転職せざるを得ない状況にしてくれたのが、リクルートエージェントです。
fugafugafuga
リクルートエージェントの特徴の一つでもある求人数の多さに対する評判口コミが多かったです。
リクルートエージェントは公開・非公開求人を含め、※現在では約62万件以上の求人数を保有しております。そのため、自分の希望条件に合った求人や地方求人が探しやすかったという声が沢山あげられていました。
※2023年11月現在
良い評判口コミ②:書類の添削や面接対策など、とても親身に対応してくれた
リクルートエージェントでは、履歴書の書き方、面接ではこの会社ではこういう対策した方が良いよ、と丁寧に教えてくれた。
リクルートエージェントに登録して2.3日も立たず面談の場が設けられ、自分の経歴やスキルの棚卸しをしてくれた。自分の市場価値や強み、どのように自己PRすればよいか分かりやすく言語化してもらい、非常に助かった。
私が面接とても不安に感じていることを察して下さり、遅くまで面接練習、対策に付き合ってくださったり、実際に面接終わったあとにすぐにどうだったかなどの心配もしてくださりました。リクルートエージェントに登録して良かったです。
転職支援実績No.1の実績を持つリクルートエージェントには、実績豊富なアドバイザーが沢山います。
どのような書類が選考に通りやすいか、企業面接ではどのような受け答えがベストか、など、転職を成功させるための方法を熟知しているので安心です。
また、リクルートエージェントの担当者は求職者の転職活動を成功させる強い情熱を持っており、求職者が納得いくまで模擬面接練習に付き合ってくれてたり、アドバイスをくれる担当者も多いようです。
良い評判口コミ③:対応がスピーディで良かった
連絡がエージェント携帯に直通だったので早くやり取り出来た。
対応がスピーディーだった。転職活動での相談や面談の日程調整などでメールした際に、返信が早かった。また、担当者が不在の日は事前に連絡をいただけたり、代わりの人がメールを確認した旨の返信をくれたため安心できた。
担当者の対応の早さに関する良い評判口コミも多く見受けられました。
リクルートエージェントでは、転職活動期間を3カ月~半年程度を推奨・目安としているため、元より、目安期間内に転職活動が終えられるように計画が立てられています。
そのため、リクルートエージェントは転職活動を早く終わらせたい人にはおすすめの転職サイトと言えます。
良い評判口コミ④:応募条件を満たしていなくても、他のスキルや経験で推薦ができるように取り計らってくれる
応募先の条件の学歴を満たしていなかったが、現職の職種と経験から推薦できると判断していただき、企業に推薦状を出してくださったおかげで実際に面接まで実施し内定をいただけた。リクルートエージェントの人は熱心な人が多いんだと思う。
【書類の添削や面接対策など、とても親身に対応してくれた】でも解説していますが、転職支援実績No.1の実績を持つリクルートエージェントには、実績豊富なアドバイザーが沢山います。
その為、アドバイザーは転職を成功させるノウハウを持っており、「学歴が足りない」「経験・スキルが足りない」などの問題に対しての解決策も熟知しています。
最大手かつ実績を持つからこそできるサポート力がリクルートエージェントにはあるので、転職が初めての方やそうでない方でもリクルートエージェントに登録をしておいて損はないと思います。
リクルートエージェントの悪い評判口コミ
悪い評判口コミ①:希望していない求人を紹介された
期待してリクルートエージェントに登録したのに、全く条件に合っていない求人が大量に送られてきて、うんざりした。
自分のスキル不足かもしれないが、希望と異なる求人ばかり出され、希望する求人は高望みと言われ、こちらの目的とうまくマッチングしなかった。
経験がないことが悪いのですが、なかなか希望条件に合うものがなかった。最終的に妥協点を見出して仕事は決まったので感謝してます。
自分の希望職種や希望条件と違う求人を紹介される原因としては以下の2つが考えられます。
理由 | 解決方法 |
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担当者が求職者の希望条件を正確に把握していない |
以下の点を担当者と再度すり合わせする。
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求職者の経験・スキルだと希望条件に沿った求人を紹介できない | 希望条件を減らすか、自分の経験・スキルに合った転職サイトを探す |
上記の口コミの人も言っていますが、希望職種や条件以外の求人ばかり紹介される場合、求職者のスキル・経験が希望条件にマッチしていないとことが多いです。
極端な例ですが、例えば希望条件が「異業種転職(未経験)、年収800万、地方住み希望」の場合、全て当てはまる求人を探すことが難しいため、一番探しやすい希望条件を元に求人を紹介されている可能性があります。
また、担当者が求職者の希望条件や職種をしっかり把握していない、という可能性もありますので、何故、希望条件の求人が来ないのかを確認するために担当者へ相談をしましょう。
悪い評判口コミ②:興味のない求人に応募させようとされたり、担当者によってかなり強引
自分の年収より下がる上に残業も多いと会社の面接で言われた求人にも関わらず「リクルートエージェント出身の人がいるから安心!」などと強いゴリ押しを受け、不快な思いをしました。
お互いに方向性を探していったり、相談したり…という雰囲気ではありませんでした。最初の電話面談後はとにかく沢山の求人が送られてきて、あまり応募しないと応募少ないです!もっと応募して!と言われ、面接が進んでいくと、100人以上応募した中から選ばれたんですよ!人気な求人です!等と営業を入れてこられ、内定受諾しようかな…という気持ちにさせられます。
就きたい職種・業種等、やりたい事が明確な人にはリクルートエージェントは向いてるけれど、サポートという意味では、相談しながら転職していきたい人には向かないと感じました。
サポートが薄い人や自分と異なる見解を持つ担当者にあたってしまうと、転職自体のモチベーションが下がってしまう。また、希望する職種/内容/業界が異なる場合でも、多少強引に推薦してこようとする担当者もいる。
まず、このような「押しが強い」ことで考えられる大きな理由に、リクルートエージェントでは、転職活動期間を3カ月~半年程度を推奨・目安としていることがあげられます。
その為、転職活動が上手く進んでいない人や、やる気を感じない人には多少強引に対応している可能性が考えられます。
また、それ以外にも自分自身の営業成績目的で強引に応募をさせようとしている場合もあるので「自分にこの担当者は合わないな...」と感じた場合は、無理せず、すぐに「担当者変更」を行いましょう。
悪い評判口コミ③:質問に対する返信に一週間もかかった
質問に対する返信が1週間ほどかかることも結構あり待たされ感がありました。
1人の担当者に対して数十人の求職者を抱えてたこともあると思うが、リクルートエージェントの担当者と面談アポを取るのに1週間〜2週間もかかった。
担当者は複数の求職者を担当しているため、多忙のため連絡が遅れてしまう場合もあります。
また、他の原因として考えるのは、担当者は求職者のスキル・経験や求人内容を総合的に判断した上で求人紹介をしています。その為、連絡が来ない・遅い場合は紹介できる求人が現在ない、という可能性があります。
大前提として、転職エージェントはあなたの転職が成功した報酬を企業からもらうことで収益を得ています。
その為、「転職を急いでいない」「希望条件が多く、紹介できる求人を見つけるのが難しそう」などと判断された場合は、他の転職活動が進めやすそうな人を優先的に対応されてしまう可能性があります。
リクルートエージェント引用:「転職エージェントから連絡が来ない・遅い理由は?パターン別対処法を紹介」
悪い評判口コミ④:3ヶ月で担当者が変わるシステムなので、気に入った担当者を継続利用できない
リクルートエージェントは、3ヶ月で担当者が変わるシステムなので、気に入った担当者を継続利用できない。担当者との相性もあるので良いシステムにも思えるが、こちらで担当者継続か変更かを選べたらもっと良かった。
上記で注意すべき点は「新しい担当者としっかり話す」ということです。
転職エージェント内では、求職者の意思に関わずに担当者が変更されてしまうことはよくあります。もし、担当者が変更になってしまった場合は、必ず新しい担当者と話すことで、引継ぎがしっかりできているか、信頼できる人か、やる気があるか=返信が早いかなどを確認しましょう。
もし、新しい担当者と話をした上で合わないと判断した場合は「担当者変更」をすることをおすすめします。
悪い評判口コミ⑤:連絡が多すぎる
はじめは、担当者の方の連絡がマメだと思っていたが、1日に何回も電話がかかってくるし、そこまで緊急性の高くない件でも電話がかかってきていたりしたので少し連絡が多いと感じてうざかった。
仕事をしながらの転職活動だったので、”平日日中は電話できない/対応できない”といっていたが、かなりしつこく電話やメールがきた。会社の人にまだ退職を伝えていなかったので、「電話でなくていいの?」と頻繁に聞かれて、とても気まずかった。
まず、理由なく電話がかかってくることはないので、電話が複数かかってくる理由として以下が考えられます。
- 登録後の面談調整をしたい
- 希望に合う求人があった
- 求人応募の後の企業との面接日程など
- 選考結果
上記の理由を確認すべく電話がかかってきているので、むやみに無視をしてしまうと「転職意思がない」と判断され、サポートを受けられなくなってしまう可能性もあります。
また、他の原因として考えられるのが、担当者が求職者が電話に出られない時間帯を把握していない可能性があるので、その場合は再度担当者に問い合わせしてみましょう。
因みに、私がリクルートエージェントを利用していたときは、”基本は全てメールで連絡してください”と担当者に伝えたら、電話がかかってくることはほぼゼロに近かったです。
転職活動でリクルートエージェントを使った63名の口コミ総合評価は3.56!
リクルートエージェントを使ったことがある男女63名にアンケートを実施しました。
対象者に、星1つ〜星5つでリクルートエージェントの評価をしてもらった結果、口コミ総合評価として星の数は3.56となりました。
リクルートエージェントの総合評価における良い評判口コミ
チャット機能と、担当チームで動いていたことで、時間を気にせず通勤前後の時間で転職活動ができたのでとてもよかったと感じた。 リクルートエージェントの好印象だったこととして、自己PR作成にて悩んでいた際に、具体的な添削をしていただいたのはとても信頼できる方たちだと感じた。
リクルートエージェントは、面接対策として自己分析する動画を公開してくれたのでいつでもどこでも見れるしいつでもひとりでも対策できてよかった。分からないことは担当者が丁寧に教えてくれるからきちんとした結果も出たと思う。
リクルートエージェントでは、ただ求人を紹介するだけではなく、求職者が転職で成功するように様々な角度からサポートをしてくれることに満足している方が多かったです。特に、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策動画が人気でした。
リクルートエージェントの総合評価における悪い評判口コミ
良くも悪くもリクルートエージェントは「大企業が定常的な作業をして対応をしている」という感じなので、転職活動をしたことがない人が経験を積む意味で登録するのであればよいと思う。
担当者によって変わるけど、リクルートエージェントの担当者の対応がイマイチでした。 連絡があんまりとれていなかったり、タイミングが悪いときにかけてきます。
良い担当者に巡り会えなかった場合、悪い印象を持つ人が多いようです。最初の面談で、この人に転職活動を伴走してもらいたいかどうか、はっきりと見定めることが必要ですね。
リクルートエージェントの「求人の量と質」の口コミ評価は3.44(5段階)
「求人の量と質」に限定して評価をしてもらった結果、リクルートエージェントの評価は平均3.44という結果となりました。
量は充分でしたが質がイマイチ、ピンッと来ませんでした。希望条件を伝えましたが、正反対の条件だったり、通勤時間も30分以内と伝えていましたが30分超える、乗り換えも必要な職場だったりしました。結局受けたのは2社だけでした。
求人数は非常に多かったのですが希望する職種の求人数は他社のサービスと変わらなかったので物足りなさを多少感じたため星1つマイナスにした評価にしました
求人数は多いという口コミが目立ちました。一方で、多いというのは全業界・全職種合わせての数です。自分が希望している業界や職種に限定するとさほど多くない場合もあるので、注意する必要があります。
リクルートエージェントの「担当者の対応」の口コミ評価は3.60(5段階)
「担当者の対応」に限定して評価をしてもらった結果、リクルートエージェントの評価は平均3.60という結果となりました。
営業職から営業職への転職をした際、色々な商材や固定給インセンティブの割合など詳しくわかる資料をたくさん用意していただけた。ただ、相談予約日が、なかなか取れず転職までには少し時間かかった。
初めからサービス業が厳しいと判断したのか、なんとか他のルートから違う業種へシフトをさせたい感じが出ていて、話が噛み合わない瞬間が多々ありました。
「自分の希望を汲み取ってくれて丁寧に対応してくれた」という声と「希望を汲み取ってもらえなかった」という声と両方に分かれました。リクルートエージェントに限らず、転職エージェントは良い担当者に出会えるかどうか運次第なところがあることも理解しておきましょう。
リクルートエージェントを利用した63名に聞いてみた
リクルートエージェントを使ったことがある人に、他にもいろんなことを聞いてみました。
リクルートエージェントで転職が決まった人は33.3%
リクルートエージェントを利用したことがある男女63名にアンケートを行ったところ、3人に1人がリクルートエージェントで転職が決まったということがわかりました。リクルートエージェントを使ったからと言って、必ずそこで転職が決まるとはあまり思わない方が良いでしょう。
また、「決まった」と答えた21名に追加で「転職で年収は上がったか」を聞いてみました。
リクルートエージェントで転職した人の61.9%が、転職によって実際に年収が上がったことがわかりました。リクルートエージェントが独自で公表しているデータとほぼ数字が一致しています。年収アップを期待してリクルートエージェントを利用するのも良いでしょう。
他の転職・求人サービスと併用している人は73.0%
リクルートエージェントを利用する人のうち、およそ4人に3人は他社サービスも同時並行で利用していることがわかりました。必ず良い担当者に巡り会えるとは言えないので、みなさんと同じように、保険として他のサービスも併用することをおすすめします。
また、併用先サービスとしてはみなさん何を使っていたのでしょうか。
併用先として最も多かったのはdodaでした。dodaもリクルートエージェントと同様なエージェント型ですが、求人数ではリクルートエージェントの3分の1くらいしかありません。一方で、担当者の質が高いという評判口コミ・評判も多いので、リクルートエージェントの担当者の質に不安がある方は、dodaの併用をおすすめします。
また、ビズリーチは、転職エージェントではなくスカウトサービスです。登録すると、自分のところにスカウトが届く仕組みになっています。待っていれば良いというメリットもありますし、受け取るスカウトで自分の市場価値を把握できるというメリットもあります。
その他、アンケートの結果併用先として複数挙がったのには、以下のものがありました。
- ワークポート、エンエージェントといった転職エージェント
- リクナビNEXTやIndeedといった転職サイト
- ジョブメドレーといった業界専門転職サイト
次に転職するときもリクルートエージェントを使いたいと思う人は42.9%
次も使ってみたい!と思えるサービスが転職エージェントとしては理想かと思います。リクルートエージェントは、利用者の42.9%から「次も使いたい」と思われています。「使いたくない」の2倍以上ではありますが、もう少しこの数字が高いと安心できるなというところです。
リクルートエージェントとリクナビNEXT・マイナビ転職・エン転職との違い【転職サイトと比較】
転職サイト選びをしていると、リクルートエージェント以外で以下サービスを目にする機会があると思います。
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
- エン転職
上記はいずれも「転職サイト」と言われる転職支援サービスで、リクルートエージェント(転職エージェント)とは全くサービス内容が違います。
リクナビNEXTなどの転職サイトを使うべきか、リクルートエージェントを使うべきはか、個々の「性格」「転職への熱量」「転職経験の有無」などによって変わります。
リクルートエージェントと各転職サイトのサービス内容をまとめたので参考にしてください。
リクルートエージェント | リクナビNEXT | マイナビ転職 | エン転職 | |
---|---|---|---|---|
タイプ | 転職エージェント | 転職サイト | 転職サイト | 転職サイト |
求人数 | 421,615件 | 101,569件 | 19,117件 | 80,000件 |
対象 | 全年代 | 全年代 | 全年代 | 全年代 |
求人紹介 | あり | なし | なし | なし |
企業からのスカウト | あり | あり | あり | なし |
求人検索 | あり | あり | あり | あり |
担当が付く | あり | なし | なし | なし |
サポート |
・職務経歴書の添削 |
なし | ・履歴書の添削(1回のみ) ・模擬面接(1回のみ) |
なし |
転職サイト(リクナビNEXTやエン転職):自分で求人を探す必要があり、添削などの補助なし
リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いは、求人紹介とサポートの有無と覚えておくとよいです。
リクルートエージェントとリクナビNEXTのどちらを使うべきかの回答はこんな感じ
- 初めての転職でサポートしてほしい人や待ってるだけで希望条件に合う求人を知りたい人 →リクルートエージェント
- 自分で求人を選んで気に入った企業の情報だけを見たい人、職務経歴書の書き方や面接に自信のある人 →リクナビNEXT
どちらが良い悪いではないので、どっちも使ってみてしっくりくる方をメインにして転職活動を進めていくのがいいです。
リクルートエージェントとビズリーチ・リクルートダイレクトスカウトとの違い【スカウト型との違い】
リクルートエージェント(エージェント型)とビズリーチ・リクルートダイレクトスカウトなどのスカウト型がどう違うのか、気になっている人も多いと思います。
スカウト型(ダイレクトスカウト、ビズリーチ):担当付かず、直接企業やエージェントからスカウトされる、添削などの補助なし
リクルートエージェント | リクルート ダイレクトスカウト |
ビズリーチ | |
---|---|---|---|
タイプ | 転職エージェント | スカウト | スカウト |
求人数 | 421,615件 | 249,278件 | 99,288件 |
審査 | なし | なし | あり |
対象年収 | 年収300万〜800万 | 年収600〜1,000万超 | 年収600万〜1,000万超 |
対象年代 | 全年代 | 全年代 | 全年代 |
求人紹介 | あり | なし | なし |
企業からのスカウト | あり | あり | あり |
求人検索 | あり | あり | あり |
担当が付く | あり | なし | なし |
サポート |
・職務経歴書の添削 |
なし | なし |
リクルートエージェントは担当が付くため、求人紹介だけでなく、どういった業界に転職できそうか、どの程度の年収が狙えそうか、魅力的に見えるESの書き方など、転職に関するあらゆることの相談が可能です。なので、そもそも転職するか悩んでいる人や自分に合う業界、可能性のある業界を知りたい人など、これから転職に本腰入れたい・背中を押して欲しい人にリクルートエージェントは向いています。
対し、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチのスカウト型転職サービスは、担当は付かず、自身で用意したESや資格・スキルなどの情報を登録すると、スキルマッチしそうと感じた企業やエージェントから直接声をかけられる仕組みです。なので、自分のスキルを必要としてくれる企業や今よりも条件の良い企業があれば転職したいなど、受け身で転職活動を進めたい人にスカウト型転職サービスは向いています。
リクルートエージェントを利用するときの注意点
続いて、リクルートエージェントを利用するときの注意点を3つ紹介します。ポイントを押さえて、リクルートエージェントを有効に活用してください。
リクルートエージェントを利用するときの注意点①:サポート期間が3か月に限られている
リクルートエージェントでサービスを受けられる期間は、原則3か月です。選考途中などの場合を除き、3か月以降はサービスを受けられなくなるため、注意が必要。
そのため、リクルートエージェントへの登録は、転職意向を固めて積極的に動き始める時期にするとよいでしょう。まだ転職を決めかねている方、長期間かけてじっくりと転職活動に取り組みたい方にとっては、ミスマッチになる可能性があります。
リクルートエージェントを利用するときの注意点②:転職の軸をしっかり定めておく
リクルートエージェントの利用を開始したら、転職に際して絶対に譲れないポイント、重視したい条件などをしっかりと決めておきましょう。
リクルートエージェントは、3か月のサービス期間内での転職活動を成功に導くために、幅広い視点から多様な求人を紹介してくれます。自分自身の転職の軸がないと、応募先を決めかねたり、本当に希望する内容と異なる求人に応募してしまったりすることがあります。
担当者の勧められるがままに転職活動を進めてしまわないよう、あくまでも転職の舵取りは自分自身だと心得てください。
リクルートエージェントを利用するときの注意点③:相性の悪い担当者にあたった場合は担当変更をお願いする
リクルートエージェントでは、専属のキャリアアドバイザーが活動をサポートしてくれます。
なかには、自分と相性が良くないと感じる担当者がつく場合もあります。違和感を感じたら、遠慮せず担当者の変更を申し出ましょう。
直接担当者に言いづらい場合は、お問い合わせ窓口から変更希望を伝えることもできます。短い3か月間のサービス期間中に、無理をして合わない担当者に支援してもらう必要はありません。
また、他社エージェントを使うのも一つの手です。以下におすすめのエージェントをまとめたので参考に見てみてください。
リクルートエージェントを上手に活用するポイント
次に、リクルートエージェントを上手に活用するポイントを4つご紹介します。大手ならではの豊富なサービスを十分に生かしましょう。
リクルートエージェントを活用するポイント①:無料セミナーやイベントに積極的に参加する
リクルートエージェントの魅力として、登録者が無料で参加できるイベントやセミナーがあります。例えば、以下のような内容です。
- 未経験の職種・業界に転職する際のポイント
- 第二新卒向け 転職活動の進め方
- 自己分析セミナー
テーマや開催頻度が豊富で、オンラインで参加できるものも多数あります。転職支援のプロから役立つ情報を積極的に入手し、自身の転職活動に生かしてください。
リクルートエージェントを活用するポイント② 書類選考対策に職務経歴書の添削サービスを利用する
担当のキャリアアドバイザーに、職務経歴書の添削を依頼しましょう。
リクルートエージェントには、これまで多くの求職者をサポートしてきたノウハウが蓄積されています。企業が職務経歴書の中で重視するポイントや、書類選考に通過しやすい経歴書の傾向なども把握しています。
プロのノウハウを借りて、職務経歴書のブラッシュアップをしましょう。自分自身のキャリアを棚卸する機会にもなります。
リクルートエージェントを活用するポイント③ 企業宛ての推薦書をチェックする
リクルートエージェントでは、求職者が企業に応募する際、本人の職歴や良い点を伝えるために「推薦書」を添付して送付してくれます。
担当者から見た求職者の推薦ポイントをまとめてくれる、うれしいサービスです。
応募する際には、ぜひ担当者が記載した推薦書を見せてもらうようにしましょう。担当者の認識に誤りがあったり、職務経歴書の内容を転記しただけだったりする場合があります。
「推薦書の内容を把握したうえで面接に臨みたい」と伝えて推薦書を確認し、変更の希望があれば依頼しましょう。
リクルートエージェントを活用するポイント④ こまめにパーソナルデスクトップ(マイページ)にログインして新着求人をチェックする
リクルートエージェントでは、単に担当者から求人をもらうのを待つだけではなく、自分から能動的に求人を探しに行くことができます。
パーソナルデスクトップ(マイページ)にログインして、「求人検索」をクリックします。「職種」や「勤務地」など条件で絞り込み検索ができ、応募することが可能です。
ここでポイントとなるのは「新着順」に並び替えることです。古い求人票の中には、今では積極的に採用活動をしていないものも含まれます。新着案件であれば、企業の採用熱が最も高い状態だと考えても良いでしょう。
積極的に自分からも新着求人をチェックしにいくことで、転職活動の成功確率が高まります。
リクルートエージェントを利用する流れ(登録〜面談〜応募)
リクルートエージェントを利用する流れを紹介します。
リクルートエージェントに限らず、どの転職エージェントでも基本同じ流れと考えてOKです。
リクルートエージェントへ登録すると、まずキャリアアドバイザーとの初回面談を行います。初回面談では、求職者の希望や経歴、スキル、資格などをヒアリングして求人を紹介してくれます。また、求人紹介以外にも、履歴書や職務経歴書の作成・アドバイス、興味のある業界の動向、志望企業の面接内容・対策、他にも面接の練習までしてくれます。
内定を獲得したら、入社日までの流れや準備するものなど、企業と求職者の間に入って最後までサポートしてくれます。
1.サービスの申し込み(PCまたはスマホ)
公式サイトで、会員登録を行います。転職支援サービスの申し込みをしましょう。
希望条件やプロフィールなどの基本情報を入力してください。
申込の際、リクナビNEXTへの同時登録も可能です。企業からのスカウトを受けられるサービスもあるため、転職先の選択肢を広げたい方におすすめです。
2.キャリアアドバイザーとの面談
会員登録後、専任のキャリアアドバイザーと面談を実施します。
ご自身のキャリアの詳細や、具体的な希望条件、転職の時期、転職活動を進めるにあたっての希望などを確認します。面談は、リクルートキャリアの各拠点での対面実施、または電話やオンラインでも可能です。
3.応募先の決定
次に、実際に応募する企業を選定します。
キャリアアドバイザーから紹介される求人のほか、自身でも専用のアプリを使った求人検索が可能です。
リクルートキャリアは、一般的に公開されていない非公開求人を多く保有しています。積極的に自分の希望に合う求人を探しましょう。勤務地や職種、業界、年収などでの条件を指定して、求人の絞り込みが簡単にできます。
4.応募・選考
候補となる企業が決まったら、まずは書類応募です。担当のアドバイザーが推薦書をつけて、企業に提出します。面接に進む場合は、キャリアアドバイザーが企業との日程調整を代行してくれます。
アプリから各求人の選考状況が確認できるため、複数社に応募している場合でも状況把握が簡単です。
面接に行く前に、キャリアアドバイザーから企業の特徴に沿ったアドバイスをもらいましょう。これまでの経験から、対象企業でよく質問される内容や、面接の雰囲気などを確認できます。
5.内定承諾・入社
無事に選考に合格したら、内定承諾をして入社を迎えます。もし希望条件が異なる場合などは、キャリアアドバイザーから年収や入社時期などを交渉してくれます。
また、入社日までのサポートしてくれるため、転職活動が初めての方も安心です。最後までサービスを最大限活用してください。
まずはメールアドレスを登録
リクルートエージェントに無料登録リクルートエージェントで質の低い担当になった場合の対応
リクルートエージェントに限らず、転職エージェントへの悪い評判として「担当者(アドバイザー)の質が低い」というものがあります。
どのアドバイザーに当たるかは運次第の部分もありますが、一方で、悪いアドバイザーに当たってしまったとしても、自分の接し方次第でアドバイザーの質を高めていく方法もあります。
合わない求人ばかり勧めてくるアドバイザーへの対応
合わない求人の紹介が多い場合、すぐに見当違いと決めつけず、「どうしてこの求人を私に勧めたのですか?」と聞いてみましょう。自分自身が自覚していない観点で求人をおすすめしてくれている場合があり、新たな転職軸に気づくきっかけにもなります。
理由を聞いた上で、「そんなものは求めていない」と思った場合は、素直に「こういった理由で今後は紹介しないでほしい」と伝えるようにしましょう。黙っていては、認識がズレたまま求人の紹介が続いてしまいます。
連絡のタイミングに問題があるアドバイザーへの対応
「連絡がしつこい」「日中に連絡が来て困る」という場合は、連絡を控えてほしい旨をはっきりと伝えましょう。
具体的に「こういうときだけ連絡してきてほしい」と伝えるのがポイントです。自分が電話に出られる時間帯を具体的に伝えて、それ以外はメールで連絡するようお願いしましょう。
なんかこの人合わないな、というアドバイザーへの対応
アドバイザーの考え方や話し方、コミュニケーションで、「この人は自分とは合わないな」「自分のことを理解してくれているとは思えない」と感じることがあるかもしれません。
そういうときは放置せず、自分がどのように接してほしいのか、今回の転職活動で重視していることは何なのか、など自分が考えていることをしっかりと情報発信することが必要です。
それでも改善されない場合は、担当の変更を申し出よう
リクルートエージェントでは、担当の変更をお願いすることができます。
問い合わせフォーム、メール、電話のいずれかで担当の変更を申し出ましょう。このとき、変更した理由、どんなアドバイザーについてほしいのかを明確に伝えることで、良いアドバイザーに当たる確率が高くなります。
リクルートエージェントに関するQ&A
リクルートエージェントに関してよくある質問をまとめました。
Q.リクルートエージェントの利用に費用はかかる?
かかりません。リクルートエージェントをはじめ、転職エージェントは企業からの成功報酬をもらうビジネスモデルで運営しています。そのため、求職者は無料でサービスを受けることができます。
Q.リクルートエージェントを使いたいけど面談したくない。連絡を無視することはできる?
リクルートエージェントでは、面談の後でないと求人は紹介してもらえません。
どうしても面談がしたくない場合は、リクナビNEXTなどの転職サイトや、リクルートダイレクトスカウトなどのスカウトサービスを利用しましょう。
Q.リクルートエージェントは、登録だけの利用はできる?
転職しようかどうか迷っている段階で、どのような求人があるのかどうかを知るためにもリクルートエージェントに登録だけしておくことができます。
ただ、今すぐの転職を考えていない旨は、しっかりとキャリアアドバイザーに伝えましょう。
Q.リクルートエージェントには、企業スカウトはある?
あります。「企業スカウトを受け取る」を選ぶと、自分のキャリアシートを見て興味を持った企業が直接スカウトを送ってくれます。中には、面接確約オファーなど、内定に直結しやすいスカウトもあるので、登録しておいて損はないでしょう。
スカウトサービスを中心に転職活動を進めたい方は、次の記事を参考に自分に合ったサービスを見つけましょう。
Q.キャリアアドバイザーから厳しいことを言われることもある?
中には厳しいことを言うキャリアアドバイザーもいます。
自分の経験やスキルが不十分な中で、非現実的な年収の求人ばかり応募していたり、いつまで経っても転職の軸が決まらない場合、ズバッと単刀直入にアドバイスされることもあります。
自分の転職活動スタイルに対して、他人にとやかく言われるのは嫌だという方は、担当変更を申し出るか、転職サイトを利用しましょう。
Q.フリーターやニートでもリクルートエージェントに登録できる?
登録はできますが、求人を紹介してもらえない可能性があります。
リクルートエージェントが持つ求人には、正社員から正社員への転職を前提としたものが多いです。そのため、正社員経験が無いフリーターやニートだと、紹介してもらえない場合があります。
Q.パーソナルデスクトップ(マイページ)へのログインはどこから出来る?
PCでの利用の場合、パーソナルデスクトップ(マイページ)へのログインはこちらでメールアドレス、パスワードを入力することでできます。
アプリでの利用の場合、リクルートエージェントアプリ(App Store/Google Play)をインストールしておきます。起動後「ログイン」ボタンを押して、メールアドレス、パスワードを入力するとログインできます。
Q.リクルートエージェントの退会方法は?
担当のキャリアアドバイザーに申し出ることによって退会することができます。もしくはこちらで退会手続きを行うことができます。
Q.リクルートエージェントのCMに出ている人は誰?
2021年2月から、高橋一生さんと柳楽優弥さんをメインキャストとしてCMが放映されています。2023年現在も第5弾として同じキャストで放映されています。