アパレル・コスメ販売とは?仕事内容や給料、必要なスキルについて徹底解説!

編集部の加藤です!

美容やファッションが好きな人に向いているのが、コスメ・アパレルの販売員です。

コスメもアパレルもたくさんの店舗があり、多くの販売員が働いています。今回の記事では、コスメ・アパレルの販売について解説します。

コスメ・アパレルの販売・接客のお仕事とは?

コスメ・アパレルにおける、販売・接客の仕事について説明します。

業務リスト
  • 接客・販売
  • 陳列
  • 在庫・発注管理
  • 検品
  • タグ付け
  • レジ業務

コスメとアパレルでは販売する商品が違いますが、仕事の内容はほぼ同じです。

店舗でお客さまの対応をするのはもちろんですが、洋服やコスメを補充したり、在庫を確認し発注したりします。

また、納品された商品の検品やタグ付けといった仕事もあります。

お客さまの対応も、商品をただオススメするだけでなくコーディネートの提案をし、トレンドをまじえて似合う服を選ぶといったことを行います。

コスメなら、肌診断をしてお客さまにあった化粧品を選んだり、実際にメイクをしてどんな感じか試してもらうようなこともありますね。

補足:コスメ・アパレルの販売・接客と他の販売・接客との違い

コスメにしろアパレルにしろ、お客さまの好みをすばやく把握し、気に入りそうなものを選ぶことや「お似合いですね」「ぴったりの色あいですよね」と気持ちよくお買い物ができるようなトーク術が重要です。

他の販売でもトーク術は大切ですが、洋服や美容品といった嗜好品は、特に「好み」がわかれるところです。

お客の傾向をつかむことはコスメ・アパレルの優秀な販売員に共通するスキルです。

また、自分自身が「モデル」になるというのも、コスメやアパレル販売員ならではの特徴でしょう。

販売するブランドの服を上手に着こなしていれば、お客さまは「いいわね、それ」となって購入のきっかけになります。

化粧品売り場の女性は揃って「スキのない化粧をしたキレイな人が多い」わけですが、これも自分自身の化粧自体が販売アピールのひとつとなっています。

コスメ・アパレルの販売・接客の将来性について

アパレル・コスメの将来性について

コスメ・アパレルの接客の将来性についてお伝えします。

美容や服飾関係のお店は全国にあります。販売員の求人は常にありますね。

販売員は将来のキャリアは店長といったイメージがありますが、実は他にもバイヤーへの転身や本部や本社で企画を担う、販売員の育成に携わるといったように、選択肢はいろいろとあります。

ファッション業界や美容業界は景気に左右される面はありますが、今後もまったく仕事がなくなるといったことはないでしょう。

キャリアアップ

  • 店長
  • マネージャー
  • 本社勤務
  • 独立

コスメやアパレルの店員が最初にめざすのは店長ですね。

個人経営ではなく、アパレル企業の店舗であれば、高い売上実績をあげると評価され、20代で店長に抜擢されることも珍しくありません。

また販売力や企画力を買われて本社へ異動し、企画・戦略といった部署で働く、あるいはバイヤーになるといったキャリアアップもあります。

アパレル会社のショップにバイトで入り、正社員になり、最終的に本社へ異動というキャリアプランは多く見受けられます。

さらに洋服や化粧品好きの人は、自らディレクションし選んだものを売る、自分の店を持つのも大きなキャリアアップと言えるでしょう。

独立や転職の難易度

独立 ★★★☆☆
転職 ★★★★★

コスメ・アパレルの販売・接客は独立も夢ではない

ショップ店員というと独立とはすぐには結びつかないかもしれません。ただ、販売員としてスタートし、最終的に自分の店を持つことは誰でもできることではありませんが、なれる可能性はあります。

もちろん開店するための資金を貯めるだけでも簡単ではありませんが、独立の道はあります。

そのため、独立も夢ではありません。

転職はしやすい

ショップの販売員は人手不足のため、常に募集が見つけられます。

またメーカーからブランドへ、商社系から個人経営の店へ、販売員の転職は日常的にあります。

さまざまな店舗への転職が可能ですが、自分の目標を考えた上で転職先を決めるのがポイントです。

アパレル企業は2度、3度の転職でステップアップしていく人も多いです。コスメ・アパレル販売員の転職は難しくありません。

スキルによる収入差について

コスメやアパレル販売員には、資格のようなスキルは特にありません。

販売員に共通しているのは、いかにお客さまの心をつかみ、商品を売ることができるか、つまりは販売実績が重要という点です。

店舗や立地条件にもよりますが、海外からのお客が多いエリアやデパート内のショップなどでは、英語や中国語ができる語学力がスキルとして認められ、多少の収入差がつくケースはあります。

販売・接客(コスメ・アパレル)の具体的な仕事内容

アパレル店員の仕事の様子の写真

ここからは、実際に携帯ショップの販売・接客として働いている3人をご紹介します。

  1. 1日のスケジュール
  2. 残業
  3. やりがいや厳しさについて

派遣社員、正社員、パートでのリアルな働き方をぜひ参考にしてください。

コスメショップ(デパート内)で正社員として働くSさんの1日

Sさん(26歳・女性・正社員)デパート内コスメショップ勤務

9:45
出社
開店準備
10:00
開店
サンプルの詰め合わせ・陳列台のチェックなど
12:00 昼休み(交代制)
13:00
接客
お試しを希望するお客さまにメイクをする
19:00 退社

主な仕事

  • 店舗での接客
  • 簡単な清掃
  • 陳列台の補充など
  • お客さまにメイク

残業

インタビュアー

残業はありましたか?

正社員は閉店後に販促会議があったり、クリスマス商戦時などは在庫管理に時間がかかったり残業はあります。

やりがいや厳しさについて

インタビュアー

やろうと思ったきっかけを教えてください。

もともとメイクに興味があって、化粧品メーカーのキャンペーン時にショッピングモールなどに臨時で開く期間限定ショップやイベントにアルバイトとして働いていました。

そこで本社の方に声をかけられ、面接を受けて正社員になりました。

デパートで午前中はわりとすいているので、この時間にケースのメイク用品を補充したり、早めにお昼をとるなどしています。

一番忙しいのは平日なら午後5時すぎ、あとはやはり土日の午後ですね。

悩んでいるお客さまにお声がけして、こちらでメイクをしてさしあげるとパッと笑顔になって「全然ちがう!やっぱりプロですね〜」と喜んでいただき、化粧品もご購入頂けると、とても嬉しいです。

インタビュアー

なるほど、逆に大変だなと思ったことについて教えていただけますか?

大変だなと思うのは、ただ販売するだけだったアルバイトと違い、本社の担当者と販売促進会議で議論したり、新色キャンペーンの説明会に行く、新しいメイクの研修など、業務終了後や通常ならお休みの日でも仕事が入ることです。

それと派遣さんをとりまとめ指導することも任されているのですが、女性ばかりの職場なので、人間関係とか気を遣います。

正社員に対しては、販売のノルマはあります。

販売実績だけでなく、お客さまへの声がけ回数や新規のお客さま獲得数なども目標は設定されていますが、達成できないからといってペナルティーがあるわけではありません。

ノルマというか、あくまで目標ですね。

セレクトショップで派遣社員として働くGさんの1日

Uさん(32歳・女性・派遣)セレクトショップ勤務

10:30
出社
朝礼・店内清掃
ディスプレイを整える
11:00
開店
接客
13:30 昼食(交代制)
14:30 接客
19:30 退社

主な仕事

  • 店内清掃
  • ディスプレイ
  • 接客
  • レジ

残業

インタビュアー

残業はありましたか?

基本的にはありませんが、全館セールの時などはお客さまも多いので多少は残業することがあります。

やりがいや厳しさについて

インタビュアー

今どんな状況か簡単に教えていただけますか?

派遣でアパレル販売員の仕事をするのは、これで5つめです。

最初は大手メーカーのショップ店員をしていましたが、正直あまり給料もよくないですし、将来は自分のショップを持つのが夢なので時給の高い派遣に変えて、今はがんがん働いています。

売れている店舗にはセレクトがうまい店長がいたり、販売員のモチベーションが高かったり、無駄な在庫がないなど働いているからこそわかることも多く、日々勉強になります。

インタビュアー

ありがとうございます!逆に大変だなとか思ったことってあったりしますか?

店を持つという夢があるので、大変だと思ったことはありません。まぁセールが3日くらい続くとかなりバテますけど。

洋服が入っている段ボールってかなり重いんですよ。

その段ボール運びをするので、腰を悪くするとか、あと段ボールで指がかさかさになってアカギレみたくなるんですよね。

最新のファッションスタイルで優雅に見えるかもしれませんが、体力勝負だなってよく思います。

派遣で比較的、時給も良いほうだとは思いますが、やはり店員は洋服をついつい購入してしまうんですよ。

ある種の経費とも言えますが、ファッションやお洋服が好きだから、我慢できないんですよね(笑)

もちろん、社内向け販売価格にはなっていますが、塵も積もれば山となる、で、毎月けっこうな金額が引かれます・・・。

個人経営アパレルショップでパートとして働くTさんの1日

Tさん(30歳・女性・パート)個人経営アパレルショップ勤務

10:50 出社・店舗前の掃除
11:00 開店・昼食は交代で
接客・裾上げ
16:00 退社
13:00
接客
お試しを希望するお客さまにメイクをする
19:00 退社

主な仕事

  • 接客
  • 裾上げ

    残業

    インタビュアー

    残業はありますか?

    残業は基本的にありません。

    やりがいや厳しさについて

    インタビュアー

    仕事などについて簡単に教えてください。

    服飾の専門学校を卒業しています。

    ナチュラル系の大人・子どもの服と雑貨も販売しているお店でパートをしています。オリジナルのリネンパンツが主流商品で、業務用ミシンが使えるので裾上げの仕事が多いですね。

    忙しいのはセール時、特に初日は子供服がとても売れる(母子のペアルックもあるので、それが売れる!)ので、時期によってもうひとりパートさんが臨時で入ります。

    インタビュアー

    なるほど、ありがとうございます。大変だなと思ったことはありましたか?

    一応、技術職ということで他のパートさんより少しだけ時給はいいですが、それでも安いですね。

    たぶんファミレスで働いたほうが時給高いと思う。

    でもナチュラル系のファッションが好きですし、店長さんも穏やかな人柄なので働きやすいので、お小遣い稼ぎだからいいかなっていう感じです。

    ただ、どうしても雑貨が売れ残りがちで、そうすると「ね、コレいいのにね〜、なんで売れないのかなー。あなた購入するなら半額でいいわよ? お友だちとか好きな人いない?」みたいに店長にゆるーくプッシュされるんで、まぁ時々、おつきあいで購入するのがちょい面倒かなっていうくらいです。

    コスメ・アパレルの販売・接客は未経験からでも目指せる?必要スキルは

    ここではコスメ・アパレルが未経験からでも目指せるかどうかについてお伝えしていきます。

    コスメ・アパレルの販売・接客は未経験でもなれる

    コスメ・アパレルの販売・接客は未経験でもなれます。

    美容関係やアパレルでもアウトドアやブランドによっては、研修を受けてから店頭に立つことがあります。

    いずれにしても未経験でもまったく問題ありません。

    必要なスキル

    コスメ・アパレルの販売・接客で必要なスキルは以下の通りです。

    必要なスキル
    • コミュニケーション力
    • 提案力
    • 包装などのスキル

    コミュニケーション力

    接客業ですから、まず重視されるのがコミュニケーション能力です。

    アパレルやコスメは必要に応じて買い物にくる人もいれば、そのブランドが大好きで来店する人もいます。

    タイミングよく声がけをし、おしゃべりが好きな相手には笑顔で応じ、好まないタイプとみたら様子見をしながらサイズを探そうとしている時にパッと声をかけるといった観察力も必要ですね。

    提案力

    コスメならカラーや肌質にあったものを提案する、アパレルショップならコーディネートの提案をすることがよくあります。

    臨機応変にお客の好みを素早く把握して、気に入ってもらえそうな提案ができるかどうかが大切です。

    包装などのスキル

    販売員として働きながら覚えられることですが、たとえばプレゼント用の包装を手早くきれいにできる人は重宝されます。

    POPや広告を上手に書ける、アパレルなら簡単な裾上げや直しができるといったスキルがあると、採用されやすいですね。

    コスメ・アパレルの販売・接客に向いている人

    コスメアパレルに向いている人についてお伝えします。

    コスメ・アパレルの販売・接客に向いている人は次のような特徴を持っています。

    向いている人
    • 人と接するのが好きな人
    • 人当たりの良い人
    • 観察力がある
    • コミュニケーションに長けている
    • ファッション・コスメが好きな人

    逆に、次のどれかに当てはまる人は、他の仕事を検討した方がいいかもしれません。

    向いていない人
    • ひとりでコツコツ仕事をしたい人
    • 人見知りなタイプ

    コスメやアパレルは、そのメーカーやブランドが好きな人こそ、接客に向いています。

    大好きな商品だからみんなに使ってもらいたいという気持ちが表れますよね。

    買い物をしていると、けっこう強く押してくるのに、なぜか嫌な感じがしない店員さんがいませんか?

    気分良く買い物できると、同じ店に通うこともあるでしょう。そんな風に人当たりの良いタイプはコスメやアパレルの販売に向いています。

    デスクワークが好きな人や、人と接するのが苦手なタイプは向いていません。

    実際に転職する場合に知っておくと良いこと

    最後にコスメ・アパレルの販売・接客として転職するときに、知っておきたいたことをまとめました。

    コスメ・アパレルの販売・接客が活躍できる会社とは

    有名な大手企業リスト
    • BEAMS
    • マツモトキヨシ
    • 三陽商会

    アパレルでは個人経営の店のほか、BEAMSのようなセレクトショップ、三陽商会のようにいくつものブランド展開をする商事会社などが有名です。

    コスメは資生堂やカネボウといった大手化粧品メーカーのほか、マツキヨのような大手ドラッグストアも化粧品販売員を募集しています。

    転職するなら

    全体に年収が高くないのがアパレル業界・コスメ業界です。

    その中で年収アップをめざすなら、エージェントを利用し、販売員の実績を活かして店長候補として転職する方法がおすすめです。

    また販売員からバイヤーへ、本部の企画戦略部へとキャリアチェンジを狙う場合も、実績をアピールして好条件の求人を紹介してくれるファッションやコスメに特化したエージェントを利用するといいでしょう。

    短時間や短期間でも働けるのがアパレルショップやコスメショップの販売員です。

    子育て中は求人サイトを利用しパートで働き、その後はエージェントを利用して正社員になるという方法もあります。