派遣では交通費が出ない場合が多い!
「ジョブセンス派遣」や「はたらこねっと」といった膨大な公開求人を抱える人材派遣会社の求人をみると、そのほとんどが交通費支給なしとなっています。
「アデコ」や「リクルートスタッフィング」、「スタッフサービス」といった非公開求人を多く抱える企業の求人も同様に、交通費支給なしが一般的です。
正社員では交通費が支給されることが普通なので、違和感を覚える方が多いかもしれません。しかし、派遣社員は交通費支給なしが普通なのです。
交通費が出ない理由
1.交通費を出す義務はない
「交通費が出るのは当たり前」と考えている人も多いかもしれません。
しかし、交通費は企業が任意で実施する法定外の福利厚生に該当します。寮、社宅と同じカテゴリにあるんですね。
登録者が雇用契約を結んでいる人材派遣会社が支給しないスタンスを貫くので、 交通費が支払われないことが多いのでしょう。
2.交通費を還元した時給になっている
派遣先企業としても、交通費の支給は利益率の低下となるので乗り気ではありません。もともと派遣先企業は人材派遣会社へ手数料も支払っています。
仮に時給が1000円であっても、実際には1800円程度支払っているといった風に、かなりの手数料がかかっています。
これ以上、利益を圧迫したくないというのが本音でしょう。
交通費が出る場合も?!
1.企業が交通費を支給
企業が交通費を支給する場合もあります。こういった求人を探すのも悪くないでしょう。
しかし注意したいのは、交通費が支給される分時給が低くなっているケースが多いことです。
また、交通費の支給には上限が課されている場合が多いです。必ずしも全額支給されるとは限らないので注意しましょう。
裏を返すと、派遣の求人は交通費支給はなくとも元から時給が高く設定されていることが分かります。そのため、一概に交通費が支給されるから良い、支給されないから悪い、と決めつけてしまうのも良くありません。
ご自身に都合が良い方を距離や運賃から導き出しましょう。
2.交渉によって交通費支給へ
少ないケースですが、交渉により交通費支給にできることがあります。
例えば、派遣会社の都合で希望の通勤距離を上回る会社へ派遣することになったときなどは、有利に交渉できるでしょう。
また、仕事ができ派遣先の方からも高い評価を得ていたりすると、やはり有利に交渉ができるようです。
肝心なのは、手取り金額を最も多くもらうこと!
交通費はとても気になる問題ではなりますが、本当に大切なのは『どうすれば手取り金額を多くできるか』ということです。
その手段は、けっして「交通費が出る派遣先に勤めること」ではありません。
派遣社員でより多くの収入を得るには、「より高い時給や条件で働ける仕事を紹介してもらうこと」が重要です。
えっ!同じ派遣先で働いてるのに時給が違うの?
これはよくある話ですが、同じ健康食品会社のコールセンターで働く派遣社員Aさん・Bさんで時給が100円以上違うケースがあります。
もちろん仕事内容やスキルにも全く違いはありません。違うのは登録している派遣会社です。
そう。同じ仕事でも、派遣会社が違うだけで時給が違うことはよくあることなのです。同じ仕事なのに時給が違うなんて、ちょっと納得いきませんよね。
でも高い時給で働く人に共通していることは、必ず複数の派遣会社に登録し、より良い条件を提示してくれる派遣会社経由で働いているということです。
つまり、複数の派遣会社に登録することにより、『選べる立場』になれるということです。
本当に「損をしたくない」「より高い収入を得たい」と思うなら、交通費に拘るのではなく、2つ以上の派遣会社へ登録するほうが賢明と言えるでしょう。

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