人材業界で躍進するHeaR。柔軟な働き方と「青春の大人」を増やすミッション

時代の流れに即した新しい制度を積極的に取り入れ、社員が生き生きと働く企業にインタビューするこの企画。今回は、2018年に創業したHR業界の注目企業・HeaR(ヒア)株式会社を取材しました。

HeaR株式会社とは

HeaR株式会社は、「青春の大人を増やす」ことをミッションとして掲げ、大人が生き生きと働ける社会の実現を目指して、HR領域で複数事業を展開しているスタートアップ企業です。

採用コンサルティングや採用代行といった企業の採用支援のほか、人材業界に特化したエージェント事業「HeaR Career」や採用分析ツール「HITOME」の展開も行っており、採用する企業側の目線だけでなく、企業で働く人材の視点も併せ持つ貴重な存在となっています。

会社名 HeaR株式会社
住所 東京都品川区東五反田2丁目9-5 サウスウィング東五反田5F
事業内容 ・採用コンサルティング・採用代行支援
・人材紹介支援
・採用分析ツール「HITOME」
設立 2018(平成30)年8月
公式ページ https://www.hear.co.jp/
働き方 ・ハイブリッドワーク(リモートワークとオフィスワークの組み合わせ)
・フレックス制(コアタイム設定はないが、朝会の参加は必須)
※状況次第では、フルフレックスに近い働き方も可能

HeaR株式会社の現在のメンバーは、代表の大上諒(おおうえりょう)さんを含めてフルタイム勤務が14名、業務委託の方が10名以上いらっしゃいます。お互いの信頼関係と性善説をベースにしたワーキングスタイルの自由さや、個々のメンバーの裁量の大きさが特徴です。

今回は、ご自身も子育て真っ最中のワーキングママであり、同社で人事リーダーとしてご活躍中の石川麻奈さんに、女性の活躍やリモートワークの活用などについて、お話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
HeaR株式会社の人事リーダー・石川さん

HeaR株式会社
人事リーダー

石川 麻奈さん

人材採用を支援して、120社以上の成長をお手伝い

HeaR株式会社のコーポレートミッション
▲HeaRさんでは、「青春の大人を増やす」というコーポレートミッションを掲げている(公式サイトから引用)

編集部

最初に、HeaRさんの事業や提供サービスの内容について、具体的に教えていただけますか。

石川さん

私どもは、採用コンサルティングをメイン事業とする会社です。おかげさまで、これまでに120社以上の採用活動をご支援させていただきました。

具体的には、採用戦略の立案や採用ブランディングのご支援を通じて、採用市場で選ばれる企業づくりと採用成功のお手伝いをしています。

編集部

着実に実績を積み重ねていらっしゃるのですね。ほかにも、採用支援関連の事業を手掛けられているのですよね。

石川さん

はい、RPO(Recruitment Process Outsourcing:採用代行サービス)も提供しており、母集団形成に向けた媒体運用やスカウト代行、エージェントコントロールなどを行っています。昨年からは、働く人と企業の直接的なマッチングを生み出すべく、人材業界に特化した転職エージェント事業を立ち上げました。

さらに、採用BIツール(※)である「HITOME」というプロダクトも2023年3月にリリースしています。これは、採用活動をデータ化し、可視化することによって、活動内容の改善につなげるというものです。
(※)BIツール:ビジネスインテリジェンスツール。データの分析や可視化により、データに基づいた意思決定を支援する。

現時点の事業ポートフォリオとしては、採用コンサルティング事業とエージェント事業に加えて、採用データ分析関連のプロダクト提供が入ってきた感じですね。

ミッションは「青春の大人=仕事に恋する大人」を増やすこと

編集部

御社の皆さんは、どのような想いを抱いて日々事業に取り組まれているのでしょうか。

石川さん

HeaRでは、「青春の大人を増やす」というミッションを掲げています。また、弊社では「青春の大人」を「仕事に恋する大人」と定義しました。

なぜこのようなミッションにしているかというと、「楽しんで働くひとが少ない」という日本の社会の課題を、HRビジネスを通して解決していきたいと思っているからです。

現在、日本で仕事に満足している方の割合はすごく低く、世界の中でも最下位という残念なデータもあるんです。本来は楽しいはずの華金(はなきん・金曜日の終業後)の飲み会の席で、会社や上長の愚痴が多く聞かれる残念な現状は容易に想像できるかと思います。

こういった場面が発生してしまうのも、仕事への満足度が低いことが大きな原因の一つではないでしょうか。

編集部

確かに、金曜日の夜にオフィス街近くの居酒屋などに足を運ぶと、そんな光景に頻繁に出会ってしまいます。

仕事を愛せる社員が増えれば、毎日を生き生きと働ける個人にとっても、結果的に生産性が高まる企業さまにとっても、メリットは非常に大きいですよね。HeaRさんは、採用活動に課題を持つ企業さまからも、キャリアに悩む求職者の方からも頼りにされる存在なのだと思います。

採用に関する「アタリマエ」を更新して合理的なアプローチを提供

編集部

HeaRさんの「青春の大人を増やす」というミッションは印象的ですが、どのようなアプローチで実現しようとされているのですか。

石川さん

採用活動や転職活動の現場で「アタリマエ」とされていることを更新することで、「青春の大人」を増やしていきたいと考えています。HeaRの事業ポートフォリオも、この考え方に沿ったものなんですよ。

まずは、採用する側である企業の「アタリマエ」があります。例えば、よい人材が採用できるか否かは「運」や「縁」である、という考え方です。

また、求職者側の「アタリマエ」も見逃せません。企業側と同じく、転職活動は「運」や「縁」だと考えていたり、「今の実力」だけで企業選びを行っていたりする方も多いです。

HeaR株式会社の「青春の大人」の増やし方の資料
▲「青春の大人を増やす」ためには、HR業界の「アタリマエ」を更新する必要がある(公式採用サイトから引用)

石川さん

採用や入社だけをゴールにしてしまうと、ミスマッチが生まれかねません。これでは仕事に恋する大人、つまり「青春の大人」は増えないと考えています。

HeaRは、再現性を大事にしたアプローチで採用・転職活動の「アタリマエ」を更新し、仲間を求める企業さまも、活躍できる新天地を探す方も満足できる出会いを創出していきます。

編集部

採用の現場における固定概念をアップデートして、企業や個人ごとにさまざまなアプローチをされているのですね。

石川さん

そのとおりです。恋の仕方は人それぞれで、情熱的な恋が好きな人もいれば、ほんわかと安心する恋を求めている人もいますよね。人生の時間の大半を占める仕事への恋の仕方も、人それぞれ違っていていいと私たちは考えているんです。

個人で成果を出すのが好きな人、仲間と共に新しいものを創り出すことに喜びを感じる人、人生のウェイトを仕事に置きたい人、そして生活の軸を家庭に置きたい人もいます。採用活動や転職においては、この感覚を軽視すると上手くいきません。

弊社のメンバーも、みんなさまざまな恋の仕方をしていますよ。

編集部

HeaRさんが掲げるミッション、「青春の大人を増やす」の意味がよく理解できました。「青春の大人」というフレーズは抽象的かつ詩的な表現にも聞こえやすいですが、御社の価値観やカルチャーがわかりやすく表現されているんですね。

子育て中の石川さんも「青春の大人」として活躍中

編集部

ちなみに、石川さんは今のご自身を見つめたときに、「青春の大人」になれていると感じていらっしゃいますか。

石川さん

これは私個人のお話ですが、まず自身にとっての青春とは何かを言い表すと、3つの単語に集約できると思っています。それは「仲間・挑戦・記憶」です。

信じられる「仲間」と共に何かに向かって進み、失敗しようが成功しようが「挑戦」し続けて、その過程も含めて「記憶」というかけがえのない財産になる、という感じでしょうか。学生時代の部活動をイメージしていただけると、分かりやすいかもしれませんね。

仲のよいメンバーと単にワイワイやるのではなく、悔しいことも嬉しいこともありながら、ひたむきに挑戦している瞬間そのものが毎回「青春」です。HeaRでは、日々いろいろな場面で「青春」を感じていますよ。

編集部

具体的に、どのような挑戦の場面で「青春」を感じられるのでしょうか。例をお聞かせいただけると嬉しいです。

石川さん

私は採用コンサルタントとしてHeaRに入社しましたが、1年前からは人事を兼務していました。現在は引き続き人事業務に携わりながら、エージェント事業の立ち上げを担っています。またプライベートでは、子育て真っ最中のママでもあるのですが、これもある意味では挑戦になるかもしれません。

特に人事としては、全社を巻き込んだイベントを企画することが多いです。イベントを開く際は、代表を含めたメンバー全員の時間を割いてもらうことになるため、「この時間をお金に換算すると、どれだけ大きな金額になるのか」と考えつつも、だからこそいいものを実現しようと奮闘するんですね。

それが当日盛り上がって、メンバーの笑顔が見えた瞬間には、「ああ、青春だな」と感じます。

また、ビジネスサイドでは、立ち上げ中のエージェント事業でも青春を感じる場面が多いです。新規事業ならではの、メンバーと何かのテーマで真剣にディスカッションしている瞬間や、挑戦が結果として数字で見えるようになった瞬間には、これもまた「青春」だなと思えていますね。

編集部

ありがとうございます。日々「青春」を感じながら、常にいろいろなことに真正面から取り組まれる石川さんの姿が目に浮かびます。

また、お話を聞いてみて、仲間と一緒にどんなことにも果敢に挑戦したい求職者の方にとって、HeaRさんは素敵な選択肢になると思いました。

信頼関係と性善説がベース!1日3時間まで中抜けもできる

HeaR株式会社の社内ミーティング風景
▲メンバー個々の事情に合わせて、働きやすいスタイルを選択できることが魅力のHeaRさん

編集部

石川さんは育児中と伺いましたが、どうしても避けられない時間の制約も出てくるかと思います。その辺りはどのように対応されているのかも含めて、HeaRさんの働き方について伺ってもよろしいでしょうか。

石川さん

HeaRには、メンバーの個々の事情を配慮した働き方の制度があります。

まず、勤務時間は9:00~18:00が原則です。ただし、1日3時間までの中抜けならば、有給休暇を取得する必要はありません。

また、勤務場所についても、原則は月・金曜日がオフィスワーク(出社)で、火~木曜日がリモート・オフィスワークを選択可能というハイブリッドな勤務形態です。

さらに、原則出社の月・金曜日についても、子どもの学校行事や通院などの事情があれば「特別にリモートワークに切り替えてもOK」という、柔軟性な仕事環境ですよ。

編集部

結果を残すためにどのようなアクションを起こすのかを、個々のメンバーがきちんと考えることや、その上で自身のワークライフバランスに落とし込めることも、ビジネスパーソンとして必要なスキルのひとつだと考えています。

HeaRさんは、働き方に対するメンバーの考えを尊重する価値観が根付いているのでしょうね。

学校行事や家族の付き添いにも気兼ねせずに対応できる

編集部

柔軟な環境の中でも、有休消化なしで日中3時間まで抜けられるというのは、育児中のメンバーにはとてもありがたいですよね。

石川さん

そうなんです。私の場合は、子どもが小学校に上がる時期に保護者会などが立て込み、日中にまとまった時間で離席しないといけない状況がしばしばありました。そんな時にも、中抜けした不足分を朝や夜で調整させてもらえるなど、柔軟に対応してくれる組織です。

先ほど触れていただいたように、信頼関係と性善説がカルチャーのベースにあるんですよね。

編集部

お互いが信頼できるメンバーだと認め合っているからこそ、個々の事情を最大限に汲み取って、柔軟な働き方ができる組織なのでしょう。とりわけ子育て中の社員には、HeaRさんは働きやすい環境のようですね。

石川さん

そうですね。もちろん、そういった働き方ができるのは育児中のメンバーだけではありません。独身者を含む全てのメンバーがフレキシブルに働けます。

例えば通院や役所での手続き、ご家族の付き添いなど、平日の昼間の用事もありますよね。会社の雰囲気としても「必要ならどうぞどうぞ」という感じですから、気兼ねなく対応できます。

30歳前後のメンバーが中心。育児中の社員も多数

編集部

メンバーの皆さんは、どのような方が多いのかを教えていただけますか。スタートアップ企業の場合、未婚の若手が多いイメージもありますが、実際はいかがでしょうか。

石川さん

HeaRは、現在(2023年3月時点)フルタイム勤務が代表の大上を含めて14人の組織で、30歳前後のメンバーが大半です。平均年齢は29歳で、上が34歳、下が27歳ですね。

ベンチャー企業にしては既婚者の割合も多く、おおよそ3分の1が既婚者です。エネルギッシュに働きつつも、比較的大人の雰囲気が漂う組織ではないかと思います。私を含め、育児中の社員もいます。

編集部

HeaRさんは、既婚者や子育て中の方が働きやすい雰囲気があるのですね。

働く場所でコミュニケーションギャップを生まない工夫も

HeaR株式会社のランチ風景
▲メンバー同士が集って、しばしばランチを楽しんでいるそうです

編集部

リモートと出社を選択できるハイブリッドワークを導入しているHeaRさんですが、コミュニケーションにおいて工夫されていることはありますか?

石川さん

対面での交流が減ることによるコミュニケーションギャップを生まないよう、特に次の3つは工夫しています。

まず一つ目は、仕事のやり取りをするSlack(チャットツール)において、ポジションや職制に関係なく、常にフラットな感じでやり取りできる雰囲気作りをしていることです。

例えば、チャットに対して「!」「笑」などのリアクションをしたり、スタンプを押したりすることは文化として広く浸透しているので、誰でも気兼ねなく発信しやすいかと思います。

二つ目として、Slackの「ハドルミーティング機能」の活用があります。これは、ワークスペースのメンバー同士が気軽に会話できる機能です。PCやスマートフォンからメンバー同士がいつでも自由に会話できるので、リモートワークのときでも不明点や問題が生じたら、すぐに相談して解消できる環境になっています。

三つ目は、毎日全員参加で朝会と終礼を実施していることです。リモートワークであれ、オフィスワークであれ、毎朝・毎晩に原則全メンバーで顔を合わせる時間を設けています。

そうすることで組織の一体感を保てていますし、リモートワーク特有の孤独感を軽減するためにも、有効な時間だと感じています。

記念日に休める「愛休暇」など独自の福利厚生制度あり

HeaR株式会社のオリジナル休暇制度
▲HeaRさんは、オリジナルの休暇制度が充実していることも特徴(公式採用サイトから引用)

編集部

HeaRさんの福利厚生制度について伺ってもよろしいでしょうか。

石川さん

よくあるものから独自のものまで、さまざまな制度を設けています。まず「ウェルカム休暇」という独自の休暇がありますね。これは、入社と同時に5日間の有給休暇を付与するものです。

通常、入社以降の半年間は有給休暇が与えられないことが多いですが、体調不良や学校行事などで休みが必要になることもありますよね。そういったケースを想定して、入社と同時に「必要ならば休む」という選択肢を持ってもらうようにしています。

編集部

かなりありがたいですね。転職したばかりだと公私ともに慌ただしくなりがちなので、入社と同時に有給休暇を付与してもらえることで、安心される方が多いかと思います。

石川さん

他にも、独自の休暇で「愛休暇」というのもあります。これは1年に1日取得できる有給休暇で、自身や大切な人に愛を届けるために使ってもらうお休みなんです。メンバー自身やご家族の誕生日などのタイミングで取得するメンバーが多いですね。

さらに、「結婚休暇」も最近できました。結婚すると新婚旅行や転居、役所関係の手続きなど、いろいろなことが立て込みがちです。そこで入籍時にお祝いの気持ちを込めて、3日間の有給休暇を付与する制度を作りました。

編集部

とても助かる制度ばかりですね。メンバーのプライベートにも理解を示し、寄り添ってくれるHeaRさんの温かい社風を感じるお話です。

さまざまな個性が集う!副業も可能で、基本的には申請も不要

編集部

昨今話題になることが増えてきた副業については、御社としてはどのようなスタンスなのでしょうか。

石川さん

基本的にには、「メンバーの副業は業務に支障が出なければ問題ない」という考え方です。個別の申請も必要ありません。弊社の事業と競合しそうな場合のみ、あらかじめ相談してもらっています。

社内には週末に個人でキャリアコーチングをしているメンバーや、長年のテニス経験を活かしてコーチをしているメンバーもいますよ。

編集部

個性豊かなメンバーがいて、面白いですね。副業の申請が原則必要ないという点も、性善説の価値観をベースに、メンバーの皆さんがお互いを信頼し合っていることが感じられました。

オン・オフをしっかり切り替え。社内イベントも盛り上がる

編集部

「青春の大人」が集まるHeaRさんですが、メンバーの皆さんで盛り上がることも多いのでしょうか。社内の雰囲気やカルチャーについてお話しいただけますか。

石川さん

私たちは、オン・オフをしっかりと切り替えながらも、メンバーみんなで盛り上がれる組織だと思います。ベンチャー企業でよくイメージされるような極端に若い雰囲気とは異なりますが、皆で団結して仲がよい空気がありますね。

オフの時にも、メンバーでゲームをしたりフェスに行ったりすることもあり、プライベートの時間も和気あいあいとした雰囲気です。組織としても、飲み会を含むイベント事は好きな文化だと思います。

ちなみに、2022年11月には、全メンバー参加で運動会をやったんですよ。代表の大上も張り切っていて、率先して参加していました。

HeaR株式会社が2022年11月に開催した社内運動会の参加メンバー
▲2022年11月に開催された社内運動会の一コマ。負けず嫌いのメンバーが多く、真剣勝負で大いに盛り上がるのだそう

編集部

公私ともに団結していて、仲がよい感じの組織ですね。確かに、学生時代の部活や体育会を連想しました。

石川さん

運動会は「午前中は業務をきっちりこなして、午後からは会場を借りて運動会で汗を流す」という段取りで実施しました。こういうところにも、メリハリをシッカリつける組織文化が表れているかと思います。

また、次のイベントとしては、HeaRの期末である3月末日に、丸1日かけて納会をやる予定なんですよ。

編集部

期末の納会は、皆さんでどんなことをされるのですか。

石川さん

運動会と同様に、午前と午後でメリハリのある1日にする予定です。

午前は、代表の話や、来期の事業戦略・計画をメンバーで共有することが中心になりますね。午後は盛り上がるゲームやサプライズを計画しているので、レクリエーションのような雰囲気になるかと思います。

編集部

HeaRさんらしい、温かみある雰囲気の納会になりそうですね。ここまでお話を伺ってきて、代表の大上さんとメンバーの皆さんの心理的な距離が近いことも、御社で働く魅力ではないかと思えてきました。

重視するのは「青春の大人を増やす」ミッションへの共感

HeaR株式会社の代表・大上さん(手前)とセールスリーダー・篠村さん(奥)
▲HeaR代表の大上さん(手前)とセールスリーダーの篠村さん(奥)。オフィス前の広場では、時々1on1ミーティングが開かれているとのこと

編集部

採用候補者の選考で最も重視されるポイントは、やはりミッションへの共感になるでしょうか。

石川さん

はい、HeaRが選考で重視するのは、まずは「ミッション」、続いて「カルチャー」、最後に「スキル」の順です。「青春の大人を増やす」というミッションに共感して、仲間とともに青春の大人を増やしていきたいと考えていることが前提ですので。

また、ミッションを実現するに当たり、私たちは「愛」と「共創」の精神を大切にしています。メンバー個々の自律や裁量は尊重されますが、自身の立場からのみではなく、組織全体の視点でも思考して行動できる方が、カルチャーフィットする環境です。

編集部

選考に際しては、ミッションへの共感とカルチャーフィットを重視されているのですね。

スキルは後から身に付けられる反面、人間性や価値観は、それぞれが持って生まれたものや過ごしてきた環境によって大きく左右されると思います。会社と個人が「お互いにマッチしている」と感じられることも大切なのでしょうね。

責任が重い分やりがいもある仕事。仕事に本気で取り組む人を歓迎

HeaR株式会社の人事担当マネージャ・石川さん
▲取材に対応いただいた石川さん。ご自身も「青春の大人」として、充実した日々を送っている

編集部

最後に、この記事をご覧になってHeaRさんに興味を持っていただいた方に向けて、メッセージをお願いいたします。

石川さん

私たちHeaRは、代表を含めても14人のベンチャー企業であり、組織としてはまだまだ発展途上です。未熟な部分も多くありますが、その分働き方の自由度が高く、個人の裁量もかなり大きいです。

特にメイン事業の採用コンサルティングでは、企業の経営層の方や部門責任者の方と一緒にお仕事させていただくケースが多いです。採用活動は企業の成長にダイレクトに影響する上に、我々に投資していただいた分の結果は残さねばなりません。ただ、責任が重い分やりがいもある仕事だと、誇りに思っています。

また、オフをしっかりと楽しみながらも、仕事に本気で向き合う精神がとても強い組織だと思います。ミッションである「青春の大人」として仕事に恋ができる方、そして「青春の大人」を世の中に増やしたい方にジョインしていただけると嬉しいですね。

編集部

今回のインタビューで、自律して動くことができる方や会社と一緒に成長したい方が、HeaRさんのカルチャーにマッチして合っていると感じました。「青春の大人」を世の中に増やしたいという想いに共感する方は、ぜひ応募されてはいかがでしょうか。

本日はいろいろなお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございました。

■取材協力
HeaR株式会社:https://www.hear.co.jp/
採用ページ:https://hear-jobs.com/